JPH1046607A - 地下室構造 - Google Patents

地下室構造

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JPH1046607A
JPH1046607A JP8201443A JP20144396A JPH1046607A JP H1046607 A JPH1046607 A JP H1046607A JP 8201443 A JP8201443 A JP 8201443A JP 20144396 A JP20144396 A JP 20144396A JP H1046607 A JPH1046607 A JP H1046607A
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Chika Iri
知香 伊理
Katsunori Onishi
克則 大西
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JUKANKYO KENKYUSHO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
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JUKANKYO KENKYUSHO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 土留壁と底部とにより区画された地下ピット
に、多層階建物の地下躯体を設置するに際し、地下躯体
に確保すべき構造強度を軽減可能とすること。 【解決手段】 土留壁21と底部22とにより区画され
た地下ピット20に、多層階建物10の地下躯体11A
を設置してなる地下室構造において、建物10の地表相
当部(地下躯体11Aの上端部まわり)を土留壁21に
接続してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地下室構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、地下は地上と比べて温度変化が
少ないので夏は涼しく冬は暖かい。また、周囲は土で囲
まれており遮音性が高く、音が漏れにくく、外からの音
も入りにくいので静寂な空間となり得る。このような快
適住空間として、一般住宅においても地下室が注目され
ている。
【0003】従来の地下室構造として、特公昭62-43013
号公報に記載の如く、コンクリート製土留壁と底部とに
より区画される地下ピットに、多層階建物の地下躯体を
埋設するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来の地
下室付き多層階建物では、地下躯体に地震力等に基づく
大きな層剪断力(水平力)が作用する(図8)。即ち、
地下躯体に作用する層剪断力(設計用地震力)QB は、
地階に作用する地震力の大きさということになるが、地
階の地震力QB は、地階の層剪断力係数CB ((1) 式)
に、最上階から地階までの建物重量の総和Wを乗じて求
められる。
【0005】 CB =Z・Rt ・AB ・C0 ……(1) QB =CB ・W ……(2)
【0006】但し、QB :地階の層剪断力(設計用地震
力) CB :地階の層剪断力係数 W :最上階から地階までの建物重量の総和 Z :地震地域係数 Rt :地盤の特性及び建物の固有周期に応じて決まる振
動特性係数 AB :層剪断力係数の高さ方向の分布を表わす係数 C0 :標準層剪断力係数
【0007】従って、地下室付き多層階建物では、地下
躯体に大きな層剪断力が作用するため、地下躯体の柱を
大断面にすると、地下躯体に大きな水平剛性を確保する
必要がある。
【0008】本発明の課題は、土留壁と底部とにより区
画された地下ピットに、多層階建物の地下躯体を設置す
るに際し、地下躯体に確保すべき構造強度を軽減可能と
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、土留壁と底部とにより区画された地下ピットに、多
層階建物の地下躯体を設置してなる地下室構造におい
て、建物の地表相当部を土留壁に接続してなるようにし
たものである。
【0010】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記土留壁に接続される建物
の地表相当部が地下躯体の上端部まわりであるようにし
たものである。
【0011】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の本発明において更に、前記建物の地表相当部
が、土留壁に植設されたアンカーに、接合プレートを介
して接続されてなるようにしたものである。
【0012】請求項4に記載の本発明は、請求項1〜3
のいずれかに記載の本発明において更に、前記地下躯体
が建物ユニットにて構成されてなるようにしたものであ
る。
【0013】請求項5に記載の本発明は、請求項1〜4
のいずれかに記載の本発明において更に、前記地下ピッ
トを環状に囲む土留壁の上端部に、該土留壁の倒れ込み
を防止する倒れ込み防止部が設けられてなるようにした
ものである。
【0014】請求項6に記載の本発明は、請求項5に記
載の本発明において更に、前記建物の地表相当部が前記
土留壁の倒れ込み防止部に接続されてなるようにしたも
のである。
【0015】請求項7に記載の本発明は、請求項1〜6
のいずれかに記載の本発明において更に、前記土留壁が
前記底部を設ける地中を掘削するときの矢板を兼ねるよ
うにしたものである。
【0016】
【作用】請求項1、2に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 建物の地表相当部(地下躯体の上端部まわり等)を、
地盤と一体の土留壁に接続したので、地下躯体は土留壁
を介して地盤と同じ変位をするものとなり、地震力等に
基づく層剪断力(水平力)が発生しない。即ち、地下躯
体に層剪断力が作用しないため、地下躯体は水平力に対
する剛性を確保することの考慮なしに、上階からの軸力
負担のみを考慮して、柱の断面等の構造強度を決定でき
る。
【0017】従って、構造強度の設計条件において、軸
力に対する剛性確保よりも、水平力に対する剛性確保の
条件の方が厳しい、低層建物等にあっては、本発明によ
り地下躯体の柱を合理的な小断面に決定できる。
【0018】請求項3に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 建物の地表相当部(地下躯体の上端部まわり等)が、
土留壁に植設されたアンカーに、接合プレートを介して
接続されるものとした。従って、建物の地表相当部(地
下躯体の上端部まわり等)と土留壁とを簡易に接続でき
る。
【0019】請求項4に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 地下躯体を建物ユニットとすることにより、地下室用
建物ユニットの柱を合理的な小断面とし、該建物ユニッ
トの構造強度を軽減できる。
【0020】請求項5に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 地下ピットを環状に囲む土留壁の上端部に、該土留壁
の倒れ込みを防止する倒れ込み防止部を設けた。従っ
て、互いに対向する土留壁間に、倒れ込み防止のスラブ
や梁を架け渡すことなく、土留壁の構造強度を向上でき
る。従って、土留壁は大きな地震力等に対しても崩壊の
虞れなく、地盤と同じ変位を行ない、結果として、地下
躯体はこの土留壁を介して確実に地盤と同じ変位を行な
い、地震力等に基づく層剪断力を発生させるところがな
い。
【0021】請求項6に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 建物の地表相当部(地下躯体の上端部まわり等)が土
留壁の倒れ込み防止部に接続される。従って、建物の地
表相当部(地下躯体の上端部まわり等)の土留壁に対す
る接続部分が、倒れ込み防止部として補強されており、
その接続強度を安定維持できる。
【0022】請求項7に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 土留壁が地下ピットの底部を設ける地中を掘削すると
きの矢板を兼ねるので、矢板が不要となる。従って、地
下ピットを設けるための地中掘削時の矢板を用いる山止
め工事、地下ピット完成後の矢板の撤去及び土の埋め戻
しが不要となり、現場の作業効率が良好となる。このよ
うに作業効率を向上させることで、地中掘削後に地下室
の躯体の構築までにかかる時間を短縮することができる
ので、近隣建物などへの不同沈下の悪影響を回避するこ
とができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は地下室付建物の構築状態の
一例を示す模式図、図2は地下ピットの施工手順の一例
を示す模式図、図3は土留壁の一例を示す模式図、図4
は建物ユニットの一例を示す模式図、図5は地下躯体の
土留壁への接続構造の一例を示す模式図、図6は接合プ
レートの一例を示す模式図、図7は地下ピットの施工手
順の他の例を示す模式図、図8は多層階建物における地
階層剪断力の発生原理を示す模式図である。
【0024】図1の建物は、地下室付多層階ユニット建
物10であり、ユニット建物10は、工場生産された複
数の建物ユニット11を、施工現場に予め構築された地
下ピット20に設けた基礎1及び地盤表面に設けた基礎
2の上で、上下左右に隣接設置したものである。
【0025】建物ユニット11は、図4に示す如く、例
えば箱型の骨組構造体であり、本実施形態では、4本の
形鋼製床梁12と、4本の角鋼管製柱13と、4本の形
鋼製天井梁14を接合した骨組構造体である。そして、
建物ユニット11は、その骨組構造体に床面材、天井面
材、壁面材、窓等を取付けて生産される。
【0026】地下ピット20は土留壁21と床版22
(底部)とにより区画形成さる。そして、建物ユニット
11である地下躯体11Aがこの地下ピット20に設置
される。
【0027】ここで、地下ピット20は以下の如くに構
築される。(図2) (1) 地盤のうち、土留壁21が位置することとなる地中
部分23Aが掘削される(図2(A))。
【0028】(2) 地中部分23Aに防水シート24を敷
き込む(図2(B))。この防水シート24は、後述す
るコンクリート打設時に、その水分が地中に浸出するの
を防止するとともに、掘削箇所(地中部分23A)の表
面を保護する。
【0029】(3) 掘削箇所(地中部分23A)に、地上
から鉄筋等の構造材25を配設する(図2(C))。
【0030】(4) 構造材25の姿勢を安定化させなが
ら、コンクリート26を掘削箇所(地中部分23A)に
注入してコンクリートの打設を行なう(図2(D))。
コンクリート26及び構造材25は、土留壁21を構成
し、上述の如くにより、掘削箇所(地中部分23A)に
埋設されて据付けられる。
【0031】(5) コンクリート26が完全に固化した
後、土留壁21に包囲された地中部分23Bを掘削する
(図2(E))。このとき、掘削底面27を土留壁21
の下端部21Aより上方に設定する。これは、掘削によ
って形成された地中空間28への土留壁21の倒れ込み
を、掘削底面27より下方の土の支持により防止するた
めである。
【0032】(6) 地中空間28の掘削底面27に地下ピ
ット20の床版22を設置する。床版22は、地下躯体
11Aのための前述した基礎1を備えるとともに、この
地下躯体11Aのための基礎1と土留壁21との間に排
水路22A(排水部)を備える。床版22は、工場生産
されたPC版であるが、現場打設のコンクリート或いは
工場生産された軸組版であっても良い。
【0033】土留壁21と床版22は、図3に示す如く
であり、地下ピット20を環状に囲む土留壁21の上端
部には、各土留壁21が互いに協働して地中空間28へ
の倒れ込みを阻止する倒れ込み防止部としての犬走り
(バーム)29を備える。犬走り29は、構造的にはリ
ブとして機能する。犬走り29の上端面は地表面(G
L)より上位に設定され、地中空間28への土砂の落下
を極力防止する。
【0034】尚、土留壁21は、前述の地下ピット施工
手順の(5) で床版22を設置するための地中部分23B
を掘削するときの矢板を兼ねる。
【0035】然るに、地下躯体11Aは地下ピット20
に以下の如く据付けられる(図1、図5、図6)。 (1) 建物ユニット11からなる地下躯体11Aに予め工
場生産段階で外壁材30が取付けられる。そして、この
地下躯体11Aを地下ピット20内に吊下げ、地下躯体
11Aをスペース31で示す如くに土留壁21と離して
床版22上の位置に配置する(図1)。
【0036】(2) 地下躯体11Aが床版22上の基礎1
に設けたアンカーボルトに固定されたとき、土留壁21
と地下躯体11Aの間の床版22に前述の排水溝22A
が位置するものとなる。
【0037】(3) 地下躯体11Aの上端部と土留壁21
の上端部とが接合プレート40により接続される。接合
プレート40は、具体的には図5、図6に示す如く、
(a) 地下躯体11Aの柱13の上端面と上階建物ユニッ
ト11Bの柱13の下端面との間に挟まれ、地下躯体1
1Aの柱13の上端面に突設されていて上階建物ユニッ
ト11Bの柱13の下端面のガイド孔41Bに挿入され
るガイドピン41Aに係入せしめられ、地下躯体11A
の上端部にその一端を接続されるとともに、(B)土留壁
21の前述した犬走り(倒れ込み防止部)の上端面に植
設されているアンカーボルト42にその他端を接続され
る。
【0038】図6は、相隣なる2個の地下躯体11A、
11Aを1枚の接合プレート40により土留壁21の上
端部に接続した例である。
【0039】尚、ユニット建物10にあっては、ユニッ
ト建物10の地表相当部を土留壁21に接続するもので
あれば良く、土留壁21に接続される建物10の地表相
当部としては、地下躯体11Aの上端部回りの他、上階
建物ユニット11Bの下端部回りであっても良い。
【0040】図7は、上述した地下ピット20の他の構
築方法(ソイルミキシング法)を示すものである。図7
では、(1) 土留壁21が位置することとなる地中部分2
3Aを掘削しながら、その掘削土砂にソイルミキシング
セメントを攪拌混合し、このソイルミキシングセメント
の固化により土留壁21を形成する(図7(A))。こ
のとき、土留壁21の上端部は、倒れ込み防止部として
の犬走り29を備える。次に、(2) 土留壁21に包囲さ
れた地中部分23Bを掘削し、地中空間28を形成する
(図7(B))。最後に、(3) 地中空間28の掘削底面
27に床版22を設置し、地下ピット20を形成する。
【0041】以下、本実施形態の作用について説明す
る。 建物10の地表相当部(地下躯体11Aの上端部まわ
り等)を、地盤と一体の土留壁に接続したので、地下躯
体11Aは土留壁21を介して地盤と同じ変位をするも
のとなり、地震力等に基づく層剪断力(水平力)が発生
しない。即ち、地下躯体11Aに層剪断力が作用しない
ため、地下躯体11Aは水平力に対する剛性を確保する
ことの考慮なしに、上階からの軸力負担のみを考慮し
て、柱の断面等の構造強度を決定できる。
【0042】従って、構造強度の設計条件において、軸
力に対する剛性確保よりも、水平力に対する剛性確保の
条件の方が厳しい、低層建物10等にあっては、本発明
により地下躯体11Aの柱13を合理的な小断面に決定
できる。
【0043】建物10の地表相当部(地下躯体11A
の上端部まわり等)が、土留壁21に植設されたアンカ
ーボルト42、接合プレート40を介して接続されるも
のとした。従って、建物10の地表相当部(地下躯体1
1Aの上端部まわり等)と土留壁21とを簡易に接続で
きる。
【0044】地下躯体11Aを建物ユニット11とす
ることにより、地下室用建物ユニット11の柱13を合
理的な小断面とし、該建物ユニット11の構造強度を軽
減できる。
【0045】地下ピットを環状に囲む土留壁21の上
端部に、該土留壁21の倒れ込みを防止する犬走り29
(倒れ込み防止部)を設けた。従って、互いに対向する
土留壁21間に、倒れ込み防止のスラブや梁を架け渡す
ことなく土留壁21の構造強度を向上できる。従って、
土留壁21は大きな地震力等に対しても崩壊の虞れな
く、地盤と同じ変位を行ない、結果として、地下躯体1
1Aはこの土留壁21を介して確実に地盤と同じ変位を
行ない、地震力等に基づく層剪断力を発生させるところ
がない。
【0046】建物10の地表相当部(地下躯体11A
の上端部まわり等)が土留壁21の犬走り29(倒れ込
み防止部)に接続される。従って、建物10の地表相当
部(地下躯体11Aの上端部まわり等)の土留壁21に
対する接続部分が、犬走り29(倒れ込み防止部)とし
て補強されており、その接続強度を安定維持できる。
【0047】土留壁21が地下ピットの底部を設ける
地中を掘削するときの矢板を兼ねるので、矢板が不要と
なる。従って、地下ピットを設けるための地中掘削時の
矢板を用いる山止め工事、地下ピット完成後の矢板の撤
去及び土の埋め戻しが不要となり、現場の作業効率が良
好となる。このように作業効率を向上させることで、地
中掘削後に地下室の躯体の構築までにかかる時間を短縮
することができるので、近隣建物10などへの不同沈下
の悪影響を回避することができる。
【0048】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明の地下室構造は、ユニット建物に限らず、広く一般
の建物に適用できる。
【0049】また、本発明の地下室構造は、地下躯体と
土留壁との間に必ずしもスペースを設けず、地下躯体を
土留壁に接して設けるものであっても良い。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、土留壁と
底部とにより区画された地下ピットに、多層階建物の地
下躯体を設置するに際し、地下躯体に確保すべき構造強
度を軽減可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は地下室付建物の構築状態の一例を示す模
式図である。
【図2】図2は地下ピットの施工手順の一例を示す模式
図である。
【図3】図3は土留壁の一例を示す模式図である。
【図4】図4は建物ユニットの一例を示す模式図であ
る。
【図5】図5は地下躯体の土留壁への接続構造の一例を
示す模式図である。
【図6】図6は接合プレートの一例を示す模式図であ
る。
【図7】図7は地下ピットの施工手順の他の例を示す模
式図である。
【図8】図8は多層階建物における地階層剪断力の発生
原理を示す模式図である。
【符号の説明】
10 ユニット建物(建物) 11 建物ユニット 11A 地下躯体 20 地下ピット 21 土留壁 22 床版(底部) 29 犬走り(倒れ込み防止部) 40 接合プレート 42 アンカーボルト(アンカー)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土留壁と底部とにより区画された地下ピ
    ットに、多層階建物の地下躯体を設置してなる地下室構
    造において、 建物の地表相当部を土留壁に接続してなることを特徴と
    する地下室構造。
  2. 【請求項2】 前記土留壁に接続される建物の地表相当
    部が地下躯体の上端部まわりである請求項1記載の地下
    室構造。
  3. 【請求項3】 前記建物の地表相当部が、土留壁に植設
    されたアンカーに、接合プレートを介して接続されてな
    る請求項1又は2記載の地下室構造。
  4. 【請求項4】 前記地下躯体が建物ユニットにて構成さ
    れてなる請求項1〜3のいずれかに記載の地下室構造。
  5. 【請求項5】 前記地下ピットを環状に囲む土留壁の上
    端部に、該土留壁の倒れ込みを防止する倒れ込み防止部
    が設けられてなる請求項1〜4のいずれかに記載の地下
    室構造。
  6. 【請求項6】 前記建物の地表相当部が前記土留壁の倒
    れ込み防止部に接続されてなる請求項5記載の地下室構
    造。
  7. 【請求項7】 前記土留壁が前記底部を設ける地中を掘
    削するときの矢板を兼ねる請求項1〜6のいずれかに記
    載の地下室構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008007958A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Takenaka Komuten Co Ltd 耐震改修方法

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