JP2005162384A - レジストレーション装置及びこれを適用した画像形成装置、画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 旋回してシートの斜行を補正するレジスト構成において、旋回時に上流側の搬送ローラとの間でシートの引っ張り合いを起こす。
【解決手段】 シートSの傾きに対して、旋回モータ24を駆動させることにより、レジストローラ対2に挟持されたシートSの先端が転写部112bの軸方向(転写部の感光体ドラムの軸方向)と平行になるまで、レジストローラ対2を回転軸14を中心にして矢印F方向にθ分回転移動させる。この時、レジ前ローラ130はシートSに追従して矢印方向にθ回転する。これによりシートSがつっぱらずにレジストローラ対2が斜行を正確に補正できる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ等の画像形成装置または、原稿画像を読み取るスキャナー等の画像読取装置等に適用されるシートの傾きや位置ずれ等を矯正するレジストレーション装置に関する。
従来、複写機、プリンター、ファクシミリ、スキャナー等の画像形成及び画像読取りを行う装置では、画像形成部や画像読取り部の直前にシートの姿勢及び位置を合わせるために、シートの斜行補正やシートの位置ずれ補正を行う手段であるレジストレーション手段が使用されているものがある。
ここで、これらのレジストレーション手段としては、停止しているローラ対のニップにシート先端を突き当ててシートに撓みを作り、シートの弾性によってシート先端をローラニップに沿わせて斜行を補正を行い、その後所定のタイミングで該ローラ対を回転させ、シートと画像の同期を合わせるという所謂ループレジストレーション方式が主流となっている。
しかしながら、上記のループレジストレーション方式では、ループを形成させる為のループ空間が必ず必要となり、装置を大型化させていた。
また、ループ空間が十分に確保出来ない時は、特にこしの弱い薄紙で座屈によるjamが発生するという問題もある。
また、シートをレジストローラ対に当接させる際に音が発生したり(所謂ループ音)、また、シートのこしの強さによって、斜行補正能力が変わってしまうという問題がある。具体的には、シートにこしがない薄紙ではシート先端がレジストローラニップに当接する際の当接圧が不足し、シート先端がレジストローラ対に十分当接しきれない場合があり、完全に斜行補正ができない。またシートのこしが強い厚紙等ではレジストローラのニップに当接させた衝撃でレジストローラ対のニップを突き抜けてしまうという不具合がありこれを防止する為にレジストローラ対に負荷(ブレーキ部材)等を与える事によって対応している場合もあり製品コストをアップさせている。
さらには、シート先端がカールや折れがある場合等にはシート先端がレジストローラ対のニップ部に正確に沿わず、精度よく斜行補正が出来ない場合が発生し、印字精度として十分に満足できるものではなかった。
また、近年、画像形成装置、画像読取装置がデジタル化されるに従い、シートとシートの間隔(紙間)を詰め、短い時間の中で多くのシートを処理することによって、たとえば画像形成の場合、画像形成のプロセス速度を上げずに実質的な画像形成速度の向上が図られるようになってきている。
一方、従来のアナログ式の装置、たとえば複写機においては、1枚のシート(原稿)を読取った後、連続して複写をする場合でも、原稿を露光するための光学装置が複写枚数分往復しなければならず、そのためにシート間の間隔(紙間)が必然的に決まっていた。
しかしながら、原稿の読取り及びその画像形成がデジタル化されることにより、原稿を1度読取った後、その画像情報は電気的に符号化され、メモリに貯えることができるようになっている。そして、画像形成時は、メモリ内の情報を読み出して、レーザー光、LEDアレイ等の露光装置によって感光体上に原稿の画像情報に対応する画像を形成するため複数枚の複写においても光学装置などのメカニカルな動きが不要となる。
ところが、先に述べたループレジストレーション方式ではループ形成するためにシートを一旦停止させなければならず、シートとシートの間隔(紙間)が必然的に決定されてしまい、実質的な画像形成速度(生産性)を向上させる事を大きく阻害していた。
上記不具合を克服すべく、シートの斜行によるシートの傾きを自動的に矯正できるようにしたレジストレーション装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、この装置では、シートを挟持して搬送する搬送ローラ対(レジストローラ)と、該搬送ローラの搬送方向下流側に設けられたシートの傾き量を検知するためのセンサーと、該搬送ローラ(レジストローラ)をシートの搬送方向と直交する方向に傾けるように変位させる搬送ローラ傾き補正手段を備え、該シートの傾き量検知センサーの情報に基づき、該搬送ローラをシートの傾きに合わせて変位させることによって、シートの斜行を補正するものである。
特開平10-067448号公報
ところが、このレジストレーション装置では、上記の如くシートの斜行補正を行った時点で、搬送ローラ(レジストローラ)が傾くことによって、搬送ローラ(レジストローラ)より上流の搬送ローラとの間でシートが引っ張られてしまう。
これによって実際の傾き補正とが異なってしまうという不具合が起きた。
本発明は上記事情に鑑みなされたものでって、上記不具合を克服し、印字精度を向上させ、かつ紙間を小さくする事によって、画像形成装置または、画像読取装置の生産性を高める事が出来るレジストレーション装置を提供する事を目的とする。
本発明はレジストローラより上流の搬送ローラを旋回可能にすることによってレジストローラが斜行補正する時に起こるシートの引っ張り合いを無くすことを特徴とする。
以上説明したように、本発明のレジストレーション装置は、シートの傾き補正を行うとき、そのシートSがレジストローラ対2とその上流に位置するローラ対によりに挟持された状態において、上流に位置するローラ対がレジローラの傾き補正の動きに追従することでシートの引っ張り合いをなくす。これにより、レジローラの斜行補正非常に高精度なものとなる。
また従来のループレジストレーション方式のようにシートをレジストローラ部にて一旦停止させてループを形成することがないので、紙間を最小限にする事が可能であり生産性の高い装置を提供する事が出来るばかりでなく、ループ音の発生も無いし、また薄紙のループ形成時の座屈という問題も解消できる。当然ルーループ空間も不要となり、装置の小型化が可能である。さらには、シートSの先端部のカールや折れ等の先端部変形によって、そのシートSがレジストローラ対に挟持前と異なる姿勢で挟持されることになったとしても、そのことに何ら影響されることなく、シートSの斜行と横レジずれと斜送を精度よく補正する事が出来る。
(第一実施の形態)
以下に図を用いて詳細な説明を行なう。図1は、本発明の一実施の形態であるレジストレーション装置を適用した画像形成装置としてのプリンターの断面図である。図1において、1000はプリンターで、図において、120は該プリンターを制御する為の制御手段たるコントローラであり、100は上段カセットで、カセット100内のシートは所定のタイミングで昇降/回転するピックアップローラ101とフィードローラ102及びリタードローラ103の作用によって1枚ずつ分離給紙される。そして給紙部から給紙されたシートは搬送ローラ105によってガイド板106,107によって構成される搬送路108を通過し、ガイド109、111で構成される搬送路110へ受け渡され、レジスト前ローラ対130を通過して、レジストローラ対2を有するレジストローラ部1に導かれる。このレジストローラ部1にて、シートの斜行補正した後にシートは転写部112b部へと搬送される。
なお、レジストローラ部における斜行補正の動作に関しては、後に詳細に説明を行う。
112は感光ドラムであり図中時計方向に回転するようになっている。111は作像手段たるレーザースキャナー(レーザー露光装置)であり、そのレーザー光はミラー113によって折り返され、ドラム上の露光位置112aに照射されて、ドラム上に潜像を形成し現像器114によってトナー像として顕像化される。115はドラム上のトナー像をシートに転写する為の転写帯電器、116はドラムとシートを静電分離する為の分離帯電器であり、画像形成部を構成する。なお、112bは転写部であり、この位置にて、感光ドラム112上のトナー像がシートS上に転写される。
該レジストローラ対2を通過したシートSはその先端を露光開始センサー131によって検知され、レーザースキャナー111によるレーザー光の照射が開始される。
なお、上記露光開始センサー131から転写部112bまでの距離l1は感光ドラム112のレーザー光照射位置112aから転写部112bまでの距離l0と等しい位置に配置されており、これにより、シートSとドラム112上の画像の先端位置の同期を取る事が可能となっている。
117は画像形成されたシート材を搬送する搬送ベルト、118は定着装置、119は排紙ローラである。画像形成されたシート材は排出ローラ119によって排出される。
2000は画像読み取り装置で、図において201は走査光学系光源、202はプラテンガラス、203は開閉する原稿圧板、204はレンズ、205は受光素子(光電変換)、206は画像処理部、208は画像処理部にて処理された画像処理信号を記憶しておく為のメモリー部である。
走査光学源201で読み取られた原稿像は画像処理部206で処理され、電気的に符号化され電気信号207に変換されて作像手段たるレーザースキャナー111に伝送される。また、画像処理部にて処理され、符号化された画像情報を一旦メモリー208に記憶させて、コントローラ120からの信号によって、必要に応じて、レーザー変調111に伝送する事もできるように構成されている。
ここで、1000はプリンター、2000は画像読み取り装置であるが、図のように別体の場合もあるが、プリンター1000とスキャナー2000が一体の場合もある。
プリンター1000は別体でも一体でも、レーザースキャナー111に画像形成部の処理信号を入力すれば複写機として機能するし、FAXの送信信号を入力すればFAXとして機能するし、パソコンの出力信号を入力すれば、プリンターとして機能する。逆に、画像処理部206の処理信号をほかのFAXに送信すれば、FAXとして機能する。ここで、圧板203に変わって、2点鎖線で示すような原稿自動送り装置250を装着すれば、原稿は自動的に読み取られる。
次にレジストローラ部の詳細の説明を図2〜図4を用いて行う。
図は本発明の一実施の形態に係るレジストレーション装置を示すもので、図2はその側面図、図3はレジストレーション装置の平面図とレジ前ローラの平面図であり図4はレジ前ローラの側面図である。
図5はブロック図である。
図2と図3において、レジストローラ対2は、フレーム10の前側板10aと後側板10bによりそれぞれの側板に固定された軸受11,12によって、回転自在に軸支されている。また、このレジストローラ対2の搬送方向下流側には、図3に示すように、シートSの先端の傾きを検知するための斜行検知センサー3a,3bがシート搬送方向と直交する方向に所定間隔Lをあけて配設されている。
尚、上記斜行検知センサー3a、3bを結ぶ中心線3cは搬送方向下流側に設けられている感光ドラム112の軸線112cと平行となるように、配置されている。
また、上記フレーム10は、図2、3に示すように、装置本体1000の前側板1001と後側板1002に固定されたステー13に設けられた回転軸14を中心にして回動可能に取り付けられてる。なお、回転軸14は、後述するレジストローラ対2の傾き変位時における回転運動の中心になる。
レジストローラ2aは不図示の加圧バネによって、レジストローラ2bに加圧されている。また、レジストローラ対2a、2bにはそれぞれ、その片側にギア15,16が取り付けられ、レジストローラ対2a、2bがそれぞれ同期して回転するように構成されている。
また、レジストローラ2bの軸端には駆動入力ギア27が固定されており、レジストモータ17の出力軸に固定されたギア28と噛合っており、これにより、レジストモータ17の駆動によってレジストローラ対2の回転が可能となっている。
フレーム10の手前側にはギア22が固定されており、ステー13に取り付けられた旋回モータ24の出力軸に固定されたラックギア23と噛合っている。
この旋回モータ24の作用により、例えば、図3中で該ピニオンギア23が時計方向に回転すると、フレーム10及びフレーム10上に設けられたレジストローラ対2、レジストモータ17等も含めてフレーム10上に取り付けられている部材全てが、回転軸14を中心に反時計方向に回転できるように構成されている。つまり、旋回モータ24の作用により、レジストローラ対2をシートS搬送方向Pと直交する方向に対して傾けるよう変位(旋回移動動作)できるようになっている。また、ステー13上には、ホームポジションセンサー25が設けられており、レジストローラ対2のホームポジション位置を検出する事が可能となっている。
ここで、レジストローラ対2のホームポジション位置とは、そのニップ線が感光ドラム112の回転中心軸112cと平行になるようにホームポジションセンサー25の位置が決定されている。
次にレジ前ローラ(第2の搬送手段)130の説明を図2と図4を用いて行う。
図2、図4において、レジ前ローラ130はレジローラ2のシート搬送方向上流に位置する。レジ前フレーム30の前側板30aと後側板30bによりそれぞれの側板に固定された軸受け31,32によって回転自在に支持される。レジ前ローラ130aは不図示の加圧バネによって、レジ前ローラ130bに加圧されている。レジ前フレーム30に取り付けられたレジ前モータ35のレジ前モータギア36からレジ前ローラギア37に駆動入力され、レジ前ローラ130bを回転させる。
上記レジ前フレーム30は図2、4に示すように、装置本体1000の前側板1001と後側板に固定されたステー13に設けられたレジ前フレーム回転軸33を中心にして回動可能に取り付けられている。このレジ前フレーム回転軸33はレジストローラ対2の回転軸14の搬送方向への延長線上に位置する。このレジ前ローラ回転軸33を中心としてレジ前ローラ130が感光ドラム112と平行を保つようにレジ前ローラバネ34a,bが設けられている。
図5は、この画像形成装置の動作を制御する制御系を示すブロック図である。上述した各ローラ対102,105はブロック図に示すようにメインモータMによって駆動力をうけ、コントローラ120からの信号によって、それぞれの駆動回路102a、105a、を介して、クラッチ102b、105b、によってそのON/OFF制御がなされるように構成されている。
レジ前ローラ対130はレジ前モータ35によって駆動されコントローラ120からの信号によって制御される。
また、感光ドラム112、搬送ベルト117、定着器118、排紙ローラ119はメインモータMと直結されており、それぞれメインモータMと同期して回転する事が可能となっている。
また、給紙カセット100,100'に装填されているシートのサイズは図示せぬシートサイズ検知センサー100b、100b'によって、検出され、その情報がコントローラ120に接続されるように構成されている。
また前記した斜行検知センサー3a,3bはコントローラ120に接続されており、その各センサー3a,3bで得られた検知信号がそれぞれ入力されるようになっている。コントローラ120では、各センサーの検知信号に基づいてシートSの傾き量が演算回路160によって演算される。また、コントローラ120は、レジモータ17、旋回モータ24の駆動回路17a、24aにそれぞれ接続されており、前記検知結果に基づく必要な制御信号を出力してそれぞれのモータ17,24を所定量駆動させるようになっている。
次に、このレジストレーション装置の動作について図6〜図7を参照しながら説明する。なお、画像形成装置全体の動作の説明は本発明の本質とは異なるのでその説明は割愛しレジストレーション部とレジ前ローラ部の説明を行う。
まず、画像形成装置の図示しないスタートボタンが押されると、旋回モータ24が動作し、ホームポジションセンサー25によって、レジストローラ対2の旋回方向のイニシャライズ動作を行う。(ステップS1)そして、レジモータ17とレジ前モータ35が駆動されてレジストローラ対2とレジ前ローラ130が回転し始める。(ステップS2)この回転するレジストローラ対2に対して、図7(a)に示すように、レジ前ローラ130によってシート搬送方向Pからθ斜行したシートSが送られ、そのシートSはレジストローラ対2のニップ部に侵入して挟持される。レジストローラ対2により挟持されたシートSは、図7(b)に示すように、シート搬送方向Pに沿って送られて前進することにより、レジストローラ対2の下流側に配置された斜行検知センサー3a,bによりシートS先端の通過時点が検知される(ステップS3)。
傾き検知用センサー3a,bの検知信号は、コントローラ120に入力されることにより、レジストローラ対2に挟持されたシートSの傾きが算出される(ステップS4)。すなわち、斜行検知センサー3a,bのそれぞれのシート検知時間の差からシートの傾き量が算出される。そして、コントローラ120では、この斜行検知センサー3a,bにより検知された傾きずれがあるか否かを判断し(ステップS5)、その傾きずれがない場合(θ=0の場合)には特に補正動作を行わないが、その傾きずれがある場合には、傾きに対する補正量(即ち、旋回モータ24の駆動量)が算出される(ステップS6)。
なお、該斜行検知センサー3a、3bでの検知タイミングが第7図cに示すようにΔtの時間差を持って検知された場合はシートの傾き量θはシートSの搬送速度をV1、斜行検知センサー3a、3bのピッチ(センサー間距離)をLとすると図7fから明らかなように下記演算式で演算できる。
θ=tan-1(Δt×V1/L) ・・・(式1)
そして、前記傾きずれに関する補正量に応じて旋回モータ24を所定量だけ駆動させ、レジストローラ対2をθ傾ける。(ステップS7,8)。
すなわち、シートSの傾きに対して、旋回モータ24を駆動させることにより、図7(d)に示すように、レジストローラ対2に挟持されたシートSの先端が転写部112bの軸方向(転写部の感光体ドラムの軸方向)と平行になるまで、レジストローラ対2を回転軸14を中心にして矢印F方向にθ分回転移動させる。
この時、レジ前ローラ130はシートSに追従して矢印方向にθ回転する。これによりシートSがつっぱらずにレジストローラ対2が斜行を正確に補正できる。
シートSがレジ前ローラ対130を通過するとレジ前バネ34a,bによりまた感光ドラム112と平行な状態に戻る。
その後、レジストローラ対2のイニシャライズ動作を行い、(Step9)次のシートSの斜行補正に備える。なお、このイニシャライズ動作は、先に述べたようにホームポジションセンサー25にて動作させる。
以上延べたように、シートの傾きを検知し、その傾き量に応じて、レジストローラ対2を傾け、シートの斜行補正を行う。
これらの動作によって、シートを一旦停止させることなく、非常に精度の良い、斜行補正を行う事が可能となった。
尚、このようなレジストレーション装置は、シートSを後工程(画像形成装置の場合は転写部112b)に対して傾きがなく正確に送り出す必要がある装置であれば、画像形成装置に限定されることなく、画像読取装置等、如何なる装置にも適用することができる。
(第二実施の形態)
次に本発明の第二実施の形態について、図8〜9図を用いて説明をする。
なお、画像形成装置全体や符号が同一の部分の説明は第一実施の形態と同様である為、その説明を割愛する。また旋回モータ24によるレジストローラ対2の旋回動作についても第一実施の形態と同じなので、その説明は割愛する。
図8〜9は本発明の二実施の形態に係るレジストレーション装置を示すもので、図8はレジストローラとレジ前ローラの平面図であり、図9はレジ前ローラの側面図である。
図8、図9において、レジ前ローラ130はレジストローラ2のシート搬送方向上流に位置する。レジ前フレーム30の前側板30aと後側板30bによりそれぞれの側板に固定された軸受け31,32によって回転自在に支持される。レジ前ローラ130aは不図示の加圧バネによって、レジ前ローラ130bに加圧されている。
レジ前ローラ130にはレジ前モータ35によって駆動入力されるがレジ前モータ35は装置本体の後側版1001にあるためレジ前ローラフレーム30の回転に追従するため弾性のある連結部材38や自在継手によって連結される。
上記レジ前フレーム30は図8、9に示すように、装置本体1000の前側板1001と後側板に固定されたステー13に設けられたレジ前フレーム回転軸33を中心にして回動可能に取り付けられている。このレジ前フレーム回転軸33はレジストローラの回転軸14の搬送方向への延長線上に位置する。このレジ前フレーム回転軸33を中心としてレジ前ローラ130が感光ドラム112と平行を保つようにレジ前ローラバネ34a,bが設けられている。
シートSの斜行が検出された場合は、実施の形態1と同様に、斜行補正量θを演算し、θ分だけレジストローラ対2が旋回するまで旋回モータ24を駆動する。尚、斜行検知センサー3a、3bの出力値と傾き補正量θの演算方法は第一実施の形態における(式1)と同じなので、その説明は割愛する。
これによって、シートSは斜行補正を行う事ができる。
この時、レジ前ローラ130はシートSに追従して回転する。これによりシートSがつっぱらずにレジストローラ対2が斜行を正確に補正できる。
連結部材38がレジ前モータ35とレジ前ローラ13bの軸の調心を行い駆動伝達が行われる。
シートSがレジ前ローラ対130を通過するとレジ前バネ34a,bによりまた感光ドラム112と平行な状態に戻る。
以上の補正動作が実行されることにより、シートSは転写部112bに対して傾きや位置ずれがなく正確な搬送姿勢でもって送り出され印字される。
その後、レジストローラ対2のイニシャライズ動作を行い、次のシートSの斜行及び斜送補正に備える。なお、このイニシャライズ動作は、先に述べたようにホームポジションセンサー25にて動作させる。
以上延べたように、シートの傾きを検知し、その傾き量に応じて、レジストローラ対2を傾け、シートの斜行補正を行う。これらの動作によって、シートを一旦停止させることなく、非常に精度の良い、斜行補正を行うことが可能となった。
尚、このようなレジストレーション装置は、シートSを後工程(画像形成装置の場合は転写部112b)に対して傾きや位置ずれがなく正確に送り出す必要がある装置であれば、画像形成装置に限定されることなく、如何なる装置にも適用することができる。
(第三実施の形態)
次に本発明の第三実施の形態について、図11〜13を用いて説明をする。
なお、画像形成装置全体や符号が同一の部分の説明は第一及び第二実施の形態と同様である為、その説明を割愛する。またレジストローラ対2の旋回動作についても第一実施の形態と同じなので、その説明は割愛する。
図11〜13は本発明の第三実施の形態に係るレジストレーション装置を示すもので、図11はレジストローラとレジ前ローラの平面図であり、図12はレジ前ローラの側面図である。
図11、図12において、レジ前ローラ130はレジストローラ対2のシート搬送方向上流に位置する。レジ前フレーム30の前側板30aと後側板30bによりそれぞれの側板に固定された軸受け31,32によって回転自在に支持される。レジ前ローラ130aは不図示の加圧バネによって、レジ前ローラ130bに加圧されている。
上記レジ前フレーム30は図10、11に示すように、装置本体1000の前側板1001と後側板に固定されたステー13に設けられた。レジ前フレーム回転軸33を中心にして回動可能に取り付けられている。この回動軸はレジストローラの回転軸の搬送方向への延長線上に位置する。このレジ前フレーム回転軸33を中心としてレジ前ローラ130が感光ドラム112と平行を保つようにレジ前ローラバネ34a,bが設けられている。
レジ前ローラ130にはステー13に固定されたレジ前モータ35によって駆動入力される。レジ前ローラ130とレジ前モータ35はレジ前モータゴムローラ39からレジ前ローラゴムローラ40によって駆動が伝えられ、レジ前ローラ130が感光ドラム112と平行な位置においてはレジ前ローラ130にレジ前モータ35から駆動伝達が行われるがレジ前ローラ130レジ前フレーム回転軸33により回転すると駆動伝達が切れる構成となっている。
この駆動切り替えはかさ歯車等によっても可能である。
シートSがレジストローラ対2に挟持されるまでの間、レジ前ローラ130を感光ドラム112と平行に保持する保持手段41とそれを動かすソレノイド42が設けられ、レジ前ローラへ130の駆動入力時に初期位置より動かないようにしている(図11、12)。
保持手段41とソレノイド42は傾き検知用センサー3にシートSが検知されたと同時に動作し、レジ前ローラ対130を回転可能な状態(図13)にし、レジストローラ対2のイニシャライズのタイミングで保持状態に戻る。
シートSの斜行が検出された場合は、実施の形態1と同様に、斜行補正量θを演算し、θ分だけレジストローラ対2が旋回するまで旋回モータ24を駆動する。尚、斜行検知センサー3a、3bの出力値と傾き補正量θの演算方法は第一実施の形態における(式1)と同じなので、その説明は割愛する。
これによって、シートSは斜行補正を行う事ができる。
この時、レジ前ローラ130はシートS追従して回転する。これによりシートSがつっぱらずにレジストローラ対2が斜行を正確に補正できる。
シートSがレジ前ローラ対130を通過するとレジ前バネ34a,bと保持手段41とソレノイド42によりまた感光ドラム112と平行な状態に戻る。
以上の補正動作が実行されることにより、シートSは転写部112bに対して傾きや位置ずれがなく正確な搬送姿勢でもって送り出され印字される。
その後、レジストローラ対2のイニシャライズ動作を行い、次のシートSの斜行及び斜送補正に備える。なお、このイニシャライズ動作は、先に述べたようにホームポジションセンサー25にて動作させる。
以上延べたように、シートの傾きを検知し、その傾き量に応じて、レジストローラ対2を傾け、シートの斜行補正を行う。これらの動作によって、シートを一旦停止させることなく、非常に精度の良い、斜行補正を行うことが可能となった。
尚、このようなレジストレーション装置は、シートSを後工程(画像形成装置の場合は転写部112b)に対して傾きや位置ずれがなく正確に送り出す必要がある装置であれば、画像形成装置に限定されることなく、如何なる装置にも適用することができる。
(第四実施の形態)
次に本発明の第三実施の形態について、図14、15を用いて説明をする。
なお、画像形成装置全体や符号が同一の部分の説明は第一及び第二、第三実施の形態と同様である為、その説明を割愛する。
図14は本発明の第四実施の形態に係るレジストレーション装置を示すもので、図14はレジストローラとレジ前ローラの平面図であり、図15はレジストローラの側面図である。
図14に示したレジストローラはレジストローラ44a,bの送り量をレジストモータ43a,bによって各々制御することによってシートを旋回させ斜行補正を行うものである。レジストローラ45a,bがローラ加圧バネ46によってレジストローラ44a,bに加圧され上流より送られて来たシートを挟持する(図15)。
レジ前ローラ130の動作については第一実施の形態と同じで同様の効果を用意に類推することが可能である。
本発明の実施の形態を適用した画像形成装置の概略断面図。 本発明の実施の形態を適用したレジスト部とレジ前ローラの平面図。 本発明の実施の形態を適用したレジスト部の側面図。 本発明の実施の形態を適用したレジ前ローラの側面図。 本発明の実施の形態を適用した画像形成装置のブロック図。 本発明の実施の形態を適用したフローチャート。 本発明の実施の形態を適用したレジスト部の動作説明図。 第二実施の形態を適用したレジスト部とレジ前ローラの平面図。 第二実施の形態を適用したレジスト部の側面図。 第二実施の形態を適用したレジスト部の側面図。 第三実施の形態を適用したレジスト部とレジ前ローラの平面図。 第三実施の形態を適用したレジスト部の側面図。 第三実施の形態を適用したレジスト部の側面図。 第四実施の形態を適用したレジスト部とレジ前ローラの平面図。 第四実施の形態を適用したレジスト部の側面図。
符号の説明
1 レジストユニット
2a,2b レジストローラ
3a,3b 斜行検知センサー
17 レジストモータ(第1の搬送手段)
24 旋回モータ
30 レジ前フレーム
31 露光開始センサー
33 レジ前フレーム回転軸
35 レジ前モータ
111 レーザースキャナー(レーザー露光装置)
112 感光ドラム
120 コントローラ
130レジ前ローラ(第2の搬送手段)
1000 プリンター
2000 画像読み取り装置

Claims (6)

  1. シートのタイミングを取って送り出すレジストレーション装置であって、
    シートを搬送する第1の搬送手段と、
    搬送されたシートの傾きを検知するシート傾き検知手段と、
    前記シート傾き検知手段によって得られた検知情報に基づき、該搬第1の搬送手段をシート搬送方向と直交する方向に傾けるように変位させる搬送手段傾き補正手段と、
    を有するレジストレーション装置において、
    前記搬送手段傾き補正手段のシート搬送上流に位置する少なくとも1対以上の第2の搬送手段が旋回可能であることを特徴とするレジストレーション装置。
  2. 前記搬送手段傾き補正手段が旋回中心を有して傾き補正を行うレジストレーション装置において、
    前記搬送手段傾き補正手段の旋回中心と前記第2の搬送手段の旋回中心がシート搬送方向に延長線上にあることを特徴とする請求項1に記載のレジストレーション装置。
  3. 前記第2の搬送手段が旋回しても前記第2の搬送手段へ駆動伝達を行うことが可能な駆動伝達手段を有することを特徴とする請求項1及び2に記載のレジストレーション装置。
  4. 前記第2の搬送手段が旋回した時に前記第2の搬送手段への駆動伝達が遮断する駆動解除手段を有することを特徴とする請求項1及び2に記載のレジストレーション装置。
  5. 請求項1から4に記載のレジストレーション装置を画像形成部の上流側に配置した事を特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1から4に記載のレジストレーション装置を画像読取部の上流側に配置した事を特徴とする画像読取装置。
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