JPH10319870A - シャドウマスク及びこれを用いたカラー薄膜el表示装置の製造方法 - Google Patents

シャドウマスク及びこれを用いたカラー薄膜el表示装置の製造方法

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JPH10319870A
JPH10319870A JP9125188A JP12518897A JPH10319870A JP H10319870 A JPH10319870 A JP H10319870A JP 9125188 A JP9125188 A JP 9125188A JP 12518897 A JP12518897 A JP 12518897A JP H10319870 A JPH10319870 A JP H10319870A
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shadow mask
light emitting
substrate
thin film
color
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JP9125188A
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Ikuko Ishii
郁子 石井
Shigeyoshi Otsuki
重義 大槻
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NEC Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/30Devices specially adapted for multicolour light emission
    • H10K59/35Devices specially adapted for multicolour light emission comprising red-green-blue [RGB] subpixels
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B33/00Electroluminescent light sources
    • H05B33/10Apparatus or processes specially adapted to the manufacture of electroluminescent light sources
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K71/00Manufacture or treatment specially adapted for the organic devices covered by this subclass
    • H10K71/10Deposition of organic active material
    • H10K71/16Deposition of organic active material using physical vapour deposition [PVD], e.g. vacuum deposition or sputtering
    • H10K71/166Deposition of organic active material using physical vapour deposition [PVD], e.g. vacuum deposition or sputtering using selective deposition, e.g. using a mask
    • HELECTRICITY
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    • H10K71/00Manufacture or treatment specially adapted for the organic devices covered by this subclass

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャドウマスクを交換したり移動させたりす
ることなく、1枚のマスクで各色のEL薄膜を形成でき
るようにする。 【構成】 透明支持基板1上にITOからなるアノード
2を形成し、さらにその上に正孔輸送層4を形成する。
その基板を真空蒸着装置10内の基板ホルダー14上に
搭載する。基板1と抵抗加熱ボート11、12、13と
の間に、開口部9aの側面がテーパを有しているシャド
ウマスク9を配置する。加熱ボート12により緑色EL
材料を蒸発させて基板上に緑色発光層5を形成する。次
に加熱ボート11により青色EL材料を蒸発させて基板
上に青色発光層6を形成し、続いて加熱ボート13によ
り赤色EL材料を蒸発させて基板上に赤色発光層7を形
成する。その後、発光層5〜7上にカソード(図示な
し)を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気相成長法による
薄膜ELパターン形成用のシャドウマスク及びそれを用
いた薄膜EL表示装置の製造方法に関し、特に微細ピッ
チで異なる発光色を有する薄膜発光パターンを形成する
ために用いるシャドウマスク及びそれを用いたカラー薄
膜EL表示装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラー薄膜EL表示装置の一つの構造と
して、図7に示すように、透明支持基板1上に異なる発
光色(例えば緑色発光層5、青色発光層6、赤色発光層
7)を持つ画素を2次元的にマトリクス状に配置したも
のがあり、その中でも各色画素に異なった有機発光材料
を用い、カラーフィルターなどを用いずに各色を独立に
発光させてカラー化を実現するものがある。この構造の
有機EL表示装置における有機EL層を形成するには、
発光色に対応して異なる領域にそれぞれ異なる有機EL
膜を成膜する必要がある。そのために、通常は発光色
(例えば、緑色、青色、赤色)分のシャドウマスクを用
意し、シャドウマスクを交換しつつ各色のEL膜を成膜
することが行われる。しかし、この方法では、3枚のシ
ャドウマスクを用意する必要がある上に、またそのマス
ク数の回数だけ交換作業を行う必要がある。この煩雑さ
を避けたものとして、特開平8−227276号公報に
開示されているように、使用マスク数を1枚とし各発光
層形成工程においてシャドウマスクを順次移動して成膜
する方法がある。この方法は、図8に示す、開口部9a
が斜め方向に配列されたシャドウマスタ9を用いて、こ
れを図の矢印に示すように基板1上にて順次移動させ
て、赤色発光層、緑色発光層及び青色発光層を個別に蒸
着するものである。
【0003】図9(a)〜(d)は、この方法で有機E
Lディスプレイパネルを作製する工程を順に示した工程
断面図である。まず、透明支持基板1上にアノード2を
形成した後、画素形成エリア全面に正孔輸送層4を形成
する。そして、シャドウマスク9の開口部9aをアノー
ド2と位置合わせした後、1番目の有機EL媒体、例え
ば緑色発光層5を例えば蒸着などの方法で10〜100
nm程度の厚さに成膜する〔図9(a)〕。シャドウマ
スク9の開口部9aの断面はシャドウマスク9の主面に
対してほぼ直角になっており、その開口部9aのそれぞ
れの大きさは図9に示すように各発光色要素1個分に対
応する大きさとなっている。
【0004】次に、図9(b)に示すように、シャドウ
マスク9を図9(a)に示す位置から左に発光要素1個
分だけずらして位置合わせした後、2番目の有機EL媒
体、例えば青色発光層7を所定膜厚に成膜する。次に、
図9(c)に示すように、残った発光要素の部分にシャ
ドウマスク9の開口部9aを位置合わせし、3番目の有
機EL媒体、例えば赤色発光層7を所定膜厚に成膜す
る。三色の有機EL発光層を形成した後その上に図9
(d)に示すようにカソード8を形成する。このように
して製作されたカラー有機薄膜有機EL表示装置は、所
望の画素を構成するアノードとカソードの間に通常5〜
20Vの電圧を印加して有機EL層に電流を流し、任意
のパターンを発光させて表示を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のカラー
薄膜EL表示装置の形成方法では、発光色の種類分のシ
ャドウマスクを用意し、各色の発光層を形成する度にマ
スク交換を行うものであったので、工程が複雑化すると
いう問題があった。また、発光層の蒸着の都度シャドウ
マスクを移動させる方法ではマスクを移動させる機構を
蒸着装置内に設ける必要があり、装置が複雑化する。ま
た、シャドウマスクを交換若しくは移動する度に位置合
わせを行わなければならないため、各色発光層間及びウ
ェハ間での位置合わせ精度の確保が難しく精度よく、再
現性高く製造することが困難となるという問題もあっ
た。さらに、従来のEL表示装置の形成方法では、シャ
ドウマスクの交換または移動の際に、シャドウマスクと
既に形成された有機EL薄膜との接触の恐れがあり、異
物の発生と有機EL薄膜の損傷が生じ、EL薄膜の損傷
および異物の有機ELパネルへの付着によるEL表示装
置の表示品質の低下を招くという問題が起こる。また、
従来のシャドウマスクでは、微細パターンを得るために
開口部パターンが微細化されてきているが、この場合に
シャドウマスクの板厚が厚いとその厚さのため影ができ
微細なパターンの薄膜が得られないため、シャドウマス
クの厚さを薄くしなければならない。しかし、薄くする
と強度が低下して取り扱いが困難となり、実際に使おう
とするとシャドウマスクが破れてしまうという問題点が
あった。
【0006】よって、本発明の解決すべき課題は、第1
に、薄膜形成用のシャドウマスクを交換若しくは移動す
ることなしに、簡素な工程でかつ精度よく微細ピッチの
カラー薄膜EL表示装置を製造することのできるように
することであり、第2に、シャドウマスクを薄膜化する
ことなくELパターンの微細化を実現できるようにする
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、開口部が一定間隔で複数個形成さ
れているシャドウマスクであって、異なる気化源(ソー
ス)からの蒸発物が基板上の異なる位置に優先的にガイ
ドされるように、前記開口部は主面に対して垂直でない
断面形状を有していることを特徴とするシャドウマス
ク、が提供される。
【0008】また、本発明によれば、開口部の断面形状
が主面に対して垂直から傾いて形成されているシャドウ
マスクを、複数の気化源と基板との間に基板との間隔を
一定に保って配置し、気相成長法によりEL(エレクト
ロルミネッセント)薄膜を基板上に選択的に形成するこ
とを特徴とするカラー薄膜EL表示装置の製造方法、が
提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1(a)〜(e)は、本
発明において用いられる金属製のシャドウマスクの断面
図であり、図2(a)、(b)はその平面図であって、
図1は、図2のA−A′線での断面を示している。本発
明において用いられるシャドウマスク9は、図1(a)
に示されるように、金属製であって、その開口部9aは
フォトレジストを使ったウェットエッチング法により形
成され、主面に対しテーパ角θを有している。その厚さ
は例えば0.5mmになされる。ここで、テーパ角度θ
はシャドウマスクの気化源(蒸発源)側での開口部の主
面とのなす角度を言い、したがって、(θ−π/2)が
シャドウマスク主面に対する垂直方向からの傾きとな
る。このテーパによりシャドウマスク主面に対して垂直
方向から傾いた気化源からの気化物を、シャドウマスク
と所定の距離を隔てて平行に配置された基板上の所望の
領域に効率的に導くことができ、所望の大きさの薄膜を
精度よく形成することができる。
【0010】図1(b)に示されたものは、図1(a)
に示されたものを裏返しにした形状を有するものであ
り、図1(a)のものと同様に形成することができ、同
様の効果を期待することができる。図1(c)に示され
たものは、シャドウマスク9の開口部9aに所望のテー
パ角を得るために、開口部の大きさが段階的に異なる薄
い金属板を複数枚重ね、貼り合わせることにより製作し
たものである。この場合、シャドウマスク製作時のウェ
ットエッチングにおいて、開口部9aのテーパ角θを厳
密に制御することなく、図1(a)の例と同様の機能が
得られる。図1(d)に示された例は、図1(a)に示
されたものと図1(b)に示されたものとを貼り合わせ
て製作したものである。この場合は、シャドウマスク9
の厚みを大きくできることからシャドウマスク強度が増
し、また透明支持基板側のテーパがガイドの役割を果た
すことにより気化物が平行に飛来しなくても薄膜形成領
域の位置精度を確保することができる。図1(e)に示
された例は、テーパ角θが気化源から遠ざかるにつれて
次第に大きくなるようになされている。これにより、気
化源からの気化物が平行に飛来しなくても薄膜形成領域
の位置精度が得られる。
【0011】図1(e)に示されたものも、図1(b)
に示されたもののように、開口部のテーパ角がシャドウ
マスクの基板側の面において決定されるようにしてもよ
い。さらに、そのように、図1(e)のものと上下対称
的に形成されたものと図1(e)に示されたものとを、
図1(d)の例のように、貼り合わせて厚いマスクを形
成することもできる。また、図1(d)、(e)に示さ
れたものも、図1(c)に示すように、開口部の大きさ
が段階的に異なる薄い金属板を複数枚貼り合わせること
により製作するようにしてもよい。これらのシャドウマ
スクの開口部9aは、図2(a)に示すように、横方向
および縦方向の配列が直交するように配列されるか、若
しくは図2(b)に示されるように、横方向の配列はマ
スクの辺と平行になるように、また縦方向の配列はマス
ク辺と斜交するようになされる。
【0012】図3は、本発明の実施の形態を説明するた
めの、蒸着装置の断面図であって、同図には、真空蒸着
装置10内における、シャドウマスク9、発光要素
(6、7、8)のピッチ、透明支持基板1、蒸着源とな
る抵抗加熱ボート11、12、13の位置関係が示され
ている。透明支持基板1とシャドウマスク9の距離をd
1、シャドウマスク9の中央直下の位置にある抵抗加熱
ボート12からシャドウマスク9までの距離をd2、隣
り合った抵抗加熱ボート間の距離をd3とする。また、
発光要素ピッチをpとする。ここでdl、d2、d3、
p、は次式を満足するように設計される。 d1=p×tan(π−θ) (1) d3=p×(d2/d1) (2)
【0013】真空蒸着装置10内には、例えば図1
(a)に示されるシャドウマスク9が装着され、また、
基板ホルダー14上には透明支持基板1が搭載される。
透明支持基板1上には、各発光要素に対応して予めIT
O膜などの透明導電膜からなるアノード2と正孔輸送層
4が形成されている。まず、抵抗加熱ボート12により
緑色の有機発光材料を加熱・蒸発させてシャドウマスク
9を介して基板上に緑色発光層5を形成する。続いて、
抵抗加熱ボート11により青色の有機発光材料を加熱・
蒸発させてシャドウマスク9を介して基板上に青色発光
層6を形成する。次いで、抵抗加熱ボート13により赤
色の有機発光材料を加熱・蒸発させてシャドウマスク9
を介して基板上に赤色発光層7を形成する。これによ
り、正孔輸送層4および発光層5、6、7からなる有機
EL層3が形成される。上記の発光材料の蒸着順序は適
宜に変更することができる。また、本発明において、発
光材料は有機材料には限定されず、無機発光材料であっ
てもよい。さらに、発光材料を蒸発させる手段として抵
抗加熱に代えて通常用いられる他の加熱手段を用いるこ
とができる。また、蒸着法に代えてスパッタ法により発
光層を形成するようにしてもよい。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図4は、本発明により作製されたカ
ラー有機薄膜EL表示装置の断面図である(但し、簡略
のために1画素分のみが表示され他は省略されてい
る)。同図に示されるように、厚さ1.1mmの無アル
カリガラス板からなる透明支持基板1上に、スパッタ法
で膜厚100nmにITO膜を成膜しパターニングして
アノード2を形成した。基板材料として水分の吸着が少
ない無アルカリガラス板が望ましいが、基板乾燥を充分
行うなど工程に気を付ければ安価な低アルカリガラス板
あるいはソーダライムガラス板を用いてもよい。ITO
膜はアノード2として機能させると共に有機EL層3で
発生させた光を透過させて表示を行うものであるから低
抵抗かつ光透過率が高いことが望ましい。ITOのパタ
ーンはラインピッチ0.2mm、ライン幅は0.16m
m、長さ27mmで384本とした。
【0015】次に、図3に示す真空蒸着装置10内の基
板ホルダー14に、透明支持基板1をアノード2を下面
にして搭載し、抵抗加熱ボートにN,N′−ジフェニル
−N,N′−ビス(α−ナフチル)−1、1′−ビフェ
ニル−4、4′−ジアミン(以下、α−NPDと記す)
を入れ、真空ポンプで真空蒸着装置10内を1×10 -4
Pa以下程度に排気する。しかる後、正孔輸送層4を蒸
着する範囲を四角形にくり抜いた金属製のシャドウマス
クを、透明支持基板1のアノード2側に基板に対して固
定するように設置し、真空蒸着装置10内にこの基板と
シャドウマスク9の下部に配置されているαーNPDの
装填された抵抗加熱ボートに電流を流して加熱する。α
−NPD層を膜厚約50μmに蒸着して、正孔輸送層4
を形成した。
【0016】次に、図1(a)に示す、開口部テーパ角
θが110度で、透明支持基板1側の開口部9aの開口
幅が0.2mmの金属製のシャドウマスク9を透明支持
基板1との間を1.1mmの距離を隔てかつ平行に保ち
有機発光材料を蒸着する。シャドウマスク9を弛ませな
いように固定することは、蒸着膜形成位置の精度を得る
ために重要であるが、その方法としてシルクスクリーン
のように張力を利用して固定する方法がある。この時、
シャドウマスク9が透明支持基板1と接触して既に形成
した正孔輸送層4に損傷を与えることのないように、か
つ蒸着材料の回り込みを防ぐことができるようにスペー
サーを配置し透明支持基板1とシャドウマスク9との距
離を一定に保持するようにしてもよい。
【0017】次に、図3に示す真空蒸着装置10におい
て、抵抗加熱ボート11にジスチリル誘導体またはクマ
リン誘導体、抵抗加熱ボート12にトリス(8−キノリ
ノラト)アルミニウム錯体(以下、Alq3と記す)、
抵抗加熱ボート13にマグネシウムフタロシアニンを入
れ、真空ポンプで真空蒸着装置10内を1×10-4Pa
以下程度に排気する。このとき、(1)(2)式より、
シャドウマスク9の主面中央の直下に位置にある抵抗加
熱ボート12とシャドウマスク9との距離d2は353
mm、蒸着源である抵抗加熱ボート間の距離d3は62
mmとなるように設置する。抵抗加熱ボート11、13
は、抵抗加熱ボート11、13とシャドウマスク9の開
口部の端部とを結ぶ線が開口部9aのテーパ角θに一致
するように設置されている。
【0018】しかる後、真空蒸着装置10内にてこの基
板とシャドウマスク9の下部に配置されているAlq3
の抵抗加熱ボート12に電流を流して加熱する。前述の
正孔輸送層4表面にAlq3は膜厚50μmに蒸着され
る。ここでAlq3層は、図5(a)に示すように緑色
発光層5として成膜される。次に、ジスチリル誘導体ま
たはクマリン誘導体を膜厚50nmに蒸着して、図5
(b)に示すように青色発光層6を形成し、さらにマグ
ネシウムフタロシアニンを膜厚50nmに蒸着して、図
5(c)に示すように赤色発光層7を形成する。蒸着レ
ートは2〜10Å/秒が好ましい。これらの異なる発光
材料は、抵抗加熱ボート11、12、13の配置位置に
応じて、シャドウマスク9の開口部を介して、透明支持
基板1上の所望の位置に被着される。その後、例えばマ
グネシウムおよび銀を蒸着してカソード8を形成すれ
ば、図4に示されるカラー薄膜EL表示装置を得ること
ができる。
【0019】図6は、本発明の第2の実施例を説明する
ための、蒸着状態の要部を示す断面図である。本実施例
では、図1(e)に示されるシャドウマスクが用いられ
る。また、本実施例により作製されたEL表示装置の断
面図を図4に示す。広い面積全体にわたって同じ角度で
発光材料を蒸着するためには、蒸着源と基板の距離を充
分大きくとれるような大型の蒸着装置を用いる必要があ
るが、本実施例では、図6に示すように蒸着角の広がり
に合わせたテーパ角を有するシャドウマスク9を使用し
て、蒸着装置の大型化を回避している。図4に示すよう
に、透明支持基板1上に、ITOからなるアノード2を
形成し、さらにその上に正孔輸送層4を成膜した後、図
6に示すように、シャドウマスク9を用いて、第1の実
施例の場合と同様の方法により、緑色発光層5、青色発
光層6、赤色発光層7を被着して有機EL層3を形成し
た。
【0020】この発光層5〜7を形成した真空蒸着装置
内に予めステンレス製のシャドウマスクを配置してお
き、そのシャドウマスクの上に有機EL層3を形成した
基板を設置する。このシャドウマスクは、板厚0.4m
mのSUS430により形成され、透明電極(アノー
ド)と交差するようにマスクパターンが施されている。
すなわち、幅0.56mm、長さ80mmのストライプ
状開口パターンが0.6mmのピッチで32本平行に形
成されている。シャドウマスクを介して蒸発物を基板上
に蒸着できる位置に固定した一つの抵抗加熱ボートにマ
グネシウムを入れ、また別の抵抗加熱ボートに銀を入
れ、マグネシウム:銀の比率が10:1となる蒸着速度
で同時に蒸着した。このようにして有機EL層3を形成
した基板を真空槽から取り出すことなく、マグネシウム
と銀の混合金属から成るカソード5を32本、有機EL
層3の上に形成した。
【0021】このようにして作製したEL表示装置を、
カソードを時分割走査してパルス電圧を印加し、カソー
ドの走査タイミングに合わせて、選択したアノードに定
電流回路からパルス電流を流して駆動したところ、所望
の表示パターンを点灯させることができた。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、テーパ
の形成された開口部を有するシャドウマスクを用いて、
そのテーパ角度に合わせた気化位置より被着物を気化さ
せてカラーEL薄膜を形成するものであるので、シャド
ウマスクを交換または移動させることなしに、微細ピッ
チのカラー薄膜EL表示装置を製造することが可能にな
る。従って、本発明によれば、装置を複雑化することな
くまた工程を簡素化してEL表示装置を製造することが
可能になる。また、気化物の飛来方向に合わせてシャド
ウマスクの開口部にテーパが形成されているので、シャ
ドウマスク強度を保つことができる厚みを有したまま、
微細ピッチで高精度の被着膜を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を説明するためのシャド
ウマスクの断面図。
【図2】 本発明の実施の形態を説明するためのシャド
ウマスクの平面図。
【図3】 本発明の実施の形態を説明するための、真空
蒸着装置の断面図。
【図4】 本発明の第1、第2の実施例を説明するため
のカラー有機薄膜EL表示装置の断面図。
【図5】 本発明の第1の実施例を説明するための蒸着
状態を示す断面図。
【図6】 本発明の第2の実施例を説明するための蒸着
状態を示す断面図。
【図7】 カラー有機薄膜EL表示装置の平面図。
【図8】 従来の製造方法を説明するための平面図。
【図9】 従来の製造方法を説明するための工程順の断
面図。
【符号の説明】
1 透明支持基板 2 アノード 3 有機EL層 4 正孔輸送層 5 緑色発光層 6 青色発光層 7 赤色発光層 8 カソード 9 シャドウマスク 9a 開口部 10 真空蒸着装置 11、12、13 抵抗加熱ボート 14 基板ホルダー θ 開口部テーパ角

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部が一定間隔で複数個形成されてい
    るシャドウマスクにおいて、前記開口部は気化源からの
    気化物の飛来方向に合わせて主面に対して垂直でない断
    面形状を有していることを特徴とするシャドウマスク。
  2. 【請求項2】 段階的に開口部の大きさが異なる開口部
    を有する薄板を貼り合わせたことを特徴とする請求項1
    記載のシャドウマスク。
  3. 【請求項3】 気化源からの距離が大きくなるにつれ
    て、主面と前記開口部の側面とのなすテーパ角が徐々に
    大きくなることを特徴とする請求項1記載のシャドウマ
    スク。
  4. 【請求項4】 開口部の断面形状が主面に対して垂直か
    ら傾いて形成されているシャドウマスクを、複数の気化
    源と基板との間に基板との間隔を一定に保って配置し、
    気相成長法によりEL(エレクトロルミネッセント)薄
    膜を基板上に選択的に形成することを特徴とするカラー
    薄膜EL表示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 異なる発光色を呈する複数の有機発光材
    料を異なる位置より異なる時間帯に蒸発させ、各色の有
    機発光材料をそれぞれ基板上の異なる位置に被着するこ
    とを特徴とする請求項4記載のカラー薄膜EL表示装置
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 有機発光材料層の下に形成される正孔輸
    送層、各色の有機発光材料層および有機発光材料層上の
    カソードを同一真空蒸着装置内において連続的に形成す
    ることを特徴とする請求項4記載のカラー薄膜EL表示
    装置の製造方法。
JP9125188A 1997-05-15 1997-05-15 シャドウマスク及びこれを用いたカラー薄膜el表示装置の製造方法 Pending JPH10319870A (ja)

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