JPH08285785A - はんだ付け良否検査装置 - Google Patents

はんだ付け良否検査装置

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JPH08285785A
JPH08285785A JP7089235A JP8923595A JPH08285785A JP H08285785 A JPH08285785 A JP H08285785A JP 7089235 A JP7089235 A JP 7089235A JP 8923595 A JP8923595 A JP 8923595A JP H08285785 A JPH08285785 A JP H08285785A
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JP
Japan
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probe pin
pin
lead
soldering
image
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JP7089235A
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Inventor
Takao Nakagawa
隆夫 中川
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SEIWA DENKI KK
Seiwa Electric Mfg Co Ltd
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SEIWA DENKI KK
Seiwa Electric Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板上に表面実装された電子部品の
リードピンが、配線パターンに正常にはんだ付けされて
いるか否かの検査のみを行うのに適したはんだ付け良否
検査装置を提供する。 【構成】 プローブピンPを実装部品Cのリードピン配
列方向に沿って、その各リードピンに接触する位置で走
査し、そのプローブピンPのリードピンへの接触前と接
触時においてそれぞれ部品の平面像を撮像するととも
に、その二つの画像データを比較し、この比較結果をは
んだ付けの良否を判定するための情報として用いるよう
に構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板上の表面
実装部品のはんだ付けの状態を検査するはんだ付け良否
検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板上に表面実装された電子部
品のはんだ付けの状態を検査する装置としては、リード
ピンのはんだ付け部をカメラで撮らえて、その外観形状
やはんだ表面のつや及びリード間のはんだブリッジ等を
検査する方式、あるいは、はんだ付け部にスリット光を
照射し、その反射光を検出することにより外観形状を検
査する方式を採用した検査装置がある。
【0003】また、このような光学系を利用した方式の
ほか、X線を用いてはんだ付け部を非破壊検査する方
式、さらに、はんだ付け部をレーザ光照射により加熱し
て、その温度分布からリードピンのはんだ付け不良やは
んだ濡れ性などを検査する方式を利用したものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のはん
だ付けは上記したような非接触方式の装置が主流である
が、これらの検査装置によれば、リードピンのはんだ付
け部の状態、例えば外観形状、濡れ性、内部ボイドなど
を精密に検査することが可能である反面、検査項目がリ
ードのはんだが付いているか否か判定だけの検査には不
向きである。
【0005】本発明はそのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、プリント基板上に表
面実装された電子部品のリードピンが、正常にはんだ付
けさてれいるか否かの検査のみを行うのに適したはんだ
付け良否検査装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、図1の基本概念図を参照しつつ説明する
と、本発明の検査装置は、被検査基板を保持するテーブ
ルTと、このテーブルTの上方にプローブピンPを支持
し、かつ、そのプローブピンPをテーブルT上面と平行
な2軸(X−Y)の方向に沿って相対的に移動する駆動
手段aと、プローブピンPの先端に物体が接触したとき
にその旨を検出するセンサbと、テーブルTに置かれた
被検査基板S上の実装部品Cの平面像を撮像する撮像手
段dと、駆動手段aによりプローブピンPを実装部品C
のリードピン配列方向に沿ってその各リードピンに接触
する位置で走査したときに(図6参照)、撮像手段dと
センサbの各出力を用いて、プローブピンPが実装部品
Cのリードピンに接触する前と接触した時の二つの画像
データを比較する画像処理手段eを備え、この比較結果
をはんだ付けの良否を判定するための情報として供する
ように構成されていることによって特徴づけられる。
【0007】また、本発明においては、以上の構成に加
えて、図2の基本概念図に示すように、撮像手段dの出
力に基づいて被検査基板Sの平面像を表示器gに表示
し、かつ、その表示画面上において入力手段hにより指
示された実装部品Cの輪郭を求めるとともに、その輪郭
データと予め入力されたシフト量D(図6参照)を用い
てプローブピンPの走査位置を設定する位置設定手段f
と、その設定データに基づく位置でプローブピンPを走
査すべく駆動手段aを制御する制御手段iを設けておい
てもよい。なお、図2に示した構成において、撮像手段
として2台のカメラを使用し、その一方のカメラで被検
査基板Sの全体像を撮像し、他方のカメラで実装部品C
のリードピン周辺の画像を撮らえるようにしてもよい
し、あるいは、1台のカメラで双方の画像を撮像するよ
うに構成してもよい。
【0008】
【作用】プローブピンPを、その先端を電子部品のリー
ドピンに接触させつつ、リードピンの配列方向に沿って
走査し(図6参照)、この走査中においてプローブピン
Pがリードピンに接触する前と接触状態の時の部品の平
面像を撮らえると、各リードピンのはんだ付け部が正常
である場合には、プローブピンPがリードピンに接触す
る前の画像データと接触した状態での画像データとの間
に差はないが、はんだ付け不良があってリードピンが配
線パターンに接合していないと、そのリードピンにプロ
ーブピンPが接触した時点でリードピンが変形して、接
触状態での画像データは接触前に対してリードピンの変
形の相応する分の差が生じる(図8参照)。従って、プ
ローブピンPがリードピンに接触する前と接触状態の時
の二つの画像データを比較すれば、その比較結果からリ
ードはんだ付け部の良否を判定することができる。
【0009】ここで、図2に示すような構成を採用する
と、表示器gに表示した被検査基板Sの平面像上で、は
んだ付けの検査を行う部品を入力手段hにより指定する
といった操作により検査箇所が自動的に求められる。そ
して、このようなティーチング作業により設定された位
置にプローブピンPが自動的に移動して、上記したはん
だ付け部の検査が実行される。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を、以下、図面に基づいて説
明する。図3は本発明実施例の構成を示す斜視図、図4
はその実施例のリード検出器13のみを抽出して示す縦
断面図である。
【0011】まず、この例の検査装置は、XYロボット
1,入力装置(図5参照)2,演算処理装置3,CRT
等の表示器4及び光源装置5などによって構成されてい
る。XYロボット1の主要構造部は、ベース1aと、こ
のベース上に位置しX方向(左右方向)に沿って延びる
アーム1bと、このアームの一端を支持する柱1cによ
って構成されており、そのベース1a上には、被検査基
板Sを載置するテーブル15が、Y方向(前後方向)に
沿って摺動自在に配設されている。
【0012】XYロボット1のアーム1bには工業用カ
メラ11が装着されており、その照明用の蛍光灯6がア
ーム1bの前方に配置されている。工業用カメラ11は
テーブル15上の被検査基板Sの全体平面像を撮像する
のに使用される。
【0013】また、XYロボット1のアーム1bにはホ
ルダ10が設けられている。このホルダ10は、アーム
1bに摺動自在に配設された支持台10bと、この支持
台に装着されたZ軸(鉛直方向)移動ユニット10aを
備えており、そのユニット10aの前面側に、工業用カ
メラ12,リード検出器13及びポインタ14が装着さ
れている。
【0014】工業用カメラ12は、被検査基板Sの電子
部品Cの平面像を撮るためのカメラで、その先端部には
照明用の光ガイド12aが設けられいる。この光ガイド
12aには光源装置5からの光が、光ファイバケーブル
等を介して供給される。
【0015】また、リード検出器13は、筒状の本体1
3aに変位自在(軸方向)に配置されたプローブピンP
と、このピンPを本体13aの先端側に向けて弾性的に
押圧する圧縮コイルばね13dと、プローブピンPの後
端部に固着された磁石13cと、この磁石13cに対し
所定の間隔を隔てて配置されてホールセンサ13bを有
し、プローブピンPの軸方向(上下方向)の変位を、磁
石13cの移動による磁気変化としてホールセンサ13
bで検出するように構成されており、このセンサ13b
に出力信号は、後述する演算処理装置3のタイミング発
生部3cに供給される。なお、プローブピンPの先端
は、部品リードに接触するときに、リードピンのエッジ
に引っ掛からないように球形状としている。
【0016】さらに、ポインタ14は、レーザダイオー
ド及びレンズ系(図示せず)が組み込まれた機器で、テ
ーブル15上の電子部品Cのリード位置にスポット光を
照射することが可能な位置に配置されている。
【0017】そして、XYロボット1のベース1a及び
アーム1bには、テーブル15及びホルダの支持台10
bに、それぞれ移動を与えるための移動機構(図示せ
ず)が内蔵されている。なお、その各移動機構は、例え
ば、ステッピングモータと、その回転運動を直線運動に
変換するタイミングベルト等を利用を組み合わせた公知
のものである。
【0018】一方、入力装置2は、キーボード及びライ
トペン21等であって、後述するティーチングの際の指
示及び検査位置の指定に関する情報、並びに検査実行の
旨などを演算処理装置3に入力することができる。な
お、ライトペン21とその操作画面22は演算処理装置
3側に組み込まれており、検査を行う電子部品Cを指定
するのに使用される。
【0019】図5は本発明実施例の制御系の回路構成を
示すブロック図である。演算処理装置3は、例えばコン
ピュータであって、ティーチング実行部3a、駆動制御
部3b、タイミング発生部3c、画像記憶部3d、画像
処理部3e並びに異常信号発生部3fの各機能部が設け
られている。
【0020】ティーチング実行部3aは、入力装置2か
らの指示により、工業用カメラ11の出力を採取して、
その画像つまり被検査基板Sの全体平面像を表示器4の
画面上に表示し、この表示後に、入力装置2のライトペ
ン21の操作により、表示画面上での電子部品Cの位置
が指示された時点で、その指示ポイントを基にして電子
部品Cの画像上での輪郭(エッジ)を求めるとともに、
その指示ポイントデータ及び輪郭データを、ライトペン
21による位置指示ごとに順次に記憶してゆくように構
成されている。さらに、入力装置2により、被検査基板
Sの検査位置の設定が完了した旨が入力された時点で、
記憶データと、予め入力されたシフト量Dに基づいて、
プローブピンPの走査方向を決定して、その位置情報を
駆動制御部3bに出力するように構成されている。
【0021】なお、このようなティーチングにおいて、
電子部品Cの種類・個数及びその実装位置が同一の複数
枚の基板Sの検査を連続して実行する場合には、ライト
ペン21の操作による指示ポイントデータの入力作業
は、最初の基板についてのみ行って、その各指示ポイン
トデータを、2枚目以降の基板の検査に利用するように
してもよい。
【0022】駆動制御部3bは、ティーチング実行部3
aからの位置情報に基づいて、プローブピンPを、指定
された電子部品Cの各検査位置で走査すべく、XYロボ
ット1に駆動制御信号を供給する。
【0023】タイミング発生部3cは、リード検出器1
3のホールセンサ13bの出力に基づいて、工業用カメ
ラ12のON/OFFと、そのカメラ12の出力つまり電子部
品Cの画像データの採取を画像記憶部3d及び画像処理
部3eに指令する機能部である。その指令動作は、図7
に示すように、まず、検査位置でプローブピンPの走査
を開始した時点で、一度だけカメラ12のON/OFFと画像
データを採取する旨の指令信号を発生し、この動作によ
り画像記憶部3dにピン接触前の画像データVA が格納
され、次いで、センサ出力が閾値Thに達した時点でカ
メラ12がON、閾値Th以下で OFFとする指令信号を発
生するとともに、この間の画像データVB を採取する旨
を画像処理部3eに指令する。そして、センサ出力が閾
値Th以下となった後、時間td だけ遅延してカメラ1
2を時間ts の間だけONとする指令信号を発生し、この
時間ts での画像データつまり次の検査リードピンLに
対するプローブピンP接触前の画像データVA を採取・
記憶する旨を画像記憶部3dに指令すると、といった動
作である。
【0024】画像処理部3eは、タイミング発生部3c
の指令に応じて画像データVB を採取した時点で、この
画像データVB と先に画像記憶部3dに格納された画像
データVA とを比較して、この両者のデータ間に差(例
えば白黒の2値の差)があるかどうかを判定するように
構成されており、その判定結果が不一致であるときに
は、その旨を示す信号が異常信号発生部3fから出力さ
れ、この異常信号の発生に応じてポインタ14及び警報
器7が駆動すると同時に、XYロボット1の駆動が停止
される。
【0025】ここで、本発明実施例において、リード検
出器13の圧縮コイルばね13dの弾性力は、プローブ
ピンPの先端が電子部品CのリードピンLに接触した時
に、そのリードピンLを破損することがない程度の強さ
としておく。また、プローブピンPの走査の速度は、リ
ードピンL・・Lの配列ピッチ、工業用カメラ12のON/O
FFの追随性、プローブピンPのリードピンLへの接触
圧、並びに、検査スピード等の諸条件を考慮して決定す
る。さらに、ホールセンサ13bの出力信号が所定値よ
りも大きくなるとき、すなわち、何らの異常によりプロ
ーブピンPの変位が、リードピンLに正常に接触した状
態のときよりも大きくなったときには、装置を即座に停
止してその旨を報知するといった非常停止機能を付加し
ておく。
【0026】次に、本発明実施例の作用を制御系の動作
とともに述べる。まず、ティーチングを実行する旨が入
力されると、ティーチング実行部3aは工業用カメラ1
1の出力信号を採り込んで、画像データ(基板全体の平
面像)を表示器4に表示し、次いで、ライトペン21に
より表示画面上の電子部品Cの位置が指定されると、そ
の指定ポイントの周辺の2値の判定により電子部品像の
輪郭を求める。この画像処理は、ライトペン21により
ポイントが指定されるごとに、順次に繰り返して行う。
【0027】そして、全ての検査ポイントの設定が完了
した旨が入力された時点で、ティーチング実行部3a
は、各ポイントごとの輪郭データと、部品エッジに対す
るシフト量Dに基づいて、プローブピンPの走査の位置
と方向に関する位置データを計算して、その計算結果を
駆動制御部3bに供給する。
【0028】さて、検査実行の旨が入力されると、駆動
制御部3bが上記の位置データに基づく指令信号をXY
ロボット1に供給する。これにより、プローブピンP
が、図6に示すように、電子部品CのリードピンLに先
端が接触する位置で電子部品Cのエッジに対して距離D
だけ離れた位置に移動し、その位置から電子部品Cのエ
ッジと平行な方向に沿って走査される。
【0029】その走査中において、プローブピンPが電
子部品CのリードピンLに接触するごとにその接触前と
接触時の画像データが、図7に示すタイミングで採取さ
れ、その接触前の画像データVA と接触時の画像データ
VB との一致・不一致が画像処理部3eで求められる。
【0030】このとき、電子部品CのリードピンLの1
本にはんだ付け不良があると、図8(A) と(B) に示すよ
うに、プローブピンPが接触する前の画像データVA で
は不良箇所のリードピンL1 は他のリードピンと同様な
配置形態で現れるが、ピン接触時の画像データVB で
は、その不良箇所のリードピンL1 は変形した状態で現
れ、これら二つの画像データVA とVB とは一致しなく
なり、この時点で、装置が即座に停止されると同時に、
その異常が警報により報知され、さらに異常箇所がレー
ザ光によりマークされる。
【0031】なお、プローブピンPの走査において異常
がないときには、電子部品Cのもう一方側のリード列に
対してプローブピンPが走査され、この走査でも異常が
ないときには、次の新たな検査部品へとプローブピンP
が移動され、先と同様な手順で走査される。そして、テ
ィーチングにより指定された全ての検査位置での走査を
終えた時点で、1枚のプリント基板の検査を完了する。
【0032】以上の本発明実施例においては、被検査基
板Sの平面像を撮像して、その画像データから電子部品
Cの輪郭を求めて検査位置を設定するので、被検査基板
Sのテーブル15への装着時に、電子部品Cのエッジが
XまたはY方向に一致していなくても、プローブピンP
は部品エッジに対して距離Dの間隔を維持した状態で走
査される。従って、被検査基板Sの装着時に正確な位置
合わせを行う必要がなく、また被検査基板S上の電子部
品Cの傾きや位置ずれ等があっても問題なく検査を実行
できる。
【0033】また、本発明実施例では電子部品Cの平面
像を撮像するので、電子部品Cの互いに隣合うリードピ
ンLとLとの間に、はんだブリッジが生じているか否か
を検査することも可能である。その検査の手法として
は、正常なはんだ付けが行われた電子部品Cの平面像を
予め工業用カメラ12により撮らえて記憶しておき、そ
の基準画像データと、被検査基板S上の電子部品Cの平
面像とを画像処理部3eで比較して、部品のリード間に
はんだが存在するか、どうかを判別する、といった方法
を採用すればよい。
【0034】さらに、以上の実施例では、プローブピン
Pの走査中に、はんだ付け不良が検出された時点で装置
を停止するように構成しているが、これに代えて、例え
ばはんだ付け不良が検出されてもプローブピンPの走査
は停止することなく続行し、その不良が見つかった電子
部品の位置とリード位置を記憶しておくように構成して
おいてもよい。この場合、複数枚のプリント基板を連続
して検査するあたり、何枚目のプリント基板のどの位置
の電子部品のリードピンのはんだ付けに不良があるのか
を、検査を完了した後に特定することができ、従って、
このような構成を採用すると、所定数のプリント基板の
検査を先に済ませておき、後の工程で不良品を除去する
等の処理を採ることができる結果、工程の効率化をはか
ることができるといった効果を得ることができる。
【0035】なお、以上の実施例では、ホールセンサ1
3bの出力信号を閾値Thと比較して工業用カメラ12
及び光源装置5のON/OFFのタイミングを制御している
が、これに代えて、例えばホールセンサ13bの出力信
号を微分して、その微分係数の正負の値から信号の立ち
上がり・立ち下がりを検出して、この検出値を基づいて
ON/OFFのタイミングを制御するように構成してもよい。
【0036】また、工業用カメラ12のON/OFF等のタイ
ミングを発生するのに用いるセンサとしては、プローブ
ピンPの変位を検出するセンサであればよく、ホールセ
ンサ以外の他の一般的なセンサを用いてもい。
【0037】さらに、以上の実施例ではプローブピンP
のリードピンLへの接触を、プローブピンの上下方向の
変位として検出するように構成しているが、このほか、
例えばプローブピンPの上端を回転自在に支承して、こ
のプローブピンPがリードピンLの側面に接触したとき
に傾く(回転)点を利用して、その角度変位から接触・
非接触を検出するといった構成を採用してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のはんだ付
け良否検査装置によれば、プローブピンを被検査部品の
リードピンに接触させ、その接触前と接触した時におい
てそれぞれ部品の平面像を撮像し、この二つの画像デー
タの比較結果をはんだ付けの良否を判定するための情報
として用いるように構成したので、部品のリードピンが
配線パターンに確実に付いているか否かの検査を簡単か
つ正確に行える。
【0039】なお、本発明において被検査基板の全体の
平面像を撮像し、その表示画面上で検査部品を指示する
だけで、プローブピンの部品に対する走査位置を自動的
に求めるためのティーチング機能を付加しておけば、検
査工程の効率化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す基本概念図
【図2】同じく基本概念図
【図3】本発明実施例の全体構成を示す斜視図
【図4】その実施例のリード検出器13の構造を示す縦
断面図
【図5】本発明実施例の制御系の構成を示すブロック
【図6】本発明実施例の検査実行時の状態を示す図
【図7】本発明実施例のタイミング発生部3cの動作を
説明するタイムチャート
【図8】本発明実施例の作用説明図
【符号の説明】
1 XYロボット 10 ホルダ 11,12 工業用カメラ 12a 光ガイド 13 リード検出器 13b ホールセンサ P プローブピン 14 ポインタ 15 テーブル 2 入力装置 21 ライトペン 22 操作画面 3 演算処理装置 3a ティーチング実行部 3b 駆動制御部 3c タイミング発生部 3d 画像記憶部 3e 画像処理部 3f 異常信号発生部 4 表示器 5 光源装置 6 蛍光灯 S 被検査基板 C 電子部品 L リードピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上に表面実装された電子部
    品のリードピンが配線パターンに正常にはんだ付けされ
    ているか否かを検出する装置であって、被検査基板を保
    持するテーブルと、このテーブルの上方にプローブピン
    を支持し、かつ、そのプローブピンをテーブル上面と平
    行な2軸の方向に沿って相対的に移動する駆動手段と、
    プローブピンの先端に物体が接触したときにその旨を検
    出するセンサと、テーブルに置かれた被検査基板上の実
    装部品の平面像を撮像する撮像手段と、上記駆動手段に
    よりプローブピンを実装部品のリードピン配列方向に沿
    ってその各リードピンに接触する位置で走査したとき
    に、上記撮像手段とセンサの各出力を用いてプローブピ
    ンがリードピンに接触する前と接触した時の二つの画像
    データを比較する画像処理手段を備え、この比較結果を
    はんだ付けの良否を判定するための情報として供するよ
    うに構成されていることを特徴とする、はんだ付け良否
    検査装置。
  2. 【請求項2】 撮像手段の出力に基づいて被検査基板の
    平面像を表示器に表示し、かつ、その表示画面上におい
    て入力手段により指示された実装部品の輪郭を求めると
    ともに、その輪郭データと予め入力されたシフト量を用
    いて上記プローブピンの走査位置を設定する位置設定手
    段と、その設定データに基づく位置でプローブピンを走
    査すべく上記駆動手段を制御する制御手段が設けらてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のはんだ付け良否検
    査装置。
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