JPH10327080A - シンドローム計算装置 - Google Patents

シンドローム計算装置

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JPH10327080A
JPH10327080A JP9135008A JP13500897A JPH10327080A JP H10327080 A JPH10327080 A JP H10327080A JP 9135008 A JP9135008 A JP 9135008A JP 13500897 A JP13500897 A JP 13500897A JP H10327080 A JPH10327080 A JP H10327080A
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宏之 河西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力されたデータの開始位置が不明な場合で
も、このデータに対し、1ビット単位でシンドロームを
算出可能とする。 【解決手段】 順次入力されたデータを符号語を形成す
る所定のビット数分、保持および遅延するシフトレジス
タ1と、符号語を生成させる生成多項式を形成する2つ
の多項式のそれぞれの解に対応する、入力されたデータ
に対する第1のシンドロームを計算する第1のシンドロ
ーム計算回路2、4と、シフトレジスタ1により遅延さ
れたデータに対して第2のシンドロームを計算する第2
のシンドローム計算回路3、5と、第1のシンドローム
計算回路2、4の出力と第2のシンドローム計算回路
3、5の出力とを2を法として加算する演算手段6、7
とから構成され、第1のシンドロームと第2のシンドロ
ームとを2を法として加算することにより、入力された
データに対して1ビット単位でシンドロームを算出する
ことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は巡回符号を用いた誤り訂正
装置に用いられるシンドローム計算装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】現在、通信機器、データ記憶装置などに
利用される巡回符号を用いた誤り訂正装置は、予め生成
多項式を用いて符号化されたデータ(符号語)に対しシ
ンドロームを計算し、伝送経路上で生ずる誤りにより発
生する“0”でないシンドロームがデータの誤り位置に
一対一対応することを利用し、誤り位置を検出するもの
である。
【0003】符号語としてのデータは、例えば、生成多
項式G(x)が以下の2つの多項式g1(x),g2(x)により表さ
れる2重誤り訂正可能なBCH符号化を行って得られたも
のなどである。
【0004】g1(x)=x5+x2+1 g2(x)=x5+x4+x3+x2+1 但し、ここではガロア体GF(25-1)の元をもとに、g1(x)
が原始多項式、g1(x)の解をαとして、α3を解とする最
小多項式がg2(x)となっている。
【0005】以下の計算は、2を法とする算法でありそ
の係数はガロア体GF(2)の元とする。
【0006】ここで、生成多項式G(x)は、 G(x)=g1(x)*g2(x)=x10+x9+x8+x6+x5+x3+1 で表される。
【0007】データは21ビットの実際の情報を表す情
報ビット(i20,i19,i18,・・・・・,i0)を、 I(X)=i20x30+i19x29+i18x28+・・・・・・+i0x10 とし、これを生成多項式G(x)で割った値の剰余(p9,p8,
p7,・・・・・,p0)を検査ビットとして情報ビットに付加し
たものである。
【0008】すなわち、符号化されたデータをW=(w30,w
29,w28,・・・・・,w0)とすると、 (w30,w29,w28,・・・・・,w0)=(i20,i19,i18,・・・・・,i0,p9,p8,p7,・・・・・,p0) となり、これはG(x)で割った剰余が0となる。
【0009】このデータを多項式として表したものを W(X)=w30x30+w29x29+w28x28+・・・・・・+w0x0 とすると、W(x)はα及びα3を根とする。すなわち、W
(α)=W(α3)=0となるものは、この符号の集合に含まれ
る。
【0010】以上のことから、W(α)及びW(α3)が0とな
らないものは、この符号とならず誤りが含まれているこ
とになる。この値をシンドローム(S)と呼び、この値を
調べることでデータの誤り位置を特定し、修正するので
ある。
【0011】シンドロームをS=(s1,s2)とベクトル表記
し(s1はαに対応し、s2はα3に対応する。)、g2(x)の
解α3をβとおくと、シンドロームは以下の行列演算で
求められる。
【0012】S=W・HT 但し、Hは で示される検査行列である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来で
は、入力されたデータから直接シンドロームを計算して
おり、データの開始位置が明らかでないデータに関して
は、正しいシンドロームを算出することは不可能であっ
た。
【0014】このため、データ(符号語)の開始位置が
明らかでない、フレーム同期パターン等の照合はその全
てのデータを照合し、その誤りビット数が符号により保
証される誤り訂正可能な範囲であるか否かで判断せざる
をえなかった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によるシンドロー
ム計算装置によれば、入力データに対して第1のシンド
ロームを計算するのと同時に遅延手段に予め取り込まれ
たビット数分の遅延のある状態の第2のシンドロームを
計算し、1ビットのデータ入力毎に遅延のない第1のシ
ンドロームと上記第2のシンドロームを2を法とするベ
クトル加算を行うことにより、符号語の開始位置が不明
な場合でも常に1ビット入力ごとの毎回シンドロームを
算出することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】所定の生成多項式に基づいて符号
化された所定のビット数のデータ(符号語)を受け、入
力される上記データに対し上記生成多項式に基づいたシ
ンドローム計算を行う第1のシンドローム計算手段と、
上記データを上記所定のビット数分遅延して出力する遅
延手段と、上記遅延手段により上記所定のビット数分遅
延された上記データを受け、入力される上記データに対
し上記生成多項式に基づいたシンドローム計算を行う第
2のシンドローム計算手段と、上記第1のシンドローム
計算手段から出力される第1のシンドロームと、第2の
シンドローム計算手段から出力される第2のシンドロー
ムとを2を法とするベクトル加算する演算手段とを具備
し、上記演算手段からの出力をもって上記生成多項式に
基づいたシンドロームとするシンドローム計算装置を構
成する。
【0017】上記第1、第2のシンドローム計算手段
は、排他的論理和回路とレジスタとの組合せで構成さ
れ、上記遅延手段は上記所定のビット数分のシフトレジ
スタから構成され、上記演算回路は排他的論理和回路か
ら構成されるものであることが好ましい。
【0018】また、生成多項式に基づいて符号化された
所定のビット数のデータを受け、入力される上記データ
に対し上記生成多項式をなす複数の多項式の内個々に割
り当てられた上記多項式についてシンドローム計算を行
う複数の第1のシンドローム計算手段と、上記データを
上記所定のビット数分遅延して出力する遅延手段と、上
記遅延手段により上記所定のビット数分遅延された上記
データを受け、入力される上記データに対し上記生成多
項式をなす複数の多項式の内個々に割り当てられた上記
多項式についてシンドローム計算を行う複数の第2のシ
ンドローム計算手段と、上記生成多項式をなす複数の多
項式の内個々に割り当てられた上記多項式について、そ
れぞれ対応する上記第1のシンドローム計算手段から出
力される第1のシンドロームと、第2のシンドローム計
算手段から出力される第2のシンドロームとを2を法と
するベクトル加算する複数の演算手段とを具備し、各上
記多項式に対応する上記各演算手段からの出力をもって
各上記多項式に対応するシンドロームとするシンドロー
ム計算装置を構成することも好ましい。
【0019】
【実施例】次に本発明の一実施例のシンドローム計算装
置について説明する。
【0020】本例はBCH符号に関して実施した場合のも
のであり、以下図を参照しながら説明する。
【0021】本例のデータ(符号語)は、上述の2つの
多項式g1(x),g2(x)により表される生成多項式G(x)によ
り、2重誤り訂正可能なBCH符号化を行って得られたも
のとする。すなわち、実際、情報として送られる21ビ
ットの情報ビットとこれに付加された10ビットの検査
ビットとから構成されており、BCH(31,21)符号となって
いる。
【0022】まず、図1を参照しながら構成について説
明すると同図において1は、上述のように符号化された
データをそのデータ長分遅延する遅延手段としてのシフ
トレジスタである。ここでは入力端子INより入力され
るデータを31ビット分遅延および保持して出力する。
【0023】2は第1のシンドローム計算手段であり、
入力端子INより入力されるデータに対し、g1(x)の解
αに対応したシンドローム(上記s1に対応する。)を計
算するものであり、5個のレジスタと2個の排他的論理
和回路より構成され、5ビットの第1のシンドロームS1
aを出力する。
【0024】3は第2のシンドローム計算手段であり、
シフトレジスタ1により31ビット分遅延されたデータ
に対し、g1(x)の解αに対応したシンドローム(上記s1
に対応する。)を計算するものであり、第1のシンドロ
ーム計算手段2と同様の構成にて第2のシンドロームS1
bを出力する。
【0025】4は第1のシンドローム計算手段であり、
入力端子INより入力されるデータに対し、g2(x)の解
α3に対応したシンドローム(上記s2に対応する。)を
計算するものであり、5個のレジスタと4個の排他的論
理和回路より構成され、5ビットの第1のシンドローム
S2aを出力する。
【0026】5は第2のシンドローム計算手段であり、
シフトレジスタ1により31ビット分遅延されたデータ
に対し、g2(x)の解α3に対応したシンドローム(上記s2
に対応する。)を計算するものであり、第1のシンドロ
ーム計算手段4と同様の構成にて第2のシンドロームS2
bを出力する。なお、便宜上第1のシンドローム計算手
段2、4のそれぞれの5ビットの出力は各ビット毎に同
じ符号(Q4,Q3,Q2,Q1,Q0)で示すこととする。また、第2
のシンドローム計算手段3、5のそれぞれの5ビットの
出力は各ビット毎に同じ符号(Q'4,Q'3,Q'2,Q'1,Q'0)で
示すこととする。
【0027】6、7は演算手段であり、ともに5ビット
分の排他的論理和回路からなる。演算手段6は第1のシ
ンドロームS1aと第2のシンドロームS1bとを各ビット毎
に2を法として加算し、演算手段7は第1のシンドロー
ムS2aと第2のシンドロームS2bとを各ビット毎に2を法
として加算する。なお、演算手段6、7の各ビット毎の
加算結果出力はともに同じ符号(R4,R3,R2,R1,R0)で示
す。
【0028】次に本例の動作について説明する。
【0029】まず初期状態の設定で、31ビットのシフ
トレジスタ1及びシンドローム計算回路2、3、4、5
の各レジスタが“0”に初期化される。
【0030】その後、31ビットでデータを形成するデ
ータがINから1ビットごとにシフトレジスタ1、第1
のシンドローム計算手段2、4に入力される入力され
る。それと同時にシフトレジスタ1より出力された31
ビット分の遅延のあるデータが出力され、それが第2の
シンドローム計算手段3、5に入力される。
【0031】第1のシンドローム計算手段2,第2のシ
ンドローム計算手段3よりそれぞれ出力された5ビット
のαに対応する第1のシンドロームS1aと第2のシンド
ロームS1bとが演算手段6により各ビット毎2を法とし
て加算される。同様に、第1のシンドローム計算手段
4,第2のシンドローム計算手段5よりそれぞれ出力さ
れた5ビットのβに対応する第1のシンドロームS2aと
第2のシンドロームS2bとが演算手段6により各ビット
毎2を法として加算される。
【0032】ここで、αに対応するデータ分の遅延の無
い第1のシンドロームS1a,データ分の遅延のある第2の
シンドロームS1bにより、遅延の間のデータ分の誤り状
態を表すシンドロームS1は、 S1=S1b-S1a と表される。ここで、2を法とする計算のため、減法は
加法と等価であり、S1=S1b+S1aとなる。
【0033】同様にβに対応するデータ分の遅延の無い
第1のシンドロームS2a,データ分の遅延のある第2のシ
ンドロームS2bにより、この遅延の間のデータ分の誤り
状態を表すシンドロームS2は、 S2=S2b-S2a=S2b+S2a すなわち、演算手段6、7からはそれぞれ遅延の間のデ
ータ分の誤り状態を表すαに対応したシンドロームS1、
βに対応するシンドロームS2が出力される。
【0034】このように、シンドロームS1、S2は遅延の
ためのシフトレジスタ1に蓄えられた31ビットの符号
語に対するシンドロームとして出力される。
【0035】この後、次の入力ビットが入力端子INに
入力されると、データは1ビットシフトされ、上記と同
様の過程を経て、新しい符号語に対応するシンドローム
S1、S2が出力される。
【0036】このようにして、随時入力されるデータの
1ビット毎にそれ以前に入力された30ビットのデータ
と合わせた符号語のシンドロームが発生できる。
【0037】このようにして発生されたシンドロームを
図示しない誤り訂正回路によって検査することにより、
このデータが誤りのないデータであるか、誤りが合って
も訂正可能か否か判別する事ができる。また訂正可能な
場合には、訂正を行った後、フレーム同期コードの判別
も随時入力される1ビット毎に行うことが可能となる。
【0038】この動作を実際にシミュレートしたもの
が、図2から図8である。
【0039】これらの図は、クロック単位の各信号線の
状態を表しており、CLKの欄がクロック単位の時刻
を、上側を過去方向として表す。
【0040】INの欄はIN信号をあらわし、下方のデ
ータが次々と入力され、それ以前の31データが図1の
1のシフトレジスタに保持される。
【0041】次のS1a、S1bの欄は、αに対応する第1の
シンドローム計算手段2の出力(Q4,Q3,Q2,Q1,Q0)の状態
および第2のシンドローム計算手段3の出力(Q'4,Q'3,Q'
2,Q'1,Q'0)の状態を表し、前段の信号状態により演算さ
れる。
【0042】次のS2a、S2bの欄は、α3に対応する第1
のシンドローム計算手段4の出力(Q4,Q3,Q2,Q1,Q0)の状
態および第2のシンドローム計算手段5の出力(Q'4,Q'
3,Q'2,Q'1,Q'0)の状態で、これも同様に前段の信号状態
により演算される。
【0043】ここで、上記2つの欄は、ある時刻の第1
のシンドローム計算手段2、4の出力に対して31クロ
ック前の値が、第2のシンドローム計算手段3、4の出
力となる。
【0044】S1、S2の欄はそれぞれの第1、第2のシン
ドローム出力の加算結果(R4,R3,R2,R1,R0)の状態であ
る。ただし−32クロック以前は初期化されたまま状態
が変わらないこととして演算している。
【0045】ここで、仮に31クロックめを現在とした
とき、INの欄の0クロックめから30クロックめまで
の太枠のデータに関するシンドロームが31クロックめ
のS1,S2の欄に現れ、0クロックめのS1a、S1b欄及
びS2a、S2b欄の太枠内の値がS1bおよびS2bとなる。
【0046】以後の説明は特に記述がないかぎりINの
欄の太枠内を符号語データとして説明する。
【0047】まず、図2で符合入力開始時にS1a,S1b,S2
a,S2bの値が(0,0,0,0,0)の状態で、データ入力が全て
“0”の符号語であるシンドロームを考えると、このと
きは全て時刻のシンドロームが0となる。
【0048】ここで、符号語のうち、10ビットめと2
0ビットめにエラーがあった場合のデータが図3であ
る。このとき、このデータに対するシンドロームは S1=(1,0,1,1,1) S2=(1,0,0,1,0) となる。
【0049】次に、符号語が全て0でエラーがないと
き、符合入力以前にデータが入り、符合入力の初期状態
で第1及び第2のシンドロームが0で無い場合が、図4
である。このように巡回符合においては、符合語データ
に対して、第1および第2のシンドロームは同じ値とな
っている。そのため、シンドロームは0となる。
【0050】ここで、図3のときと同様に、10ビット
めと20ビットめにエラーがあった場合のデータが図5
である。このときも、シンドロームは図3と同様にさら
に、これを適当な符合語についてシミュレートした結果
が、図6、図7、図8で、図6は符号語入力前の状態が
初期状態のままの場合、図7が符号語入力前の状態で各
シンドロームが0でない場合、図8が図7の状態で符号
語の10ビットめと20ビットめにエラーがあった場合
である。
【0051】このように図8の場合のシンドロームも S1=(1,0,1,1,1) S2=(1,0,0,1,0) となり、誤り位置に対応するシンドロームが正しく計算
されていることがわかる。
【0052】図2から図8までの図で太枠の時刻以外の
S1、S2のシンドロームの値もそれ以前の31ビットの入
力に対応したシンドロームが計算されているので、1ビ
ット入力毎の毎回の訂正が可能となる。
【0053】このことから、符号語の開始位置(区切り
位置)が不明な場合でも、入力された1ビット単位でシ
ンドロームの計算が実行できそれ以前に入力された31
ビットのデータに対して誤りを訂正することが可能とな
る。
【0054】以上の例は、応用の一例であり、生成多項
式の異なる他の巡回符号に対しても応用可能である。
【0055】
【発明の効果】本発明では、符号語の開始位置(区切り
位置)が不明な場合でも、入力された1ビット単位でシ
ンドロームの計算が実行できそれ以前に入力された所定
のビット数のデータに対して誤りを訂正することが可能
となる。
【0056】すなわち本発明によると、符号語によるフ
レーム同期パターンの照合などの回路で、誤り数の毎回
の計測を省略できる上、剰余によるの検査ビットを照合
する必要もなくなるため、回路が著しく簡略化されるこ
とになる入力されたデータ(符号語)の開始位置が不明
な場合でも、このデータに対し、1ビット単位でシンド
ロームを算出することができる。これにより、従来シン
ドローム計算装置に不可欠であったフレーム同期パター
ンの照合などに要される回路を誤り訂正回路のそれと共
有させることができ、構成全体を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシンドローム計算装置の構
成を説明する説明図。
【図2】図1の動作説明のための説明図。
【図3】図1の動作説明のための説明図。
【図4】図1の動作説明のための説明図。
【図5】図1の動作説明のための説明図。
【図6】図1の動作説明のための説明図。
【図7】図1の動作説明のための説明図。
【図8】図1の動作説明のための説明図。
【符号の説明】
1 シフトレジスタ 2、4 第1のシンドローム計算手段 3、5 第2のシンドローム計算手段 7、8 演算手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の生成多項式に基づいて符号化され
    た所定のビット数のデータ(符号語)を受け、入力され
    る上記データに対し上記生成多項式に基づいたシンドロ
    ーム計算を行う第1のシンドローム計算手段と、 上記データを上記所定のビット数分遅延して出力する遅
    延手段と、 上記遅延手段により上記所定のビット数分遅延された上
    記データを受け、 入力される上記データに対し上記生成多項式に基づいた
    シンドローム計算を行う第2のシンドローム計算手段
    と、 上記第1のシンドローム計算手段から出力される第1の
    シンドロームと、第2のシンドローム計算手段から出力
    される第2のシンドロームとを2を法とするベクトル加
    算する演算手段とを具備し、上記演算手段からの出力を
    もって上記生成多項式に基づいたシンドロームとするこ
    とを特徴とするシンドローム計算装置。
  2. 【請求項2】 上記第1、第2のシンドローム計算手段
    は、排他的論理和回路とレジスタとの組合せで構成さ
    れ、上記遅延手段は上記所定のビット数分のシフトレジ
    スタから構成され、上記演算回路は排他的論理和回路か
    ら構成されることを特徴とする請求項1記載のシンドロ
    ーム計算装置。
  3. 【請求項3】 生成多項式に基づいて符号化された所定
    のビット数のデータを受け、入力される上記データに対
    し上記生成多項式をなす複数の多項式の内個々に割り当
    てられた上記多項式についてシンドローム計算を行う複
    数の第1のシンドローム計算手段と、 上記データを上記所定のビット数分遅延して出力する遅
    延手段と、 上記遅延手段により上記所定のビット数分遅延された上
    記データを受け、 入力される上記データに対し上記生成多項式をなす複数
    の多項式の内個々に割り当てられた上記多項式について
    シンドローム計算を行う複数の第2のシンドローム計算
    手段と、 上記生成多項式をなす複数の多項式の内個々に割り当て
    られた上記多項式について、それぞれ対応する上記第1
    のシンドローム計算手段から出力される第1のシンドロ
    ームと、第2のシンドローム計算手段から出力される第
    2のシンドロームとを2を法とするベクトル加算する複
    数の演算手段とを具備し、各上記多項式に対応する上記
    各演算手段からの出力をもって各上記多項式に対応する
    シンドロームとすることを特徴とするシンドローム計算
    装置。
  4. 【請求項4】 複数の上記第1、第2のシンドローム計
    算手段は、排他的論理和回路とレジスタとの組合せで構
    成され、上記遅延手段は上記所定の符号ワー分のシフト
    レジスタから構成され、上記演算回路は排他的論理和回
    路から構成されることを特徴とする請求項3記載のシン
    ドローム計算装置。
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