JPH0476540B2 - - Google Patents

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JPH0476540B2
JPH0476540B2 JP61022616A JP2261686A JPH0476540B2 JP H0476540 B2 JPH0476540 B2 JP H0476540B2 JP 61022616 A JP61022616 A JP 61022616A JP 2261686 A JP2261686 A JP 2261686A JP H0476540 B2 JPH0476540 B2 JP H0476540B2
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Japan
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multiplier
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JP61022616A
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JPS62180617A (ja
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Yasuo Inoe
Yasuhiro Yamada
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Priority to US07/005,744 priority patent/US4809275A/en
Priority to DE19873702697 priority patent/DE3702697A1/de
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Publication of JPH0476540B2 publication Critical patent/JPH0476540B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/03Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words
    • H03M13/05Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words using block codes, i.e. a predetermined number of check bits joined to a predetermined number of information bits
    • H03M13/13Linear codes
    • H03M13/15Cyclic codes, i.e. cyclic shifts of codewords produce other codewords, e.g. codes defined by a generator polynomial, Bose-Chaudhuri-Hocquenghem [BCH] codes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はパリテイ生成回路に係り、特にリー
ド・ソロモン符号のパリテイを、簡単な構成によ
り生成するパリテイ生成回路に関する。
従来の技術 データ通信、PCM録音再生機、デイジタル・
オーデイオ・デイスク等でのデータ伝送におい
て、伝送すべきデータに所定の方法で生成したパ
リテイ(検査ベクトル)を付加して符号化された
ブロツクとし、このブロツク単位で送信又は記録
し、これを受信又は再生した信号中から上記の伝
送すべきデータの符号誤りを訂正してもとの正し
いデータに復元する誤り訂正方法は従来より良く
知られている。
上記のパリテイ並びにその生成要素である伝送
すべきデータとからなる誤り訂正符号は従来より
各種知られているが、そのうち誤り訂正能力と伝
送情報の冗長度(すなわち、ブロツクにおけるパ
リテイとデータとの割合)においてリード・ソロ
モン符号が優れているので、広く使用されてい
る。
まず、リード・ソロモン符号の一般的な生成原
理について説明する。リード・ソロモン符号の符
号語(ブロツク)の語長がn個で、そのうち伝送
すべきデータ(データベクトル)がk個、パリテ
イ(検査ベクトル)が(n−k)個であるリー
ド・ソロモン符号は、(n、k)リード・ソロモ
ン符号といわれる(なお、n、kは夫々自然数)。
このリード・ソロモン符号の符号語は W=〔C1、C2、…、Co〕 (1) なる行マトリクスWで表わされる。ただし、C1
〜Coはデータ又はパリテイで、データ及びパリ
テイは少なくとも1個以上である。
また、C1〜Coは各々mビツトのベクトルで、
有限体(ガロア体)GF(2m)上で定義したリー
ド・ソロモン符号では、上記の各ベクトルはGF
(2m)の元であり、mとnの間には 2m−1≧n (2) なる条件が必要であることが知られている。
上記のパリテイは検査マトリクスH0を H0=1 αn-1 α2(n-1) 〓 α(n-k-1)(n-1) ,1 ,αn-2 ,α2(o-2) ,〓 ,α(n-k-1)(n-2) ,…,1 ,…,α ,…,α2 〓 ,…,αn-k-1 ,1 ,1 ,1 〓 ,1 (3) (ただし、上式中、αは有限体GF(2n)の原始元
である。) なる(n−k)行n列のマトリクスとすると、シ
ンドロームSが S=H0・WT=〔0、0、…、0〕T (4) なる(n−k)個のゼロベクトルからなる列マト
リクスで表わされるように、生成される。なお、
(4)式中、Tは転置行列であることを示す。ここで
符号語として W=〔D1、D2、…、Dk、Pk+1、Pk+2、…、Po〕 (5) (ただし、上式中、D1〜Dkはデータ、Pk+1〜Po
はパリテイ) で表わされる、(n、k)リード・ソロモン符号
のパリテイ生成多項式G(x)について考えると、こ
れは G(x)=(x−1)・(x−α)・(x−α2
)・…・(x−αn-k-1)(6) で表わされる。この(6)式を展開すると次式が得ら
れる。
G(x)=xn-ka1・xn-k-1+a2・xo-k-2 +…+ao-k-1・x+ao-k (7) ただし、a1〜ao-kはGF(2m)の原始元αによつ
て表わされる係数である。
符号語W中のデータ〔D1、D2、…、Dk〕を次
式の多項式FD(x)に対応させる。
FD(x)=D1・xn-1+D2・xn-2 +…+Dk・xn-k (8) この多項式FD(x)をパリテイ生成多項式G(x)で
除したときに得られる剰余多項式をR(x)とすると R(x)=R1・xn-k-1+R2・xn-k-2 +…+Ro-k-1・x+Ro-k (9) となる。また、この場合の商とパリテイ生成多項
式G(x)との積F(x)はFD(x)−R(x)で表わされるが、
この減算は2を法とする減算(モジユロ2の減
算)だから2を法とする加算と同じであり、よつ
てFD(x)+R(x)で表わせる。よつて、上記F(x)は F(x)=FD(x)+R(x) =D1・xn-1+D2・xn-2+…+Dk・xn-k +R1・xn-k-1+R2・xn-k-2+…+Ro-k (10) となり、このF(x)はパリテイ生成多項式G(x)で割
り切れる。
従つて、(5)式のリード・ソロモン符号中のパリ
テイPk+1、Pk+2、…、Poは、(10)式から、 Rk+1=R1 Rk+2=R2 〓 〓 Po=Ro-k (11) で表わされる。
そこで、上記の生成原理に基づいて、従来は第
7図及び第8図に示す如く除算回路によるパリテ
イ生成回路があつた。第7図に示す従来回路にお
いて、最初レジスタ31〜3o-kをクリアした後、
入力端子1には(5)式で示される符号語W中の(n
−k)個のパリテイPk+1〜Poをゼロベクトルとす
る符号語がデータD1、D2、D3、…、Dkの順でシ
リアルに入来し、引続いて(n−k)個のゼロベ
クトルが順次入来する。この入力ベクトルは加算
器2o-k、レジスタ3o-k、加算器2o-k-1、レジス
タ3o-k-1,…、加算器21、及びレジスタ31の順
でシリアルに転送される。
また、最終段のレジスタ31の出力信号は(7)式
に示した係数a1を乗ずる乗算器41に供給される
一方、同様に係数a2、…、ao-k-1、ao-kを各々乗
ずる乗算器42,…,4o-k-1,4o-kに夫々供給さ
れ、ここで乗算される。乗算器41〜4o-kの各出
力信号は対応する加算器21〜2o-kに各別に供給
される。
ここで、入力ベクトルは夫々mビツトのベクト
ルで、有限体GF(2m)の元であり、これは有限体
GF(2)のm次元ベクトルでもある。よつて、乗算
器41〜4o-kは夫々GF(2m)上の乗算器で、また
加算器21〜2o-kは乗算器41〜4o-kよりのmビ
ツトの信号(ベクトル)とレジスタ32〜3o-k
入力端子1よりのmビツトの信号(ベクトル)と
を、夫々対応するビツト毎に2を法とする加算を
行なうモジユロ2の加算器である。
入力端子1にk個のデータと(n−k)個のパ
リテイ(ここではゼロベクトル)とがシリアルに
全部入来した時点においては、(n−k)個のレ
ジスタ31,…,3o-k-1,3o-kには各々(10)式中の
R1、…、Ro-k-1、Ro-kが夫々残つている(記憶
されている)。そこで、これらレジスタ31〜3o-
の値を順次読み出すことにより、パリテイを生
成することができる。
他方、第8図に示す従来のパリテイ生成回路に
おいては、最初すべてのレジスタ81〜8o-kをク
リアした後、入力端子5にはデータ〔D1、D2
…、Dk〕のみがシリアルに入来され、加算器61
を通して(n−k)個の乗算器71,…,7o-k-
,7o-kに夫々供給され、ここで(7)式に示した係
数a1、…、ao-k-1、ao-kと乗算される。乗算器7
,…,7o-k-1の各出力信号はレジスタ81,…,
o-k-1の各入力段に設けられた加算器62,…,
o-kに別々に供給され、かつ、乗算器7o-kの出
力信号はレジスタ8o-kに供給される。レジスタ
2〜8o-kの各出力信号は加算器62〜6o-k
各々供給され、更に加算器62の出力信号はレジ
スタ81に供給される。
入力端子5に最終のデータDkが入力され、更
に加算器61、乗算器71〜7o-k及び加算器62
o-kを通してレジスタ81〜8o-kに入力され終つ
た時点での、レジスタ81〜8o-kの記憶置(レジ
スタ値)を夫々読み出すことにより、パリテイを
生成することができる。この第8図の従来回路の
方が、入力はデータD1〜Dkのみでよいので、k
回の除算過程でよく、n回の除算過程を必要とす
る第7図の従来回路に比し短時間でパリテイを生
成することができる。
しかし、上記の第7図及び第8図に示した従来
回路は、いずれも符号語として W0=〔D1、D2、…、Di、Pi+1、…、Pj-1、Dj
、…、Do〕(12) なる式で表わされるような、有限体GF(2m)の元
からなるデータD0〜Di、Dj〜Do-1とパリテイPi+1
〜Pj-1のうち、パリテイPi+1〜Pj-1がデータD1
DiとDj〜Doとの間にある符号語W0に対しては、
パリテイPi+1〜Pj-1を生成することができなかつ
た。なお、(12)式中、n−k=j−i−1で、n>
j>iである。
このような符号語W0でもパリテイを生成でき
る従来回路として、パリテイ生成マトリクスによ
るパリテイ生成回路と連立方程式によるパリテイ
生成回路とが従来より知られている。パリテイ生
成マトリクスによる従来のパリテイ生成回路につ
いてまず説明するに、パリテイ生成マトリクスは
前記検査マトリクスH0の変形により求めること
ができる。(3)式に示した検査マトリクスH0の或
る行ベクトルを他の行ベクトルに加算すること
(マトリクスの変形)を何度か行なうことにより、
(i+1)列から(j−i)列までを単位マトリ
クスに変形する。そのマトリクスH0′は次式で示
される。
ただし、(13)式中a1,1〜ao-k,oはマトリクスの各々
の要素で、前記原始元αで表わされる。
このマトリクスH0′も検査マトリクスであり、
次式を満足する。
これを数式表現すると、 となり、これをPi+1〜Pj-1について解き、かつ、
それをマトリクスで表現すると次式が得られる。
(16)式の左辺を列ベクトルP、右辺をマトリクス
H1と列マトリクスDで表わすと、次式で書き改
めることができる。
P=H1・D (17) この(n−k)行k列のマトリクスH1がパリ
テイ生成マトリクスである。
第9図はこのパリテイ生成マトリクスH1によ
る従来のパリテイ生成回路で、その入力端子10
には(12)式の符号語W0のうち、データD1〜Di、Dj
〜Doのみが順次シリアルに入力される。この入
力データは(n−k)個の乗算器111〜11o-k
に夫々供給され、ここでパリテイ生成マトリクス
H1の(n−k)×k個の係数が予め記憶されてい
るリード・オンリ・メモリ(ROM)12から読
み出された所定の係数と各々乗算された後、加算
器131〜13o-kを通してレジスタ141〜14o-
に供給されて、夫々一時記憶される。ここで、
例えば、最初の入力データD1は乗算器111〜1
o-kの夫々において、ROMにより読み出された
前記パリテイ生成マトリクスH1の第1列の(n
−k)個の係数a1,1〜ao-k,1と乗算される。次の入
力データD2はROM12より読み出されたH1の第
2列の(n−k)個の係数a1,2〜ao-k,2と乗算され
た後、加算器131〜13o-kでレジスタ141
14o-kよりの前回の乗算結果と加算された後レ
ジスタ141〜14o-kに記憶される。以下、同様
にして、乗算及び加算が順次行なわれ、レジスタ
14,142,…,14o-kからは(16)式による演算
により生成されたパリテイPi+1、Pi+2、…、Pj-1
が並列に同時に取り出される。
次に連立方程式を用いた従来のパリテイ生成回
路について説明するに、検査演算H0・W0 Tの結
果(シンドローム)Sを S=〔S0、S1、…、So-k-1T (18) とすると S=H0・WT (19) となる。ただし、S0〜So-k-1は有限体GF(2m)の
元である。
これを数式表現すると、 となる。ここで、(12)式で示される符号語W0中の
(n−k)個のパリテイPi+1〜Pj-1の部分を各々
ゼロベクトルとした符号語 W0′=〔D1、D2、…、Di、0、0、…、0、
Dj、…、Do〕(21) に対するシンドロームを S′=〔S0′、S1′、…、So-k-1′〕T (22) (ただし、S0′〜So-k-1′は有限体GF(2m)の元) とすると、 S′=H0・W′T となり、これを数式表現すると となる。この(23)式と(20)式とにより次式が求め
られる。
この(24)式はPi+1〜Pj+1についての(n−
k)元連立一次方程式である。よつて、この連立
方程式を解くことにより、パリテイPi+1〜Pj-1
求めることができる。
この生成原理に基づいて構成されたのが、第1
0図に示す如き従来回路で、入力端子16には
(21)式で示される。パリテイPi+1〜Pj-1の部分
がゼロベクトルとされた符号語W0′がシリアルに
入来し、(n−k)個の加算器171〜17o-k
夫々供給される。加算器171〜17o-kの各出力
信号は対応するレジスタ181〜18o-kに別々に
供給される。レジスタ181の出力信号は直接
(又は1を乗ずる乗算器を通して)加算器171
供給され、またレジスタ182〜18o-kの各出力
信号は夫々α〜αn-k-1を乗ずる乗算器192〜1
o-kを通して加算器172〜17o-kに供給され、
ここで入力データと加算される。
以下、上記と同様の動作が繰り返されることに
より、レジスタ181,182,…,18o-kから
は(23)式により示されたシンドロームS0′、
S1′、…、So-k-1′が並列に同時に取り出される。
しかる後に、このシンドロームS0′〜So-k-1′を
(24)式の連立方程式に代入し、更にこの連立方
程式をALU(論理演算ユニツト)などを用いて解
くことにより、パリテイPi+1〜Pj-1を生成するこ
とができる。
発明が解決しようとする問題点 しかるに、(12)式で示されるような符号語W0
パリテイを生成する場合、第9図に示した従来の
パリテイ生成回路は、前記パリテイ生成マトリク
スH1に規則性が無いので、ROM12を用いてパ
リテイ生成マトリクスH1の各要素を記憶してお
かなければならず、またROM12から入力され
る乗算係数が入力データに応じて順次変化するの
で、乗算器111〜11o-1はあらゆる乗算係数と
乗算できる構成でなければならないから、回路全
体の規模がかなり大掛りとなり、また極めて高価
となるという問題点があつた。
一方、第10図に示した従来のパリテイ生成回
路は、第10図に示した乗算器192〜19o-k
常に一定の乗算係数を入力信号に乗ずる構成であ
るので回路構成は簡単となるが、第10図に示し
た回路により求めたシンドロームS0′〜So-k+1′を
前記(24)式の連立方程式に代入して、更にこれ
を解いてパリテイPi+1〜Pj-1を生成するために、
ALUなどを用いて演算ステツプをふむ必要があ
るが、その演算ステツプが極めて多く必要となる
という問題点があつた。
そこで本発明はパリテイ生成多項式に基づく除
算ど相反多項式に基づく除算とを順次行なうこと
により、上記の諸問題点を解決したパリテイ生成
回路を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 第1図は本発明の原理ブロツク図を示す。同図
中、前記(12)式で示される行マトリクスW0の中の
(n−k)個のパリテイPi+1〜Pj-1が各々ゼロベ
クトルである(21)式で示される行マトリクス
W0′の各元が入力端子21を介して所定の順序で
第1の除算手段22に供給されて、ここで除算さ
れる。第2の除算手段23は第1の除算手段22
による除算結果を初期値とし、かつ、入力元を0
とされて除算を行なう。出力手段24は第2の除
算手段23により得られた(n−k)個の除算結
果を、これよりパリテイPi+1〜Pj-1として取り出
す。
特許請求の範囲第1項記載の発明では、第1の
除算手段22は前記(6)式及び(7)式に示したパリテ
イ生成多項式G(x)によるn回の除算過程を行な
う。また、第2の除算手段23は次式 G(x)=ao-k・xn-k+ao-k-1 ・xn-k-1+… +a1・x+1 で表わされるパリテイ生成多項式G(x)の相反多項
式G(x)による除算過程を(n−j+1)回行な
う。
特許請求の範囲第3項記載の発明では、上記第
1の除算手段22は上記相反多項式G(x)による
除算過程をn回行ない、上記第2の除算手段23
は上記パリテイ生成多項式(x)による除算過程をi
回行なう。
作 用 いま、前記(21)式で示される行マトリクス
(符号語)W0′を以下の多項式FD(x)′に対応させ
る。
FD(x)′=D1・xn-1+D2・xn-2+… +Di・xn-i+Dj・xn-j+…+Do (25) また、生成すべき(n−k)個のパリテイPi+1
〜Pj-1(ただし、n−k=j−i−1、2m−1≧
n、n>j>i)についても、同様に次式でに対
応させる。
Fp(x)=Pi+1・xn-i-1+Pi+2・xo-i-2 +…+Pj-1・xn-j+1 (26) (12)式で示したもとの符号語W0に対応する多項
式をF0(x)とすると、 F0(x)=FD(x)′+Fp(x) (27) となる。
まず、FD(x)′をパリテイ生成多項式G(x)で除し
た剰余多項式をR(x)′とすると、 R(x)′=R1′・xn-k-1+R2′・xn-k-2+… +Ro-k-1′・x+Ro-k′ (28) となる。同様にFp(x)をパリテイ生成多項式G(x)
で除した剰余多項式をR(x)″とすると、 R(x)″=R1″・xn-k-1+R2″・xn-k-2+… +Ro-k-1″・x+Ro-k″ (29) となる。多項式F0(x)はパリテイ生成多項式G(x)
で割り切れるようにパリテイを生成しているか
ら、 F0(x)÷G(x)=h1(x) 余り0 (30) となる。上式に(27)式を代入すると、 (FD(x)′+Fp(x))÷G(x)=h2(x) 余り0 (31) となる。また (FD(x)′+R(x)′)÷G(x)=h3(x) 余り0 (32) (Fp(x)+R(x)″)÷G(x)=h4(x) 余り0 (33) であるので、(28)、(29)式を夫々比較して R1′=R1″ R2′=R2″ 〓 〓 Ro-k′=Ro-k″ (34) が成立する。
次に、パリテイ生成多項式G(x)の相反多項式G
(x)について考える。相反多項式G(x)は G(x-1)=x-n+k+a1・x-n+k+1+… +ao-k-1・x-1+ao-k (35) より G(x)=ao-k・xn-k+ao-k-1・xn-k-1+… +a1・x+1 (36) となる。
ここで、第7図の除算回路を用いてパリテイ生
成多項式G(x)による入力が0のときの1回の除算
過程を経ると、 y1′=a1・y1+y2 y2′=a2・y1+y3 〓 〓 〓 yo-k-1′=ao-k-1y1+yo-k (37) (ただし、y1〜yo-kは除算前の(n−k)個の各
レジスタのレジスタ値、y1′〜yo-k′は除算後のレ
ジスタ値) が得られる。これをマトリクスで表現すると、 となり、これを更に書き改めると y′=T・y (39) で表わせる。
同様に、相反多項式G(x)による入力が0のと
きの1回の除算過程をマトリクス表現すると (ただし、z1〜zo-k除算前のレジスタ値、z1′〜
zo-k′は除算後のレジスタ値) (40)式の左辺を列ベクトルz′右辺をマトリク
スTと列ベクトルzとすると z′=T・z (41) と表現できる。ここでT.Tを計算する。
これにより、 y′=T・y y=T・y′ z′=T・z′=T・z z が成立する。
ここで、前記した多項式Fp(x)とR(x)′(=R
(x)″)との関係をマトリクスTを用いて表わすと、 R1′ R2′ 〓 Ro-k′=Tn-j+1・Pi+1 Pi+2 〓 Pj-1 (43) となる。従つて、パリテイPi+1〜Pj-1は上式か
ら、 Pi+1 Pi+2 〓 Pj-1=(Tn-j+1・R1′ R2′ 〓 Ro-k′ (44) が成立する。
以上のことから、前記第1の除算手段22によ
り、パリテイ生成多項式G(x)によるn回の除算過
程により、(28)式を実現し、しかる後に第2の
除算手段23により、その除算結果(余り)
R1′〜Ro-k′を初期値とする相反多項式G(x)によ
る(n−j+1)回の除算過程を経ることにより
(44)式を実現でき、これにより(44)式からわ
かるように、(n−k)個のパリテイPi+1〜Pj-1
を生成することができる。以上が特許請求の範囲
第1項の発明によるパリテイの生成原理である。
次に、特許請求の範囲第3項の発明によるパリ
テイの生成原理について説明する。(n、k)リ
ード・ソロモン符号において、符号語W=〔C1
C2、…、Co〕を次式の多項式に対応させる。(但
し、C1〜Co中にパリテイがn−k個存在する。) FC(x)=C1・xn-1+C2・xn-2+… +Co-1・x+Co (45) この符号語は、(4)式に示した検査演算 H0・WT=〔0、…、0〕T を満足しているので、 FC(1)=0 FC(α)=0 〓 FC(αn-k-1)=0 (46) である。
ここで、符号語Wの中身を逆にならべた符号語
=〔Co、Co-k、…、C1〕を考え、Wと同様に
次式に対応させる。
FC (x)=Co・xn-1+Co-1・xo-2+… +C2・x+C1 (47) これを変形させると、 FC (x)=xn-1・(Co+Co+1・x-1+… +C2・x-(n-2)+C1・x-(n-1)) =xn-1・FC(x-1) (48) となり、(46)式より となり、符号語Wに対する生成多項式G(x)′は G(x)′=(x−1)・(x−1/α) ・…・(x−1/αn-k-1) (50) と考えられる。
ここで、前記パリテイ生成多項式G(x)は1、
α、…、αn-k-1の根をもつのに対し、(50)式の
生成多項式G(x)′は1、1/α、…、1/αn-k-1
の根、すなわち、G(x)の根の逆数の根をもつ。よ
つて、生成多項式G(x)′はパリテイ生成多項式G
(x)の相反多項式G(x)である。このことから、符
号語Wに対してもWと同様に、生成多項式をG
(x)、またG(x)の相反多項式をG(x)として扱う
ことができる。
いま、符号語として、 W0 =〔Do、…、Dj、Pj-1、…、Pi+1、Di
…、D1〕(51) を考え、この中の(n−k)個のパリテイPj-1
…、Pi+1をゼロベクトルとしたものを次式に対応
させる。
FD (x)=Do・xn-1+Do-1・xn-2+… +Dj・xj-1+Di・xi-1+…+D2・x+D1(52) パリテイPj-1、…、Pi+1についても同様に次式
に対応させる。
FP (x)=Pj-1・xj-2+Pj-2・xj-3+… +Pi+1・xi (53) また、FD (x)をW0 に対する生成多項式G
(x)で除した剰余多項式と、FP (x)をW0 に対す
る生成多項式G(x)で除した剰余多項式は等し
く、それを R(x)=Ro-k ・xn-k-1+Ro-k-1 ・xn-k-2 +…+R2 ・x+R1 (54) とする。
FP (x)とR(x)との関係を前記したマトリク
スTを用いて表わすと、 R1 R2 〓 Ro-k =(Ti・Pi+1 Pi+2 〓 Pj-1 (55) となる。よつて、上式よりパリテイPi+1〜Pj-1
次式で表わせる。
Pi+1 Pi+2 〓 Pj-1=Ti・R1 R2 〓 Ro-k (56) となる。
以上のことから、(51)式に示した符号後W0
中、(n−k)個のパリテイPi+1〜Pj-1を夫々ゼ
ロベクトルとしたn個のベクトルからなる符号語
を、第1の除算手段22により、パリテイ生成多
項式G(x)の相反多項式G(x)(すなわちW0
対する生成多項式G(x))によるn回の除算過程
により(54)式で示される除算結果(剰余)を
得、これを初期値とし、かつ、入力を0とする第
2の除算手段23により、パリテイ生成多項式G
(x)(すなわち、W0 に対する相反多項式G(x))
によるi回の除算過程により(56)式で示される
除算を行なうことにより、(56)式からわかるよ
うに(n−k)個のパリテイPi+k〜Pj-1を生成す
ることができる。なお、本明細書にいう「1回の
除算過程」は、被除多項式の除算対象の次数を1
次分進めること、換言すると、除算対象の最高次
数をNからN−1になるようにすることを意味す
るものとする。
実施例 以下、上記の生成原理に基づく本発明の実施例
について説明する。
第2図は本発明の第1実施例のブロツク系統図
を示す。同図中、入力端子26に入来した入力信
号はゲート回路27を通して、(21)式で示した
行マトリクスW0の各元、すなわち各々mビツト
の全部でk個のデータD1〜Di、Dj〜Doと、各々
mビツトの全部で(n−k)個のゼロベクトルと
が、D1、D2、…、Di、0、…、0、Dj、…、Do
の順序でシリアルに加算器28o-kに供給される。
ここで、ゲート回路27は後述するゲート回路3
4と同様に、第3図に示す如く、m個のAND回
路391〜39nが並列に設けられた構成とされて
おり、入力端子26よりのmビツトの入力信号
が、各ビツト毎に入力端子371〜37oを介して
AND回路391〜39nに供給され、かつ、入力
端子38を介してAND回路391〜39nに共通
に制御信号が入力されることにより、入力制御信
号に応じて入力端子371〜37nの入力信号を出
力端子401〜40nへそのまま出力するか、すべ
て0(ローレベル)の信号を出力端子401〜40
へ出力する。なお、データ入力時ゼロベクトル
の入力はこのゲータ回路27により行なえる。
加算器28o-k及び他の(n−k−1)個の加
算器281〜28o-k-1は、(n−k)個のデータ
セレクタ291〜29o-kのうち対応する一のデー
タセレクタの第1の入力端子Aに出力信号を供給
する。また、データセレクタ291〜29o-kの出
力端子Yよりの各出力信号は、各々mビツトの全
部で(n−k)個のレジスタ301〜30o-k
別々に供給される。
また、データセレクタ292〜29o-kの第2の
入力端子Bは加算器281〜28o-k-1の各出力信
号が各々供給され、データセレクタ291の第2
の入力端子Bにはゲート回路34の出力信号が供
給される。レジスタ301〜30o-k-1の各出力信
号はデータセレクタ321〜32o-k-1の第2の入
力端子Bに供給され、かつ、レジスタ302〜3
o-kの各出力信号はデータセレクタ321〜32
o−k−1の第1の入力端子Aに供給される。更に、
レジスタ301の出力信号はデータセレクタ33
の第1の入力端子Aに供給され、レジスタ30o-
の出力信号は1/ao-kを乗ずる乗算器35を通
してデータセレクタ33の第2の入力端子Bに供
給される。データセレクタ33のY出力端子の出
力信号はゲート回路34を通して、乗算係数a1
…、ao-k-1、ao-kの乗算器、311,…,31o-k-
,31o-kに同時に供給され、更にここで乗算さ
れた後加算器281,…,28o-k-1,28o-kに供
給される。
最初のデータD1が加算器28o-kに入力される
前には、レジスタ301〜30o-kは夫々クリアさ
れており、またデータセレクタ291〜29o-k
321〜32o-k-1及び33はすべて第1の入力端
子Aの入力信号を出力端子Yより出力するように
制御され、またゲート回路34がデータを通すよ
うに制御されている。これにより、第2図に示す
パリテイ生成回路は、第7図に示した回路と同様
の回路構成となり、第1の除算手段22を構成す
る。ここで、第7図中のレジスタ31〜3o-kをレ
ジスタ301〜30o-kで置換し、加算器21〜2o-
を加算器281〜28o-kで置換し、乗算器41
o-kを乗算器311〜31o-kで置換した回路が上
記のデータセレクタ291〜29o-k,321〜3
o-k-1,33が第1の入力端子Aの入力信号を
選択出力するときの回路である。
ゲート回路27を通して或る順番のデータから
次の順番のデータが加算器28o-kに供給された
場合のレジスタ値の変化は次式で示す如くにな
る。
r1 = a1 ・r1+r2 r2 = a2 ・r1+r3 〓 〓 〓 ro-k-1=ao-k-1・r1+ro-k ro-k =ao-k ・r1+Cx (57) ただし、(57)式中、r1、…、ro-k-1、ro-kはレ
ジスタ301,…,30o-k-1,30o-kのレジスタ
値で、Cxは入力データ、a1、…、ao-k-1、ao-k
乗算器311,…,31o-k-1,31o-kの乗算係数
(定数)である。
かかる構成によつて、加算器28o-kに(21)
式で示された行マトリクスW0のn個の各元が1
個供給されて更にレジスタ30o-kに取り込まれ
る毎に1回の除算過程が行なわれ、同様にしてn
個の各元がすべて入力し終るとn回の除算過程が
行なわれる。その結果、前記したように、レジス
タ301,…,30o-k-1,30o-kには、R1′、…、
Ro-k-1′、Ro-k′なる、パリテイ生成多項式G(x)に
よる除算の結果(剰余)が別々に残ることにな
る。
次に、ゲート回路27によりゼロベクトルを入
力すると共に、ゲート回路34を入力通過状態と
し、かつ、すべてのデータセレクタ291〜29o
−k、321〜32o-k-1,33は、第2の入力端子
Bの入力信号を出力端子Yより選択出力するよう
に切換制御される。この結果、第2図に示す回路
は、等価的に第4図に示す如き回路を構成するこ
とになり、レジスタ301〜30o-kに残つている
除算結果R1′〜Ro-k′を初期値とし、かつ、入力端
子26が回路と切離されることによつて入力元が
0とされた、相反多項式G(x)による除算回路を
構成する。
第4図中、第2図と同一構成部分には同一符号
を付してある。この第2の除算回路の構成によつ
てクロツクを1回入力する毎にレジスタ301
30o-kの記憶値(レジスタ値)は次式に示すよ
うに変化する。
ただし、上式中、1/ao-kは乗算器35の乗算
係数、a1、…、ao-k-1は乗算器311,…,31o-
k−1の乗算係数、r1、…、ro-k-1、ro-kはレジスタ
301,…,30o-k-1,30o-kのレジスタ値を示
す。
このようにして、クロツクを全部で(n−j+
1)回入力し、(n−j+1)回の除算過程を経
ると、前記第2の除算手段23を実現でき、その
結果、レジスタ301,…,30o-k-1,30o-k
は(44)式で示したように、パリテイPi+1、…、
Pj-2、Pj-1がレジスタ値として夫々残る。
次に、すべてのデータセレクタ291〜29o-
,321〜32o-k-1,33は、第1の入力端子A
の入力信号を選択出力するように切換制御され、
かつ、ゲート回路27及び34は常時ゼロベクト
ルを出力するように夫々制御される。これによ
り、第2図に示す回路は等価的に第5図に示す如
き回路構成となり、前記出力手段24を実現する
ことができる。
第5図中、第2図と同一構成部分には同一符号
を付してある。ゲート回路34の出力ゼロベクト
ルにより、乗算器311〜31o-kの各出力信号は
すべてゼロベクトルとなり、よつて出力端子36
へレジスタ301,…,30o-k-1,30o-kに記憶
されているパリテイPi+1、…、Pj-2、Pj-1を順次
シリアルに取り出すことができる。
本実施例によれば、乗算器311〜31o-k,3
5はすべて一定の乗算係数を乗ずる簡単な構成と
することができ、ALU等も必要とせず、更に2
段階の除算においてレジスタ301〜30o-kを共
用できるので、回路を極めて簡単かつ、安価に構
成することができる。
次に本発明の第2実施例につき説明するに、第
6図は本発明の第2実施例のブロツク系統図を示
す。同図中、第2図と同一構成部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。本実施例は第1実
施例に比し、入力端子42、ゲート回路43及び
加算器44が夫々追加され、かつ、入力端子2
6、ゲート回路27及び加算器28o-kが削除さ
れている。入力端子42に入来したk個のデータ
Do〜Dj、Di〜D1はゲート回路43を通して、ま
たゲート回路43により、前記(51)式に示した
符号語W0 中、パリテイPi+1〜Pj-1が夫々ゼロベ
クトルとされて全部でn個の元がDo、Do-1、…、
D2、D1の順で加算器44に供給される。
ここで、レジスタ301〜30o-kを夫々クリア
した後、最初はデータセレクタ291〜29o-k
321〜32o-k-1,33はすべて第2の入力端子
Bの入力信号を選択出力するよう切換制御され、
かつ、ゲート回路34はデータセレクタ33の出
力信号を通過させる。これにより、第6図の回路
は第4図に示した回路に、レジスタ301の入力
側に乗算器35の出力信号とゲート回路43より
の信号とを加算する加算器44を付加した構成と
等価となる。かかる構成の除算回路によつて、上
記入力ベクトルに対して相反多項式G(x)による
n回の除算過程が行なわれ、この第1の除算手段
22による(54)式で示した除算結果R1 、…、
Ro-k-1 、Ro-k がレジスタ301,…,30o-k
−1,30o-kに残る。
次に、すべてのデータセレクタ291〜29o-
,321〜32o-k-1,33は第1の入力端子Aの
入力信号を選択出力するよう切換制御され、か
つ、ゲート回路34がデータセレクタ33の出力
信号を通過させるよう制御される。これにより、
第6図に示す回路は、第7図に示した回路と略同
様であるが、加算器2o-kに相当する加算器がな
く、係数ao-kを乗ずる乗算器31o-k(第7図で
は4o-k)から直接にレジスタ30o-k(第7図で
は3o-k)に信号が供給される回路と等価となる。
これにより、入力端子42より入力は供給され
ず、第1の除算手段22による除算結果を初期値
とし、入力元が0である上記構成回路による除算
過程がi回行なわれる。(56)式に示したこのパ
リテイ生成多項式G(x)によるi回の除算過程が終
了すると、レジスタ301,…,30o-kにはパリ
テイPi+1〜Pj-1が残る。
次に、データセレクタ291〜29o-k,321
〜32o-k-1,33をそのまま第1の入力端子A
の入力信号を選択出力する状態とし、かつ、ゲー
ト回路34及び43より夫々ゼロベクトルが出力
されるよう制御し、この状態において、上記の第
2の除算手段23によつて生成され、レジスタ3
1〜30o-kに残つたレジスタ値は、レジスタ3
1,302,…,30o-k-1,30o-kのレジスタ
値の順でパリテイPi+1、Pi+2、…、Pj-2、Pj-1
して端子36より順次読み出される。
なお、第2図及び第6図の各実施例において、
レジスタ301〜30o-kよりレジスタ値を読み出
す場合、データセレクタ291〜29o-k,321
〜32o-k-1,33をすべて第2の入力端子Bの
入力信号を選択出力するように切換制御してもよ
く、この場合はレジスタ30o-kよりPj-1、Pj-2
…、Pi+1の順でパリテイが読み出される。
また、第2図と第6図の各実施例回路を組合わ
せて、入力端子を2つもつ構成とし、D1から符
号語を入力する場合のパリテイ生成と、Doから
の符号語を入力する場合のパリテイ生成とを選択
的に行なえる構成としてもよく、その場合使用し
ない一方の入力端子の入力は常にゼロベクトルと
される。
なお、上記の各実施例ではレジスタや乗算器を
共用して第1及び第2の除算手段を実現するよう
にしたが、第1の除算手段による回路と第2の除
算手段による回路とを別々に構成してもよいこと
は勿論である。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、データ間にパリ
テイがある(n、k)リード・ソロモン符号のパ
リテイを生成する場合、乗算器の各々は一定値を
乗算する構成の乗算器でよく、また多くの係数を
記憶しておくメモリが不要であり、更にALUな
どを用いた数多くの演算ステツプより少ない演算
ステツプで済むので、回路を簡単、かつ、安価に
構成することができ、更に2段階の除算をレジス
タ及び乗算器が共通に使えるようデータセレクタ
により信号を切換えることにより、より一層、回
路を簡単、かつ、安価に構成することができる等
の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロツク図、第2図及び
第6図は夫々本発明の各実施例を示すブロツク系
統図、第3図は第2図及び第6図中のゲート回路
の一例の回路図、第4図及び第5図は夫々第2図
の各段階での等価回路を示すブロツク系統図、第
7図乃至第10図は夫々従来回路の各例を示すブ
ロツク系統図である。 21〜2o-k,281〜28o-k,44……加算器、
1〜4o-k,311〜31o-k……乗算器、21,
26,42……入力端子、22……第1の除算手
段、23……第2の除算手段、24……出力手
段、27,34,43……ゲート回路、291
29o-k,321〜32o-k-1,33……データセレ
クタ、301〜30o-k……レジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各々mビツトの全部でk個のデータD1〜Di
    Dj〜Do(ただし、n−k=j−i−1、2m−1≧
    n、n>j>i)と、各々mビツトの全部で(n
    −k)個のパリテイPi+1〜Pj-1とが、 W0=〔D1、D2、…、Di、Pi+1、 …、Pj-1、Dj、…、Do〕 なる行マトリクスW0で表わされるリード・ソロ
    モン符号中のパリテイPi+1〜Pj-1を生成する回路
    において、 前記行マトリクスW0中のパリテイPi+1〜Pj-1
    各々ゼロベクトルである W0′=〔D1、D2、…、Di、0、 …、0、Dj、…、Do〕 なる行マトリクスW0′の各元が順次D1、D2、…、
    Doの順で入力されて、次式 G(x)=(x−1)・(x−α)・…・(x−αn-k-1) =xn-k+a1・xn-k-1+a2・xn-k-2 +…+ao-k-1・x+ao-k (ただし、αは有限体GF(2m)の原始元、a1
    ao-kは定数) で表わされるパリテイ生成多項式G(x)による除算
    過程をn回行なう第1の除算手段と、 該第1の除算手段による除算結果を初期値と
    し、かつ、入力元を0とされて次式 G(x)=ao-k・xn-k+ao-k-1・xn-k-1 +…+a1・x+1 で表わされる前記パリテイ生成多項式G(x)の相反
    多項式G(x)による除算過程を(n−j+1)回
    行なう第2の除算手段と、 該第2の除算手段による(n−k)個の除算結
    果を前記パリテイPi+1〜Pj-1として取り出す出力
    手段とよりなることを特徴とするパリテイ生成回
    路。 2 (n−k)個のレジスタと、(n−k)個の
    加算器と、(n−k−1)個の第1の乗算器と、
    各1個の第2及び第3の除算器と、該レジスタの
    出力信号を切換えると共に該レジスタの入力信号
    を切換える切換手段とよりなり、該切換手段の切
    換により該第1及び第2の除算手段を、該レジス
    タ、該加算器及び該第1の乗算器を夫々共用して
    順次に構成し、該第1の除算手段は(n−k)個
    の該レジスタのうち最終段の一のレジスタの出力
    信号を該第1の乗算器を並列に通して(n−k−
    1)個の該加算器に別々に供給して該最終段の一
    のレジスタを除く(n−k−1)個のレジスタの
    各出力信号と加算して次段の該レジスタへ供給す
    ると共に、該最終段の一のレジスタの出力信号を
    該第2の乗算器を通して得た信号と入力信号とを
    一の該加算器を通して初段の一の該レジスタに供
    給する構成とし、該第2の除算手段は該第1の除
    算手段において初段であつた一のレジスタの出力
    信号を該第3の乗算器を通して(n−k−1)個
    の該第1の乗算器へ並列に供給すると共に該第1
    の除算手段において最終段であつた一のレジスタ
    へ供給し、該第1の乗算器の出力信号と該第1の
    除算手段において初段であつた一のレジスタを除
    く(n−k−1)個のレジスタの各出力信号とを
    該加算器を通して次段の該レジスタへ供給する構
    成としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のパリテイ生成回路。 3 各々mビツトの全部でk個のデータD1〜Di
    Dj〜Do(ただし、n−k=j−i−1、2m−1≧
    n、n>j>i)と、各々mビツトの全部で(n
    −k)個のパリテイPi+1〜Pj-1とが、 W0=〔D1、D2、…、Di、Pi+1、 …、Pj-1、Dj、…、Do〕 なる行マトリクスW0で表わされるリード・ソロ
    モン符号中のパリテイPi+1〜Pj-1を生成する回路
    において、 前記行マトリクスW0中のパリテイPi+1〜Pj-1
    各々ゼロベクトルである W0′=〔D1、D2、…、Di、0、 …、0、Dj、…、Do〕 なる行マトリクスW0′の各元が順次Do、…、Dj
    0、…、0、Di、…、D2、D1の順で入力されて、 G(x)=(x−1)・(x−α)・…・(x−αn-k-1) =xn-k+a1・xn-k-1+a2・xn-k-2 +…+ao-k-1・x+ao-k (ただし、αは有限体GF(2m)の原始元、a1
    ao-kは定数) で表わされるパリテイ生成多項式G(x)の次式で示
    される相反多項式G(x) G(x)=ao-k・xn-k+ao-k-1・xn-k-1 +…+a1・x+1 による除算過程をn回行なう第1の除算手段と、
    該第1の除算手段による除算結果を初期値とし、
    かつ、入力元を0とされて前記パリテイ生成多項
    式G(x)による除算過程をi回行なう第2の除算手
    段と、 該第2の除算手段による(n−k)個の除算結
    果を前記パリテイPi+1〜Pj-1として取り出す出力
    手段とよりなることを特徴とするパリテイ生成回
    路。 4 (n−k)個のレジスタと、(n−k)個の
    加算器と、(n−k−1)個の第1の乗算器と、
    各1個の第2及び第3の除算器と、該レジスタの
    出力信号を切換えると共に該レジスタの入力信号
    を切換える切換手段とよりなり、該切換手段の切
    換により該第1及び第2の除算手段を、該レジス
    タ、該加算器及び該第1の乗算器を夫々共用して
    順次に構成し、該第1の除算手段は(n−k)個
    の該レジスタのうち最終段の一のレジスタの出力
    信号を該第3の乗算器で乗算して得た信号を(n
    −k−1)個の該第1の乗算器を並列に通して該
    最終段の一のレジスタを除く(n−k−1)個の
    レジスタの各出力信号と(n−k−1)個の該加
    算器により加算して次段の該レジスタへ供給する
    と共に、該第3の乗算器の出力信号と入力信号と
    を残りの一の該加算器を通して初段の一の該レジ
    スタに供給する構成とし、該第2の除算手段は該
    第1の除算手段において初段であつた一のレジス
    タの出力信号を該第1の乗算器へ並列に供給する
    と共に該第1の乗算器を通して該第1の除算手段
    において最終段であつた一のレジスタへ供給し、
    該第1の乗算器の出力信号と該第1の除算手段に
    おいて初段であつた一のレジスタを除く(n−k
    −1)個のレジスタの各出力信号とを該加算器を
    通して次段の該レジスタへ供給する構成としたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のパリ
    テイ生成回路。
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