JPH0767093A - ワイヤレス通信機能付き制御装置及びtv会議装置 - Google Patents

ワイヤレス通信機能付き制御装置及びtv会議装置

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JPH0767093A
JPH0767093A JP5214378A JP21437893A JPH0767093A JP H0767093 A JPH0767093 A JP H0767093A JP 5214378 A JP5214378 A JP 5214378A JP 21437893 A JP21437893 A JP 21437893A JP H0767093 A JPH0767093 A JP H0767093A
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JP
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signal
video
wireless
control device
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JP5214378A
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Tomishige Taguchi
富茂 田口
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周辺装置と端末本体間をワイヤレス化し、各
種周辺装置を本体の操作パネルから集中操作できるよう
にする。 【構成】 透明ディジタイザ12及び液晶表示パネル1
4を一体化した制御タブレット10と、端末本体とを光
通信で接続する。制御タブレット10側の光通信装置3
0には、書画カメラ22及びマイク20も接続し、光通
信装置30の送信部32は、映像、音声及びデータを周
波数多重して端末本体に無線送信する。光通信装置30
の受信部34は、端末本体からの映像、音声及びデータ
の周波数多重無線信号を受信する。受信部34はまた、
TV制御用リモコン26の光リモコン信号を受信し、制
御タブレット10は、その光リモコン信号に応じた制御
コマンドを送信部32に端末本体に向けて送信させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤレス通信機能付
き制御装置に関し、特に、テレビ会議システムの会議出
席者の手許にあるディジタイザ・タブレットやマイクと
テレビ会議システムの本体との間の情報伝達を赤外光な
どの光信号で行なうワイヤレス通信機能付き制御装置に
関する。
【0002】本発明はまた、端末制御装置と端末装置本
体との間を無線接続したTV会議装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、テレビ会議システムでは、周辺の
マイクロフォン、操作パネル及び書画カメラ等と、本体
(画像符号化復号化回路、音声符号化復号化回路及び通
信制御回路など)とは1対1でケーブルにより接続され
ていた。
【0004】また、図11に示すように、操作者の手許
の装置と本体とを無線通信又は光通信により結合し、ワ
イヤレス化を図ったものも知られている。しかし、テレ
ビ会議システムでは、市販のTVモニタ、ビデオ・カメ
ラ及びビデオテープ・レコーダ(VTR)などを組み合
わせて使用する場合が多く、それらを会議中に操作する
のにそれら専用のワイヤレス・リモコンを使ったり、そ
れらの装置の操作パネルのキーを操作したりしていた。
【0005】即ち、従来例では、テレビ会議システム本
体とその周辺装置を、個別の操作装置で操作していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のテレビ会議シス
テムでは、ディジタイザ・タブレットやマイクはケーブ
ルを介してシステム本体に接続されているので、本体か
らの配線がテレビ会議室内を縦横に走ることになり、目
障りであるだけでなく、各装置の配置を変更したりする
ときには結線が面倒で、ケーブルの長さで配置が制約さ
れることがあった。
【0007】また、本体装置だけでなく、周辺装置、例
えば、モニタやビデオ・カメラの制御などは、本体の制
御パネルとは別のモニタ用光リモコンやビデオ・カメラ
用光リモコンを使用するというように、各周辺装置に付
属する制御装置又は操作装置が必要であり、操作者は、
必要な都度、各種の制御装置を操作する必要があり、操
作性を悪くする一因になっていた。
【0008】本発明は、このような不都合を解消するワ
イヤレス通信機能付き制御装置及びTV会議装置を提示
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るワイヤレス
通信機能付き制御装置は、画像情報、音声情報及びディ
ジタル・データのうち、少なくとも1つ以上を変調して
無線送信する送信手段と、当該無線送信手段により送信
された信号を受信し、電気信号に変換する変換手段と、
当該変換手段の出力電気信号を復調する復調手段と、当
該送信手段の変調方式とは異なる無線変調方式による1
以上の無線通信制御装置の無線変調信号を受信し、当該
変換手段の出力電気信号を記憶する記憶手段と、当該受
信情報と本制御装置の動作選択手段とを対応付ける対応
付け手段とを有し、当該選択手段に呼応して当該受信情
報を読み出し、前記変調された送信情報と多重し、無線
信号に変換して送信することを特徴とする。
【0010】本発明に係るワイヤレス通信機能付き制御
装置はまた、画像情報、音声情報及びディジタル・デー
タのうち、少なくとも1つ以上を変調する第1の変調手
段と、第1の変調手段による変調信号を無線信号に変換
して送信する送信手段と、画像情報、音声情報及びディ
ジタル・データのうち、少なくとも1つ以上の無線信号
に変換された信号を受信し、電気信号に変換する電気信
号変換手段と、当該電気信号変換手段の出力電気信号を
復調する第1の復調手段と、当該受信無線信号とは方式
の異なる無線変調方式による1以上の無線通信制御装置
の無線変調信号を受信し、当該電気信号変換手段の出力
電気信号を復調する第2の復調手段と、当該第2の復調
手段による受信情報を記憶する記憶手段と、当該受信情
報と本制御装置の動作選択手段とを対応付ける対応付け
手段と当該選択手段に呼応して当該受信情報を読みだし
変調する変調手段とを有し、前記第1の変調手段により
変調された送信情報と多重し、無線信号に変換して送信
することを特徴とする。
【0011】本発明に係るTV会議装置は、光通信方式
により音声信号及びディジタル・データを双方向で通信
し、映像信号は半二重で通信する、端末制御装置及び端
末装置からなるTV会議装置であって、TV会議装置の
光送受信装置は、前記制御装置からのディジタル・デー
タ内の映像通信方向切り換え命令によりその映像通信方
向を切り換えることを特徴とする。
【0012】
【作用】上記手段により、ケーブルを使用せずに、音
声、映像及びデータをテレビ会議コーデック部と出席者
が操作する周辺装置等との間で送受信できる。これによ
り、会議参加者の人数の増減で机などのレイアウトが変
更になっても、容易に対応できる。
【0013】また、上記手段により、TV会議システム
で使用されている市販のTVモニタやVTRの動作を、
液晶/ディジタイザを組み合わせた制御タブレットから
一括して制御操作することができ、使い勝手が格段に向
上する。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例の操作パネル側
の構成ブロック図を示し、図2はその本体側の構成ブロ
ック図を示し、図3は、本実施例の接続状態の外観図を
示す。
【0016】10はTV会議の動作を遠隔制御する制御
タブレットであり、透明ディジタイザ12、液晶表示パ
ネル14、液晶/ディジタイザ・コントローラ16、及
び指示ペン18からなる。20はマイク、22は書画カ
メラ、24は音声出力するイヤホーンである。26はT
Vモニタ制御用光リモコン、28はVTR制御用光リモ
コンである(図3参照)。
【0017】30は、光通信装置全体であり、図6の周
波数タイプAを使用する。32はディジタイザ側光通信
装置30の送信部、34はディジタイザ側光通信装置3
0の受信部である。40は透明ディジタイザから出力さ
れるディジタイザの表示モード信号及びポインティング
位置信号が入力するデータ入力端子、42はマイク20
から出力される音声信号の入力する音声入力端子、44
は書画カメラ22からの映像信号入力端子、46は液晶
/ディジタイザ・コントローラ16に記憶されたTVモ
ニタ制御用光リモコン26やVTR制御用光リモコン2
8の制御コードを読み出すリモコン信号入力端子であ
る。
【0018】48はデータ入力端子40に入力されたデ
ィジタイザ情報を変調するデータ変調回路、50は会議
出席者の発言情報である音声信号を変調する音声信号変
調回路、52は液晶/ディジタイザ・コントローラ16
内に記憶された各種光制御リモコンのコードを読み出
し、それぞれの制御リモコン光変調波に変調するリモコ
ン信号変調回路であり、リモコン信号を送信する時にの
み制御信号#1により起動される。54は書画カメラ2
2からのビデオ信号を送信用に変調する映像信号変調回
路であり、送信するときのみ液晶/ディジタイザ・コン
トローラ16からの制御信号#2により起動される。
【0019】56はデータ変調回路48の出力信号と音
声信号変調回路50、リモコン信号変調回路52、映像
信号変調回路54の出力信号を予め定められた比で周波
数多重する信号多重回路である。58は信号多重回路5
6の出力信号を増幅して、LED60を駆動するLED
ドライバ回路である。
【0020】62はテレビ会議システム本体に設置され
ているテレビ会議システム本体側光通信装置100の送
信部110(図2)からの光信号並びに、TV制御用光
リモコン26及びVTR制御用光リモコン28(図3)
からの光信号を受信するフォトディテクタ、64はフォ
トディテクタ62からの信号を検出する信号検出回路、
66は、信号検出回路64の出力信号から周波数多重さ
れた映像信号、音声信号、データ信号及び光リモコン信
号をそれぞれ周波数分離する信号分離回路である。
【0021】68は信号分離回路66から出力された変
調映像信号を復調する映像信号復調回路、70は信号分
離回路66から出力された変調音声信号を復調する音声
信号復調回路、72は信号分離回路66から出力された
変調データ信号を復調するデータ信号復調回路、74は
信号分離回路66からの光リモコン変調信号を復調する
リモコン信号復調回路である。
【0022】76は、映像信号復調回路68で復調され
た映像信号を液晶表示パネル14に表示するインピーダ
ンスに整合するビデオ・アンプ、78は音声信号復調回
路70から出力される復調音声信号に従い、イヤホーン
などの電気信号を音響信号に変換する変換素子を駆動す
るイヤホーン・スピーカ・ドライバ、80はデータ復調
回路72の出力データ信号を出力フォーマットに合致し
た信号に変換するインターフェース回路、82は、リモ
コン信号復調回路74の出力信号を所定フォーマットに
合致した信号に変換するインターフェース回路である。
【0023】84はビデオ・アンプ76の出力信号を出
力する映像信号出力端子、86はイヤホーン・スピーカ
・ドライバ78の信号を出力する音声信号出力端子、8
8はインターフェース回路80の出力信号を液晶/ディ
ジタイザ・コントローラ16に出力するデータ信号出力
端子、90はインターフェース回路82の出力信号を液
晶/ディジタイザ・コントローラ16に出力するデータ
信号出力端子である。
【0024】図2を説明する。100は光通信装置全体
であり、図6の周波数タイプBを使用する。102はテ
レビ会議装置の本体であるTV会議コーデック部、10
4はモニタ、106はテレビ会議参加者を撮影するビデ
オ・カメラである。
【0025】光通信装置100で、110は、テレビ会
議システム本体側の光通信装置の送信部、112はテレ
ビ会議システム本体側の光通信装置の受信部である。
【0026】送信部110で、120はテレビ会議シス
テムから出力され液晶表示パネル14に表示される映像
信号が入力する映像信号入力端子、122はテレビ会議
システムから出力されイヤホーン24に出力される音声
信号が入力する音声信号入力端子、124はテレビ会議
システムから出力され液晶/ディジタイザ・コントロー
ラ16に入力されるデータ信号が入力するデータ信号入
力端子、126は制御信号#3の入力端子である。
【0027】128は液晶表示パネル14に表示する画
像信号を変調する映像信号変調回路であり、その起動
は、テレビ会議コーデック部102内の制御CPU17
0により制御され、制御信号#3により光通信装置30
内の映像信号変調回路54とは背反して起動される。1
30は音声入力端子122から入力された音声信号を変
調する音声信号変調回路、132はデータ信号入力端子
124から入力されたデータ信号を変調するデータ信号
変調回路である。
【0028】134は映像信号変調回路128の出力信
号、音声信号変調回路130の出力信号及びデータ信号
変調回路132の出力信号を予め定められた比で周波数
多重する信号多重回路、136は信号多重回路134の
出力信号を増幅してLED138を駆動するLEDドラ
イバ回路である。
【0029】140は制御タブレット10に接続された
光送信装置32からの光信号を受信するフォトディテク
タ、142はフォトディテクタ140からの光信号を受
信する信号検出回路、144は信号検出回路142の出
力信号から、周波数多重された信号を分離する信号分離
回路である。
【0030】146は信号分離回路144から出力され
た変調データ信号を復調するデータ信号復調回路、14
8は信号分離回路144から出力された変調音声信号を
復調する音声信号復調回路、150は信号分離回路14
4から出力された変調映像信号を復調する映像信号復調
回路である。
【0031】152はデータ信号復調回路146で復調
されたデータ信号をTV会議コーデック部102に転送
するためのインターフェース回路、154は、音声信号
復調回路148の復調音声信号を増幅する音声出力回
路、156は映像信号復調回路150の出力を増幅する
ビデオ・アンプ、158はインターフェース回路152
の出力の外部出力端子、160は音声出力回路154の
出力の外部出力端子、162はビデオ・アンプ156の
出力の外部出力端子である。
【0032】会議コーデック部102において、170
は会議コーデック部102の全体を制御する制御CP
U、172はG.721に準拠する音声デコーダ、17
4はH.261及びJPEG方式に準拠する映像デコー
ダ、176はG.721に準拠する音声エンコーダ、1
78は光通信装置100の受信部112からの映像信号
と、ビデオ・カメラ106からの映像信号を選択するス
イッチ、180はH.261及びJPEG方式に準拠す
る映像エンコーダ、182は通信回線からのデータを音
声に関するものと映像に関するものに分離する分離回
路、184は音声エンコーダ176及び映像エンコーダ
180の出力を多重化する多重化回路である。
【0033】186は通信回線を介してデー伝送のプロ
トコルを制御するプロトコル制御回路、188は、指定
の文字の画像信号を生成する文字表示回路、190は、
映像デコーダ174の出力に文字表示回路188の出力
を重畳する加算器、192は通信回線と接続する回線接
続端子、194はビデオ・カメラ106を接続するビデ
オ入力端子、196はスイッチ178の選択した映像信
号を外部に出力する自局画像出力端子である。
【0034】TVモニタ104において、104aは相
手局人物画面、104bは自局カメラ撮影画面、104
cは光リモコン受光部、104dは第1のビデオ入力端
子、104eは第2のビデオ入力端子である。ビデオ入
力端子104dには自局画像出力端子196の映像信号
が印加され、ビデオ入力端子104eには加算器190
の出力が印加される。光リモコン受光部104cには、
光通信装置30の送信部32のLED60の出力光が入
射する。
【0035】次に、図8及び図9に示すフローチャート
を参照して、本実施例の動作を説明する。
【0036】先ず、テレビ会議コーデック部102、光
通信装置30,100及び制御タブレット10に電源を
投入する(ステップS1)。制御タブレット10に図5
に示すような操作画面が現われる(ステップS2)。但
し、この操作画面は、TV用リモコン操作メニューは既
にセットされている場合に表示されるが、セットされて
いない場合には表示されない。
【0037】図5の機能登録ボタン205を指示ペン1
8で指定する(ステップS3)。TVリモコン・コード
登録モードになり、図4に示すように”TVリモコン・
コード登録モード”が表示される(ステップS4)。登
録したいTV制御用リモコン26の各操作キーに対応す
るメニュー画面を指示ペン18により選択する。
【0038】TV用光リモコン登録モード画面(図4)
が液晶表示パネル14に表示される(ステップS5)。
次にVTR用リモコン・コードを登録する場合、TV用
光リモコン登録モードの表示203の上を指示ペン18
で指示すると、VTRリモコン登録モードになる(ステ
ップS6)。VTR制御用光リモコン28の対応するボ
タンを押す(ステップS8)。
【0039】TV用リモコン・コード登録の場合、TV
制御用リモコン26の対応するボタンを押す(ステップ
S7)。フォトディテクタ62は、図7に示すフォーマ
ットの光リモコン信号を受信し、電気信号に変換する。
フォトディテクタ62の出力は、フィルタなどにより信
号分離され、復調回路74により復調されて、液晶/デ
ィジタイザ・コントローラ16内の記憶回路(図示せ
ず)に記憶される(ステップS9)。光リモコン・コマ
ンド機能設定がまだ残っている場合、ステップS6に戻
って繰り返す。
【0040】光リモコン機能設定が終わりの場合、記憶
ボタン212をディジタイザ上で指示し、液晶/ディジ
タイザ・コントローラ16内の不揮発性メモリにステッ
プS9で記憶された内容を記憶し直す(ステップS1
1)。操作メニュー・ボタン212をディジタイザ上で
指示すると(ステップS12)、図5に示すように、T
Vリモコン操作メニュー登録画面207が今までのカメ
ラ制御などのアイコン表示に加えて表示される(ステッ
プS13)。
【0041】次に、操作メニュー・モード時の液晶表示
パネル14上に図5に示すように表示されたTV用リモ
コン操作メニュー登録画面207内のアイコンを指示ペ
ン18により指示された場合(ステップS14)、対応
するTVリモコンの記憶コードを液晶/ディジタイザ・
コントローラ16内の不揮発性メモリ(記憶部)から読
み出し(ステップS15)、制御信号#1により起動さ
れたリモコン信号変調回路52により図7に示す変調信
号に変換される(ステップS16)。
【0042】映像信号の変調回路54は、書画カメラ2
2の映像信号を通信相手に送る場合、制御信号#2によ
り起動される。これと前後して又は同時に、光通信装置
100側の映像信号変調回路128を休止させるコマン
ドがデータ信号変調回路48から光通信装置100に送
信される(ステップS19)。書画カメラ22の映像を
送信しない場合、映像信号変調回路54は停止している
(ステップS18)。
【0043】音声信号変調回路50及びデータ信号変調
回路48はそれぞれ、マイク20及び液晶/ディジタイ
ザ・コントローラ16からの信号を変調し、その出力
は、信号多重回路により図6に示す周波数アロケーショ
ンでLED60から出力され(ステップS21)、テレ
ビ会議システム本体側入力部に送られる。
【0044】テレビ会議コーデック部102に接続され
た光通信装置100では、フォトディテクタ140が、
送られた光信号を受信し、その出力は信号検出回路14
2で増幅及び波形整形され、信号分離回路144により
分離されて、それぞれ、データ信号復調回路146、音
声信号復調回路148及び映像信号復調回路150に印
加される。
【0045】一方、光通信装置30からの信号は、TV
モニタ104の光リモコン受光部104cにも供給さ
れ、図7に示す変調波形が受信される。これにより、T
Vモニタ104の各種機能を、制御タブレット10の指
示ペン18で行なえる。
【0046】ディジタイザから出力する信号の周波数を
互いに変えたり、データ信号であれば時分割してTV会
議コーデック部102に送ったりすることにより、それ
ぞれのケーブルをつなぐことなく簡単にディジタイザを
用いてテレビ会議を行なうことができる。また、図10
に示すように、TVモニタやVTRなどの光リモコン用
にLED60とは別のLEDドライバ回路59及びLE
D61を使用することにより、図7に示すように各信号
が周波数軸上で分離されるようにしても、同様の効果を
得ることができる。
【0047】本実施例では、リモコン信号をフォトディ
テクタで受信し、液晶/ディジタイザ・コントローラ内
にリモコン信号形態を記憶するとしたが、既に、リモコ
ン・フォーマットや周波数などが知られている場合、制
御タブレット10のディジタル・インターフェースを介
してパーソナル・コンピュータ等からの指定でリモコン
・モードを記憶部に記憶させても、同様の効果を期待で
きる。
【0048】本実施例では、無線信号として光信号を使
用したが、ラジオ波やレーザ光を使用しても、同様の効
果を得ることができる。更に、本発明ではFM変調方式
を使用したが、他の変調方式を使用できる。ディジタル
方式でも、時分割多重方式で送信データに機器コードを
付加することで対応できる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明により容易に理解できるよう
に、本発明によれば、ケーブルを使用せずに、音声、映
像及びデータをテレビ会議コーデック部と出席者が操作
する周辺装置等との間で送受信できる。従って、出席者
の人数の増減で机などのレイアウトが変更になっても、
容易に対応できる。また、TV会議システムで使用され
ている市販のTVモニタやVTRの動作を、液晶/ディ
ジタイザを組み合わせた制御タブレットから一括して制
御操作することができ、使い勝手が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の操作パネル側の構成ブロ
ック図である。
【図2】 本実施例の本体側の構成ブロック図である。
【図3】 本実施例の接続状態の外観図である。
【図4】 TVリモコン信号登録時の液晶パネル表示
と、対応するTV用光リモコンのスイッチ例である。
【図5】 TVリモコン操作の登録状態例と操作メニュ
ーである。
【図6】 本実施例の周波数アロケーションである。
【図7】 TVリモコン送信波形である。
【図8】 本実施例の動作フローチャートの一部であ
る。
【図9】 本実施例の動作フローチャートの残りであ
る。
【図10】 操作パネル側の別の例の構成ブロック図で
ある。
【図11】 従来装置の接続状態の外観図である。
【符号の説明】
10:制御タブレット 12:透明ディジタイザ 14:液晶表示パネル 16:液晶/ディジタイザ・コントローラ 18:指示ペン 20:マイク 22:書画カメラ 24:イヤホーン 26:TVモニタ制御用光リモコン 28:VTR制御用光リモコン 30:光通信装置 32:ディジタイザ側光通信装置30の送信部 34:ディジタイザ側光通信装置30の受信部 40:データ入力端子 42:音声入力端子 44:映像信号入力端子 46:リモコン信号入力端子 48:データ変調回路 50:音声信号変調回路 52:リモコン信号変調回路 54:映像信号変調回路 56:信号多重回路 58,59:LEDドライバ回路 60,61:LED 62:フォトディテクタ 64:信号検出回路 66:信号分離回路 68:映像信号復調回路 70:音声信号復調回路 72:データ信号復調回路 74:リモコン信号復調回路 76:ビデオ・アンプ 78:イヤホーン・スピーカ・ドライバ 80,82:インターフェース回路 84:映像信号出力端子 86:音声信号出力端子 88:データ信号出力端子 100:光通信装置 102:テレビ会議コーデック部 104:TVモニタ 104a:相手局人物画面 104b:自局カメラ撮影画面 104c:光リモコン受光部 104d:ビデオ入力端子 104e:ビデオ入力端子 106:ビデオ・カメラ 110:光通信装置100の送信部 112:光通信装置100の受信部 120:映像信号入力端子 122:音声信号入力端子 124:データ信号入力端子 126:制御信号#3入力端子 128:映像信号変調回路 130:音声信号変調回路 132:データ信号変調回路 134:信号多重回路 136:LEDドライバ回路 138:LED 140:フォトディテクタ 142:信号検出回路 144:信号分離回路 146:データ信号復調回路 148:音声信号復調回路 150:映像信号復調回路 152:インターフェース回路 154:音声出力回路 156:ビデオ・アンプ 158:データ信号出力端子 160:音声信号出力端子 162:映像信号出力端子 170:制御CPU 172:音声デコーダ 174:映像デコーダ 176:音声エンコーダ 178:スイッチ 180:映像エンコーダ 182:分離回路 184:多重化回路 186:プロトコル制御回路 188:文字表示回路 190:加算器 192:回線接続端子 194:ビデオ入力端子 196:自局画像出力端子

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報、音声情報及びディジタル・デ
    ータのうち、少なくとも1つ以上を変調して無線送信す
    る送信手段と、当該無線送信手段により送信された信号
    を受信し、電気信号に変換する変換手段と、当該変換手
    段の出力電気信号を復調する復調手段と、当該送信手段
    の変調方式とは異なる無線変調方式による1以上の無線
    通信制御装置の無線変調信号を受信し、当該変換手段の
    出力電気信号を記憶する記憶手段と、当該受信情報と本
    制御装置の動作選択手段とを対応付ける対応付け手段と
    を有し、当該選択手段に呼応して当該受信情報を読み出
    し、前記変調された送信情報と多重し、無線信号に変換
    して送信することを特徴とするワイヤレス通信機能付き
    制御装置。
  2. 【請求項2】 無線信号が光信号である請求項1に記載
    のワイヤレス通信機能付き制御装置。
  3. 【請求項3】 異なる帯域の光変調方式の光通信装置
    は、テレビ及びビデオ・テープ・レコーダ等で使用され
    る赤外線リモコン装置である請求項2に記載のワイヤレ
    ス通信機能付き制御装置。
  4. 【請求項4】 異なる帯域の無線変調方式のワイヤレス
    通信装置の変調周波数をfr、画像情報の変調周波数を
    fi、音声情報の変調周波数をfa、ディジタル・デー
    タの変調周波数をfdとするとき、 fr<fd<fa<fi である請求項1、2又は3に記載のワイヤレス通信機能
    付き制御装置。
  5. 【請求項5】 光送信されるデータ、音声及び画像はそ
    れぞれ、TV会議装置の動作制御コマンド、会議参加者
    の音声及び書画カメラの映像信号であり、方式の異なる
    光通信制御装置はTVモニタやVTRの赤外線リモコン
    送信機である請求項1、2、3、又は4に記載のワイヤ
    レス通信機能付き制御装置。
  6. 【請求項6】 画像情報、音声情報及びディジタル・デ
    ータのうち、少なくとも1つ以上を変調する第1の変調
    手段と、第1の変調手段による変調信号を無線信号に変
    換して送信する送信手段と、画像情報、音声情報及びデ
    ィジタル・データのうち、少なくとも1つ以上の無線信
    号に変換された信号を受信し、電気信号に変換する電気
    信号変換手段と、当該電気信号変換手段の出力電気信号
    を復調する第1の復調手段と、当該受信無線信号とは方
    式の異なる無線変調方式による1以上の無線通信制御装
    置の無線変調信号を受信し、当該電気信号変換手段の出
    力電気信号を復調する第2の復調手段と、当該第2の復
    調手段による受信情報を記憶する記憶手段と、当該受信
    情報と本制御装置の動作選択手段とを対応付ける対応付
    け手段と当該選択手段に呼応して当該受信情報を読みだ
    し変調する変調手段とを有し、前記第1の変調手段によ
    り変調された送信情報と多重し、無線信号に変換して送
    信することを特徴とするワイヤレス通信機能付き制御装
    置。
  7. 【請求項7】 無線信号が光信号である請求項6に記載
    のワイヤレス通信機能付き制御装置。
  8. 【請求項8】 異なる帯域の光変調方式の光通信装置
    は、テレビ及びビデオ・テープ・レコーダ等で使用され
    る赤外線リモコン装置である請求項7に記載のワイヤレ
    ス通信機能付き制御装置。
  9. 【請求項9】 異なる帯域の無線変調方式のワイヤレス
    通信装置の変調周波数をfr、画像情報の変調周波数を
    fi、音声情報の変調周波数をfa、ディジタル・デー
    タの変調周波数をfdとするとき、 fr<fd<fa<fi である請求項6、7、又は8に記載のワイヤレス通信機
    能付き制御装置。
  10. 【請求項10】 光送信されるデータ、音声及び画像は
    それぞれ、TV会議装置の動作制御コマンド、会議参加
    者の音声及び書画カメラの映像信号であり、方式の異な
    る光通信制御装置はTVモニタやVTRの赤外線リモコ
    ン送信機である請求項6、7、8又は9に記載のワイヤ
    レス通信機能付き制御装置。
  11. 【請求項11】 光通信方式により音声信号及びディジ
    タル・データを双方向で通信し、映像信号は半二重で通
    信する、端末制御装置及び端末装置からなるTV会議装
    置であって、TV会議装置の光送受信装置は、前記制御
    装置からのディジタル・データ内の映像通信方向切り換
    え命令によりその映像通信方向を切り換えることを特徴
    とするTV会議装置。
  12. 【請求項12】 半二重通信の映像信号変調器はそれぞ
    れ送信する時のみ起動がかけられ、それ以外は、動作を
    休止している請求項11に記載のTV会議装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09214950A (ja) * 1996-02-05 1997-08-15 Sharp Corp 画像通信装置
US6297802B1 (en) 1996-09-20 2001-10-02 Ricoh Company, Ltd. Wireless communication system having a plurality of transmitting parts one of which is selectively used
JP2014107826A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Seiko Epson Corp 書画カメラ、映像音声出力システムおよび映像音声出力方法

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