JP2007160170A - 基板の処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は基板が一対の洗浄ブラシの間隔調整を容易に行うことができるようにした処理装置を提供することにある。
【解決手段】処理槽1内に供給された基板を所定の傾斜角度で搬送する搬送ローラ5と、搬送される基板の一方の板面と他方の板面を洗浄処理するブラシ洗浄部7を具備し、ブラシ洗浄部は、処理槽内に軸線を上下方向に沿わせて平行かつ回転可能に設けられた一対の取り付け軸37と、一対の取り付け軸の上部に一端が連結された一対の上部アーム41と、一対の取り付け軸の他方の下部に一端が連結された一対の下部アーム42と、軸方向一端部が上部アームの他端に回転可能に支持され軸方向の他端部が下部アームの中途部に回転可能に支持されて設けられた一対の洗浄ブラシと、一対の下部アームの他端部に連結され下部アームを揺動させて上部アームを取り付け軸を介して連動させて一対の洗浄ブラシの間隔を取り付け軸を支点として調整する駆動機構とによって構成されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は基板を所定の傾斜角度で搬送しながら処理する基板の処理装置に関する。
たとえば、液晶表示装置や半導体装置の製造工程においては、これらの対象物であるガラス基板や半導体ウエハなどの基板にレジストを塗布し、そのレジストを現像処理してから上記基板をエッチング処理することで、基板の表面に回路パターンを精密に形成する。基板に回路パターンを形成したならば、その基板の表面に付着しているレジスト膜やレジスト残渣などの有機物を薬液によって除去する処理が行われる。
薬液による処理が行われた基板は洗浄液によって洗浄処理される。基板の洗浄処理を行う場合、単に純水や希釈された薬液などの洗浄液を噴射するだけでは基板に付着した汚れを確実に洗浄除去することができないことがある。そのような場合、上記基板に洗浄液を供給しながら回転駆動される洗浄ブラシで上記基板の板面を擦りながら洗浄するということが行われる。
ところで、最近では液晶表示装置に用いられるガラス製の基板が薄く、しかも大型化する傾向にある。しかも、基板が大型化することで、基板上に供給される処理液の量が増大し、基板上の処理液の量に応じて上記搬送軸に加わる荷重が大きくなる。
したがって、これらのことにより、搬送軸の撓みが増大するから、基板を水平搬送すると、搬送ローラ間における基板の撓みが大きくなり、各処理部での処理が基板の板面全体にわたって均一に行えなくなるということが生じる。
そこで、上記基板を所定の傾斜角度で傾斜させて搬送することで、搬送軸や基板に生じる撓みを少なくし、その搬送過程で上記基板の板面を洗浄ブラシによって洗浄処理するということが実用化されつつある。
基板を所定の傾斜角度で搬送する場合、基板の傾斜方向下側の面を搬送軸に回転可能に設けられた搬送ローラによって支持するとともに、その基板の下端を駆動軸に設けられた駆動ローラによって支持する。そして、駆動ローラを回転駆動することで、この駆動ローラと基板の下端との間に生じる摩擦力で基板に駆動力を与え、その基板を搬送ローラに沿って搬送するようにしている。
所定の傾斜角度で搬送される基板を洗浄ブラシで洗浄する場合、一対の洗浄ブラシは軸線を上下方向に沿わせて平行かつ所定の間隔で配置される。そして、一対の洗浄ブラシを回転駆動し、上記基板を一対の洗浄ブラシの間に通すことで、この基板の一方の板面と他方の板面とを洗浄ブラシで擦って洗浄するようにしている。
一対の洗浄ブラシの間隔は調整可能となっている。それによって、基板の板面に対する洗浄ブラシの接触強さ、すなわち洗浄ブラシによる基板の洗浄度合を設定できるようにしている。
従来、一対の洗浄ブラシの間隔を調整できるようにするためには、ブラシ軸の上端と下端とをそれぞれスライダに回転可能に支持する。スライダはガイド体に形成されたたガイド溝に沿ってスライド可能に設けられている。上記スライダにはねじが螺合される。したがって、上記ねじを回転させて上記スライダを上記ガイド溝に沿ってスライドさせることで、一対の洗浄ブラシの間隔、つまり基板の板面に対する圧接状態を調整できるようになっている。
上述した従来の構造によると、一対の洗浄ブラシの間隔を調整するためには、各洗浄ブラシのブラシ軸の上端と下端とに設けられたスライダに螺合したねじ軸をそれぞれ回転させてスライダを位置決めしなければならない。つまり、洗浄ブラシの軸方向の上端と下端とを別々に位置決め調整しなければならない。
そのため、上記洗浄ブラシの位置決め調整に多くの手間が掛かるということがあったり、洗浄ブラシのブラシ軸の上部と下部とを別々の調整することで、上部と下部との間隔、つまり基板の板面に対する圧接状態が一致するよう精度よく位置決め調整することが難しいなどのことがあった。
この発明は、洗浄ブラシの間隔調整、つまり洗浄ブラシの基板の板面に対する圧接状態を、その洗浄ブラシの軸方向の上部と下部とのどちらか一方で、上部と下部との両方を同時に行なうことができるようにした基板の処理装置を提供することにある。
この発明は、基板を所定の傾斜角度で搬送しながら洗浄処理する処理装置であって、
処理槽と、
この処理槽内に供給された基板を所定の傾斜角度で搬送する搬送手段と、
上記処理槽内を搬送される基板の板面を洗浄処理するブラシユニットを具備し、
上記ブラシユニットは、
上記処理槽内に軸線を上下方向に沿わせて回転可能に設けられた取り付け軸と、
この取り付け軸の上部と下部との一方の端部に連結固定された第1のアームと、
上記取り付け軸の他方の端部に連結固定された第2のアームと、
軸線が上記取り付け軸と平行になるよう軸方向一端部が上記第1のアームに回転可能に支持され軸方向の他端部が上記第2のアームに回転可能に支持されて設けられた洗浄ブラシと、
上記第2のアームに連結されこの第2のアームを揺動させることで上記第1のアームを上記取り付け軸を介して連動させて上記洗浄ブラシの上記基板の板面に対する圧接力を調整する駆動機構と
によって構成されていることを特徴とする基板の処理装置にある。
上記基板の一方の板面を洗浄する第1の洗浄ブラシを備えた第1のブラシユニットと、上記基板の他方の板面を洗浄する第2の洗浄ブラシを備えた第2のブラシスユニットを有することが好ましい。
上記駆動機構は、ハンドルによって回転されるねじ軸と、このねじ軸の回転によって駆動される可動部材と、この可動部材に設けられた作動体とを有し、
上記第2のアームには上記作動体が係合する係合孔が形成されていることが好ましい。
上記取り付け軸の回転中心から上記第1のアームに一端部が取付けられた洗浄ブラシの軸芯までの距離と、上記取り付け軸の回転中心から上記第2のアームに取付けられた洗浄ブラシの軸芯までの距離が同じに設定されていることが好ましい。
この発明によれば、第2のアームを揺動させれば、その揺動に取り付け軸を介して第1のアームが連動するから、この第1のアームの揺動に洗浄ブラシが連動し、その軸方向の一端部と他端部との基板の板面に対する圧接状態を同時に調整することができる。
以下、この発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は処理装置の内部構造を示す正面図、図2と図3は異なる部分の側断面図である。処理装置は図1乃至図3に鎖線で示す処理槽1を有する。この処理槽1は図2と図3に示すように断面形状がほぼ矩形状であって、垂直線に対して所定の角度、たとえば75度の角度で傾斜して配設される。
上記処理槽1には、上部と下部とが後述するごとく支持された複数の搬送軸4が軸線を平行にして処理槽1の長手方向に対し所定間隔で設けられている。各搬送軸4には軸方向に所定間隔で複数の搬送ローラ5が設けられている。なお、各搬送軸4は処理槽1と同様、軸線を75度の角度で傾斜させて設けられている。
上記処理槽1内には処理部としての後述する一対のブラシ洗浄部7と乾燥処理部8とが設けられている。処理槽1内には図1に鎖線で示す基板Wが矢印Xで示す方向に搬送される。処理槽1内を搬送される基板Wは上記ブラシ洗浄部7で洗浄液が供給されながらブラシ洗浄され、ついで上記乾燥処理部8で基板Wに付着残留した洗浄液が乾燥処理されるようになっている。上記乾燥処理部8は搬送される基板Wの一方の板面と他方の板面に気体を噴射するスリット状の噴射孔を有する一対のエアーナイフ9(1つのみ図示)からなる。
上記処理槽1内に搬入された基板Wは、傾斜方向下側の板面が上記搬送軸4に設けられた搬送ローラ5によって支持され、下端は駆動ローラ11によって支持される。図2に示すように、この駆動ローラ11は駆動軸12の先端部に取り付け固定されている。駆動軸12の基端部は、処理槽1の前面に取り付けられた筒状の支持体13に図示しない軸受によって回転可能に支持されている。
上記支持体13は中空状のシール部材14によってシールされている。それによって、洗浄液が駆動軸12を伝わって外部に漏れ出るのを防止している。なお、支持体13は処理槽1の前面下部に設けられた前面支持板15に取り付けられている。
上記駆動軸12の基端部は上記支持体13から外部に突出し、その突出端には第1の伝達歯車16が嵌着されている。この第1の伝達歯車16には第2の伝達歯車17が噛合している。この第2の伝達歯車17には従動プーリ18が一体的に設けられていて、これらは上記前面支持板15に設けられたブラケット19に回転可能に取り付けられている。
上記前面支持板15には減速機を内蔵する駆動機構21が上下方向の位置決め調整可能に設けられている。この駆動機構21によって回転駆動される駆動プーリ23と上記従動プーリ18とにはタイミングベルト24が張設されている。
したがって、上記駆動機構21が作動すれば、上記駆動軸12とともに駆動ローラ11が回転駆動されるから、この駆動ローラ11に下端を当接させた基板Wが駆動ローラ11との摩擦力によって上記搬送軸4に設けられた搬送ローラ5にガイドされて搬送されるようになっている。
上記搬送軸4は、下端部が上記処理槽1の下部壁1aの上面に設けられた下部軸受体26によって回転可能に支持され、上端部は上記処理槽1の上部壁1bの内面に設けられた上部軸受体27に回転可能に支持されている。
上記ブラシ洗浄部7は、図3に示すように上記駆動ローラ11によって搬送される上記基板Wの一方の板面と他方の板面とを挟持する状態で配置された一対の洗浄ブラシ31からなる。各洗浄ブラシ31はブラシ軸32と、このブラシ軸32の外周面にブラシ毛を装着して形成されたブラシ部33とを備えている。
上記ブラシ軸32の上下端部は、それぞれ継ぎ手34によって支軸35に分解可能に連結されている。ブラシ軸32の上下端部に設けられた各支軸35は処理槽1の上部壁1bと下部壁1aを液密に貫通している。
図1に示すように、一対のブラシ洗浄部7の洗浄ブラシ31の側方にはパイプ36が上端と下端とをそれぞれ上記処理槽1の上部壁1aと下部壁1bに液密に接続して設けられている。上記パイプ36には取り付け軸37が軸線を上記洗浄ブラシ31の軸線と平行にして回転可能に挿通されている。上記パイプ36から突出した取り付け軸37の上端部と下端部はそれぞれ支持部材38に設けられた図示しない軸受に回転可能に支持されている。
上記取り付け軸37の上端部には第1のアームとしての上部アーム41の一端部が取り付け固定され、下端部には第2のアームとしての下部アーム42の一端部が取り付け固定されている。上記上部アーム41の他端部と、上記下部アーム42の中途部とには、それぞれ上記洗浄ブラシ31の両端に連結された支軸35がそれぞれ図示しない軸受によって回転可能に支持されている。上下一対の軸受のうちの一方は自動調芯軸受が用いられる。それによって、上下一対の支軸35の軸芯を確実に一致させることができる。
なお、上部アーム41の他端部に支持された支軸35と、下部アーム42の中途部に支持された支軸35の軸芯は、取り付け軸37の軸芯から等しい距離に設定されている。
下部アーム42に支持された支軸35には減速機構が一体化された駆動源44が連結されている。それによって、一対の洗浄ブラシ31は支軸35を介して上記駆動源44によって回転駆動されるようになっている。
図4と図5に示すように、上記下部アーム42の他端部には長孔からなる係合孔45が形成されている。一対の下部アーム42の係合孔45にはそれぞれ作動体としてのカムフォロア46が移動可能に係合している。図5に示すように、各カムフォロア46はブロック状の可動部材47に回転可能に取り付けられている。各可動部材47にはねじ軸48が螺合されている。ねじ軸48は一端部と他端部とが上記処理槽1に固定された支持片49に回転可能に支持されている。
一方の可動部材48とねじ軸48は下部アーム42の下面側に設けられ、他方の可動部材48とねじ軸48は下部アーム42の上面側に設けられている。そして、一対のねじ軸48の一端部は上記処理槽1の前面側下部に導出され、その一端部にはそれぞれハンドル51が取り付けられている。上記カムフォロア46、可動部材47、ねじ軸48及びハンドル51は駆動機構50を構成している。
したがって、上記ハンドル51によって上記ねじ軸48を回転させれば、その回転に応じて可動部材47が下部アーム42の長手方向に対して交差する方向に駆動されるから、この可動部材47によって各一対の下部アーム42は上記取り付け軸37を支点としてこの取り付け軸37を回転させながら他端が図4に矢印で示す方向に揺動するようになっている。
下部アーム42が揺動すれば、その揺動によって取り付け軸37が回転する。取り付け軸37が回転すれば、この取り付け軸37の上端に取付けられた上部アーム41が連動して揺動する。下部アーム42と上部アーム41が揺動すれば、上部アーム41の他端部と下部アーム42の中途部に、ブラシ軸32の上部と下部とがそれぞれ支持された洗浄ブラシ31が連動する。
つまり、対向する一対の洗浄ブラシ31の下部に連結された一対の下部アーム42を他端部が接近する方向に揺動させれば、一対の洗浄ブラシ31が接近する方向に駆動され、逆に一対の下部アーム42の他端部が離反する方向に揺動させれば、一対の洗浄ブラシ31が離反する方向に駆動される。したがって、下部アーム42の揺動方向に応じて一対の洗浄ブラシ31の間隔を調整できるようになっている。
なお、一対の洗浄ブラシ31はそれぞれ駆動機構50によって接離する方向に駆動されるようになっており、一方の洗浄ブラシ31、上記駆動機構50、取り付け軸37、上部アーム41及び下部アーム42とで第1のブラシユニットを構成し、他方の洗浄ブラシ31、上記駆動機構50、取り付け軸37、上部アーム41及び下部アーム42とで第2のブラシユニットを構成している。
このような構成の処理装置によれば、所定の傾斜角度で搬送される基板Wの一方の板面と他方の板面とを洗浄処理するブラシ洗浄部7は、基板Wの汚染度合や厚さなどの種々の条件に応じて一対の洗浄ブラシ31の間隔が調整される。
一対の洗浄ブラシ31の間隔を調整する場合、処理槽1の前面側に設けられた各駆動機構50のハンドル51によってねじ軸48を回転させる。ねじ軸48を回転させれば、その回転によって可動部材47とともにカムフォロア46がねじ軸48に沿って駆動される。
カムフォロア46が駆動されると、このカムフォロア46は下部アーム42を取り付け軸37を支点として回転させながら下部アーム42の係合孔45に沿って移動する。下部アーム42が回転すると取り付け軸37も回転する。上記取り付け軸37が回転すると、この取り付け軸37の上部に設けられた上部アーム41が連動して揺動する。
このように、下部アーム42と上部アーム41が連動して揺動すると、下部アーム42の中途部にブラシ軸32の下部が支持され、上部アーム41の他端部に上記ブラシ軸32の上部が支持された洗浄ブラシ31が上記揺動に連動して変位する。つまり、ハンドル51の回転操作によって、洗浄ブラシ31の下部と上部とを同時に変位させることができる。
したがって、対向する一対の洗浄ブラシ31をそれぞれ駆動機構50によって接近する方向或いは離反する方向に変位させれば、これら一対の洗浄ブラシ31の間隔を調整することができる。すなわち、一対の洗浄ブラシ31の間隔を調整する際、この洗浄ブラシ32の軸方向の下部と上部との間隔調整を同時に行うことができるから、別々に行っていた従来に比べてその調整作業を容易に行うことができる。
しかも、洗浄ブラシ31の下部と上部との揺動の半径は、取り付け軸37の軸芯を支点として予め同じ寸法に設定されているから、洗浄ブラシ31の下部と上部を同じ揺動半径で揺動させることができる。それによって、一対の洗浄ブラシ31を、これらブラシ軸2の軸線の平行度を損なうことなく、高精度に間隔調整することが可能となる。
さらに、一対の洗浄ブラシ31の間隔調整は、それぞれの駆動機構50のハンドル51を回転操作するだけでよいから、その調整作業を容易に行うことができる。
上記一実施の形態では、第2のアームである下部アームを駆動機構によって揺動させることで、その揺動に取り付け軸を介して第1のアームである上部アームを連動させるようにしたが、第1のアームを駆動機構によって揺動させ、その揺動に取り付け軸を介して第2のアームを連動させるようにしてもよい。その場合、第1のアームに上記一実施の形態に示された下部アームと同じものが用いられ、第2のアームに上部アームと同じものが用いられることになる。
また、基板を搬送するために、この基板の下端を支持した駆動ローラを駆動したが、駆動ローラとともに基板の傾斜方向の下面を支持した搬送ローラも回転駆動するようにしてもよい。
また、下部アームを揺動させる駆動機構として下部アームに係合孔を形成し、この係合孔にカムフォロアを係合させ、このカムフォロアをねじ軸によって駆動される可動部材に連動させることで、上記下部アームを揺動させるようにしたが、駆動機構の構成は限定されるものでなく、たとえば可動部材にリンクの一端を連結し、このリンクの他端を上記下部アームに連結することで、可動部材の動きに応じて上記下部アームをリンクを介して揺動させるようにしてもよい。
また、上記一実施の形態では下部アームの一端部に取付け軸を連結し、中途部に洗浄ブラシの他端を支軸を介して連結したが、上記下部アームの中途部に取付け軸を連結し、他端部に洗浄ブラシを連結してもよい。その場合、下部アームの一端部にカムフォロアが係合する係合孔を形成すればよい。
さらに、下部アームを上部アームとほぼ同じ長さに形成し、その一端部に取付け軸を連結し、他端部に洗浄ブラシを取付けるとともに、その他端部にリンクを連結し、このリンクを介して下部アームを取付け軸を支点として揺動させるようにしてもよい。
この発明の一実施の形態の処理装置の内部構造を示す正面図。 上記処理装置の搬送軸が設けられた部分の側断面図。 上記処理装置の洗浄ブラシが設けられた部分の側断面図。 一対の洗浄ブラシの間隔を調整する2つで対をなす2組の下部アームを示す平面図。 一対の下部アームを駆動する駆動機構を示す説明図。
符号の説明
1…処理槽、4…搬送軸、5…搬送ローラ、7…ブラシ洗浄部、11…駆動ローラ、12…駆動軸、31…洗浄ブラシ、32…ブラシ軸、33…ブラシ部、37…取り付け軸、41…上部アーム、42…下部アーム、44…駆動源、46…カムフォロア、47…駆動部材、48…ねじ軸、50…駆動機構、51…ハンドル。

Claims (4)

  1. 基板を所定の傾斜角度で搬送しながら洗浄処理する処理装置であって、
    処理槽と、
    この処理槽内に供給された基板を所定の傾斜角度で搬送する搬送手段と、
    上記処理槽内を搬送される基板の板面を洗浄処理するブラシユニットを具備し、
    上記ブラシユニットは、
    上記処理槽内に軸線を上下方向に沿わせて回転可能に設けられた取り付け軸と、
    この取り付け軸の上部と下部との一方の端部に連結固定された第1のアームと、
    上記取り付け軸の他方の端部に連結固定された第2のアームと、
    軸線が上記取り付け軸と平行になるよう軸方向一端部が上記第1のアームに回転可能に支持され軸方向の他端部が上記第2のアームに回転可能に支持されて設けられた洗浄ブラシと、
    上記第2のアームに連結されこの第2のアームを揺動させることで上記第1のアームを上記取り付け軸を介して連動させて上記洗浄ブラシの上記基板の板面に対する圧接力を調整する駆動機構と
    によって構成されていることを特徴とする基板の処理装置。
  2. 上記基板の一方の板面を洗浄する第1の洗浄ブラシを備えた第1のブラシユニットと、上記基板の他方の板面を洗浄する第2の洗浄ブラシを備えた第2のブラシスユニットを有することを特徴とする請求項1記載の基板の処理装置。
  3. 上記駆動機構は、ハンドルによって回転されるねじ軸と、このねじ軸の回転によって駆動される可動部材と、この可動部材に設けられた作動体とを有し、
    上記第2のアームには上記作動体が係合する係合孔が形成されていることを特徴とする請求項1記載の基板の処理装置。
  4. 上記取り付け軸の回転中心から上記第1のアームに一端部が取付けられた洗浄ブラシの軸芯までの距離と、上記取り付け軸の回転中心から上記第2のアームに取付けられた洗浄ブラシの軸芯までの距離が同じに設定されていることを特徴とする請求項1記載の基板の処理装置。
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