JPH1087457A - 口腔用組成物 - Google Patents

口腔用組成物

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JPH1087457A
JPH1087457A JP26548796A JP26548796A JPH1087457A JP H1087457 A JPH1087457 A JP H1087457A JP 26548796 A JP26548796 A JP 26548796A JP 26548796 A JP26548796 A JP 26548796A JP H1087457 A JPH1087457 A JP H1087457A
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foam
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Yuka Ogawa
由華 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カチオン性殺菌剤の殺菌活性を安定に保ち、か
つ吐出する泡の物性が良好な口腔用組成物の提供。 【解決手段】カチオン性殺菌剤、非イオン性界面活性剤
及びカルボン酸型両性界面活性剤を特定量含有する液体
組成物を、多孔質膜を有するフォーマー容器に充填す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、空気と混合して多孔質
膜を通過させることにより泡沫状として吐出する口腔用
組成物に関し、さらに詳しくは、配合したカチオン性殺
菌剤の殺菌活性が安定に保たれることによりプラークの
形成を抑制し、歯周病やう蝕の予防に有効な口腔用組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の市販されている歯磨剤としては、
練り状または液体状の剤型が主として用いられている。
しかし、練り状のものは口中で分散させるのに時間を要
したり、また液体状のものは口中での分散性、浸透性に
優れるが流動性を有しており歯ブラシ上に乗せて口へ運
ぶことが困難であるなどの問題点を有する。
【0003】このような問題点を解決するために、泡沫
状の剤型が考えられるが、従来より、特公昭58−40
927号、特公昭62−15524号、特公昭62−1
5525号、特公平8−25859号、特開昭63−2
2011号および特開昭63−233908号におい
て、口腔用組成物に噴射剤を配合してエアゾール容器に
充填し、泡沫化する方法が提案されている。しかし、噴
射剤は口腔内に適用した場合の安全性に問題があるばか
りでなく、環境へも悪影響を及ぼすことから、好ましく
ない。
【0004】噴射剤を使用せずに泡沫化するために、組
成物を空気と混合して多孔質膜を通過させることにより
泡沫状として吐出する構造のフォーマー容器に充填する
方法がある。該容器に充填した組成物は、「皮膚洗浄
用」分野において多数の特許が開示されている。その
他、一般的な洗浄剤として開示されている技術に、特開
平5−132700号の「起泡性洗浄剤」、特開平8−
92064号および特開平8−143899号の「水性
液体洗浄剤」、特開平8−131809号の「ノンガス
フォーマー用組成物」、特開平8−143854号の
「ポンプ式フォーマーに適用される薬剤の組成物」が挙
げられる。
【0005】しかし、これらのうち、特開平8−143
854号に開示されている界面活性剤濃度は0.01〜
1.0重量%以下と低く、本発明で用いる界面活性剤の
配合量としては、起泡性が不充分で適さなかったり、ま
た、特開平8−92064号など、起泡剤として提案さ
れている界面活性剤の多くは、苦味を呈したり、または
口腔粘膜に対して刺激性を有するものであり、口腔用と
しては適さない。
【0006】一方、カチオン性殺菌剤は、その高い殺菌
性と口腔内滞留性からプラークコントロールに有用であ
るが、カチオン性殺菌剤を安定に配合するために、特に
影響の大きい界面活性剤を慎重に選択することがのぞま
しい。
【0007】また、この組成物を多孔質膜を有するフォ
ーマー容器に充填し、泡沫状として吐出させるために
は、起泡性、泡保持性にすぐれた界面活性剤を配合する
必要があるが、カチオン性殺菌剤安定配合によいとされ
る界面活性剤のなかでも、非イオン性界面活性剤は、一
般に起泡性に乏しく、泡保持性が悪い。また、両性界面
活性剤には起泡性、泡保持性の良好なものが多いが、一
般に味が苦く、満足する泡物性を得るのに充分な量を配
合することは難しい。また、カチオン性界面活性剤は粘
膜に対する刺激性が強く、多量に配合することは好まし
くない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、空気
と混合して多孔質膜を通過させることにより泡沫状とし
て吐出するフォーマー容器に充填した組成物において、
カチオン性殺菌剤の殺菌活性を安定に保ち、かつ吐出す
る泡の物性が良好で使用感に優れた口腔用組成物を提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な課題を解決するべく鋭意研究を行なった結果、非イオ
ン性界面活性剤とカルボン酸型両性界面活性剤を特定の
割合で配合することにより、カチオン性殺菌剤の殺菌活
性を安定に保ち、かつ起泡性、泡保持性の高い泡物性を
得ることができることを見出し、本発明を完成するに至
った。
【0010】すなわち、本発明は、(a)カチオン性殺
菌剤0.01〜5重量%、(b)非イオン性界面活性剤
1〜15重量%、及び(c)カルボン酸型両性界面活性
剤0.1〜3重量%を含有する液体組成物を多孔質膜を
有するフォーマー容器に充填してなり、この容器から吐
出させる時、泡沫状となることを特徴とする口腔用組成
物を提供するものである。本発明によれば、カチオン性
殺菌剤の殺菌活性が充分に発揮されるために歯周病やう
蝕の予防に有効で、かつ良好な泡物性を持った泡沫とし
て吐出されることにより使用感に優れた口腔用組成物が
提供できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明で用いるカチオン性殺菌剤
としては、ビスビグアニド化合物、または第四級アンモ
ニウム塩類などが包含され、具体的にはグルコン酸クロ
ルヘキシジン、塩酸クロルヘキシジン、塩化セチルピリ
ジニウム、塩化ベンゼトニウムなどが挙げられる。これ
らのカチオン性殺菌剤は、単独または2種以上を組み合
せて配合することができ、その配合量は、口腔用組成物
全体に対して0.01〜5重量%、特に0.01〜0.
5重量%が好ましい。
【0012】本発明で用いる非イオン性界面活性剤とし
ては、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合
体、アルキルポリオキシエチレンエーテル類、脂肪酸ア
ルカノールアミド類、脂肪酸ショ糖エステル類、ポリオ
キシエチレンヒマシ油または硬化ヒマシ油、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル類、脂肪酸ポリグリ
セリンエステル類などが挙げられるが、中でも、HLB
値10以上の高親水性のものが好ましく、特にポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレン共重合体が好ましい。
該ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体は
具体的には、米国BASFコーポレーションのPlur
onic P−65、 Pluronic F−88、
Pluronic P−105などが挙げられる。これ
らの非イオン性界面活性剤は、単独または2種以上を組
み合せて配合することができ、その配合量は、口腔用組
成物全体に対して1〜15重量%、特に2〜10重量%
が好ましい。1重量%に満たないと起泡性が低く、良好
な物性を有する泡沫として吐出されない。また、15重
量%を越えると、カチオン性殺菌剤が不活化され、殺菌
活性が充分に発揮されない場合がある。
【0013】本発明で用いるカルボン酸型両性界面活性
剤としては、ベタイン型、イミダゾリウム型、イミダゾ
リウムベタイン型、アミノ酸型、アミンオキシド型など
が挙げられるが、特にヤシ油脂肪酸アルキルアミドベタ
イン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインなどのアル
キルベタイン型両性界面活性剤が好ましい。これらのカ
ルボン酸型両性界面活性剤は、単独または2種以上を組
み合せて配合することができ、その配合量は、口腔用組
成物全体に対して0.1〜3重量%、特に0.2〜1.
5重量%が好ましい。0.1重量%に満たないと吐出さ
れた泡沫の泡保持性が悪く、消泡や離水を引き起す。ま
た、3重量%を越えると、苦味を呈するため、好ましく
ない。
【0014】また、本発明の口腔用組成物には、前記非
イオン性界面活性剤、カルボン酸型両性界面活性剤以外
にも、通常口腔用組成物に用いられるその他の界面活性
剤を、本発明の効果を損なわない範囲において、配合す
ることが可能である。
【0015】本発明の口腔用組成物には、前記のカチオ
ン性殺菌剤および界面活性剤の他に、通常口腔用組成物
に用いられる成分、例えば湿潤剤、1価アルコール、増
粘剤、香料、甘味剤、pH調整剤、防腐剤、色素等を、
本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することがで
きる。しかし、本発明の口腔用組成物は、多孔質膜を有
するフォーマー容器に充填して用いるため、多孔質膜の
目詰まりを引き起こすような研磨剤等水不溶性粉体は配
合しない。
【0016】湿潤剤としては、例えば、グリセリン、ソ
ルビット、ポリエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、エチレングリコール、1,3−ブチレングリコー
ル、ポリプロピレングール、キシリット、マルチット、
ラクチットなどの多価アルコールを、単独または2種以
上を組み合わせて配合することができる。その配合量
は、通常、組成物全体に対して3〜20重量%である。
【0017】1価アルコールとしては、例えば、メタノ
ール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピル
アルコールなどが挙げられ、特にエタノールが好まし
い。これら1価アルコールは単独または2種以上を組み
合わせて配合することができ、その配合量は、通常、組
成物全体に対して1〜15重量%である。
【0018】増粘剤としては、例えば、カラゲナン、カ
ルボキシメチルセルロース等のセルロース誘導体、アル
ギン酸ナトリウム等のアルカリ金属アルギネート、キサ
ンタンガム、トラガカントガム、アラビアガム等のガム
類、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム
等の合成粘結剤、シリカゲル、アルミニウムシリカゲ
ル、ビーガム等の無機粘結剤などが挙げられ、これら
は、組成物の25℃における粘度が100cps以下と
なるよう、単独または2種以上を組み合わせて配合する
ことができる。100cpsを越えると、組成物が多孔
質膜を通過し難くなり、泡が吐出されない場合がある。
これら増粘剤の配合量は、通常、組成物全量に対して
0.01〜5重量%である。
【0019】香味剤としては、例えば、メントール、カ
ルボン、アネトール、オイゲノール、サリチル酸メチ
ル、リモネン、オシメン、n−デシルアルコール、シト
ロネール、α−テルピネオール、メチルアセタート、シ
トロネニルアセタート、メチルオイゲノール、シネオー
ル、リナロール、エチルリナロール、ワニリン、チモー
ル、スペアミント油、ペパーミント油、レモン油、オレ
ンジ油、セージ油、ローズマリー油、珪皮油、シソ油、
冬緑油、丁子油、ユーカリ油などが挙げられ、これらは
単独または2種以上を組み合わせて配合することができ
る。
【0020】さらに、甘味剤としては、例えば、サッカ
リンナトリウム、アセスルファームカリウム、ステビオ
サイド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、グリチル
リチン、ペリラルチン、タウマチン、アスパラチルフェ
ニルアラニルメチルエステル、ρ−メトキシシンナミッ
クアルデヒドなどが挙げられ、これらは単独または2種
以上を組み合わせて配合することができる。その配合量
は、通常、組成物全体に対して0.01〜1重量%、好
ましくは0.05〜0.5重量%である。
【0021】また、pH調整剤としては、例えば、クエ
ン酸、リン酸、リンゴ酸、ピロリン酸、乳酸、酒石酸、
グリセロリン酸、酢酸、硝酸、またはこれらの化学的に
可能な塩や水酸化ナトリウムなどが挙げられ、これら
は、組成物のpHが5〜9の範囲となるよう、単独また
は2種以上を組み合わせて配合することができる。その
配合量は、通常、組成物全体に対して0.01〜2重量
%である。
【0022】さらに、本発明の口腔用組成物には、カチ
オン性殺菌剤以外の薬効成分として、酢酸dL−α−ト
コフェロール、コハク酸トコフェロール、またはニコチ
ン酸トコフェロールなどのビタミンE類、トリクロサン
などの非イオン性殺菌剤、ドデシルジアミノエチルグリ
シンなどの両性殺菌剤、デキストラナーゼ、アミラー
ゼ、プロテアーゼ、ムタナーゼ、リゾチーム、溶菌酵素
(リテックエンザイム)などの酵素、モノフルオロリン
酸ナトリウム、モノフルオロリン酸カリウムなどのアル
カリ金属モノフルオロフォスフェート、フッ化ナトリウ
ム、フッ化第一錫などのフッ化物、トラネキサム酸やイ
プシロンアミノカプロン酸、アルミニウムクロルヒドロ
キシルアラントイン、ジヒドロコレステロール、グリチ
ルリチン塩類、グリチルレチン酸、グリセロフォスフェ
ート、クロロフィル、塩化ナトリウム、カロペプタイ
ド、水溶性無機リン酸化合物などを、単独または2種以
上を組み合わせて配合することができる。
【0023】本発明の口腔用組成物は、これらの成分を
混合し、通常の方法に従って製造することができ、得ら
れた組成物は多孔質膜を有するフォーマー容器に充填さ
れる。
【0024】本発明の口腔用組成物を充填するフォーマ
ー容器は、容器に押圧で加圧して組成物を空気と混合
し、多孔質膜を通過させることにより、泡沫状として吐
出するものであればいずれでもよい。例えば、加圧する
方法が、軟質容器の胴部を手指で押圧するタイプのスク
イーズフォーマーや、ポンプ機構を備えたキャップの頭
部を手指で押圧するタイプのポンプフォーマーなどが挙
げられ、スクイーズフォーマーの場合、例えば特開平7
−215352および特開平7−215353に示され
る容器などが使用できる。
【0025】
【実施例】つぎに、試験例および実施例を挙げて本発明
をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。実施例中の配合量はいずれも重量%を
意味する。
【0026】試験例 試料の調製法 試料溶液は、表1に記載のカチオン性殺菌剤、界面活性
剤の各成分の他、共通成分として、1価アルコール、多
価アルコール、香料、甘味剤、pH調整剤を各々一定量
配合し、調製し、以下の試験に供した。
【0027】試験例1:殺菌力試験 各試料溶液5mlに108〜109CFU/mlのスト
レプトコッカス・ミュータンス(Streptcocc
us mutans)菌浮遊液0.1mlを加え、湯浴
中37℃にて5分間殺菌反応を行なった後、試料液を一
白金耳採取し、ポリオキシエチレンモノオレ−ト0.5
%およびレシン0.7%含有トリプチ・カーゼ・ソイ・
アガー(TSA)平板上に塗布し、嫌気条件下(N2/
H2/CO2=85/10/5)にて37℃、2日間培
養し、最少殺菌濃度(%)(以下、MBCという)を測
定した。なお、標準として、塩化セチルピリジニウム
0.1%水溶液、またはグルコン酸クロルヘキシジン
0.05%水溶液を用いた。標準のMBCは塩化セチル
ピリジニウムが0.0005%、グルコン酸クロルヘキ
シジンが0.05%であった。評価は次の基準にしたが
って行なった。結果を表1に示す。 ○・・・試験サンプルのMBCが標準のMBCと同等、
またはそれ以下 ×・・・試験サンプルのMBCが標準のMBCより大
【0028】試験例2:泡物性測定 1.起泡性の評価 表1に記載の各成分を常法に従って攪拌・混合して調製
したものを200メッシュの多孔質膜を有するポンプフ
ォーマーに充填し、一定量の組成物と空気を混合し、直
径5cmの円筒状容器に泡を吐出させた場合に、吐出直
後の泡の頂点の高さHを測定した。評価は次の基準にし
たがって行なった。結果を表1に示す。 ○・・・H>5cm ×・・・H≦5cm 2.泡保持性の評価 上記1.と同様にHを測定し、さらに5分間放置後の泡
の頂点の高さhを測定した。評価は次の基準にしたがっ
て行なった。結果を表1に示す。 ○・・・h>4.5cm ×・・・H≦4.5cm、または離水したもの
【0029】
【表1】
【0030】表1の結果から明らかなごとく、アニオン
性界面活性剤を用いた場合、泡物性は良好であるが、カ
チオン性殺菌剤の殺菌力が不活化される。また、非イオ
ン性界面活性剤と両性界面活性剤を併用した場合でも、
非イオン性界面活性剤が1%に満たないと起泡性が低
く、15%を越えると、カチオン性殺菌剤の殺菌活性が
不活化される。さらに、併用する両性界面活性剤が0.
1%に満たないと、泡保持性が悪く、離水が起こる。
【0031】実施例4 下記の各成分を常法に従って調製し、150メッシュの
多孔質膜を有するポンプ式フォーマー容器に充填した。 成 分 配合量(%) 塩酸クロルヘキシジン 0.02 ポリオキシエチレン(38)ポリオキシプロピレン(30) グリコール 12.0 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 1.0 グリセリン 15.0 ソルビトール 2.0 エタノール 5.0 香料 1.0 サッカリン 0.1 リン酸水素ナトリウム 0.1 フッ化ナトリウム 0.3 精製水 バランス 合 計 100.0
【0032】実施例5 下記の各成分を常法に従って調製し、200メッシュの
多孔質膜を有するスクイーズ式フォーマー容器に充填し
た。 成 分 配合量(%) 塩化セチルピリジニウム 0.05 ポリオキシエチレン(4.2)ラウリルエーテル 10.0 ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.5 グリセリン 10.0 プロピレングリコール 5.0 エタノール 10.0 香料 0.8 ステビアエキス 0.2 クエン酸3ナトリウム 0.1 無水クエン酸 0.05 酢酸dL−α−トコフェロール 0.02 精製水 バランス 合 計 100.0
【0033】実施例6 下記の各成分を常法に従って調製し、200メッシュの
多孔質膜を有するスクイーズ式フォーマー容器に充填し
た。 成 分 配合量(%) 塩化ベンザルコニウム 0.05 ポリオキシエチレン(104)ポリオキシプロピレン(35) グリコール 7.0 2−アルキル−N−カルボキシメチル N−ヒドロキシエチルイミダゾリウムベタイン 0.5 グリセリン 18.0 エタノール 2.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.1 香料 0.5 サッカリン 0.25 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.7 アラントイン 0.05 精製水 バランス 合 計 100.0 実施例4〜6の口腔用組成物は、いずれも良好な殺菌活
性と泡物性を有していた。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、カチオン性殺菌剤の殺
菌活性を安定に保ち、かつ吐出する泡の物性が良好で使
用感に優れた口腔用組成物が提供できる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)カチオン性殺菌剤0.01〜5重量
    %、(b)非イオン性界面活性剤1〜15重量%、及び
    (c)カルボン酸型両性界面活性剤0.1〜3重量%を
    含有する液体組成物を多孔質膜を有するフォーマー容器
    に充填してなり、この容器から吐出させる時、泡沫状と
    なることを特徴とする口腔用組成物。
  2. 【請求項2】非イオン性界面活性剤がHLB値10以上
    のものである請求項1記載の口腔用組成物。
  3. 【請求項3】非イオン性界面活性剤がポリオキシエチレ
    ンポリオキシプロピレン共重合体である請求項1または
    2いずれか1項記載の口腔用組成物。
  4. 【請求項4】カルボン酸型両性界面活性剤がベタイン型
    両性界面活性剤である請求項1〜3いずれか1項記載の
    口腔用組成物。
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