JPH072912U - プリント基板検査装置 - Google Patents

プリント基板検査装置

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JPH072912U
JPH072912U JP155292U JP155292U JPH072912U JP H072912 U JPH072912 U JP H072912U JP 155292 U JP155292 U JP 155292U JP 155292 U JP155292 U JP 155292U JP H072912 U JPH072912 U JP H072912U
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 プリント基板19とこれに当接するプローブ
保持板6との位置ずれを検出する機構が、プリント基板
19上の基準マーク20と、プローブ保持板6に設けた
前記基準マーク20よりも大きい基準孔13と、プロー
ブ保持板6から離してヘッドベース3aに取りつけたカ
メラ4とを備えているプリント基板検査装置。 【効果】 プリント基板19とプローブ保持板6との相
対的な位置ずれを直接カメラで正確に読み込むことがで
きる。さらにプリント基板19とプローブ保持板6とを
当接させた状態、すなわち実際に導通テストを行ってい
る状態における位置ずれを検出しうる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はプリント基板(ベアボード)の配線パターン(プリントパターン) の導通・短絡を検査するためのプリント基板検査装置に関する。さらに詳しくは 、プリント基板と、検査用プローブを配列したプローブ保持板との相対的な位置 ずれを検出し、その検出データに基づいて位置ずれを補正しうるプリント基板検 査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のプリント基板検査装置は一般的に図9に示す構成を備えている。図9に おいて61はベースであり、ベース61上にはエアシリンダなどの上下駆動機構 62が設けられている。さらにその上にはプリント基板63を支持するための下 側検査治具64が取り付けられている。ベース61の4隅に立設した支柱65の 上端には、プローブ保持板66が取り付けられている。そのプローブ保持板66 にはプリント基板63の回路パターン67上の所定の検査点と対応するプローブ (ピンプローブ)68が植え込まれている。なお図9の69は上下ガイド機構で ある。
【0003】 このものを使用する場合、まず検査すべきプリント基板63を下側検査治具6 4に載置し、上下駆動機構62でプリント基板63を所定圧でプローブ保持板6 6に当接させる。ついでプローブ68を通じて配線パターンにおける断線や短絡 の有無、導通抵抗の大きさなど検査するのである。
【0004】 ところが近年、配線パターンの高密度化(ファインパターン化)が進められて いる。そのためプリント基板63の外形を基準としたり、ガイドピン70を基準 穴71に嵌合させるだけではプローブ68の先端を正確に回路パターンに当てる ことができない。
【0005】 そこでプローブ68を接触させる前に、プローブ保持板66とプリント基板6 3の位置ずれを工業用テレビカメラを利用した画像処理装置によって計測し、そ のデータに基づいて位置ずれを補正することが行われている。図9の72はかか る位置ずれ補正のために上下駆動装置62と下側検査治具64との間に介在され るX-Y-θ可動テーブルである。 現在一般的に行なわれている位置ずれの検出方法においては、図10に示すよ うにプローブ保持板66とプリント基板63の間にカメラ74を入れている。そ してそのカメラ74でプローブ保持板66のアライメントピン75とプリント基 板63の基準マーク76の位置ずれを計測するのである。ここに使用されている カメラ74は、上下両方の画像を同時にモニター77に写し出せるような光学系 (ハーフミラーないしプリズム)Pを備えている。このものは上下を同時に照明 すればアライメントピン75と基準マーク76が重なって見える。しかし実際に は片方ずつ交互に照明したり、交互にメカニカルシャッターを開閉して、それぞ れの画像を取り込むようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
すなわちこの装置においては、実質的にはそれぞれの対象物(75、76)の 位置をカメラ74を基準として測定している。そしてそれらをモニター77上で 合成したうえで、両者の相対位置ずれの数値に換算するのである。そのため、 カメラの光軸のズレがそのまま検出精度に影響してくる。さらに、カメラとプ ローブ保持板の距離Aと、カメラとプリント基板の距離Bとを同一に保たなけれ ば倍率の違いによる誤差が大きくなるという問題がある。 さらに前記従来例の装置では、プローブ保持板66とプリント基板63とを 接近させる前に、カメラ74を両者の間から退避させる必要がある。そのためカ メラ74を可動アームなどに取りつけている。したがって機構が複雑になり、ア ーム位置の再現精度の維持が困難で、しかも検査誤差が大きくなりやすいといっ たメカニズムに基づく問題がある。また、プローブ保持板66とプリント基板 63とを近づける間に誤差が生じたり、プローブ68を押し付けたときに新たな 誤差が生じることがある。
【0007】 そこで本出願人は先に、図9の想像線で示すようにプローブ保持板66にカメ ラ74を高い再現精度で着脱自在に取りつけうる筒状体78を設けることを提案 した(実開平1−180780号公報参照)。このものは可動アームが不要であ り、また基準マークのカメラの視野中心からのずれによって、プリント基板−プ ローブ保持板間のずれを直接検出することができる。
【0008】 しかしかかる方法においても前記の操作中に生ずる誤差の問題は解決されな い。またカメラを取りつける筒状体78のプローブ群に対する位置精度の確保と いう製造上の問題が新たに生ずることがわかった。 本考案は前記従来の装置の問題を解消し、位置ずれ検出精度が高く、調整作業 が容易で、しかも実際の導通テスト状態における位置ずれを直接検出することが できるプリント基板検査装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案のプリント基板検査装置は、プリント基板を支持する第1治具と、プリ ント基板の配線パターンと当接されるプローブを保持するプローブ保持板を備え た第2治具と、治具同士を接近・離隔させるための駆動機構と、プリント基板と プローブ保持板との相対的な位置ずれを検出する位置ずれ検出機構と、該検出機 構よりのデータに基づいて治具同士の位置ずれを矯正する補正機構とを備えたプ リント基板検査装置において、前記検出機構が、プリント基板上に設けた基準マ ークと、該基準マークと対応するように前記プローブ保持板に形成した穴と、該 穴の底板に貫通させた前記基準マークよりも大きい基準孔と、基準マークと基準 孔の内縁とを同時に検出するように、前記プローブ保持板から離したカメラとを 備えており、プリント基板とプローブ保持板とを接近させた状態における基準マ ークと基準孔の内縁の輪郭との相対位置を基準としてプリント基板とプローブ板 との位置ずれを検出するようにしている。
【0010】
【作用】 本考案の装置では、プローブ保持板に形成した基準孔の内周縁(輪郭)と基準 マークとの相対的な位置関係をカメラで直接的に検出している。そのためカメラ のプローブ保持板への取りつけ位置精度、光軸の傾きの精度などは、位置ずれ検 出精度にほとんど影響しない。
【0011】 さらに本考案の装置ではカメラをプローブ保持板から離しており、そのためプ ローブ保持板とプリント基板とを当接させた状態で両者の画像をカメラに取り入 れることができる。したがってプリント基板をプローブ保持板に接近させる操作 中に生ずるずれ、およびプリント基板をプローブに押し当てるときに生ずるずれ などが測定に影響しない。すなわち実際にプリント基板をプローブに押し当てる という導通検査時と同じ条件で位置ずれを測定することができるのである。
【0012】 またプローブ保持板と基準マークとを同一平面の画像として取り込めるから、 前記従来の装置(図10)のような別々に画像を取り込む場合に生ずる計測誤差 も生じない。
【0013】
【実施例】
つぎに図面を参照しながら本考案の装置を説明する。
【0014】 図1は本考案の装置の一実施例を示す構成図であり、プリント基板にプローブ を当接させる直前の状態を示している。
【0015】 図1において1は上側の固定ベースであり、固定ベース1の下面にX−Y−θ 駆動装置2を介して上側検査治具3のヘッドベース3aが取りつけられている。 ヘッドベース3aの下面には、カメラ4が取りつけられており、さらに支柱5に よって間隔をあけてプローブ保持板6が取りつけられている。プローブ保持板6 はプローブ7の基部を保持するべース板8と、その下面に設けられるガイド板9 とからなる。ガイド板9はプローブ7のピン部の位置精度を確保するためのもの であり、通常NC加工機で加工される。前記ベース板8のカメラ4と対応する位 置には径が大きい貫通孔10が形成され、それと同軸となるようにガイド板9に 有底の穴11が形成されている。さらにその穴11の底板12には同心状に基準 孔13が形成されている。
【0016】 下側の固定ベース15上には上下駆動機構であるプレス16を介して下側検査 治具17が設けられている。その下側検査治具17の上には4本のポスト18を 介して検査されるべきプリント基板18が載置されている。プリント基板19の 上面には前記基準孔13と対応する位置に基準マーク20が設けられている。
【0017】 すなわちカメラ4、基準孔13および基準マーク20は同一軸心上に配列され ている。基準孔13の直径は基準マーク20よりも大きく、たとえば1.2 〜3倍 程度が好ましい。
【0018】 なおポスト18をエアシリンダなどを内蔵するスプリングポストによって構成 し、下側検査治具17のベース17aにプリント基板1の下側の回路パターンを 検出するプローブ7aを追加してもよい。このものはプリント基板1の両面を同 時に検査することができる。
【0019】 図1の21はプローブ7と接触される配線パターンの一部であり、22はカメ ラ4からの画像信号に基づいてX-Y-θ駆動部2に補正信号を送るための画像処理 部である。
【0020】 図2は前記カメラ3が取り込んだ画像を示すモニター画面を拡大して示してい る。本実施例では左右2個所の基準マーク20をそれぞれのカメラ4で検出し、 画像処理部22で基準孔13の輪郭の中心Oa と基準マーク20の中心Om との X軸方向の誤差ΔXおよびY軸方向の誤差ΔYを各基準マークについて測定する 。そして検出値に基づいてプリント基板18のX軸方向、Y軸方向および垂直軸 回りの回転方向のズレを算出し、X-Y-θ駆動部2へ補正量を出力するのである。 図3は図1の装置の制御回路をさらに詳しく説明するブロック線図である。 図3において、3は前述の上側検査治具、22はカメラ4からの画像を2値化 処理し、X-Y-θ駆動部2のモータM1 、M2 、M3 に補正信号を送る画像処理部 である。23および24はそれぞれプレス16などの機構の運転を行うためのメ カ操作パネルおよびシーケンサである。それらはメカ部分の動作確認用のセンサ および動作を行わせるアクチュエータ25と結合されている。 また26はプローブ7からの信号を取り入れるためのスキャナであり、27は テスタ操作パネルである。なお、28はそのテスタ操作パネル27用のプリンタ 、29は各プリント基板ごとに準備された導通検査用の設定データの記録媒体( フロッピーディスクなど)である。30は導通検査の手順を制御するためのテス タコントローラである。なお前記画像処理部22には各カメラと対応するモニタ 31が接続されている。 つぎに図3のブロック線図および図4の動作シーケンス図を参照しながら図1 の装置の動作を説明する。
【0021】 導通検査を始める前に、あらかじめ検査すべきプリント基板19に応じた下側 検査治具17および上側検査治具3をそれぞれプレス16およびX-Y-θ駆動部2 にセットしておく。
【0022】 検査においてはまずプリント基板19を手動により(またはローダーで)載置 する。プリント基板19があることを確認した上で(図3の31)プレス16が 上昇し(32)、プローブ7に配線パターン21を押し当てる。それにより配線 パターン21の断線・短絡を検査し(33)、さらにプレス16を下降(34) させている間に画像処理部22が基準マーク20と基準孔13の画像を読み込み (35)ついで2値化処理などを行ない位置ずれを検出する(36)。導通テス トの結果が良であればプリント基板19はそのまま排出され、導通テストの結果 にしたがってふりわけられる。
【0023】 テストの結果が不良で、位置ずれが許容範囲を超えるときは、X-Y-θ駆動部2 に補正信号を発し、先の位置ずれデータを基に、位置ずれが解消するように上側 検査治具3の全体を移動させる。
【0024】 ついで再度プレスを上昇させ(40)、上記と同じ検査(導通テストおよび位 置ずれ検出)が行なわれる。このようにして位置ずれが許容範囲内に入るまで上 記手順を繰り返す。
【0025】 前述したごとく、本考案では実際にプレスした状態で位置ずれ検出を行なって いる。このことは実際の導通検査(プロービング)の状態での位置ずれを検出し ているといえる。さらに位置ずれ検出は導通テストと同時に進行しているので、 従来装置のようなカメラを退避させる時間ロスがない。 なお上記の装置において、カメラ4による位置検出を行なった後、モニター( 図3の31)を見ながら手動で上側検出治具3の位置補正を行なうようにしても よい。
【0026】 つぎに前記プリント基板検出装置のさらに好ましい実施例を説明する。
【0027】 図5のガイド板9には円筒状の貫通孔41が形成され、その貫通孔41の内部 の底部側に、金属製(たとえばステンレス製)のカップ状ブッシュ42が嵌入さ れている。そしてブッシュ42の底板43に基準孔44が形成されている。
【0028】 このようにして基準孔44を形成すると、プローブガイド用の孔のNC加工機 による加工のときに同時に前記貫通孔41を加工しうる。したがってプローブ配 置位置と基準孔44の配置関係が正確になる利点がある。
【0029】 前記貫通孔41をそのまま基準孔とすることもできるが、加工壁の仕上がり具 合によっては画像データに誤差が生ずる可能性がある。しかし前記のように独立 したブッシュ42を用いると基準孔44の加工精度を向上させることができ、そ れにより2値化画像の質を向上させることができる。さらに金属製ブッシュ42 で基準孔44を形成しておくと、基準マーク45(金属製)と同等の光学的反射 率をうることができる。そのため一層明瞭な2値化図形をうることができる。
【0030】 ちなみに金属ブッシュ42のカメライメージは、たとえば図6のaのようにな る。それを2値化処理すると図6のbに示すように明暗が強調され、輪郭が明瞭 になる。 図5の45はプリント基板19に形成した基準マークの一例を示している。プ リント基板19は通常はガラス繊維混入のエポキシ樹脂製であり、その表面にレ ジスト46が被覆されている。また基準マーク45のまわりには四角形のレジス ト中抜き部47が形成され(図6の符号47参照)、その表面には表面用エポキ シ樹脂(ツヤ消し)の層が形成される。基準マーク45は通常はその中抜き部4 7の中央に回路パターン形成時に同じ導体(たとえば銅、ハンダ)を円形にプリ ントして形成する。それにより基準マーク45が回路パターン21の位置決めの 基準となるのである。 基準マーク45周辺のカメラによるイメージを図6のcに示す。このものは2 値化処理により図6のdに示すように輪郭が明瞭になる。
【0031】 プレス上昇時、すなわちプローブ保持板にプリント基板を当接させた状態にお いては、2値化画像は図6のeに示すようになる。この状態では、ブッシュ42 のランド部42aと基準マーク45の表面が明るくなっており、ツヤ消しされた レジスト中抜き部47が暗くなつている。したがって基準マーク45の外周およ び基準孔44の内周の境界がそれぞれ明瞭である。なお図6のeは、基準マーク 45と基準孔44とがずれていない状態(同心状態)を示している。
【0032】 前記カメラ4は上側検査治具3のヘッドベース板3aに固定しておくこともで きる。しかしカメラ4は高価であるので、図7〜8に示すようにヘッドベース板 3aに対して着脱自在に取りつけるのが好ましい。図7〜8において、51はレ ールスペーサであり、52はカメラ用レールであり、53はカメラ4に固定した T溝54を有するベースである。なお55はリング状の照明器具である。
【0033】
【考案の効果】
本考案の装置では、実際に回路パターンの導通テストを行なう状態、すなわち プローブを回路パターン表面に押圧した状態でプリント基材のズレを検出する。 そのため誤差を生じにくく、検出精度が高い。さらにプリント基板の基準マーク と基準孔とをほぼ同一平面で、かつ同等の光反射状態で同時に検出しうる。その ためカメラ自体の取りつけ精度誤差の影響が少なく、調整作業も容易である。さ らに導通テストと並行して位置ずれを検出しうるので、時間のロスが少ない利点 がある。
【提出日】平成4年1月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 図1において1は上側の固定ベースであり、固定ベース1の下面にX−Y−θ 駆動装置2を介して上側検査治具3のヘッドベース3aが取りつけられている。 ヘッドベース3aの下面には、カメラ4が取りつけられており、さらに支柱5に よって間隔をあけてプローブ保持板6が取りつけられている。プローブ保持板6 はプローブ7を保持するべース板8と、その下面に設けられるガイド板9とから なる。ガイド板9はプローブ7のピン部の位置精度を確保するためのものであり 、通常NC加工機で加工される。前記ベース板8のカメラ4と対応する位置には 径が大きい貫通孔10が形成され、それと同軸となるようにガイド板9に有底の 穴11が形成されている。さらにその穴11の底板12には同心状に基準孔13 が形成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 図2は前記カメラ4が取り込んだ画像を示すモニター画面を拡大して示してい る。本実施例では左右2個所の基準マーク20をそれぞれのカメラ4で検出し、 画像処理部22で基準孔13の輪郭の中心Oa と基準マーク20の中心Om との X軸方向の誤差ΔXおよびY軸方向の誤差ΔYを各基準マークについて測定する 。そして検出値に基づいてプリント基板19のX軸方向、Y軸方向および垂直軸 回りの回転方向のズレを算出し、X-Y-θ駆動部2へ補正量を出力するのである。 図3は図1の装置の制御回路をさらに詳しく説明するブロック線図である。 図3において、3は前述の上側検査治具、22はカメラ4からの画像を2値化 処理し、X-Y-θ駆動部2のモータM1 、M2 、M3 に補正信号を送る画像処理部 である。23および24はそれぞれプレス16などの機構の運転を行うためのメ カ操作パネルおよびシーケンサである。それらはメカ部分の動作確認用のセンサ および動作を行わせるアクチュエータ25と結合されている。 また26はプローブ7からの信号を取り入れるためのスキャナであり、27は テスタ操作パネルである。なお、28はそのテスタ操作パネル27用のプリンタ 、29は各プリント基板ごとに準備された導通検査用の設定データの記録媒体( フロッピーディスクなど)である。30は導通検査の手順を制御するためのテス タコントローラである。なお前記画像処理部22には各カメラと対応するモニタ 31が接続されている。 つぎに図3のブロック線図および図4の動作シーケンス図を参照しながら図1 の装置の動作を説明する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】 検査においてはまずプリント基板19を手動により(またはローダーで)載置 する。プリント基板19があることを確認した上で(図4の31)プレス16が 上昇し(32)、プローブ7に配線パターン21を押し当てる。それにより配線 パターン21の断線・短絡を検査し(33)、さらに画像処理部22が基準マー ク20と基準孔13の画像を読み込み(35)ついで2値化処理などを行ない位 置ずれを検出し(36)、検査終了後プレス16を下降(34)する。導通テス トの結果が良であればプリント基板19はそのまま排出され、導通テストの結果 にしたがってふりわけられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の装置の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1の装置におけるモニター画像の拡大図であ
る。
【図3】図1の装置の制御系統を示すブロック線図であ
る。
【図4】図1の装置の動作を示すシーケンス図である。
【図5】本考案にかかわる基準孔および基準マークの一
実施例を示す断面図である。
【図6】図5の基準孔および基準マークまわりのカメラ
画像および2値化画像を示す平面図である。
【図7】本考案にかかわるカメラの取りつけ状態を示す
一部断面正面図である。
【図8】図7のカメラの取りつけ状態を示す一部断面側
面図である。
【図9】従来のプリント基板検査装置の一例を示す構成
図である。
【図10】従来のプリント基板検査装置の他の例を示す
構成図である。
【符号の説明】
2 X-Y-θ駆動部 3 上側検査治具 4 カメラ 6 プローブ保持板 7 プローブ 9 ガイド板 12 底板 13 基準孔 16 プレス 17 下側検査治具 19 プリント基板 20 基準マーク 21 配線パターン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月30日
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板を支持する第1治具と、プ
    リント基板の配線パターンと当接されるプローブを保持
    するプローブ保持板を備えた第2治具と、治具同士を接
    近・離隔させるための駆動機構と、プリント基板とプロ
    ーブ保持板との相対的な位置ずれを検出する検出機構
    と、該検出機構よりのデータに基づいて治具同士の位置
    ずれを矯正する補正機構とを備えたプリント基板検査装
    置において、 前記検出機構が、プリント基板上に設けた基準マーク
    と、該基準マークと対応するように前記プローブ保持板
    に形成した穴と、該穴の底板に貫通させた前記基準マー
    クよりも大きい基準孔と、基準マークと基準孔の内縁と
    を同時に検出するように、前記プローブ保持板から離し
    て設けたカメラとを備えており、プリント基板とプロー
    ブ保持板とを接近させた状態における基準マークと基準
    孔の内縁の輪郭との相対位置を基準としてプリント基板
    とプローブ保持板との位置ずれを検出するようにしたプ
    リント基板検査装置。
  2. 【請求項2】 前記検出機構が2個一対で設けられてい
    る請求項1記載の装置。
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