JPH10310294A - 帯状製品を巻取るための2つのチャックを有するコイラ - Google Patents

帯状製品を巻取るための2つのチャックを有するコイラ

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JPH10310294A
JPH10310294A JP10120637A JP12063798A JPH10310294A JP H10310294 A JPH10310294 A JP H10310294A JP 10120637 A JP10120637 A JP 10120637A JP 12063798 A JP12063798 A JP 12063798A JP H10310294 A JPH10310294 A JP H10310294A
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chuck
support
rotary
axis
chassis
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Remi Perenon
ペルノン レミ
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Kvaerner Metals Clecim SA
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    • B65H2408/2415Turret specified by number of arms
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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】2つのチャック(21、22)の一方の周りに
帯状製品を巻取るため回転式コイラであって、固定フレ
ーム(12)を中心軸線(10)を中心に回転可能な回
転式シャーシ(1)と、回転式シャーシ(1)に片持状
に延びた少なくとも2つのチャックと、チャック(2
1、22)を選択的に回転駆動する手段(23)と、回
転式シャーシ(1)を回転駆動する手段(13)とを有
する回転式コイラの改良。 【解決方法】 コイラが各チャック(21)のシャーシ
(1)と反対側の末端(24)を第1の開始位置(A)
から巻き取り完了位置(B)まで支持する支持装置
(4、41、5)を備え、この支持装置は少なくとも1
つの着脱自在な回転式支持部材(4)を備え、この支持
部材が固定フレーム(12)に支持され且つ回転式シャ
ーシ(1)と一緒回転するように取り付けられており、
チャック(21)の末端(24)を第1の開始位置
(A)から第2の巻き取り完了位置(B)まで支持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は少なくとも2本の巻
き取りチャックの一つに帯状製品を巻き取るための回転
式コイラ (bobineuse a carrousel) に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】金属バンドの製造設備は一般に機能の異な
る複数のセクション、例えば熱間圧延、エッチング、冷
間圧延および仕上のセクションを有している。幾つかの
セクションを一まとめにすることができる場合もある
が、一般にはバンドを一つのセクションから次のセクシ
ョンへ移送するために、セクションの出口でバンドをコ
イル状に巻き取る必要がある。そのために、コイラが使
用される。このコイラは軸線を中心に回転するシャフト
から成るチャックを有し、このチャックには取外し可能
な状態でバンドの末端を固定することができる。チャッ
クをその軸線を中心に回転させることによってバンドは
チャックの周囲に巻取られ、積層されてコイルが完成す
る。多くの場合、チャックはフレームから片持ち状に延
び、フレームはチャックの回転駆動手段を有し、コイル
を抜取ることができるようにするためにチャックを後方
に引張るシステムを備えている。
【0003】通常はコイル状に巻付けておくるためにバ
ンドは張力状態下にある。コイルの半径が所定のバンド
長に相当する所望値に達した時点で、コイルはチャック
から引き抜かれる。コイルを抜き出した後に、バンドの
次の先端がチャックに達し、操作が再開されるが、巻き
取りの終わったコイルを抜き取って、次のコイルの巻き
取り操作を開始するまでに作業休止時間ができる。この
休止時間は最小限にしなければならない。すなわち、コ
イラの上流に位置する処理ユニットでバンドの走行を中
断させないのが好ましい。従って、一般には処理ユニッ
トをコイル交換に必要な休止時間に応じた緩衝能力を有
する緩衝システムに接続する方法が取られている。この
休止時間を短縮するためにいわゆる「回転式コイラ」が
提案されている。このユニットは固定フレームの中心軸
線を中心に回転する回転式シャーシを有し、このシャー
シに少なくとも2本のチャックが固定され、各チャック
はそれぞれシャーシの同じ側から片持状に延びいる。各
チャックは中心軸線に対して平行な各軸線を中心に回転
する。
【0004】回転式シャーシの向きを変えることによっ
て各チャックは少なくとも2つの位置をとることができ
る。第1の巻取り開始位置ではバンドの先端がチャック
に取付けられ、チャックが回転駆動されてバンドが所定
回数だけ巻付けられる。次いで、回転式シャーシを回転
させることによって第1のチャックは巻取り作業を行い
ながらバンドの巻き取りを完了するために第2の位置へ
と移動する。それと同時に、回転式シャーシの回転によ
って第2のチャックが第1の巻取り開始位置に移動し、
次の操作のために待機する。必要な長さのバンドが第1
のチャックに巻取られた時点でバンドは移動方向に対し
て直角な剪断線に添って切断され、この剪断線の上流に
位置するバンド末端すなわち次のバンドの先端を構成す
る末端が待機位置にある第2のチャック上にすぐに取付
けられ、巻取りが完了したコイルを取外している間に次
のバンドの巻取りを開始することができる。ここで第1
のチャックが開放され、次にシャーシが回転された時に
第1の巻取り開始位置へと戻る。それと同時に一回目の
巻取りが行われた第2のチャックが「巻き取り完了位
置」に移動する。
【0005】このように、「回転式コイラ」を用いると
休止時間を大幅に短縮することができる。当然、これ上
記以外の構成も可能であり、例えばコイラが3本のチャ
ックを備え、これら3本のチャックがシャーシの回転時
に第1の巻き取り開始位置、第2の巻き取り完了位置お
よび第3の取り外し位置を順次とるようにすることがで
きる。上述のように、一般にチャックは回転式シャーシ
から片持状に延びており、巻取り後にはコイルを軸線方
向に沿ってシャーシと反対の方向に摺動してコイルを引
き抜くことができるようになっている。しかし、コイル
は非常に重いので巻取り操作中はシャーシと反対側のチ
ャック末端を取外し自在なカウンター軸受けで支持する
のが望ましい。
【0006】単一チャックのコイラではカウンター軸受
けは地上フレームまたは固定フレームに支持された支持
体を構成するブラケットに単純に取り付けることがで
き、巻取り操作が終了した時点で、支持体をチャックか
ら取り外してコイルを引き抜くことがでいきる。回転式
コイラでは、巻取り完了位置に配置された支持体にカウ
ンター軸受けを取外し自在な状態で取付けて、巻取り操
作完了までの間すなわちコイルが回収されるまでチャッ
クを支持することができる。しかし、巻き取り開始位置
にあるチャックはフリーの状態にあり、次第に増加する
コイルの重みによって回転式シャーシ中に埋め込まれた
方の末端には大きな荷重と張力荷重(この張力は直径に
応じて変えなければならず、従って巻取り操作開始時に
は特に強い)が生じる。開始位置にあるチャックに第2
の支持体を取り付けることもできるが、そのような装置
は大型になり、場所をふさぐ。いずれにせよ、最初のら
せんを巻き取る間チャックを支持するに過ぎず、開始位
置から巻き取り完了位置までチャックは回転中片持状態
にある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記の
欠点が無く、全ての位置でチャックを支持し、回転式シ
ャーシの回転中もチャックを支持することが可能な新規
な構成を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は一般に、固定さ
れたフレーム上で中心軸線を中心に回転可能な回転式シ
ャーシと、回転式シャーシにそれぞれ中心から外れて配
置され且つ中心軸線に対して平行な軸線を中心に回転す
るように取付けられた少なくとも2つのチャックであっ
て、回転式シャーシの同じ側にシャーシに埋め込まれた
一方の末端から反対側の末端まで片持状に延びた少なく
とも2つのチャックと、両方のチャックの一方をその軸
線を中心として選択的に回転駆動する手段と、回転式シ
ャーシの中心軸線を中心とした回転を制御する手段とを
有し、第1の巻き取りチャックを第1の巻き取り開始位
置に選択的に配置し、続いてこの巻き取りチャックを第
1の位置から少なくとも1つの第2の位置すなわち巻き
取りを完了してコイルを取り外すための第2の位置へ切
り替え、それと同時にコイルを取り外された第2のチャ
ックを第2の位置から第1の位置へ戻す回転式のコイラ
に適用される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明では、コイラは各巻き取り
チャックのシャフトの両端の回転式シャーシと反対側の
末端を第1の開始位置から巻取り完了位置まで支持する
装置を備え、この支持部材が巻き取りチャックと反対側
の末端を支持する少なくとも1つの着脱自在可能な回転
式支持部材であって、回転式シャーシと一緒に回転式シ
ャーシの中心軸線を中心に回転するように取り付けられ
た支持手段を介して固定フレームに支持された回転式支
持部材と、この支持部材の第1の開始位置から第2の巻
き取り完了位置までのチャック末端との係合と、支持手
段が第3の位置すなわち巻き取りを完了したコイルの取
外しが可能になるチャックから十分に離れた位置まで移
動した時点での支持部材の係合解除をそれぞれ制御する
手段とを有している。
【0010】着脱自在な支持部材の支持手段は少なくと
も1つの支持アームを備え、この支持アームが少なくと
も1つの支持ステムの一方の末端上にコイルの幅以上の
間隔をあけて支持されており、この支持ステムの他方の
末端が回転式シャーシに固定されて、中心軸線と平行な
方向に沿って延び、さらに支持アームが支持ステム上に
軸線を中心に関節接合されて、支持部材がチャックの末
端と係合する係合位置と巻取りの完了したコイルの取り
外しを可能にする格納位置との間で回動するようになっ
ているのが好ましい。支持アームの関節接合軸は中心軸
線に対して直角にすることができ、それによって支持ア
ームは取り外し位置において軸線に対してほぼ平行な平
面へ移動する。しかし、関節接合軸は中心軸線に対して
平行でもよい。この場合には支持アームはチャックに対
してある角度をもってオフセットされ、支持部材が巻き
取りの完了したコイルの取り外しを妨害しないようにチ
ャックから十分に離れた位置にくるようになっている。
【0011】第1の実施例では、支持アームが支持シャ
フトを構成する単一のステム上に関節接合されており、
この支持シャフトが回転式シャーシの回転中心軸線上に
センタリングされる。その場合、中心支持シャフトが回
転式シャーシ上で軸線を中心に回転するように設置され
且つある角度をもって摺動可能であるのが有利であり、
コイラーは、支持シャフトに中心軸線を中心とした回転
トルクであって巻き取り中のコイルの重量とバンドにか
かる引張荷重によって生じるトルクとを補償するように
調節された回転トルクを与えるための手段を備え、巻き
取り中にチャックによって支持アームに印加される種々
の荷重の合力が、ほぼ回転式シャーシの中心軸を通過す
る方向に働くようになっている。
【0012】他の実施例では、支持部材の支持アームが
2つのブランチを有し、それらブランチがそれぞれ2つ
のステムに関節接続されており、これらステムがチャッ
クの軸線を通る平面の両側に対称にオフセットされてお
り、その平面からのオフセットの距離が、各チャック上
でコイルがその最大半径すなわち中心軸線からチャック
の軸線までの距離に相当する最大半径まで巻き取られる
ことを可能にするのに十分な距離である。この場合に
は、各支持ステムは回転式シャーシから片持状に延び且
つ引張られた状態にあるバンドによってチャックにかか
る荷重に耐えるのに十分な慣性を有する断面を有するビ
ームを構成する。
【0013】着脱自在な支持部材はカウンター軸受けを
備え、このカウンター軸受けは軸方向に相対的に移動す
ることによって回転シャーシと反対側のチャック末端に
配置されたジャーナルに係合することができるのが好ま
しい。一般に、チャックはチャックのシャフト内に設け
られた穴を介して軸方向に摺動する制御ステムの作用で
放射方向に移動可能なセグメントを有するタイプのもの
である。この場合、制御ステムの末端にはチャックの支
持ジャーナルが具備されるのが有利であり、この支持ジ
ャーナルは支持アームをチャックの軸線に配置した後
で、ステムの軸方向への移動により取り外し可能な状態
で支持アームに対応する凹みに係合することができる。
【0014】本発明のもう1つの有利な実施例では、着
脱自在な支持部材は少なくとも2つのジョーで構成さ
れ、これらジョーはそれぞれ支持ステム上で中心軸線に
対して平行な軸線を中心に回動するように取り付けられ
たアームの末端に配置され、この回動運動は両方のジョ
ーがチャックから十分離れた位置に配置されてコイルの
取り外しが可能になる開放位置と、ジョーがチャック末
端に締め付けられたクランプを構成する閉鎖位置との間
で行われる。2つのチャックを有するコイラの場合、コ
イラはそれぞれ一対のジョーを有し且つ2つの回動アー
ムに設置された2つの支持部材を備え、これらの回動ア
ームがそれぞれの支持部材に属する2つのジョーを支持
し、アームの双方を交互にいずれかの方向に回動させる
ことによって各チャックが交互に支持されるようになっ
ているのが好ましい。一対のジョーが一方のチャック上
で閉鎖位置にある時もう一対のジョーは開放位置にあっ
て、もう一方のチャックの両側に互いに離れて配置さ
れ、巻き取りの終了したコイルの取り外しを可能にす
る。
【0015】以下、添付図面を用いて本発明の幾つかの
実施例を説明するが、本発明がこれら実施例に限定され
るものではない。
【0016】
【実施例】図1および図2は回転式、回転式コイラの概
念的な平面図および正面図である。この回転式コイラは
中心軸線10を中心に回転する従来型の回転式シャーシ
1を備えている。この回転式シャーシ1は例えば円筒ド
ラムで構成され、この円筒ドラムは互いに間隔をあけて
配置された2つのローラ11上で回転する。各ローラ1
1は中心軸線10に対して平行な軸線を中心に回転する
ように基礎ブロック12または固定フレームに取り付け
られている。円筒ドラム1の周上には歯車状クラウン
(図示せず)と係合して回転する回転駆動手段、例えば
ピニオン13が設けられており、それによって円筒ドラ
ムは軸線10を中心に回転する。
【0017】シャーシ1は2本の巻取りチャック21、
22を備えている。各チャックはシャーシ1の同じ側か
ら片持状に延びている。各チャック21、22は各シャ
フト2、2’に取付けられ、例えばシャーシ1に設けら
れた独立型モータ23、23’によって回転式シーシ1
の軸線10と平行な軸線20、21’を中心に回転され
る。回転モータ23は液圧式または電気モータにするこ
とができるが、それ以外の公知の回転駆動手段、例えば
シャーシ1内部に設置した少なくとも1つのモータによ
って両チャックの一方の回転駆動を選択的に制御する機
構を用いることができる。
【0018】各チャックは従来のものと同様に、互いに
隣接する1組のセグメント26と組み合わされたシャフ
ト2で構成される(図9)。各セグメント26はシャフ
ト2上を放射方向に摺動するように取り付けられてお
り、シャフト2の軸線方向の穴を貫通するステム25に
よって操作され且つチャックの膨張を制御するラックを
支持している。このラックはセグメントを拡げることに
よってバンドの引掛けおよび巻取りを行い、さらに巻き
取り操作が完了した時点でセグメントを引き寄せてコイ
ルの後退を可能にする。これらの構成は全て周知である
ので、これ以上の説明は不要である。
【0019】一般に、2つのチャックは回転式シャーシ
によって巻取りを開始するための第1の位置Aと、コイ
ルを取り外すことができる巻取り完了時の第2の位置B
とをに移動される。これら2つの位置AおよびBは一般
に全く正反対側にあり、一方のチャック21が開始位置
Aにある時にはもう一方のチャック22はコイル取出し
位置Bにある。既に述べたように、コイル3がチャック
22上に巻き取り終わり、バンドを剪断し終わると、剪
断線の上流に位置するバンド末端で且つ次のバンドの先
端を構成する末端31を位置Aでチャック21に取付け
られ、対応するモータ23を用いてチャック21を回転
駆動し、22に巻き取られたコイル3の取り出しを行う
間に位置Bで次のコイル30の巻き取り操作を開始する
ことができる。この巻き取り操作の開始は公知の巻き取
り機E(図12に概略を示す)を用いて行われる。この
巻き取り機は巻き取り操作開始後は回転式シャーシの回
転を妨害しない離れた位置に後退する。
【0020】コイルの取り出しを可能にするために各チ
ャックのシャフト2はシャーシ1側の末端がシャーシ1
に埋め込まれて、従って、片持状に延びてコイル3の重
量を支える。本発明では、巻き取り操作中にチャックの
シャフト2のシャーシ1と反対側の末端24が回転支持
部材4を介して基礎ブロック12または固定レームに着
脱自在な状態で支持できる。図1に示した本発明の第1
実施例では、支持部材4は支持アーム41の末端に取付
けられたカウンター軸受け40を有している。この支持
アーム41のもう一方の末端は中心軸線10上に中心を
有する中心シャフト5の末端に取り付けられている。中
心シャフト5の反対側の末端51は回転式シャーシ1に
収容されている。
【0021】支持アーム41は中心シャフト5の夕自由
端52上で中心軸線10に対して直角な軸線42を中心
に回動するように関節結合されていて、カウンター軸受
け4と一緒に支持アーム41を180度回転させること
ができるようになっている。一方、カウンター軸受け4
はその側面43、43’がチャック2のシャフトの末端
24に形成されたジャーナルに着脱自在な状態で係合で
きるようになっている。従って、コイル3の巻取り操作
終了し、バンドを剪断した直後に支持アーム41をその
軸線42を中心に180度回転させることによって巻取
られたコイル3を支持するチャック22からカウンター
軸受け40を離すことができ且つ軸受けの反対側の面4
3’を待機位置Aにあるチャック21の末端に位置する
ジャーナル24に係合させることができる。アーム41
の回転は中心シャフト5によって支持される任意の手
段、例えば、ジャッキ54によって駆動されるラック5
3で行うことがてきる。このラック53は軸線42上に
中心を有するピニオンと係合し且つアーム41と一緒に
回転するようにアームに連結されている。
【0022】カウンター軸受け4はその両面43、4
3’に2つのジョイント軸受けを備えることができる。
このジョイント軸受けはアーム41の回転を可能にする
隙間を確保した状態でいずれかの方向でいずれかのジャ
ーナル24、24’と係合する。この操作は、新しいコ
イルの先端31をチャック21に係合させるのに要する
時間の間に行うことができる。すなわち、巻取り操作開
始からチャック21の末端24を支持部材4で支持でき
る。チャック21の両端は回転式シャーシ1と支持部材
4とによって支持されており、対応する反作用はアーム
41と中心シャフト5とシャーシ1とによって基礎ブロ
ックへと伝達されるので、バンドを巻取るためにバンド
に加えられる張力荷重によってチャック21に撓みが生
じることはない。中心シャフト5の末端51はシャーシ
1に埋め込まれ、上記反作用に耐えるだけの剛性を有す
るようにすることもできるが、中心軸線5の他方の末端
52を例えばシャフト5の末端52に着脱自在に係合す
るカウンター軸受け55で基礎ブロックに直接支持する
の好ましい。この場合、カウンター軸受け55は例えば
図2に示した支持アーム56で支持する。
【0023】支持アーム41の回転を妨害することがな
いように、カウンター軸受け55を支持して且つ基礎ブ
ロック12上に支持されるアーム56は中心軸線10お
よびチャック21の軸線20から離れた所に位置する軸
線57を中心として回転できるようになっている。実際
には、チャック22上にコイル3を巻取る操作が完了し
た時点でアーム56とカウンター軸受け55とを軸線5
7を中心に回転して、遠ざけ、次いで、支持部材4が待
機位置Aにあるチャック21の末端24と係合するよう
に支持アーム41を回転し、その後アーム56を回転し
てカウンター軸受け55を中心シャフト5の末端52と
係合させる。既に述べたように、支持アーム41は軸線
42を中心に回動するように中心シャフト5の末端52
に取り付け、中心シャフト5はチャック21が開始位置
Aから巻き取り完了位置Bへ移動される時に回転式シャ
ーシ1と一緒に回転するようにすることができる。
【0024】この回転を通じて支持部材4はチャック2
1のジャーナル24と係合した状態を保ち、従って、チ
ャックがバンドによって加わる引張り荷重によって撓む
ことなくこれに耐えることができ、それによって反作用
が中心シャフト5に支持されるということは理解できよ
う。図1および図2に概念的に示した構成では、中心シ
ャフト5は回転式シャーシ1上で軸線10を中心に回転
するように取り付けられ、周方向に摺動運動できるよう
になっており且つシャフト5の延長部分6に設けられた
トルクモータ61にキー止めされている。トルクモータ
61はシャフト5に回転トルクを与える。図2に概念的
に示すように、チャック21上にバンド32を巻取って
コイル30を形成するために、バンド32には引張り荷
重T(回転軸線20から離れる方向に加わる荷重)とコ
イル30の重量P(アーム41自身の重さに加えて)と
が加わる。このようにアーム41の末端に荷重が加わる
合力によってアーム41には回転トルクが加わる。
【0025】本発明では、トルクモータ61が中心シャ
フト5に逆方向の補償トルクを与える。この補償トルク
は巻取られたバンドの長さおよび延びた端部32の方向
に常に調節され、支持アーム41にかかる反作用(バン
ドに加わる引張荷重Tとコイル30の重量との合力)が
ほぼ完全に中心軸線10を通過するようになっている。
図5は3つの操作段階を参考として示したものである。
図5(a)は開始位置を示し、この位置ではチャックの
軸線に加わる荷重Pは比較的小さく、例えば1トンであ
る。引張り荷重は2.5T程度になる。上向きの合力R
は反対の荷重R’によって補償される。この荷重R’の
成分R’xは支持アームが支持され、成分R’yは加わ
るトルクが支持する。この位置では支持アームOAが引
張り荷重を受けて、トルクが三角法の方向に加わること
が理解できよう。巻き取り操作開始後、回転式シャーシ
は回転駆動される。図5(b)に示した中間位置では荷
重Pが20T程度になり、引張力Tが7T程度になる
(荷重の表示スケールは変更されている)。
【0026】合力Rは下向きで、荷重Pは主として圧縮
された支持アームOAによって支持される。従って、ト
ルクは引張荷重と反対のマイナスの方向を有する。図5
(c)は巻き取り完了後の取り外し位置に対応する。荷
重Pは30Tで、この場合の引張力は15Tである。ト
ルクは再びプラスに加わり、主として荷重Pを補償す
る。支持アーム41にトルクを加えることによってバン
ドによって加わる曲げトルクが最小限に抑えられて支持
アームは実質的に引張力または圧縮荷重のみを受ける。
中心シャフト5の回転を回転式シャーシ1と連動させる
ことが必要であるということは理解できよう。例えば、
直前の圧延スタンドとコイラとの間に引張力が加わって
いないかそれが中断された場合、特にコイル末端の切断
後に次のコイルの先端を捕まえる場合を考えれば分か
る。
【0027】従って、シャーシ1にシャフト5の回転を
停止させるブレーキ60を取付けるのが有利である。本
発明のコイラの機能を補償トルクの印加または中心シャ
フトの一体化で行うことができる。図3および図4に示
した実施例ではチャック21、22のそれぞれが各支持
部材4a、4bに連結され、これら支持部材は中心シャ
フト5の末端に中心軸線10に対して直角な軸線を中心
に回転するように支持された支持アーム41a、41b
の末端に設けられている。例えば、図4および図5に示
すように、支持アーム41a、41bは、中心シャフト
5の末端52に固定されて中心シャフト5と一緒に回転
するコアを構成する部分44に関節接続させることがで
きる。アーム41a、41bは回転液圧ジャッキ45
a,45bに連結されて、このジャッキによってアーム
の軸線を中心として回転駆動される。この場合、アーム
41a、41bの末端に位置するカウンター軸受け4は
その軸線を中心に回転することによってチャックの末端
24において一方方向から係合する。
【0028】図3に示すように、シャフト5の延長部分
に設けられたステム5’の末端に中心シャフト5を支持
するカウンター軸受け55を取付けて、両アーム41
a、41bの回転を可能にし、対応する支持部材4a、
4bを開放できるようにするのが好ましい。この場合、
カウンター軸受け55は基礎ブロック12上に支持され
た固定されたブラケットに取り付けられていて、コイル
の取外し運動を妨害することはない。中心シャフト5は
チャックの反作用に耐えるだけの剛性を確保するのに必
要な最小限の断面を有していなければならない。従っ
て、各チャックの周囲に巻付けることができるコイルの
最大直径はチャックの軸20からシャフト5の周囲まで
の距離に限定される。この最大直径を大きくするために
は図6に概念的に示した構成を用いることができ、この
構成では反作用は回転式シャーシ1から片持状に延びた
2本のステム7、7’によって支えられ、両チャックの
軸線を通る平面P’の両側に左右対称に別れて広がる。
【0029】この場合、支持部材4を支持する支持アー
ム41は2本のブランチ45、45’によって構成さ
れ、各ブランチ45、45’は各支持ステム7、7’に
両チャックの軸線を通る平面P’に対して直角且つ互い
に一直線上にある軸線46、46’を中心に回動するよ
うに関節結合している。ステム7、7’はシャーシ1に
埋め込まれ、片持状に延びたビームを構成するので、横
断面において引張られた状態にあるバンド32によって
チャックに加わる荷重に耐えるのに必要なだけの慣性を
有する必要がある。各コイルを最大直径まで巻き取るこ
とを可能にするために、各ステム7、7’は、チャック
の軸線20、20’を中心としてチャックの軸線20と
中心軸線10との間の距離に等しい半径を有する2つの
円によって画定される空間に沿った輪郭を有する必要が
ある。好ましくは、各ステム7、7’はほぼ三角形の断
面を有し、軸線20、20’を中心とする円の一部を構
成する湾曲面によって画定される。これまで説明した実
施例では、各支持アーム41は中心軸線10に対して直
角な軸線を中心に関節接続され、巻取りの終了したコイ
ルの取外しを行う時にはこの軸線に対して平行に配置さ
れる。
【0030】しかし、支持部材4を中心軸線10に対し
て平行な軸線を中心に回動して開放することもでき、そ
の場合には支持部材4はこの軸線に対して直角な平面上
に保たれる。例えば、図7に示した構成では、コイラは
それぞれ両アーム41a、41bの末端に支持された2
つの支持部材4a、4bを備え、両アーム41a、41
bは中心シャフト5の末端でシャフト5の軸線10を中
心に回動するように取り付けられている。コイラの正面
図である図8に概念的に示すように、各アーム41a、
41bは歯付きセクター61に連結され、この歯付きセ
クター61には固定支持部材56’に取り付けられた図
示していない機構によって回転駆動される固定ピニオン
62が係合しているのが好ましい。固定支持部材56’
は回転式シャーシ1に対して反対側のシャフト5の末端
をセンタリングするためのベアリングを備えている。固
定支持部材56’はフレームまたは基礎ブロック12に
単純に固定することができる。
【0031】図8に示すように、各支持部材4は軸線1
0を中心に支持アームを単に回転させることによってチ
ャックの軸線と整合した状態か、支持アーム41’が例
えばチャック21、22の軸線を通る平面に対して直角
である離反位置C’のいずれかに移動できる。支持部材
4の係合および係合解除を可能にするために、支持部材
4は摺動運動をさせる部材48、例えばジャッキまたは
ネジ/ナット系を備えた支持アーム41の末端に軸線方
向に摺動するように取り付けられている部品47を介し
て支持されたカウンター軸受け40を備えるのが有利で
ある。しかし、既に述べたように、巻取りチャックは一
般に回転シャフトに放射方向に摺動可能な状態に取付け
られた1組のセグメントで構成され、軸線方向に摺動す
る駆動システムによって各セグメントの拡張および後退
が制御される。従って、図9に示したもう一つの有利な
実施例では、支持部材4が拡張ステム25の末端27に
取り付けられるカウンター軸受け40を有し、このカウ
ンター軸受け40は制御ステム25がチャックを拡張す
るために軸線方向に摺動された時に、支持アーム41の
末端に形成さられた対応する凹み47’と係合する。反
対に、コイルの巻取りが完了した時には、制御ステムが
元の位置に戻されてチャックが格納され、同時にカウン
ター軸受け40が凹み47’から開放されてアーム41
を離反位置C’へ回動することができる。
【0032】本発明がこれまで述べた実施例の詳細に限
定されるものではなく、他の構成および均等手段を用い
て本発明のチャックを永久的に支持しても本発明の範囲
を限定するものではないということは明らかである。特
に、取外し可能な支持部材を構成するカウンター軸受け
は2つの移動式ジョーに設けられた2つのセミブッシュ
で構成してもよい。このセミブッシュはクランプのよう
にチャックのシャフトの末端24に締め付けでき、ある
いはコイルの取外しを可能にするためにチャックのシャ
フトの末端から遠ざけることができる。そのためには、
各支持部材のジョーを2本の回動アームで支持し、2つ
の支持部材を使用する場合には、これらアームがそれぞ
れ2つのジョー(それぞれ各支持部材に属する)を支持
するのが有利である。
【0033】例えば図10に示した実施例では、各支持
部材8はアーム81a、81bの一端に配置された2つ
のジョー8a,8bで構成され、アーム81a、81b
の他端には別の支持部材8’のジョー8’a、8’bが
支持されている。各アーム81a、81bの中心部分は
回転式シャーシ1の軸線10にセンタリングされた共通
ピボット82を中心として回転するように中心シャフト
5に関節接続されている。各ジョーの中心は中心軸線1
0に対して両チャックの軸と同じ距離に配置される。さ
らに、各アーム81によって支持された2つのジョーは
中心軸線10およびジョー8a、8a’の中心を通る平
面P1、P2が鈍角を成すようにピボット82に対して
横方向にオフセットされている。各アーム81a、81
bは歯付きセクタ61を備え、このセクタにピニオン6
2が係合する。このピニオン62は回転式シャーシ1に
取り付けられた機構によって駆動され、アーム81をい
ずれかの方向に回転させる。2つのアーム81a、81
bが回転すると、ジョー8a、8bが一方のチャック2
1のシャフトの末端24の位置でクランプのように互い
に接近し、他方のジョー8a’、8b’は巻き取られた
コイルの取外しに必要な距離だけ他方のチャック22か
ら離れる。
【0034】図7に示した場合と同様に、ジョーを支持
するアーム81は常に中心軸線10に対して直角な平面
上にある。従って、中心シャフト5は回転式シャーシ1
から片持状に延びるか、シャーシ1と反対側の末端でブ
ラケットに支持される。図11の実施例では、支持部材
8、8’を支持する各アーム83a、83bが中心軸線
10と平行な軸線を有するピボット82a、82bに関
節接続されて且つそれぞれが支持ビームを構成する2つ
のステム7a、7bの末端に図6の実施例と類似の方法
で配置されている。各支持部材8、8’は2つのジョー
8c、8d上に配置された2つのセミブッシュによって
構成され、これら2つのジョーはアーム83a、83b
によって支持される。この場合には、2本のアーム83
a、83bはそれぞれ両方のチャック21、22の間に
伸びた扇型のような形を有している。この扇型は頂点を
中心に7a、7b上で回動するように取り付けられてお
り、両端に配置された2つのジョー(それぞれ8c、8
c’および8d、8d’)を支持する。これらジョーの
中心は対応するピボット82a、82bの軸線を中心と
して両チャック21、22の軸線を通過する円上に位置
する。
【0035】従って、両方のアーム83a、83bを反
対方向に回転させると第1のジョーの対8c、8dが第
1のチャック21の末端24をつかみ、他方のジョー
8’c、8’dが第2のチャック22から十分に離れて
コイルの取り外しを可能にする。反対方向に回転させる
と第2のジョーの対8c’、8d’が第2のチャック2
2をつかみ、他方のジョー8c、8dが第1のチャック
21から離れる。アーム83a、83bはそれぞれ対応
する支持ステム7a、7bの軸線にセンタリングされた
歯付きセクタ63a、63bを有し、このセクタに他方
の支持ステム7b、7aの軸線にセンタリングされたピ
ニオン64a、64bが係合する。図12はこのコイラ
の3つの操作段階を示している。図12(a)では、チ
ャック21が開始位置Aにあり、ジョー8c、8dが第
1のチャック21のシャフトの末端をつかんでおり、残
りのジョー8’c、8’dが取り外し位置Bに配置され
た第2のチャック22から遠ざけられて、巻取り完了し
たコイル3を取り外すことができるようになっている。
公知の巻き取り機Eがチャック21に適用されて、バン
ド32が引掛けられ、巻取り操作が開始される。
【0036】図12(b)は回転式シャーシの中間位置
を示す。バンド32の巻取りが行われる第1のチャック
21はアーム83a、83bによって支持され、他方の
チャック22からはコイルが取り外されている。図12
(c)は巻取り操作終了段階を示す。従って、第1のチ
ャック21は取外し位置Bにある。アーム83a、83
bの回転は別々に制御できるのが有利である。例えば、
図12(c)では開始位置Aにある第2のチャック22
にジョー8’cを取り付けるために支持アーム83bが
既に移動してており、一方、チャック21はコイルがで
きるまでアーム83aに支持されたままである。その
後、アーム83aを回動すると、チャック22がジョー
8’c、8’dによって把持される。図10の装置も同
様に動作する。当上記以外の動作様式も考えられ、可能
性は多数存在する。特許請求の範囲に記載の参照番号は
単に請求項の理解を助けるためのもので、本発明をなん
ら限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置を備えた回転式コイラの概念的な
平面図。
【図2】 図1のコイラの概念てきな正面図。
【図3】 支持アームの別の構成の平面図。
【図4】 支持アームの一つの組み立て法を示す正面
図。
【図5】 回転式シャーシの3つの位置でチャックに加
わる荷重を示す概念図。
【図6】 本発明の別の実施例を示す概念的正面図。
【図7】 本発明の別の実施例の側面図。
【図8】 図7の実施例の正面図。
【図9】 チャック末端の着脱自在な支持部材の係合シ
ステムを示す詳細な軸線方向断面図。
【図10】 本発明の別の実施例を示す概念図。
【図11】 本発明の別の実施例を示す概念図。
【図12】 図11の実施例の各操作工程を示す図。
【符号の説明】
1 回転式シャーシ 3 コイル 4 支持部材 5、7 支持ステム 8a、8b、8’a、8’b ジョー 10 中央軸線 12 固定フレーム 21、22 チャック 32 バンド 40 カウンター軸受け 41 支持アーム 60 ブレーキ 81a、81b、83a、83b 回動アーム 82 ピボット A 開始位置 B 巻き取り完了位置

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのチャック(21、22)の一方の
    周りに帯状製品を巻取るため回転式コイラであって、固
    定フレーム(12)を中心軸線(10)を中心に回転可
    能な回転式シャーシ(1)と、回転式シャーシ(1)上
    に中心から外れて配置され且つ中心軸線に対して平行な
    軸線(20)を中心として回転するように取付けられた
    少なくとも2つのチャックであって回転式シャーシ
    (1)の同じ側にシャーシ(1)に埋め込まれた一方の
    末端から反対側の末端(24)まで片持状に延びた少な
    くとも2つのチャックと、チャック(21、22)をそ
    の軸線を中心として選択的に回転駆動する手段(23)
    と、回転式シャーシ(1)をその中心軸線(10)を中
    心として回転駆動する手段(13)とを有し、第1のチ
    ャック(21)を第1の開始位置(A)に選択的に配置
    し、次いでこの第1のチャック(21)を第1の開始位
    置(A)から巻き取りを完了してコイル(3)を取り外
    すための少なくとも1つの第2の位置(B)へ移動さ
    せ、それと同時にコイルを取り外した第2のチャック
    (22)を第2の位置(B)から第1の位置(A)へと
    戻す回転式コイラにおいて、 各巻き取りチャック(21)のシャフト(2)の両端の
    うち回転式シャーシ(1)と反対側の末端(24)を第
    1の位置(A)から第2の位置(B)まで支持する装置
    (4、41、5)を有し、この装置(4、41、5)
    は、チャック(21)の反対側末端(24)を支持する
    少なくとも1つの着脱自在な回転式支持部材(4)を有
    し、この回転式支持部材(4)は回転式シャーシ(1)
    と一緒に回転式シャーシの中心軸線(10)を中心にし
    て回転するように取付けられた支持手段(41)を介し
    て固定フレーム(12)に支持されており、さらに、第
    1の位置(A)から第2の位置(B)までのこの回転式
    支持部材(4)をチャック(21)の末端(24)と係
    合させ、巻き取りを完了したコイル(3)の取り外しを
    可能にするためにチャック(21)から十分に離れた第
    3の位置(C)まで支持手段(41)が移動した時点で
    回転式支持部材(4)の係合を解除する手段とを備える
    ことを特徴とするコイラ。
  2. 【請求項2】 着脱自在な支持部材(4)の支持手段が
    少なくとも1つの支持アーム(41)で構成され、この
    支持アーム(4)が少なくとも1つの支持ステム(5)
    (7)の一方の末端にコイル(3)の幅以上の間隔をあ
    けて支持されており、この支持ステム(5)(7)の他
    方の末端が回転式シャーシ(1)に固定されて中心軸線
    (10)と平行な方向に延びている請求項1に記載の回
    転式コイラ。
  3. 【請求項3】 支持アーム(41)が少なくとも1つの
    支持ステム(5)(7)に中心軸線(10)に対して直
    角な軸線を中心に関節接合され、支持部材(4)がチャ
    ック(21)の末端(24)と係合する係合位置から遠
    隔位置(C)まで回動するように中心軸線(10)とほ
    ぼ平行な平面上に支持アーム(41)が設けられている
    請求項2に記載の回転式コイラ。
  4. 【請求項4】 支持アーム(41)が少なくとも1つの
    ステム(5)(7)上に中心軸線(10)に対して平行
    な軸線を中心に関節接合され、支持部材(4)がチャッ
    ク(12)の末端(24)と係合する係合位置から遠隔
    位置(C’)まで回動するように支持アーム(41)が
    チャック(21、22)に対してある角度でオフセット
    されており、支持部材(4)が巻取りの完了したコイル
    (3)の取り外しを妨害しない程度にチャック(21、
    22)から遠ざけられるようになっている請求項2に記
    載の回転式コイラ。
  5. 【請求項5】 支持アーム(41)が支持シャフト
    (5)を構成する単一のステムに関節接合されており、
    支持シャフト(5)が回転式シャーシの回転中心軸線
    (10)上にセンタリングされている請求項3または4
    に記載の回転式コイラ。
  6. 【請求項6】 中心支持シャフト(5)が回転式シャー
    シに埋め込まれ且つ反対側の末端(52)まで片持状に
    延びており、この反対側の末端(52)に支持アーム
    (41)が関節接合されており、中心シャフト(5)が
    ビームを構成し、このビームが巻き取りチャック(2
    1)に加わる荷重の少なくとも一部を回転シャーシ
    (1)を介して固定フレーム(12)へと伝達するため
    の十分な強度を有する請求項5に記載の回転式コイラ。
  7. 【請求項7】 中心支持シャフト(5)の回転式シャー
    シ(1)と反対側の末端(52)が支持部材(56)を
    介して固定フレーム(12)に支持されている請求項5
    に記載の回転式コイラ。
  8. 【請求項8】 支持アーム(41)の中心支持シャフト
    (5)が回転式シャーシ(1)上で軸線(10)を中心
    に回転するように設置され且つある角度をもって摺動可
    能になっており、さらに、中心シャフト(5)に中心軸
    線(10)を中心とした回転トルクであって巻き取り中
    のコイル(3)の重量とバンド(32)にかかる引張荷
    重によって生じるトルクとを補償するように調節された
    回転トルクを与える手段(61)と組み合わされてお
    り、巻き取り中にチャック(21)によって支持アーム
    (41)に加わる種々の荷重の合力がほぼ回転式シャー
    シ(1)の中心軸線(10)を通過する方向に働くよう
    になっている請求項5、6、7のいずれか一項に記載の
    回転式コイラ。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の回転式コイラであっ
    て、中心支持シャフト(5)が該中心シャフト(5)に
    かかる荷重を補償するために使用されるトルクモータ
    (61)に接続されて且つブレーキ(60)によって回
    転式シャーシ(1)と取り外し可能な状態で連動される
    ことを特徴とするコイラ。
  10. 【請求項10】 支持部材(4)の支持アームが2つの
    ブランチ(45、45’)を有し、それらブランチがそ
    れぞれ2つのステム(7、7’)に支持されており、こ
    れらステムが回転式シャーシ(1)に埋め込まれ且つ該
    シャーシから片持状に延びており、各ステム(7、
    7’)は引っ張られた状態にあるバンド(32)によっ
    てチャックに加わる荷重に耐えるのに十分な慣性を有す
    る断面を備えたビームを形成し、ステム(7、7’)は
    両チャック(21、22)の軸線を通る平面(P’)の
    両側に対称にオフセットされており、その平面(P’)
    からのオフセットの距離が各チャック(21、22)上
    でコイル(3)がその最大半径すなわち中心軸線(1
    0)からチャック(21、22)の軸線までの距離に相
    当する最大半径まで巻き取るのに十分な距離である請求
    項3または4に記載の回転式コイラ。
  11. 【請求項11】 各支持ステム(7、7’)の回転式シ
    ャーシ(1)の中心軸線(10)を向いた側面がそれぞ
    れ両チャック(21、22)に面した2つの面によって
    画定され、この面がそれぞれ対応するチャックの軸線
    (20)を中心とする円であって半径がチャック(2
    1)の軸線(20)と中心軸線(10)との間の距離以
    下である円に正接する面であって、対応するコイル
    (3)の巻き取りが完全に行われるようになっている請
    求項10に記載の回転式コイラ。
  12. 【請求項12】 取り外し可能な支持部材(4)がカウ
    ンター軸受け(40)を備え、この軸受け(40)がチ
    ャックの軸線(20)上に中心を有し且つ回転式シャー
    シ(1)と反対側のチャック(21、22)末端(2
    4)に設けられたジャーナルと対応する支持アーム(4
    1)の末端との間に配置されている請求項1〜11のい
    ずれか一項に記載の回転式コイラ。
  13. 【請求項13】 カウンター軸受け(40)の支持アー
    ム(41)が支持アーム(41)の末端で取り付けられ
    且つ中心軸線(10)に対して直交する軸線(42、4
    6、46’)を中心に回動するよう接続されており、カ
    ウンター軸受け(4)が各チャック(21、22)のシ
    ャフト(2a、2b)の末端(24)と係合し且つ支持
    アーム(41)をその軸線(42)の周囲で回転させる
    ことによって末端(24)から開放されるように配置さ
    れている請求項12に記載の回転式コイラ。
  14. 【請求項14】 対向する2つの面(43、43’)を
    有する同じカウンター軸受け(4)に連結された単一の
    支持アーム(41)を有し、これら対向する2つの面
    (43、43’)が着脱自在な状態でそれぞれチャック
    (21、22)のシャフト(2a、2b)のいずれか一
    方と係合可能である請求項13に記載の回転式コイラ。
  15. 【請求項15】 中心支持シャフト(5)の回転式シャ
    ーシ(1)と反対側の末端(24)が支持部材(56)
    を介して取り外し可能な状態で固定フレーム(12)上
    に支持され、この支持部材(56)が、中心支持シャフ
    ト(5)の末端を支持する位置から、支持部材(4)の
    支持アーム(41)を一方のチャックからもう一方のチ
    ャック(21、22)へと移動させることを可能にする
    遠隔位置との間で移動可能である請求項14に記載の回
    転式コイラ。
  16. 【請求項16】 少なくとも2つの支持アーム(41
    a、21b)を有し、これらアームが中心支持シャフト
    (5)上に関節接続され且つそれぞれ1つのチャック
    (21、22)に接続されており、各アーム(41a、
    41b)には支持部材(4a、4b)が取り付けられて
    おり、これら支持部材(4a、4b)が対応するチャッ
    ク(21、22)のシャフト(2a、2b)の末端に着
    脱自在な状態で係合可能で且つ対応するチャック(2
    1、22)のシャフト(2a、2b)を支持するための
    閉鎖位置と中心支持シャフト(5)とほぼ整列した開放
    位置との間で回動可能である請求項13に記載の回転式
    コイラ。
  17. 【請求項17】 中心支持シャフト(5)が支持アーム
    (41a、41b)の関節点(42)の先にセクション
    (5’)を有し、このセクション(5’)が、固定ブラ
    ケット上に支持された回転支持部材(55)を介して関
    節点(42)との間に十分な距離を保った状態で固定フ
    レーム(12)に支持されており、各支持アーム(41
    a、41b)が開放位置に配置されてコイル(3)が対
    応するチャック(21、22)から取り外されるのを可
    能にする請求項16に記載の回転式コイラ。
  18. 【請求項18】 カウンター軸受け(4)が支持アーム
    (41)の末端上で中心軸線(10)と平行に摺動する
    よう取付られた部品(47)に支持されており、支持ア
    ーム(41)が上記部品(47)の摺動運動を制御する
    ための手段(48)を備え、カウンター軸受け(40)
    を係合または係合解除するようになっている請求項12
    に記載の回転式コイラ。
  19. 【請求項19】 各チャック(21、22)が拡張制御
    ステム(25)を備え、このステムが軸方向に移動して
    チャックの拡張または格納を行い、制御ステム(25)
    の軸方向の移動によって、拡張方向においては、ステム
    (25)の末端(27)が支持アーム(41)の対応す
    る凹み(47’)に係合し、格納方向においては、上記
    末端(27)の係合が解除され、その際、上記末端(2
    7)が上記凹み(47’)内で回転する余地を残して支
    持される請求項12に記載の回転式コイラ。
  20. 【請求項20】 取り外し可能な支持部材(8)が少な
    くとも2つのジョーによって構成され、これらジョーが
    それぞれ、支持ステム(5、7)上で中心軸線(10)
    と平行な軸線を中心に回動するように取り付けられたア
    ームの末端に配置され、このアームが、ジョー(8a、
    8b)がチャックから十分離れた位置に配置されてコイ
    ルの取り外しを可能にする開放位置とジョー(8a、8
    b)がチャックの末端(24)に締め付けられてクラン
    プを形成する閉鎖位置との間で回動する請求項4〜7の
    いずれか一項に記載の回転式コイラ。
  21. 【請求項21】 回転シャーシ(1)に取付けられた2
    つのチャック(21、22)を備え、2つの支持部材
    (8、8’)を有し、これら2つの支持部材(8、
    8’)がそれぞれ一対のジョー(8a、8b)、(8
    a’、8b’)およびそれぞれの支持部材(8、8’)
    に属する2つのジョー(8a、8b)、(8a’、8
    b’)を支持する2本の回動アーム(81a,81
    b)、(83a,83b)によって構成され、両アーム
    をいずれかの方向に回動させることによってチャック
    (21、22)が交互に支持され、一方の組に属するジ
    ョー(8a、8b)が一方のチャック(21)上で閉鎖
    位置にある時にはもう一方の組(8’)に属するジョー
    (8a’、8b’)は開放位置にあってもう一方のチャ
    ック(22)の両側で互いに開いた状態になっている請
    求項20に記載の回転式コイラ。
  22. 【請求項22】 支持アーム(81a、81b)がいず
    れもその中心部分において中心支持シャフト(5)上に
    関節接続されて、シャーシ(1)の軸線(10)を中心
    とするピボット(82)の周囲で回動するようになって
    おり、さらに、対向する2つの末端にそれぞれ異なる対
    に属する2つのジョー(8a、8’a)(8b、8’
    b)を支持し、これらがそれぞれ回動軸線(10)を中
    心として且つ両チャック(21、22)の軸を通過する
    円筒形表面と回動軸(10)を通過して一定の角度でオ
    フセットになされた各平面(P1、P2)との交わる点
    に位置する軸を中心とし、一方が開いている時には他方
    が閉じているクランプが形成されるようになっている請
    求項21に記載の回転式コイラ。
  23. 【請求項23】 支持アーム(83a、83b)がそれ
    ぞれ2つの支持ステム(7、7’)上でピボット(82
    a、82b)を中心に回動するように接続されており、
    この支持ステム(7、7’)が、チャック(21、2
    2)の軸線を通る平面に対して垂直且つチャック(2
    1、22)の間に広がる平面上の中心軸線(10)から
    離れた左右対称の位置にあり、各支持アーム(83a、
    83b)が2つの異なる支持部材に属する開いた2つの
    ジョー(8c、8’c)(8d、8’d)を支持してお
    り、これら支持部材がそれぞれ対応する回動軸線(82
    a、82b)を中心として両チャック(21、22)の
    軸を通過する円筒形表面と、それぞれ回動軸線(82
    a、82b)を通過して互いに鋭角を成す2つの平面と
    の交わる点に位置する軸線を中心としており、両アーム
    (83a、83b)の角度が、これらアーム(83a、
    83b)を互いに近付ける方向に回転させた時に第1の
    支持部材(8)のジョー(8c、8d)が第1のチャッ
    ク上に締め付けられて第2の支持部材(8’)のジョー
    (8’c、8’d)が第2のチャック(22)の両側に
    開くか、あるいはその逆になるように設定される請求項
    21に記載の回転式コイラ。
JP10120637A 1997-04-30 1998-04-30 帯状製品を巻取るための2つのチャックを有するコイラ Withdrawn JPH10310294A (ja)

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