JP2009302855A - インターホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる周波数帯域を使用する子器や副親機も使用可能として使い勝手を向上する。
【解決手段】親機1にアナログ伝送方式の子器及び副親機との間で音声信号(第2の音声信号)及び制御信号(第2の制御信号)を伝送するための構成、すなわち、多重分離部801〜803,82,切換部81,2線4線変換部83,A/D変換部84を備えている。故に第1の音声信号及び第1の制御信号を伝送する子器2や副親機4だけでなく、第1の音声信号及び第1の制御信号を伝送する周波数帯域(第2の周波数帯域)と異なる周波数帯域(第3の周波数帯域)で第2の音声信号及び第2の制御信号を伝送する子器や副親機も使用可能として使い勝手を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、伝送路を介して音声信号と映像信号とを周波数分割多重伝送するインターホンシステムに関するものである。
この種のインターホンシステムとして、2線式の信号線からなる伝送路を介して音声信号と映像信号と制御信号とをディジタル変調して周波数分割多重伝送するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−174578号公報(実施形態2参照)
ところで、アナログ伝送方式(少なくとも音声信号をディジタル変調せずに伝送する方式。以下同じ。)のインターホンシステムから上述のディジタル伝送方式のインターホンシステムへリニューアルする場合、アナログ伝送方式のインターホンシステムとディジタル伝送方式のインターホンシステムとでは音声信号、映像信号、制御信号の各信号を周波数分割多重伝送する際の周波数帯域が異なっているために、アナログ伝送方式のインターホンシステムを構成する子器や副親機をそのままディジタル伝送方式のインターホンシステムに組み込むことができなかった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、異なる周波数帯域を使用する子器や副親機も使用可能として使い勝手を向上したインターホンシステムを提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、住戸外に設置される1乃至複数の子器と、住戸内に設置されて伝送路を介して子器と接続される親機と、住戸内に設置されて伝送路を介して親機と接続される1乃至複数の副親機とで構成され、子器から親機へ伝送路を介して映像信号が伝送されるとともに子器と親機との間で伝送路を介して音声信号が双方向に伝送され、親機から副親機へ伝送路を介して映像信号が伝送されるとともに親機と副親機との間で伝送路を介して音声信号が双方向に伝送され、且つ映像信号と音声信号とが共通の伝送路を介して周波数分割多重伝送されるインターホンシステムにおいて、親機は、音声を入力する音声入力手段と、音声を出力する音声出力手段と、映像を表示する映像表示手段と、第1の周波数帯域で映像信号を伝送する映像信号伝送手段と、第1の周波数帯域と異なる第2の周波数帯域で音声信号を伝送する第1の音声信号伝送手段と、第1及び第2の周波数帯域と異なる第3の周波数帯域で音声信号を伝送する第2の音声信号伝送手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第1及び第2の周波数帯域と異なる第3の周波数帯域で音声信号を伝送する第2の音声信号伝送手段を親機に備えているので、第2の周波数帯域で音声信号を伝送する子器や副親機だけでなく、第3の周波数帯域で音声信号を伝送する子器や副親機も使用可能として使い勝手が向上する。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、親機と子器及び親機と副親機との間で制御信号が伝送され、親機は、第4の周波数帯域で制御信号を伝送する第1の制御信号伝送手段と、第4の周波数帯域と異なる第5の周波数帯域で制御信号を伝送する第2の制御信号伝送手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明によれば、第4の周波数帯域と異なる第5の周波数帯域で制御信号を伝送する第2の制御信号伝送手段を親機に備えているので、第5の周波数帯域で制御信号を伝送する子器や副親機も使用可能として使い勝手がさらに向上する。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、親機は、伝送路を介して子器又は副親機の少なくとも何れか一方に対して直流電源を供給する給電手段を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明によれば、親機から子器や副親機に給電することで子器や副親機に別途電源が不要となるために使い勝手がさらに向上する。
請求項4の発明は、請求項2又は3の発明において、親機は、映像信号伝送手段及び第1の音声信号伝送手段と伝送路の間に設けられて各伝送手段から送出される映像信号及び音声信号を周波数多重するとともに子器若しくは副親機より伝送路を介して伝送される映像信号及び音声信号を周波数分離する多重分離手段を備え、映像信号伝送手段は、映像信号を送信する映像信号送信部と、映像信号を受信する映像信号受信部とを有し、第1の音声信号伝送手段は、音声信号を送信する音声信号送信部と、音声信号を受信する音声信号受信部とを有し、多重分離手段は、一端側が伝送路と接続され他端側が音声信号送信部及び音声信号受信部に共通接続された第1の干渉防止フィルタと、音声信号送信部と音声信号受信部の接続点と音声信号受信部との間に設けられて音声信号を分離する音声信号分離フィルタと、音声信号送信部と音声信号受信部の接続点と音声信号送信部との間に設けられた第1の可変インピーダンス素子と、一端側が伝送路と接続され他端側が映像信号送信部及び映像信号受信部に共通接続された第2の干渉防止フィルタと、映像信号送信部と映像信号受信部の接続点と映像信号受信部との間に設けられて映像信号を分離する映像信号分離フィルタと、映像信号送信部と映像信号受信部の接続点と映像信号送信部との間に設けられた第2の可変インピーダンス素子と、音声信号送信部が音声信号を送信しているときに第1の可変インピーダンス素子のインピーダンスを伝送路の特性インピーダンス以下とし、映像信号送信部が映像信号を送信しているときに第2の可変インピーダンス素子のインピーダンスを伝送路の特性インピーダンス以下とし、音声信号受信部が音声信号を受信しているときに第1の可変インピーダンス素子のインピーダンスを伝送路の特性インピーダンスよりも高くし、映像信号受信部が映像信号を受信しているときに第2の可変インピーダンス素子のインピーダンスを伝送路の特性インピーダンスよりも高くするインピーダンス制御手段とを有することを特徴とする。
請求項4の発明によれば、音声信号送信部及び映像信号送信部がそれぞれ音声信号及び映像信号を送信するときにインピーダンス制御手段が当該送信部に接続されている可変インピーダンス素子のインピーダンスを伝送路の特性インピーダンス以下とするので、当該送信部と接続されている第1及び第2の干渉防止フィルタの特性が急峻となって他の信号の周波数帯域への干渉を防ぐことができるために音声信号送信部及び映像信号送信部には信号分離用のフィルタが不要となって回路規模やコストの増大を抑えることができ、また、音声信号受信部及び映像信号受信部がそれぞれ音声信号及び映像信号を受信するときにインピーダンス制御手段が当該受信部に接続されている可変インピーダンス素子のインピーダンスを伝送路の特性インピーダンスよりも高くすることで信号の減衰を抑えることができる。その結果、回路規模やコストの増大並びに信号の減衰を抑えつつ音声信号と映像信号を周波数分割多重伝送することができる。
本発明によれば、第2の周波数帯域で音声信号を伝送する子器や副親機だけでなく、第3の周波数帯域で音声信号を伝送する子器や副親機も使用可能として使い勝手が向上する。
以下、本発明を戸建て住戸向けのインターホンシステムに適用した実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態のインターホンシステムは、図2に示すように住戸内に設置されるインターホン親機(以下、「親機」と略す。)1と、住戸外に設置される複数台(図示例では3台)のドアホン子器2A,2B,2Cと、同じく住戸外に設置される複数台(図示例では3台)のカメラ子器3A,3B,3Cと、住戸内に設置される複数台(図示例では4台)のインターホン副親機(以下、「副親機」と略す。)4A,4B,4C,4Dとを備え、ドアホン子器2Aとカメラ子器3Aとが平衡2線式の伝送路Ls1で親機1に送り接続され、ドアホン子器2Bとカメラ子器3Bとが平衡2線式の伝送路Ls2で親機1に送り接続され、ドアホン子器2Cとカメラ子器3Cとが平衡2線式の伝送路Ls3で親機1に送り接続され、副親機4A〜4Dが平衡2線式の伝送路Ls4で親機1に送り接続されて構成されている。
ドアホン子器2A〜2Cは何れも共通の構成を有するものであって、マイクロホン20a並びにスピーカ20bと、マイクロホン20aから出力する音声信号を符号化し且つ相対的に低い周波数帯域でディジタル変調するとともに伝送路Ls1,Ls2,Ls3を介して伝送される変調された音声信号をディジタル復調し且つ復号してスピーカ20bから音声を鳴動させる音声信号処理部20と、CCDやCMOS等の固体撮像素子とレンズ等の光学系を有し来訪者を撮像するカメラ部21と、カメラ部21から出力する映像信号を符号化し且つ音声信号よりも相対的に高い周波数帯域でディジタル変調するとともに変調された映像信号を伝送路Ls1,…を介して伝送する映像信号伝送部22と、音声信号処理部20から出力する音声信号と映像信号伝送部22から出力する映像信号を周波数多重化して伝送路Ls1,Ls2,Ls3に送出するとともに、伝送路Ls1,Ls2,Ls3を介して親機1や副親機4A〜4Dから伝送される音声信号を分離する多重分離部23と、伝送路Ls1,Ls2,Ls3を介して呼出信号を送信する呼出信号送信部24と、マイコンを主構成要素とし全体の動作制御を行う制御部25と、呼出釦(図示せず)の操作入力を受け付けて制御部25に対して操作信号を出力する操作入力受付部26と、後述するように伝送路Ls1,Ls2,Ls3を介して親機1の給電部86(後述する)から給電される電力で各部の動作電源を作成する電源部27とを備えている。
親機1からドアホン子器2A〜2Cへの給電電圧(直流電圧)は、ドアホン子器2A,…が通話状態あるいはモニタ状態(後述する)の何れでもないときはシステムの低消費電力化を図るために相対的に低い状態とされ、通話状態やモニタ状態では相対的に高い状態とされる。以下、給電電圧の低い状態のことを待機給電状態と呼び、給電電圧の高い状態のことを動作給電状態と呼ぶ。ドアホン子器2A〜2Cにおいては、待機給電状態にあるときは制御部25のマイコンがスタンバイ状態で操作入力受付部26から操作信号が出力されるのを待っており、呼出釦が操作されて操作入力受付部26から操作信号が出力されると、制御部25は呼出信号送信部24を制御して、伝送路Ls1,…の線間電圧を待機給電状態よりもさらに低い電圧に低下させることで親機1に呼出信号を伝送する。そして、呼出信号を受信した親機1が給電電圧を待機給電状態から動作給電状態に移行すると、制御部25のマイコンがスタンバイ状態から通常状態に復帰し、カメラ部21並びに映像信号伝送部22を起動して映像信号を伝送路Ls1,…を介して親機1に送信するとともに音声信号処理部20を起動して音声信号の送受、すなわち、通話が可能な状態となる。また、後述するように親機1においてドアホン子器2A,…をモニタ状態とする操作入力が受け付けられることで給電電圧を待機給電状態から動作給電状態に移行した場合、制御部25のマイコンがスタンバイ状態から通常状態に復帰し、カメラ部21並びに映像信号伝送部22を起動して映像信号を伝送路Ls1,…を介して親機1に送信することでドアホン子器2A,…のカメラ部21で撮像した映像を親機1でモニタできるようになっている。
カメラ子器3A〜3Cは何れも共通の構成を有するものであって、CCDやCMOS等の固体撮像素子とレンズ等の光学系を有し監視領域を撮像するカメラ部30と、カメラ部30から出力する映像信号を音声信号よりも高い周波数で周波数変調するとともに周波数変調された映像信号を伝送路Ls1,…を介して伝送する映像信号伝送部31と、親機1との間で伝送路Ls1,…を介して制御信号を伝送する制御信号伝送部32と、人体から放射される熱線を焦電素子で検知することにより監視領域における人の存在を検出して人体検出信号を出力する人体検出部33と、マイコンを主構成要素とし全体の動作制御を行う制御部34とを備えている。但し、カメラ子器3A〜3Cの動作電源は、図示しない電源回路によって商用電源から作成される。
制御信号伝送部32は、音声信号よりも充分に低い周波数の搬送波を利用した周波数偏移変調(FSK)方式で制御信号を伝送している。また、カメラ子器3A〜3Cでは、図示しないディップスイッチによって固有のIDが割り当てられており、このIDを制御信号の送信先あるいは送信元のアドレスとすることで親機1と各カメラ子器3A〜3Cとの間で個別に制御信号を授受するようになっている。
カメラ子器3A〜3Cでは、人体検出部33から出力される人体検出信号を受け取った制御部34がカメラ部30並びに映像信号伝送部31を起動して監視領域を撮像した映像信号を伝送路Ls1,…を介して親機1に伝送し、あるいは、映像信号の送信を要求する制御信号を受け取ったときに制御部34がカメラ部30並びに映像信号伝送部31を起動して監視領域を撮像した映像信号を伝送路Ls1,…を介して親機1に伝送するようになっている。
一方、親機1は、マイクロホン10a並びにスピーカ10bと、マイクロホン10aから出力する音声信号を符号化し且つ相対的に低い周波数帯域でディジタル変調するとともに伝送路Ls1,Ls2,Ls3を介して伝送される変調された音声信号をディジタル復調し且つ復号してスピーカ10bから音声を鳴動させる音声信号処理部10と、液晶ディスプレイなどの表示デバイスを有するモニタ部11と、伝送路Ls1,…を介して伝送される変調された映像信号をディジタル復調し且つ復号してモニタ部11に表示させるとともに予め用意された画面データに基づいた種々の映像をモニタ部11に表示させる映像信号処理部12と、伝送路Ls1,…の線間電圧を監視してドアホン子器2A,…から送信される呼出信号を受信する呼出信号受信部13と、カメラ子器3A〜3C並びに副親機4A〜4Dとの間でFSK方式により制御信号を伝送する制御信号伝送部14と、音声信号、映像信号、制御信号を周波数多重化するとともに分離する多重分離部15と、複数の押釦スイッチ(図示せず)並びにモニタ部11が有する液晶ディスプレイの画面上に配設されるタッチパネル(図示せず)を具備して操作入力を受け付けるとともに受け付けた操作入力に対応した操作信号を出力する操作入力受付部16と、マイコンを主構成要素とし全体の動作制御を行う制御部17とを備えている。なお、図示はしていないが、商用電源から各部の動作電源を作成する電源回路も備えている。
既に説明したように、例えばドアホン子器2Aから送信された呼出信号を呼出信号受信部13で受信すると、親機1の制御部17が当該ドアホン子器2Aへの給電電圧を待機給電状態から動作給電状態へ移行させるとともに音声信号処理部10を制御してスピーカ10bから呼出音を鳴動させる。一方、ドアホン子器2Aでは制御部25のマイコンがスタンバイ状態から通常状態に復帰し、カメラ部21並びに映像信号伝送部22を起動して映像信号を伝送路Ls1,…を介して親機1に送信するとともに音声信号処理部20を起動する。親機1では、ドアホン子器2Aから伝送されてくる映像信号を映像信号処理部12で信号処理してモニタ部11に来訪者の映像を表示し、呼出音を聞いた住戸人がモニタ部11に表示されている来訪者の映像を見て押釦スイッチからなる通話釦(図示せず)を押操作すれば、操作入力受付部16から操作信号が出力され、当該操作信号を受け取った制御部17が音声信号処理部10を起動してドアホン子器2Aとの間で伝送路Ls1を介して音声信号を授受することにより来訪者と住戸人とが通話できる。
また、何れかのカメラ子器(例えば、カメラ子器3A)において監視領域に人の存在が検出されると、人体検出部33から出力された人体検出信号を受け取った制御部34がカメラ部30並びに映像信号伝送部31を起動して監視領域を撮像した映像信号を伝送路Ls1を介して親機1に伝送する。親機1では、カメラ子器3Aから伝送されてくる映像信号を映像信号処理部12で信号処理してモニタ部11に監視領域の映像を表示する。さらに、カメラ子器3Aから伝送されてくる映像を表示しているときに何れかのドアホン子器2A,…から送信された呼出信号を受信した場合、若しくはドアホン子器2A,…との通話中にカメラ子器3A,…から映像信号が伝送されてきた場合、制御部17は映像信号処理部12に信号処理させて、これら2つの映像をモニタ部11の画面に同時に表示させる。
ここで、親機1では3系統の伝送路Ls1,Ls2,Ls3に対して映像信号を受信して信号処理する映像信号処理部12を一つしか持たないので、映像信号同士の衝突を回避するために時分割多重伝送方式を採用している。すなわち、親機1の映像信号処理部12から映像信号と同じ周波数帯域でディジタル変調された映像同期信号(以下、「同期信号」と略す。)を伝送路Ls1,Ls2,Ls3に送出し、当該同期信号によって規定される複数のタイムスロットにドアホン子器2A〜2C並びにカメラ子器3A〜3Cを個別に割り当て、それぞれの子器2A〜2C,3A〜3Cが自器に割り当てられたタイムスロットで映像信号(映像データを含むパケット)を送信し、親機1の映像信号処理部12において各タイムスロットで受信し且つディジタル復調した映像信号から元の映像を再構成してモニタ部11に表示させている。但し、時分割多重伝送の詳細については従来周知であるから説明を省略する。
副親機4A〜4Dは何れも共通の構成を有するものであって、マイクロホン40a並びにスピーカ40bと、マイクロホン40aから出力する音声信号を符号化し且つ相対的に低い周波数帯域でディジタル変調するとともに伝送路Ls4を介して伝送される音声信号をディジタル復調し且つ復号してスピーカ40bから音声を鳴動させる音声信号処理部40と、液晶ディスプレイなどの表示デバイスを有するモニタ部41と、親機1から送信される同期信号を受信するとともに親機1を介して伝送される変調された映像信号をディジタル復調し且つ復号してモニタ部41に表示させ、且つ予め用意された画面データに基づいた種々の映像をモニタ部41に表示させる映像信号処理部42と、親機1との間でFSK方式により制御信号を伝送する制御信号伝送部43と、音声信号、映像信号、制御信号を周波数多重化するとともに分離する多重分離部44と、複数の押釦スイッチ(図示せず)並びにモニタ部41が有する液晶ディスプレイの画面上に配設されるタッチパネル(図示せず)を具備して操作入力を受け付けるとともに受け付けた操作入力に対応した操作信号を出力する操作入力受付部45と、マイコンを主構成要素とし全体の動作制御を行う制御部46とを備えている。なお、各副親機4A〜4Dには、図示しないディップスイッチによって固有のID(カメラ子器3A〜3CのIDとも異なるID)が割り当てられており、このIDを制御信号の送信先あるいは送信元のアドレスとすることで親機1と各副親機4A〜4Dとの間で個別に制御信号を授受するようになっている。
ここで、親機1ではドアホン子器2A,…から呼出信号を受け取ったときに副親機4A〜4Dに対してドアホン子器2A,…からの呼出(以下、「ドアホン呼出」と呼ぶ。)を通知するための制御信号を送信し、また、後述するように親機1と副親機4A〜4Dとの間で1対1又は1対多の内線通話を行うための操作が行われたときに副親機4A〜4Dに対して呼出(以下、「内線呼出」と呼ぶ。)を通知するための制御信号を送信する。副親機4A,…では、親機1から送信されたドアホン呼出の制御信号を制御信号伝送部43で受信すると、制御部46が音声信号処理部40を制御してスピーカ40bから呼出音を鳴動させるとともに、ドアホン子器2A,…から親機1を経由して伝送されてくる映像信号を映像信号処理部42で信号処理(ディジタル復調及び復号)してモニタ部41に来訪者の映像を表示し、呼出音を聞いた住戸人がモニタ部41に表示されている来訪者の映像を見て押釦スイッチからなる通話釦(図示せず)を押操作すれば、操作入力受付部45から操作信号が出力され、当該操作信号を受け取った制御部46が音声信号処理部40を起動してドアホン子器2A,…との間で伝送路Ls1〜Ls3,Ls4を介して音声信号を授受することにより来訪者と住戸人とが通話できる。あるいは、親機1から送信された内線呼出の制御信号を制御信号伝送部43で受信すると、副親機4A,…の制御部46が音声信号処理部40を制御してスピーカ40bから呼出音を鳴動させ、呼出音を聞いた住戸人が押釦スイッチからなる通話釦(図示せず)を押操作すれば、操作入力受付部45から操作信号が出力され、当該操作信号を受け取った制御部46が音声信号処理部40を起動して副親機4A,…との間で伝送路Ls1〜Ls3,Ls4を介して音声信号を授受することにより住戸人同士が通話(内線通話)できる。
ここで、親機1並びに副親機4A〜4Dでは、何れかのドアホン子器2A〜2C又はカメラ子器3A〜3Cを選択して当該選択した子器に映像信号を伝送させてモニタ部11,41に映像を表示させる機能(映像モニタ機能)を有している。例えば、ドアホン子器2Cの映像モニタを行う場合、親機1の制御部17は、当該ドアホン子器2Cへの給電電圧を待機給電状態から動作給電状態に移行するとともに、映像信号処理部12より伝送路Ls3を介して同期信号を送信する。その結果、ドアホン子器2Cの制御部25のマイコンがスタンバイ状態から通常状態に復帰し、カメラ部21並びに映像信号送信部22を起動して映像信号を自器のタイムスロットで伝送路Ls3を介して親機1に送信することでドアホン子器2Cのカメラ部21で撮像した映像を親機1のモニタ部11に表示して映像モニタを行うことができる。あるいは、カメラ子器3Cの映像モニタを行う場合、親機1の制御部17は、当該カメラ子器3Cに対して映像信号の伝送を要求する指令を含む制御信号を制御信号伝送部14から伝送させるとともに、映像信号処理部12より伝送路Ls3を介して同期信号を送信する。そして、この制御信号を制御信号伝送部32で受信したカメラ子器3Cでは、制御部34がカメラ部30及び映像信号送信部31を起動して映像信号を自器のタイムスロットで伝送路Ls3を介して親機1に送信する。その結果、親機1では、カメラ子器3Cのカメラ部30で撮像した映像をモニタ部11に表示して映像モニタを行うことができる。なお、副親機4A〜4Dで映像モニタを行う場合、対象のドアホン子器2A〜2C又はカメラ子器3A〜3Cを指定した映像モニタの開始要求を含む制御信号を副親機4A〜4Dから親機1へ送信することにより、指定した子器に対して親機1が映像信号の伝送を行わせ、親機1を経由してドアホン子器2A〜2C又はカメラ子器3A〜3Cから映像信号を受け取って副親機4A〜4Dのモニタ部41に映像を表示することができる。尚、親機1並びに副親機4A〜4Dにおいて制御信号を伝送する制御信号伝送部14,43のハードウェアを、音声信号処理部10,40における音声信号伝送用のハードウェアと共用しても構わない。
次に、本発明(請求項4に係る発明)の要旨である親機1の多重分離部15の構成について説明する。
図1は親機1の要部を示すブロック図である。音声信号処理部10にはディジタル変調した音声信号を送信する音声信号送信部101と、ディジタル変調された音声信号を受信する音声信号受信部102とが設けてあり、映像信号処理部12にはディジタル変調された映像同期信号を送信する同期信号送信部121と、ディジタル変調された映像信号を受信する映像信号受信部122とが設けてある。
多重分離部15は、一端側が子器(ドアホン子器2A〜2C並びにカメラ子器3A〜3C)の伝送路Ls1〜Ls3と接続され他端側が音声信号送信部101及び音声信号受信部102に共通接続された第1の子器側干渉防止フィルタF11と、音声信号送信部101と音声信号受信部102の接続点と音声信号受信部102との間に設けられて音声信号を分離する音声信号分離フィルタF12と、音声信号送信部101と音声信号受信部102の接続点と音声信号送信部101との間に設けられた第1の可変インピーダンス素子Z1と、一端側が子器の伝送路Ls1〜Ls3と接続され他端側が同期信号送信部121及び映像信号受信部122に共通接続された第2の子器側干渉防止フィルタF21と、同期信号送信部121と映像信号受信部122の接続点と映像信号受信部122との間に設けられて映像信号及び同期信号を音声信号と分離する映像信号分離フィルタF22と、同期信号送信部121と映像信号受信部122の接続点と同期信号送信部121との間に設けられた第2の可変インピーダンス素子Z2と、一端側が副親機の伝送路Ls4と接続され他端側が音声信号送信部101及び音声信号受信部102に共通接続された第1の副親機側干渉防止フィルタF31と、一端側が副親機の伝送路Ls4と接続され他端側が同期信号送信部121及び映像信号受信部122に共通接続された第2の副親機側干渉防止フィルタF32と、音声信号送信部101が音声信号を送信しているときに第1の可変インピーダンス素子Z1のインピーダンスを伝送路Lsn(n=1,2,3,4)の特性インピーダンス以下とし、同期信号送信部121が同期信号を送信しているときに第2の可変インピーダンス素子Z2のインピーダンスを伝送路Lsnの特性インピーダンス以下とし、音声信号受信部102が音声信号を受信しているときに第1の可変インピーダンス素子Z1のインピーダンスを伝送路Lsnの特性インピーダンスよりも高くし、映像信号受信部122が映像信号を受信しているときに第2の可変インピーダンス素子Z2のインピーダンスを伝送路Lsnの特性インピーダンスよりも高くするインピーダンス制御手段とを有している。但し、本実施形態においては、音声信号送信部101並びに同期信号送信部121がそれぞれ第1の可変インピーダンス素子Z1,第2の可変インピーダンス素子Z2のインピーダンスを増減させてインピーダンス制御手段の機能を実現している。
また、第1の子器側干渉防止フィルタF11並びに第1の副親機側干渉防止フィルタF31は音声信号の周波数帯域を通過域に含み且つ映像信号及び同期信号の周波数帯域を阻止域に含む帯域通過フィルタからなり、第2の子器側干渉防止フィルタF21並びに第2の副親機側干渉防止フィルタF32は音声信号の周波数帯域を阻止域に含み且つ映像信号及び同期信号の周波数帯域を通過域に含む帯域阻止フィルタからなり、音声信号分離フィルタF12は音声信号の周波数帯域を通過域に含み且つ映像信号及び同期信号の周波数帯域を阻止域に含む低域通過フィルタからなり、映像信号分離フィルタF22は映像信号及び同期信号の周波数帯域を通過域に含み且つ音声信号の周波数帯域を阻止域に含む高域通過フィルタからなる。尚、制御信号については音声信号や映像信号の周波数帯域よりも充分に低い周波数帯域で伝送しているため、低次の低域通過フィルタ等で容易に多重及び分離することができる。また、図示並びに説明は省略するが、ドアホン子器2A〜2C並びに副親機4A〜4Dの多重分離部23,44も親機1の多重分離部15と共通の構成を有している。
続いて、親機1における多重分離部15の動作について説明する。まず、図3(a)に示すように親機1から音声信号を送信すると同時にドアホン子器2A〜2Cから送信された映像信号を受信する場合について説明する。この場合、音声信号送信部101が第1の可変インピーダンス素子Z1のインピーダンスを伝送路LSnの特性インピーダンス以下とすることで第1の子器側干渉防止フィルタF11(並びに第1の副親機側干渉防止フィルタF31)のフィルタ特性が急峻となって音声信号の帯域外への干渉を除去することができ、また、同期信号送信部121が第2の可変インピーダンス素子Z2のインピーダンスを伝送路LSnの特性インピーダンスよりも高くすることで映像信号の減衰を抑えることができる。そして、第1の子器側干渉防止フィルタF11(並びに第1の副親機側干渉防止フィルタF31)によって映像信号の周波数帯域への音声信号の干渉が除去されているため、親機1(並びに副親機4A〜4D)では低次の高域通過フィルタからなる映像信号分離フィルタF22で映像信号を分離することができる。
また、図3(b)に示すように親機1からドアホン子器2A〜2Cへ同期信号を送信すると同時に親機1から当該ドアホン子器2A〜2Cへ音声信号を送信する場合について説明する。この場合、音声信号送信部101並びに同期信号送信部121がそれぞれ第1並びに第2の可変インピーダンス素子Z1,Z2のインピーダンスを伝送路LSnの特性インピーダンス以下とすることで第1及び第2の子器側干渉防止フィルタF11,F21(並びに第1及び第2の副親機側干渉防止フィルタF31,F32)のフィルタ特性が急峻となって音声信号及び同期信号の各帯域外への干渉を除去することができる。
さらに、図3(c)に示すようにドアホン子器2A〜2Cから送信された音声信号を親機1で受信すると同時に当該ドアホン子器2A〜2Cから送信された映像信号を親機1で受信する場合について説明する。この場合、音声信号送信部101並びに同期信号送信部121がそれぞれ第1並びに第2の可変インピーダンス素子Z1,Z2のインピーダンスを伝送路LSnの特性インピーダンスよりも高くすることで音声信号並びに映像信号の減衰を抑えることができ、しかも、音声信号と映像信号は、図3(b)を参照して説明したように送信元のドアホン子器2A〜2Cの多重分離部23において互いに干渉を除去して多重化されているから、低次の低域通過フィルタからなる音声信号分離フィルタF12並びに映像信号分離フィルタF22で分離することができる。
最後に、図3(d)に示すようにドアホン子器2A〜2Cから送信された音声信号を親機1で受信すると同時に親機1から同期信号を送信する場合について説明する。この場合、音声信号送信部101が第1の可変インピーダンス素子Z1のインピーダンスを伝送路LSnの特性インピーダンスよりも高くすることで音声信号の減衰を抑えることができ、また、同期信号送信部121が第2の可変インピーダンス素子Z2のインピーダンスを伝送路LSnの特性インピーダンス以下とすることで第2の子器側干渉防止フィルタF21(並びに第2の副親機側干渉防止フィルタF32)のフィルタ特性が急峻となって同期信号の帯域外への干渉を除去することができる。尚、ドアホン子器2A〜2C並びに副親機4A〜4Dの多重分離部23,43の動作については、基本的に親機1と共通であるから説明は省略する。
而して、本実施形態では音声信号並びに同期信号を送信する際に第1及び第2の可変インピーダンス素子Z1,Z2のインピーダンスを伝送路LSnの特性インピーダンス以下とすることで音声信号分離フィルタF12並びに映像信号分離フィルタF22のフィルタ特性を急峻として音声信号並びに同期信号の帯域外への干渉を除去しているので、音声信号送信部101び同期信号送信部121には信号分離用のフィルタが不要となって回路規模やコストの増大を抑えることができ、また、音声信号受信部102及び映像信号受信部122がそれぞれ音声信号及び映像信号を受信するときにインピーダンス制御手段が当該受信部に接続されている第1及び第2の可変インピーダンス素子Z1,Z2のインピーダンスを伝送路LSnの特性インピーダンスよりも高くすることで信号の減衰を抑えることができる。その結果、回路規模やコストの増大並びに信号の減衰を抑えつつ音声信号と映像信号及び同期信号を周波数分割多重伝送することができる。
次に、本発明(請求項1〜3に係る発明)の要旨について説明する。
上述したように本実施形態では、映像信号と音声信号をディジタル変調し且つ映像信号と音声信号及び制御信号とを互いに異なる周波数帯域で周波数分割多重伝送しているが、音声信号をディジタル変調せずに伝送する従来方式(アナログ伝送方式)の子器(ドアホン子器)や副親機との間で音声信号及び制御信号を伝送するための構成を親機1に備えている点に特徴がある。以下では、ディジタル変調されて伝送される音声信号並びに制御信号をそれぞれ第1の音声信号並びに第1の制御信号と呼ぶこととし、アナログ伝送方式で伝送される音声信号並びに第1の制御信号と異なる制御信号をそれぞれ第2の音声信号並びに第2の制御信号と呼ぶことにする。また、第2の音声信号及び第2の制御信号は、何れも第1の音声信号及び第1の制御信号が伝送される周波数帯域よりも充分に低い周波数帯域で伝送される。
本実施形態における親機1は、図1に示すように3つの伝送路Ls1〜Ls3を介してアナログ伝送方式を採用する子器(図示せず)との間で伝送される第2の音声信号及び第2の制御信号をそれぞれ周波数多重化するとともに分離する3つの多重分離部801,802,803と、2線4線変換部83と、2線4線変換手段83と音声信号処理部10との間に挿入されるA/D変換部84と、3つの多重分離部801〜803を2線4線変換部83に択一的に切り換えて接続する切換部81と、伝送路Ls4を介してアナログ伝送方式の副親機(図示せず)との間で伝送される第2の音声信号及び第2の制御信号をそれぞれ周波数多重化するとともに分離する多重分離部82と、多重分離部801〜803,82に接続されて第2の制御信号を伝送する制御信号伝送部85と、多重分離部801〜803,82に接続され、伝送路Ls1〜Ls4を介して子器や副親機に直流電源を供給する給電部86とを備えている。尚、図1では制御信号伝送部85及び給電部86が切換部81を介して多重分離部801〜803と接続されているが、切換部81によって3つの多重分離部801〜803と択一的に切換接続されるのは2線4線変換部83のみであって、制御信号伝送部85及び給電部86については常に3つの多重分離部801〜803と接続された状態にある。
一方、親機1の制御部17は、伝送路Ls1〜Ls3に接続されている子器の種類(ディジタル伝送方式の子器2又はアナログ伝送方式の子器)をそれぞれの子器に割り当てられている固有の識別符号によって識別するとともに、伝送路Ls4に接続されている副親機の種類(ディジタル伝送方式の副親機4又はアナログ伝送方式の副親機)をそれぞれの副親機に割り当てられている固有の識別符号(ID)によって識別している。そして、アナログ伝送方式の子器と親機1との間で通話する場合、制御部17は、切換部81を切り換えることで当該子器と接続されている何れかの多重分離部801,802,803に2線4線変換部83を接続することで音声信号処理部10からA/D変換部84、2線4線変換部83、切換部81並びに何れかの多重分離部801〜803を介して当該アナログ伝送方式の子器との間に通話路を形成する。同様に、アナログ伝送方式の副親機と親機1との間で通話する場合、制御部17は音声信号処理部10からA/D変換部84、2線4線変換部83並びに多重分離部82を介して当該アナログ伝送方式の副親機との間に通話路を形成する。
上述のように本実施形態によれば、親機1にアナログ伝送方式の子器及び副親機との間で音声信号(第2の音声信号)及び制御信号(第2の制御信号)を伝送するための構成を備えているので、第1の音声信号及び第1の制御信号を伝送する子器2や副親機4だけでなく、第1の音声信号及び第1の制御信号を伝送する周波数帯域(第2の周波数帯域)と異なる周波数帯域(第3の周波数帯域)で第2の音声信号及び第2の制御信号を伝送する子器や副親機も使用可能として使い勝手を向上することができるものである。
本発明の実施形態における親機の要部ブロック図である。 同上のインターホンシステムのシステム構成図である。 (a)〜(d)は同上の動作説明図である。
符号の説明
1 親機
2 子器
4 副親機
801〜803 多重分離部
81 切換部
82 多重分離部
83 2線4線変換部
84 A/D変換部

Claims (4)

  1. 住戸外に設置される1乃至複数の子器と、住戸内に設置されて伝送路を介して子器と接続される親機と、住戸内に設置されて伝送路を介して親機と接続される1乃至複数の副親機とで構成され、子器から親機へ伝送路を介して映像信号が伝送されるとともに子器と親機との間で伝送路を介して音声信号が双方向に伝送され、親機から副親機へ伝送路を介して映像信号が伝送されるとともに親機と副親機との間で伝送路を介して音声信号が双方向に伝送され、且つ映像信号と音声信号とが共通の伝送路を介して周波数分割多重伝送されるインターホンシステムにおいて、
    親機は、音声を入力する音声入力手段と、音声を出力する音声出力手段と、映像を表示する映像表示手段と、第1の周波数帯域で映像信号を伝送する映像信号伝送手段と、第1の周波数帯域と異なる第2の周波数帯域で音声信号を伝送する第1の音声信号伝送手段と、第1及び第2の周波数帯域と異なる第3の周波数帯域で音声信号を伝送する第2の音声信号伝送手段とを備えたことを特徴とするインターホンシステム。
  2. 親機と子器及び親機と副親機との間で制御信号が伝送され、
    親機は、第4の周波数帯域で制御信号を伝送する第1の制御信号伝送手段と、第4の周波数帯域と異なる第5の周波数帯域で制御信号を伝送する第2の制御信号伝送手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  3. 親機は、伝送路を介して子器又は副親機の少なくとも何れか一方に対して直流電源を供給する給電手段を備えたことを特徴とする請求項2記載のインターホンシステム。
  4. 親機は、映像信号伝送手段及び第1の音声信号伝送手段と伝送路の間に設けられて各伝送手段から送出される映像信号及び音声信号を周波数多重するとともに子器若しくは副親機より伝送路を介して伝送される映像信号及び音声信号を周波数分離する多重分離手段を備え、
    映像信号伝送手段は、映像信号を送信する映像信号送信部と、映像信号を受信する映像信号受信部とを有し、
    第1の音声信号伝送手段は、音声信号を送信する音声信号送信部と、音声信号を受信する音声信号受信部とを有し、
    多重分離手段は、一端側が伝送路と接続され他端側が音声信号送信部及び音声信号受信部に共通接続された第1の干渉防止フィルタと、音声信号送信部と音声信号受信部の接続点と音声信号受信部との間に設けられて音声信号を分離する音声信号分離フィルタと、音声信号送信部と音声信号受信部の接続点と音声信号送信部との間に設けられた第1の可変インピーダンス素子と、一端側が伝送路と接続され他端側が映像信号送信部及び映像信号受信部に共通接続された第2の干渉防止フィルタと、映像信号送信部と映像信号受信部の接続点と映像信号受信部との間に設けられて映像信号を分離する映像信号分離フィルタと、映像信号送信部と映像信号受信部の接続点と映像信号送信部との間に設けられた第2の可変インピーダンス素子と、音声信号送信部が音声信号を送信しているときに第1の可変インピーダンス素子のインピーダンスを伝送路の特性インピーダンス以下とし、映像信号送信部が映像信号を送信しているときに第2の可変インピーダンス素子のインピーダンスを伝送路の特性インピーダンス以下とし、音声信号受信部が音声信号を受信しているときに第1の可変インピーダンス素子のインピーダンスを伝送路の特性インピーダンスよりも高くし、映像信号受信部が映像信号を受信しているときに第2の可変インピーダンス素子のインピーダンスを伝送路の特性インピーダンスよりも高くするインピーダンス制御手段とを有することを特徴とする請求項2又は3記載のインターホンシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011233982A (ja) * 2010-04-23 2011-11-17 Panasonic Electric Works Co Ltd インターホン
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