JPH1033677A - 鼻腔用投薬器 - Google Patents

鼻腔用投薬器

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Publication number
JPH1033677A
JPH1033677A JP21306696A JP21306696A JPH1033677A JP H1033677 A JPH1033677 A JP H1033677A JP 21306696 A JP21306696 A JP 21306696A JP 21306696 A JP21306696 A JP 21306696A JP H1033677 A JPH1033677 A JP H1033677A
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JP
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medicine powder
passage
powder
pump
medicine
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Application number
JP21306696A
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English (en)
Inventor
Hisatomo Oki
久朝 大木
Shigemi Nakamura
茂巳 中村
Kazunori Ishizeki
一則 石関
Yoshiyuki Tanizawa
嘉行 谷澤
Akira Yanagawa
明 柳川
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DOT KK
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
DOT KK
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で残存した薬粉を排出して、清掃
作業を容易にする。 【解決手段】 空気流通路19の途中にカプセルから逆
流する薬粉を捕集する薬粉捕集空間21を設け、固定部
材3とポンプ取付筒12とに亘って該薬粉捕集空間21
と外部とを連通可能な各薬粉排出通路23を設ける構成
としている。従って、ゴム筒16の押圧部16Cを押し
潰すことにより、ゴム筒16からの空気によって薬粉捕
集空間21に捕集した薬粉を各薬粉排出通路23から外
部に排出することができる。しかも、この薬粉排出状態
では、各シャッタ部28によって各通気路18を閉塞し
ているから、全ての空気を薬粉の排出に使用でき、捕集
した薬粉を効率よく排出でできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカプセル内
に充填した粉体状の薬品を患者の体内に投与するのに用
いて好適な鼻腔用投薬器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鼻アレルギー、喘息等の患者に
は粉体状の薬品を鼻腔や口腔を介して投与して治療する
方法が採用されている。また、この治療法では専用の噴
霧器を用いてカプセル内に充填した粉体状の薬品を鼻腔
や口腔内へ投与するようになっている。
【0003】さらに、この治療法に用いられる噴霧器
は、例えば患者の鼻腔内に薬品を投与するものとして特
開平3−66382号公報(以下、従来技術という)に
示すものが知られている。
【0004】この従来技術における噴霧器では、通気室
の入口側にポンプ室を設け、該通気室の出口側にはカプ
セルを収納する粉体収納室を設けると共に、該粉体収納
室の前端側には薬品噴霧口となる噴出孔を形成してい
る。また、前記粉体収納室にはキャップが着脱可能に嵌
合されるようになっており、該キャップ内には軸方向に
延びる長針が設けられ、該長針は前記粉体収納室の前端
側に該キャップを装着したときに粉体収納室内に収納さ
れたカプセルに通気孔を穿孔するものである。さらに、
前記通気室内の連通路には、ポンプ室から粉体収容室に
向う圧気流を通過させ、逆方向の流れを阻止する可動弁
を設けている。
【0005】このように構成される従来技術において、
まず投薬の準備作業となるカプセルの穴あけを行う場合
には、粉体状の薬品が充填されたカプセルを粉体収納室
内に収納した後に、該粉体収納室の噴出孔内に長針が挿
通するようにして前端側からキャップを装着することに
より、該長針によってカプセルの軸方向に貫通する通気
孔を穿孔する。
【0006】次に、薬品の投与時には、粉体収納室から
キャップを外し、該粉体収納室の前端部を患者の片方の
鼻腔に挿入し、ポンプ室を押圧することにより、該ポン
プ室からの空気を通気室の連通路を介してカプセル内に
流通させ、この空気によって該カプセル内の薬品を噴出
孔から患者の鼻腔内に噴霧する。そして、患者は、粉体
収納室の前端部を鼻腔に交互に挿入し、ポンプ室の押圧
動作を繰返すことにより、左,右の鼻腔内への薬品の投
与を行う。
【0007】一方、この種の投薬時では、カプセルに穴
を開けた後に、投薬器を振ったり、落したりすることが
あり、この場合には、カプセル内の薬品がポンプ室側に
逆流してしまうから、数回の投薬を行なったらカプセル
から逆流して投薬器の内部に残存した薬品を例えばブラ
シ等を用いて除去するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による噴霧器では、投薬後に内部に残存した薬品
をブラシ等を用いて除去するようにしている。しかし、
ブラシによって残存した薬品を除去するためには、投薬
器を分解しなくてはならず、残存薬品の除去作業に手間
がかかるという問題がある。
【0009】しかも、投薬器には、分解することができ
ない部分があり、この部分に薬粉が逆流して残存した場
合には、ブラシが届かず薬品を除去することができない
という問題がある。
【0010】さらに、投薬器内に残存した薬品を除去す
るためのブラシは、投薬器とは別途に設けているから、
携帯時にブラシを紛失する虞れがある。
【0011】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、簡単な操作で残存した薬粉を排出でき、
清掃作業を容易に行なえるようにした鼻腔用投薬器を提
供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明による鼻腔用投薬器は、薬粉が
収容される薬粉収容室を有する投薬器本体と、該投薬器
本体と連通し、供給弁を介して空気を吐出するポンプ部
と、該ポンプ部から薬粉収容室内に向け前記投薬器本体
に形成された空気流通路と、前記投薬器本体と連通し、
該空気流通路を介して供給される空気により前記薬粉収
容室内の薬粉を噴霧する薬粉噴霧部と、前記空気流通路
の途中に設けられ、前記投薬器本体の薬粉収容室から前
記ポンプ部側に逆流する薬粉を捕集する薬粉捕集空間
と、一側が該薬粉捕集空間に連通し他側が外部に対して
開閉可能となり、外部に開口した状態では前記ポンプ部
から供給される空気によって薬粉捕集空間に捕集された
薬粉を外部に排出する薬粉排出通路とから構成してな
る。
【0013】このように構成したことにより、ポンプ部
から供給弁を介して空気を吐出すると、この空気は空気
流通路を通って薬粉収容室内に流入し、該薬粉収容室内
の薬粉を薬粉噴霧部から噴霧する。一方、投薬時に投薬
器を振ったり、落したりすると、薬粉収容室内の薬粉が
空気流通路をポンプ室側に逆流することがあるが、この
薬粉は空気流通路の途中に設けられた薬粉捕集空間に捕
集される。そして、薬粉捕集空間に捕集された薬粉は、
薬粉排出通路を外部に開口させた状態でポンプ部から空
気を供給することにより、この空気によって薬粉捕集空
間から薬粉排出通路を介して外部に排出される。
【0014】請求項2の発明は、前記薬粉排出通路は、
前記投薬器本体側の本体側通路部と前記ポンプ部側のポ
ンプ側通路部とからなり、前記投薬器本体とポンプ部と
を相対回転させることによって該本体側通路部とポンプ
側通路部との間を連通、遮断する構成としたことにあ
る。
【0015】このように構成したことにより、投薬器本
体とポンプ部とを相対回転させると、薬粉排出通路の本
体側通路部とポンプ側通路部とが連通、遮断するから、
投薬器本体とポンプ部とを相対回転させるという簡単な
操作で、薬粉排出通路を連通、遮断することができる。
【0016】請求項3の発明は、前記薬粉収容室と前記
薬粉捕集空間との間に位置して前記空気流通路の途中に
は、前記投薬器本体とポンプ部との相対回転によって前
記薬粉排出通路が連通した状態では、前記空気流通路を
遮断する通路遮断部材を設けたことにある。
【0017】このように構成したことにより、投薬器本
体とポンプ部とを相対回転させて薬粉排出通路を連通し
た薬粉排出状態では、通路遮断部材によって薬粉収容室
と薬粉捕集空間との間で空気流通路が遮断されるから、
ポンプ部から供給される全ての空気を薬粉捕集空間に捕
集した薬粉に作用させて、薬粉排出通路から薬粉を残す
ことなく外部に排出することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態による鼻
腔用投薬器を添付図面に従って詳細に説明する。
【0019】図中、1は本実施例による鼻腔用投薬器を
示し、該鼻腔用投薬器1は、後述するカプセルホルダ
2、ポンプ部11および通路部材29とから構成され、
カプセルホルダ2とポンプ部11とが相対回転するよう
になっている。
【0020】2は鼻腔用投薬器1の中央に設けられ、ポ
ンプ部11と相対回転する投薬器本体をなすカプセルホ
ルダを示し、該カプセルホルダ2は、後述する固定部材
3と可動部材6とから大略構成されている。
【0021】3はカプセルホルダ2の固定部材を示し、
該固定部材3は、図2に示す如く、最外周側に位置する
大径筒部3Aと、該大径筒部3Aの内周側で上側に位置
する中径筒部3Bと、該中径筒部3Bの底部3Cから下
向きに延設された小径筒部3Dと、該小径筒部3Dの底
部をなし、後述する供給弁15の開弁量を規制する開弁
量規制部3Eとから二重筒状に形成され、前記大径筒部
3Aと前記中径筒部3Bとは開口側で接続されている。
また、前記中径筒部3Bの内周面には、後述する回止め
ピン8が係合する係合溝4が軸方向に伸長して形成され
ている。さらに、中径筒部3Bの底部3C外周側には、
後述する回転量規制溝13内に移動可能に係合する係合
突起5,5が下向きに突設されている。
【0022】6は固定部材3内に軸方向に移動可能に設
けれた可動部材を示し、該可動部材6は、筒部6Aと、
該筒部6Aの下端側に設けられ、固定部材3の中径筒部
3B内に軸方向に移動可能に保持される大径な底部6B
と、該底部6B中央から小径筒部3D内に延びる小径突
部6Cと、前記筒部6Aの外周面に全周に亘って刻設さ
れた雄ねじ6Dとから構成され、前記小径突部6Cには
後述する空気流通路19の一部をなすピン挿通穴7が軸
方向に形成されている。
【0023】ここで、前記ピン挿通穴7は、前記小径突
部6Cと底部6Bを軸方向に貫通して形成され、これに
より後述する第1の穴あけピン35が挿通される。ま
た、前記筒部6Aの外周側には回止めピン8が径方向外
向きに突出して設けられ、該回止めピン8は固定部材3
の係合溝4に係合することにより、該固定部材3に対し
て可動部材6が軸方向に移動するのを許しつつ、固定部
材3に対する可動部材6の回転を規制している。
【0024】一方、前記可動部材6の筒部6A内周側は
粉体状の薬品(以下、薬粉という)が充填されたカプセ
ルK(図8中に図示)よりも若干大径な一側カプセル穴
9となり、該一側カプセル穴9は後述の他側カプセル穴
32と一体化することにより薬粉収容室をなすカプセル
収容室10を構成している。
【0025】このように構成されたカプセルホルダ2
は、可動部材6を固定部材3の中径筒部3Bに沿って軸
方向に移動可能とし、しかも、可動部材6の雄ねじ6D
を後述する雌ねじ31Aに螺着させたときには、固定部
材3に対する可動部材6の回転が係合溝4と回止めピン
8によって規制されているため、該可動部材6は通路部
材29側に自動的に引上げられる。
【0026】11はカプセルホルダ2の下側に設けら
れ、該カプセルホルダ2に対して矢示A,B方向に回転
するポンプ部を示し、該ポンプ部11は、後述するポン
プ取付筒12、供給弁15、ゴム筒16、吸込弁17か
ら大略構成されている。
【0027】12は固定部材3に嵌合され、カプセルホ
ルダ2に対してポンプ部11を回転可能に取付けるポン
プ取付筒を示し、該ポンプ取付筒12は、上側に位置す
る大径筒部12Aと、該大径筒部12Aの環状底部12
B内周側から下向きに延設された小径筒部12Cと、該
小径筒部12Cの下端を閉塞した底部12Dとから有底
の段付筒状に形成され、前記大径筒部12Aの開口側に
は、固定部材3の中径筒部3B、底部3Cが嵌合する嵌
合段部12Eが形成されている。
【0028】また、前記ポンプ取付筒12には、図4に
示す如く、その嵌合段部12Eに上方に向けて開口する
ように回転量規制溝13,13が周方向に伸長して形成
され、該各回転量規制溝13には各係合突起5が係合し
ている。そして、各回転量規制溝13は、図4、図6に
示すように後述するホルダ側通路部24にポンプ側通路
部25が連通した位置から45度程度の角度範囲でカプ
セルホルダ2とポンプ部11との相対回転量を規制する
ものである。さらに、ポンプ取付筒12の底部12D中
央にはゴム筒16内に開口する空気供給通路14が形成
されている。
【0029】15はポンプ取付筒12の小径筒部12C
内に設けられた供給弁で、該供給弁15は底部12Dに
形成された空気供給通路14を開閉するもので、ゴム筒
16から空気が供給されたときに開弁し、ゴム筒16内
に空気を吸込むときには着座して空気供給通路14を閉
塞する。
【0030】16はポンプ部11の外殻をなすようにゴ
ム材料により有底円筒状に形成されたゴム筒を示し、該
ゴム筒16は、厚肉な開口部16A、底部16Bおよび
該開口部16A、底部16B間の押圧部16Cからな
り、前記開口部16Aがポンプ取付筒12の小径筒部1
2Cに気密に固着されている。
【0031】17はゴム筒16の底部16Bに設けられ
た吸込弁を示し、該吸込弁17は、中央部に位置してゴ
ム筒16内と連通した吸込通路17Aと、該吸込通路1
7Aを開閉する弁体17Bとから大略構成され、該弁体
17Bは、押圧部16Cを押圧してゴム筒16から空気
を供給するときに閉弁し、一方、該押圧部16Cが弾性
力によって復帰するとき、即ち、ゴム筒16内に外気を
吸込むときには開弁する。
【0032】18,18,…は固定部材3の小径筒部3
Dに形成され、空気流通路19の一部をなす通気路で、
該各通気路18は、小径筒部3Dを径方向に貫通するよ
うに、例えば90度間隔で4本形成されている。
【0033】19はポンプ部11とカプセル収容室10
との間に設けられた空気流通路を示し、該空気流通路1
9は、ポンプ部11から吐出される空気をカプセル収容
室10内のカプセルKに向けて供給するもので、前述し
たピン挿通穴7、各通気路18等と後述する環状通路2
0とから構成されている。
【0034】20はポンプ部11側に位置して固定部材
3とポンプ取付筒12との間に画成された環状通路で、
該環状通路20は、固定部材3の開弁量規制部3Eとポ
ンプ取付筒12の小径筒部12Cとの間に形成された小
径軸方向通路20Aと、該小径軸方向通路20Aの上端
側から屈曲して径方向外側に拡径した径方向通路20B
と、該径方向通路20Bの外周側から上方に向けて伸長
し、小径筒部3Dと大径筒部12Aとの間に形成された
大径軸方向通路20Cとから段付筒状に形成され、前記
小径軸方向通路20Aは下端側が空気供給通路14に供
給弁15を介して連通可能となっている。
【0035】21は空気流通路19の途中に設けられた
薬粉捕集空間を示し、該薬粉捕集空間21は、環状底部
12Bの内周端から上方に突設された環状壁22によっ
て環状通路20の径方向通路20B上に画成されてい
る。そして、該薬粉捕集空間21は、例えば、カプセル
Kに穴あけを施した後に、投薬器1を振ったり、落した
りしてカプセルK内の薬粉が空気流通路19をポンプ部
11側に逆流した場合に、この逆流する薬粉を前記環状
壁22で堰止めて捕集するものである。
【0036】23,23,…は固定部材3とポンプ取付
筒12とに亘って形成された薬粉排出通路を示し、該薬
粉排出通路23は、図3に示す如く、固定部材3の大径
筒部3A下端側に位置して径方向に形成され、周方向に
各通気路18と同一位置となるように90度間隔で4本
配置された本体側通路部としてのホルダ側通路部24,
24,…と、ポンプ取付筒12の大径筒部12A下端側
に位置して径方向に形成され、周方向に90度間隔で4
本配置されたポンプ側通路部25,25,…とから構成
され、該各ホルダ側通路部24と各ポンプ側通路部25
とは連通可能となっている。また、各薬粉排出通路23
は、そのポンプ側通路部25がポンプ取付筒12の環状
底部12B上面に接するように開口し、これにより、薬
粉捕集空間21に捕集した薬粉が容易に流入できる。
【0037】そして、各薬粉排出通路23は、図5に示
す如く、カプセルホルダ2に対してポンプ部11を矢示
B方向に回転させて各ホルダ側通路部24と各ポンプ側
通路部25とを連通させ、薬粉捕集空間21を外部に開
口させることにより、該薬粉捕集空間21に捕集した薬
粉を外部に排出させるものである。
【0038】また、図7に示す如く、26はゴム筒16
の上端側外周に設けられた合マーク、27は固定部材3
の大径筒部3Aの下端側外周に設けられた合マークをそ
れぞれ示し、カプセルホルダ2側の合マーク27は、ポ
ンプ部11側の合マーク26が合されたときに、空気流
通路19が連通した投薬状態であることを患者に視認さ
せるものである。一方、ポンプ部11側の合マーク26
を薬粉排出通路23に合せたときには、該薬粉排出通路
23の各ホルダ側通路部24と各ポンプ側通路部25と
が連通した薬粉排出状態であることを示している。
【0039】28,28,…はポンプ取付筒12の大径
筒部12A内周側に形成された通路遮断部材としてのシ
ャッタ部を示し、該各シャッタ部28は、周方向にポン
プ側通路部25と同一位置となるように90度間隔で4
本配置されている。また、各シャッタ部28は大径筒部
12A内面から内向きに突設され、その内周面は円弧状
をなして固定部材3の小径筒部3D外面に気密に摺接し
ている。
【0040】そして、各シャッタ部28は、図4に示す
ように、薬粉排出通路23の各ホルダ側通路部24と各
ポンプ側通路部25とが離間した位置では、空気流通路
19を連通させる。一方、カプセルホルダ2に対してポ
ンプ部11を矢示B方向に回転させて各ホルダ側通路部
24と各ポンプ側通路部25とを連通させた位置では、
図6に示すように、各通気路18を閉塞して空気流通路
19を遮断するものである。
【0041】一方、29はカプセルホルダ2と一緒にポ
ンプ部11に対して相対回転するように可動部材6に設
けられた通路部材を示し、該通路部材29の上部には
左,右の噴霧ノズル30,30が突出形成されている。
また、通路部材29の下部には可動部材螺着穴31が形
成され、該可動部材螺着穴31の開口側内周には、可動
部材6の雄ねじ6Dに螺着される雌ねじ31Aが形成さ
れている。さらに、可動部材螺着穴31の奥所には一側
カプセル穴9と共にカプセル収容室10を構成する他側
カプセル穴32が形成されている。
【0042】33,33は通路部材29に形成され、薬
粉噴霧部をなす左,右の薬粉通路を示し、該各薬粉通路
33は、基端側が他側カプセル穴32と連通し、先端側
が左,右に分岐する略U字状に形成され、その先端が各
噴霧ノズル30で別個の噴霧口34,34となってい
る。
【0043】35は固定部材3に設けられた第1の穴あ
けピンで、該第1の穴あけピン35は基端側が固定部材
3の開弁量規制部3Eに固着され、先端側がピン挿通穴
7を介してカプセル収容室10の底部から開口に向けて
突出し、その先端が鋭利に形成されている。
【0044】そして、第1の穴あけピン35は、可動部
材6がポンプ部11側に位置しているときにその先端が
カプセル収容室10の底部から突出するようになってお
り、この状態で該カプセル収容室10内にカプセルKを
挿入して押込むことによって該カプセルKに空気流入穴
H1 を穿設できる。一方、可動部材6が通路部材29側
に位置しているときには、先端がピン挿通穴7内に引っ
込むから、該先端が空気流入穴H1 から抜取られた状態
となる。
【0045】36は第1の穴あけピン35と対向するよ
うに通路部材29に設けられた第2の穴あけピンで、該
第2の穴あけピン36の基端側は軸方向に摺動可能に設
けられた摺動ブロック37に固着され、先端側はシール
ゴム38を貫通するように伸長し、その先端が鋭利に形
成されている。そして、第2の穴あけピン36は、通路
部材29の外面に沿って上下動可能に設けられた一対の
操作板39(図7中に片方のみ図示)に接続され、該操
作板39を矢示C方向に操作することにより、その先端
によってカプセルKに空気流出穴H2 を穿設するもので
ある。
【0046】本実施例による鼻腔用投薬器1は上述の如
き構成を有するもので、次に、その使用動作について説
明する。
【0047】まず、カプセルKを挿着し、該カプセルK
に穴あけを行なう場合の動作について説明するに、この
場合には、カプセルホルダ2に対しポンプ部11を矢示
B方向に回転させる。これにより、図6に示す如く、各
通気路18が各シャッタ部28によって閉塞されるか
ら、カプセルKに穴あけを行なった後に誤ってゴム筒1
6を押圧した場合でも、ゴム筒16の押圧によって吐出
された空気がカプセルK側に供給されるのを防止するこ
とができる。
【0048】そして、各通気路18を各シャッタ部28
によって閉塞したら、カプセルホルダ2の可動部材6を
ポンプ部11側に位置させることにより、第1の穴あけ
ピン35の先端をカプセル収容室10の底部に突出させ
た状態とする。この状態でカプセル収容室10内にカプ
セルKを挿入した後、指先等でカプセルKを押込む。こ
れにより、カプセルKに第1の穴あけピン35の先端が
突き刺さり、該カプセルKには空気流入穴H1 が穿設さ
れる。
【0049】次に、カプセルホルダ2に通路部材29を
組付けるため、該可動部材6の雄ねじ6Dに通路部材2
9側の雌ねじ31Aを螺着する。これにより、通路部材
29のねじ込みによってカプセルホルダ2の可動部材6
は当該通路部材29側に移動するから、カプセルKはカ
プセル収容室10内で軸方向に若干押圧された状態で保
持される。また、このときにはカプセルKに空気流入穴
H1 を穿設した第1の穴あけピン35の先端が該カプセ
ルKから抜取られ、カプセルK内は空気流入穴H1 を介
して空気流通路19と連通する。
【0050】また、カプセルKに空気流出穴H2 を形成
するには、操作板39を矢示C方向に移動することによ
って第2の穴あけピン36をカプセルKに向けて移動
し、その先端でカプセルKに空気流出穴H2 を穿設す
る。その後操作板39を元の位置に戻して先端をカプセ
ルKより抜き取る。これにより、投薬準備となるカプセ
ルKの穴あけが行われたことになる。
【0051】次に、穴あけが行われたカプセルK内の薬
粉を患者の鼻腔に噴霧するための投薬動作について述べ
る。
【0052】まず、投薬を行なう場合には、カプセルホ
ルダ2に対しポンプ部11を矢示A方向に回転させ、図
4に示す如く、各シャッタ部28による各通気路18の
閉塞を解除し、空気流通路19をカプセルKと連通させ
る。
【0053】そして、空気流通路19をカプセルKに連
通させたら、各噴霧ノズル30を患者の両鼻腔に挿入
し、図8に示すように、ゴム筒16の押圧部16Cを押
し潰すことにより、ゴム筒16から空気流を発生させ、
この空気を空気供給通路14に作用させて供給弁15を
固定部材3の開弁量規制部3Eに押付けて開弁させ、該
空気供給通路14、空気流通路19を介して空気流入穴
H1 からカプセルK内に供給する。
【0054】これにより、カプセルKに流入した空気は
薬粉を攪拌して薬粉の混入した空気となるから、この薬
粉の混入した空気を空気流出穴H2 、左,右の薬粉通路
33,33を介して左,右の噴霧口34,34から噴霧
することにより、患者の左,右の鼻腔に同時に薬粉を投
与することができる。
【0055】また、上述した投薬動作時において、カプ
セルKに空気流入穴H1 を形成した後に投薬器1を振っ
たり、落したりした場合には、カプセルK内の薬粉が空
気流通路19をポンプ部11側に逆流する。しかし、カ
プセルKからポンプ部11側に向けて薬粉が逆流して
も、この薬粉は空気流入穴H1 、各通気路18通った後
に環状壁22に衝突して薬粉捕集空間21に捕集され
る。
【0056】次に、上述した投薬動作を数回繰り返した
後に、薬粉捕集空間21に捕集した薬粉を排出するため
の動作について説明する。
【0057】まず、カプセルホルダ2に対しポンプ部1
1を矢示B方向に回転させ、図5、図6に示す如く、各
薬粉排出通路23のホルダ側通路部24とポンプ側通路
部25とを連通させると共に、空気流通路19の各通気
路18を各シャッタ部28で閉塞する。これにより、薬
粉捕集空間21が各薬粉排出通路23を介して外部に連
通する。
【0058】そして、この状態でゴム筒16の押圧部1
6Cを押し潰すと、図9に示す如く、ゴム筒16から吐
出された空気が、空気供給通路14、環状通路20の小
径軸方向通路20A、径方向通路20Bを介して各薬粉
排出通路23に流れるから、この空気によって薬粉捕集
空間21に捕集された薬粉を各薬粉排出通路23から外
部に排出することができる。また、この薬粉の排出時に
は、各通気路18を各シャッタ部28で閉塞しているか
ら、ゴム筒16から供給される全ての空気を薬粉の排出
に使用することができる。
【0059】かくして、本実施例によれば、空気流通路
19の途中にカプセルKから逆流する薬粉を捕集する薬
粉捕集空間21を設け、固定部材3とポンプ取付筒12
とに亘って該薬粉捕集空間21と外部とを連通可能な各
薬粉排出通路23を設けているから、ゴム筒16の押圧
部16Cを押し潰すことにより、薬粉捕集空間21に捕
集した薬粉を各薬粉排出通路23から外部に排出するこ
とができる。
【0060】従って、従来技術で述べたように噴霧器を
分解して別途設けられたブラシ等で薬粉を除去する場合
に比較して、ゴム筒16を押し潰すという簡単な動作で
薬粉捕集空間21に捕集した薬粉を各薬粉排出通路23
から外部に排出することができるから、薬粉の排出作業
時の作業性を向上でき、当該鼻腔用投薬器1の取扱いを
容易にすることができる。また、ブラシを用いたときの
ように紛失するという虞れもない。
【0061】しかも、各薬粉排出通路23をホルダ側通
路部24とポンプ側通路部25とから構成し、カプセル
ホルダ2とポンプ部11とを相対回転させることによ
り、各ホルダ側通路部24とポンプ側通路部25とを連
通または離間させることができるから、投薬時と薬粉排
出時の切換を容易に行なうことができ、より一層取扱い
を容易にすることができる。
【0062】また、ポンプ取付筒12の大径筒部12A
内周側に各シャッタ部28を設け、各薬粉排出通路23
のホルダ側通路部24とポンプ側通路部25とが連通し
た薬粉排出状態では、該各シャッタ部28によって各通
気路18を閉塞するようにしている。これにより、ゴム
筒16から供給される全ての空気を薬粉の排出に使用す
ることができるから、薬粉捕集空間21に捕集した薬粉
を各薬粉排出通路23から効率よく外部に排出すること
ができ、薬粉捕集空間21の薬粉を確実に除去すること
ができる。
【0063】なお、前記実施例では、通気路18、薬粉
排出通路23、シャッタ部28を90度間隔で4箇所に
設けた場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限
らず、例えば、通気路、薬粉排出通路、シャッタ部を3
箇所以下または5箇所以上設けるようにしてもよい。
【0064】また、前記実施例では、通路部材29に
左,右に分岐して2本の薬粉通路33,33を形成し、
左,右の噴霧口34,34から患者の左,右両方の鼻腔
に同時に投薬を行うものとして述べたが、薬粉通路を1
本にして左,右の鼻腔に交互に投薬を行うようにしても
よい。
【0065】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、ポンプ部から供給弁を介して空気を吐出すること
により、この空気を空気流通路を介して薬粉収容室内に
流入させ、該薬粉収容室内の薬粉を薬粉噴霧部から噴霧
することができる。一方、投薬時に投薬器を振ったり、
落させたりした場合に、薬粉収容室内の薬粉が空気流通
路をポンプ室側に逆流することがあるが、空気流通路の
途中には薬粉捕集空間が設けられているから、この薬粉
を該薬粉捕集空間で捕集することができ、ポンプ部側へ
の薬粉の逆流を阻止することができる。しかも、薬粉排
出通路を外部に開口させた状態でポンプ部から空気を供
給することにより、薬粉捕集空間に捕集された薬粉を薬
粉排出通路から外部に排出することができるから、従来
技術で述べたように噴霧器を分解して別途設けられたブ
ラシ等で薬粉を除去する場合に比較して、ポンプ部から
空気を供給するという簡単な動作で薬粉捕集空間に捕集
した薬粉を薬粉排出通路から外部に排出することがで
き、薬粉の排出作業時の作業性を向上して、当該鼻腔用
投薬器の取扱いを容易にすることができる。
【0066】請求項2の発明によれば、薬粉排出通路を
投薬器本体側の本体側通路部とポンプ部側のポンプ側通
路部とから構成し、投薬器本体とポンプ部とを相対回転
させることによって該本体側通路部とポンプ側通路部と
の間を連通、遮断するようにしているから、簡単な操作
で薬粉排出通路を連通、遮断することができ、取扱いを
より一層容易にすることができる。
【0067】請求項3の発明によれば、投薬器本体とポ
ンプ部とを相対回転させて薬粉排出通路を連通した薬粉
排出状態では、通路遮断部材によって薬粉収容室と薬粉
捕集空間との間で空気流通路を遮断することができるか
ら、ポンプ部から供給される全ての空気を薬粉捕集空間
に捕集した薬粉に作用させることができ、薬粉排出通路
から薬粉を残すことなく外部に排出でき、残存薬粉を確
実に除去して信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による鼻腔用投薬器を示す縦断
面図である。
【図2】図1中のカプセルホルダ、ポンプ部等を拡大し
て示す要部拡大縦断面図である。
【図3】各薬粉排出通路のホルダ側通路部とポンプ側通
路部の配置関係を示す図2中の矢示 III−III 方向から
みた横断面図である。
【図4】各通気路と各シャッタ部との配置関係を示す図
2中の矢示IV−IV方向からみた横断面図である。
【図5】各薬粉排出通路のホルダ側通路部とポンプ側通
路部とを連通させた状態を示す図3と同様位置からみた
横断面図である。
【図6】各通気路を各シャッタ部で閉塞した状態を示す
図4と同様位置からみた横断面図である。
【図7】鼻腔用投薬器を示す外観図である。
【図8】ポンプ部からの空気によってカプセル内の薬粉
を噴霧している状態の鼻腔用投薬器を示す縦断面図であ
る。
【図9】薬粉捕集空間に捕集した薬粉を各薬粉排出通路
から外部に排出している状態を示す要部拡大縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 鼻腔用投薬器 2 カプセルホルダ(投薬器本体) 10 カプセル収容室(薬粉収容室) 11 ポンプ部 15 供給弁 19 空気流通路 21 薬粉捕集空間 23 薬粉排出通路 24 ホルダ側通路部(本体側通路部) 25 ポンプ側通路部 28 シャッタ部(通路遮断部材) 33 薬粉通路(薬粉噴霧部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石関 一則 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 谷澤 嘉行 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 柳川 明 神奈川県横浜市都筑区富士見が丘5−3

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬粉が収容される薬粉収容室を有する投
    薬器本体と、該投薬器本体と連通し、供給弁を介して空
    気を吐出するポンプ部と、該ポンプ部から薬粉収容室内
    に向け前記投薬器本体に形成された空気流通路と、前記
    投薬器本体と連通し、該空気流通路を介して供給される
    空気により前記薬粉収容室内の薬粉を噴霧する薬粉噴霧
    部と、前記空気流通路の途中に設けられ、前記投薬器本
    体の薬粉収容室から前記ポンプ部側に逆流する薬粉を捕
    集する薬粉捕集空間と、一側が該薬粉捕集空間に連通し
    他側が外部に対して開閉可能となり、外部に開口した状
    態では前記ポンプ部から供給される空気によって薬粉捕
    集空間に捕集された薬粉を外部に排出する薬粉排出通路
    とから構成してなる鼻腔用投薬器。
  2. 【請求項2】 前記薬粉排出通路は、前記投薬器本体側
    の本体側通路部と前記ポンプ部側のポンプ側通路部とか
    らなり、前記投薬器本体とポンプ部とを相対回転させる
    ことによって該本体側通路部とポンプ側通路部との間を
    連通、遮断する構成としてなる請求項1に記載の鼻腔用
    投薬器。
  3. 【請求項3】 前記薬粉収容室と前記薬粉捕集空間との
    間に位置して前記空気流通路の途中には、前記投薬器本
    体とポンプ部との相対回転によって前記薬粉排出通路が
    連通した状態では、前記空気流通路を遮断する通路遮断
    部材を設けてなる請求項1または2に記載の鼻腔用投薬
    器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005261770A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Bioactis:Kk 経口粉末投与具
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JP2012513284A (ja) * 2008-12-23 2012-06-14 クック メディカル テクノロジーズ エルエルシー 治療薬を収容及び送達するための器械及び方法

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