JP2020196591A - シート処理装置、及び、画像形成システム - Google Patents

シート処理装置、及び、画像形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】比較的簡易にシートの斜行を補正して、シートの狙いの位置に精度良く処理を施す。【解決手段】シートPに穿孔処理(所望の処理)を施す穿孔処理部70(シート処理部)と、穿孔処理部70にあるシートPを搬送する搬送ローラ対52(シート搬送部)と、搬送ローラ対52によって搬送されるシートPの斜行量βを検知するフォトセンサ71A、71B(検知部)と、フォトセンサ71A、71Bの検知結果に基づいて搬送ローラ対52をシート搬送面において回動させる回動機構91と、が設けられている。【選択図】図2

Description

この発明は、シートに穿孔処理などの処理を施すシート処理装置と、それを備えた画像形成システムと、に関するものである。
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置に接続されたシート処理装置において、シートに対して穿孔処理(パンチ処理)をおこなう前に、シートのスキュー(斜行)を検知して、その検知結果に基づいてシートのスキューを補正する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、特許文献1におけるシート処理装置には、パンチユニットの下流側に、シートの斜行量を検知するセンサと、幅方向に並設された2つのローラ対と、が設置されている。2つのローラ対は、それぞれ、専用の駆動源によって単独で駆動可能に構成されている。
そして、センサによってシートの斜行量が検知されると、その斜行量に応じて2つのローラ対の回転数を別々に調整して、シートの斜行を補正した後に、パンチユニットによってシートに穿孔処理を施している。
特許文献1のシート処理装置は、シートの斜行を補正した後にパンチユニットによってシートに穿孔処理を施しているため、シートの狙いの位置にパンチ穴が精度良く形成される効果が期待できる。
しかし、特許文献1のシート処理装置は、シートの斜行補正をおこなうために、2つのローラ対と2つの駆動源とを設置して、2つの駆動源を別々に制御しなければならないため、装置が大型化、高コスト化するとともに、制御が複雑になっていた。
そして、このような問題は、穿孔処理をおこなうシート処理装置に限定されることなく、穿孔処理とは異なる処理をシートに施すシート処理装置にも、同様に生じる可能性があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、比較的簡易にシートの斜行を補正して、シートの狙いの位置に精度良く処理を施すことができる、シート処理装置、及び、画像形成システムを提供することにある。
この発明におけるシート処理装置は、シートに所望の処理を施すシート処理部と、前記シート処理部にあるシートを搬送するシート搬送部と、前記シート搬送部によって搬送されるシートの斜行量を検知する検知部と、前記検知部の検知結果に基づいて前記シート搬送部をシート搬送面において回動させる回動機構と、を備えたものである。
本発明によれば、比較的簡易にシートの斜行を補正して、シートの狙いの位置に精度良く処理を施すことができる、シート処理装置、及び、画像形成システムを提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成システムを示す全体構成図である。 シート処理装置の要部を示す上面図である。 穿孔処理部を示す概略正面図である。 搬送ローラ対と回動機構とを示す概略上面図である。 シート処理装置の穿孔処理時の動作の一例を示す図である。 シート処理装置の穿孔処理時の制御を示すフローチャートである。 変形例1としての、シート処理装置の要部を示す上面図である。 図7のシート処理装置における穿孔処理時の動作の一例を示す図である。 図7のシート処理装置における穿孔処理時の制御を示すフローチャートである。 変形例2としての、搬送ローラ対と回動機構とを示す概略上面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成システム100における全体の構成・動作について説明する。
本実施の形態において、画像形成装置1は、シート処理装置50が着脱可能に設置されていて、シート処理装置50とともに1つの画像形成システム100を構成している。
また、画像形成装置1は、コピー機能とプリンタ機能とスキャナ機能とを備えた複合機である。画像形成装置1には、ネットワークを介して遠隔入力装置としてのパソコンが接続されている。そして、ユーザーは、パソコンを用いて画像形成装置1に対して通信によって種々の指令をおこなって所望の印刷(画像形成動作)をおこなったり、操作表示パネル95の画面上に表示される操作ボタンや操作キーを手動操作して種々の指令をおこなって所望の印刷(画像形成動作)をおこなったりすることになる。
図1に示すように、画像形成装置1の上部には、原稿の画像情報を光学的に読み取るスキャナ13(原稿読取装置)が設置されている。
また、画像形成装置1の中央上方には、中間転写ベルト8が設置されている。また、中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した感光体ドラム2Y、2M、2C、2K(作像部)が並設されている。さらに、中間転写ベルト8は、その下方で2次転写ローラ15(2次転写ベルト16)に圧接して、画像形成部としての2次転写ニップを形成している。
図1に示すように、ブラックに対応した感光体ドラム2Kの周囲には、帯電部3、現像部4、クリーニング部5、除電部などが配置されている。そして、感光体ドラム2K上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程、除電工程)がおこなわれて、感光体ドラム2Kの表面にブラック画像が形成されることになる。
なお、他の3つの感光体ドラム2Y、2M、2Cの周囲もほぼ同じように構成されていて、それぞれのトナー色に対応した画像が感光体ドラム2Y、2M、2Cの表面に形成される。以下、他の3つの感光体ドラム2Y、2M、2C上の作像プロセスの説明を適宜に省略して、ブラックに対応した作像プロセスのみの説明をおこなうことにする。
感光体ドラム2Kは、メインモータによって図1の反時計方向に回転駆動される。そして、帯電部3の位置で、感光体ドラム2Kの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム2Kの表面は、露光部7から発せられたレーザ光の照射位置に達して、この位置での幅方向(図1の紙面垂直方向であって、主走査方向である。)の露光走査によってブラックに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
なお、画像形成装置1がコピー機として用いられる場合には、スキャナ13によって読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光部7からのレーザ光の照射によって感光体ドラム2K上に潜像が形成されることになる。これに対して、画像形成装置1がプリンタとして用いられる場合には、パソコンから送られてきた画像情報に基づいて、露光部7からのレーザ光の照射によって感光体ドラム2K上に潜像が形成されることになる。
その後、感光体ドラム2Kの表面は、現像部4との対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、ブラックのトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム2Kの表面は、中間転写ベルト8及び1次転写ローラ6の対向位置(1次転写ニップ)に達して、この位置で感光体ドラム2Kの表面に形成されたトナー像が中間転写ベルト8の表面に1次転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム2K上には、僅かながら未転写トナーが残留する。
その後、感光体ドラム2Kの表面は、クリーニング部5との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム2K上に残留した未転写トナーがクリーニングブレードによってクリーニング部5内に回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム2Kの表面は、クリーニング部5と帯電部3との間であって、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム2K上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム2K上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、他の感光体ドラム2Y、2M、2Cの表面でも、ブラックの感光体ドラム2Kと同様におこなわれる。
そして、それぞれの感光体ドラム2Y、2M、2C、2Kの表面に形成された各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写されることになる。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
その後、各色のトナー像が重ねて1次転写された中間転写ベルト8は、2次転写ローラ15(2次転写ベルト16)との対向位置に達する。この位置では、2次転写対向ローラ9が、2次転写ローラ15との間に中間転写ベルト8と2次転写ベルト16とを挟み込んで2次転写ニップ(画像形成部)を形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された用紙等のシートP上に2次転写される(2次転写工程である。)。このとき、中間転写ベルト8には、シートPに転写されなかった未転写トナーが残留する。
その後、中間転写ベルト8は、2次転写ニップとイエロー用の1次転写ニップ(1次転写ローラ6)との間であって、不図示の中間転写クリーニング部の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8の表面に付着した未転写トナーなどの付着物が除去される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、図1を参照して、2次転写ニップ(画像形成部)の位置に搬送されるシートPは、画像形成装置1の下方に配設された給紙部10から、給紙ローラ11やレジストローラ12等が配置された搬送経路K1を経由して搬送されるものである。
詳しくは、給紙部10には、用紙などのシートPが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ11が図1の反時計方向に回転駆動されると、一番上のシートPが搬送経路K1を経由してレジストローラ12のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ12に搬送されたシートPは、回転駆動を停止したレジストローラ12のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ12が回転駆動されて、シートPが2次転写ニップ(画像形成部)に向けて搬送される。こうして、シートP上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写されたシートPは、2次転写ベルト16によって搬送されて、2次転写ベルト16から分離された後に、搬送ベルト18によって定着部19の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ベルト及び圧力ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像がシートP上に定着される(定着工程である。)。
その後、シートPは、排出搬送経路K2を経由して、排紙ローラ25によって画像形成装置1の外部へと排出される。
さらに、画像形成装置1から排出されたシートPは、シート処理装置50の内部に搬送されて、シート処理装置50内で穿孔処理(パンチ処理)、綴じ処理などの処理(後処理)が施される。そして、後処理が施されたシートP(シート束PT)は、排出トレイ59上に排出される。なお、シート処理装置50の構成・動作については後で詳しく説明する。
こうして、画像形成装置1における、一連の画像形成プロセス(画像形成動作)が完了する。
以下、シート処理装置50について詳述する。
まず、画像形成装置1から排出されたシートPは、入口ローラ51によってシート処理装置50の内部に送入(搬送)される。
そして、操作表示パネル95にユーザーによって予め「通常処理モード」が選択されている場合には、切替爪57による搬送経路の切り替えによって、シートPは直線搬送経路K11を経由して排出ローラ58によって排出トレイ59上にそのまま排紙される。
その際、ユーザーによって操作表示パネル95に予め「穿孔処理(パンチ処理)」が付加的に選択されている場合には、シートPが穿孔処理部70を通過するときに、穿孔処理部70によってシートPに穿孔処理が施される。
また、ユーザーによって操作表示パネル95に予め「ソート処理」が付加的に選択されている場合には、シートPが排出ローラ58によって排出トレイ59上に排出されるときに、ソート処理部として機能する排出ローラ58が、シートPを仕分けるタイミングに合わせて幅方向に移動して、排出トレイ59に排出されるシートPにソート処理が施される。
これに対して、画像形成装置1の操作表示パネル95にユーザーによって予め「綴じ処理モード」が選択されている場合には、切替爪57による搬送経路の切り替えによって、シートPは綴じ処理用搬送経路K12を経由して積載部61に向けて搬送される。そして、シート揃え部60によって、積載部61に積載されたシートP(シート束PT)に対して、搬送方向と幅方向との揃え処理が施される。
詳しくは、積載部61の載置面上にシートP(シート束PT)が載置されると、そのたびに、その上方に配置された叩きローラ56が回転軸を中心にして退避位置から最上方のシートPに当接する位置に回動して、叩きローラ56が図1の反時計方向に回転駆動されることで、そのシートPがエンドフェンス62に向けて搬送(移動)される。これにより、複数枚のシートP(シート束PT)の後端がエンドフェンス62に突き当たって、複数枚のシートP(シート束PT)の搬送方向の位置が揃えられることになる。
また、本実施の形態では、積載部61の載置面上にシートP(シート束PT)が載置されると、そのたびに、搬送ベルト65のベルト面に保持されたストッパ部64が、搬送ベルト65の図1の時計方向の走行によって、シートPの先端を押動するように移動して、そのシートPがエンドフェンス62に向けて搬送(移動)される。これにより、複数枚のシートP(シート束PT)の後端がエンドフェンス62に突き当たって、複数枚のシートP(シート束PT)の搬送方向の位置が揃えられることになる。
また、このようにシート束PTに対して搬送方向の揃え処理がおこなわれるとき、積載部61の幅方向両端部に設置された不図示の一対のサイドフェンス(ジョガーフェンス)の少なくとも一方が、積載部61上にシートPが載置されるたびに(又は、所望の枚数のシートPが積載された後に)、シートP(シート束PT)を挟み込むように幅方向(搬送方向に直交する方向であって、図1の紙面垂直方向である。)に移動して、シートP(シート束PT)の幅方向の位置が揃えられることになる。
そして、シート揃え装置60によって搬送方向と幅方向とがそれぞれ揃えられたシートP(シート束PT)の後端に対して、幅方向に移動可能なステープラ80の幅方向の移動によって所定位置に綴じ処理が施されることになる。
その後、綴じ処理が施されたシートP(シート束PT)は、放出爪としても機能するストッパ部64の排紙方向の移動によって載置面の傾斜に沿って斜め上方に移動して、排出搬送経路K13を通過した後に、排出ローラ58による搬送によって排出トレイ59に排紙される。
なお、綴じ処理モード時においても、ユーザーによって操作表示パネル95に予め「穿孔処理」が付加的に選択されている場合には、シートPが穿孔処理部70を通過するときに、穿孔処理部70によってシートPに穿孔処理が施される。
以下、本実施の形態におけるシート処理装置50において、特徴的な構成・動作について詳述する。
図2に示すように、シート処理装置50には、シート処理部としての穿孔処理部70、シート搬送部としての搬送ローラ対52、検知部(第1検知部)としてのフォトセンサ71A、71B、第2検知部としてのCIS72(コンタクト・イメージ・センサ)、回動機構91、移動機構92、などが設けられている。
本実施の形態では、図2に示すように、シート搬送方向(白矢印で示す方向である。)の上流側から下流側に、CIS72(第2検知部)、穿孔処理部70、搬送ローラ対52、フォトセンサ71A、71B(検知部)の順に配列されている。
穿孔処理部70は、シートPに所望の処理を施すシート処理部として機能する。
具体的に、本実施の形態における穿孔処理部70は、シートPの搬送方向後端部(図2の右方端部である。)に穿孔処理(パンチ処理)を施すものである。
図3に示すように、穿孔処理部70は、固定部70aと、刃部70b1が設けられた可動部70bと、で構成されている。可動部70bは、上下方向に移動可能に、穿孔処理部70の筐体に保持されている。可動部70bは、引張スプリング70dによって上方に付勢されていて、その上部にはカム70cが当接している。そして、固定部70aと可動部70bとの間にシートPを介在した状態で、制御部90による制御によってカム70cが回動して、引張スプリング70dの付勢力に抗するように可動部70bを下方に押動する。そして、可動部70bの刃部70b1がシートPを介して固定部70aの穴部70a1に進入することで、シートPにパンチ穴が形成されることになる。
なお、穿孔処理部70は、このようなカム機構を用いたものに限定されることなく、例えばリンク機構を用いたものなどであっても良い。
搬送ローラ対52は、穿孔処理部70(シート処理部)にあるシートPを搬送するシート搬送部として機能する。
具体的に、本実施に形態における搬送ローラ対52は、穿孔処理部70に対して搬送方向下流側に配置されていて、シートPの後端部が穿孔処理部70の位置に達するように、そのシートPを挟持・搬送することになる。
図5等を参照して、搬送ローラ対52は、駆動ローラと従動ローラとがニップを形成したものであって、駆動ローラが駆動機構によって回転駆動されることでニップに挟持されたシートPを搬送する。
2つのフォトセンサ71A、71Bは、搬送ローラ対52(シート搬送部)によって搬送されるシートPの搬送方向先端の斜行量β(スキュー量、斜行角度)を検知する検知部(第1検知部)として機能する。
具体的に、2つのフォトセンサ71A、71Bは、幅方向(図2の上下方向であって、図1の紙面垂直方向である。)の離れた位置に並設されている。2つのフォトセンサ71A、71Bは、いずれも、発光素子と受光素子とからなり、その位置におけるシートPの有無を光学的に検知する反射型フォトセンサである。
そして、2つのフォトセンサ71A、71BでそれぞれシートPの先端を検知して、そのときの検知タイミングの時間差と、シートPの搬送速度(固定値)と、2つのフォトセンサ71A、71Bの離間距離(固定値)と、から、制御部90でシートPの斜行量β(及び、その斜行方向)を求めることになる。すなわち、シートPが、斜行なく真直ぐに搬送される正規状態(β=0°)から、どちらの方向にどの程度斜行しているかを求めることになる。
なお、本実施の形態では、シートPの斜行量βを検知する検知部として、2つのフォトセンサ71A、71Bを用いたが、幅方向に延在するように設置されたCIS(コンタクト・イメージ・センサ)を用いることもできる。
図2を参照して、CIS72は、穿孔処理部70(シート処理部)に向けて搬送されるシートPの幅方向のズレ量α(横レジスト量、位置ズレ量)を検知する第2検知部として機能する。
具体的に、CIS72は、幅方向に並設された複数の反射型フォトセンサ(発光素子と受光素子とからなる。)からなり、シートPの側端Paの位置を光学的に検知するラインセンサである。
そして、幅方向に並設された複数の反射型フォトセンサのうち、シートPを検知するものとシートPを検知しないものとの境界部を,シートPの側端Paとして制御部90で判断することになる。すなわち、シートPが、幅方向にズレることなく真直ぐに搬送される正規状態(α=0mm)から、どちらの方向にどの程度位置ズレしているかを求めることになる。
なお、本実施の形態では、シートPの幅方向の位置ズレ量αを検知する第2検知部として、幅方向一端側に設置されたCIS72を用いたが、幅方向一端側から幅方向他端側にかけて延在するように設置されたCISを用いることもできる。また、第2検知部として、シートPの側端Paまでの距離を光学的に検知する測距センサ(シートPの側端Paに対向するように配置される。)を用いることもできる。
また、幅方向サイズが異なるシートPが搬送される場合には、その側端Paの正規な位置が変化することになるため、シートPのサイズに関する情報が必要になる。このようなシートPのサイズに関する情報は、ユーザーによって操作表示パネル95に入力されるシートPの情報に基づいて得ることができる。
図2、図4(A)を参照して、回動機構91は、フォトセンサ71A、71B(検知部)の検知結果に基づいて搬送ローラ対52(シート搬送部)をシート搬送面において回動させるものである。
回動機構91は、搬送ローラ対52を回動中心52a(支軸)を中心にして図2の破線矢印Wの方向に回動可能に構成されている。具体的に、回動機構91は、図4(A)に示すように、モータ110、ギア列111、ラックとウォーム歯車とからなるスライド部112、リンク機構113、などで構成されている。モータ110は正逆双方向回転型のモータであって、ギア列11を介してスライド部112のウォームギア(固定されたラックに噛合している。)に接続されている。リンク機構113の一端側には、スライド部112のウォームギアが回転可能に保持されている。また、リンク機構113の他端側には、搬送ローラ対52を回転可能に保持する筐体が接続されている。
一方、搬送ローラ対52を回転可能に保持する筐体は、回動中心52aを中心に正逆方向に回動可能に、装置50の筐体に保持されている。
そして、制御部90による制御によってモータ110が稼働することで、スライド部112のウォームギアが矢印方向にスライド移動して、それに連動してリンク機構113が移動して、搬送ローラ対52が回動中心52aを中心に回動することになる。
なお、搬送ローラ対52(駆動ローラ)に回転駆動力を伝達するためのタイミングベルト108は、自在継手109を介して搬送ローラ対52のプーリに巻回されているため、搬送ローラ対52が回動中心52を中心に回動しても搬送ローラ対52への駆動伝達に影響することはない。
詳しくは、図2を参照して、フォトセンサ71A、71Bで検知された斜行量βを補正量として、搬送ローラ対52によってシートPを挟持・搬送した状態で搬送ローラ対52を斜行方向とは逆方向(図3の時計方向である。)に角度βだけ回動させることになる。これにより、シートPの斜行(スキュー)が補正されることになる。
なお、本実施の形態における回動機構91は、ラックとウォーム歯車とからなるスライド部112を設けたが、その代わりに、図4(B)に示すような、ウォームギア列114を用いることもできる。具体的に、モータ110の回転駆動はギア列111を介して、ウォームギア列114の一方のウォームギアに伝達されて、それに噛合する他方のウォームギアが矢印方向にスライド移動して、それに連動してリンク機構113が移動して、搬送ローラ対52が回動中心52aを中心に回動することになる。
このように、本実施の形態におけるシート処理装置50には、フォトセンサ71A、71B(検知部)の検知結果に基づいて搬送ローラ対52(シート搬送部)をシート搬送面において回動させる回動機構91が設けられている。そのため、シートPの斜行を補正した後に穿孔処理部70によってシートPの搬送方向後端部に穿孔処理を施すことができて、シートPの狙いの位置にパンチ穴が精度良く形成されることになる。すなわち、穿孔処理部70に対してシートPが斜行した状態で穿孔処理されて、シートPに形成されるパンチ穴も斜めにずれてしまう不具合が生じにくくなる。
また、回動機構91の構成や、それを動作させるための制御は、比較的簡易であるため、装置が大型化、高コスト化することもない。
また、図2、図3を参照して、移動機構92は、CIS72(第2検知部)の検知結果に基づいて穿孔処理部70(シート処理部)を幅方向に移動させるものである。
移動機構92は、穿孔処理部70を図2の破線矢印Sの方向にスライド移動可能に構成されている。具体的に、移動機構92は、図3に示すように、モータ92a、ピニオンギア92b、などで構成されている。モータ92aは正逆双方向回転型のモータであって、ピニオンギア92bを正逆方向に回転させる。ピニオンギア92bは、穿孔処理部70の筐体(固定部70aを固定保持するとともに、可動部70bを上下動可能に保持している。)に形成されたラックギアに噛合している。一方、穿孔処理部70は、幅方向にスライド移動可能に、装置50の筐体に保持されている。
そして、制御部90による制御によってモータ92aが稼働することで、ピニオンギア92bが回転して、それに連動して穿孔処理部70が幅方向にスライド移動することになる。
具体例として、図2を参照して、一点鎖線で示す正規位置(幅方向の位置ズレのない正規の位置である。)に対して、シートPが幅方向一端側(図3の下方である。)に距離αだけ位置ズレしている状態が、CIS72によって検知されると、制御部90によってその位置ズレ量αを補正量として、穿孔処理部70を幅方向一端側(図3の下方である。)に距離αだけ移動させることになる。すなわち、シートPの幅方向のズレ量αに合わせて、同じ量αだけ穿孔処理部70が移動機構92によって幅方向に移動されることになる。そして、その状態で穿孔処理部70によってシートPに穿孔処理が施されることになる。したがって、シートPの狙いの幅方向の位置に、精度良くパンチ穴を形成することができる。
なお、本実施の形態における移動機構92は、ラック・ピニオン機構を用いたものとしたが、移動機構92の構成はこれに限定されることなく、種々の形態のものを用いることができる。
ここで、本実施の形態におけるシート処理装置50は、CIS72(第2検知部)で検知されたシートPの幅方向のズレ量αと略同じ量αだけ穿孔処理部70を幅方向の同じ方向に移動機構92によって移動した後に、フォトセンサ71A、71B(検知部)で検知された当該シートPの斜行量βを相殺するように当該シートPを挟持した状態の搬送ローラ対52を逆方向に回動機構91によって回動して、その回動位置に回動した状態の搬送ローラ対52によって搬送された当該シートPの搬送方向後端部に穿孔処理部70によって穿孔処理を施している。
これにより、シートPの狙いの位置に、精度良く効率的にパンチ穴を形成することができる。
以下、図5(A1)〜(D1)、(A2)〜(D2)を用いて、上述したシート処理装置50の穿孔処理時の動作の一例について詳述する。
なお、図5(A1)〜(D1)は、シート処理装置50の動作をその順番にそって示す上面図であって、図5(A2)〜(D2)は、図5(A1)〜(D1)の動作にそれぞれ対応したシート処理装置50の側面図である。
また、本実施の形態におけるシート処理装置50でおこなわれる穿孔処理は、図6に示す制御フローに基づいて実行されるため、図5(A1)〜(D1)、(A2)〜(D2)を用いた動作の説明に合わせて、適宜、図6の制御フローにおけるステップS1〜S8との関係について示すことにする。
まず、画像形成装置1からシート処理装置50にシートPが送入されると、穿孔処理部70の幅方向の位置が移動基準位置(幅方向の位置ズレのないシートPに対応した正規の位置である。)にあるかが判別されるとともに、搬送ローラ対52の回動方向の位置が回動基準位置(斜行のないシートPに対応した正規の位置である。)にあるかが判別される(図6:ステップS1)。そして、穿孔処理部70が基準位置に位置していなかったり、搬送ローラ対52が基準位置に位置していなかったりした場合には、それらが基準位置に位置するように、回動機構91や移動機構92が適宜に駆動される。
そして、図5(A1)及び(A2)に示すように、シートPがCIS72の位置に達すると、CIS72によってシートPの幅方向のズレ量α(位置ズレ量)が検知されて(図6;ステップS2)、その検知結果に基づいて穿孔処理部70が同じ量αだけ同じ方向に移動機構92によってスライド移動される(図6:ステップS3)。このとき、穿孔処理部70は、固定部70aと可動部70bとが離間した状態(図3の状態であって、シートPが通過可能な状態である。)である。
その後、図5(B1)及び(B2)に示すように、シートPの搬送方向先端がフォトセンサ71A、71Bの位置に達すると、フォトセンサ71A、71BによってシートPの斜行量β(スキュー量)が検知される(図6;ステップS4)。そして、図5(C1)及び(C2)に示すように、その検知結果に基づいて搬送ローラ対52が回動中心52aを中心に同じ量βだけ逆方向に回動機構91によって回動される(図6:ステップS5)。この間、搬送ローラ対52は、シートPを挟持・搬送している状態である。
そして、図5(D1)及び(D2)に示すように、シートPの搬送方向後端部が穿孔処理部70の位置(穿孔位置)まで搬送されると(図6:ステップS6)、搬送ローラ対52による搬送を一時的に停止して、穿孔処理部70による穿孔処理を実行する(図6:ステップS7)。すなわち、図3の状態から固定部70aと可動部70bとが近接するようにカム70cを回動させて、シートPの搬送方向後端部に位置精度の高いパンチ穴を形成する。
そして、穿孔処理が終了した後に、再び図3の状態(固定部70aと可動部70bとが離間した状態である。)になるようにカム70cを回動させて、さらに搬送ローラ対52によるシートPの搬送を再開する。また、次の穿孔処理に備えて、穿孔処理部70が移動機構92によって移動基準位置に戻され、シートPが送出された後の搬送ローラ対52が回動機構91によって回動基準位置に戻されることになる(図6:ステップS8)。
<変形例1>
図7は、変形例1としてのシート処理装置50の要部を示す上面図であって、本実施の形態における図2に対応する図である。また、図8は、そのシート処理装置50における穿孔処理時の動作の一例を示す図であって、本実施の形態における図5に対応する図である。さらに、図9は、その穿孔処理時の制御を示すフローチャートであって、本実施の形態における図6に対応する図である。
図7に示すように、変形例1におけるシート処理装置50には、フォトセンサ71A、71B(検知部)の検知結果に基づいて穿孔処理部70(シート処理部)をシート搬送面において回動可能な第2回動機構93が設けられている。すなわち、搬送ローラ対52を回動中心52aを中心に回動させる回動機構91(第1回動機構)とは別に、穿孔処理部70を回動中心70xを中心に回動させる第2回動機構93が設けられている。なお、第2回動機構93の構成は、第1回動機構91と同等に構成することができる。
そして、変形例1では、フォトセンサ71A、71B(検知部)で検知された斜行量βが所定値Aよりも小さい場合には、その斜行量βが相殺されるようにフォトセンサ71A、71Bの検知結果に基づいて搬送ローラ対52(シート搬送部)を回動機構91(第1回動機構)によって回動させる。すなわち、シートPの斜行が小さい場合には、先に図5を用いて説明したような動作・制御がおこなわれる。
これに対して、フォトセンサ71A、71B(検知部)で検知された斜行量βが所定値A以上である場合には、その斜行量βが相殺されるようにフォトセンサ71A、71Bの検知結果に基づいて搬送ローラ対52を第1回動機構91によって回動させるとともに穿孔処理部70(シート処理部)を第2回動機構93によって回動させる。すなわち、シートPの斜行が大きい場合には、図8に示すような動作・制御がおこなわれる。シートPの斜行が大きい場合に、搬送ローラ対52の回動のみで斜行補正をおこなおうとすると、その回動に要する時間が長くなって、斜行補正が間に合わなくなってしまう(応答性が悪くなってしまう)ためである。変形例2では、搬送ローラ対52の回動で補正される斜行量と、穿孔処理部70の回動で補正される斜行量と、の総和が、補正前のシートPの斜行量βとなる。
図8は、フォトセンサ71A、71Bで検知された斜行量βが所定値A以上である場合の動作を示すものであって、図8(C1)及び(C2)にて第2回動機構93によって穿孔処理部70が回動される点が、図5(C1)及び(C2)の動作と異なる。図8(C1)及び(C2)に示すように、穿孔処理部70は、シートPを挟持しながらシートPとともに回動する搬送ローラ対52とは異なり、シートPの斜行に合わせるように回動するものであるため、その回動方向は搬送ローラ対52の回動方向の逆方向になる。
また、図9は、図6の制御フローにおけるステップS4とステップS6との間に、検知された斜行量βが所定値Aよりも大きいか否かに応じて(ステップS10)、搬送ローラ対52のみを回動させるか(ステップS11)、搬送ローラ対52に加えて穿孔処理部70をも回動させるか(ステップS12)、どちらかを選択している。
なお、変形例1では、図7、図8に示すように、搬送ローラ対52の回動中心52aの位置や、穿孔処理部70の回動中心70xの位置を、幅方向端部ではなくて幅方向中央部にしている。これにより、搬送ローラ対52や穿孔処理部70の回動時の応答性を高めることができる。
<変形例2>
図10(A)、(B)は、それぞれ、変形例2としての搬送ローラ対52と回動機構91とを示す概略上面図であって、本実施の形態における図4(A)に対応する図である。
図10(A)に示すように、搬送ローラ対52を回動させる回動機構91としては、カム・リンク117を用いたものとすることができる。具体的に、モータ115の回転駆動はギア116を介して、カム・リンク117のカムのカム軸に設置された従動ギアに伝達されて、そのカムが回転することにより、カムに接続されたリンクが移動して、リンクに接続された搬送ローラ対52が回動中心52aを中心に回動することになる。
また、図10(B)に示すように、搬送ローラ対52を回動させる回動機構91としては、ギア列119を用いたものとすることができる。具体的に、モータ118の回転駆動はギア列119を介して、搬送ローラ対52の回動中心52aに直接伝達されて、搬送ローラ対52が回動中心52aを中心に回動することになる。なお、搬送ローラ対52が回動中心52aは、幅方向中央部に位置している。
これらのように回動機構91を構成した場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、本実施の形態におけるシート処理装置50は、シートPに穿孔処理(所望の処理)を施す穿孔処理部70(シート処理部)と、穿孔処理部70にあるシートPを搬送する搬送ローラ対52(シート搬送部)と、搬送ローラ対52によって搬送されるシートPの斜行量βを検知するフォトセンサ71A、71B(検知部)と、フォトセンサ71A、71Bの検知結果に基づいて搬送ローラ対52をシート搬送面において回動させる回動機構91と、が設けられている。
これにより、比較的簡易にシートPの斜行を補正して、シートPの狙いの位置に精度良く穿孔処理を施すことができる。
なお、本実施の形態では、カラーの画像形成装置1に対して本発明を適用したが、モノクロの画像形成装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、電子写真方式の画像形成装置1に接続されるシート処理装置50に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の方式の画像形成装置(例えば、インクジェット方式の画像形成装置や、孔版印刷装置などである。)に接続されるシート処理装置に対しても、本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、シート処理装置50と画像形成装置1とが設置された画像形成システム100に対して本発明を適用したが、画像形成装置1が接続されておらずシート処理装置として独立した装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、穿孔処理の他に綴じ処理やソート処理をおこなうシート処理装置50に対して本発明を適用したが、穿孔処理のみをおこなうシート処理装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、穿孔処理をおこなう前に斜行量βに基づく回動機構91による搬送ローラ対52(シート搬送部)の回動によって斜行補正をおこなうようにシート処理装置50を構成したが、その他の処理(例えば、切断処理、スタンプ処理などである。)をおこなう前に斜行量に基づく回動機構によるシート搬送部の回動によって斜行補正をおこなうようにシート処理装置を構成することもできる。
また、本実施の形態では、穿孔処理部70(シート処理部)に向けてシートPを搬送するシート搬送部として搬送ローラ対52を用いたが、シート搬送部はこれに限定されず、例えば、シート搬送部として搬送ベルトなどを用いることもできる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
なお、本願明細書等において「シート」とは、用紙はもちろんのこと、穿孔処理などの処理の対象となるすべてのシートを含むものと定義する。
1 画像形成装置、
50 シート処理装置(後処理装置)、
52 搬送ローラ対(シート搬送部)、
70 穿孔処理部(シート処理部)、
71A、71B フォトセンサ(検知部、第1検知部)、
72 CIS(第2検知部)、
91 回動機構(第1回動機構)、
92 移動機構、
93 第2回動機構、
100 画像形成システム、
P シート。
特開2005−306608号公報

Claims (9)

  1. シートに所望の処理を施すシート処理部と、
    前記シート処理部にあるシートを搬送するシート搬送部と、
    前記シート搬送部によって搬送されるシートの斜行量を検知する検知部と、
    前記検知部の検知結果に基づいて前記シート搬送部をシート搬送面において回動させる回動機構と、
    を備えたことを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記シート処理部に向けて搬送されるシートの幅方向のズレ量を検知する第2検知部と、
    前記第2検知部の検知結果に基づいて前記シート処理部を幅方向に移動させる移動機構と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記シート処理部は、シートの搬送方向後端部に穿孔処理を施す穿孔処理部であって、
    前記シート搬送部は、搬送ローラ対であって、
    シート搬送方向の上流側から下流側に、前記第2検知部、前記穿孔処理部、前記搬送ローラ対、前記検知部の順に配列されたことを特徴とする請求項2に記載のシート処理装置。
  4. 前記第2検知部で検知されたシートの幅方向のズレ量と略同じ量だけ前記穿孔処理部を幅方向の同じ方向に前記移動機構によって移動した後に、前記検知部で検知された当該シートの斜行量を相殺するように当該シートを挟持した状態の前記搬送ローラ対を逆方向に前記回動機構によって回動して、その回動位置に回動した状態の前記搬送ローラ対によって搬送された当該シートの搬送方向後端部に前記穿孔処理部によって穿孔処理を施すことを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
  5. 前記第2検知部は、シートの側端の位置を光学的に検知するCIS、又は、シートの側端までの距離を光学的に検知する測距センサ、であることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載のシート処理装置。
  6. 前記検知部は、幅方向の離れた位置に並設された2つのフォトセンサ、又は、幅方向に延在するように設置されたCISであることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のシート処理装置。
  7. 前記検知部の検知結果に基づいて前記シート処理部をシート搬送面において回動可能な第2回動機構を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のシート処理装置。
  8. 前記検知部で検知された斜行量が所定値よりも小さい場合には、その斜行量が相殺されるように前記検知部の検知結果に基づいて前記シート搬送部を前記回動機構によって回動させ、
    前記検知部で検知された斜行量が前記所定値以上である場合には、その斜行量が相殺されるように前記検知部の検知結果に基づいて前記シート搬送部を前記回動機構によって回動させるとともに前記シート処理部を前記第2回動機構によって回動させることを特徴とする請求項7に記載のシート処理装置。
  9. シートに画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置によって画像が形成されたシートに対して前記所望の処理を施す請求項1〜請求項8のいずれかに記載のシート処理装置と、を備えたことを特徴とする画像形成システム。
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