JP3812983B2 - エラー評価多項式係数計算装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、格納、伝送されたデータに内存するエラーを訂正する装置に関し、特に、リードソロモン符号(Reed−Solomon Code)により符号化されたデータ内に存在するエラーを訂正するのに用いられる、エラー評価多項式の係数を決定するエラー評価多項式係数計算装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
データの伝送、格納または取り出しの過程の際に発生する雑音は、対応する各過程においてエラーをもたらすこととなる。従って、そのようなエラーを正すために、伝送されるべきまたは格納されるべきデータを符号化するデータ符号化方法が多様に提案されてきた。
【0003】
そのような符号化方法においては、1組のチェックビットが1群のメッセージ即ち、情報ビットに付加されて符号語を形成する。このチェックビットはエンコーダにより定まるもので、エラーの検出及び訂正に用いられる。ここで、エンコーダは基本的に、メッセージビットからなるビットを2進メッセージ多項式の係数として取り扱うと共に、メッセージ多項式i(X)と符号生成多項式g(X)との間の乗算または除算を行ってチェックビットを求めることによって、符号語多項式c(X)を得る。符号生成多項式g(X)は符号語に所望の特性を付加して、符号語がエラー訂正2進群符号の特定のクラスに属するようにする(例えば、エス.リン(S.Lin)らの論文、「Error Control Coding:Fundamentals and Applications」,Prentice−Hall,1983年参照)。
エラー訂正符号の1つとして、リードソロモン符号(以下、「RS符号」とも称する)を備えるBCH(Bose−Chaudhuri−Hocquenghen)符号クラスが周知にされている。このRS符号の数学的基礎は、例えば、エス.リンらによる上記論文及びベーレカンプ(Berlekamp)による論文「Algebraic Coding Theory」,McGraw−Hill,1968年)に述べられており、更にベーレカンプに付与された米国特許番号第4,162,480号明細書にも開示されている。
下記式(1)のように、RS符号生成多項式g(X)の根が、αに対して連続した2T個の乗数であるならば、T個のエラーが訂正され得る。
【0004】
【数3】
Figure 0003812983
ここで、αは有限フィールドGF(2m )における基本要素であり、Tは予め定められた正の整数である。
【0005】
伝送符号語を受け取るかまたは格納符号語を取り出す際に、付随して或る雑音が符号語のエラーパターンに変換され得る。RS符号から発生したエラーパターンを取り扱うためには、普通、4段階の過程が行われる。エラー訂正過程を説明するために、1つのRS符号がN個のMビットシンボルを有する符号語からなることと仮定する。ここで、K個のシンボルは情報シンボルを、(N−K)個のシンボルはチェックシンボルを各々表す。この場合、符号語の多項式c(X)は(N−1)次多項式であり、2Tは(N−K)と等しい。まず、第1段階においては、シンドロームS0 ,S1 、... ,S2T-1が受信符号語を表す(N−1)次の受信符号語の多項式r(X)を用いて求められる。
【0006】
この受信符号語多項式r(X)は、rN-1 N-1 +rN-2 N-2 +... +r1 1 +r0 として表現され、rj は符号語の(N−j)番目のシンボルを表す。第2段階においては、上記のシンドロームを用いてエラー位置多項式σ(X)の係数が求められる。第3段階においては、エラー位置多項式σ(X)の根を求めるもので、該当根は受信符号語におけるエラーの位置を表す。詳述すれば、基本要素の乗数α-jをエラー位置多項式σ(X)での変数Xに代入すると、該式は0になる(即ち、α-jがエラー位置多項式σ(X)の根となる)。これは、rj (即ち、符号語の(N−j)番目のシンボル)にエラーが発生したことを意味する。
【0007】
最後に、第4段階においては、エラー値がエラー位置及びシンドロームを用いて計算される。シンドローム及びエラー位置多項式の係数に対する数学的表現は、前述したベーレカンプ氏に付与された米国特許出願第4,162,480号明細書に述べられている。
【0008】
第4番段階の詳細は、以下のようである。
まず、エラー評価多項式Ω(x)が下記式のように求められる。
【数4】
Ω(X)=σ(X)s(X) 式(2)
ここで、S(x)はシンドロームをその係数として取るシンドローム多項式を表す。
エラー評価多項式Ω(X)を求めた後、エラー値ej は次式のように計算され得る。
【0009】
【数5】
Figure 0003812983
ここで、σ′(X)はエラー位置多項式σ(X)の1次導関数であり、α-jは第3段階にて求めたエラー位置多項式σ(X)の根であり、そして、エラー値ej は第3段階にて求められたエラーの位置を表す(N−j)番目のシンボルに対応する。
エラー値を求めた後、該当エラー値を対応するシンボルに加えることによって、元の符号語が復元され得る。
上記式(2)を整理して書き直すと、次の通りである。
【0010】
【数6】
Figure 0003812983
【0011】
図1を参照すれば、T=4の場合、エラー評価多項式の係数を上記式(4)を用いて求める、従来のエラー評価多項式係数計算装置1の概略的なブロック図が示されている。
【0012】
このエラー評価多項式係数計算装置1は、各々がシンドロームレジスタ(SRi)、係数レジスタ(CRi)、ガロアフィールド(Galois field;GF)乗算器及びガロアフィールド加算器を有する5個のエラー評価多項式計算セル21〜25から構成されている。シンドロームレジスタSR1〜SR5は、その中に格納されたシンドローム値が右方にシフトされるように直列接続されている。各々の乗算器41〜45に対しては、エラー位置多項式σi の係数が順に供給される。
【0013】
エラー評価多項式を計算する前に、シンドロームレジスタSR1〜SR5はシンドローム値S0 〜S4 にて各々初期化され、係数レジスタCR1〜CR5はゼロにて初期化される。
【0014】
初期化の後、第1段階としてのエラー評価多項式計算過程は次のようである。即ち、値1を有するσ0 が各乗算器に供給されて、各シンドロームレジスタSR1〜SR5からのシンドローム値S0 〜S4 と各々乗算される。その後、各乗算器4iからの乗算結果Si-1 (iは、1から5)は各々の加算器6iに送られる。加算器6iにおいては、乗算器4iからの乗算結果と係数レジスタCRiの内容(即ち、0)とが加算されて、その結果Si-1 が再度係数レジスタCRiに供給される。
【0015】
第2段階としてのエラー評価多項式計算過程に於いては、各シンドロームレジスタに格納された各シンドローム値が右側にシフトされて、SR5に格納されたS4 は外側にシフトされ、ゼロがSR1に入力される。しかる後、σ1 が各乗算器4iに供給されて、各シンドロームレジスタSR1〜SR5からのシンドローム値0、S0 、S1 、S2 及びS3 と各々乗算される。その後、各乗算器4iからの乗算結果(即ち、0、σ1 0 、σ1 1 、σ1 2 及びσ1 3 )は各々の加算器6iに送られる。加算器6iにおいては、乗算器4iからの乗算結果と対応する係数レジスタCRiの内容とが加算されて、その結果のS0 、S1 +σ1 0 、S2 +σ1 1 、S3 +σ1 2 及びS4 +σ1 3 が再度係数レジスタCRiに供給される。 同様な方式にて、シンドロームレジスタSRi及び係数レジスタCRiの内容は次表[1]、[2]に示したように更新される。各表中、第1カラムは段階の数を表し、各段階は1システムクロックサイクルに対応する。ここで、S0 は1であるので、表中で「1」として置き換えられていることに注目されたい。
【0016】
【表1】
Figure 0003812983
【0017】
【表2】
Figure 0003812983
【0018】
前述した従来のエラー評価多項式係数計算装置1に於いては、T次のエラー評価多項式を得るには(T+1)個のエラー評価多項式計算セルを要する。従って、エラー評価多項式計算装置1は(T+1)個のガロアフィールド加算器及び(T+1)個のガロアフィールド乗算器を必要とするので、装置の構造が複雑となることによって、VLSI技術を通じてそれを具現するのが困難になる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の主な目的は、組み込まれるべきGF乗算器及びGF加算器の個数をより一層減らして製造コストを節減し、且つより単純化された装置を具現し得るエラー評価多項式計算装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の好適実施例によれば、リードソロモン復号化器で用いられ、Si がi番目のシンドローム値で、σi がエラー位置多項式のi番目の係数で、iが1〜Tの範囲にあり、Tが予め決められた数である時、下記式により、
【数7】
Figure 0003812983
エラー評価多項式Ω(X)の係数を計算するエラー評価多項式係数計算装置であって、
前記エラー位置多項式の係数を第1出力として、前記シンドローム値を第2出力として、予め決められた順序で順に発生する入力手段と、
前記入力手段からの前記第1出力と前記第2出力とを乗じることによって、乗算結果を順に発生する乗算手段と、
T個のメモリ手段と、
前記T個のメモリ手段の中のいずれか一つの内容を予め決められた順序で発生する出力手段と、
前記乗算手段からの乗算結果の各々と前記出力手段からの前記T個のメモリ手段の中のいずれか一つの内容とを加算することによって、加算結果を発生する加算手段と、
前記第1出力、または前記加算結果を選択的に発生する第1選択手段と、
前記第1選択手段からの前記第1出力、または前記加算結果を前記T個のメモリ手段の中のいずれか一つに送り出して、その中に格納されるようにする第2選択手段とを含むことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図2を参照すると、本発明のエラー評価多項式計算装置2のブロック図が示されている。従来の装置1とは異なり、本発明のエラー評価多項式計算装置2はT個の係数を同時に決定することができ、(T+1)個の計算セルが不要である。図2及び図3に示した実施例に於いて、説明の便宜上、T=4と設定する。
エラー評価多項式係数計算装置2は、図1に示したGF乗算器41〜45及びGF加算器61〜65に各々対応するGF乗算器11及びGF加算器13を備える。また、このエラー評価多項式係数計算装置2は、図1に示した係数レジスタCR1〜CR5に対応するレジスタブロック15と、シンドロームの係数及びエラー位置多項式の係数を予め決められた順序でGF乗算器11へ供給する係数入力ブロック10と、選択信号SEL1に応じて、係数入力ブロック10から供給されたエラー位置多項式の係数またはGF加算器13からの出力をレジスタブロック15のディマルチプレクサ(DEMUX)15bへ選択的に供給するマルチプレクサ(MUX)17とから構成されている。SEL1は、MUX17が係数入力ブロック10の出力を0番目段階の間入力ポート1によって選択し、0番目段階を除いてはGF加算器13の出力を入力ポート0によって選択するように制御するに用いられる。レジスタブロック15は、パラレルに接続された4個のレジスタR0〜R3と、各レジスタからの出力及び各レジスタへの入力を、各々制御するMUX15a及びディマルチプレクサ(DEMUX)15bとを備える。レジスタR0〜R3としては、エッジトリガ型Dフリップフロップが用いられ得る。従来の装置1とは異なり、本発明のエラー評価多項式計算装置2ではエラー評価多項式の第1〜第4係数Ω1 〜Ω4 のみが計算される。ここで、各係数は各係数に対する計算動作の終了後に、各レジスタR0〜R3から供給される。0番目の係数Ω0 は、その値が1として設定されているので、エラー評価多項式計算装置2では計算されない。
【0022】
図2示した本発明のエラー評価多項式計算装置2の動作について、以下詳しく述べる。
第1段階としてのエラー評価多項式計算過程の間、各レジスタR0〜R3はエラー位置多項式の係数σ1 〜σ4 にて各々初期化される。このために、係数入力ブロック10はその第1出力として係数σi (即ち、σ1 〜σ4 )をマルチプレクサ(MUX)17に順に供給し、マルチプレクサ(MUX)17は受け取った係数を選択信号SEL1に応じて、ディマルチプレクサ(DEMUX)15bに供給する。マルチプレクサ(MUX)17はハイレベルの選択信号SEL1に合わせて、係数入力ブロック10からのエラー位置多項式σiの係数を選択し、選択信号SEL1がローレベルの信号である場合は、GF加算器13からの出力を選択することによって、選択した入力値をディマルチプレクサ(DEMUX)15bに順に供給する。SEL2は、各ビットブロックサイクル間の4個のレジスタの間のいずれか一つを表す。ディマルチプレクサ(DEMUX)15bは選択信号SEL2に応じて、取り込んだ各係数を対応するレジスタに供給する。詳述すると、ディマルチプレクサ(DEMUX)15bは係数σ1 をレジスタR0に、σ2 をレジスタR1に、係数σ3 をレジスタR2に、σ4 をレジスタR3に送り出してその中に格納されるようにする。このディマルチプレクサ(DEMUX)15bは各係数がシステムクロック信号(図2中、CLK)の立ち上がりエッジにて対応するレジスタにクロックされるように、各係数を各レジスタに送り出し得る。各レジスタがエラー位置多項式の係数にて初期化される間、係数入力ブロック10からの第2出力(即ち、Sj )は「ドント ケア(don´t care)」状態になる。これは、第2出力(即ち、Sj )は初期化過程に影響を及ぼさないということを意味する。
各レジスタは係数σ1 〜σ4 にて各々初期化された後、係数入力ブロック10は第1出力σi としてσ0 (即ち、1)を、第2出力Sj としてS1 をGF乗算器11に供給する。その後、GF乗算器11は二つの入力値を乗じて、乗算結果σ0 1 (即ち、S1 )をGF加算器13に供給する。同時に、レジスタR0の内容、σ1 は選択信号SEL3に応じて、MUX15aからGF加算器13に供給される。 SEL3は、MUX15aが時間的にΩi を発生するように制御する信号である。GF加算器13はS1 と係数σ1 とを加算して、その結果S1 +σ1 をマルチプレクサ(MUX)17の入力ポート0に供給する。この場合、マルチプレクサ(MUX)17は加算結果を選択すると共に、選択信号SEL1に応じて、選択値をディマルチプレクサ(DEMUX)15bに供給する。ディマルチプレクサ(DEMUX)15bは選択信号SEL2に応じて、S1 +σ1 をレジスタR0に再度送り出してその中に格納されるようにする。
【0023】
同様な方法で、レジスタR1の内容が更新される。詳述すると、係数入力ブロック10はσ0 (即ち、1)及びS2 をGF乗算器11に送り出して、その中で乗算されるようにする。GF乗算器11は乗算結果S2 をGF加算器13に送る。このGF加算器13では、S2 がレジスタR0から選択信号SEL3に応動してMUX15aを通じて取り込んだσ2 と加算されて、その結果S2 +σ2 がマルチプレクサ(MUX)17を介してディマルチプレクサ(DEMUX)15bに入力される。その後、S2 +σ2 はレジスタR0にクロックされる。このような方法で、各レジスタの内容は下記[表3]に与えられたように、順序に更新される。
【0024】
【表3】
Figure 0003812983
【0025】
上記[表3]において、第1カラムは係数入力ブロック10の第1出力σi を、第2カラムは係数入力ブロック10の第2出力Sj を、各々表し、また、各ロウ(段)で第3〜6カラムの内容は、各レジスタが各ロウで指定された係数入力ブロック10の出力を用いて更新された後の各レジスタの内容を各々表す。
前述したように、4個のレジスタを更新するには4個のシステムクロックサイクルを用いられ得る。[表3]において、レジスタR0の内容がΩ1 であるので、さらに更新される必要がないということが分かる。
【0026】
従って、次の計算動作の間に、3個のレジスタR1〜R3が更新される。このために、係数入力ブロック10はσi としてσ1 と、順序にS1 、S2 及びS3 をGF乗算器11に供給する。GF乗算器11は取り込んだ3個の組の値(即ち、σ1 1 、σ1 2 、σ1 3 )をGF加算器13に送り出す。このGF加算器13では、σ1 1 、σ1 2 及びσ1 3 が選択信号SEL3に応動してMUX15aを通じて取り込んだレジスタR1〜R3からの内容と各々加算されて、その結果がレジスタR1〜R3に再度入力される。このような動作の終端では、レジスタR1の内容はΩ2 となり、レジスタR1はさらに更新される必要がなくなる。その後、同様な方法で、レジスタR2及びR3はσi としてのσ2 にてさらに更新され、順序にSj としてのS1 及びS2 が供給されることによって、最後に、レジスタR3が下記[表4]に与えられたように、σi としてのσ2 とSj としてのS1 にて更新される。その結果、各レジスタは計算動作の終りで、エラー評価多項式の対応係数を発生することができる。即ち、Ω1 はレジスタR0に、Ω2 はレジスタR1に、Ω3 はレジスタR2に、Ω4 はレジスタR3に各々格納される。
【0027】
【表4】
Figure 0003812983
【0028】
エラー評価多項式の各係数が対応するレジスタに格納された後、各係数はリードソロモン復号化装置(図示せず)の他の構成要素に用いるために順序に発生される。かくして、本発明の好ましい実施例によるエラー評価多項式計算装置2はエラー評価多項式の係数を計算することができる。
【0029】
図3を参照すると、本発明の第2実施例によるエラー評価多項式計算装置3のブロック図が示されている。
図3に示したエラー評価多項式計算装置3の構造は、レジスタブロック35が直列接続されている4個のレジスタR0〜R3を有することを除いては、基本的に図2に示したエラー評価多項式係数計算装置2の構造と同じである。また、図3に示したエラー評価多項式計算装置3はエラー評価多項式の第1〜第4係数、Ω1 〜Ω4 、を発生する。
【0030】
第1段階としてのエラー評価多項式計算過程の間、各レジスタR0〜R3はエラー位置多項式の係数σ4 〜σ1 にて各々初期化される。このために、係数入力ブロック30はその第1出力として係数σi (即ち、σ1 〜σ4 )をMUX37に順に供給し、MUX37は受け取った係数を選択信号SELに応じて、レジスタブロック35のレジスタR0に供給する。SELは、MUX37が係数入力ブロック30の出力を初期化段階の間入力ポート1によって選択し、初期化段階を除いてはGF加算器33の出力を入力ポート0によって選択するように制御するに用いられる。レジスタの内容は係数σ4 〜σ1 が対応するレジスタR0〜R3に各々格納されるように、右側にシフトされる。
【0031】
各レジスタが係数σ4 〜σ1 にて各々初期化された後、係数入力ブロック30は第1出力σi としてσ0 (即ち、1)と第2出力Sj としてS1 をGF乗算器31に供給する。その後、GF乗算器31は二つの入力値を乗じて、乗算結果σ0 1 (即ち、S1)をGF加算器33に供給する。同時に、レジスタR0の内容、σ1 、はGF加算器33に供給される。GF加算器33はS1 と係数σ1 とを加算して、その結果S1 +σ1 をMUX37の入力ポート0に供給する。この場合、MUX37は選択信号SELに応じて加算結果を選択すると共に、その選択値をレジスタR0に送り出してその中に格納されるようにする。続けて、各レジスタの内容は右側にシフトされる。その結果、各レジスタR0〜R3の内容は各々S1 +σ1 、σ4 、σ3 及びσ2 となる。
【0032】
その後、係数入力ブロック30はσ0 (即ち、1)及びS2 をGF乗算器31に供給してその中で乗算されるようにする。GF乗算器31はS2 をGF加算器33に送り出す。このGF加算器33では、S2 がレジスタR3からのσ2 と加算されることによって、その加算結果S2 +σ2 がレジスタR0に供給されてその中に格納されるようにする。このような方法で、各レジスタの内容は下記[表5]に与えられたように、順序に更新される。
【0033】
【表5】
Figure 0003812983
【0034】
上記[表5]において、第1カラムは係数入力ブロック30の第1出力σi を、第2カラムは係数入力ブロック30の第2出力Sj を各々表し、また、各ロウで第3〜6カラムの内容は、各レジスタが各ロウで指定された係数入力ブロック30の出力を用いて更新された後の各レジスタの内容を各々表す。
【0035】
また、レジスタR0〜R3に対するアクセスは、循環型シフト方式でのみ可能であることに注目されたい。従って、任意の次数にて各レジスタを更新することができない。このために、係数入力ブロック30は[表5]に示したようにσi及びSj を発生する。即ち、あるレジスタが更新される必要がない場合、[表5]の第2カラムに示したように、ゼロがレジスタの内容に加算されるように、係数入力ブロック30は0を発生する。
【0036】
[表5]に示したように、計算動作の終りで、Ω1 はレジスタR3に、Ω2 はレジスタR2に、Ω3 はレジスタR1に、Ω4 はレジスタR0に各々格納される。これらの各係数は、リードソロモン復号化装置(図示せず)に組み込まれた他の構成要素に用いるために順序に発生される。
【0037】
本発明のエラー評価多項式計算装置の動作を係数入力ブロック10または30の出力の特定シーケンスに対して述べたが、その他のシーケンスがエラー評価多項式の係数を計算するのに用いられ得る。
【0038】
上記において、本発明の好適な実施例について説明したが、本発明の特許請求の範囲を逸脱することなく、種々の変更を加え得ることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】
したがって、本発明によれば、組み込まれるべきGF乗算器及びGF加算器の個数をより一層減らして製造コストを節減し、且つより単純化された装置を具現化し得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のエラー評価多項式係数計算装置の概略的なブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例によるエラー評価多項式計算装置の概略的なブロック図である。
【図3】本発明の第2実施例によるエラー評価多項式計算装置の概略的なブロック図である。
【符号の説明】
2、3 エラー評価多項式計算装置
10、30 係数入力ブロック
13、61〜65 加算器
15、35 レジスタブロック
15a、17、37 MUX
15b DMUX
21〜25 エラー評価多項式計算セル
CRi 係数レジスタ
SRi シンドロームレジスタ

Claims (6)

  1. リードソロモン復号化器で用いられ、Si がi番目のシンドローム値で、σi がエラー位置多項式のi番目の係数で、iが1〜Tの範囲にあり、Tが予め決められた数である時、下記式により、
    Figure 0003812983
    エラー評価多項式Ω(X)の係数を計算するエラー評価多項式係数計算装置であって、
    前記エラー位置多項式の係数を第1出力として、前記シンドローム値を第2出力として、予め決められた順序で順に発生する入力手段と、
    前記入力手段からの前記第1出力と前記第2出力とを乗じることによって、乗算結果を順に発生する乗算手段と、
    T個のメモリ手段と、
    前記T個のメモリ手段の中のいずれか一つの内容を予め決められた順序で発生する出力手段と、
    前記乗算手段からの乗算結果の各々と前記出力手段からの前記T個のメモリ手段の中のいずれか一つの内容とを加算することによって、加算結果を発生する加算手段と、
    前記第1出力、または前記加算結果を選択的に発生する第1選択手段と、
    前記第1選択手段からの前記第1出力、または前記加算結果を前記T個のメモリ手段の中のいずれか一つに送り出して、その中に格納されるようにする第2選択手段
    とを含むことを特徴とするエラー評価多項式係数計算装置。
  2. 前記T個のメモリ手段が、Dフリップフロップからなることを特徴とする請求項1に記載のエラー評価多項式係数計算装置。
  3. 前記Tが4であり、前記入力手段が前記エラー位置多項式の係数を(σ1 、σ2 、σ3 、σ4 、σ0 、σ0 、σ0 、σ0 、σ1 、σ1 、σ1 、σ2 、σ2 、σ3 )の順で発生し、Xが「ドント ケア(don´t care)」状態を表す時、前記シンドローム値を(X、X、X、X、S1 、S2 、S3 、S4 、S1 、S2 、S3 、S1 、S2 、S1 )の順で発生する手段を有することを特徴とする請求項1に記載のエラー評価多項式係数計算装置。
  4. リードソロモン復号化器で用いられ、Si がi番目のシンドローム値で、σi がエラー位置多項式のi番目の係数で、iが1〜Tの範囲にあり、Tが予め決められた数である時、下記式により、
    Figure 0003812983
    エラー評価多項式Ω(X)の係数を計算するエラー評価多項式係数計算装置であって、
    前記エラー位置多項式の係数を第1出力として、前記シンドローム値を第2出力として、予め決められた順序で順に発生する入力手段と、
    前記入力手段からの前記第1出力と前記第2出力とを乗じることによって、乗算結果を順に発生する乗算手段と、
    各々が直列接続されるとともにシフト動作を行う第1〜T番目のメモリ手段と、
    前記乗算手段からの乗算結果の各々と前記T番目のメモリ手段の内容とを加算することによって、加算結果を発生する加算手段と、
    前記第1出力、または前記加算結果を選択的に前記第1番目のメモリ手段に発生する選択手段
    とを含むことを特徴とするエラー評価多項式係数計算装置。
  5. 前記第1〜T番目のメモリ手段が、Dフリップフロップからなることを特徴とする請求項4に記載のエラー評価多項式係数計算装置。
  6. 前記Tが4であり、前記入力手段が前記エラー位置多項式の係数を(σ1 、σ2 、σ3 、σ4 、σ0 、σ0 、σ0 、σ0 、σ1 、σ1 、σ1 、σ1 、σ2 、σ2 、σ2 、σ2 、σ3 、σ3 、σ3 、σ3 )の順で発生し、Xが「ドント ケア(don´t care)」状態を表す時、前記シンドローム値を(X、X、X、X、S1 、S2 、S3 、S4 、0、S1 、S2 、S3 、0、0、S1 、S2 、0、0、0、S1 )の順で発生する手段を有することを特徴とする請求項4に記載のエラー評価多項式係数計算装置。
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