JPH10330572A - 水性エマルジョン組成物およびそれを主成分とする接着剤 - Google Patents

水性エマルジョン組成物およびそれを主成分とする接着剤

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JPH10330572A
JPH10330572A JP15930797A JP15930797A JPH10330572A JP H10330572 A JPH10330572 A JP H10330572A JP 15930797 A JP15930797 A JP 15930797A JP 15930797 A JP15930797 A JP 15930797A JP H10330572 A JPH10330572 A JP H10330572A
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water
aqueous emulsion
adhesive strength
vinyl
emulsion composition
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JP15930797A
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English (en)
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Masatoshi Kasai
将利 河西
Takashi Nakajima
中島  隆
Hiroshi Noguchi
博司 野口
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Unitika Chemical Co Ltd
Original Assignee
Unitika Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥皮膜が耐水性および耐熱水性に優れ、接
着剤として使用した際に、優れた耐水接着強度を示す水
性エマルジョン組成物を提供する。 【解決手段】 側鎖にカルボニル基を含有する変性ポリ
ビニルアルコールを分散剤とし、エチレン性不飽和単量
体と分子中にカルボニル基を有するビニル系単量体から
選ばれた1種または2種以上のビニル系単量体を共重合
した重合体を分散質とする水性エマルジョンにヒドラジ
ン化合物を配合してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐水性および耐熱
水性に優れた皮膜が得られ、しかも接着強度の優れた水
性エマルジョン組成物およびそれを主成分とする接着剤
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリビニルアルコール(以下、PVAと
略記する)を分散剤(保護コロイド剤)として製造した
エマルジョンは各種安定性、接着強度などに優れている
ことから、古くより接着剤をはじめ、多くの用途で利用
されている。しかしながら、PVA自体が水溶性である
ため、上記エマルジョンから水分を蒸発させて得られる
皮膜は水に膨潤しやすく、その皮膜を水中に浸漬した場
合には膨潤、溶出が促進され、その耐水性が低いという
問題があった。
【0003】このため、これまでにPVA系重合体を分
散剤とするエマルジョンから得られる皮膜の耐水性を高
めるために種々の方法が試みられてきた。例えば、PV
Aを分散剤とした水性エマルジョンおよびグリオキザー
ルなどの脂肪族アルデヒドからなる接着剤(特開昭55
−94937号公報)、PVA、水性エマルジョン、架
橋剤およびキトサンなどのアミノ化合物からなる接着剤
(特開平3−45678号公報)などが開示されている
が、これらの組成物の耐水性は十分でない。
【0004】上記のエマルジョン組成物よりも耐水性の
高いエマルジョンとして、アセトアセチル基を有するP
VA系樹脂より製造される水性エマルジョンとヒドラジ
ン化合物からなる水系接着剤(特公平1−60192号
公報、特開平6−17272号公報)が開示されてい
る。また、本発明者らはジアセトンアクリルアミド共重
合変性PVAを分散剤として使用するエマルジョンとヒ
ドラジン化合物よりなる組成物を提案している(特願平
8−189905号)。これらのエマルジョン組成物を
乾燥して得られる皮膜の耐水性はかなり改善されている
が、水中に長時間浸漬すると、皮膜が膨潤し、接着剤と
して使用した場合、耐水接着強度がまだ不充分であると
いう問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の欠点を解消し、十分な耐水性および長時間水
中に浸漬した後も十分な接着強度を有する水性エマルジ
ョン組成物およびそれを主成分とする接着剤を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するものであって、側鎖にカルボニル基を含有する
変形PVAを分散剤とし、エチレン性不飽和単量体に分
子中にカルボニル基を有するビニル系単量体から選ばれ
た1種または2種以上のビニル系単量体を共重合した重
合体を分散質とする水性エマルジョンにヒドラジン化合
物を配合してなることを特徴とする水性エマルジョン組
成物およびそれを主成分とする接着剤を要旨とするもの
である。
【0007】
【発明の実施形態】以下、本発明を詳細に説明する。本
発明の(A)成分において水性エマルジョンの分散剤と
して使用する側鎖にカルボニル基を含有する変性PVA
は、カルボニル基を有するビニル系単量体と脂肪族ビニ
ルエステル単量体とを共重合して得た重合体の鹸化物あ
るいはPVAにカルボニル化合物を付加させた付加物で
あり、例えばジアセトンアクリルアミド共重合変性PV
A、ジアセトンアクリレ−ト共重合変性PVA、ジアセ
トンメタクリレ−ト共重合変性PVA、アセト酢酸アリ
ル共重合変性PVA、ビニルメチルケトン共重合変性P
VA、ビニルエチルケトン共重合変性PVA、アセトア
セチル化PVAなどが例示され、中でもジアセトンアク
リルアミド共重合変性PVAが好ましい。なお、上記の
カルボニル基とは、ケトン基またはアルデヒド基を意味
し、カルボキシル基(-C0-OH)、カルボン酸のエステル
(-CO-OR)、アミド基(-CO-NH2)およびカルボン酸ア
ミド(-CO-NHR )中などの-CO-基を含まない。
【0008】上記の変性PVAの製造の際に使用される
カルボニル基を有するビニル系モノマ−の例としては、
ジアセトンアクリルアミド、ジアセトンアクリレ−ト、
ジアセトンメタクリレ−ト、アセト酢酸アリル、ビニル
メチルケトン、ビニルエチルケトンなどが挙げられ、中
でもジアセトンアクリルアミドが好ましい。
【0009】また、上記の変性PVAの製造の際に使用
する脂肪族ビニルエステル単量体の例としては、ギ酸ビ
ニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビ
ニル、バーサチック酸ビニルなどが挙げられ、中でも酢
酸ビニルが工業的に好ましい。
【0010】上記のカルボニル基を有するビニル系モノ
マ−と脂肪族ビニルエステル単量体との共重合方法とし
ては、従来より公知のバルク重合、溶液重合、懸濁重
合、乳化重合などの各種の重合方法が可能であり、中で
もメタノ−ルを溶媒として用いる溶液重合が工業的に好
ましい。また、上記の共重合体の鹸化方法としては、従
来より公知のアルカリ鹸化および酸鹸化を適用すること
ができ、中でも重合体のメタノ−ル溶液またはメタノ−
ルと水、酢酸メチル、ベンゼン等の混合溶液に水酸化ア
ルカリを添加して加アルコール分解する方法が工業的に
好ましい。
【0011】また、PVAにカルボニル化合物を付加さ
せた付加物の製造方法としては、PVAにジケテンを反
応させる方法(アセトアセチル化PVAの製法)などが
挙げられるが、これに限らない。
【0012】側鎖にカルボニル基を含有する変性PVA
の変性度、重合度、鹸化度はPVA系樹脂の水溶性が損
なわれない範囲で特に制限はなく、変性基の種類によっ
て、また使用目的に応じて異なる。
【0013】本発明の(A)成分において使用される水
性エマルジョンの分散質としては、エチレン性不飽和単
量体に分子中にカルボニル基を有するビニル系単量体が
少なくとも1種以上共重合されている重合体であること
が必須である。なお、このカルボニル基も前述のとおり
である。分子中にカルボニル基を有するビニル系単量体
としては、ジアセトンアクリルアミド、ジアセトンアク
リレート、ジアセトンメタクリレート、アセト酢酸アリ
ル、ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトンが挙げら
れ、中でもジアセトンアクリルアミドあるいはアセト酢
酸アリルが好ましい。
【0014】また、分子中にカルボニル基を有するビニ
ル系単量体と共重合させるエチレン性不飽和単量体とし
ては、例えば、エチレン、プロピレン、イソプレンなど
のオレフィン、塩化ビニル、フッ化ビニル、塩化ビニリ
デン、フッ化ビニルデンなどのハロゲン化オレフィン、
ギ酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バーサ
チック酸ビニル、ピバリン酸ビニルなどのビニルエステ
ル、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、ア
クリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシルなどの
アクリル酸エステル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリ
ル酸ドデシル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルなど
のメタクリル酸エステル、アクリル酸ジメチルアミノエ
チル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル及びこれらの
4級化物、さらにはN,N−ジメチルアクリルアミドな
どのアクリルアミド系単量体、その他N−ビニルピロリ
ドン、ブタジエン、イソプレン、クロロプレンなどのジ
エン系単量体などが挙げられ、これらを単独あるいは2
種以上混合して用いることができる。
【0015】なお、分子中にカルボニル基を有するビニ
ル系単量体とエチレン性不飽和単量体との使用比率は使
用目的に応じて、任意の割合を選択することができる。
【0016】本発明の(A)成分である水性エマルジョ
ンの製造方法としては、上記変性PVA系重合体の水溶
液を分散剤に用いて、公知の重合開始剤の存在下に前記
のカルボニル基を有するビニル系単量体とエチレン性不
飽和単量体とを一時または連続的に添加して乳化重合す
る方法、また、カルボニル基を有するビニル系単量体と
エチレン性不飽和単量体をPVA系重合体の水溶液を用
いて乳化した混合液を、連続的に重合反応系に添加する
方法などがあり、その他にも、PVA系樹脂以外のアニ
オン性、カチオン性およびノニオン性の界面活性剤を使
用して乳化重合して得た、カルボニル基を有するビニル
系単量体とエチレン性不飽和単量体の水性エマルジョン
に後添加で前記変性PVA系重合体を添加したものであ
ってもよい。
【0017】なお、前記PVA系重合体の使用は、エマ
ルジョンの粘性を接着剤等の用途に適したものにするこ
とが大きな使用目的であり、使用目的に応じて任意に決
めることができる。その使用量は、通常、カルボニル基
を有するビニル系単量体とエチレン性不飽和単量体の重
合体100重量部に対して、1〜30重量部、好ましく
は2〜20重量部である。
【0018】本発明の(B)成分として使用されるヒド
ラジン化合物としては、各種のものが使用され、例えば
ヒドラジン、ヒドラジンヒドラート、ヒドラジンの1水
和物もしくは塩、フェニルヒドラジン、メチルヒドラジ
ン、エチルヒドラジン、n−プロピルヒドラジン、n−
ブチルヒドラジン、エチレン−1,2−ジヒドラジン、
プロピレン−1,3−ジヒドラジン、ブチレン−1,4
−ジヒドラジンなどの芳香族もしくは脂肪族ヒドラジン
およびその塩、安息香酸ヒドラジド、ギ酸ヒドラジド、
酢酸ヒドラジド、プロピオン酸ヒドラジド、n−酪酸ヒ
ドラジド、イソ酪酸ヒドラジド、n−吉草酸ヒドラジ
ド、イソ吉草酸ヒドラジド、ピバリン酸ヒドラジドなど
のモノカルボン酸ヒドラジド、シュウ酸ジヒドラジド、
マロン酸ジヒドラジド、コハク酸ジヒドラジド、グルタ
ル酸ジヒドラジド、アジピン酸ジヒドラジド、セバシン
酸ジヒドラジド、マレイン酸ジヒドラジド、フマル酸ジ
ヒドラジド、イタコン酸ジヒドラジドなどのジカルボン
酸ジヒドラジド、炭酸ジヒドラジンおよびN−アミノポ
リアクリルアミドなどのヒドラジノ基を有する高分子化
合物などが挙げられる。これらのヒドラジン化合物は、
単独または併用して使用してもよい。
【0019】本発明の(B)成分のヒドラジン化合物の
添加量は特に制限がなく、使用目的に応じて決定される
が、通常(A)成分の水性エマルジョン中のカルボニル
基に対してモル比が0.1〜10であり、更に好ましく
はモル比が0.2〜5である。ヒドラジン化合物の添加
量が少ない場合には、耐水化効果が低くなり、また、多
すぎた場合、耐水化効果が飽和になるだけでなく、未反
応のヒドラジン化合物が耐水性を低くする恐れがある。
【0020】また、(A)水性エマルジョン中のカルボ
ニル基と(B)ヒドラジン化合物との反応は比較的急速
に起こるため、これらの混合比、使用温度等の条件によ
って架橋反応にともなうエマルジョン粘度の増加が起こ
り、作業性に問題が生じる場合がある。この場合には、
水溶性有機アミンまたはアンモニアを添加することによ
り、(A)のカルボニル基と(B)ヒドラジン化合物と
の反応を抑制し、エマルジョンの粘度変化を抑えること
ができる。
【0021】その際、使用される水溶性有機アミンまた
はアンモニアとしては、種々のものを使用することがで
きるが、水溶性有機アミンの例としては、モノエタノー
ルアミン、アミノエチルエタノールアミン、モノイソプ
ロパノールアミン、N−(2−ヒドロキシプロピル)−
エチレンジアミン、2−アミノ−1−ブタノ−ル、2−
アミノ−2−メチル−1−プロパノール、3−アミノ−
1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−
プロパンジオール、2−アミノ−2−エチル−1,3−
プロパンジオール、トリス(ヒドロキシエチル)−アミ
ノメタン等の第一級アルカノールアミン、ジエタノール
アミン、メチルエタノールアミン、ブチルメタノールア
ミン、N−アセチルエタノールアミン、ジイソプロピル
アミン等の第二級アルカノールアミン、トリエタノール
アミン、メチルジエタノールアミン、ジエチルエタノー
ルアミン、エチルジエタノールアミン、トリイソプロパ
ノールアミン等の第三級アルカノールアミン、メチルア
ミン、エチルアミン、n−プロピルアミン、イソプロピ
ルアミン、アリルアミン、n−ブチルアミン、イソブチ
ルアミン、t−ブチルアミン、シクロヘキシルアミン等
の第一級アルキルアミン、ジメチルアミン、ジエチルア
ミン、ジイソプロピルアミン等の第二級アルキルアミ
ン、トリメチルアミン等の第三級アルキルアミンが挙げ
られる。水溶性有機アミン以外に、アンモニアを用いる
こともでき、これらは単独、あるいは2種類以上を組み
合わせて使用することができ、使用目的に応じて種類お
よびその添加量を選択することができる。
【0022】本発明の水性エマルジョン組成物は、水性
エマルジョンの分散剤として用いた変性PVAのカルボ
ニル基および水性エマルジョンの分散質として用いた共
重合体のカルボニル基とヒドラジン化合物の架橋反応に
より、耐水化されると推定される。
【0023】その使用方法としては、あらかじめ前記水
性エマルジョンとヒドラジン化合物の溶液を混合して、
各種の形状に成形(被着体への塗布等を含む)して乾燥
させる方法、一方の被着体に前記水性エマルジョンを塗
布し、もう一方にヒドラジン化合物の溶液を塗布し、両
被着体を貼り合わせる方法などが挙げられるが、これに
限定されるものではない。本発明の水性エマルジョン組
成物は、高度な耐水性を必要とする接着剤、塗料、繊維
加工剤、紙加工、各種バインダ−、成形物等の従来より
公知の水性エマルジョンの用途に特に有用である。特
に、前記組成物を主成分とする接着剤として好適であ
る。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例、比較例により具体的
に説明する。
【0025】なお、得られた水性エマルジョン組成物の
性能は次のような方法で評価を行った。 1.皮膜の再乳化性(水滴試験) 水性エマルジョン組成物を乾燥して得られる皮膜に20
℃、湿度65%の条件下で、純水を一滴落とし、30分
放置し、再乳化して皮膜が白化しているかどうかを以下
の基準で評価した。 ○:まったく白化は見られない。 ×:再乳化による白化が起こる。
【0026】2.接着強度 水性エマルジョン組成物を用いて、25mm×30mm×1
0mmの2片のカバ材を以下の接着条件で貼り合わせ、養
生後、JISK−6804の圧縮剪断強さ試験法に基づ
き、常態での接着強度および30℃の水中に3時間浸漬
を行った後の耐水接着強度を測定し、 以下の計算式で
常態接着強度に対する浸漬後の接着強度保持率を算出し
た。 (接着条件) 温度 :20±1℃ 圧縮時間:24時間 養生 :7日間 圧縮圧力:0.5〜0.7 MPa 塗布量:200g/m2 浸漬後の接着強度保持率(%)=(耐水接着強度/常態接着強度)×100
【0027】3.総合評価 上記の試験結果に基づき、以下のような基準で評価を行
った。 ○:皮膜の再乳化が起こらず、耐水接着強度が1,00
0 kgf/cm2 以上であり、接着強度保持率が60%以上
である。 ×:皮膜の再乳化が起こるか、耐水接着強度が1,00
0 kgf/cm2 未満であるか、接着強度保持率が60%未
満である。
【0028】合成例1 攪拌機、温度計、および滴下ロート還流冷却器を取り付
けたフラスコ中に、酢酸ビニル672重量部、ジアセト
ンアクリルアミド10重量部、およびメタノール178
重量部を仕込み、系内の窒素置換を行った後、内温を6
0℃まで昇温した。この系に2,2−アゾビスイソブチ
リロニトリル1重量部をメタノール50重量部に溶解し
た溶液を添加し、重合を開始した。重合開始後、5時間
かけて、ジアセトンアクリルアミド55重量部をメタノ
ール35重量部に溶解した溶液を一定速度を滴下し、6
時間後に重合禁止剤としてm−ジニトロベンゼンを添加
し、重合を停止した。重合収率は78%であった。得ら
れた反応混合物にメタノール蒸気を加えながら残存する
酢酸ビニルを留出し、ジアセトンアクリルアミド共重合
成分を含有する酢酸ビニル系重合体の50%メタノール
水溶液を得た。この混合物500重量部にメタノール5
0重量部と水酸化ナトリウムの4%メタノール溶液10
重量部とを加えてよく混合し、40℃で鹸化反応を行っ
た。得られたゲル状物を粉砕し、メタノールでよく洗浄
した後に乾燥して、ジアセトンアクリルアミド共重合変
性PVAを得た。この樹脂中のジアセトンアクリルアミ
ド単位の含有率は5.0モル%であり、20℃における
4%水溶液粘度は26.8 mPa・s 、鹸化度は98.4
モル%であった。
【0029】合成例2〜3 仕込み組成を変えることにより、合成例1と同様にして
表1のようなジアセトンアクリルアミド共重合変性PV
Aを得た。
【0030】合成例4 酢酸ナトリウム0.3%含有するPVA(鹸化度98.
3モル%、20℃における4%水溶液粘度が21.0 m
Pa・s )をニーダーに100重量部仕込み、回転数10
0rpm で攪拌しながら、液状ジケテン12重量部を室温
で噴霧添加した後、60℃に昇温して3時間反応させ、
アセトアセチル化PVAを得た。この樹脂中のアセトア
セチル基の含有率は4.5モル%であり、20℃におけ
る4%水溶液粘度は22.4 mPa・s 、鹸化度は98.
3モル%であった。
【0031】合成例5 PVAの種類および液状ジケテンの添加量を変えること
により、合成例4と同様にて表1のようなアセトアセチ
ル化PVAを得た。
【0032】
【表1】
【0033】実施例1 還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素吹込口を備えた
ガラス製重合容器にイオン交換水500重量部、合成例
1で得られた変性度5.0モル%のジアセトンアクリル
アミド共重合変性PVA系樹脂39重量部を仕込み、9
5℃で完全に溶解した。これを70℃まで冷却し、過硫
酸アンモニウム0.5重量部を添加し、窒素雰囲気下で
攪拌しながら、酢酸ビニル400重量部、ジアセトンア
クリルアミド50重量部の混合モノマーを2時間かけて
連続的に添加した後、80℃に昇温し、さらに2時間熟
成反応を行い、乳化重合を完結させ、酢酸ビニル−ジア
セトンアクリルアミド共重合エマルジョンを得た。
【0034】この水性エマルジョン100重量部に10
%アジピン酸ジヒドラジド水溶液5重量部を加え、よく
混合し水性エマルジョン組成物を作製した。
【0035】この水性エマルジョン組成物より得られる
皮膜の水滴試験および水性エマルジョン組成物の耐水接
着強度を測定した。結果を表2に示す。
【0036】水滴試験では再乳化による白化は起こら
ず、耐水接着強度は1,450 gf /cm2 、浸漬後の接
着強度保持率も82%と良好な耐水性を示した。
【0037】実施例2 10%アジピン酸ジヒドラジド水溶液5重量部の代わり
に10%N−アミノポリアクリルアミド水溶液10重量
部添加した以外は実施例1と同様にして、水性エマルジ
ョン組成物を作製し、皮膜の水滴試験、耐水接着強度の
測定を行った。結果を表2に示す。
【0038】表2より明らかなように、再乳化性はな
く、耐水接着強度および浸漬後の接着強度保持率も高
く、良好な耐水性を示した。
【0039】実施例3 合成例1で得られたジアセトンアクリルアミド共重合変
性PVAの代わりに合成例2で得られた変性度1.0モ
ル%のジアセトンアクリルアミド共重合変性PVAを使
用した以外は実施例1と同様にして、水性エマルジョン
組成物を作製し、皮膜の水滴試験、耐水接着強度の測定
を行った。結果を表2に示す。
【0040】表2より明らかなように、再乳化性はな
く、耐水接着強度および浸漬後の接着強度保持率も高
く、良好な耐水性を示した。
【0041】実施例4 合成例1で得られたジアセトンアクリルアミド共重合変
性PVAの代わりに合成例3で得られた変性度8.0モ
ル%のジアセトンアクリルアミド共重合変性PVAを使
用した以外は実施例1と同様にして、水性エマルジョン
組成物を作製し、皮膜の水滴試験、耐水接着強度の測定
を行った。結果を表2に示す。
【0042】表2より明らかなように、再乳化性はな
く、耐水接着強度および浸漬後の接着強度保持率も高
く、良好な耐水性を示した。
【0043】実施例5 合成例1で得られたジアセトンアクリルアミド共重合変
性PVAを代わりに合成例4で得られた変性度4.5モ
ル%のアセトアセチル化PVAを使用した以外は実施例
2と同様にして、水性エマルジョン組成物を作製し、皮
膜の水滴試験、耐水接着強度の測定を行った。結果を表
2に示す。
【0044】表2より明らかなように、再乳化性はな
く、耐水接着強度および浸漬後の接着強度保持も高く、
良好な耐水性を示した。
【0045】実施例6 合成例1で得られたジアセトンアクリルアミド共重合変
性PVAの代わりに合成例5で得られた変性度2.5モ
ル%のアセトアセチル化PVAを使用した以外は実施例
1と同様にして、水性エマルジョン組成物を作製し、皮
膜の水滴試験、耐水接着強度の測定を行った。結果を表
2に示す。
【0046】表2より明らかなように、再乳化性はな
く、耐水接着強度および浸漬後の接着強度保持率も高
く、良好な耐水性を示した。
【0047】実施例7 酢酸ビニルとジアセトンアクリルアミドの混合モルマー
の比率をそれぞれ400重量部と50重量部から350
重量部と100重量部に変更した以外は実施例1と同様
にして、水性エマルジョン組成物を作製し、皮膜の水滴
試験、耐水接着強度の測定を行った。結果を表2に示
す。
【0048】表2より明らかなように、再乳化性はな
く、耐水接着強度および浸漬後の接着強度保持率も高
く、良好な耐水性を示した。
【0049】実施例8 酢酸ビニル400重量部とジアセトンアクリルアミド5
0重量部の混合モノマーを酢酸ビニル400重量部とア
セト酢酸アリル50重量部に変更した以外は実施例2と
同様にして、水性エマルジョン組成物を作製し、皮膜の
水滴試験、耐水接着強度の測定を行った。結果を表2に
示す。
【0050】表2より明らかなように、再乳化性はな
く、耐水接着強度および浸漬後の接着強度保持率も高
く、良好な耐水性を示した
【0051】実施例9 酢酸ビニル400重量部とジアセトンアクリルアミド5
0重量部の混合モノマーをアクリル酸n−ブチル400
重量部とジアセトンアクリルアミド50重量部に変更し
た以外は実施例1と同様にして、水性エマルジョン組成
物を作製し、皮膜の水滴試験、耐水接着強度の測定を行
った。結果を表2に示す。
【0052】表2より明らかなように、再乳化性はな
く、耐水接着強度および浸漬後の接着強度保持率も高
く、良好な耐水性を示した。
【0053】実施例10 酢酸ビニル400重量部とジアセトンアクリルアミド5
0重量部の混合モノマーをメタクリル酸メチル200重
量部、アクリル酸2−エチルヘキシル200重量部およ
びアセト酢酸アリル50重量部に変更した以外は実施例
1と同様にして、水性エマルジョン組成物を作製し、皮
膜の水滴試験、耐水接着強度の測定を行った。結果を表
2に示す。
【0054】表2より明らかなように、再乳化性はな
く、耐水接着強度および浸漬後の接着強度保持率も高
く、良好な耐水性を示した。
【0055】実施例11 水性エマルジョン100重量部に10%アジピン酸ジヒ
ドラジド水溶液5重量部と10%モノエタノールアミン
2重量部を添加した以外は実施例1と同様にして水性エ
マルジョン組成物を作製し、皮膜の水滴試験、耐水接着
強度の測定を行った。結果を表2に示す。
【0056】表2より明らかなように、再乳化性はな
く、耐水接着強度も高く、良好な耐水性を示した。ま
た、この水性エマルジョン組成物を20℃で放置したと
ころ、19日間流動性を維持した。実施例1の組成物が
2日間でゲル化したのに対し、水溶性有機アミンの添加
により、大幅にポットライフか改良されているにもかか
わらず、耐水性が阻害されていないことが明らかになっ
た。
【0057】実施例12 水性エマルジョン100重量部に10%アジピン酸ジヒ
ドラジド水溶液5重量部と10%モノエタノールアミン
2重量部を添加した以外は実施例9と同様にして水性エ
マルジョン組成物を作製し、皮膜の水滴試験、耐水接着
強度の測定を行った。結果を表2に示す。
【0058】表2より明らかなように、再乳化はなく、
耐水接着強度および浸漬後の接着強度保持率も高く、良
好な耐水性を示した。また、この水性エマルジョン組成
物を20℃で放置したところ、21日間流動性を維持し
た。実施例9の組成物が3日間でゲル化したのに対し、
水溶性有機アミンの添加により、大幅にポットライフが
改良されているにもかかわらず、耐水性が阻害されてい
ないことが明らかになった。
【0059】比較例1 合成例1で得られたジアセトンアクリルアミド共重合変
性PVAの代わりに鹸化度98.5モル%、20℃にお
げる4%水溶液粘度が28.0 mPa・s の未変性PVA
を使用した以外は実施例1と同様にして、水性エマルジ
ョン組成物を作製し、皮膜の水滴試験、耐水接着強度の
測定を行った。結果を表2に示す。
【0060】表2により明らかなように、皮膜は再乳化
による白化が起こり、耐水接着強度は240 kgf/c
m2 、浸漬後の接着強度保持率は22%と低く、耐水性
は劣っていた。
【0061】比較例2 10%アジピン酸ヒドラジド水溶液を添加しない以外は
実施例1と同様にして、水性エマルジョン組成物を作製
し、皮膜の水滴試験、耐水接着強度の測定を行った。結
果を表2に示す。
【0062】表2より明らかなように、皮膜は再乳化に
よる白化が起こり、耐水接着強度および浸漬後の接着強
度保持率は低く、耐水性は劣っていた。
【0063】比較例3 酢酸ビニル400重量部とジアセトンアクリルアミド5
0重量部の混合モノマーの代わりに酢酸ビニル450重
量部を使用した以外は実施例1と同様にして、水性エマ
ルジョン組成物を作製し、皮膜の水滴試験、耐水接着強
度の測定を行った。結果を表2に示す。
【0064】表2より明らかなように、皮膜の再乳化は
起こらなかったが、耐水接着強度および浸漬後の接着強
度保持率は実施例1よりも低く、耐水性は十分でなかっ
た。
【0065】比較例4 合成例1で得られたジアセトンアクリルアミド共重合変
性PVAの代わりに鹸化度98.5モル%、20℃にお
ける4%水溶液粘度が28.0 mPa・s の未変性PVA
を使用した以外は実施例7と同様にして、水性エマルジ
ョン組成物を作製し、皮膜の水滴試験、耐水接着強度の
測定を行った。結果を表2に示す。
【0066】表2より明らかなように、皮膜は再乳化に
よる白化が起こり、耐水接着強度および浸漬後の接着強
度保持率は低く、耐水性は劣っていた。
【0067】比較例5 アクリル酸n−ブチル400重量部とジアセトンアクリ
ルアミド50重量部の混合モノマーの代わりにアクリル
酸n−ブチル450重量部を使用した以外は実施例7と
同様にして、水性エマルジョン組成物を作製し、皮膜の
水滴試験、耐水接着強度の測定を行った。結果を表2に
示す。
【0068】表2より明らかなように、皮膜の再乳化は
起こらなかったが、耐水接着強度および浸漬後の接着強
度保持率は実施例7よりも低く、耐水性は十分でなかっ
た。
【0069】
【表2】
【0070】
【発明の効果】本発明の水性エマルジョン組成物は、乾
燥皮膜の耐水性が優れており、高度な耐水性を必要とす
る接着剤、塗料、紙加工剤、各種バインダー、モルタル
混合剤等の広い用途で有用であり、中でも接着剤として
有用であるが、これに限られるものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 33/24 C08L 33/24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)側鎖にカルボニル基を含有する変
    性ポリビニルアルコールを分散剤とし、エチレン性不飽
    和単量体と分子中にカルボニル基を有するビニル系単量
    体から選ばれた1種または2種以上のビニル系単量体を
    共重合した重合体を分散質とする水性エマルジョンに
    (B)ヒトラジン化合物を配合してなることを特徴する
    水性エマルジョン組成物。
  2. 【請求項2】 側鎖にカルボニル基を有する変性ポリビ
    ニルアルコールがジアセトンアクリルアミド共重合変性
    ポリビニルアルコールであることを特徴する請求項1記
    載の水性エマルジョン組成物。
  3. 【請求項3】 分子中にカルボニル基を有するビニル系
    単量体がジアセトンアクリルアミドまたはアセト酢酸ア
    リルであることを特徴する請求項1記載の水性エマルジ
    ョン組成物。
  4. 【請求項4】 エチレン性不飽和単量体が酢酸ビニルで
    あることを特徴する請求項1記載の水性エマルジョン組
    成物。
  5. 【請求項5】 水溶性有機アミンまたはアンモニアを含
    有することを特徴する請求項1記載の水性エマルジョン
    組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1の水性エマルジョン組成物を主
    成分とすることを特徴とする接着剤。
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