JPH1067448A

JPH1067448A - レジストレーション装置

Info

Publication number: JPH1067448A
Application number: JP22675396A
Authority: JP
Inventors: Takashi Abe; 隆阿部
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1996-08-28
Filing date: 1996-08-28
Publication date: 1998-03-10

Abstract

(57)【要約】【課題】記録用シートをシート搬送路に沿って後工程
部に所定のタイミングで送り出すレジストレーション装
置において、記録用シートのカールや先端部変形の有無
に影響されることなく、記録用シートの傾きと横ずれを
より正確に矯正できるようにする。【解決手段】シート搬送方向Ｐと直交する方向に対す
る記録用シート（１）の傾きを検知する傾き検知手段
（３）と、シート搬送方向Ｐと直交する方向における位
置を検知する位置検出手段（４）とを、ともに、搬送ロ
ール対（２）の下流側に配置し、その搬送ロール対
（２）に挟持されている状態にある記録用シート（１）
の傾きや位置を各検知手段（３，４）により検知するよ
うにした。そして、その検知結果に応じて記録シートの
傾きや位置ずれを補正するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、主に、複写機、プ
リンター等の画像形成装置において使用する記録用シー
トをシート搬送路に沿って後工程部に所定のタイミング
で送り出すレジストレーション装置に係り、特に、記録
用シートの傾きや位置ずれをより正確に補正することが
可能なレジストレーション装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】複写機等の画像形成装置においては、通
常、感光体ドラム等におけるトナー像転写部に対して記
録用シート（例えば転写用紙）を所定のタイミングで、
しかも正確な搬送姿勢で送り出すためのレジストレーシ
ョン装置が装備されており、かかるレジストレーション
装置による記録用シートの給紙を行うことにより感光体
ドラム等に形成されるトナー像を記録用シートの所定の
位置に正確に転写させ、ひいては良好な画像形成を実現
せしめている。

【０００３】ところで、この種のレジストレーション装
置として、記録用シートの斜行によるシートの傾きや記
録用シートの搬送方向と直交する方向へのずれ（横ず
れ）を自動的に矯正できるようにしたレジストレーショ
ン装置が提案されている（特開平６−２３４４４１号公
報）。すなわち、この装置は、図７に示すように、記録
用シート１００を挟持して搬送する搬送ロール対１０１
の上流側に、記録用シート１００のシート搬送方向（矢
印Ｐ方向）と直交する方向に対する傾きを検知するため
のセンサー１０２を配置し、その搬送ロール対１０１の
下流側に、シート搬送方向と直交する方向における記録
シート１００の位置を検知するためのセンサー１０３を
配置したものである。

【０００４】そして、このレジストレーション装置は、
矢印Ｐ方向から搬送ロール対１０１のニップ部に対して
送られてくる記録用シート１００の傾きをセンサー１０
２により検知し（図７ａ）、その検知した傾き量に応じ
て搬送ロール対１０１をそのニップ線が記録用シートの
先端と平行になるまでロール対１０１の一端側を中心に
して矢印Ｂ方向に移動させた後（図７ｂ）、その移動さ
せた搬送ロール対１０１に記録用シート１００を挟持さ
せた時点で、搬送ロール対を前記移動分だけ元に戻すよ
う矢印Ｃ方向に移動させる（図７ｃ）。これにより、シ
ートの傾きを矯正するようになっている。続いて、その
状態で搬送ロール対１０１により送られる記録用シート
１００の側端位置をセンサー１０３により検知し（図７
ｄ）、しかる後、その横ずれ分だけ搬送ロール対１０１
を軸方向（シート搬送方向と直交する方向）Ｅに移動さ
せる（図７ｅ）。これにより、シートの横ずれを矯正す
るようになっている。

【０００５】ところが、このレジストレーション装置で
は、記録用シート先端の傾きをシート１００が搬送ロー
ル対１０１に挟持される前にセンサー１０２により検知
し、その傾きに応じて互いに平行状態になるまで移動さ
せた搬送ロール対１０１に記録用シート１００を挟持さ
せた後、搬送ロール対１０１を元の位置（シート搬送方
向と直交する位置）まで戻すことにより傾きを矯正して
いるため、シートの傾きや横ずれを正確に矯正できない
ことがある。

【０００６】すなわち、例えば、搬送ロール対１０１に
送られてくる記録シート１００がカールしていたり或い
はそのシート先端部が波打ち状に変形していると、それ
らの記録シートが搬送ロール対のニップ部に対して素直
に侵入せず、侵入前の傾きと異なった傾き状態で搬送ロ
ール対に挟持されてしまう場合が発生し、この場合に
は、検知した傾きと搬送ロール対に挟持された際の傾き
が相違するため、シートの傾きを正確に矯正することが
できなくなる。また、このようにシートの傾きが正確に
矯正されなかった記録用シートは、その後のセンサー１
０３によるシート側端の位置が正確に検知されないた
め、結局、横ずれについても正確に矯正することができ
なくなる。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな従来技術の問題点を解消するためになされたもの
で、その目的とするところは、記録用シートのカールや
先端部変形の有無に影響されることなく、記録用シート
の傾きと横ずれをより正確に矯正することができるレジ
ストレーション装置を提供することにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明のレジストレーシ
ョン装置は、記録用シートをシート搬送路に沿って後工
程部に所定のタイミングで送り出すレジストレーション
装置であって、記録用シートを挟持して搬送する搬送ロ
ール対と、この搬送ロール対の下流側に配置され、当該
搬送ロール対に挟持されている記録用シートの先端のシ
ート搬送方向と直交する方向に対する傾きを検知する傾
き検知手段と、前記搬送ロール対の下流側に配置され、
当該搬送ロール対に挟持されている記録用シートの側端
のシート搬送方向と直交する方向における位置を検知す
る位置検出手段と、前記傾き検知手段の検知結果に応じ
て前記搬送ロール対をシート搬送方向と直交する方向に
対して傾けるように変位させる傾き補正手段と、前記位
置検知手段の検知結果に応じて前記搬送ロール対をシー
ト搬送方向と直交する方向に移動させる位置補正手段と
を備えていることを特徴とするものである。

【０００９】このように傾き検知手段と位置検知手段を
搬送ロール対の下流側に配置していることにより、記録
用シートの傾きや側端の位置に関する検知は、その記録
用シートが搬送ロール対に挟持された状態において行わ
れることになる。これにより、搬送ロール対に挟持され
た記録用シートは、その搬送姿勢が搬送ロール対に挟持
されることにより固定されるため、例え搬送ロール対の
ニップ部に侵入する際にその傾き状態や位置が侵入前と
比べて変化したとしても、侵入後において変化すること
がない。従って、記録用シートの傾きや側端の位置がそ
の検知後において変化することがないため、その検知結
果に基づいて行う傾き補正や位置補正は正確なものとな
る。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。

【００１１】図１及び図２は本発明の一実施例に係るレ
ジストレーション装置を示すもので、図１はその要部平
面図、図２はその要部側面図である。このレジストレー
ション装置は、例えば、図３に示すように、複写機やプ
リンター等の画像形成装置における感光体ドラム１０と
転写ロール１１等によって形成される転写部に記録用シ
ート（転写用紙など）１を送り出すためのレジストロー
ル対２として適用される。図２に例示したレジストロー
ル対２は、給紙トレイ１２上にセットされている記録用
シート１が摩擦式フィーダーロール１３により送りこま
れてくると、その記録用シート１を挟持して所定のタイ
ミングで感光体ドラム１０と転写ロール１１が接触する
転写部に送り出すものである。なお、転写部では、感光
体ドラム１０上に従来既知の電子写真法等により形成さ
れたトナー像が記録用シート１に転写される。また、転
写後の記録用シート１は、搬送ベルト１４等により定着
装置１５に搬送されて定着処理された後、後工程に搬送
される。すなわち、排紙トレイに排出されたり或いは後
処理装置へ搬送されるようになっている。図２中の一点
鎖線１６は、上記したように搬送される記録用シート１
の搬送路を示す。

【００１２】図１と図２において、２はレジストロール
としての搬送ロール対であり、支持板２０とフレーム２
１とにより支持されている。また、この搬送ロール対２
の下流側には、図１に示すように、転写用紙１の先端の
傾きを検知するための傾き検知用センサー３ａ，３ｂが
シート搬送方向と直交する方向に所定間隔をあけて配設
されているとともに、転写用紙１の側端を検知するため
のＣＣＤセンサー等からなる位置検知用センサー４が傾
き検知用センサー３（ａ）と搬送ロール対２の間に位置
するように配設されている。また、上記フレーム２１
は、図２に示すように、装置本体１７に固定された支軸
１８を中心にして揺動可能に取り付けられたステージ部
材１９に立設されている。なお、支軸１８は、後述する
搬送ロール対２の傾き変位時における揺動運動の中心に
なるとともに、ロール２の軸上の基準位置になる。

【００１３】搬送ロール対２は、その片側にギア２２が
取り付けられ、そのギア２２を前記ステージ部材１９の
一端部に固定されているモーター２３のギアに噛み合わ
せており、モーター２３の回転駆動力により回転する。
搬送ロール対２は、このようにして回転駆動することに
より、シート搬送方向である矢印Ｐ方向から送られてく
る転写用紙１を挟持して搬送するようになっている。ま
た、搬送ロール対２の同じ片側に取り付けられた支持板
２０の一端は、スクリュウギア２４を介してモーター２
５と連結している。なお、モーター２５は装置本体１７
に固定されている。この機構は、傾き補正手段５として
機能するものであり、モーター２５を駆動させることに
より、ステージ部材１９が支軸１８を中心にして揺動す
る結果、搬送ロール対２をシート搬送方向Ｐと直交する
方向に対して傾けるよう変位できるようになっている。

【００１４】一方、搬送ロール対２の反対側は、そのロ
ール軸との間に軸方向に対する遊びがなく、フレーム２
１に対して摺動可能に取り付けられた軸受部材２６に固
着した固定板２７が取り付けられており、その固定板２
７はスクリュウギア２８を介してモーター２９と連結さ
れている。なお、モーター２９はステージ部材１９に固
定されている。この機構は、位置補正手段６として機能
するものであり、モーター２９を駆動させることによ
り、搬送ロール対２をシート搬送方向Ｐと直交する方向
に移動できるようになっている。

【００１５】図４は、このレジストレーション装置の動
作を制御する制御系を示すブロック図である。前記した
傾き検知用センサー３ａ，３ｂ及び位置検知用センサー
４は制御装置７に接続されており、その各センサー３
ａ，３ｂ，４で得られた検知信号がそれぞれ入力される
ようになっている。制御装置７では、各センサーの検知
信号に基づいて転写用紙１の傾き量や横ずれ量が演算さ
れる。また、制御装置７は、モーター２５，２９のドラ
イブ回路７５，７９とそれぞれ接続されており、前記検
知結果に基づく必要な制御信号を出力してモーター２
５，２９を所定量駆動させるようになっている。

【００１６】次に、このレジストレーション装置の動作
について図５〜図６を参照しながら説明する。

【００１７】まず、画像形成装置の図示しないスタート
ボタンが押されると、モーター２３が駆動されて搬送ロ
ール対２が回転し始める（ステップＳ１）。この回転す
る搬送ロール対２に対して、図５（ａ）に示すように、
シート搬送方向Ｐから記録用紙１が送られ、その記録用
シート１は搬送ロール対２のニップ部に侵入して挟持さ
れる。搬送ロール対２により挟持された記録用シート１
は、図５（ｂ）に示すように、シート搬送方向Ｐに沿っ
て送られて前進することにより、搬送ロール対２の下流
側に配置された傾き検知用センサー３ａ，ｂによりシー
ト先端の通過時点が検知されるとともに位置検知センサ
ー４によりシート側端の通過位置が検知される（ステッ
プＳ２）。

【００１８】傾き検知用センサー３ａ，ｂ及び位置検知
用センサー４の検知信号は、制御装置７に入力されるこ
とにより、搬送ロール対２に挟持された記録用シート１
の傾きと右側端の位置が算出される（ステップＳ３）。
すなわち、傾きについては傾き検知用センサー３ａ，ｂ
のシート検知時間の差から算出され、位置についてはＣ
ＣＤセンサにより直接検知される。そして、制御装置７
では、この検知用センサー３ａ，ｂ及び位置検知用セン
サー４により検知された傾き及び位置ずれがあるか否か
を判断し（ステップＳ４）、その傾きや位置ずれがない
場合には特に補正動作を行わないが、その傾きや位置ず
れがある場合には、傾きに対する補正量（即ち、モータ
ー２５の駆動量）と位置ずれに対する補正量（即ち、モ
ーター２９の駆動量）とが算出される（ステップＳ
５）。

【００１９】そして、前記傾き及び位置ずれに関する各
補正量に応じてモーター２５とモーター２９をそれぞれ
所定量だけ駆動させる（ステップＳ６）。

【００２０】すなわち、記録用シート１の傾きに対して
は、モーター２５を駆動させることにより、図５（ｃ）
に示すように、搬送ロール対２に挟持された記録用シー
ト１の先端が後工程の軸方向（転写部の感光体ドラムの
軸方向）又はロール対２の本来の軸方向Ｇと平行になる
まで、搬送ロール対２を支軸１８（ロール２の軸上の用
紙基準位置：Ｏ）を中心にして矢印Ｆ方向に回転移動さ
せる。なお、この搬送ロール対２の回転移動により、シ
ート搬送方向Ｐも本来の方向（図５ｃ）に比べて同じ角
度分だけ傾く結果、記録用シート１全体は、その傾いた
角度で斜め方向に搬送されることになる（図中の二点鎖
線参照）。

【００２１】また、記録用シート１の位置ずれに対して
は、モーター２９を駆動させることにより、図５（ｄ）
に示すように、位置ずれ量を矯正できる量だけ搬送ロー
ル対２をその（傾き後の）軸方向Ｈに移動させる。な
お、この補正動作は、記録用シート１が少なくとも後工
程（転写部）に到達する前に行われる。

【００２２】このときの搬送ロール対２の軸方向への移
動量Ｘは、図７に示すように、傾き量α（角度）の補正
がなされる搬送ロール対２により斜め前方に搬送される
記録用シート１（のコーナー部１ｂ）が、搬送ロール対
２の下流側の後工程における軸方向（感光体ドラムの軸
方向など）の位置Ｋに到達する地点Ｑと、本来搬送され
るべきシート側端の正常位置Ｒとのずれ量Δｄを、たと
えば搬送ロール対２と後工程における軸方向の位置Ｋと
の離間距離Ｌやその他のパラメーター等を用いて算出
し、そのずれ量Δｄを解消することができる搬送ロール
対２の軸方向Ｈ上における移動量Ｘとして求められる。

【００２３】例えば、上記移動量Ｘは次のようにして求
めることができる。なお、移動量Ｘの算出方法は、この
例示のものに限定されないことは言うまでもない。

【００２４】まず、図７において、搬送ロール対２が支
軸１８を中心にして揺動する際の軸上の基準位置を原点
Ｏ、搬送ロール対２本来の軸方向ＧをＸ軸、原点Ｏを通
過してＸ軸と直交する方向（原点Ｏと本来搬送されるべ
きシート側端の正常位置Ｒとを結ぶ直線方向）をＹ軸と
する。そして、傾き補正前のシート（１）のコーナー部
１ａの座標を（ｘ，ｙ）、傾き補正後のシート１のコー
ナー部１ｂの座標を（ｘ´，ｙ´）とし、また、傾き補
正前のシート（１）のコーナー部１ａと原点Ｏとを結ぶ
直線が軸方向Ｇとなす角度をβ、コーナー部１ａと原点
Ｏとを結ぶ直線の長さをｌ₁とし、傾き補正後のシート
１のコーナー部１ｂと後工程における軸方向の位置Ｋと
の距離をｌ₂とする。

【００２５】そうすると、図７からは、幾何学的理論に
基づいて以下のような関係式が得られる。Ｘ＝Δｄ・ｃｏｓα …、 Δｄ＝ｌ₂・ｔａｎα−ｘ´、ｌ₂＝Ｌ−ｙ´、ｘ´＝ｌ₁・ｓｉｎ（α＋β）、ｙ´＝ｌ₁・ｃｏｓ（α＋β）、ｌ₁＝√（ｘ²＋ｙ²） …、 β＝ｔａｎ^-1（ｙ／ｘ） …、

【００２６】そして、式の右辺にそれ以降の関係式を
適宜代入して展開することにより、次のごとき移動量Ｘ
の算出式が得られる。Ｘ＝Δｄ・ｃｏｓα＝（ｌ₂・ｔａｎα−ｘ´）・ｃｏｓα ＝（Ｌ−ｙ´）ｓｉｎα−ｘ´・ｃｏｓα ＝Ｌ・ｓｉｎα−ｌ₁・ｃｏｓ（α＋β）・ｓｉｎα −ｌ₁・ｓｉｎ（α＋β）・ｃｏｓα … ［最終的に展開された右辺は、ｌ₁に関係式を、βに
関係式をそれぞれ代入してＬ、α、ｘ及びｙのみで成
立させる。］

【００２７】この移動量Ｘの算出式に対し、Ｌ、α、
ｘ，ｙの各値をそれぞれ代入することにより、移動量Ｘ
が求められる。なお、Ｌは一定の数値である。また、α
はセンサー３により計測される値であり、ｘ，ｙはセン
サー４により計測される値でああり、両者の値は前記し
たステープＳ２，Ｓ３において計測される。

【００２８】このような搬送ロール対２に挟持された後
の記録用シート１の傾きや位置ずれに関する補正（図５
ｃ，ｄ）が完了すると、モーター２５とモーター２９の
駆動が止められる（ステップＳ７）。これらの一連の動
作は、搬送ロール対２の回転を止めずに行うことも可能
である。

【００２９】また、このレジストレーション装置は、位
置ずれの補正を行った時点でも、搬送ロール対２が傾い
た姿勢になっているため（図５ｄ参照）、このままの状
態ではシートが斜め前方に搬送されて位置ずれを起こし
てしまう。このため、この装置においては、例えば、記
録用シートが後工程に到達してシートが保持された時点
で搬送ロール対２の圧接（ニップ）を解除するか、或い
は、その同じ時点で搬送ロール対２の回転速度を増速さ
せて後工程とロール対２の間においてシートのループ
（たわみ）を形成し、そのロープに上記の位置ずれを吸
収させるようにして搬送すればよい。

【００３０】以上の補正動作が実行されることにより、
記録用シート１は後工程に対して傾きや位置ずれがなく
正確な搬送姿勢でもって送り出される。最後に、この補
正動作による記録用シート１の搬送が終了した時点で、
搬送ロール対２はモーター２５やモーター２９の駆動に
より初期設定位置に戻される（ステップＳ８）。

【００３１】このようなレジストレーション装置は、記
録用シートを後工程に対して傾きや位置ずれがなく正確
に送り出す必要がある装置であれば、画像形成装置に限
定されることなく、如何なる装置にも適用することがで
きる。

【００３２】

【発明の効果】以上説明したように、本発明のレジスト
レーション装置は、記録用シートの傾きや側端の位置に
関する検知をその記録用シートが搬送ロール対に挟持さ
れた状態において行うため、その記録用シートの傾きや
側端の位置が検知後において変化してしまうことがな
い。これにより、その検知結果に基づいて行う傾き補正
や位置補正は適切なものとなる。

【００３３】従って、本発明によれば、記録用シートに
カールや先端部変形があることにより、その記録用シー
トが搬送ロール対に挟持前とな異なる姿勢で挟持される
ことになったとしても、そのことに何ら影響されること
なく、記録用シートの傾きと横ずれをより正確に矯正す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係るレジストレーション
装置を示す要部平面図である。

【図２】図１の装置の要部側面図である。

【図３】本発明装置を適用した画像形成装置の要部構
成例を示す説明図である。

【図４】本発明装置の制御系の構成例を示すブロック
図である。

【図５】本発明装置の動作内容を示す説明図である。

【図６】本発明装置の動作手順を示すフローチャート
である。

【図７】位置ずれ補正量を示すための説明図である。

【図８】従来装置の構成と動作内容を示す説明図であ
る。

【符号の説明】

１…記録用シート、２…搬送ロール対、３ａ，３ｂ…傾
き検知手段、４…位置検知手段、２０，２５…傾き補正
手段、２６，２７，２９…位置補正手段、Ｐ…シート搬
送方向。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】記録用シートをシート搬送路に沿って後
工程部に所定のタイミングで送り出すレジストレーショ
ン装置であって、記録用シートを挟持して搬送する搬送ロール対と、この
搬送ロール対の下流側に配置され、当該搬送ロール対に
挟持されている記録用シートの先端のシート搬送方向と
直交する方向に対する傾きを検知する傾き検知手段と、
前記搬送ロール対の下流側に配置され、当該搬送ロール
対に挟持されている記録用シートの側端のシート搬送方
向と直交する方向における位置を検知する位置検出手段
と、前記傾き検知手段の検知結果に応じて前記搬送ロー
ル対をシート搬送方向と直交する方向に対して傾けるよ
うに変位させる傾き補正手段と、前記位置検知手段の検
知結果に応じて前記搬送ロール対をシート搬送方向と直
交する方向に移動させる位置補正手段とを備えているこ
とを特徴とするレジストレーション装置。