JPH0774655A - 誤り訂正符号化器 - Google Patents

誤り訂正符号化器

Info

Publication number
JPH0774655A
JPH0774655A JP22033493A JP22033493A JPH0774655A JP H0774655 A JPH0774655 A JP H0774655A JP 22033493 A JP22033493 A JP 22033493A JP 22033493 A JP22033493 A JP 22033493A JP H0774655 A JPH0774655 A JP H0774655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
remainder
divided
error correction
feedback shift
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22033493A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoko Matsushima
智子 松嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP22033493A priority Critical patent/JPH0774655A/ja
Publication of JPH0774655A publication Critical patent/JPH0774655A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 BCH符号、リード・ソロモン符号などのブ
ロック符号の高速な誤り訂正符号化器を実現する。 【構成】 k個の情報シンボルの集合W={Wn-1 ,W
n-2 ,…,Wn-2 }を2個(pは2以上の整数)の部分
集合に分割する分割部3と、前記2個の部分集合に分割
された情報シンボルをそれぞれの係数とする2個の部分
情報多項式W(x)を生成多項式G(x)で割ったとき
の剰余を求める二つの剰余計算回路5,7と、前記2個
の剰余計算回路5、7の出力をそれぞれ加算する加算回
路9と、から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リード・ソロモン符
号、BCH符号などの誤り訂正符号の符号化器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、リード・ソロモン符号、
BCH符号などの誤り訂正符号の符号化器は、通常、フ
ィードバック・シフトレジスタにより構成される。例え
ば、図5に、
【数7】 G(x)=x4 +g3 3 +g2 2 +g1 x+g0 (1) を生成多項式とするGF(24 )上の(15,11)リ
ード・ソロモン符号の符号化器を示す。図5において、
11個の情報シンボル
【数8】W14,W13,…,W4 (Wi ∈GF
(24 ),i=14,13,…,4) は、それぞれ4ビットで表現されており、順次、入力端
子から入力される。これらの情報シンボルは、4段のフ
ィードバック・シフトレジスタ61とスイッチ63に入
力される。すべての情報シンボルが入力された段階で、
フィードバック・シフトレジスタ61には、4個の検査
シンボル
【数9】 P3 ,P2 ,P1 ,P0 (Pi ∈GF(24 ),i=3,2,1,0) が計算されており、これらが順次、スイッチ63に入力
される。スイッチ63では、11個の情報シンボルと4
個の検査シンボルを切り替えて、出力端子から出力す
る。
【0003】ここで、入力情報シンボルを係数とする多
項式 W(x)=W1414+W1313+…+W4 4 (2) を情報多項式と定義すると、フィードバック・シフトレ
ジスタの出力を係数とする多項式 P(x)=P3 3 +P2 2 +P1 x+P0 (3) は、情報多項式W(x)を生成多項式G(x)で割った
ときの剰余多項式となっている。
【0004】一般に、符号長n、情報点数kのGF(2
m )上の(n,k)誤り訂正符号は、符号語の各シンボ
ルがmビットで表現され、符号化器は(n−k)段のフ
ィードバック・シフトレジスタで構成される。フィード
バック・シフトレジスタには、k個の情報シンボル
【数10】Wn-1 ,Wn-2 ,…,Wn-k (Wi ∈GF(2m ),i=n−1,n−2,…,n−
k)が入力され、情報多項式
【数11】 W(x)=Wn-1 n-1 +Wn-2 n-2 +…+Wn-k n-k (4) を生成多項式G(x)で割ったときの剰余多項式 P(x)=Pn-k-1 n-k-1 +…+P1 x+P0 (5) の係数Pn-k-1 ,…,P1 ,P0 が、検査シンボルとし
て出力される。
【0005】符号化器は、1シンボル(mビット)単位
に処理を行うフィードバック・シフトレジスタにより構
成されるため、その処理速度は、回路のクロック周波数
をR(Hz)とすると、mR(bps)である。例え
ば、図5のリード・ソロモン符号化器を20MHzのク
ロック周波数のLSI上に構成した場合、処理速度は8
0Mbpsとなる。
【0006】このとき伝送速度をmR(bps)より高
くしたい場合、より高いクロック周波数の素子を用いる
か、または情報シンボルをシリアル/パラレル変換して
複数の符号化器に並列に入力する必要がある。例えば、
ECLやGaAsはCMOSに比べてクロック周波数を
数倍高くすることができる。しかしながら、高速の素子
は低速の素子より一般に消費電力が大きいという問題が
ある。また、複数の符号化器を並列に用いた場合、受信
側で復号器が同じ数だけ必要になり、消費電力が大きく
なるだけでなく、回路の占有面積が大きくなるという問
題がある。
【0007】高速の符号化器を実現する方法として、特
公平4−24893の「誤り訂正、検出符号化回路」が
ある。この特許では、(4)式の情報多項式W(x)を
以下に示す(6)式のように、(L−1)次以下の多項
式Wi (x)と、xのベキ乗の積で表現されるH個の多
項式に分割し、
【数12】 W(x)=W1 (x)x(H-1)L+W2 (x)x(H-2)L+ …+WH-1 (x)xL +WH (x) (6) 各多項式Wi (x)x(H-i)L+mを生成多項式G(x)で
割って剰余多項式Pi (x)を求め、Pi (x)をi=
1,2,…,Hについて加算することにより、真の検査
多項式P(x)を求めるというものである。ここで、H
・Lは情報点数kにほぼ等しい(多元符号の場合にはm
kにほぼ等しい)。また、分割された各多項式から剰余
を求める具体的な方法としては、多項式の係数(Lビッ
トの情報)と、xのベキ乗を示すインデックスを入力ア
ドレスとしてテーブルをルックアップする方法が示され
ている。
【0008】図6は、この符号化回路を二元(n,k)
符号に適用した場合の一実施例を示す。この符号化回路
によれば、Lビットをパラレルに入力し処理することが
可能なため、クロック周波数のL倍の高速処理が可能に
なる。
【0009】しかしながら、上述の方法によると、剰余
の計算に用いられるテーブルは、アドレス数H・2L
ワード長n−kとなり、符号長の大きい符号で高速処理
を行おうとすると、多大な容量のROMが必要となる。
特に、リード・ソロモン符号のような多元符号では、実
現不可能なメモリ量になる。例えば、(255,239)二元B
CH符号で従来の2倍の処理速度(L=2)の符号化器
を構成した場合には、アドレス数約480、ワード長1
6ビットのROMが必要となり、Lを大きくすると指数
関数的に容量が増大する。また、GF(28 )上の(25
5,239)リード・ソロモン符号では、従来の2倍の処理
速度にするだけで、アドレス数約786万、ワード長1
28ビットのテーブルが必要となり、現実的でない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の誤り訂正符号化器を高伝送速度のシステムに適用す
る場合、複数の符号化および復号器を並列に用いる必要
があるため、消費電力や回路規模が大きくなるという問
題があった。また、すでに提案されている高速誤り訂正
符号化器は、処理速度を回路の動作周波数のL倍にする
ことができるが、テーブルルックアップで剰余を計算す
るため、符号長が大きい場合や多元符号を用いた場合に
は多大な容量のROMが必要になるという問題があっ
た。
【0011】本発明は上記の問題点に鑑みなされたもの
であり、符号長の大きい符号や多元符号でも比較的小さ
い回路規模で、処理速度を従来のp倍(pは2以上の任
意の整数)にすることが可能な誤り訂正符号化器を提供
することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
【外3】 1 ,Wn-2 ,…,W0 }をp個(pは2以上の整数)の
部分集合
【数13】 に分割する分割手段と、前記p個の部分集合に分割され
た情報シンボルをそれぞれの係数とするp個の部分情報
多項式
【数14】 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余を求めるp個
の剰余計算回路と、前記p個の剰余計算回路の出力を加
算する加算回路と、を具備することを特徴としている。
【0013】
【外4】 (pは2以上の整数)の部分集合
【数15】 (0<L1 <L2 <…<Lp-1 <k)に分割する分割手
段と、前記p個の部分集合に分割された情報シンボルを
それぞれの係数とするp個の部分情報多項式
【数16】 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余を求めるp個
の剰余計算手段と、前記p個の剰余計算手段の出力を加
算する加算手段とを備え、前記p個の剰余計算手段の
内、W1 (x)を生成多項式G(x)で割ったときの剰
余を求める剰余計算手段からWp-1 (x)を生成多項式
G(x)で割ったときの剰余を求める剰余計算手段まで
は、第1の(n−k)段のフィードバック・シフトレジ
スタと、このフィードバック・シフトレジスタの出力を
変換する演算手段とから構成され、前記p個の剰余計算
手段の内、W0 (x)を生成多項式G(x)で割ったと
きの剰余を求める剰余計算手段は、(n−k)段のフィ
ードバック・シフトレジスタによって構成されることを
特徴としている。
【0014】
【外5】 (pは2以上の整数)の部分集合
【数17】 (0<L1 <L2 <…<Lp-1 <k)に分割する分割手
段と、前記p個の部分集合に分割された情報シンボルを
それぞれの係数とするp個の部分情報多項式
【数18】 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余を求めるp個
の剰余計算手段と、前記p個の剰余計算手段の出力を加
算する加算手段とを備え、前記p個の剰余計算手段の
内、W1 (x)を生成多項式G(x)で割ったときの剰
余を求める剰余計算手段からWp-1 (x)を生成多項式
G(x)で割ったときの剰余を求める剰余計算手段まで
は、(n−k)段の複数のフィードバック・シフトレジ
スタと、これらのフィードバック・シフトレジスタへの
入力を切り替える第1の切り替えスイッチと、これらの
フィードバック・シフトレジスタの出力を切り替える第
2の切り替えスイッチとから構成され、前記p個の剰余
計算手段の内、W0 (x)を生成多項式G(x)で割っ
たときの剰余を求める剰余計算手段は、(n−k)段の
フィードバック・シフトレジスタによって構成されるこ
とを特徴としている。
【0015】
【作用】
【外6】 n-2 ,…,W0 }をp個(pは2以上の整数)の部分集
合に分割し、p個の剰余計算回路は、前記p個の部分集
合に分割された情報シンボルをそれぞれの係数とするp
個の部分情報多項式W(x)を生成多項式G(x)で割
ったときの剰余を求める。
【0016】そして加算回路によって前記p個の剰余計
算回路の出力を加算する。そのため、従来の誤り訂正符
号化器のp倍の処理速度で符号化を行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0018】図1は本発明に係る誤り訂正符号化器の第
1の実施例を示している。ここでは、(1)式を生成多
項式とするGF(24 )上の(15,11)リード・ソ
ロモン符号を用いたときを例に説明する。
【0019】図1に示すように、第1の実施例の誤り訂
正符号化器1は、11個の情報シン
【外7】
【数19】 に分割する分割部3と、部分情報多項式
【数20】∈0 (x)=W1414+W1212+W1010
+…+W4 4 を(1)式の生成多項式G(x)で割ったときの剰余多
項式P0 (x)を求める剰余計算回路5と、部分情報多
項式
【数21】W1 (x)=W1313+W1111+W9 9
+…+W5 5 を(1)式の生成多項式G(x)で割ったときの剰余多
項式P1 (x)を求める剰余計算回路7と、剰余計算回
路5、7のそれぞれの出力を加算する加算回路9と、分
割部3に入力される情報シンボルと加算回路9によって
得られた検査シンボルを切り替えて出力するスイッチ1
1とを備えている。なお、剰余計算回路5、7には、遅
延素子13と、加算器15と、乗算器((×g0 ),
(×f0 ),…)が備えられている。
【0020】次に、第1の実施例の誤り訂正符号化器1
の作用を説明する。
【0021】図1において、11個の情報シンボル
【数22】W14,W13,…,W4 (W1 ∈GF
(24 ),i=14,13,…,4) は、2つの部分集合
【数23】 に分割部3によって分けらる。
【0022】
【外8】 される。
【0023】剰余計算回路5,7はともに、図5のフィ
ードバック・シフトレジスタ61を変形したものであ
る。剰余計算回路5,7では、入力される情報シンボル
を1段おきに加算していき(例えば、乗算器(×g0
と(×f0 )の乗算結果を加算器15aで加算した結果
は、乗算器(×g2 )と(×f2 )の乗算結果を加算器
15cで加算した結果と加算器15eによって加算され
る)、それぞれの結果を加算回路9に供給する。
【0024】ここで、f3 ,f2 ,f1 ,f0 は、GF
(24 )の元であり、 f3 =g2 +g3 2 , f2 =g1 +g2 3 , f1 =g0 +g1 3 , f0 =g0 3 , で計算される定数である。
【0025】すなわち、剰余計算回路5に1シンボルの
情報Wi が入力されると、フィードバック・シフトレジ
スタ61に2シンボルの情報“0”,Wi が連続して入
力されたときと同じように、剰余計算回路5が作用す
る。同様に、剰余計算回路7に1シンボルの情報Wi
入力されると、フィードバック・シフトレジスタ61に
2シンボルの情報Wi ,“0”が連続して入力されたと
きと同じように、剰余計算回路7が作用する。
【0026】したがって、剰余計算回路5の性質から容
易にわかるように、剰余計算回路5では、部分情報多項
【数24】W0 (x)=W1414+W1212+W1010
+…+W4 4 を(1)式の生成多項式G(x)で割ったときの剰余多
項式P0 (x)を求める回路となっている。すなわち、
剰余計算回路5にW0 に属する情報シンボルをすべて入
力した段階で、P0 (x)の各係数が計算されるのであ
る。
【0027】また、同様に剰余計算回路7の性質から容
易にわかるように、剰余計算回路7では、部分情報多項
【数25】W1 (x)=W1313+W1111+W9 9
+…+W5 5 を(1)式の生成多項式G(x)で割ったときの剰余多
項式P1 (x)を求める回路となっている。すなわち、
剰余計算回路7にW1 に属する情報シンボルをすべて入
力した段階で、P1 (x)の各係数が計算されるのであ
る。
【0028】剰余計算回路5と剰余計算回路7の計算結
果は、加算回路9に入力され、各係数がGF(24 )上
で加算される。
【0029】ここで、
【数26】 P0 (x)+P1 (x) ={W0 (x)mod G(x)}+{W1 (x)mod G(x)} ={W0 (x)+W1 (x)}mod G(x) =W(x)mod G(x) =P(x) より加算回路9の出力は(3)式のP(x)の係数 P3 ,P2 ,P1 ,P0 (Pi ∈GF(24 ),i=3,2,1,0) すなわち、4つの検査シンボルに等しいことがわかる。
【0030】そしてこれらの検査シンボルは、スイッチ
11に入力される。スイッチ11では、情報シンボルと
検査シンボルを切り替えて、2シンボルずつ並列に出力
する。
【0031】このように、第1の実施例の誤り訂正符号
化器1は、2シンボルずつの並列処理が可能なため、図
4に示す従来の誤り訂正符号化器の2倍の速度で処理を
行うことができる。
【0032】なお、第1の実施例では、情報シンボルを
2つの部分集合に分割し、2シンボルずつの並列処理を
行う場合を説明したが、これに限らず、3以上のp個の
部分集合に分割して処理させる場合であっても同様にそ
れに対応した複数個のフィードバック・シフトレジスタ
と、加算器と、スイッチとにより誤り訂正符号化器を構
成することができる。
【0033】図2は、本発明に係る誤り訂正符号化器の
第2の実施例を示している。ここでは、(1)式を生成
多項式とするGF(24 )上の(15,11)リード・
ソロモン符号を用いたときを例に説明する。なお、前記
図1に示した第1の実施例と同一部材には同一番号を付
して説明は省略する。
【0034】図2に示すように第2の実施例の誤り訂正
符号化器21は、11個の情報シン
【外9】 に分割する分割部23と、7ステージ分のフィードバッ
クシフトを行い、多項式
【数27】W1 ’(x)=W146 +W135 +W12
4 +…+W9 x+W8 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余多項式 P’1 (x)=W1 ’(x)mod G(x) の係数を計算するフィードバック・シフトレジスタ25
と、フィードバック・シフトレジスタ25によって計算
された係数に対し、さらに8ステージ分のフィードバッ
クシフトを行い、多項式
【数28】W1 (x)=W1414+W1313+…+W9
9 +W8 8 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余多項式 P1 (x)=W1 (x)mod G(x) の係数を計算するフィードバック・シフトレジスタ27
と、多項式
【数29】 W0 (x)=W7 7 +W6 6 5 5 +W4 4 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余多項式 P0 (x)=W0 (x)mod G(x) の係数を計算するフィードバック・シフトレジスタ29
と、フィードバック・シフトレジスタ27,29の出力
を加算する加算回路31と、フィードバック・シフトレ
ジスタ27による計算が終了するまでフィードバック・
シフトレジスタ29による計算結果を保持するラッチ回
路33と、分割部23によって分割された情報シンボル
を遅延させてスイッチに供給する二つの遅延回路35と
を備えている。
【0035】次に、第2の実施例の誤り訂正符号化器2
1の作用を説明する。
【0036】図2において、11個の情報シンボル
【数30】W14,W13,…,W4 (Wi ∈GF
(24 ),i=14,13,…,4) は、2つの部分集合
【外10】 ク・シフトレジスタ29に順次入力される。
【0037】
【外11】 入力されると、多項式
【数31】W1 ’(x)=W146 +W135 +W12
4 +…+W9 x+W8 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余多項式 P’1 (x)=W1 ’(x)mod G(x) の係数が計算される。さらに、この4つの係数は、次の
フィードバック・シフトレジスタ27に同時に移され、
フィードバック・シフトレジスタ27で8ステージ分の
フィードバックシフトが行われる。なお、フィードバッ
ク・シフトレジスタ25からフィードバック・シフトレ
ジスタ27に4つの係数を移すときと、フィードバック
シフトを行うときの切り替えは、フィードバック・シフ
トレジスタ27に設けられた4つのスイッチ27aを切
り替えることによって行われる。
【0038】そしてこれらの結果、このフィードバック
・シフトレジスタ27内には、
【数32】W1 (x)=W1414+W1313+…+W9
9 +W8 8 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余多項式 P1 (x)=W1 (x)mod G(x) の係数が計算される。
【0039】
【外12】 力されると、
【数33】 W0 (x)=W7 7 +W6 6 5 5 +W4 4 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余多項式 P0 (x)=W0 (x)mod G(x) の係数が計算される。この係数はラッチ回路33でフィ
ードバック・シフトレジスタ27の計算が終了するまで
ラッチされる。
【0040】P0 (x)とP1 (x)の係数は、加算回
路31でGF(24 )上で加算される。この結果、加算
回路31からは剰余多項式 P(x)=W(x)mod G(x) の係数、すなわち、検査シンボルが出力される。
【0041】また、分割部23によって分割した後に出
力された情報シンボルW14,W13,…,W8 は、遅延回
路35で遅延されて出力端子から出力される。一方、分
割部23によって分割した後に出力された情報シンボル
7 ,W6 ,…,W4 は、遅延回路35で遅延された
後、加算回路31の出力とともにスイッチ37に供給さ
れスイッチ37の出力端子から順次出力される。
【0042】このように、フィードバック・シフトレジ
スタ25では、7ステージ分のフィードバックシフトを
行った時点でそれまでに計算された係数をフィードバッ
ク・シフトレジスタ27に移行し、残りの8ステージ分
のフィードバックシフトはフィードバック・シフトレジ
スタ27によって行われるので、フィードバック・シフ
トレジスタ27でフィードバックシフトを行っている最
中に次の情報シンボルをフィードバック・シフトレジス
タ25とフィードバック・シフトレジスタ29に入力す
ることが可能となる。
【0043】したがって、第2の実施例の誤り訂正符号
化器21は、図1に示した第1の実施例の誤り訂正符号
化器1と同様に、2シンボルを並列に処理することがで
きるため、図5に示す従来の誤り訂正符号化器の2倍の
処理速度で符号化を行うことができる。
【0044】なお、第2の実施例では、情報シンボルを
2つの部分集合に分割し、2シンボルずつの並列処理を
行う場合を説明したが、これに限らず、3以上のp個の
部分集合に分割して処理させる場合であっても同様にそ
れに対応した複数個のフィードバック・シフトレジスタ
と、加算器と、スイッチとにより誤り訂正符号化器を構
成することができる。ただし、第j剰余計算回路(j=
0,1,2,…,p−1)は、j+1個のフィードバッ
ク・シフトレジスタにより構成される。
【0045】図3は本発明に係る誤り訂正符号化器の第
3の実施例を示している。ここでは、(1)式を生成多
項式とするGF(24 )上の(15,11)リード・ソ
ロモン符号を用いたときを例に説明する。なお、前記図
1に示した第1の実施例、図2に示した第2の実施例と
同一部材には同一番号を付して説明は省略する。
【0046】図3に示すように、第3の実施例の誤り訂
正符号化器41は、図2に示した第2の実施例のフィー
ドバック・シフトレジスタ25とフィードバック・シフ
トレジスタ27とによる構成部分を、一つのフィードバ
ック・シフトレジスタで15回のフィードバックシフト
を連続して行う同じ構成の並列接続されたフィードバッ
ク・シフトレジスタ43,45に変更し、いずれのフィ
ードバック・シフトレジスタ43,45に情報シンボル
を入力するかを切り替える切り返スイッチ42aと、フ
ィードバック・シフトレジスタ43,45のいずれから
出力を取るかを切り替える切り替えスイッチ42bを設
けたものである。
【0047】次に、第3の実施例の誤り訂正符号化器4
1の作用を説明する。
【0048】図3において、11個の情報シンボル
【数34】W14,W13,…,W4 (Wi ∈GF
(24 ),i=14,13,…,4) は、図2の符号器の場合と同様に、2つの部分集合
【数35】 シフトレジスタ43またはフィードバック・シフトレジ
スタ45に順次入力され、
【外13】 れる。
【0049】
【外14】 いずれか計算を行っていない方に入力され、15回のフ
ィードバックシフトを連続して行い、剰余多項式P
1 (x)を計算する。このため、次のブロックの情報シ
ンボルが分割部23によって分割されて出力されると、
計算を行っていない方のフィードバック・シフトレジス
タに入力される。
【0050】そして、15回のフィードバックシフトを
終了した時点で出力される4シンボルの係数は、加算回
路31に出力される。
【0051】このように、第3の実施例の誤り訂正符号
化器41では、図2に示した第2のの実施例の誤り訂正
符号化器21と同様に、2シンボルを並列に処理するこ
とができるため、図4の従来の符号化器の2倍の処理速
度で符号化を行うことができる。
【0052】なお、第3の実施例では、情報シンボルを
2つの部分集合に分割し、2シンボルずつの並列処理を
行う場合を説明したが、これに限らず、3以上のp個の
部分集合に分割して処理させる場合であっても同様にそ
れに対応した複数個のフィードバック・シフトレジスタ
と、加算器と、スイッチとにより誤り訂正符号化器を構
成することができる。ただし、第j剰余計算回路(j=
0,1,2,…,p−1)は、j+1個のフィードバッ
ク・シフトレジスタにより構成される。
【0053】図4は、本発明に係る誤り訂正符号化器の
第4の実施例を示している。ここでは、(1)式を生成
多項式とするGF(24 )上の(15,11)リード・
ソロモン符号を用いたときを例に説明する。なお、前記
第1の実施例、第2の実施例および第3の実施例と同一
部材には同一番号を付して説明は省略する。
【0054】図4において、11個の情報シンボル W14,W13,…,W4 (Wi ∈GF(24 ),i=1
4,13,…,4) は、図2に示す第2の実施例の誤り訂正符号化器と同様
に2つの部分集合
【数36】 ク・シフトレジスタ29に順次入力される。
【0055】
【外15】 ると、多項式
【数37】W1 ’(x)=W146 +W135 +W12
4 +…+W9 x+W8 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余多項式 P’1 (x)=W1 ’(x)mod G(x) の係数が計算される。
【0056】そして、この4つの係数は、演算回路53
に入力される。演算回路53における16個の乗算器の
各定数は、次式で予め与えられている。
【0057】
【数38】 X7 mod G(x)=h3 (3) 3 +h2 (3) 2 +h1 (3) X+h0 (3) , X6 mod G(x)=h3 (2) 3 +h2 (2) 2 +h1 (2) X+h0 (2) , X6 mod G(x)=h3 (1) 3 +h2 (1) 2 +h1 (1) X+h0 (1) , X6 mod G(x)=h3 (0) 3 +h2 (0) 2 +h1 (0) X+h0 (0) , この結果、演算回路53から出力される4つのシンボル
は、
【数39】W1 (x)=W1414+W1313+…+W9
9 +W8 8 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余多項式 P1 (x)=W1 (x)mod G(x) の係数となる。すなわち、フィードバック・シフトレジ
スタ25と演算回路53とは、多項式W1 (X)をG
(x)割ったときの剰余を計算する剰余計算回路となっ
ている。
【0058】
【外16】 力されると、
【数40】 W0 (x)=W7 7 +W6 6 5 5 +W4 4 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余多項式 P0 (x)=W0 (x)mod G(x) の係数が計算される。
【0059】以上のように計算されたP0 (x)とP1
(x)の係数は、加算回路31で加算される。この結
果、加算回路31からは剰余多項式 P(x)=W(x)mod G(x) の係数、すなわち、検査シンボルが出力される。
【0060】また、分割部23によって分割した後に出
力された情報シンボルW14,W13,…,W8 は、順次出
力端子から出力される。一方、分割部23によって分割
した後に出力された情報シンボルW7 ,W6 ,…,W4
は、加算回路31の出力とともにスイッチ30に供給さ
れ、スイッチ37の出力端子から順次出力される。
【0061】このように、図4に示す第4の実施例の誤
り訂正符号化器51は、図1に示す第1の実施例の誤り
訂正符号化器1と同様に、2シンボルを並列に処理する
ことができるため、図5の従来の誤り訂正符号化器の2
倍の処理速度で符号化を行うことができる。ただし、第
j剰余計算回路(j=1,2,…,p−1)は、フィー
ドバック・シフトレジスタと演算回路53のように乗算
器と加算器により構成される回路とにより構成される。
【0062】なお、全実施例では本発明の誤り訂正符号
化器をリード・ソロモン符号に適用した例を示したが、
二元BCH符号を含むそのほかの誤り訂正符号や誤り検
出符号にも適用できることはいうまでもない。さらに、
図1〜4は誤り訂正符号化器としての構成であるが、復
号器のシンドローム演算回路も図1〜4と全く同様に構
成することができる。
【0063】
【発明の効果】本発明の誤り訂正符号化器によれば、p
シンボルの情報を並列に処理することができるため、従
来の符号器のp倍の高速処理が可能になる。また、剰余
計算回路にROMを用いる必要がないため、符号長が大
きい符号や多元符号に対しても比較的小さい回路規模で
誤り訂正符号化器を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る誤り訂正符号化器の第1の実施例
を示す構成図である。
【図2】本発明に係る誤り訂正符号化器の第2の実施例
を示す構成図である。
【図3】本発明に係る誤り訂正符号化器の第3の実施例
を示す構成図である。
【図4】本発明に係る誤り訂正符号化器の第4の実施例
を示す構成図である。
【図5】従来の誤り訂正符号化器を示す構成図である。
【図6】従来の誤り訂正符号化器を示す構成図である。
【符号の説明】
1,21,41,51 誤り訂正符号化器 3,23 分割部 5,7 剰余計算回路 9,31 加算回路 11,37 スイッチ 25,27,29,43,45 フィードバック・シフ
トレジスタ 42a,42b 切り替えスイッチ 53 演算回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【外1】 以上の整数)の部分集合
【数1】 に分割する分割手段と、 前記p個の部分集合に分割された情報シンボルをそれぞ
れの係数とするp個の部分情報多項式
【数2】 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余を求めるp個
の剰余計算回路と、 前記p個の剰余計算回路の出力を加算する加算回路と、 を具備することを特徴とする誤り訂正符号化器。
【外2】
【数3】 (0<L1 <L2 <…<Lp-1 <k)に分割する分割手
段と、 前記p個の部分集合に分割された情報シンボルをそれぞ
れの係数とするp個の部分情報多項式
【数4】 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余を求めるp個
の剰余計算手段と、 前記p個の剰余計算手段の出力を加算する加算手段とを
備え、 前記p個の剰余計算手段の内、W1 (x)を生成多項式
G(x)で割ったときの剰余を求める剰余計算手段から
p-1 (x)を生成多項式G(x)で割ったときの剰余
を求める剰余計算手段までは、第1の(n−k)段のフ
ィードバック・シフトレジスタと、このフィードバック
・シフトレジスタの出力を変換する演算手段とから構成
され、前記p個の剰余計算手段の内、W0 (x)を生成
多項式G(x)で割ったときの剰余を求める剰余計算手
段は、第2の(n−k)段のフィードバック・シフトレ
ジスタによって構成されることを特徴とする誤り訂正符
号化器。
【数5】 (0<L1 <L2 <…<Lp-1 <k)に分割する分割手
段と、 前記p個の部分集合に分割された情報シンボルをそれぞ
れの係数とするp個の部分情報多項式
【数6】 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余を求めるp個
の剰余計算手段と、 前記p個の剰余計算手段の出力を加算する加算手段とを
備え、 前記p個の剰余計算手段の内、W1 (x)を生成多項式
G(x)で割ったときの剰余を求める剰余計算手段から
p-1 (x)を生成多項式G(x)で割ったときの剰余
を求める剰余計算手段までは、(n−k)段の複数のフ
ィードバック・シフトレジスタと、これらのフィードバ
ック・シフトレジスタへの入力を切り替える第1の切り
替えスイッチと、これらのフィードバック・シフトレジ
スタの出力を切り替える第2の切り替えスイッチとから
構成され、前記p個の剰余計算手段の内、W0 (x)を
生成多項式G(x)で割ったときの剰余を求める剰余計
算手段は、(n−k)段のフィードバック・シフトレジ
スタによって構成されることを特徴とする誤り訂正符号
化器。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【外4】 (pは2以上の整数)の部分集合
【数15】 (0<L1 <L2 <…<Lp-1 <k)に分割する分割手
段と、前記p個の部分集合に分割された情報シンボルを
それぞれの係数とするp個の部分情報多項式
【数16】 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余を求めるp個
の剰余計算手段と、前記p個の剰余計算手段の出力を加
算する加算手段とを備え、前記p個の剰余計算手段の
内、W1 (x)を生成多項式G(x)で割ったときの剰
余を求める剰余計算手段からWp-1 (x)を生成多項式
G(x)で割ったときの剰余を求める剰余計算手段まで
は、第1の(n−k)段のフィードバック・シフトレジ
スタと、このフィードバック・シフトレジスタの出力を
変換する演算手段とから構成され、前記p個の剰余計算
手段の内、W0 (x)を生成多項式G(x)で割ったと
きの剰余を求める剰余計算手段は、(n−k)段のフィ
ードバック・シフトレジスタによって構成されることを
特徴としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【外5】 (pは2以上の整数)の部分集合
【数17】 (0<L1 <L2 <…<Lp-1 <k)に分割する分割手
段と、前記p個の部分集合に分割された情報シンボルを
それぞれの係数とするp個の部分情報多項式
【数18】 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余を求めるp個
の剰余計算手段と、前記p個の剰余計算手段の出力を加
算する加算手段とを備え、前記p個の剰余計算手段の
内、W1 (x)を生成多項式G(x)で割ったときの剰
余を求める剰余計算手段からWp-1 (x)を生成多項式
G(x)で割ったときの剰余を求める剰余計算手段まで
は、(n−k)段の複数のフィードバック・シフトレジ
スタと、これらのフィードバック・シフトレジスタへの
入力を切り替える第1の切り替えスイッチと、これらの
フィードバック・シフトレジスタの出力を切り替える第
2の切り替えスイッチとから構成され、前記p個の剰余
計算手段の内、W0 (x)を生成多項式G(x)で割っ
たときの剰余を求める剰余計算手段は、(n−k)段の
フィードバック・シフトレジスタによって構成されるこ
とを特徴としている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】図1に示すように、第1の実施例の誤り訂
正符号化器1は、11個の情報シン
【外7】
【数19】 に分割する分割部3と、部分情報多項式
【数20】W0 (x)=W1414+W1212+W1010
+…+W4 4 を(1)式の生成多項式G(x)で割ったときの剰余多
項式P0 (x)を求める剰余計算回路5と、部分情報多
項式
【数21】W1 (x)=W1313+W1111+W9 9
+…+W5 5 を(1)式の生成多項式G(x)で割ったときの剰余多
項式P1 (x)を求める剰余計算回路7と、剰余計算回
路5、7のそれぞれの出力を加算する加算回路9と、分
割部3に入力される情報シンボルと加算回路9によって
得られた検査シンボルを切り替えて出力するスイッチ1
1とを備えている。なお、剰余計算回路5、7には、遅
延素子13と、加算器15と、乗算器((×g0 ),
(×f0 ),…)が備えられている。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (n,k)誤り訂正符号の符号化器であ
    って、 【外1】 以上の整数)の部分集合 【数1】 に分割する分割手段と、 前記p個の部分集合に分割された情報シンボルをそれぞ
    れの係数とするp個の部分情報多項式 【数2】 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余を求めるp個
    の剰余計算回路と、 前記p個の剰余計算回路の出力を加算する加算回路と、 を具備することを特徴とする誤り訂正符号化器。
  2. 【請求項2】 (n,k)誤り訂正符号化器であって、
    k個の情報シンボル 【外2】 合 【数3】 (0<L1 <L2 <…<Lp-1 <k)に分割する分割手
    段と、 前記p個の部分集合に分割された情報シンボルをそれぞ
    れの係数とするp個の部分情報多項式 【数4】 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余を求めるp個
    の剰余計算手段と、 前記p個の剰余計算手段の出力を加算する加算手段とを
    備え、 前記p個の剰余計算手段の内、W1 (x)を生成多項式
    G(x)で割ったときの剰余を求める剰余計算手段から
    p-1 (x)を生成多項式G(x)で割ったときの剰余
    を求める剰余計算手段までは、第1の(n−k)段のフ
    ィードバック・シフトレジスタと、このフィードバック
    ・シフトレジスタの出力を変換する演算手段とから構成
    され、前記p個の剰余計算手段の内、W0 (x)を生成
    多項式G(x)で割ったときの剰余を求める剰余計算手
    段は、第2の(n−k)段のフィードバック・シフトレ
    ジスタによって構成されることを特徴とする誤り訂正符
    号化器。
  3. 【請求項3】 (n,k)誤り訂正符号化器であって、
    k個の情報シンボルの集合W={Wn-1 ,Wn-2 ,…,
    0 }をp個(pは2以上の整数)の部分集合 【数5】 W0 ={Wi | n−k ≦i≦n−k+L1 −1}, W1 ={Wi | n−k+L1 ≦i≦n−k+L2 −1}, … Wp-1 ={Wi | n−k+Lp-1 ≦i≦n−1} (0<L1 <L2 <…<Lp-1 <k) に分割する分割手段と、 前記p個の部分集合に分割された情報シンボルをそれぞ
    れの係数とするp個の部分情報多項式 【数6】 を生成多項式G(x)で割ったときの剰余を求めるp個
    の剰余計算手段と、 前記p個の剰余計算手段の出力を加算する加算手段とを
    備え、 前記p個の剰余計算手段の内、W1 (x)を生成多項式
    G(x)で割ったときの剰余を求める剰余計算手段から
    p-1 (x)を生成多項式G(x)で割ったときの剰余
    を求める剰余計算手段までは、(n−k)段の複数のフ
    ィードバック・シフトレジスタと、これらのフィードバ
    ック・シフトレジスタへの入力を切り替える第1の切り
    替えスイッチと、これらのフィードバック・シフトレジ
    スタの出力を切り替える第2の切り替えスイッチとから
    構成され、前記p個の剰余計算手段の内、W0 (x)を
    生成多項式G(x)で割ったときの剰余を求める剰余計
    算手段は、(n−k)段のフィードバック・シフトレジ
    スタによって構成されることを特徴とする誤り訂正符号
    化器。
JP22033493A 1993-09-03 1993-09-03 誤り訂正符号化器 Pending JPH0774655A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22033493A JPH0774655A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 誤り訂正符号化器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22033493A JPH0774655A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 誤り訂正符号化器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0774655A true JPH0774655A (ja) 1995-03-17

Family

ID=16749523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22033493A Pending JPH0774655A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 誤り訂正符号化器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0774655A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0913949A2 (en) * 1997-10-29 1999-05-06 Nec Corporation Device and method for carrying out Reed-Solomon encoding
US5914969A (en) * 1995-10-03 1999-06-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Device and method for error correcting coding, and device and method for error correcting decoding
US6360349B1 (en) 1997-05-26 2002-03-19 Nippon Precision Circuits, Inc. Syndrome computing apparatus

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5914969A (en) * 1995-10-03 1999-06-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Device and method for error correcting coding, and device and method for error correcting decoding
US6360349B1 (en) 1997-05-26 2002-03-19 Nippon Precision Circuits, Inc. Syndrome computing apparatus
EP0913949A2 (en) * 1997-10-29 1999-05-06 Nec Corporation Device and method for carrying out Reed-Solomon encoding
EP0913949A3 (en) * 1997-10-29 2004-10-06 Nec Corporation Device and method for carrying out Reed-Solomon encoding

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5040179A (en) High data rate BCH encoder
EP0963047B1 (en) Reed Solomon coding apparatus and Reed Solomon coding method
KR20020047134A (ko) 데이터를 코딩 및 디코딩하는 방법 및 장치
US5535140A (en) Polynominal-set deriving apparatus and method
KR20060125837A (ko) 데이터를 인코딩하기 위한 방법 및 장치
US5272661A (en) Finite field parallel multiplier
JP3834122B2 (ja) 誤り位置検出多項式計算装置
KR100322739B1 (ko) 유한체연산방법및그장치
US5964826A (en) Division circuits based on power-sum circuit for finite field GF(2m)
JPH0774655A (ja) 誤り訂正符号化器
JP3614978B2 (ja) ガロア体の除算方法および除算装置
JP4045872B2 (ja) 符号化方法および符号化装置
JP3241851B2 (ja) 誤り訂正復号装置
US5971607A (en) Polynomial evaluator for use in a Reed-Solomon decoder
JPH0476540B2 (ja)
US20050086278A1 (en) Method and apparatus for performing multiplication in finite field GF(2n)
JP3812983B2 (ja) エラー評価多項式係数計算装置
JPH06230991A (ja) 有限体での任意元素の逆数算出方法及び装置
JP2001244821A (ja) 並列処理リードソロモン符号化回路及びそれに用いる並列処理リードソロモン符号化方法
US11489544B2 (en) Fast CRC computation circuit using an on-the-fly reconfigurable generator polynomial
JP2000295116A (ja) 誤り修正符号化方法
TWI523437B (zh) Bch碼編碼與癥狀計算共用設計電路及決定該共用設計電路的方法
JPH1065553A (ja) リードソロモン復号化器用多項式評価装置
JP2591611B2 (ja) t重誤り訂正符号の符号化復号化回路
JPH0969836A (ja) Crc符号生成回路およびcrc符号生成回路設計方法