JPH10337541A - 基板洗浄装置 - Google Patents

基板洗浄装置

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JPH10337541A
JPH10337541A JP9159326A JP15932697A JPH10337541A JP H10337541 A JPH10337541 A JP H10337541A JP 9159326 A JP9159326 A JP 9159326A JP 15932697 A JP15932697 A JP 15932697A JP H10337541 A JPH10337541 A JP H10337541A
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和彦 権守
Susumu Watanabe
進 渡辺
Yoshitomo Yasuike
良友 安池
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 擦動部材による基板の洗浄を効率的かつ高精
度に行うことができ、かつセルフクリーニングできるよ
うにする。 【構成】 前後のローラ搬送体1,1間のスペースに
は、ブラシユニット12Aは基板搬送手段による搬送ラ
インの上方に、他方のブラシユニット12Bは搬送ライ
ンより下方に位置して配置されており、各ブラシユニッ
ト12A,12Bの回転軸10の両端は軸受ブロック1
3に回転自在に支承され、これら各回転軸10の一方の
端部には回転駆動手段としてのモータ14が連結されて
いる。軸受ブロック13には支持アーム17が連結さ
れ、これら各支持アーム17の下端部にはカム板19の
外周カム面を転動するカムフォロワローラ18が取り付
けられ、ブラシユニット12A及びブラシユニット12
Bの両側のカム板19,19間は連結軸20で連結され
て、カム駆動モータ21により回転駆動されて、ブラシ
ユニット12A,12Bは独立して上下動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶基板等の基板
を基板搬送手段で搬送する間に、その表裏両面を洗浄す
るための基板洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶基板を構成するTFT基板
は、種々の工程を経て製造されるが、そのうち基板の表
面に回路パターンを形成するには、現像液やレジスト膜
の塗布及びその剥離等のプロセス処理が複数回繰り返し
行われる。また、このプロセス処理工程に導入される際
や、処理工程を行っている間にも、繰り返し基板の洗浄
が行われる。前述したプロセス処理を行うに当っては、
基板を基板搬送手段により水平搬送するようになし、こ
の搬送中に種々の処理が行われる関係から、基板の搬送
中に、この基板に洗浄液を供給しながら、擦動部材で表
裏両面を擦動するようにして表裏両面を同時に洗浄され
る。ここで、洗浄液としては、純水、特に超音波加振し
た純水が好適に用いられる。
【0003】コンベアに沿って搬送される基板の表裏両
面を洗浄するには、基板搬送手段による搬送ラインの上
下の位置に回転軸を設けて、この回転軸にナイロン毛等
からなるブラシやスポンジ等の擦動部材を装着して、回
転軸を回転駆動することによって、基板の表面及び裏面
を擦動するように構成される。ここで、回転軸の回転駆
動はモータ等の回転駆動手段により行われるが、回転軸
は回転方向以外には固定するようになっているのが一般
的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、基板の洗浄
精度は擦動部材による押し付け力により変化する。擦動
部材が基板に十分に押し付けられていないと、汚れを完
全に除去することができず、また擦動部材を基板に強く
押し付けると、基板面に傷が付く可能性がある。このた
めに、基板に対する擦動部材の押し付け度合いは厳格に
調整しなければならない。初期的に調整がなされるにし
ても、繰り返し洗浄を行っている間には、擦動部材が摩
耗する結果、押し付け量が変化する。また、基板の厚み
が変化すると、やはり擦動部材による基板への押し付け
量が変わる。従って、擦動部材の基板への押し付け量を
調整する必要があるが、正確に調整するのは困難であ
る。基板の表裏両面を洗浄する場合において、表面側の
洗浄精度と裏面側の洗浄精度とは必ずしも同一にする必
要がなく、TFT基板のように表面側に回路パターンが
形成されるものにあっては、表面側の洗浄精度は高く保
たなければならないが、裏面側は表面側にごみ等が回り
込まない程度の洗浄性が確保されれば良いから、裏面側
ではむしろ擦動部材を軽く擦動する方が好ましい。しか
しながら、従来技術による洗浄装置では、表裏両面での
洗浄性に差を持たせるようにはなっていない。さらに、
基板を繰り返し洗浄すると、擦動部材にごみが付着する
ことになるために、擦動部材のクリーニングを行う必要
があるが、擦動部材を取り外してクリーニングしなけれ
ばならないから、このクリーニング作業が面倒であると
いう問題点もある。
【0005】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、擦動部材による基板
の洗浄を極めて効率的かつ高精度に行うことができ、か
つセルフクリーニングが可能な基板洗浄装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、基板搬送手段により水平搬送される
基板の表裏両面を洗浄するために、回転軸に擦動部材を
装着した擦動部材ユニットを基板の搬送経路の上下に配
置して、基板の搬送中に上下の擦動部材をこの基板の表
裏両面に当接させた状態で、回転駆動することにより基
板の表裏両面を洗浄するものであって、前記基板の上下
に配置された回転軸を、それぞれ独立の回転駆動手段に
より回転駆動すると共に、それぞれ独立の昇降駆動手段
により前記両擦動部材を相互に近接・離間する方向に変
位可能な構成としたことをその特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。まず、図1に基板
搬送手段の概略構成を示す。この図から明らかなよう
に、基板搬送手段はローラ搬送体1から構成されるもの
であり、このローラ搬送体1は駆動軸2の軸線方向に所
定の間隔を置いて複数のローラ3を装着してなるもので
ある。ローラ搬送体1は、基板Sの搬送方向に所定のピ
ッチ間隔をもって配設されて、モータと伝達ベルト等か
らなる回転駆動手段(図示せず)により、駆動軸2が同
時に同じ方向で等速回転するようになっている。基板S
はローラ3上に載置されて、その回転により水平搬送さ
れ、この間に所定のプロセス処理が行われることにな
る。ここで、基板Sがローラ3に当接するのは裏面側で
あり、表面側は搬送手段の構成部材とは非接触状態に保
たれる。
【0008】基板Sは基板搬送手段による搬送中に、所
定のプロセス処理が順次行われるが、処理の前段階及び
ある処理工程から次の処理工程への移行時等において
は、この基板Sの洗浄が行われる。基板Sに対する処理
は表面側にのみ行われるが、基板Sの裏面側には基板搬
送手段を構成するローラ3が転動する等のことから、裏
面側にはごみ等が付着しているおそれがある。従って、
基板Sの洗浄は表裏両面に対して行われる。このため
に、図2に示した基板洗浄装置が用いられる。
【0009】基板洗浄装置は、上下一対の回転軸10を
有し、回転軸10には、擦動部材として、例えばナイロ
ン毛等を円筒形状に植設することによりブラシ11が形
成されている。これら回転軸10とブラシ11により擦
動部材ユニットとしてのブラシユニット12が構成され
る。このブラシユニット12における回転軸10に設け
たブラシ11を設けた部位は基板Sの幅寸法より広くな
っており、基板搬送手段に沿って水平搬送される基板S
にブラシ11を押し当てて回転駆動することによって、
基板Sの移動中にその全体がブラシ11により擦動され
ることになる。なお、擦動部材としては、ブラシ11だ
けでなく、スポンジ等で構成することもできる。
【0010】ブラシユニット12は前後のローラ搬送体
1,1間のスペースにおいて、上下に配置されており、
一方のブラシユニット12Aは基板搬送手段による搬送
ラインの上方に位置し、他方のブラシユニット12Bは
搬送ラインより下方に位置している。そして、これら各
ブラシユニット12A,12Bを構成するそれぞれの回
転軸10の両端は軸受ブロック13に回転自在に支承さ
れており、また回転軸10の一方の端部には回転駆動手
段としてのモータ14が連結されている。モータ14は
軸受ブロック13に連設した支持部材15に装着されて
いる。従って、ブラシユニット12Aとブラシユニット
12Bとは個別的に回転駆動される。
【0011】軸受ブロック13はリニアガイド16に沿
って上下方向に変位可能となっており、これによってブ
ラシユニット12Aとブラシユニット12Bとは、それ
ぞれ独立に相互に近接・離間する方向に移動できるよう
になっている。そして、ブラシユニット12Aとブラシ
ユニット12Bとを独立に昇降駆動させるために、4箇
所設けた軸受ブロック13には各々水平部と垂直部とか
らなる支持アーム17が連結されている。軸受ブロック
13に連結されるのは水平部であり、垂直部の下端部に
はカムフォロワローラ18が取り付けられており、カム
フォロワローラ18はカム板19の外周に形成されてい
るカム面を転動するようになっている。ブラシユニット
12A及びブラシユニット12Bの両側のカム板19,
19間は連結軸20により連結されており、この連結軸
20はカム駆動モータ21により回転駆動されることに
なる。ここで、両連結軸20及びカム板19は、相互に
干渉しない位置関係となるようにするために、ブラシユ
ニット12A側と、ブラシユニット12B側とでは、そ
れぞれ支持アーム17の水平部の方向は反対方向に向け
られる。
【0012】ブラシユニット12A,12Bは相対向す
る状態に配置されており、基板搬送手段により搬送され
る基板Sの表裏両面にブラシ11を押し当てて擦動する
ことにより洗浄される。そして、このブラシ11による
擦動時に基板Sに対して洗浄液を噴射するために、図3
に示したように、上下に複数の噴射ノズル22(図面に
おいてはそれぞれ3箇所)が設けられている。これら噴
射ノズル22からは超音波加振された純水が噴射され
る。
【0013】以上のように構成することによって、基板
搬送手段により基板Sが水平搬送される間に、基板洗浄
装置でその表裏両面の洗浄が行われる。ここで、基板S
の洗浄はブラシユニット12におけるブラシ11での擦
動により行われるものであり、その洗浄性はブラシ11
の基板Sへの押し付け量に依存する。従って、基板Sの
洗浄精度を向上させようとすると、ブラシ11の基板S
への押し付け量を厳格に調整する必要がある。基板Sの
厚み寸法は製品によりばらつきがあり、また長い期間洗
浄を行うと、ブラシ11が摩耗することになる。従っ
て、ブラシ11の押し付け量の調整を行う必要がある。
さらに、ブラシ11は基板Sの表裏両面を擦動するもの
であるが、表面側と裏面側とでは洗浄力を変えるように
する場合がある。即ち、表面側はできるだけ洗浄精度を
上げるようにするが、裏面側ではごみが表面側に回り込
まないように除去する程度の洗浄性が得られれば良いこ
とから、基板Sへのブラシ11の接触を最小限に抑制す
るために、ブラシ11を軽く押し当てる程度にする方が
好ましい。
【0014】従って、ブラシ11の位置を調整する必要
があるが、基板Sの厚みが異なっても、またブラシ11
が摩耗しても、ブラシ11が基板Sに当接した位置から
カム板19を所定角度回動させると、ブラシ11の基板
Sに対する押し付け量が一定になる。そこで、押し付け
量を一定にするには、まずブラシ11の基板Sへの当接
位置を検出しなければならない。基板Sの上方に位置す
るブラシユニット12Aと、下方に位置するブラシユニ
ット12Bとは、それぞれ独立に上下動可能となってお
り、これらブラシユニット12A,12Bにおけるブラ
シ11はそれぞれカム板19の回転により上下動し、こ
のカム板19はカム駆動モータ21で回転駆動されるも
のであるから、カム駆動モータ21によるカム板19の
回転角を微小ピッチ間隔で検出できるように構成する。
このために、ブラシユニット12A,12Bをそれぞれ
駆動する各カム駆動モータ21の駆動制御装置23にブ
ラシユニット12A,12Bの位置検出機能を持たせ
る。
【0015】そこで、ブラシユニット12A,12Bを
離間させた状態で、基板Sを基板搬送手段におけるこの
ブラシユニット12A,12B間の位置に配置する。こ
こで、この基板Sの表裏両面には水膜を付着させてお
く。この状態で、一方のブラシユニット、例えばブラシ
ユニット12Aのカム駆動モータ21を作動させて、こ
のブラシユニット12Aを下降させる。ブラシユニット
12Aが下降すると、ブラシ11が基板Sに当接する
が、このブラシ11の基板Sへの接触時には、この基板
Sの表面に付着している水膜に揺れが生じるので、目視
によってブラシ11の基板Sへの接触位置を容易に、し
かも確実に検出することができる。このブラシ11の基
板Sへの当接位置を駆動制御装置23に記憶させてお
く。次に、ブラシユニット12Aを基板Sから離間させ
た後に、ブラシユニット12Bを上昇させる。そして、
ブラシユニット12B側のブラシ11が基板Sに当接し
たことを、基板Sの裏面側に付着している水膜の変化に
より検出する。そして、このブラシユニット12B側の
ブラシ11の基板Sへの当接位置も駆動制御装置23に
記憶させる。
【0016】以上のようにして、ブラシユニット12
A,12Bにおけるブラシ11の当接位置が検出される
と、その位置からカム板19を所定角度回動させると、
ブラシ11の基板Sに対する押し付け量が定まる。従っ
て、ブラシ11の基板Sへの当接位置から目的とする押
し付け量を得るために必要なカム板19の回動角を駆動
制御装置23に予め設定しておく。しかも、上側のブラ
シユニット12Aと下側のブラシユニット12Bとをそ
れぞれ独立に設定する。これによって、両ブラシ11の
基板Sへの押し付け量を正確に設定することができる。
【0017】そこで、基板搬送手段を作動させて、基板
Sを所定のピッチ間隔で順次ローラ搬送体1により搬送
させる間に、所定の位置で、この基板Sの表裏両面にブ
ラシ11を押し当てて、両ブラシ11を回転駆動すると
共に、噴射ノズル22から洗浄液を噴射する。ここで、
図3に矢印で示したように、ブラシ11の回転方向は基
板Sの搬送方向に対して反対向きに回転させるようにな
し、従ってブラシユニット12Aの回転方向とブラシユ
ニット12Bの回転方向とは反対方向となる。このよう
に、基板Sが基板搬送手段で搬送される間に、ブラシ1
1で擦動することによって、基板Sの表裏両面全体を洗
浄することができる。ここで、基板Sの表面側のブラシ
ユニット12Aにおけるブラシ11による押し付け量
と、基板Sの裏面側のブラシユニット12Bにおけるブ
ラシ11による押し付け量とは独立に調整され、かつ厳
格に調整した状態に保持されるから、基板Sを損傷させ
ることなく、しかも所望の精度で洗浄を行うことができ
る。なお、基板Sの表裏の各面に対するブラシ11の押
し付け量を異なるようにしているが、押し付け量を同じ
にしても良い。
【0018】基板Sに対する洗浄を繰り返し行うと、ブ
ラシ11にごみ等が付着して汚損されて、次に搬送され
る基板Sにごみが再付着するおそれがある。このため
に、ブラシ11のクリーニングを行う必要がある。そこ
で、このクリーニングを行うには、図4に示したよう
に、ブラシユニット12A,12Bをそれぞれカム板1
9の回転により相互に近接する方向に変位させて、相互
のブラシ11の毛先側から所定の長さ分まで入り組ませ
るようにする。そして、ブラシユニット12A,12B
の回転を継続しながら、噴射ノズル22による洗浄液の
噴射を継続して行うと、一方のブラシ11で相手方のブ
ラシ11に付着しているごみを払い出し、供給される洗
浄液によりブラシ11から流し出すことができる。ここ
で、ブラシ11のクリーニング時には、上下のブラシ1
1を反対方向に回転させるより同じ方向に回転させた方
がごみ等の払い出しがより円滑に行われるから、図4に
矢印で示したように、両ブラシ11を同一方向に回転さ
せるのが好ましい。従って、ブラシユニット12A,1
2Bを回転駆動するモータ14のうちの少なくとも一方
は正逆回転可能なモータで構成する。また、クリーニン
グは、基板Sを供給する前の段階や、ロットの交換等で
基板Sの搬送が所定の間隔だけ中断した時に行うように
することができ、さらに基板搬送手段で基板Sが搬送さ
れるピッチ間隔の間に行うようにしても良い。
【0019】ところで、基板搬送手段により基板Sが所
定のピッチ間隔で順次搬送されるが、いずれかの工程を
構成する部材が故障する等の理由で、この基板搬送手段
による基板Sの搬送が途中で停止する可能性がある。こ
の基板搬送手段の停止時に、基板Sがブラシ11に当接
していると、再起動した時に、基板Sに洗浄むらが生じ
たり、ブラシ11の当接痕が生じたりすることがある。
従って、この基板Sは搬送ラインから排除しなければな
らなくなる。そこで、基板搬送手段による基板Sの搬送
状態を検出しておき、基板搬送手段が停止した時には、
この基板Sの搬送停止信号を駆動制御装置23に取り込
んで、上側のブラシユニット12Aを上昇させ、また下
側のブラシユニット12Bを下降させて、両ブラシ11
を基板Sから離間させるように、カム駆動モータ21を
駆動する。これによって、基板Sが停止している間中ブ
ラシ11が当接するという事態が生じることはない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、基板の
上下に配置された回転軸を、それぞれ独立の回転駆動手
段により回転駆動すると共に、それぞれ独立の昇降駆動
手段により両擦動部材を相互に近接・離間する方向に変
位可能としたので、上下の回転軸をそれぞれ独立に上下
動させることにより、擦動部材による基板の洗浄を極め
て効率的かつ高精度に行うことができ、かつセルフクリ
ーニングが可能になる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】基板洗浄装置を基板搬送手段に装着した状態を
示す平面図である。
【図2】基板洗浄装置におけるブラシユニットとその駆
動機構との構成を示す斜視図である。
【図3】基板洗浄装置による基板を洗浄している状態を
示す作動説明図である。
【図4】ブラシのクリーニング動作の作用を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 ローラ搬送体 10 回転軸 11 ブラシ 12,12A,1
2B ブラシユニット 13 軸受ブロック 14 モータ 16 リニアガイド 17 支持アーム 18 カムフォロワ 19 カム部材 20 連結軸 21 カム駆動モ
ータ 22 噴射ノズル 23 駆動制御装
置 S 基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板搬送手段により水平搬送される基板
    の表裏両面を洗浄するために、回転軸に擦動部材を装着
    した擦動部材ユニットを基板の搬送経路の上下に配置し
    て、基板の搬送中に上下の擦動部材をこの基板の表裏両
    面に当接させた状態で、回転駆動することにより基板の
    表裏両面を洗浄するものにおいて、前記基板の上下に配
    置された回転軸を、それぞれ独立の回転駆動手段により
    回転駆動すると共に、それぞれ独立の昇降駆動手段によ
    り前記両擦動部材を相互に近接・離間する方向に変位可
    能な構成としたことを特徴とする基板洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記両回転駆動手段のうち、少なくとも
    一方の回転駆動手段は、前記擦動部材を正逆回転可能な
    ものであることを特徴とする請求項1記載の基板洗浄装
    置。
  3. 【請求項3】 前記各昇降駆動手段はカム機構により構
    成したことを特徴とする請求項1記載の基板洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記各回転軸の両端を軸受部材に回転自
    在に支承させて設け、この軸受部材を垂直方向にガイド
    するガイド手段と係合させる構成としたことを特徴とす
    る請求項1記載の基板洗浄装置。
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