JPH10509101A - 端部が開口したベローズ部材を射出成形型から取り除く方法 - Google Patents
端部が開口したベローズ部材を射出成形型から取り除く方法Info
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Abstract
(57)【要約】
端部が開口したベローズ部材を射出成形型から取り除く方法は、第1の工程として、ベローズ部材を射出成形する工程を有している。ベローズ部材は中子ピン(28)と第1の分割キャビティ(30)との間に配置された弾性部分と、中子ピン(28)と第2のキャビティ(44)との間に配置された実質的に堅い部分とを有している。実質的に堅い部分は第1の開口端部(46)と外部のアンダーカット部分(48)とを有し、ベローズ部材の弾性部分は内面と第2の開口端部(50)とを有している。第1の分割キャビティ(30)は側方に開いてベローズ部材の弾性部分が中子ピン(28)から取り除かれるようにする。ベローズ部材の開口した両端部は第2のキャビティ(44)および中子ピン(28)により閉じられ、圧縮ガスは中子ピン(28)を通ってベローズ部材の弾性部分の内面に至る。成形型のキャビティおよび中子部分が分離すると、第2のキャビティ(44)はベローズ部材の実質的に堅い部分のアンダーカット部分(48)を把持し、これにより圧縮ガスにより弾性部分を拡張させつつベローズ部材の弾性部分を中子ピン(28)から引き出す。最後に、第2のキャビティ(44)を開くか、またはベローズ部材の実質的に堅い部分のアンダーカット部分(48)を取り外すためのストリッパロッド(54)により、ベローズ部材は射出成形型から取り出される。
Description
【発明の詳細な説明】
端部が開口したベローズ部材を射出成形型から取り除く方法
発明の分野
本発明は成形されたベローズ部材の製造に関し、より詳細には両端部が開口し
たベローズ部材に関する。さらに詳細には、本発明は端部が開口したベローズ部
材を射出成形型から取り除く方法に関する。
発明の背景
弾性変形可能なベローズは、たわみ継手の回りのシーリングカバー(sealing
boots)や、たわみ継手自体、折畳み式容器等として用いられている。ベローズ
の興味を引く特別な応用としては、特にローションポンプ(lotion pump)やト
リガスプレー(trigger sprayers)といったポンプ装置におけるピストン、リタ
ーンスプリングおよびシリンダを代替するものがある。
ポンプ装置では、流体を必要量だけ取り出すために流体を加圧することが必要
となる。ピストンおよびシリンダは従来から、このような流体の圧力をつくり出
すために用いられてきた。主に低粘性の流体のために用いられるトリガスプレー
においては、ピストンおよびシリンダ構造は、高摩擦で良好な流体シーリングか
、低摩擦である程度のバイパス漏れ(bypass leakage)のいずれかを与える。こ
れらの組合せはいずれも望ましいものではない。ピストンおよびシリンダはまた
、軸方向への運動中に拘束(binding)されることによりアクチュエータの不規
則な運動を引き起こすことが知られている。
円柱状の弾性ベローズはポンプ室およびリターンスプリングの両方の役割を担
っている。ベローズの容積は軸方向への変形により変化する。ベローズは、互い
に接続された一連のひだを有し、このひだは円錐リングスプリングとして作用す
る壁部を有している。個々のひだの全体についての円錐リングの曲げ抵抗の合計
により、ベローズの軸方向の弾性エネルギー(resilience)が決定される。ベロ
ーズの主要な利点は、ピストン、リターンスプリングおよびシリンダの組合せに
比べてより小さな作動力(actuation force)を与えることである。軸方向への
偏位に対するベローズの抵抗性は、ピストンとシリンダとの間のすべり摩擦、お
よびピストンのリターンスプリングの力よりも小さい。また、ベローズは単一部
材からなるので、組立作業が必要でなく、かつはめ合いについての細かな考慮を
しなくともよい。すべり部材がないので、ベローズに必要とされる動的なシーリ
ングも必要とされない。
ベローズはポンプ装置の可動部材に対して固定的にシーリングされる。このこ
とは典型的には、堅固なアクチュエータ部材にベローズの2つの開口端部をスナ
ップフィットさせたり(snap-fitting)、伝熱または接着剤ボンディングするこ
とにより達成される。アクチュエータ部材は一方向弁(one-way valving)を含
み、その結果、アクチュエータが解除されたときにベローズのポンプ室がベロー
ズの弾性エネルギーにより拡張し、これにより入口側弁を通って流体が引き込ま
れるようにしてもよい。アクチュエータが作動したときには、ベローズのポンプ
室は収縮し、入口側弁が閉じ出口側弁が流体を排出するために開いた状態で流体
を加圧する。両端部が開口したベローズの製造は困難なく行われるというもので
はない。このようなベローズはブロー成形(blow molding)または射出成形(in
jection molding)により製造することができる。ブロー成形は簡単な方法であ
るが、ひだの円錐リング部分の壁部の厚さの精度が得られない。ベローズのひだ
の偏位に対する抵抗は、円錐リングの厚さの3乗の関数である。このため、トリ
ガスプレーのベローズは射出成形により製造され、その結果、軸方向偏位抵抗は
より容易に制御可能となっている。また、射出成形によれば、弁や弁スプリング
、アトマイザ要素(atomizer elements)等の他の機能要素をベローズに一
体成形により追加することができる。
ベローズの射出成形はよく知られた方法である。半径方向へのうねり(undula
tions)またはアンダーカットを有する何らかの部材を射出成形するときには、
当然に、部材を成形型要素から取り除く手法が必要となる。典型的には、射出成
形されたベローズは人手により成形型の中子ピンから取り除かれ、または引き離
される。このようにして依然として温かい部材を取り除くことは、しばしば成形
型との間の摩耗によりベローズに対して恒久的な損傷をもたらす。また、一つの
端部が閉じた状態でベローズを成形し、その結果、ベローズを膨張させて中子ピ
ンからベローズを吹き離すために空気を用いることができるようにするものもあ
る。しかしながら、このようにして得られたベローズはその後、後工程処理によ
りその閉じた端部を除去しなければならず、またこれにより追加の廃棄物も生じ
ることになる。
アリマ(Arima)らに対して1991年4月9日に発行された米国特許第5,
006,376号は、特別な外形を有し、かつ射出成形型から取り除くために特
別の材料から製造される、端部が開口した円錐形状のベローズを開示している。
このような外形および材料についての極端な制限は、ベローズに損傷を与えるこ
となく成形型からベローズを取り除くことの難しさを例証している。
ここで欠けているのは、開口した両端部を有するベローズを射出成形する方法
において、圧縮ガスを用いて成形型の中子ピンから引き離しつつベローズを膨張
させることである。このような方法は、低サイクル時間を有するように自動化で
き、かつ何らの外部機構を必要としないものであり、このような方法を提供する
ことが本発明の目的である。
発明の概要
本発明の一つの特徴は、端部が開口したベローズ部材を射出成形型から取り除
く方法にある。この方法は、第1の工程として、2つの開口端部を有するベロー
ズ部材を射出成形する工程を備えている。ベローズ部材は中子ピンと第1の分割
キャビティとの間に配置された弾性部分と、中子ピンと第2の分割キャビティと
の間に配置された実質的に堅い部分とを有している。実質的に堅い部分は第1の
開口端部と外部のアンダーカット部分とを有し、ベローズ部材の弾性部分は内面
と第2の開口端部とを有している。
他の工程は、第1の分割キャビティを開いてベローズ部材の弾性部分が中子ピ
ンから取り除かれるようにする工程と、ベローズ部材の開口端部が第1の開口端
部では第2の分割キャビティ、第2の開口端部では中子ピンにより閉じられるよ
うにしつつ、圧縮ガスを中子ピンを通って弾性部分の内面に移送する工程と、ベ
ローズ部材の実質的に堅い部分のアンダーカット部分を第2の分割キャビティに
より把持する工程とを備えている。追加の工程は、圧縮ガスにより弾性部分を拡
張させつつ、中子ピンを第2の分割キャビティから軸方向に分離させることによ
り、ベローズ部材の弾性部分を中子ピンから引き出す工程と、第2の分割キャビ
ティを開いてベローズ部材の実質的に堅い部分のアンダーカット部分を取り外す
ことにより、ベローズ部材を射出成形型から取り出す工程とを備えている。
中子ピンは、圧縮ガスの源に接続された流路を有するとよい。このような流路
はまた、ベローズ部材の内面に流体連通している。従って、圧縮ガスを弾性部分
の内面に移送する工程は、中子ピンの流路を加圧する工程からなる。これらの流
路は多孔性金属からなる中子ピン、または中子ピン内の浅い導管(shallow chan
nels)から得られる。
また中子ピンは、自由端部、中子ピンを貫通する長さ方向孔、自由端部に配置
された弁座、および長さ方向孔を通って延びる弁ロッドを有するポペット弁を有
している。ポペット弁は弁座に対して付勢され、長さ方向孔はポペット弁が弁座
から外れるまで流れない圧縮ガスの源に接続されている。圧縮ガスを弾性部分の
内面に移送する工程は、ポペット弁を弁座から外す工程からなる。
さらに別の変形例では、ベローズ部材のアンダーカット部分を一体的な第2の
キャビティにより把持し、この一体キャビティはベローズ部材の環状の第1の開
口端部をキャビティから押し出すためのストリッパロッドを有している。
図面の簡単な説明
明細書は本発明を特に指摘しかつ明確に請求する請求項で終わるが、本発明は
添付図面とともになされる以下の好ましい実施例についての説明によりさらに良
く理解されるであろう。添付図面において、同一の参照符号は同一の要素を示し
ている。
図1は端部が開口したベローズ部材を射出成形型から取り除く本発明の好まし
い方法を説明する正面立面図であり、固定したキャビティ端部、および閉じた状
態にある射出成形機の可動中子端部とを示している。
図2は本発明の好ましい方法を説明する正面立面図であり、ベローズ部材が取
り出され、かつ開いた状態にある射出成形機の可動中子端部を示している。
図3は本発明の成形型のキャビティ部分および中子部分の図1の3−3断面線
に沿った断面平面図であり、中子ピンの回りに閉じられた成形型のキャビティと
、それらの間で新たに形成されたベローズ部材とを示している。
図4は図3と同様の断面平面図であり、第1の分割キャビティが中子ピンの軸
に垂直な方向に開く様子を示している。
図5は図3と同様の断面平面図であり、圧縮ガスにより弾性ベローズ部材を拡
張させるためにポペット弁が開かれるとともに、成形型のキャビティ部分および
中子部分の軸方向への分離が開始した様子を示している。
図6は図3と同様の断面平面図であり、成形型のキャビティ部分および中子部
分が軸方向へさらに分離した様子を示している。図6において、ベローズ部材は
キャビティ部分により把持されるとともに、圧縮ガスにより拡張した状態で中子
部分から取り除かれる。
図7は図3と同様の断面平面図であり、成形型のキャビティ部分および中子部
分が完全に分離して開いた状態にあり、ベローズ部材が中子部分から取り除かれ
るとともにポペット弁が閉じた様子を示している。
図8は本発明の成形型のキャビティ部分および中子部分の図2の8−8断面線
に沿った断面平面図であり、第2の分割キャビティが中子ピンの軸に垂直な方向
に開き、これによりベローズ部材が解放されて取り出される様子を示している。
図9は変形実施例を示す図7と同様の断面平面図であり、成形型のキャビティ
部分にストリッパロッドを有する一体キャビティと、成形型の中子部分にポペッ
ト弁でなく浅い導管を有する中子ピンとを示している。
図10は図8と同様の断面平面図であり、ストリッパロッドにより一体キャビ
ティからベローズ部材が取り出される様子を示している。
発明の詳細な説明
まず、図面、とりわけ図1および図2に示すように、端部が開口したベローズ
部材を射出成形型から取り除く本発明の方法を提供する射出成形機は、その概略
が符号10により示されている。射出成形機10は、固定した状態にあるキャビ
ティ端部12と、液圧シリンダ16により移動可能な中子端部14とを有してい
る。図1において、矢印20は機械の成形型領域に入れられてベローズ部分22
を形成するプラスティックの噴射を示している。図2は液圧シリンダ16が引っ
込められてキャビティ端部12と中子端部14とが軸方向に分離し、そこからベ
ローズ部材22が取り出される様子を示している。このような機械は従来からよ
く知られている。特に好ましい実施例において、機械10は、ケンジントン、C
T(コネチカット)にあるアーブルグ社(Arburg,Inc.)により製造されている
アーブルグ・40トン・トグルプレス(Arburg 40 ton toggle press)、ポリロ
ニカUバージョン(Polyronica U version)である。好ましい成形型は4つのキ
ャビティの各々がここで述べる単一のキャビティと同様に作動する4キャビテ
ィ成形型である。
本発明は、キャビティ部分24と中子部分26とが機械内で作動することによ
り端部が開口したベローズを形成するとともにこれを機械から取り除く方法であ
る。図3は閉じた状態にある成形型部分24および26を示している。中子成形
型部分26はベローズの内面形状をなす中子ピン28と、中子ピン28の回りで
閉じられたときにベローズの外形形状をなす第1の分割キャビティ30とを有し
ている。第1の分割キャビティ30は好ましくは、2つの片側部分が中子ピンの
長さ方向軸(図示せず)に垂直な方向に開くよう、中子ピンの長さ方向軸に平行
な平面に沿って分割されている。しかしながら、第1の分割キャビテイ30は、
このようにして開くことで成形されたベローズ部材をキャビティから引き離し、
これによりベローズ部材が後述するように中子ピンから取り除かれる限りにおい
て、任意の方向に開くことができる。
中子ピン28は本体32と、自由端部34とを有している。自由端部34はポ
ペット弁のための弁座36を有している。成形される部材はベローズであるので
、中子ピン28はその長さ方向に沿って一連のアンダーカットを有しており、こ
れにより、成形された部材の中子ピンからの除去が難しくなっている。
中子成形型部分26はまた、弁座36に配置されたポペット弁38と、中子ピ
ン28内であってこの中子ピン28を貫通する長さ方向ばか穴(clearance hole
)内の略中心に配置された弁ロッド40とを有している。ポペット弁38は、機
械的にまたは弁ロッド40に加えられる圧縮ガスの圧力によって弁ロッド40を
軸方向にすべらせることにより開いたり閉じたりする。ポペット弁38は図示さ
れていない手段により閉じる方向に付勢されている。ポペット弁38の目的は、
圧縮ガス(図示されていない源からの)が、中子本体32の入口42から弁ロッ
ド40の外部に沿って弁座36に流れ、最終的にベローズ部材22の弾性部分の
内面23に到達してベローズを膨張させ、これによりベローズを中子ピン28か
ら
取り除くことにある。成形中は閉じて配置されているポペット弁はまた、溶融し
たプラスティックが成形中に圧縮ガスの流路に入ることを防止するための役割も
担っている。
キャビティ成形型部分24は第2の分割キャビティ44を有し、この第2の分
割キャビティ44は、これが第1の分割キャビティ30に接触する場合に、その
閉じた状態においてポペット弁38を取り囲むようになっている。第2の分割キ
ャビティ44は好ましくは、2つの片側部分が中子ピン28の長さ方向軸(図示
せず)に垂直な方向に開くよう、中子ピン28の長さ方向軸に平行な平面に沿っ
て分割されている。しかしながら、第2の分割キャビティ44は、ベローズ部材
22を後述するように取り出すため、異なった方向に開くことができる。
本発明の成形型部品の作動が適切に行われるようにするため、ポペット弁38
はベローズ部材22の第1の開口端部46から容易にすべり出るような形状を有
している。さらに、第2の分割キャビティ44は、ベローズ部材22の実質的に
堅い部分にアンダカット48を与え、これにより、ベローズ部材を取り除くため
に、閉じた分割キャビティ44が第1の開口端部46の近傍にある実質的に堅い
部分を外部から把持することを可能にしている。ベローズ部材22の第1の開口
端部46の実質的に堅い部分は、アンダーカット48により第1の開口端部46
に厚い環状部分が生じるので、ベローズの波形の弾性部分よりも堅くなっている
。
ベローズ部材22は通常、2つの開口端部のうちより大きな直径を有する第2
の開口端部50を有し、その結果、ベローズ部材22が中子ピン28からより容
易に取り除かれるようになっている。ベローズ部材22は、圧縮ガスの圧力の下
で幾分拡張してベローズ部材22が中子ピンから取り除かれるよう、弾性材料か
ら成形される。本発明の特に好ましい実施例において、ベローズ部材22はシン
シナティ、OH(オハイオ)にあるクォンタム化学(Quantum Chemicals)から
入手可能なグレードUE632のエチレンビニルアセタート樹脂から成形される
。
射出成形機の条件は、ノズル温度(nozzle temperature)が375°F、前方温
度(front temperature)が375°F、中間温度(middle temperature)が3
50°、後方温度(rear temperature)が300°F、実際の溶融温度(actual
melt temperature)が335°Fであり、第1段階の射出圧力(injection pre
ssure)が1000psi(pound-force per square inch)、第2段階の射出圧
力が800psi、背圧(back pressure)が100psiであり、射出時間(in
jection time)が1.5秒、ホールド時間(hold time)が5秒、冷却時間(coo
ling time)が10秒、リサイクル時間(recycle time)が0.1秒、射出遅延
時間(injection delay time)が1秒、機械移動時間(machine movement time
)が6.5秒である。ベローズ部材22は最大直径が約19mmで長さが約25
mmの弾性部分を有している。第1の開口端部46は約9mmの直径を有し、第
2の開口端部50は約17mmの直径を有している。アンダーカット48は約1
6mmの谷径(root diameter)を有している。
図4はベローズ部材を中子ピンから取り除く第1の工程を示している。第1の
分割キャビティ30は、中子ピン28の長さ方向軸に垂直な方向に開いて第1の
分割キャビティ30と中子ピン28との間に間隙を与え、その結果、ベローズ部
材22が拡張できるようにしている。
圧縮ガスによりベローズを拡張させるポペット弁構造の変形例として、中子ピ
ンを多孔性金属から製造するようにしてもよい。圧縮ガスは、中子本体32の外
部において適時弁により調整され、中子ピン28の孔を通って通過していく。こ
のような変形例において、中子ピンの内部にはポペット弁のような可動部材が必
要とされない。中子ピン28は従って、成形中にベローズ部材22の第1の開口
端部46をふさぐ自由端部34を有している。
別の同様の変形例は、中子ピンに沿って、圧縮ガスが通過するほどには十分に
深いが、溶融したプラスティックが入り込むことを防止するほどには十分に浅い
半径方向導管を与えることである。中子ピンを貫通する長さ方向孔は圧縮ガスを
外部の源から導管に供給する。このような構造は図9および図10に示されてい
る。
図5はキャビティ成形型部分24および中子成形型部分26の軸方向への分離
が開始された様子を示している。一方、ポペット弁38は開いて圧縮ガスにより
ベローズ部材22の弾性部分を拡張させている。ポペット弁38がベローズ部材
22の内部から取り外されときに、第1の開口端部46は、第2の分割キャビテ
ィ44が閉じられたまま維持されることにより、アンダーカット48で外部から
把持されている。第2の開口端部50は、圧縮ガスがベローズを拡張させるとき
に、中子本体32で閉じられたままである。環状の第2の開口端部50はベロー
ズの波形の部分よりもほんの少し堅い。ベローズ部材22がキャビティおよび中
子成形型部分24および26の分離により中子ピン28から軸方向に取り除かれ
るにつれて、ベローズ部材22の第2の開口端部50は中子ピン28に沿ってす
べり、中子ピン28との間でほぼ気密シーリング状態を維持する。幾らかの圧縮
ガスが第2の開口端部50でベローズ部材22から漏れたとしても、ベローズ部
材22を中子ピン28から取り除くのに十分な大きさにベローズ部材22を拡張
させる程度には、圧縮ガスの流れは十分にある。典型的な圧縮ガスは60乃至8
0ゲージpsi(psig)の圧縮空気である。
図6はキャビティ成形型部分24および中子成形型部分26が軸方向へさらに
分離した様子を示している。ベローズ部材は閉じた分割キャビティ44により把
持されるとともに、圧縮ガスにより拡張した状態で中子ピン28から取り除かれ
る。ポペット弁38はベローズ部材22が中子ピン28から取り除かれるまでは
開いたままである。
図7はキャビティ成形型部分24および中子成形型部分26が完全に分離して
開いた状態を示している。ベローズ部材22はもはや中子ピン28から取り除か
れている。ポペット弁38は弁座36に閉じられ、これにより圧縮ガスの流れを
止めている。ベローズ部材22は第2の分割キャビティ44により把持されたま
まである。
図8は第2の分割キャビティ44が中子ピン28の軸に垂直な方向に開き、こ
れによりベローズ部材22が第1の開口端部46で解放されて取り出される様子
を示している。圧縮ガスを噴出させることが、ベローズ部材22を射出成形型か
ら取り出すための典型的な手段である。しかしながら、このような噴出のための
手段は図示されていない。ベローズ部材22は、分離した成形型部分の間から成
形型の外に取り出される。
また、第2のキャビティ44は分割されていなくともよい。図9はベローズ部
材22のアンダーカット部分48を把持する一体キャビティ52を示す。アンダ
ーカット部分48を一体的な第2のキャビティ52から解放するため、ストリッ
パロッド54は、ベローズ部材22の実質的に堅い部分の環状の第1の開口端部
46を、図10に示すように第2のキャビティ52から押し出す。図9および図
10はまた、中子ピン62内の中子ピン導管すなわち流路60に接続される圧縮
ガスの入口58を有する、別の中子本体56を示している。中子ピン62はポペ
ット弁38の代わりに延長部64を有している。
再び図8に戻ると、ベローズ部材22がいったん成形型から出されると、第1
の分割キャビティ30および第2の分割キャビティ44は閉じられ、かつ中子成
形型部分26はキャビティ成形型部分24に向かって軸方向に移動する。このよ
うにして、成形型は別の射出成形サイクルを開始する準備を行う。
キャビティおよび中子成形型部分24および26の作動の変形例としては、第
1の分割キャビティ30が中子成形型部分26でなくキャビティ成形型部分24
とともに残されるようにすることである。第1の分割キャビティ30は好ましく
は、軸方向への分離が生じる前には常に、中子ピンの長さ方向軸に垂直な方向に
開くので、このような変形に伴ってサイクルの変更は何ら必要とされない。
本発明の特定の実施例について説明してきたが、当業者であれば本発明の精神
および範囲を離れることなく各種の変更および修正をなすことができることは明
らかであり、本発明の範囲内にあることのような全ての修正は従属クレームに含
まれることが意図されている。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
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U,SG,SI,SK,TJ,TM,TT,UA,UZ
,VN
(72)発明者 オダー,ロイベン アール
アメリカ合衆国ケンタッキー州、ユニオ
ン、ヘンプステッド、10091
【要約の続き】
8)から引き出す。最後に、第2のキャビティ(44)
を開くか、またはベローズ部材の実質的に堅い部分のア
ンダーカット部分(48)を取り外すためのストリッパ
ロッド(54)により、ベローズ部材は射出成形型から
取り出される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. ベローズ部材を射出成形型から取り除く方法において、 a) 中子ピンの回りで2つの開口端部を有するベローズ部材を射出成形する 工程であって、前記中子ピンは長さ方向軸を有するとともに第1の分割キャビテ ィに取り囲まれ、前記ベローズ部材はアンダーカット部分を有する工程と、 b) 前記第1の分割キャビティを開いて前記ベローズ部材が前記中子ピンか ら取り除かれるようにする工程と、 c) 前記ベローズ部材を前記中子ピンの外方に向けて拡張させる工程と、 d) 前記アンダーカット部分で把持手段により前記ベローズ部材を把持する 工程と、 e) 前記ベローズ部材を前記中子ピンから外方に向けて拡張させつつ、前記 アンダーカット部分で前記把持手段により前記ベローズ部材を引き出して前記ベ ローズ部材を前記中子ピンから離れさせる工程とを備え、この方法は前記射出成 形型に組み込まれた構成のみを用いることを特徴とする方法。 2. 端部が開口したベローズ部材を射出成形型から取り除く方法において、 a) ベローズ部材を射出成形する工程であって、前記ベローズ部材は中子ピ ンと第1の分割キャビティとの間に配置された弾性部分と、前記中子ピンと第2 の分割キャビティとの間に配置された実質的に堅い部分とを有し、前記実質的に 堅い部分は第1の開口端部と外部のアンダーカット部分とを有し、前記弾性部分 は内面と第2の開口端部とを有する工程と、 b) 前記第1の分割キャビティを開いて前記ベローズ部材の前記弾性部分が 前記中子ピンから取り除かれるようにする工程と、 c) 前記ベローズ部材の前記第1および第2の開口端部がそれぞれ前記第2 の分割キャビティおよび前記中子ピンにより閉じられるようにしつつ、圧縮ガス を前記中子ピンを通って前記弾性部分の前記内面に通し、これにより前記弾性部 分を前記中子ピンの外方に向けて拡張させる工程と、 d) 前記ベローズ部材の前記実質的に堅い部分の前記アンダーカット部分を 前記第2の分割キャビティにより把持する工程と、 e) 圧縮ガスにより前記弾性部分を拡張させつつ、前記中子ピンを前記第2 の分割キャビティから軸方向に分離させることにより、前記ベローズ部材の前記 弾性部分を前記中子ピンから引き出す工程と、 f) 前記第2の分割キャビティを開いて前記ベローズ部材の前記実質的に堅 い部分の前記アンダーカット部分を取り外すことにより、前記ベローズ部材を前 記射出成形型から取り出す工程とを備えたことを特徴とする方法。 3. 端部が開口したベローズ部材を射出成形型から取り除く方法において、 a) ベローズ部材を射出成形する工程であって、前記ベローズ部材は中子ピ ンと分割キャビティとの間に配置された弾性部分と、前記中子ピンと一体キャビ ティとの間に配置された実質的に堅い部分とを有し、前記実質的に堅い部分は第 1の開口端部と外部のアンダーカット部分とを有し、前記弾性部分は内面と第2 の開口端部とを有する工程と、 b) 前記分割キャビティを開いて前記ベローズ部材の前記弾性部分が前記中 子ピンから取り除かれるようにする工程と、 c) 前記ベローズ部材の前記第1および第2の開口端部がそれぞれ前記一体 キャビティおよび前記中子ピンにより閉じられるようにしつつ、圧縮ガスを前記 中子ピンを通って前記弾性部分の前記内面に通し、これにより前記弾性部分を前 記中子ピンの外方に向けて拡張させる工程と、 d) 前記ベローズ部材の前記実質的に堅い部分の前記アンダーカット部分を 前記一体キャビティにより把持する工程と、 e) 圧縮ガスにより前記弾性部分を拡張させつつ、前記中子ピンを前記一体 キャビティから軸方向に分離させることにより、前記ベローズ部材の前記弾性部 分を前記中子ピンから引き出す工程と、 f) ストリッパロッドを操作して前記ベローズ部材を前記一体キャビティか ら取り出す工程とを備えたことを特徴とする方法。 4. 前記中子ピンは圧縮ガスの源に接続された流路を有し、前記流路はまた 前記ベローズ部材に流体連通し、前記ベローズ部材を拡張させる前記工程は前記 源からの圧縮ガスを前記中子ピンの前記流路を通って前記ベローズ部材に通すこ とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の方法。 5. 前記中子ピンは自由端部、中子ピンを貫通する長さ方向孔、前記自由端 部に配置された弁座、および前記長さ方向孔を通って延びるロッドを有するポペ ット弁を有し、前記ポペット弁は前記弁座に対して付勢され、前記長さ方向孔は 前記ポペット弁が前記弁座から外れるまで流れない圧縮ガスの源に接続され、前 記ベローズ部材を拡張させる前記工程は圧縮ガスが前記源から前記ポペット弁を 通って前記ベローズ部材に通るよう前記ポペット弁を前記弁座から外すことを特 徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の方法。 6. 前記把持手段は前記ベローズ部材の前記アンダーカット部分を把持する 一体キャビティからなり、前記一体キャビティは前記ベローズ部材を前記中子ピ ンの外方に向けて拡張させつつ前記中子ピンから軸方向に分離して前記ベローズ 部材を前記中子ピンから引き出すことを特徴とする請求項1記載の方法。 7. 前記把持手段は前記ベローズ部材の前記アンダーカット部分を把持する 第2の分割キャビティからなり、前記第2の分割キャビティは前記ベローズ部材 を前記中子ピンの外方に向けて拡張させつつ前記中子ピンから軸方向に分離して 前記ベローズ部材を前記中子ピンから引き出すことを特徴とする請求項1記載の 方法。
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Legal Events
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A313 | Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060110 |