JPH10309966A - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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JPH10309966A
JPH10309966A JP9122497A JP12249797A JPH10309966A JP H10309966 A JPH10309966 A JP H10309966A JP 9122497 A JP9122497 A JP 9122497A JP 12249797 A JP12249797 A JP 12249797A JP H10309966 A JPH10309966 A JP H10309966A
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memory
bracket
operating lever
upper rail
seat
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Masahiro Kanda
昌宏 神田
Hiroshi Matsuura
寛 松浦
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Fuji Kiko Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/04Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
    • B60N2/12Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable and tiltable
    • B60N2/123Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable and tiltable and provided with memory locks

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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付性の向上を図ることができるシートスラ
イド装置を提供する。 【解決手段】 ウォークイン機構部10を作動すること
により、メモリー機構部20及びロック部材30を介し
てシート部40の前後方向移動をロック及びアンロック
するようにしてあり、メモリー機構部20を1枚の基板
24上に組み付けることによりユニット化してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ウォークイン機
構を有する車両用シートのシートスライド装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のシートスライド装置において
は、前後方向に傾動可能なシートバックを備えたシート
部が、フロア側に固定されたロアレールに摺動可能に嵌
合されたアッパーレールに取り付けられている。
【0003】そして、シートバックを前倒しすると、ウ
ォークイン機構の作動によりシート部の前後方向の移動
を阻止しているロック部材のロックが解除され、すなわ
ち、シート部がアンロック状態となり、シート部はばね
の付勢力により前方向に移動するように構成されてい
る。
【0004】また、このシート部が前方に移動した時点
で、ロック部材がロック状態に復元するのを防止するた
め、図17に示す作動レバー2とメモリーブラケット3
を備えたメモリー機構部1が設けられている。
【0005】この作動レバー2は、軸着用ピン2aによ
りアッパーレール4に軸着されていると共に、アッパー
レール4との間に装架された引張ばね5により時計方向
に回動するように付勢されている。
【0006】そして、シートバックを前倒しすると、ウ
ォークイン機構の作動により作動レバー2が引張ばね5
のばね力に抗して反時計方向に回動してロック部材のロ
ックピン6を下方に押圧し、これによって、ロック部材
によるシート部のロックが解除され、シート部の前後方
向の移動可能なアンロック状態になるように設定されて
いる。
【0007】また、メモリーブラケット3は、軸着用ピ
ン3aによりアッパーレール4に軸着されていると共
に、アッパーレール4との間に装架された引張ばね7に
より反時計方向に回動するように付勢されている。
【0008】そして、このメモリーブラケット3に設け
られた傾斜したスライド孔3bとアッパーレール4側に
設けられた水平のスライド孔4aに挿通されたメモリー
保持ピン8と、作動レバー2及びメモリーブラケット3
との協働作用によりシート部を前方に移動させた位置か
ら所定の後方位置に移動させる間、ロック部材をロック
解除状態、すなわちシート部をアンロック状態に保持で
きるように設定されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したシ
ートスライド装置においては、作動レバー2及びメモリ
ーブラケット3にそれぞれ組み付けられた各軸着用ピン
2a,3aをアッパーレール4にかしめ固着するように
構成されており、かしめ工程への移行時に部品の脱落事
故等が発生することがあり、組付性が悪いという問題が
あった。
【0010】この発明は、上述した問題を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、組付性の
向上を図ったシートスライド装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る請求項1のシートスライド装置で
は、ウォークイン機構部を作動することにより、メモリ
ー機構部及びロック部材を介して、シート部の前後方向
移動をロック及びアンロックするようにしたシートスラ
イド装置であって、前記メモリー機構部を少なくとも1
枚の基板上に組み付けることによりユニット化したこと
を特徴としている。
【0012】また、請求項2のシートスライド装置で
は、基板のアッパーレール側に、ロック部材を作動する
作動レバーを軸着すると共に、前記基板のアッパーレー
ル側で前記作動レバーの自由端側に、前記ロック部材の
アンロック状態を保持するメモリーブラケットを軸着
し、さらに、前記作動レバーの自由端側と前記メモリー
ブラケットの作動レバー側との重合部で、前記基板のア
ッパーレール側に、前記作動レバーの自由端側を保持す
るメモリー保持ピンを、前記基板に設けたスライド孔と
前記メモリーブラケットに設けたスライド孔に挿通した
状態で配置することによりメモリー機構部をユニット化
し、このユニット化されたメモリー機構部を前記作動レ
バーの軸着用ピンと前記メモリーブラケットの軸着用ピ
ンとをアッパーレールに固着することにより、前記メモ
リー機構部を前記アッパーレールに取り付けることがで
きるようにしたことを特徴としている。
【0013】また、請求項3のシートスライド装置で
は、作動レバーの軸着用ピンは、アッパーレール側に前
記作動レバーの位置を決めるつば部を有していることを
特徴としている。
【0014】また、請求項4のシートスライド装置で
は、メモリーブラケットの軸着用ピンは、アッパーレー
ル側に前記メモリーブラケットの位置を決めるつば部を
有していることを特徴としている。
【0015】また、請求項5のシートスライド装置で
は、2枚の基板の間に、メモリー機構部の構成部材が配
置可能な空間部を形成し、各基板の内側に、ロック部材
を作動する作動レバーを軸着すると共に、この作動レバ
ーの自由端側に前記ロック部材のアンロック状態を保持
するメモリーブラケットを軸着し、さらに、前記作動レ
バーの自由端側と前記メモリーブラケットの作動レバー
側との重合部で、前記作動レバーの自由端側を保持する
メモリー保持ピンを、前記各基板に設けたスライド孔と
前記メモリーブラケットに設けたスライド孔に挿通した
状態で配置することにより前記メモリー機構部をユニッ
ト化し、前記各基板をアッパーレールに固着することに
より、ユニット化された前記メモリー機構部を前記アッ
パーレールに取り付けることができるようにしたことを
特徴としている。
【0016】また、請求項6のシートスライド装置で
は、基板に設けられたスライド孔は作動レバー及びメモ
リーブラケットの軸着用ピンを結ぶ線方向に形成され、
メモリーブラケットに設けられたスライド孔は、前記メ
モリーブラケットの時計方向の回動によりメモリー保持
ピンをアンロック側に移動可能に傾斜されていることを
特徴としている。
【0017】そして、上述した本発明に係る請求項1、
請求項2及び請求項5のシートスライド装置によれば、
ロック部材を作動する作動レバー及びロック部材をアン
ロック状態に保持するメモリーブラケットを各軸着用ピ
ンにより基板に軸着し、また、作動レバーの自由端側を
保持するメモリー保持ピンを基板及びメモリーブラケッ
トにそれぞれ設けたスライド孔に挿通することにより、
メモリー機構部がユニット化され、このユニット化され
たメモリー機構部をアッパーレールに取り付けるように
なっているので、メモリー機構部の組付けを極めて容易
に行うことができ、組付性の大幅な向上を図ることがで
きる。
【0018】また、請求項3及び請求項4のシートスラ
イド装置によれば、作動レバーの軸着用ピン及びメモリ
ーブラケットの軸着用ピンには、軸方向の位置を決める
つば部がそれぞれ形成されているので、作動レバー及び
メモリーブラケットの位置決めを容易に行うことができ
る。
【0019】また、請求項6のシートスライド装置によ
れば、作動レバーをロック及びアンロックするメモリー
保持ピンは、基板のスライド孔とメモリーブラケットの
スライド孔との協働作用によりロック側及びアンロック
側に移動するようになっているので、作動レバーのロッ
ク及びアンロックを簡易な構成により行うことができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1〜図16を参照して説明する。なお、図1〜図15は
第1の実施の形態のシートスライド装置、図16は第2
の実施の形態のシートスライド装置を示している。
【0021】まず、図1〜図15を参照して第1の実施
の形態を説明する。
【0022】図において、Eは車両用シートのシートス
ライド装置であり、ウォークイン機構部10を作動する
ことにより、メモリー機構部20及びロック部材30を
介してシート部40の前後方向移動をロック及びアンロ
ックするようにしてあり、メモリー機構部20を1枚の
基板24上に組み付けることによりユニット化してあ
る。
【0023】さらに、この第1の実施の形態の構成を詳
細に説明する。
【0024】車体のフロア50側には、前後方向に沿っ
て延びる左右一対のロアレール51(一方のみ図示)が
取り付けられており、このロアレール51にアッパーレ
ール52が前後方向に沿って移動可能に支持されてい
る。このアッパーレール52は、シート部40のシート
クッション41側に取り付けられており、これによっ
て、シート部40が前後方向に移動可能となっている。
尚、シート部40は図示しないばねにより前方向に付勢
されている。
【0025】ロアレール51には、前後方向に沿って複
数の係止切欠溝51aが等間隔に形成されている。ま
た、アッパーレール52の前部側には、ロック部材とし
ての板状のロック板30の基部が枢軸31により軸着さ
れており、このロック板30の自由端側に、ロアレール
51の係止切欠溝51aに係止可能な複数、例えば3個
の係止凸部30aが形成されている。
【0026】さらに、ロック板30の中間部には、アッ
パーレール52にロック板30の枢軸31を中心として
形成された円弧状の長孔52aに嵌挿するロックピン3
2が植設されている。このロックピン32とアッパーレ
ール52に形成された係止孔52bとの間には、引張ば
ね33が装架されており、この引張ばね33によってロ
ック板30は反時計方向、すなわち係止凸部30aがロ
アレール51の係止切欠溝51aに係止する方向に回動
するように付勢されている。尚、ロックピン32を設け
る替わりにロック板30の一部を折り曲げるようにして
もよい。また、引張ばね33の替わりにトーションばね
を用いてもよい。
【0027】アッパーレール52の後部側は、ベースプ
レート53が固定されており、このベースプレート53
に植設された枢軸54には、図示しないリクライニング
装置によって前後方向に傾動可能なアーム55を一体的
に取り付けたアーム取付板56が回動可能に支持されて
いる。このアーム取付板56には、作動ピン57が植設
されており、アーム55は、シート部40のシートバッ
ク42側に取り付けられている。
【0028】メモリー機構部20は、ロック板30を作
動する作動レバー21と、ロック板30をアンロック状
態に保持するメモリーブラケット22と、作動レバー2
1の一方の自由端21a側を保持するメモリー保持ピン
23とを備えており、各構成部品は、1枚の基板24上
に組み付けられ一体化されてアッパーレール52に取り
付けられている。
【0029】作動レバー21は、くの字状に形成されて
おり、基板24のアッパーレール52側に所定の間隔を
おいて軸着用ピン25により軸着されている。この軸着
用ピン25には作動レバー21の位置を決めるつば部2
5aが形成されている。
【0030】また、軸着用ピン25には、作動レバー2
1と基板24との間にねじりコイルばね21cが巻装さ
れており、このねじりコイルばね21cの一端は作動レ
バー21の縁部に、他端は基板24の縁を折り曲げて形
成した係止部24aにそれぞれ係止されている。このね
じりコイルばね21cによって作動レバー21は時計方
向に回動するように付勢されている。なお、ねじりコイ
ルばね21cのばね力は引張ばね33のばね力より小さ
く設定されている。
【0031】メモリーブラケット22は、くの字状に形
成されており、基板24のアッパーレール52側で作動
レバー21の一方の自由端側に、基板24と所定の間隔
をおいて軸着用ピン26に軸着されている。この軸着用
ピン26は、アッパーレール52側に、メモリーブラケ
ット22の位置を決めるつば部26aが形成されてお
り、このつば部26aとメモリーブラケット22との間
には、位置決めスペーサ26bが介装されている。な
お、スペーサ26bを介装する替わりに、メモリーブラ
ケット22にバーリング加工によりつば部を一体形成し
てもよい。
【0032】また、軸着用ピン26には、メモリーブラ
ケット22と基板24との間にねじりコイルばね22d
が巻装されており、このねじりコイルばね22dの一端
はメモリーブラケット22の縁部に、他端は基板24の
縁を折り曲げて形成した係止部24bにそれぞれ係止さ
れている。このねじりコイルばね22dによってメモリ
ーブラケット22は反時計方向に回動するように付勢さ
れている。なお、ねじりコイルばね22dのばね力は、
引張ばね33の引張ばねより小さく設定されている。
【0033】さらに、メモリーブラケット22の一方の
自由端側には、軸着用ピン25,26を結ぶ線方向で基
板24に形成されたスライド孔24cと傾斜して交差す
るスライド孔22cが形成されており、この各スライド
孔22c,24cに作動レバー21の一方の自由端21
a側を保持するメモリー保持ピン23が摺動可能に挿通
されている。
【0034】そして、メモリーブラケット22のスライ
ド孔22cは、メモリーブラケット22の時計方向の回
動によりメモリー保持ピン23がアンロック側に、すな
わち、基板24のスライド孔24cを左側に移動可能な
ように傾斜して形成されている。また、メモリー保持ピ
ン23には、基板24とメモリーブラケット22の間に
スライド孔22c,24cより径大のつば部が形成され
ている。
【0035】このメモリー保持ピン23がスライド孔2
4cの右側に移動すると、メモリー保持ピン23は作動
レバー21の一方の自由端21aの運動軌跡内に進入し
て当接するようになっている。この作動レバー21の一
方の自由端21aは、その上面がスライド孔24cに直
交してメモリー保持ピン23に当接し、その下面は、ス
ライド孔24cに傾斜してメモリー保持ピン23に当接
するようになっている。すなわち、作動レバー21が時
計方向に回動しようとした際には、メモリー保持ピン2
3がその回動を阻止し、作動レバー21が反時計方向に
回動した際には、自由端21aの下面がメモリー保持ピ
ン23を左側に移動させて、回動を継続するようになっ
ている。
【0036】上述したように、基板24に、作動レバー
21及びメモリーブラケット22を各軸着用ピン25,
26でそれぞれ軸着すると共に、各軸着用ピン25,2
6にねじりコイルばね21c,22dをそれぞれ取り付
け、さらに、基板24及びメモリーブラケット22の各
スライド孔22c,24cにメモリー保持ピン23を挿
通することにより、メモリー機構部20は、図1に示す
ように一体化され、この一体化されたメモリー機構部2
0を、図3に示すように、作動レバー21の軸着用ピン
25とメモリーブラケット22の軸着用ピン26とをア
ッパーレール52にかしめ固着することにより、メモリ
ー機構部20をアッパーレール52に取り付けることが
できる。
【0037】また、ロアレール51上面には、メモリー
ロック解除部材58が取り付けられており、このメモリ
ーロック解除部材58に、シートバック42を前倒しし
て前方に移動したシート部40が所定の後方位置に移動
した際、メモリーブラケット22の他方の自由端22b
が当接するように設定されており、これによって、メモ
リーブラケット22が時計方向に回動し、メモリー保持
ピン23が作動レバー21の一方の自由端21aの運動
軌跡外に退避するよう基板24のスライド孔24c内を
左側に移動し、作動レバー21のロックを解除するよう
になっている。
【0038】ウォークイン機構10を構成するウォーク
インレバー11は、基部を枢軸54に軸着しており、一
方の自由端11aには連結ロッド12の一端が連結枢支
されている。この連結ロッド12の他端は、作動レバー
21の他方の自由端21bに連結枢支されている。
【0039】つぎに、この発明の第1の実施の形態の作
用を説明する。
【0040】まず、図4に示すように、シートスライド
装置Eがシート部40のニュートラル位置より前方でロ
ックされている場合について説明する。この場合には、
ロック板30の係止凸部30aが引張ばね33のばね力
でロアレール51の係止切欠部51aに圧接係止してお
り、これによってシート部40の前後方向の移動が阻止
されている。
【0041】また、メモリーブラケット22の他方の自
由端22bは、ねじりコイルばね22dのばね力によっ
てメモリーロック解除部材58と係合可能な位置にあ
り、メモリー保持ピン23は基板24のスライド孔24
cの右端に当接して作動レバー21の一方の自由端21
aの運動軌跡内に位置している。
【0042】さらに、作動レバー21には、ロックピン
32が引張ばね33のばね力より圧接しており、その一
方の自由端21aはメモリー保持ピン23の上方に位置
している。
【0043】この図4に示す状態から図5に示すよう
に、シートバック42を前倒しさせると、作動ピン57
を介してウォークインレバー11が反時計方向に回動
し、連結ロッド12が矢印A方向に引張られ、作動レバ
ー21が反時計方向に回動し、ロックピン32を押し下
げる。これによって、ロック板30が時計方向に回動
し、その係止凸部30aとロアレール51の係止切欠溝
51aとの係止が解かれる。すなわち、シートスライド
装置Eはロックオフ状態になる。
【0044】また、メモリー保持ピン23は、作動レバ
ー21の一方の自由端21aにより押圧されてスライド
孔24c内を左方向に移動し、これに伴ってメモリーブ
ラケット22は時計方向にする。
【0045】この図5に示す状態から、さらにシートバ
ック42が前倒しされると、図6に示すように、作動レ
バー21はメモリー保持ピン23の位置を通過し、メモ
リーブラケット22はねじりコイルばね22dのばね力
より反時計方向に回動し、メモリー保持ピン23がスラ
イド孔22bの最右端位置に移動し、このメモリー保持
ピン23は作動レバー21の一方の自由端21aとの当
接可能位置に移動することになる。
【0046】シートスライド装置Eがロックオフ状態に
なると、図7に示すように、シート部40が最前進位置
まで移動することになる。
【0047】この図7に示す状態から、図8に示すよう
に、シートバック42を起立させると、作動レバー21
は引張ばね33及びねじりコイルばね21cのばね力に
より時計方向に回動し、その一方の自由端21aがメモ
リー保持ピン23に圧接係合する。この状態では、ロッ
ク板30の係止凸部30aは、ロアレール51の係止切
欠溝51aから離脱しているので、シートスライド装置
Eがロックオフ状態に保持される。
【0048】この図8に示す状態から図9に示すよう
に、シート部40を再びニュートラル位置付近まで後退
させると、メモリーブラケット22の他方の自由端22
bがロック解除部材58の左端面に当接して時計方向に
回動し、これに伴ってメモリー保持ピン23がスライド
孔24c内を左方向に移動し、これによってメモリー保
持ピン23と作動レバー21の一方の自由端21aとの
係合が解かれ、シート部40のニュートラル位置におい
てシートスライド装置Eがロック状態に復帰する。
【0049】上述したように、シートバック42を前倒
しにしてシート部40を前方に移動させた状態でシート
バック42を起立させてもシートスライド装置Eをロッ
ク解除状態に保持することができるので、シート部40
の移動を容易に行うことができる。
【0050】つぎに、図10に示すように、シートスラ
イド装置Eがシート部40のニュートラル位置より後方
でロックされている場合について説明する。この場合に
は、図4に示した場合と同様ロック板30の係止凸部3
0aとロアレール51の係止切欠溝51aとの係止によ
り、シート部40の前後方向の移動が阻止されている。
【0051】また、メモリーブラケット22の他方の自
由端22bは、ねじりコイルばね22dのばね力によっ
てメモリーロック解除部材58の上面に圧接係合してお
り、メモリー保持ピン23は基板24のスライド孔24
cの左端に当接している。さらに、作動レバー21の一
方の自由端21aは、メモリー保持ピン23の上方から
ずれて位置している。
【0052】この図10に示す状態から、図11に示す
ように、シートバック42を前倒しさせると、図5に示
した場合と同様、シートスライド装置Eがロックオフ状
態になるが、この時メモリー保持ピン23は左側に移動
しているので、作動レバー21の一方の自由端21aは
メモリー保持ピン23に当接することなく回動し、メモ
リー保持ピン23は左側に保持される。
【0053】この図11に示す状態から、さらに、シー
トバック42が前倒しされると図12に示すように、作
動レバー21の一方の自由端21aがメモリー保持ピン
23の下方に移動する。尚、この状態でシートバック4
2を起こせば、作動レバー21の一方の自由端21aは
メモリー保持ピン23に当接することなく時計方向に回
動し、シートスライド装置Eは図10に示すロック状態
になる。
【0054】シートスライド装置Eがロックオフ状態に
なると、シート部40が前進し、図13に示す位置まで
前進すると、メモリーブラケット22の他方の自由端2
2bとメモリーロック解除部材58上面との係合が解か
れ、同時にメモリーブラケット22が反時計方向に回動
し、これによって、メモリー保持ピン23はスライド孔
24cの右端に当接する位置まで移動する。
【0055】図14は、図13に示す状態から、シート
部40が最前進位置まで移動した状態を示しており、こ
のシート部40の最前進位置からシートバック42を起
立させることなく図15に示すように、シート部40を
ニュートラル位置付近まで後退させると、メモリーブラ
ケット22の他方の自由端22bがメモリーロック解除
部材58の左端面に当接し、さらに、メモリーロック解
除部材58の上面に当接するようになり、これに伴って
メモリーブラケット22が時計方向に回動し、メモリー
保持ピン23がスライド孔24cの左端に当接する位置
まで移動する。そして、この位置でシートバック42を
起立させると、作動レバー21の一方の自由端21aは
メモリー保持ピン23と係合することなく時計方向に回
動すると共に、ロックピン32が上昇し、ロック板30
の係止凸部30aがロアレール51の係止切欠溝51a
に係止され、シートスライド装置Eはロック状態にな
る。
【0056】上述したこの発明に係る第1の実施の形態
によれば、ロック板30を作動する作動レバー21及び
ロック板30をアンロック状態に保持するメモリーブラ
ケット22を各軸着用ピン25,26により基板24に
軸着し、また作動レバー21の自由端21a側を保持す
るメモリー保持ピン23を基板24に取り付けることに
より、メモリー機構部20が一体化され、この一体化さ
れたメモリー機構部20をアッパーレール52に取り付
けるようになっているので、メモリー機構部20の組付
けを極めて容易に行うことができ、組付性の大幅な向上
を図ることができる。
【0057】また、作動レバー21の軸着用ピン25及
びメモリーブラケット22の軸着用ピン26には、軸方
向の位置を決めるつば部25a,26aがそれぞれ形成
されているので、作動レバー21及びメモリーブラケッ
ト22の位置決めを容易に行うことができる。
【0058】さらに、作動レバー21をロック及びアン
ロックするメモリー保持ピン23は、基板24及びメモ
リーブラケット22にそれぞれ設けられたスライド孔2
2c,24cの協働作用により作動レバー21のロック
側及びアンロック側に移動するようになっているので、
簡単な構成により作動レバー21をロック及びアンロッ
クすることができる。
【0059】図16は、この発明に係る第2の実施の形
態の図3に相当する説明図である。ただし、第1の実施
の形態と同一又は同等の要素には同一の符号を付し、そ
の説明を簡略化する。
【0060】この第2の実施の形態では、2枚の基板2
7,28の間にメモリー機構部20の構成部材が配置可
能な空間20aを形成し、各基板27,28の内側に、
作動レバー21を軸着用ピン25により軸着すると共
に、メモリーブラケット22を軸着用ピン26により軸
着し、さらに、メモリー保持ピン23を各基板27,2
8に設けたスライド孔27a,28aとメモリーブラケ
ット22に設けたスライド孔22cに挿通した状態で配
置することによりメモリー機構部20をユニット化し、
基板27,28をアッパーレール52に固着することに
より、ユニット化されたメモリー機構部20をアッパー
レール52に取り付けることができるようにしてある。
【0061】さらに、この第2の実施の形態の構成を詳
細に説明する。
【0062】基板27,28には、軸着用ピン25の両
端に形成した小径部25cを支持するための軸受部27
b,28b及び軸着用ピン26の両端に形成した小径部
26cを支持するための軸受部27c,28cがバーリ
ング加工によりそれぞれ形成されている。また、基板2
8とメモリーブラケット22との間の軸着用ピン26に
は、スペーサ26bが介装されている。また、基板27
には、ねじりコイルばね21cを係止するための係止部
27e及びねじりコイルばね22dを係止するための係
止部27fが形成されている。
【0063】さらに、基板27,28には、取付部27
d,28dがそれぞれ形成されており、この取付部27
d,28dを重合してアッパーレール32にかしめピン
20bで固着することにより、メモリー機構部20はア
ッパーレール52に取り付けられている。
【0064】その他の構成及び作用は、第1の実施の形
態に示すものと同様であり、その説明は省略する。
【0065】
【発明の効果】上述した通り、この発明に係る請求項
1、請求項2及び請求項5のシートスライド装置によれ
ば、ロック部材を作動する作動レバー及びロック部材を
アンロック状態に保持するメモリーブラケットを各軸着
用ピンにより基板に軸着し、また、作動レバーの自由端
側を保持するメモリー保持ピンを基板及びメモリーブラ
ケットにそれぞれ設けたスライド孔に挿通することによ
り、メモリー機構部がユニット化され、このユニット化
されたメモリー機構部をアッパーレールに取り付けるよ
うになっているので、メモリー機構部の組付けを極めて
容易に行うことができ、組付性の大幅な向上を図ること
ができる。
【0066】また、請求項3及び請求項4のシートスラ
イド装置によれば、作動レバーの軸着用ピン及びメモリ
ーブラケットの軸着用ピンには、軸方向の位置を決める
つば部がそれぞれ形成されているので、作動レバー及び
メモリーブラケットの位置決めを容易に行うことができ
る。
【0067】また、請求項6のシートスライド装置によ
れば、作動レバーをロック及びアンロックするメモリー
保持ピンは、基板のスライド孔とメモリーブラケットの
スライド孔との協働作用によりロック側及びアンロック
側に移動するようになっているので、作動レバーのロッ
ク及びアンロックを簡易な構成により行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態のシートスライド
装置のメモリー機構部の正面視説明図。
【図2】同シートスライド装置のメモリー機構部の平面
視説明図。
【図3】同シートスライド装置のメモリー機構部をアッ
パーレールに取り付けた状態を示す平面視説明図。
【図4】同シートスライド装置の動作説明図。
【図5】同シートスライド装置の動作説明図。
【図6】同シートスライド装置の動作説明図。
【図7】同シートスライド装置の動作説明図。
【図8】同シートスライド装置の動作説明図。
【図9】同シートスライド装置の動作説明図。
【図10】同シートスライド装置の動作説明図。
【図11】同シートスライド装置の動作説明図。
【図12】同シートスライド装置の動作説明図。
【図13】同シートスライド装置の動作説明図。
【図14】同シートスライド装置の動作説明図。
【図15】同シートスライド装置の動作説明図。
【図16】この発明に係る第2の実施の形態のシートス
ライド装置の図3に相当する平面視説明図。
【図17】従来例に係るシートスライド装置のメモリー
機構部の正面視説明図。
【符号の説明】
10 ウォークイン機構部 20 メモリー機構部 20a 空間部 21 作動レバー 22 メモリーブラケット 22c スライド孔 23 メモリー保持ピン 24 基板 24c スライド孔 25 軸着用ピン 25a つば部 26 軸着用ピン 26a つば部 26b スペーサ 27 基板 27a スライド孔 28 基板 28a スライド孔 30 ロック部材(ロック板) 40 シート部 52 アッパーレール E シートスライド装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウォークイン機構部を作動することによ
    り、メモリー機構部及びロック部材を介して、シート部
    の前後方向移動をロック及びアンロックするようにした
    シートスライド装置であって、 前記メモリー機構部を少なくとも1枚の基板上に組み付
    けることによりユニット化したことを特徴とするシート
    スライド装置。
  2. 【請求項2】 基板のアッパーレール側に、ロック部材
    を作動する作動レバーを軸着すると共に、前記基板のア
    ッパーレール側で前記作動レバーの自由端側に、前記ロ
    ック部材のアンロック状態を保持するメモリーブラケッ
    トを軸着し、さらに、前記作動レバーの自由端側と前記
    メモリーブラケットの作動レバー側との重合部で、前記
    基板のアッパーレール側に、前記作動レバーの自由端側
    を保持するメモリー保持ピンを、前記基板に設けたスラ
    イド孔と前記メモリーブラケットに設けたスライド孔に
    挿通した状態で配置することによりメモリー機構部をユ
    ニット化し、このユニット化されたメモリー機構部を前
    記作動レバーの軸着用ピンと前記メモリーブラケットの
    軸着用ピンとをアッパーレールに固着することにより、
    前記メモリー機構部を前記アッパーレールに取り付ける
    ことができるようにしたことを特徴とする請求項1記載
    のシートスライド装置。
  3. 【請求項3】 作動レバーの軸着用ピンは、アッパーレ
    ール側に前記作動レバーの位置を決めるつば部を有して
    いることを特徴とする請求項2記載のシートスライド装
    置。
  4. 【請求項4】 メモリーブラケットの軸着用ピンは、ア
    ッパーレール側に前記メモリーブラケットの位置を決め
    るつば部を有していることを特徴とする請求項2記載の
    シートスライド装置。
  5. 【請求項5】 2枚の基板の間に、メモリー機構部の構
    成部材が配置可能な空間部を形成し、各基板の内側に、
    ロック部材を作動する作動レバーを軸着すると共に、こ
    の作動レバーの自由端側に前記ロック部材のアンロック
    状態を保持するメモリーブラケットを軸着し、さらに、
    前記作動レバーの自由端側と前記メモリーブラケットの
    作動レバー側との重合部で、前記作動レバーの自由端側
    を保持するメモリー保持ピンを、前記各基板に設けたス
    ライド孔と前記メモリーブラケットに設けたスライド孔
    に挿通した状態で配置することにより前記メモリー機構
    部をユニット化し、前記各基板をアッパーレールに固着
    することにより、ユニット化された前記メモリー機構部
    を前記アッパーレールに取り付けることができるように
    したことを特徴とする請求項1記載のシートスライド装
    置。
  6. 【請求項6】 基板に設けられたスライド孔は作動レバ
    ー及びメモリーブラケットの軸着用ピンを結ぶ線方向に
    形成され、メモリーブラケットに設けられたスライド孔
    は、前記メモリーブラケットの時計方向の回動によりメ
    モリー保持ピンをアンロック側に移動可能に傾斜されて
    いることを特徴とする請求項2又は請求項5記載のシー
    トスライド装置。
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