JPH0194631A - ウエハプローバ - Google Patents

ウエハプローバ

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JPH0194631A
JPH0194631A JP25282287A JP25282287A JPH0194631A JP H0194631 A JPH0194631 A JP H0194631A JP 25282287 A JP25282287 A JP 25282287A JP 25282287 A JP25282287 A JP 25282287A JP H0194631 A JPH0194631 A JP H0194631A
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JP
Japan
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wafer
stage
probe
needle
group
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JP25282287A
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English (en)
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Teruya Sato
光弥 佐藤
Takao Ukaji
隆夫 宇梶
Atsuto Yamaguchi
敦人 山口
Taro Omori
大森 太郎
Eiichi Murakami
栄一 村上
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体チップのプローブ検査を行なうための
ウェハプローバ、特に半導体チップのボンディングパッ
ドとプローブカードのプローブニードルとの自動位置合
せ機能を有するウェハプローバに関する。
〔従来の技術〕
ウェハプローバとは、半導体ウェハ上に形成された多数
のICチップの特性を測定する際に用いられる装置であ
る。
実際のテストはICテスタが行なうが、ウェハプローバ
は、このICテスタと前記ウェハ上の各ICチップとの
電気的コンタクトを正確に行なわせる。
この電気的コンタクトは、ICチップのボンディングパ
ッド位置に対応した接触針(プローブニードル)を有す
るプローブカードと呼ばれるプリント基板を介して正確
に行なわれる。
従来のウェハ゛プローバにおいては、上記のプローブカ
ードをウェハプローバ内に設定した際には、必ず実際の
測定対象であるウェハをプローブカード下に位置させ、
このプローブカードの各プローブニードル先端と、その
下のICチップの各ボンディングパッドとのx、y、θ
、2の各方向についての位置合せを、オペレータが実体
顕微鏡を用いてプローブニードル先端を観察しながら行
なっていた。
オペレータは、θ方向についてはプローブカードを回転
させることにより、またXY力方向ついてはθ方向台せ
後、ICチップの各ボンディングパッドが各プローブニ
ードルの真下に来るようにウェハを移動させることによ
り、またZ(高さ)方向についてはXYθ方向方向後、
実際にウェハを上昇させ、プローブニードル群にウェハ
を接触させることにより、位置合せを行い、これにより
、プローバ本体の制御部にプローブニードル群のXY座
標上の位置データ、並びにZ(高さ)方向の位置データ
を設定する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、この位置合せの作業は非常に時間と手間がか
かるものであった。さらに、この作業においては、オペ
レータの熟練度によってプローブカードの設定精度が決
定されてしまうため、ICチップの測定に対する不安定
要素の1つになっていた。
そこで、当然プローブカードの自動位置合せが強く望ま
れている。しかし、今まで各種の提案はなされていたが
、下記のような種々の制約条件があり、これらの条件を
すべて満たす自動位置合せを実現したものは無かった。
(])押付けにより変形した極めて輪針圧(10g程度
)なプローブニードル先端部の位置を正確に計測可能な
こと。
(2)プローブニードル先端を汚染させないこと。
(3)プローブニードル間を電気的にショートしないこ
と。
(4)プローブニードルはテスタ側に接続されているた
め、プローブニードルに電気的信号を入力することな(
位置計測が可能なこと。
(5)プローブニードル先端形状によらずその先端部の
位置の安定検出が可能であること。
(6)消耗部品等を極力用いないこと。
(7)高速の位置検出が可能であること。
(8)小型、軽量であること。
(9)安価であること。
本発明の目的は、上述の従来形における問題点に鑑み、
従来オペレータの人手により行なっていたプローブカー
ドのX、Y、θ、Zの各方向の位置合せを、上記(1)
〜(9)の条件を満たしてかつ自動的に行なうことので
きるウェハプローバを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために、本発明はXYステージに
よってウェハチャックと一体的に移動されるコンタクト
プレートと、このコンタクトプレートをプローブカード
が有しているプローブニードル群の針先の少なくとも一
つに自動的に押し付けることを可能にする手段と、コン
タクトプレートが押し付けられた状態でプローブニード
ル群の針先の少なくとも一つを撮像する撮像手段を有し
、この撮像手段からの画像信号に基づいてプローバに設
定されたプローブカードとウェハチャックに保持されて
いるウェハのアライメントのための制御を実行可能とし
ている。
〔実施例〕
以下、図に示した実施例を用いて本発明の詳細な説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示すウェハプローバの上部
概略図であり、この図において、lはウェハを搭載する
ためのウェハチャック、2はウェハチャック1をθおよ
びZ方向に駆動するθZステージ、3はθZステージ2
をXY力方向駆動するXYステージであり、Xステージ
301、Yステージ302を!している。Xステージ3
01は不図示のベースに固定支持されているガイド30
4,305に案内されて移動し、Yステージ302はX
ステージ301に固定支持されているガイド306,3
07に案内されて移動する。308はXステージ301
のX方向の位置を不図示のスケールを介して検出する位
置検出器、309はYステージ302のY方向の位置を
不図示のスケールを介して検出する位置検出器である。
4はウェハの外形、およびウェハの2方向の位置(高さ
)を測定するための静電容量型センサ、5はウェハ上の
ICチップのパターンを撮像するための撮像器であり、
顕微鏡501とTVカメラ502を有している。6はI
Cチップ上のボンディングパッドと電気的なコンタクト
をとるためのプローブニードル(図では多数のプローブ
ニードルのうち端部に位置する4本のみを示している)
、7は各プローブニードル6の先端(針先)がICチッ
プ上に所定の状態で配列されているボンディングパッド
群のそれぞれに1対1で一致するように、各プローブニ
ードル6を配列固定したプリント基板であるプローブカ
ードで、このプローブカード7は第6図に示すようなホ
ルダ701に吸着保持されている。
10はタッチプレートで、プローブニードル6の先端群
をZ方向に沿って上から押し付けた際の微小な荷重を検
出することにより、プローブニードル6の針先群の高さ
を計測するために用いられる。
タッチプレート10は石英またはサファイヤ等の材質の
薄板で°ある。11はプローブニードル6の針先群の概
略位置を検出するために用いるレーザビーム、12はレ
ーザビーム11を出力する半導体レーザ、13はレーザ
ビーム11をウェハチャツク1中央部において集光する
ための集光レンズ、14は半導体レーザ12からのレー
ザビーム11をウェハチャック1の上面と平行になる様
に曲げるプリズム、15はウェハチャックlの上面に沿
って投射されているレーザビーム11をレーザビーム検
出用の受光素子16に導くためのプリズムである。
20はプローブニードル6の先端の位置を計測するため
にコンタクトプレート21に押し付けられたプローブニ
ードル6の先端を対物レンズ22を介して撮像するTV
左カメラ、Yステージ302上に設けられている。対物
レンズ22はフォーカス位置にある物点からの光束が平
行光となって出射されるような所謂無限補正のレンズで
ある。23はプローブニードル6の先端を照明するため
の光源で、例えばペテロ接合型、高輝度LEDである。
この光源23と、集光レンズ24、ハーフミラ−25で
照明系を構成している。なお、コン、タクトプレート2
1の外周部21aはプローブニードル6の先端が押し付
は時にズしてコンタクトプレート21の仰1面に外れて
しまわないようにテーバ状に形成されている。27は対
物レンズ22よりの平行光束をミラー26を介してTV
左カメラ0の撮像面に結像させるためのリレーレンズで
ある。
第2図はタッチプレート10によりプローブニードル6
の針先群の2方向の位置(高さ)を検出するための構成
を詳細に示す図であり、この図において30はタッチプ
レート10をその略中央で支持するジュラルミン等で形
成された変形部材で、その側面には第3図に示すように
プローブニードル6の先端がタッチプレート10に押し
付けられた際に、その荷重で容易に変形するように貫通
孔32が形成されている。31は変形部材30の変形量
を検出するための半導体ひずみゲージである。この半導
体ひずみゲージ31は貫通孔32の上方(Z方向)に位
置するように変形部材30に固着されている。
第4図はレーザビーム11を用いてプローブニードル6
の針先群のXY座標上での位置を粗検出するための構成
を詳細に示す図であり、この図において、40は半導体
レーザ12、集光レンズ13、プリズム14をウェハチ
ャック1に対して一体的に2方向に移動させるためのり
ニアソレノイド、41は受光素子16、プリズム15を
2ウエハチヤツク1に対して一体的にZ方向に移動させ
るためのりニアソレノイド、42はウェハチャック1を
Zステージ43に対して電気的に絶縁した状態で支持す
るための絶縁材、44はボールネジ、45はボールネジ
44を回転させることにより、Zステージ43をθステ
ージ46に対してZ方向に移動させるためのパルスモー
タである。パルスモータ45はθステージ46の内部に
ボールネジ44等の他の駆動機構と共に支持される。4
7はθステージ46を装置本体側の固定部51に対して
回転可能に支持しているベアリング、48はθステージ
46の周辺にその回転中心がθステージ46の回転中心
と一致するように取付けられたギヤ、49はギヤ48と
連結されたギヤ、50はθステージ46をギヤ48.4
9を介して回転させるためのパルスモータである。パル
スモータ50は固定部51に支持されている。これによ
りレーザビーム11はウェハチャックlと一体的に上下
(Z)方向、回転(θ)方向の移動が可能であり、かつ
、ウェハチャック1に対しても、上下(Z)方向動が可
能な様になっている。
第5図はTV左カメラ0を用いてプローブニードル6の
針先群のそれぞれの位置を検出する構成を詳細に示す図
であり、この図において、60はコンタクトプレート2
1、対物レンズ22を一体的に固定保持するホルダアー
ムで、このホルダアーム60の先端にはタッチプレート
10を支持する変形部材30が取り付けられている。6
1はボールネジ、62はボールネジ61を回転させるこ
とによりホルダアーム60をZ方向に移動させるパルス
モータ、63はプローブニードル6の先端のそれぞれを
撮像するTV左カメラ0及びウェハの各ICチップのボ
ンディングパッドのそれぞれを撮像するTVカメラ50
2(第1図参照)からの映像信号を入力して、ブローバ
シーケンスコントローラ64の指令により入力画像の2
値化、ラベリング、特徴抽出等を実行する周知の画像処
理回路である。ブローバシーケンスコントローラ64は
ブローバ全体のシーケンスを制御すると共に、画像処理
回路63から各プローブニードル先端部の中心の位置情
報と、それに対応するウェハ内ICチップの各ボンディ
ングパッドの中心の位置情報を入力することにより、各
プローブニードル先端部と各ボンディングパッドとの自
動位置合わせ動作を制御する。
第6図はウェハチャック1、プローブニードル6、プロ
ーブカード7、タッチプレート10ル−ザビーム11、
コンタクトプレート21のZ(高さ)方向の位置関係を
示す図であり、この図において、701はプローブカー
ド7を保持するカードホルダ、702はカードホルダ7
01を回転させるためのパルスモータである。この図か
ら明らかな如く、タッチプレート10の上面とコンタク
トプレート21上面は同一高さになっており、これらは
第5図に示す構成により一緒にZ(上下)方向に移動可
能となっている。
またレーザビーム11の光軸はウェハチャック1よりA
 (=2mm)だけ上部をウェハチャック上面と平行に
配置されており、これは第4図に示す構成によりウェハ
チャック1の上面より下方に下がることが”可能となっ
ている。
以下、第1図に示した実施例の動作を第10図のフロー
チャートに基づいて説明する。
第1図のウェハプローバにおいて、第10図のフローチ
ャートのステップ101でプローブカード7をオペレー
タが設定した後、不図示の操作パネル上のスイッチをオ
ペレータが押すことによりXYステージ3の移動が開始
され、XYステージ3上に支持されているタッチプレー
ト10がプローブニードル6の針先群の下方に位置する
。この後、ステップ102で第5図のパルスモータ62
によるボールネジ61の回転が開示され、変形部材30
に支持されているタッチプレート10はアームホルダ6
0と共に2方向に沿って上昇し、その上面がプローブニ
ードル6の針先群のいくつかに触れることになる。コン
トローラ60はこの時のタッチプレート】0の上面の高
さをパルスモータ62に与えたパルス信号のパルス数に
基づいて求め、これからプローブニードル6の針先群の
高さ(Z方向の位置)を検出する。
ここで、プローブニードル6の針先群がタッチプレート
10に接触したことを検出する構成は、前述した如く、
第2図に示す様なものである。タッチプレー)10を支
持しているものが、その表面に半導体ひずみゲージ31
を張り付けた変形部材30であり、これはダブルビーム
型と呼ばれている荷重センサである。−船釣にプローブ
ニードル6はその先端がウェハ表面に接触した位置から
Z方向に更に100μm程度相対移動させて、オーバド
ライブをかけた状態で電気的測定に用いられ、また、こ
の状態においては20g程度の針圧がウェハ表面にかか
ることになる。そこで、本実施例においてはプローブニ
ードル6の針先群がタッチプレート10に接触したとコ
ントローラ64が判断する際の判定荷重を2g程度とし
ている。また第3図は前述した如くタッチプレート10
にプローブニードル6の針先群により荷重がかかった状
態を示す図である。この様な状態において゛、2つの半
導体ひずみゲージ31はそれぞれ圧縮と引張り方向の力
が加えられるため、2つのゲージ31の抵抗値は減少方
向と増加方向のそれぞれに変化する。これからコントロ
ーラ64は荷重の大きさを検出する。
なお、この際にタッチプレート10を所定ストローク上
昇させてもプローブニードル6の針先群との接触が検出
され無い場合には、パルスモータ62を逆転させてタッ
チプレート10を下降させると共に、XYステージ3に
よりタッチプレート10を現在位置の周辺で所定■だけ
移動させ、この後、再び前述と同様な上昇動作を行い、
プローブニードル6の針先群の高さ検出を再度実行する
次に、第10図のステップ103のレーザビーム11に
よるプローブニードル6の針先群のXY座標における概
略位置計測のため、第4図に示すリニアソレノイド40
.41をドライブすることにより、半導体レーザ12、
集光レンズ13、プリズム14、またプリズム15、受
光素子16をZ方向に移動(上昇)させて、レーザビー
ム11をウェハチャックlの上面より略A(=2mm)
だけ上に位置させる。またこの状態で、レーザビーム1
1をステップ102で検出したプローブニードル6の針
先群の高さより100μm程度上方(Z方向)にその光
軸が位置するように、Zステージ43をパルスモータ4
5によりZ方向に上昇させる。この時、レーザビーム1
1のXY座標に対する傾きが、第7図(a)に示す位置
となるようにθステージ46をパルスモータ50により
回転させて固定する。この状態において、第7図(a)
に示す様に、レーザビーム11の集光点11’  (X
Y座標上でウェハチャック1の中心に略一致)がプロー
ブニードル6の先端部をよぎる様、にXステージ301
を移動させる。この移動時、プリズム15を通して導び
かれるレーザビーム11の光量を受光素子16で検出し
、この検出光量がある割合以下になる複数の場所のXY
座標をX位置検出器308、Y位置検出器309の出力
に基づいてコントローラ64は検出して記憶する。次い
で、レーザビーム11のXY座標に対する傾きを第7図
(b)に示すように、θステージ46をパルスモータ5
0によりθ1だけ回転させることにより変化させて固定
し、前述と同様に、受光素子16に入射されるレーザビ
ーム11の光量が、ある割合以下になる複数の場所のX
Y座標を記憶する。以上の動作により、第7図における
プローブニードル6の右下及び左上の各先端部を通る、
2本の直線(レーザビーム)の位置が判明するため、コ
ントローラ64は上述の2つのプローブニードル6の先
端部のXY座標上の位置を2本の直線の交点の式より求
める。
但し、ここで求められた右下及び左上のプローブニード
ル6の先端部のXY座標上の位置は、ブロービングに必
要な精度(±2〜3μm)に対しては未だ充分ではない
。それは、プリズム14.15はその上部がプローブカ
ード7の裏面に当たらない様な大きさであるため、集光
レンズ13の実効NAが大き(取れなく、従ってレーザ
ビーム11のビームウェスト径を、ある値以下にするこ
とが困難なためである。さらにプローブニードル6は前
述のように通常100μm程度のオーバドライブをかけ
て電気計測を実行するのであるが、このオーバドライブ
時にプローブニードル6の針先のXY座標上の位置が最
大20μ°m程度ずれることがあるためである。そこで
、本実施例では、プローブニードル6の針先部の高さ及
び概略XY位置を検出した後、次に第1O図のステップ
104に進んで、第5図に示したTVカメラ20を用い
た高精度XY位置検出に移る。
ステップ104では、まず、プローブニードル6の右下
(第7図参照)の針先の下(Z方向に関して)に、前述
のステップ103で計測した所定針先のXY座標上の概
略位置データに基づいて、コンタクトプレート21をX
Yステージ3の移動により位置させる。この後、前述の
ステップ102で計測した針先のZ方向の位置データに
基づいて、コンタクトプレート21をアームホルダ60
を介してパルスモータ62により上昇させ、コンタクト
プレート21によりプローブニードル6の針先にウェハ
上のICチップのブロービングテスト時と同じオーバド
ライブがかかる様にする。この状態において、高輝度L
ED23によりコンタクトプレート21を通してプロー
ブニードル6の針先部を照明し、針先をTV左カメラ0
で撮像する。
ここにおいて、対物レンズ22は無限補正されているた
め、対物レンズ22を上下させても、TXカメラ20に
入力される物体面位置は常にコンタクトプレート21の
上面になっている。このため、本実施例では任意の高さ
の針先のオーバドライブ時の映像を対物レンズ22をコ
ンタクトプレート21と一緒に上下させるだけで入力可
能となっている。また、照明系は配光分布が均一なヘテ
ロ接合型高輝度LEDを光源としたケーラ照明系としで
あるため、タングステンランプ等の光源と比較して、小
型で震動に強く、低消費電力であり、かつ照度ムラが非
常に少なくなっている。
TV左カメラ0で撮像されたプローブニードル6の針先
部の映像は、針先部が一般的に反射率の高い金属面であ
ること、並びにケーラ照明を採用していることにより、
対物レンズ22の光軸と垂直な位置関係にない針先先端
部以外の面は暗く見えること、又、針先先端部以外はデ
フォーカス状態となること等から、針先先端部のみが明
るく見える。TV左カメラ0からの映像信号は画像処理
装置63に入力され、どの内部でTV左カメラ0の各画
素の輝度のヒストグラム分布から一番高輝度なブロック
のみを分離するスライスレベルを決定することにより、
入力映像を2値化画像とする。次に、この2値化画像に
対してラベリング処理を行い、針先先端部の分離を行い
、これらの重心位置及び長径、短径の計測を行う。ここ
で、もし゛長径と短径の差が非常に大きい場合には、2
値化レベルが低すぎた可能性があるため、ズライスレベ
ルを上げて再度2値化処理し、重心位置、長径、短径の
計測を行う。
以上の様な手順により右下の針床のXY座標上の位置を
求めた後、コントローラ64は次に左上(第7図参照)
の針先の下にコンタクトプレート21を移動させ、右下
の針先と同様にそのXY座標上の位置を求める。さらに
、同様な手順で第7図の上部のプローブニードル6の針
先の間、及び下部の針先の間に多数配列されている針先
の中心位置を全て計測する。
この針先位置計測中に、本実施例のウェハプローバでは
不図示のウェハカセットからウェハを取り出し、不図示
のプリアライメントステージでのプリアライメントを完
了させている。従って、ステップ104の針先位置計測
後、シーケンスはすぐにステップ105に進んで、プリ
アライメントステージからウェハをウェハチャック1に
搭載する。ウェハには複数のICチップがスクライブラ
インに沿って形成されている。このウェハを第1図に示
される静電容量型センサ4の下(Z方向に関して)にX
Yステージ3により移動し、ステップ106でその外周
部数点を計測することにより、ウェハのオリエンテーシ
ョンフラットの向きを放出し、ウェハチャックlを第4
図のパルスモータ50により回転させて、これを指定方
向に合わせ、かつ、ウェハの中心を算出する。この後、
ウェハ上の数点で高さを同様に計測する。これはブロー
ビング時に、ウェハ全面におけるオーバドライブ量をウ
ェハ表面の高さのバラツキに左右されずに常に一定にコ
ントロールするためである。この後、第10図のステッ
プ107に進んで、ウェハ上の右端部(X軸方向での一
方の端部)表面を顕微鏡502の下にXYステージ°3
により位置させ、かつ、Zステージ43をパルスモータ
45により上下動させて、ウェハ表面を顕微鏡502の
フォーカス位置に設定する。この状態において、TV右
カメラ02は顕微鏡501を通して、ウェハ表面のパタ
ーンを撮像し、これに基づいた映像信号を画像処理装置
63に送り込む。
画像処理装置63はブローバシーケンスコントローラ6
4の指令により、画像中で縦、又は横方向に細長い同一
濃度領域の抽出及びその領域の幅の測定を行い、ウェハ
上のスクライブラインを抽出する。
もし、入力画像中にスクライブラインに相当するパター
ンが存在しない場合には、ブローパシーケンスコントロ
ーラ64はXYステージ3を所定量だけXlまたはY軸
方向に移動させ、現在入力されているウェハ上のエリア
の周辺をTVカメラ502に取り込み、前述と同様な処
理を繰り返し、スクライブラインの抽出を実行する。
次いで、ウェハ上の左端部(X軸方の他方の端部)表面
を顕微鏡502の下に位置させ、右端部と同様な処理を
行うこと・により、ウェハ上のスクライブラインを抽出
する。この抽出結果に基づいてコントローラ64はウェ
ハ上の縦と横のスクライブラインがxステージのガイド
304,305 (X軸)、Yステージのガイド306
.307 (Y軸)のそれぞれと平行になる様に、ウェ
ハチャック1をパルスモータ50により回転させステッ
プ107のウェハのθ補正駆動を実行する。
以上の動作により、コントロール64がウェハ上で所定
の1個のICチップの位置を検出すると、ステップ10
8に進み、コントロール64は前述のステップ104に
より計測したプローブニードル6の各針先の位置を示す
データに基づいて、プローブニードル6の各針先位置に
対応するウェハ上のそのICチップ内の各位置(そのI
Cチップ内でボンディングパッドがあると予想される位
置)を顕微鏡501の下にXYステージ3により順次位
置させ、この時の各ウェハパターン画像をTVカメラ5
02から画像処理装置63に送り込む。画像処理装置6
3はコントローラ64からボンディングパッドのサイズ
データ等を受は取ることにより、これに該当するパター
ンの中心位置データを各ウェハパターン画像ごとにコン
トローラ64に送り返していく。次にステップ109に
進み、コントローラ64は以上の様にして、ステップ1
08で集めた各ボンディングパッド中心間の相対位置デ
ータと、先にステップ104で計測した各針先中心間の
相対位置データから本当のボンディングパッドの抽出と
、ボンディングパッド群に対応するプローブニードル6
の針先群のθ方向の角度誤差を算出する。
ここで、上述の角度誤差が発生している理由はプローブ
カード製作時のプローブカード7の外形に対する各針先
の角度誤差が存在するためでありさらにプローブカード
の設定時にも角度誤差が生じるためである。この角度誤
差は第6図に示す様に、プローブカード7を固定してい
るカードホルダ701をパルスモータ702によりθ方
向に回転することにより補正する。以上の動作により、
ウェハチャック1上で角度誤差が無い状態に保持されて
いるウェハのボンディングパッドに対するプローブカー
ド7の角度調整が終了したことになり、又、この状態に
おけるボンディングパッドとプローブカー゛   ドア
のプローブニードル6の針先の相対位置も正確に求めら
れたことになる。従って、この後、ステップ110でウ
ェハ上の最初にテストすべきICチップを正確にプロー
ブカード7の下に移動させることが可能となる。以降ス
テップ111に進み、X位置検出器308、Y位置検出
器309の出力に基づいてXYステージ3をXまたはY
方向にウエノ1上のICチップの大きさに対応する量だ
けインデックス移動させ、移動ごとにICチップのテス
トを実行する。
なお、本実施例においては、ボンディングパッド群と針
先群の角度誤差を取り除いた後、両者を最適にXY力方
向合わせた場合に残る各ボデイングパッドと針先間の残
留誤差が、1個所以上のポインディングパッドと針先に
ついてあらかじめ設定されている許容値を越えた場合に
は、第5図に示す報知器70の警告ブザを鳴らすことに
より、プローブカード7の不良をオペレータに知らせる
様にしている。これは一般にプローブカードは数10万
回以上のコンタクト動作によって次第にその先端部位置
が微小にずれてい(ので、この様な針先位置がずれてい
るプローブカードを測定に使用させない様にするためで
ある。また、本実施例では、角度誤差をプローブカード
7をθ方向に回転させることにより補正しているが、こ
れはウェハを保持するウェハチャックlをθ方向に回転
させることにより補正しても良い。この場合には、ステ
ップ111でブローブテストを実行するためにX位置検
知器308、Y位置検知器309によってXYステージ
3をインデックス移動させる際、XYステ7ジ3に載置
されているウェハチャック1の移動方向をXY座標のX
Y軸に対して補正した角度誤差分だけ傾けることが必要
である。
〔他の実施例〕
ところで、前述の実施例においてはステップ109でプ
ローブカード7の角度誤差を算出するためには、ステッ
プ108でTV右カメラ02を用いてICチップ内の多
数のボンディングパッドを抽出する必要がある。このた
め、前述の実施例ではスループットが多少低下する場合
がある。そのため、プローブニードル6の先端部の理想
的な位置情報を操作パネルからオペレータが事前に入力
しておく方法が有効な場合もある。このような実施例の
動作を第11図のフローチャートを用いて説明するが、
装置本体の構成は第1図の実施例と同じである。
第11図のフローチャートで示す実施例と前述の実施例
との違いは、カードホルダ701にセットされているプ
ローブニードル6の先端部の理想的な位置がブローバシ
ーケンスコントローラ64に設定されているため、ウェ
ハ上のtCチップ内の各ボンディングパッドをTVカメ
ラ501で観察しな(でも、ステップ120でプローブ
カード7の角度誤差が修正駆動可能な点である。又、ス
テップ121で行われるボンディングパッドの位置計測
もプローブカード7の角度誤差の要因が入らないため、
TV右カメラ02によって観察するICチップ内の各点
の数を少な(しても正確に実行することが可能となる点
である。
以下、この実施例の動作を説明するが、ステップ101
からステップ104は前述の実施例と同様である。ステ
ップ104の終了後、ステップ120ではブローバシー
ケンスコントローラ64(第5図参照)に設定されてい
るプローブニードル6の各針先群の理想的な位置を示す
データと、ステップ104でTVカメラ20を用いて計
測したカードホルダ701にセットされているプローブ
カード7の実際のプローブニードル6の針先群の位置を
示すデータから両者間のθ方向の角度誤差を算出し、こ
の算出した角度誤差分だけカードホルダ701をパルス
モータ702(第6図参照)により回転し、プローブニ
ードル6の針先群をブローバシーケンスコントローラ6
4に設定された理想位置に設定する。この後、前述の実
施例と同様に、ステップ105でウェハをウェハチャッ
ク1へロードし、ステップ106で静電容量センサ4で
ウェハのプリアライメントをし、ステップ107でTV
右カメラ02を用いてウェハ上のスクライブラインを検
出して、ウェハチャックl上のウェハのθ方向の補正を
行い、ステップ121に進む。
本実施例では、ステップ120でプローブニードル6の
各針先群は、理想位置(θ誤差がない状態、即ち、ステ
ップ107でθ補正されたウェハチャック1上のウェハ
におけるICチャプ内のボンディングパッドの配列方向
に針先群の配列方向が略一致している状態)に設定され
ているので、第10図のステップ109で行うような針
先群とボンディングパッドのそれぞれを合わせるための
プローブカード7のθ補正が不要であり、このため、I
Cチップ内のボンディングパッドをTV右カメラ02で
撮像する際、針先群の数だけICチップ内に存在するボ
ンディングパッドのうち所定のい(つかを撮像すれば良
い。これから求められるボンディングパッドのXY座標
上の位置から、ステップ110でウェハの第1チツプが
針先群の下方に位置するようにXYステージ3の移動を
制御する。この後、ステップ111に進み、コントロー
ラ64はプローブテストを開始する。
また、前述の実施例においては、プローブニードル6の
高さ(2方向の位置)検出のためにタッチプレート10
を用いていたが、これをレーザビーム11で代用するこ
とも可能である。レーザビーム11によるプローブニー
ドル6の針先群の高さ検出は、第8図に示すようにレー
ザビーム11の高さを第4図の2ステージ43の2方向
の移動により変えながらプローブニードル6の下をXY
ステージ3によりスキャンさせて、レーザビーム11が
プローブニードル6の先端により受光素子16に対して
遮光状態となる高さを第4図のパルスモータ45に与え
たバルス数に基づいて検出することにより行う。但し、
先に述べた様に、このレーザビーム11を用いた位置計
測は精度的に充分なものではないので、この実施例の場
合には、第12図に示すフローチャートのステップ13
1において、TV左カメラ0によりプローブニードル6
の針先の映像を入力する際、この針先の映像の大きさが
最小になる様に第5図に示すコンタクトプレート21を
Z方向に上下動させて、その時点でパルスモータ62に
与えられているパルス数に基づいて求められるコンタク
トプレート21の高さから、より正確な針先高さの位置
計測を行う方が好ましい。・ この実施例の動作は第12図のフローチャートに示す通
りである。即ち、ステップ101でオペレータによりプ
ローブカード7が設定されると、ステップ130により
プローブニードル6の針先のXY座標上の概略位置が第
7図で説明した方法により実行され、また、プローブニ
ードル6の針先のZ方向の概略位置(高さ)が第8図で
説明した方法により実行される。この後、ステップ13
1でTV左カメラ0(第5図参照)によってコンタクト
プレート21に接触しているプローブニードル6の針先
を撮像して針先の位置を検出する際に、前述の如く、針
先の映像の大きさが最小となるようにコンタクトプレー
ト21を上下動させて、針先のZ方向の位置も゛計測す
る。この後、ステップ105に進み、前述の実施例と同
様な動作を実行する。
更に前述の実施例では、プローブニードル6の針先のX
Y座標上の概略位置計測のためにレーザビーム11を用
いていたが、これをプローブニードル6の針先の映像を
TV左カメラ0に入力する顕微鏡の倍率を低倍、高倍に
切換可能として、計測することも可能である。この場合
の針先の映像を入力する顕微鏡の構成を第9図に示す。
この図において、66は針先群のそれぞれを、TV左カ
メラ0に結像するための高倍用リレーレンズ、67は針
先群の支持部をTV左カメラ0に結像するための低倍用
リレーレンズ、68は高倍用リレーレンズ66と低倍用
リレーレンズ67を切換るためのりニアソレノイド、6
8はリニアガイドである。低倍用リレーレンズ67はプ
ローブニードル6の針先群の水平部分の支持部を入力す
るために用いられ、高倍用リレーレンズ66はプローブ
ニードル6の針先群の先端部を入力するために用いられ
る。即ち、高倍用リレーレンズ66ではコンタクトプレ
ート21に接触しているプローブニードル6の針先付近
の狭い領域をTV左カメラ0は撮像し、針先の精密な映
像信号を画像処理回路63(第5図参照)に入力し、低
倍用リレーレンズ67ではプローブニードル6の針先を
含んだ比較的広い領域をTV左カメラ0は撮像し、この
映像信号から画像処理回路63は針先の撮像画面におけ
る位置を求め、これから針先のXY座標上の概略位置を
検出する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、今まで人手によ
り行っていたプローブニードルの先端の位置合せを自動
化できる。また、この位置合せはオーバドライブがかか
った状態で、かつプローブニードルの先端を汚染させる
ことなく行うことができ、人手によるよりも高速に位置
合せ可能である。また、本発明によれば、消耗部品等を
必要とせず、テスタ側にも何ら影響を与えずに済むため
非常に保守性が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のウェハプローバの一実施例を示す図、
第2図は第1図の実施例でプローブニードルの針先のZ
方向の位置を検出するために用いるタッチプレートを示
す、第3図は第2図のタッチプレートの作用状態を示す
図、第4図はウェハチャックの構成を示す図、第5図は
プローブニードル針先群を撮像するために用いる撮像系
を示す図、第6図は各構成要素のZ方向の位置関係を示
す図、第7図はレーザビームによるプローブニードル針
先のXY座標上の概略位置計測を説明するための図、第
8図は本発明の他の実施例に係わるレーザビームによる
プローブニードル針先のZ方向の概略位置計測を説明す
るための図、第9図はプローブニードル針先のXY座標
上の概略位置を映像信号から計測する本発明の他の実施
例を示す図、第10図は第1図の実施例の動作を示すフ
ローチャート、第11図はプローブニードル針先の位置
を事前に設定する本発明の他の実施例の動作を示すフロ
ーチャート、第12図は第9図の実施例の動作を示すフ
ローチャートである。 l・・・ウェハチャック  2・・・θZステージ3・
・・XYステージ   6・・・プローブニードル7・
・・プローブカード  10・・・タッチプレート11
・・・レーザビーム   20・・・TV右カメラ1・
・・コンタクトプレート 63・・・画像処理回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウェハを保持するウェハチャックと、上記ウェハ
    チャックをX並びにY方向に移動させるXYステージと
    、上記XYステージによってX並びにY方向に関して上
    記ウェハチャックと一体的に移動されるコンタクトプレ
    ートと、上記コンタクトプレートを上記XYステージに
    対してZ方向に移動させる駆動機構と、プローブカード
    が有しているプローブニードル群の針先の少なくとも一
    つの位置を検知する検知手段と、上記コンタクトプレー
    トを通して上記プローブニードル群の針先の少なくとも
    一つを撮像する撮像手段と、上記検知手段の検知結果に
    基づいて上記XYステージと上記駆動機構を制御するこ
    とにより、上記プローブニードル群の針先の少なくとも
    一つに上記コンタクトプレートを押し付け、この際の上
    記撮像手段からの画像信号に基づいて上記プローブニー
    ドル群と上記ウェハとのアライメントを制御する制御手
    段を有することを特徴とするウェハプローバ。
  2. (2)上記検知手段は上記ウェハチャックのウェハ保持
    面に沿って光ビームを投射するための光源と、上記光ビ
    ームを光電検出するための光電検出器を有することを特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のウェハプロー
    バ。
  3. (3)上記検知手段は上記光ビームを上記プローブニー
    ドル群に対して上記XYステージにより走査した際の上
    記光電検出器の光電出力に基づいて上記プローブニード
    ル群の針先の少なくとも一つのX並びにY方向の位置を
    検知することを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記
    載のウェハプローバ。
  4. (4)上記検知手段は上記光ビームを上記ウェハチャッ
    クの保持面に対してZ方向に移動させながら、上記XY
    ステージによる上記光ビームの走査を繰り返し、この際
    の上記光電検出器の出力に基づいて上記プローブニード
    ル群の針先の少なくとも一つのZ方向の位置を検知する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(3)項記載のウェ
    ハプローバ。
  5. (5)上記検知手段はタッチプレートを支持する変形部
    材に固着された半導体ひずみゲージを有し、上記プロー
    ブニードル群の針先の少なくとも一つに上記タッチプレ
    ートをZ方向に沿って押し付けた際の上記半導体ひずみ
    ゲージの出力に基づいて上記プローブニードル群の先端
    の少なくとも一つのZ方向の位置を検知することを特徴
    とする特許請求の範囲第(3)項記載のウェハプローバ
  6. (6)上記制御手段は上記プローブニードル群と上記ウ
    ェハ間のθ方向の誤差を上記プローブカードをθ方向に
    回転させることにより補正すると共に、ウェハ上の複数
    のチップを上記プローブニードル群を用いて順に検査す
    る際には上記ウェハチャックを上記XYステージにより
    XまたはY方向に移動させることを特徴とする特許請求
    の範囲第(1)項記載のウェハプローバ。
  7. (7)上記制御手段は上記プローブニードル群と上記ウ
    ェハ間のθ方向の誤差を上記ウェハチャックをθ方向に
    回転させることにより補正すると共に、ウェハ上の複数
    のチップを上記プローブニードル群を用いて順に検査す
    る際には上記ウェハチャックを上記XYステージにより
    XまたはY方向に対して補正した角度だけ傾けて移動さ
    せることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    ウェハプローバ。
  8. (8)上記制御手段は上記撮像手段からの画像信号に基
    づいて上記プローブニードル群のそれぞれの相対位置関
    係を検出し、検出した相対位置関係が許容誤差を超えて
    いる時警告することを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載のウェハプローバ。
  9. (9)ウェハを保持するウェハチャックと、上記ウェハ
    チャックをX並びにY方向に移動させるXYステージと
    、上記XYステージによってX並びにY方向に関して上
    記ウェハチャックと一体的に移動されるコンタクトプレ
    ートと、上記コンタクトプレートを上記XYステージに
    対してZ方向に移動させる駆動機構と、プローブカード
    が有しているプローブニードル群の針先の少なくとも一
    つのZ方向の位置を検知する検知手段と、上記コンタク
    トプレートを通して上記プローブニードル群の針先の少
    なくとも一つを撮像する撮像手段と、上記撮像手段の撮
    像倍率を低倍と高倍に切換る切換手段と、上記検知手段
    からの検知信号に基づいて上記駆動機構を制御し、低倍
    の上記撮像手段からの画像信号に基づいて上記XYステ
    ージを制御することにより上記プローブニードル群の針
    先の少なくとも一つに上記コンタクトプレートを押し付
    け、この際の高倍の上記撮像手段からの画像信号に基づ
    いて上記プローブニードル群と上記ウェハのアライメン
    トを制御する制御手段を有することを特徴とするウェハ
    プローバ。
  10. (10)ウェハを保持するウェハチャックと、上記ウェ
    ハチャックをX並びにY方向に移動させるXYステージ
    と、上記XYステージによってX並びにY方向に関して
    上記ウェハチャックと一体的に移動されるコンタクトプ
    レートと、上記コンタクトプレートを上記XYステージ
    に対してZ方向に移動させる駆動機構と、プローブカー
    ドが有しているプローブニードル群の針先の少なくとも
    一つの位置を検知する検知手段と、上記コンタクトプレ
    ートを通して上記プローブニードル群の針先の少なくと
    も一つを撮像する第1撮像手段と、上記ウェハチャック
    に保持されているウェハを撮像する第2撮像手段と、上
    記検知手段の検知結果に基づいて上記XYステージと上
    記駆動機構を制御することにより上記プローブニードル
    群の針先の少なくとも一つに上記コンタクトプレートを
    押し付け、この際の上記第1撮像手段からの画像信号に
    基づいて上記XYステージを制御することにより上記第
    2撮像手段の撮像領域にウェハが有しているチップ内の
    ボンディングパッドを位置させる制御手段を有している
    ことを特徴とするウェハプローバ。
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