JP2006124137A - レジストレーション装置および画像形成装置および画像読取装置 - Google Patents

レジストレーション装置および画像形成装置および画像読取装置 Download PDF

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正文 高木
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Abstract

【課題】 画像形成装置または、画像読取装置の生産性を高める。
【解決手段】 シートの傾きを検知してから、その検知量に応じてレジストローラ対2を傾け、シートSを噛みこんでレジストローラ対2の傾きをホームポジションへ戻すようにして斜行補正する間、シートSの搬送速度を減速しシートSのレジストローラ対2に噛みこまれ時のショックやレジストローラの旋回時の振動などを押さえ、それによりシートSがずれてしまい再び斜行が発生するのを防ぐことができる。
【選択図】 図6

Description

本発明はシート上に画像を形成させる画像形成装置等や原稿画像を読み取る画像読取装置等に適用されるシートの傾き等を矯正し、タイミングを取って画像形成部へ送り出すレジストレーション装置に関する。
従来、複写機、プリンター、FAX等の画像形成および画像読み取りを行う装置では、画像形成部や画像読み取り部に到達するまでにシートの姿勢および位置を合わせるためにシートの斜行補正やシートの位置ずれ補正を行う手段であるレジストレーション手段が使用されているものがある。
ここで、これらのレジストレーション手段として、停止しているローラ対のニップにシート先端を突き当ててシートに撓みを作り、シートの弾性によってシート先端をローラニップに沿わせて斜行補正を行い、その後所定のタイミングで該ローラ対を回転させ、シートと画像の同期を合わせるという所謂ループレジストレーション方式が主流となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−162878号公報
しかしながら、上記のループレジストレーション方式では、ループを形成させる為のループ空間が必ず必要となり、装置を大型化させていた。
また、ループ空間が十分に確保出来ない時は、特にこしの弱い薄紙で座屈によるジャムが発生するという問題もある。
また、シートをレジストローラ対に当接させる際に音が発生したり(所謂ループ音)、また、シートのこしの強さによって、斜行補正能力が変わってしまったりという問題がある。具体的には、シートにこしがない薄紙ではシート先端がレジストローラニップに当接する際の当接圧が不足し、シート先端がレジストローラ対に十分当接しきれない場合があり、完全に斜行補正ができない。またシートのこしが強い厚紙等ではレジストローラのニップに当接させた衝撃でレジストローラ対のニップを突き抜けてしまうという不具合がありこれを防止する為にレジストローラ対に負荷(ブレーキ部材)等を与える事によって対応している場合もあり製品コストをアップさせている。
さらには、シート先端がカールや折れがある場合等にはシート先端がレジストローラ対のニップ部に正確に沿わず、精度よく斜行補正が出来ない場合が発生し、印字精度として十分に満足できるものではなかった。
また、近年、画像形成装置、画像読取装置がデジタル化されるに従い、シートとシートの間隔(紙間)を詰め、短い時間の中で多くのシートを処理することによって、たとえば画像形成の場合、画像形成のプロセス速度を上げずに実質的な画像形成速度の向上が図られるようになってきている。
一方、従来のアナログ式の装置、たとえば複写機においては、1枚のシート(原稿)を読み取った後、連続して複写をする場合でも、原稿を露光するための光学装置が複写枚数分往復しなければならず、そのためにシート間の間隔(紙間)が必然的に決まっていた。
しかしながら、原稿の読み取り及びその画像形成がデジタル化されることにより、原稿を1度読み取った後、その画像情報は電気的に符号化され、メモリに貯えることができるようになっている。そして、画像形成時は、メモリ内の情報を読み出して、レーザー光、LEDアレイ等の露光装置によって感光体上に原稿の画像情報に対応する画像を形成するため複数枚の複写においても光学装置などのメカニカルな動きが不要となる。
ところが、先に述べたループレジストレーション方式ではループ形成するためにシートを一旦停止させなければならず、シートとシートの間隔(紙間)が必然的に決定されてしまい、実質的な画像形成速度(生産性)を向上させる事を大きく阻害していた。
上記不具合を克服すべく、シートの斜行によるシートの傾きを自動的に矯正できるようにしたレジストレーション装置が提案されている(特開平06−234441公報)。すなわち、この装置では、シートの傾き量を検知するためのセンサーと、シートを挟持して搬送する搬送ローラ対(レジストローラ)と、該搬送ローラ対(レジストローラ)をシートの搬送方向と直交する方向に対し傾ける手段を備え、該シートの傾き量検知センサーの情報に基づき、該搬送ローラ対をシートの傾きに応じて傾けシートを挟持後、該搬送ローラ対を元に戻すことによって、シートの傾きを補正するものである。
しかし、このレジストレーション装置ではシートが前記レジストローラ対に噛みこまれる時に、シート先端とレジストローラ対のニップと一致していることもあり、その当接ショックや噛みこみ時の振動などにより、ずれが生じ、シートがまた若干傾いてしまうことがあり傾き補正の精度を悪くしていた。特に厚紙ではその危険性が高い。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、上記不具合を克服し、印字精度を向上させ、かつ紙間を小さくする事によって、画像形成装置または、画像読取装置の生産性を高める事が出来るレジストレーション装置を提供する事を目的とする。
本発明は、シートを搬送するシート搬送手段と、前記シート搬送手段により搬送されるシートの先端の搬送方向と直交する方向に対する傾きを検知する傾き検知手段と、シートを搬送する第1の速度と第2の速度に減速する変速手段と、を有し、前記傾き検知手段の検知結果に応じて前記第2の速度の変速後、前記傾き検知手段の検知結果に応じて前記シート搬送手段を搬送方向に対し傾ける搬送手段傾き補正手段によりシートの傾き補正を行うことを特徴とする。
以上述べたように斜行検知センサー3a,3bによりシートSの傾きを検知し、その検知結果に応じてレジストローラ対2を旋回させ斜行補正させるとき搬送速度を減速させることにより斜行補正の精度を上げ、その後また搬送速度を増速させることにより画像形成速度にあまり影響させないようにすることができる。
以下に図を用いて詳細な説明を行う。図1は、本発明の一実施の形態であるシレジストレーション装置を適用した画像形成装置としてのプリンターの断面図である。図1において、1000はプリンターで、120は該プリンターを制御する為の制御手段たるコントローラであり、100は上段カセットで、カセット100内のシートは所定のタイミングで昇降/回転するピックアップローラ101とフィードローラ102及びリタードローラ103の作用によって1枚ずつ分離給紙される。そして給紙部から給紙されたシートは搬送ローラ105によってガイド板106,107によって構成される搬送路108を通過し、ガイド109,111で構成される搬送路110へ受け渡され、レジスト前ローラ対4を通過して、レジストローラ対2を有するレジストローラ部1に導かれる。このレジストローラ部1にて、シートの斜行補正した後にシートは転写部112b部へと搬送される。
なお、レジストローラ部における斜行補正の動作に関しては、後に詳細に説明を行う。
112は感光ドラムであり図中時計方向に回転するようになっている。111は作像手段たるレーザー変調(レーザースキャナ)であり、そのレーザー光はミラー113によって折り返され、ドラム上の露光位置112aに照射されて、ドラム上に潜像を形成し現像器114によってトナー像として顕像化される。115はドラム上のトナー像をシートに転写する為の転写帯電器、116はドラムとシートを静電分離する為の分離帯電器であり、画像形成部を構成する。なお、112bは転写部であり、この位置にて、感光ドラム112上のトナー像がシートS上に転写される。
該レジストローラ対2を通過したシートSはその先端を露光開始センサー131によって検知され、レーザー変調111によるレーザー光の照射が開始される。
なお、上記露光開始センサー131から転写部112bまでの距離l1は感光ドラム112のレーザー光照射位置112aから転写部112bまでの距離l0と等しい位置に配置されており、これにより、シートSとドラム112上の画像の先端位置の同期を取る事が可能となっている。
117は画像形成されたシート材を搬送する搬送ベルト、118は定着装置、119は排紙ローラである。画像形成されたシート材は排出ローラ119によって排出される。
2000はスキャナで、図において201は走査光学系光源、202はプラテンガラス、203は開閉する原稿圧板、204はレンズ、205は受光素子(光電変換)、206は画像処理部、208は画像処理部にて処理された画像処理信号を記憶しておく為のメモリ部である。
走査光学源201で読み取られた原稿像は画像処理部206で処理され、電気的に符号化され電気信号207に変換されて作像手段たるレーザー変調111に伝送される。また、画像処理部にて処理され、符号化された画像情報を一旦メモリ208に記憶させて、コントローラ120からの信号によって、必要に応じて、レーザー変調111に伝送する事もできるように構成されている。
ここで、1000はプリンター、2000はスキャナであるが、図のように別体の場合もあるが、プリンター1000とスキャナ2000が一体の場合もある。
プリンター1000は別体でも一体でも、レーザー変調111に画像形成部の処理信号を入力すれば複写機として機能するし、FAXの送信信号を入力すればFAXとして機能するし、パソコンの出力信号を入力すれば、プリンターとして機能する。逆に、画像処理部206の処理信号をほかのFAXに送信すれば、FAXとして機能する。ここで、圧板203に変わって、2点鎖線で示すような原稿自動送り装置250を装着すれば、原稿は自動的に読み取られる。
次に図を用いてレジスト前ローラ部及びレジストローラ部の詳細の説明を行う。
図は本発明の一実施の形態にかかわるレジストレーション装置を示すもので、図2はレジストローラ対部の側面図、図3はレジスト前ローラ及びレジストローラ部の平面図である。また図4は装置のブロック図である。
図2と図3において、レジスト前ローラ対4は、フレーム40の前側板40aと後側板40bによりそれぞれの側板に固定された軸受41a,41bによって回転自在に軸支されている。そしてその下流にあるレジストローラ対2も、フレーム10の前側板10aと後側板10bによりそれぞれの側板に固定された軸受11a,11bによって、回転自在に軸支されている。また、シートSの先端の傾きを検知するための斜行検知センサー3a,3bが前記レジスト前ローラ対4とレジストローラ対2の間に配置され、シート搬送方向と直交する方向に所定間隔Lをあけて配置されている。尚上記斜行センサー3a,3bを結ぶ中心線3cは搬送方向下流に設けられている感光ドラム112の軸線112cと平行となるように配置されている。
また、前記フレーム10は、図2、3に示すように、装置本体1000の前側板1001と後側板1002に固定されたステー13に設けられた回転軸14を中心にして回動可能に取り付けられている。なお、回転軸14は、後述するレジストローラ対2の傾き変位時における回転運動の中心になるとともに、レジストローラ対2の軸上の基準位置になる。
レジストローラ2aは図示せぬ加圧バネによって、レジストローラ2bに加圧されている。また、レジストローラ対2a,2bにはそれぞれ、その片側にギア15,16が取り付けられ、レジストローラ対2a,2bがそれぞれ同期して回転するように構成されている。
また、レジストローラ2bの軸端には駆動入力ギア27が固定されており、レジストモータ17の出力軸に固定されたギア28と噛合っており、これにより、レジストモータ17の駆動によってレジストローラ対2の回転が可能となっている。
そして、前記フレーム40も装置本体1000の前側板1001と後側板1002に固定されており、レジスト前ローラ4aは図示せぬ加圧バネにより、これも図示を省略しているレジストローラ4bに加圧され、レジスト前ローラ4bの軸端には駆動入力ギア45が固定されており、レジスト前モータ47の出力軸に固定されたギア46と噛合い、レジスト前モータ47の駆動によりレジスト前ローラ対4の回転が可能となっている。
また、フレーム10の手前側にはギア22が固定されており、ステー13に取り付けられた旋回モータ24の出力軸に固定されたラックギア23と噛合っている。
この旋回モータ24の作用により、例えば、図3中で該ピニオンギア23が時計方向に回転すると、フレーム10及びフレーム10上に設けられたレジストローラ対2、レジストモータ17等も含めてフレーム10上に取り付けられている部材全てが、回転軸14を中心に反時計方向に回転できるように構成されている。つまり、旋回モータ24の作用により、レジストローラ対2をシートS搬送方向Pと直交する方向に対して傾けるよう変位(旋回移動動作)できるようになっている。また、ステー13上には、ホームポジションセンサー25が設けられており、レジストローラ対2のホームポジション位置を検出する事が可能となっている。
ここで、レジストローラ対2のホームポジション位置とは、そのニップ線が感光ドラム112の回転中心軸112cと平行になるようにホームポジションセンサー25の位置が決定されている。
図4は、この画像形成装置の動作を制御する制御系を示すブロック図である。上述した各ローラ対102,105はブロック図に示すようにメインモータMによって駆動力をうけ、コントローラ120からの信号によって、それぞれの駆動回路102a,105aを介して、クラッチ102b,105bによってそのON/OFF制御がなされるように構成されている。また、感光ドラム112、搬送ベルト117、定着器118、排紙ローラ119はメインモータMと直結されており、それぞれメインモータMと同期して回転する事が可能となっている。
また、給紙カセット100,100’に装填されているシートのサイズは図示せぬシートサイズ検知センサー100b,100b’によって、検出され、その情報がコントローラ120に接続されるように構成されている。
また前記した斜行検知センサー3a,3bはコントローラ120に接続されており、その各センサー3a,3bで得られた検知信号がそれぞれ入力されるようになっている。コントローラ120では、各センサーの検知信号に基づいてシートSの傾き量が演算回路160によって演算される。また、コントローラ120は、レジモータ17、旋回モータ24及びレジスト前モータ47の駆動回路17a,24a,47aにそれぞれ接続されており、前記検知結果に基づく必要な制御信号を出力してそれぞれのモータ17,24,47を所定量駆動させるようになっている。
次に、このレジストレーション装置の動作について図5〜図6を参照しながら説明する。なお、画像形成装置全体の動作の説明は本発明の本質とは異なるのでその説明は割愛しレジストレーション部のみの説明を行う。
まず、画像形成装置の図示しないスタートボタンが押されると、旋回モータ24が動作し、ホームポジションセンサー25によって、レジストローラ対2の旋回方向のイニシャライズ動作を行う。そして、レジモータ17、レジスト前モータ47が駆動されてレジストローラ対2、レジスト前ローラ対4が回転し始める。この回転するレジストローラ対2、レジスト前ローラ対4に対して、図6(a)に示すように、シート搬送方向Pからθ斜行したシートSが送られ、シートSの先端が前記斜行検知センサー3a,3bによりシートSの通過時点が検知される。
傾き検知用センサー3a,3bの検知信号は、コントローラ120に入力されることにより、レジストローラ対2に挟持されたシートSの傾きが算出される。すなわち、斜行検知センサー3a,3bそれぞれのシート検知時間の差からシートの傾き量が算出される。
そして、コントローラ120では、この斜行検知センサー3a,3bにより検知された傾きずれがあるか否かを判断し、その傾きずれがない場合(θ=0の場合)には特に補正動作を行わないが、その傾きずれがある場合には、傾きに対する補正量(即ち、旋回モータ24の駆動量)が算出される。
なお、該斜行検知センサー3a,3bでの検知タイミングが図6cに示すようにΔtの時間差を持って検知された場合はシートの傾き量θはシートSの搬送速度をV、斜行検知センサー3a,3bのピッチ(センサー間距離)をLとすると図6fから明らかなように下記演算式で演算できる。
θ=tan-1(Δt×V/L)
また前記斜行センサー3a、3bで傾きずれがあると検知されると、レジストローラ対2及びレジスト前ローラ対4は最初の搬送速度Vから速度V1でシートSを搬送するよう減速される。そしてコントローラ120よりレジストローラ対2は傾きθ分だけ傾き(図6b)、搬送されてきたシートSを挟持させる(図6d)。
そしてシートSを挟持し、搬送しながらレジストローラ対2の傾きをホームポジションセンサーまで戻す。そしてレジストローラ対2の搬送速度を増速させ(速度Vへもどす)、シートSを転写部112bへ送り込む。
そして次のシートSの斜行及び斜送補正に備えることになる。
この時減速された速度V1は当然ながらレジストローラ対2がθ旋回を完了するまでにシートS先端がレジストローラ対2へ到達してはならないので速度V1を以下のように設定する必要がある。
旋回モータ24の旋回角速度をω/secとすると。θ回転するまでにはθ/ω秒かかることになる。斜行センサー3a,3bとレジストローラ対2との距離をLaとすると斜行センサー3a,3bからレジストローラ対2まではLa/V1秒となる。
よって
θ/ω<La/V1
となり、これより遅くなるよう傾き量θに応じて速度V1を設定する必要がある。
(図6dに示すようにレジストローラ対2はシートSと同じ方向に傾けるので傾くことにより斜行センサー3a,3bとの距離の補正をする必要はない。)
上記の不等式をイコールとしたときの速度V1の80%に設定すると
1=0.8ω/(Laθ)
となる。
このようにすることにより斜行補正量が少ない場合は速度ダウン量を少なくして画像形成速度のダウンを少なくするように設定できる。
以上述べたように、シートの傾きを検知してから、その検知量に応じてレジストローラ対2を傾け、シートSを噛みこんでレジストローラ対2の傾きをホームポジションへ戻すようにして斜行補正する間、シートSの搬送速度を減速しシートSのレジストローラ対2に噛みこまれ時のショックやレジストローラの旋回時の振動などを押さえ、それによりシートSがずれてしまい再び斜行が発生するのを防ぐことができる。
これにより、シートを一旦停止させることなく、実質的な画像形成速度(生産性)をさほど落とさずに、精度よく斜行補正を行うことが可能となった。
尚、このようなレジストレーション装置は、シートSを後工程(画像形成装置の場合は転写部112b)に対して傾きがなく正確に送り出す必要がある装置であれば、画像形成装置に限定されることなく、画像読取装置等、如何なる装置にも適用することができる。
(発明の第二の実施の形態)
上述の第一の実施の形態において斜行センサー3a,3bでの検知でシートSの傾きθの大きさにより減速される搬送速度V1を変化させるように設定しているが、レジストローラ対2の旋回速度を速くすることも可能である。
(発明の第三の実施の形態)
上述の第一の実施の形態で最初の搬送速度Vから斜行センサー3a,3b検知後V1に速度を落とし斜行補正後また速度Vに戻すとしているがこれをVと同じ速度でないV2の速度にするようにしても良い。
転写部112bへ送り込む速度V2はシートS上に転写部112bで画像を転写させるため、感光ドラム112の周速と略同一である必要があるが、最初の速度Vは感光ドラム112の周速と同じである必要はない。よって給紙してから斜光センサー3a,3bまでの搬送路を通るのに費やす時間を短くするため速度VをV2より速く設定し装置としての画像形成速度を速くすることができる。
また斜光センサー3a,3bでのシートの傾き検知を正確に行うため、Vを遅く設定することもできる。
本発明の実施の形態を適用した画像形成装置の概略断面図。 本発明の実施の形態を適用したレジスト部の側面図。 本発明の実施の形態を適用したレジスト部の平面図。 本発明の実施の形態を適用した画像形成装置のブロック図。 本発明の実施の形態を適用したフローチャート。 本発明の実施の形態を適用したレジスト部の動作説明図。
符号の説明
1 レジストユニット
2 レジストローラ
3 斜行検知センサー
17 レジストモータ
24 旋回モータ
111 レーザー変調(レーザースキャナー)
112 感光ドラム
120 コントローラ
1000 プリンター
2000 スキャナー

Claims (7)

  1. シートを搬送するシート搬送手段と、
    前記シート搬送手段により搬送されるシートの先端の搬送方向と直交する方向に対する傾きを検知する傾き検知手段と、
    シートを搬送する第1の速度と第2の速度に減速する変速手段と、を有し、
    前記傾き検知手段の検知結果に応じて前記第2の速度の変速後、前記傾き検知手段の検知結果に応じて前記シート搬送手段を搬送方向に対し傾ける搬送手段傾き補正手段によりシートの傾き補正を行うことを特徴とするレジストレーション装置。
  2. 前記変速手段が、前記傾き検知手段の検知結果に基づいて第2の速度を決定し変速させるようにした請求項1に記載のレジストレーション装置。
  3. 前記傾き検知手段での検知結果に斜行補正手段の旋回速度を決定することを特徴とする請求項1に記載のレジストレーション装置。
  4. 傾き補正後前記第2の搬送速度から第3の搬送速度に増速させるようにした請求項1に記載のレジストレーション装置。
  5. 前記第2の搬送速度は前記傾き検出手段により検出されたシートの傾きから演算される速度である請求項2に記載のレジストレーション装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のレジストレーション装置と、該レジストレーション装置によりタイミングをとって送られるシートに画像を形成する画像形成部と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のレジストレーション装置と、該レジストレーション装置によりタイミングをとって送られるシートの画像を読取る画像読み取り部と、を備えたことを特徴とする画像読取装置。
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