JPH1073636A - 上側治具位置決め機構付きプリント基板検査装置および上側治具位置決め方法 - Google Patents

上側治具位置決め機構付きプリント基板検査装置および上側治具位置決め方法

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JPH1073636A
JPH1073636A JP8228270A JP22827096A JPH1073636A JP H1073636 A JPH1073636 A JP H1073636A JP 8228270 A JP8228270 A JP 8228270A JP 22827096 A JP22827096 A JP 22827096A JP H1073636 A JPH1073636 A JP H1073636A
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    • G01R1/07328Multiple probes with individual probe elements, e.g. needles, cantilever beams or bump contacts, fixed in relation to each other, e.g. bed of nails fixture or probe card the body of the probe being perpendicular to test object, e.g. bed of nails or probe with bump contacts on a rigid support for testing printed circuit boards

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレス状態での上側治具の位置合わせを簡易
かつ正確に行なう。 【解決手段】ピッチ変換ボード9は、プローブ保持領域
に対して、所定の方向及び距離離れた位置に第1位置決
め用孔19を有する。カメラ11は、上側ベース21a
の下面に、第1位置決め用孔19の芯とほぼ同芯となる
位置に取りつけられている。ダミー基板7は、検査可能
範囲に対して、所定の方向及び距離離れた位置に第2位
置決め用孔17を有する。ダミー基板7とピッチ変換ボ
ード9とが当接状態にて、カメラ11からの画像データ
を読み込み、位置ズレ量を演算する。この位置ズレ量に
基づいて、上側治具23の位置を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント基板検
査装置に関し、特に、上側治具位置決め機構に関する。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】従来の
プリント基板検査装置100を、図13に示す。プリン
ト基板検査装置100は、上側検査治具21および下側
検査治具23を備えている。
【0003】下側検査治具23は、ガイドポスト8を有
する。ガイドポスト8には被検査基板12が載置され
る。下側検査治具23は、プレス27によって矢印β方
向またはその逆方向に駆動制御される。
【0004】上側検査治具21はX−Y−θ駆動装置
2、ユニバーサル治具3およびゴム治具79を有する。
X−Y−θ駆動装置2によって、上側検査治具21と下
側検査治具23との位置関係を変更することができる。
【0005】プリント基板検査装置100においては、
以下の様にして被検査基板12に対して上側検査治具2
1の位置決めを行なっていた。
【0006】被検査基板12を製造したときに用いたパ
ターンフィルムを、ゴム治具79にオペレータが仮はり
付けする。被検査基板12の表面に両面テープをはり付
け、プレス27によって、下側検査治具23を矢印β方
向に移動させる。これにより、前記パターンフィルム
は、被検査基板12に貼りつく。
【0007】オペレータは、パターンフィルムと被検査
基板とのズレを目測し、X−Y−θ駆動装置2を用い
て、上側検査治具21の位置を微調整する。
【0008】上記作業をトライアンドエラーで繰り返
し、上側検査治具21と下側検査治具23の位置決めを
行なう。かかる方法においては、プレス状態にて位置決
めを行なうことができるので、導通検査時と同じ状態で
の位置合せが可能となる。しかし、その作業が煩雑とな
る。
【0009】このため、特開平1−184473号公報
に開示されているカメラを出し入れ方式にて上側検査治
具の位置決めを行なうことも考えられる。しかし、この
方法においては上側治具と下側治具が離れた状態で位置
決めを行なっているので、プレス状態において位置ズレ
が生ずる場合が発生する。
【0010】この発明は、プレス状態での上側治具の位
置合わせを簡易かつ正確に行なうことができる上側検査
治具位置決め機構付プリント検査基板装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の上側治具位置
決め機構付きプリント基板検査装置においては、プリン
ト基板検査装置における下側治具のガイドに位置決め保
持された被検査対象基板に対して、上側治具電極領域を
有する上側治具を位置決めする上側治具位置決め機構付
きプリント基板検査装置であって、前記被検査対象基板
に代えて着脱自在に保持される位置決め用板であって、
前記複数のガイドによって範囲が特定される検査対象領
域から所定の方向及び距離離れた位置に位置決め板基準
印を有する位置決め用板、前記上側治具の前記位置決め
板基準印に対向する位置に設けられた上側治具基準印、
前記上側治具または前記下側治具を相対的に移動させる
ことにより、前記上側治具と前記位置決め用板とを当接
させる駆動手段、前記上側治具に保持され、前記上治具
側から前記上側治具基準印および前記位置決め板基準印
を撮像する撮像手段、前記当接状態における画像に基づ
いて、前記位置決め用板と前記上側治具との位置ずれを
演算する演算手段、演算結果に基づいて、前記下側治具
または前記上側治具を相対的に移動させる位置合せ手
段、を備えたことを特徴とする。
【0012】請求項2の上側治具位置決め機構付きプリ
ント基板検査装置においては、前記上側治具基準印を貫
通孔で構成し、前記位置決め用板の表面を光の反射率が
高い高反射率部材で構成するとともに、前記位置決め板
基準印を前記貫通孔よりも小径の貫通孔で構成したこと
を特徴とする。
【0013】請求項3の上側治具位置決め機構付きプリ
ント基板検査装置においては、前記上側治具がユニバー
サル治具および導電性ゴム部を有するピッチ変換板から
構成されており、前記上側治具基準印は、前記ピッチ変
換板に設けられていることを特徴とする。
【0014】請求項4の上側治具位置決め方法において
は、下側治具の複数のガイドに位置決め保持された被検
査対象基板に対して、上側治具電極領域を有する上側治
具を位置決めする上側治具位置決め方法であって、前記
複数のガイドによって範囲が特定される検査対象領域か
ら所定の方向及び距離離れた位置に位置決め板基準印を
有する位置決め用板を、前記被検査対象基板に代えて保
持させ、前記上側治具の前記位置決め板基準印に対向す
る位置に上側治具基準印を設け、前記上治具側から前記
上側治具基準印を撮像する撮像手段を、前記上側治具に
保持させ、前記上側治具が前記位置決め用板と当接され
た状態における前記上側治具基準印および前記位置決め
板基準印の画像を撮像し、得られた画像に基づいて、前
記位置決め用板と前記上側治具との位置ずれを演算し、
演算結果に基づいて、前記下側治具または前記上側治具
を相対的に移動させること、を特徴とする。
【0015】請求項5の上側治具位置決め方法において
は、下側治具の複数のガイドに位置決め保持された被検
査対象基板に対して、上側治具電極領域を有する上側治
具を位置決めする上側治具位置決め方法であって、前記
上治具の前記上側治具電極領域外に、画像を撮像する撮
像手段を保持させ、前記上側治具の前記撮像手段が撮像
可能な位置に上側治具基準印を設け、前記上側治具基準
印に対応する位置に位置決め板基準印を有する位置決め
用板を、前記被検査対象基板に代えて保持させ、前記上
側治具が前記位置決め用板と当接された状態における前
記上側治具基準印および前記位置決め板基準印を撮像
し、得られた画像に基づいて、前記位置決め用板と前記
上側治具との位置ずれを演算し、演算結果に基づいて、
前記下側治具または前記上側治具を相対的に移動させる
こと、を特徴とする。
【0016】請求項6の上側治具位置決め方法において
は、前記上側治具をユニバーサル治具および導電性ゴム
部を有するピッチ変換板で構成するとともに、前記上側
治具基準印を、前記ピッチ変換板に設けたことを特徴と
する。
【0017】請求項7の上側治具位置決め方法において
は、 A)前記ピッチ変換板の前記導電性ゴム部は、前記ピッ
チ変換ボードの検査電極に対応する位置にパターン形成
されており、 B)前記位置決め処理とともに、以下のパターンずれ量
計測処理を行ない、前記位置決めを補正すること、 b1)前記導電性ゴム部をパターン形成する為の作成フィ
ルムに予めそのパターンとの関係でパターン基準印を設
けておき、 b2)前記作成フィルムを前記導電性ゴム部のパターンに
あわせて載置し、 b3)前記パターン基準印および前記上側治具基準印を撮
像して、両者のパターンずれ量を計測する、を特徴とす
る。
【0018】特許請求の範囲の用語と実施形態との対応
について説明する。ガイドポスト8がガイドに該当す
る。検査側電極9cのパターンが形成される領域が上側
治具電極領域に該当する。ダミー基板7が位置決め用板
に該当する。第1位置決め用孔19が上側治具基準印に
該当する。第2位置決め用孔17または基準マーク45
が位置決め板基準印に該当する。プレス27が駆動手段
に該当する。カメラ11が撮像手段に該当する。CPU
123のステップST11〜ステップST15の処理が
演算手段に該当する。CPU123のステップST21
の処理およびX−Y−θ駆動装置2が位置合せ手段に該
当する。ダミー基板7の銅箔板7mが高反射率部材に該
当する。ポジフィルム29が作成フィルムに該当する。
基準マーク29aがパターン基準印に該当する。
【0019】また、位置決め用板の表面を光の反射率が
高い高反射率部材で構成するとは、位置決め用板の一部
に高反射率部材を有する場合はもちろん、位置決め用板
全体が高反射率部材で構成されている場合を含む。ま
た、高反射率部材としては、銅箔板以外に、例えば、ア
ルミ箔板等の金属板で構成してもよい。
【0020】
【発明の効果】請求項1の上側治具位置決め機構付きプ
リント基板検査装置においては、前記位置決め用板は、
前記複数のガイドによって範囲が特定される検査対象領
域から所定の方向及び距離離れた位置に位置決め板基準
印を有し、前記被検査対象基板に代えて着脱自在に保持
される。前記上側治具には、前記位置決め板基準印に対
向する位置に前記上側治具基準印が設けられている。前
記駆動手段は、前記上側治具または前記下側治具を相対
的に移動させることにより、前記上側治具と前記位置決
め用板とを当接させる。前記上側治具には撮像手段が保
持され、前記上治具側から前記上側治具基準印および前
記位置決め板基準印を撮像する。前記演算手段は、前記
当接状態における画像に基づいて、前記位置決め用板と
前記上側治具との位置ずれを演算する。前記位置合せ手
段は、演算結果に基づいて、前記下側治具または前記上
側治具を相対的に移動させる。
【0021】したがって、前記上側治具電極領域内に前
記撮像手段を設けることができない場合であっても、上
側検査治具を前記検査対象領域に対して正確に位置決め
することができる。また、上側治具を前記位置決め用板
に当接させた状態にて位置決めができるので、当接動作
時における位置ズレを防ぐことができる。すなわち、簡
単且つ正確に被検査対象基板に対して上側治具を位置決
めすることができる。
【0022】請求項2の上側治具位置決め機構付きプリ
ント基板検査装置においては、前記上側治具基準印を貫
通孔で構成し、前記位置決め用板の表面を光の反射率が
高い高反射率部材で構成している。また、前記位置決め
板基準印を前記貫通孔よりも小径の貫通孔で構成してい
る。上側治具を前記位置決め用板に当接させた状態にお
ける前記上側治具基準印と前記位置決め板基準印との位
置ずれを取得するための明瞭な二値画像を得ることがで
きる。また、被検査基板と同様の材料を用いて、前記検
査対象領域に対して所定の方向及び距離離れた位置に位
置決め孔を形成するだけで、前記位置決め用板を簡易に
形成することもできる。
【0023】請求項3の上側治具位置決め機構付きプリ
ント基板検査装置においては、前記上側治具がユニバー
サル治具および導電性ゴム部を有するピッチ変換板から
構成されており、前記上側治具基準印は、前記ピッチ変
換板に設けられている。したがって、ユニバーサル治具
についても、上側検査治具を前記検査対象領域に対して
正確に位置決めすることができる。
【0024】請求項4の上側治具位置決め方法において
は、前記複数のガイドによって範囲が特定される検査対
象領域から所定の方向及び距離離れた位置に位置決め板
基準印を有する位置決め用板を、前記被検査対象基板に
代えて保持させる。前記上側治具の前記位置決め板基準
印に対応する位置に上側治具基準印を設け、前記上治具
側から前記上側治具基準印を撮像する撮像手段を、前記
上側治具に保持させる。前記上側治具が前記位置決め用
板と当接された状態における前記上側治具基準印および
前記位置決め板基準印の画像を撮像し、得られた画像に
基づいて、前記位置決め用板と前記上側治具との位置ず
れを演算し、演算結果に基づいて、前記下側治具または
前記上側治具を相対的に移動させる。
【0025】これにより、上側検査治具を前記検査対象
領域に対して正確に位置決めすることができる。また、
上側治具を前記位置決め用板に当接させた状態にて位置
決めができるので、当接動作時における位置ズレを防ぐ
ことができる。すなわち、簡単且つ正確に被検査対象基
板に対して上側治具を位置決めすることができる。
【0026】請求項5の上側治具位置決め方法において
は、前記上治具の前記上側治具電極領域外に、撮像手段
を保持させる。前記撮像手段が撮像可能な位置に、上側
治具基準印を前記上側治具に設ける。前記上側治具基準
印に対応する位置に位置決め板基準印を有する位置決め
用板を、前記被検査対象基板に代えて保持させる。前記
上側治具が前記位置決め用板と当接された状態における
前記上側治具基準印および前記位置決め板基準印の画像
を撮像する。得られた画像に基づいて、前記位置決め用
板と前記上側治具との位置ずれを演算し、演算結果に基
づいて、前記下側治具または前記上側治具を相対的に移
動させる。
【0027】これにより、上側検査治具を前記検査対象
領域に対して正確に位置決めすることができる。また、
上側治具を前記位置決め用板に当接させた状態にて位置
決めができるので、当接動作時における位置ズレを防ぐ
ことができる。すなわち、簡単且つ正確に被検査対象基
板に対して上側治具を位置決めすることができる。
【0028】請求項6の上側治具位置決め方法において
は、前記上側治具をユニバーサル治具および導電性ゴム
部を有するピッチ変換板で構成するとともに、前記上側
治具基準印を、前記ピッチ変換板に設けている。したが
って、ユニバーサル治具についても、上側検査治具を前
記検査対象領域に対して正確に位置決めすることができ
る。
【0029】請求項7の上側治具位置決め方法において
は、前記導電性ゴム部をパターン形成する為の作成フィ
ルムに予めそのパターンとの関係でパターン基準印を設
けておき、前記作成フィルムを前記導電性ゴム部のパタ
ーンにあわせて載置し、前記パターン基準印および前記
上側治具基準印を撮像して、両者のパターンずれ量を計
測している。したがって、前記ピッチ変換板の前記導電
性ゴム部と前記ピッチ変換ボードとのパターンずれ量を
考慮した補正をすることができる。これにより、前記導
電性ゴム部が前記ピッチ変換ボードに対して、ずれて形
成されている場合であっても、簡易且つ正確に位置決め
することができる。
【0030】
【発明の実施の態様】本発明の一実施形態について、図
面を用いて説明する。図1に、上側治具位置決め機構付
きプリント基板検査装置1(以下プリント基板検査装置
1と略す)の概略図を示す。
【0031】プリント基板検査装置1は、上側検査治具
21および下側検査治具23を備えている。
【0032】上側検査治具21はX−Y−θ駆動装置
2、上側ベース21a、カメラ11、上側検査部21b
を有している。上側検査部21bは、ユニバーサル治具
3およびピッチ変換ボード9を有する。
【0033】ピッチ変換ボード9について、図3を用い
て説明する。ピッチ変換ボードとは、ユニバーサルタイ
プ治具のプローブ間ピッチよりもピッチの細かい検査基
板の検査に用いられるものであり、被検査対象基板のパ
ターンに合せて製作される。
【0034】ピッチ変換ボード9は本体9bに、プロー
ブ側電極9aおよび検査側電極9cが形成されている。
検査側電極9c側には、偏在形PCR部9rが設けられ
ている。ピッチ変換ボード9は、検査側電極9cのパタ
ーンが形成される領域に対して、所定の方向及び距離離
れた位置に2つの第1位置決め用孔19を有する。本実
施形態においては、ピッチ変換ボード9として、JSR
日本合成ゴム株式会社製「オフグリットアダプターJP
2000」を採用した。
【0035】カメラ11は、上側ベース21aの下面の
第1位置決め用孔19の芯と同芯となる位置に2箇所取
りつけられている。
【0036】下側検査治具23は、下側ベース23aの
上に下側保持部23b、ガイドポスト8が形成されてい
る。ガイドポスト8には、ダミー基板7が位置決め保持
されている。
【0037】ダミー基板7について図2を用いて説明す
る。ダミー基板7には、4ヵ所のダミー基板ガイド孔7
a、2ヵ所の第2位置決め用孔17が形成されている。
ダミー基板ガイド孔7aは、被検査対象基板に設けられ
ているガイド孔と同じピッチで形成されている。したが
って、ダミー基板ガイド孔7aによって定義される範囲
内が、被検査対象基板における検査可能範囲に該当す
る。この検査可能範囲に対して、所定の方向及び距離離
れた位置に2つの第2位置決め用孔17が形成されてい
る。ダミー基板7は、図6に示すように、銅箔板7mお
よびダミー基板本体7hから構成されている。
【0038】なお、第1位置決め用孔19の直径は第2
位置決め用孔17よりも大きく、たとえば1.2〜3倍
程度が好ましい。
【0039】このように、本実施形態においては、カメ
ラ11がピッチ変換ボード9における検査側電極9cの
パターンが形成される領域外に形成されており、ピッチ
変換ボード9にはカメラ11の芯と同芯にて第1位置決
め用孔19が形成されている。一方、下側検査治具23
側のガイドポスト8には被検査対象基板の代わりに、ダ
ミー基板7が位置決め保持されている。ダミー基板7の
検査対象範囲に対して、所定の方向及び距離離れた位置
には、第2位置決め用孔17が設けられている。
【0040】下側検査治具23は、従来と同様、プレス
27によって矢印β方向またはその逆方向に駆動され
る。
【0041】図4に、プリント基板検査装置1をCPU
を用いて実現したハードウェア構成の一例を示す。
【0042】プリント基板検査装置1は、CPU12
3、ROM125、RAM127、モニタ131、FD
D139、プリンタ137、入出力インターフェイス1
30およびバスライン129を備えている。
【0043】CPU123は、ROM125に記憶され
た制御プログラムにしたがいバスライン129を介し
て、各部を制御する。
【0044】モニタ131には、カメラ11が撮像した
画像データ等装置の状態が表示される。FDD139に
は、被検査対象基板における各プローブ間の設定導通状
態が記憶されたフレキシブルディスクが挿入される。プ
リンタ137には、被検査対象基板における各プローブ
間の導通状態が、前記設定導通状態と一致するか否か
が、印字される。
【0045】入出力インターフェイス130には、メカ
ニズムシーケンサ134、画像処理装置111および検
査回路141が接続されている。メカニズムシーケンサ
134には、メカ操作パネル133が接続されている。
また、メカニズムシーケンサ134には、センサアクチ
ュエータ135を介してプレス27が接続されている。
なお、センサアクチュエータ135は、メカ部分の動作
確認用のセンサおよび動作を行わせるアクチュエータ2
5とが結合されたものである。画像処理装置111は、
カメラ11が撮像した画像データを二値化する。
【0046】検査回路141は、プローブ143からの
導通データを受け、これを処理し、入出力インターフェ
イス130を介してCPU123に与える。この導通結
果はプリンタ137へ出力される。CPU123は、F
DD139に保持されたフロッピーディスクから被検査
対象基板の設定導通状態を読み出す。そして、RAM1
27に記憶され、検査回路141が読み出した結果と比
較する。これにより、検査結果がプリンタ137から出
力される。
【0047】つぎに、プリント基板検査装置1の上側治
具の位置決め方法について説明する。まず、オペレータ
は、ダミー基板7をガイドポスト8にセットする(図5
ステップST1)。つぎに、メカニズムシーケンサ13
4は、メカ操作パネル133のスイッチがオペレータに
よって押されたか否かを判断する(ステップST3)。
スイッチが押された場合には、メカニズムシーケンサ1
34はセンサアクチュエータ135へ上昇信号を出力す
る(ステップST5)。
【0048】センサアクチュエータ135は、プレス2
7が所定位置まで駆動されると、上端検出信号を検出す
るよう構成されている。メカニズムシーケンサ134
は、センサアクチュエータ135からの上端検出信号が
与えられるか否かを判断しており(ステップST7)、
与えられない場合には、ステップST5の処理を続け
る。
【0049】つぎに、ステップST7にて、上端検出信
号が与えられた場合には、停止信号を出力する(ステッ
プST9)。これによって、ダミー基板7とピッチ変換
ボード9とが当接状態となる。
【0050】つぎに、画像処理装置111は、カメラ1
1からの画像データを二値化し、CPU123は、この
データをRAM127に記憶する(図5ステップST1
1)。
【0051】ステップST11におけるカメラ11によ
って撮像された画像データについて、図6を用いて説明
する。図6に示すように第1位置決め用孔19よりも、
反射面7pの方が径が小さく、ダミー基板7の表面は銅
箔板7mで形成されている。したがって、反射面7pの
部分で光が反射され、図7に示すような孔部分が暗い画
像データが得られる。
【0052】なお、図6において、ダミー基板7とピッ
チ変換ボード9とは当接していない。これは、ピッチ変
換ボード9から少し突出している偏在形PCR部9rが
ダミー基板7の銅箔板7mと当接しているからである。
【0053】CPU123は、RAM127に記憶され
た二値化データに基づいて位置ズレ量を演算する(図5
ステップST15)。
【0054】具体的には、左右2個所の第2位置決め用
孔17をそれぞれのカメラ11で検出し、図8に示すよ
うに、第1位置決め用孔19の輪郭の中心Oa と第2位
置決め用孔17の中心Om とのX軸方向の誤差ΔXおよ
びY軸方向の誤差ΔYをについて測定する。そして検出
値に基づいてダミー基板7のX軸方向、Y軸方向および
垂直軸回りの回転方向のズレを算出する。
【0055】CPU123は、両者にズレがあるか否か
を判断し、両者にズレがある場合には、メカニズムシー
ケンサ134に、下降信号を出力するよう制御指令を出
力する(図5ステップST19)。これにより、ダミー
基板7とピッチ変換ボード9とが非当接状態となる。
【0056】CPU123は、X−Y−θ駆動装置2
へ、ズレ分だけ補正した駆動信号を出力する(ステップ
ST21)。これにより、当接状態における第1位置決
め用孔19および第2位置決め用孔17に基づいた上側
検査治具の位置合せができる。
【0057】以下、既に説明したステップST5からス
テップST15の処理を行なう。ステップST17に
て、位置ズレがない場合にはステップST23に進み、
メカニズムシーケンサ134に対して、下降信号を出力
するよう制御指令を出力する。これにより、下側検査治
具が降下し、ダミー基板7とピッチ変換ボード9とが非
当接状態となる。そして、オペレータはダミー基板7を
取除く(ステップST25)。
【0058】このように、本実施形態においては、ピッ
チ変換ボード9のプローブ保持領域に対して、所定の方
向及び距離離れた位置に第1位置決め用孔19を設け、
カメラ11を第1位置決め用孔19の芯とほぼ同芯とな
る位置に取りつけ、さらに、前記プローブ保持領域に対
向するダミー基板7の検査可能範囲に対して、前記所定
の方向及び距離離れた位置に第2位置決め用孔17を設
けている。したがって、ダミー基板7とピッチ変換ボー
ド9とが当接状態にて、カメラ11からの画像データを
読み込み、位置ズレ量を演算することができる。なお、
カメラ11については、第1位置決め用孔19を撮像可
能な位置であれば、多少、第1位置決め用孔19の芯と
ずれていてもよい。
【0059】このように、本実施形態においては、上側
治具電極領域外にカメラを設けている。したがって、ゴ
ム治具を用いるユニバーサルタイプ治具を備えたプリン
ト基板検査装置のように、上側治具電極領域内にカメラ
を設けることができない場合であっても、当接状態にお
いて上側検査治具の位置を、簡易且つ正確に決定するこ
とができる。
【0060】また、実際に導通テストを行なう状態、す
なわち当接状態で上側治具の位置決めを行なう。そのた
め誤差を生じにくく、検出精度が高い。さらにダミー基
板の第2位置決め孔17と第1位置決め孔19とをほぼ
同一平面で、かつ同等の光反射状態で同時に検出する。
そのためカメラ自体の取りつけ精度誤差の影響が少な
く、調整作業も容易となる。
【0061】本実施形態においては、ピッチ変換板とし
てゴム治具を用いた場合について説明したが、スプリン
グプローブを用いた場合についても、適用できる。ま
た、かかるゴム治具を使用しない場合でも同様である。
【0062】さらに、ユニバーサルタイプではなく、専
用治具を用いたプリント基板検査装置であって専用治具
(上側治具電極領域)内にカメラを設けることができな
い場合にも、適用することができる。
【0063】なお、本実施形態においては、図3に示す
ようなピッチ変換ボード9を採用したが、図10に示す
ようなピッチ変換ボード9を採用してもよい。かかるタ
イプピッチ変換ボードとしては、JSR日本合成ゴム株
式会社製「オフグリットアダプターJP1000」を採
用すればよい。
【0064】また、本実施形態においては、ダミー基板
7に位置決め板基準印として第2位置決め用孔17を設
けた実施形態について説明したが、図11に示すよう
に、位置決め板基準印として基準マーク45を形成する
とともに、ピッチ変換ボード9にブッシュ42を填め込
むようにしてもよい。
【0065】図11において、ピッチ変換ボード9には
円筒状の貫通孔41が形成され、その貫通孔41の内部
の底部側に、金属製(たとえばステンレス製)のカップ
状ブッシュ42が嵌入されている。そしてブッシュ42
の底板43に基準孔44が形成されている。この基準孔
44が基準印に該当する。
【0066】また、基準マーク45は、基準マーク45
だけを残して、ダミー基板7のガラス繊維混入のエポキ
シ樹脂層を露出させるようにしてもよく、逆に、導体
(たとえば銅、ハンダ)を円形等にプリントして形成す
るようにしてもよい。
【0067】この場合、プレス上昇時、すなわちピッチ
変換ボードにダミー基板7を当接させた状態において
は、二値化画像はブッシュ42のランド部42aと基準
マーク45の表面が明るくなっており、それ以外は暗く
なる。したがって基準マーク45の外周および基準孔4
4の内周の境界がそれぞれ明瞭となる。なお、この場合
は、図7に示す画像データとは白黒部分が逆転した画像
データとなる。
【0068】また、本実施形態においては、上側治具基
準印を貫通孔の第1位置決め孔19で構成している。こ
れにより、第1位置決め孔19を通した第2位置決め孔
の画像データを簡易に得ることができる。しかし、上側
治具基準印と位置決め板基準印との位置ずれを検出でき
るものであればどの様なものであってもよく、例えば、
透過または半透過する基板でピッチ変換ボード9を構成
し、上側治具基準印として、位置決め板基準印よりも大
きなドーナッツ状のマークを採用し、その中に位置決め
板基準印を撮像できるようにしてもよい。
【0069】なお、図3に示すようなピッチ変換ボード
9を用いた場合には、本体9bと偏在形PCR部9rと
の間でズレが生ずる場合がある。すなわち、本体9bに
プローブ側電極9aおよび検査側電極9cを形成した
後、さらにその上に偏在形PCR部9rを形成する時に
ズレが生ずる場合がある。
【0070】このような問題に対しては、次の様にして
対応することができる。偏在形PCR部9rを形成する
場合に用いたポジフィルム29に、ポジフィルム形成時
に、偏在形PCR部9rと所定の関係で基準マーク29
aを形成しておく。
【0071】そして、ピッチ変換ボード9の偏在形PC
R部9rのパターンに合せて、ポジフィルム29のパタ
ーン部29bを仮はり付けを行なう。ピッチ変換ボード
9をユニバーサル治具3に取り付けて、カメラ11で第
1位置決め用孔19とポジフィルム29の基準マーク2
9aを撮像する。そして、第1位置決め用孔19とポジ
フィルム29の基準マーク29aのズレ量を演算し、記
憶しておく。
【0072】この場合、本体9bの検査側電極9cと第
1位置決め用孔19とは、所定の位置関係にある。ま
た、フィルム基準マーク29aと偏在形PCR部9rと
は、前記所定の位置関係となるように形成されている。
もし、検査側電極9cに対して、偏在形PCR部9rが
図12に示すように距離αずれて形成されている場合に
は、第1位置決め用孔19と基準マーク29aは、同じ
く距離αだけずれることとなる。したがって、偏在形P
CR部9rを本体9bに形成する際のズレが発生した場
合でも、これを補正することができる。
【0073】すなわち、先程と同様にしてダミー基板7
とピッチ変換ボード9の関係を決定する際に、さらにこ
のズレ量αを考慮して補正するようにすればよい。
【0074】なお、ズレ量αについては位置決めを行な
った後、自動でその分だけ補正するようにしてもよい。
【0075】なお、本実施形態においては、作成フィル
ムとしてポジフィルム29を用いている。ポジフィルム
はパターン部分だけが濃く、他の部分は透明なので、偏
在形PCR部9rのパターンに合せた仮はり付けが容易
となる。しかし、これに限定されず、ポジフィルム以外
に、ネガフィルムを用いてもよい。
【0076】また、上記プリント基板検査装置1におい
ては、自動的に上側検出治具3の位置補正を行なった
が、カメラ11による位置検出を行なった後、モニタを
見ながら、オペレータが手動で上側検出治具3の位置補
正を行なうようにしてもよい。
【0077】なお、カメラ11は、図9に示すように、
上側検査治具23の上側ベース板23aに対して固定す
るようにしてもよく、また着脱自在に取りつけてもよ
い。図9においては、カメラ用レール52が、レールス
ペーサ51を介して上側ベース板23aに取付けられて
いる。カメラ11の端部には、T溝54を有するベース
53が形成されている。カメラ用レール52にT溝54
が係合している。照明器具55は、リング状で構成され
ている。
【0078】上記実施形態においては、前記各機能を実
現する為に、CPUに加えてメカニズムシーケンサ13
4を一部に用いているが、全てをCPUおよびソフトウ
ェアで構成してもよい。また、その一部もしくは全て
を、ロジック回路等のハードウェアによって実現しても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリント基板検査装置1の全体構成を示す図で
ある。
【図2】ダミー基板7を示す斜視図である。
【図3】ピッチ変換ボード9の要部断面図である。
【図4】CPUを用いて実現したハードウェア構成を示
す図である。
【図5】プリント基板検査装置1における位置決め処理
を示すフローチャートである。
【図6】ピッチ変換ボード9とダミー基板7が当接した
状態を示す図である。
【図7】二値画像の一例を示す図である。
【図8】ズレ値の演算例を示す図である。
【図9】カメラ11の取り付け方法を示す図である。
【図10】ゴム治具の他の実施形態を示す図である。
【図11】基準マークによってずれ量を検出する実施形
態を示す図である。
【図12】偏在形PCR部9rが、ずれた場合を説明す
るための図である。
【図13】従来のプリント基板検査装置100を示す図
である。
【符号の説明】
2 X-Y-θ駆動装置 3 ユニバーサル治具 7 ダミー基板 7a ダミー基板ガイド孔 8 ガイドポスト 9 ピッチ変換ボード 11 カメラ 17 第2位置決め用孔 19 第1位置決め用孔 21 上側検査治具 23 下側検査治具 27 プレス 29 ポジフィルム 29a フィルム基準マーク 45 基準マーク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板検査装置における下側治具の
    ガイドに位置決め保持された被検査対象基板に対して、
    上側治具電極領域を有する上側治具を位置決めする上側
    治具位置決め機構付きプリント基板検査装置であって、 前記被検査対象基板に代えて着脱自在に保持される位置
    決め用板であって、前記複数のガイドによって範囲が特
    定される検査対象領域から所定の方向及び距離離れた位
    置に位置決め板基準印を有する位置決め用板、 前記上側治具の前記位置決め板基準印に対向する位置に
    設けられた上側治具基準印、 前記上側治具または前記下側治具を相対的に移動させる
    ことにより、前記上側治具と前記位置決め用板とを当接
    させる駆動手段、 前記上側治具に保持され、前記上治具側から前記上側治
    具基準印および前記位置決め板基準印を撮像する撮像手
    段、 前記当接状態における画像に基づいて、前記位置決め用
    板と前記上側治具との位置ずれを演算する演算手段、 演算結果に基づいて、前記下側治具または前記上側治具
    を相対的に移動させる位置合せ手段、 を備えたことを特徴とする上側治具位置決め機構付きプ
    リント基板検査装置。
  2. 【請求項2】請求項1の上側治具位置決め機構付きプリ
    ント基板検査装置において、 前記上側治具基準印を貫通孔で構成し、 前記位置決め用板の表面を光の反射率が高い高反射率部
    材で構成するとともに、前記位置決め板基準印を前記貫
    通孔よりも小径の貫通孔で構成したこと、 を特徴とする上側治具位置決め機構付きプリント基板検
    査装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2の上側治具位置決
    め機構付きプリント基板検査装置において、 前記上側治具がユニバーサル治具および導電性ゴム部を
    有するピッチ変換板から構成されており、前記上側治具
    基準印は、前記ピッチ変換板に設けられていること、 を特徴とする上側治具位置決め機構付きプリント基板検
    査装置。
  4. 【請求項4】下側治具の複数のガイドに位置決め保持さ
    れた被検査対象基板に対して、上側治具電極領域を有す
    る上側治具を位置決めする上側治具位置決め方法であっ
    て、 前記複数のガイドによって範囲が特定される検査対象領
    域から所定の方向及び距離離れた位置に位置決め板基準
    印を有する位置決め用板を、前記被検査対象基板に代え
    て保持させ、 前記上側治具の前記位置決め板基準印に対向する位置に
    上側治具基準印を設け、 前記上治具側から前記上側治具基準印を撮像する撮像手
    段を、前記上側治具に保持させ、 前記上側治具が前記位置決め用板と当接された状態にお
    ける前記上側治具基準印および前記位置決め板基準印の
    画像を撮像し、 得られた画像に基づいて、前記位置決め用板と前記上側
    治具との位置ずれを演算し、 演算結果に基づいて、前記下側治具または前記上側治具
    を相対的に移動させること、 を特徴とする上側治具位置決め方法。
  5. 【請求項5】下側治具の複数のガイドに位置決め保持さ
    れた被検査対象基板に対して、上側治具電極領域を有す
    る上側治具を位置決めする上側治具位置決め方法であっ
    て、 前記上治具の前記上側治具電極領域外に、画像を撮像す
    る撮像手段を保持させ、 前記上側治具の前記撮像手段が撮像可能な位置に上側治
    具基準印を設け、 前記上側治具基準印に対応する位置に位置決め板基準印
    を有する位置決め用板を、前記被検査対象基板に代えて
    保持させ、 前記上側治具が前記位置決め用板と当接された状態にお
    ける前記上側治具基準印および前記位置決め板基準印を
    撮像し、 得られた画像に基づいて、前記位置決め用板と前記上側
    治具との位置ずれを演算し、 演算結果に基づいて、前記下側治具または前記上側治具
    を相対的に移動させること、 を特徴とする上側治具位置決め方法。
  6. 【請求項6】請求項4または請求項5の上側治具位置決
    め方法において、 前記上側治具をユニバーサル治具および導電性ゴム部を
    有するピッチ変換板で構成するとともに、前記上側治具
    基準印を、前記ピッチ変換板に設けたこと、 を特徴とする上側治具位置決め方法。
  7. 【請求項7】請求項6の上側治具位置決め方法におい
    て、 A)前記ピッチ変換板の前記導電性ゴム部は、前記ピッ
    チ変換ボードの検査電極に対応する位置にパターン形成
    されており、 B)前記位置決め処理とともに、以下のパターンずれ量
    計測処理を行ない、前記位置決めを補正すること、 b1)前記導電性ゴム部をパターン形成する為の作成フィ
    ルムに予めそのパターンとの関係でパターン基準印を設
    けておき、 b2)前記作成フィルムを前記導電性ゴム部のパターンに
    あわせて載置し、 b3)前記パターン基準印および前記上側治具基準印を撮
    像して、両者のパターンずれ量を計測する、 を特徴とする上側治具位置決め方法。
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