JPH10304464A - ハンズフリー装置の制御方法 - Google Patents

ハンズフリー装置の制御方法

Info

Publication number
JPH10304464A
JPH10304464A JP9125079A JP12507997A JPH10304464A JP H10304464 A JPH10304464 A JP H10304464A JP 9125079 A JP9125079 A JP 9125079A JP 12507997 A JP12507997 A JP 12507997A JP H10304464 A JPH10304464 A JP H10304464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
telephone
key
driver
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9125079A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Sakagami
達也 坂上
Shigeki Aida
重樹 合田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP9125079A priority Critical patent/JPH10304464A/ja
Publication of JPH10304464A publication Critical patent/JPH10304464A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】通話中に、運転操作がドライバにとって負荷の
大きな状態であり、まもなくそのような状態になると予
測されるときに、その旨を報知して通話を保留し、ドラ
イバが運転に集中できるようにする。 【解決手段】 通話中に、取り込んだナビデータ及び自
車の車速に基づき、所定のT時間以内に高速道路の分岐
点等により運転操作がドライバにとって負荷の大きな状
態になると予測されるとき、車両走行状態を検出する各
種センサの出力から、旋回中等で運転操作がドライバに
とって負荷の大きな状態であると判断されるとき、送信
局からの道路交通情報を受信して、所定時間以内に渋滞
等により運転操作がドライバにとって負荷の大きな状態
になると予測されるときに、ドライバ及び通話先に対し
通話を一旦保留する旨のメッセージを送出して通話を保
留し、通話保留を解除してもよい状態になれば通話保留
を解除する。また通話保留がTmax 時間以上継続する場
合には通話を強制的に終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車室内に設けら
れ電話機を手で持つことなく通話ができるハンズフリー
装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話機を手で持つことなく通話可
能なハンズフリー装置を自動車の車室内に設置すること
が提案され、特に最近の携帯用電話機(以下、携帯電話
という)の普及に伴って携帯電話を装着するタイプのハ
ンズフリー装置が考えられており、この種の装置は例え
ば図7に示すように構成されている。
【0003】図7に示すように、センターコンソールや
グローボックス等にクレードル1が設置され、このクレ
ードル1には市販の各種携帯電話HTを収容できる凹状
部2が形成され、凹状部2には携帯電話HTの収容を検
出してハンズフリー動作を可能にするための検出スイッ
チSが設けられている。
【0004】さらに図7に示すように、クレードル1に
はケーブル3が接続されており、このケーブル3の先端
に設けられたコネクタ4が、携帯電話HT側にも設けら
れたコネクタに接続されることによって、クレードル1
を介して図示しない制御回路に携帯電話HTが接続さ
れ、制御回路からの制御コード信号によって携帯電話H
Tの動作が制御されるようになっている。
【0005】また図7に示すように、クレードル1には
相手側からの音声を送出するためのスピーカ6が接離自
在に接続されると共に、通話キー、終了キー、保留キー
等の電話操作用の各種操作キー7を有する操作手段と、
車室内の乗員の発する音声を集音するための内蔵マイク
8とから成る操作ユニット9が、クレードル1に接離自
在に接続され、音量調整用つまみ10がクレードル1に
設けられている。
【0006】そして、コネクタ4を携帯電話HT側のコ
ネクタに接続して携帯電話HTをクレードル1の凹状部
2に収容すると、上記した制御回路によって携帯電話H
Tを制御することが可能になり、例えばドライバがひと
りで運転中に着信がある場合、スピーカ6から呼出音が
送出され、ドライバが操作ユニット9の通話キーをオン
することにより、携帯電話HTが回線接続状態に制御さ
れて相手側との通話が可能になる一方、ドライバが発信
する場合には、操作ユニット9の通話キーをオンして所
定の電話番号をダイヤルするか、或いは携帯電話HTに
予め登録した電話番号のなかから所定の電話番号を呼び
出すべく操作ユニット9の所定キーを操作してダイヤル
することにより、携帯電話HTが発信状態に制御されて
所望の通話先の電話機が呼び出される。
【0007】このとき、通常制御回路側から予め規定さ
れた所定の制御コード信号のうち操作されたキーに応じ
た制御コード信号が携帯電話HTに出力され、携帯電話
HTが所定の動作状態に制御されるようになっている。
【0008】また、クレードル1は自動車のバッテリに
も接続されているため、凹状部2に携帯電話HTを収容
することによって、携帯電話HTを充電することもでき
るようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記した従来の
装置では、ドライバが通話中に、例えば旋回や後退の必
要が生じてドライバにとって負荷の大きな運転状態にな
ったり、前方に合流点、高速道路の料金所、事故車両等
の障害物があってドライバにとって負荷の大きな運転状
態になると予測される場合であっても、回線は接続され
たままであるため、相手側からの通話音声がスピーカ6
から送出される状況にあって、ドライバは運転に集中で
きなくなることが考えられる。
【0010】この発明が解決しようとする課題は、通話
中や発信操作をしたときに、運転操作がドライバにとっ
て負荷の大きな状態になったり、まもなくそのような状
態になると予測されるときに、その旨を報知して通話を
保留或いは発信を保留し、ドライバが運転に集中できる
ようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車室内に設置されて携帯用電話機に接離自在に接続
され、前記電話機に接続された状態で前記電話機のキー
以外に別途設けられた通話キー、終了キー、保留キー等
の電話操作用キーの操作に応じて前記電話機の動作状態
を制御し、着信があったときには呼出音を発生し、通話
時には相手側からの通話音声をスピーカより送出すると
共に車室内で発せられる音声をマイクにより集音して相
手側に送出するハンズフリー装置において、通話中に、
ナビゲーションシステムから道路地図データまたは目的
地までの経路データ等のナビデータ及び車速センサの出
力を取り込み、取り込んだナビデータ及び車速センサに
よる車速に基づき、所定時間以内に右左折点、合流点、
高速道路の分岐点等により運転操作がドライバにとって
負荷の大きな状態になると予測されるときに、車室内の
乗員及び通話先に対し通話を一旦保留する旨のメッセー
ジを送出して通話を保留することを特徴としている。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、通話中
に、車速センサ、舵角センサ、パーキングブレーキセン
サ、バックライトセンサ等の車両走行状態を検出する各
種センサの出力から、車両が所定の舵角以上の旋回中、
後退中、ワイパの最高速稼動中等で運転操作がドライバ
にとって負荷の大きな状態であると判断されるときに、
車室内の乗員及び通話先に対し通話を一旦保留する旨の
メッセージを送出して通話を保留することを特徴として
いる。
【0013】さらに、請求項3に記載の発明は、通話中
に、送信局から送信される道路交通情報を受信し、受信
した前記道路交通情報及び車速センサにより検出される
車速から、所定時間以内に渋滞、路上障害物、急カーブ
等により運転操作がドライバにとって負荷の大きな状態
になると予測されるときに、車室内の乗員及び通話先に
対し通話を一旦保留する旨のメッセージを送出して通話
を保留することを特徴としている。
【0014】このような構成によれば、通話中におい
て、所定時間以内に運転操作がドライバにとって負荷の
大きな状態になると予測される場合或いは現在そのよう
な状態であると判断される場合には、通話を一旦保留す
る旨のメッセージが送出されてから通話が保留されるた
め、ドライバは運転に集中することができ、相手側もド
ライバが運転に集中すべき状況下にあることが容易にわ
かる。
【0015】このとき、請求項4に記載のように、通話
を保留すべき原因に応じて送出するメッセージを選択す
るのが好ましく、これにより相手側はドライバがどのよ
うな状態にあるのかを詳細に把握することが可能にな
る。
【0016】また、請求項5に記載のように、通話保留
の状態が、予め定められた設定時間以上継続するとき
に、前記設定時間経過時に、車室内の乗員及び通話先に
対し回線を切断する旨のメッセージを送出して回線を切
断するようにすれば、通話保留が長くなりすぎて相手側
が不安感を覚えることが緩和される。
【0017】ところで、請求項6に記載のように、前記
電話操作用キーの操作による発信操作があったときに、
ナビゲーションシステムから道路地図データまたは目的
地までの経路データ等のナビデータ及び車速センサの出
力を取り込み、取り込んだナビデータ及び車速センサに
よる車速に基づき、所定時間以内に右左折点、合流点、
高速道路の分岐点等により運転操作がドライバにとって
負荷の大きな状態になると予測されるときに、車室内の
乗員に対し発信を一旦保留する旨のメッセージを送出し
て発信を保留するようにしてもよい。
【0018】また、請求項7に記載のように、前記電話
操作用キーの操作による発信操作があったときに、車速
センサ、舵角センサ、パーキングブレーキセンサ、バッ
クライトセンサ等の車両走行状態を検出する各種センサ
の出力から、車両が所定の舵角以上の旋回中、後退中、
ワイパの最高速稼動中等で運転操作がドライバにとって
負荷の大きな状態であると判断されるとき、更には請求
項8に記載のように、前記電話操作用キーの操作による
発信操作があったときに、送信局から送信される道路交
通情報を受信し、受信した前記道路交通情報及び車速セ
ンサにより検出される車速から、所定時間以内に渋滞、
路上障害物、急カーブ等により運転操作がドライバにと
って負荷の大きな状態になると予測されるときに、車室
内の乗員に対し発信を一旦保留する旨のメッセージを送
出して発信を保留するようにしてもよい。
【0019】このように請求項6ないし8に記載の発明
によれば、発信操作をしたときにおいて、所定時間以内
に運転操作がドライバにとって負荷の大きな状態になる
と予測される場合或いは現在そのような状態であると判
断される場合には、発信を一旦保留する旨のメッセージ
が送出されてから発信が保留されるため、ドライバは運
転に集中することができ、相手側もドライバが運転に集
中すべき状況下にあることが容易にわかる。
【0020】このとき、請求項9に記載のように、発信
を保留すべき原因に応じて、送出するメッセージを選択
するのが好ましく、これによりドライバはどのような状
況下で発信が保留されたのかを詳細に把握することが可
能になる。
【0021】また、請求項10に記載のように、発信保
留の状態が、予め定められた設定時間以上継続するとき
に、前記設定時間経過時に、車室内の乗員に対し発信操
作を無効にする旨のメッセージを送出して発信操作を無
効にするようにすれば、発信保留が長くなりすぎてドラ
イバが不安感を覚えることが緩和される。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)この発明の第1の実施形態について
図1ないし図4を参照して説明する。ここで、図1はブ
ロック図、図2は一部の詳細なブロック図、図3及び図
4は動作説明用のフローチャートである。但し、本実施
形態におけるハンズフリー装置の外観構成は基本的に図
7に示すものとほぼ同じであるため、以下の説明では図
7も参照する。
【0023】まず図1について説明する。同図におい
て、20は通信手段であり、クレードル1に収容された
携帯電話HTとケーブル3及びコネクタ4により接続さ
れ、着信を検出して呼出音を発生する。
【0024】21はナビゲーションシステムであり、C
D−ROM等の記憶媒体に記憶された地図データから目
的地や自車位置周辺の道路地図データまたは目的地まで
の経路データを読み出し、読み出した道路地図データま
たは経路データに基づく道路地図を図外の表示手段の画
面上に自車位置と共に表示し、音声も使って目的地まで
誘導する機能を有する。
【0025】22はビーコン受信機であり、例えば道路
交通情報通信システム(VICS)における送信局から
送信される道路交通情報を受信し、ナビゲーションシス
テム21に受信した道路交通情報を出力する。
【0026】23はメッセージ送出手段であり、後述す
る制御手段により制御され、半導体メモリ等から成るメ
モリ23aに記憶された複数のメッセージデータのなか
から、制御手段によって選択されたメッセージデータを
読み出して音声合成部23bにより音声合成し、スピー
カ6から送出すると共に、メッセージ内容によっては通
信手段20及び携帯電話HTを介して相手側にも送出す
る。
【0027】24は制御手段であり、マイクロコンピュ
ータ等により構成され、車速を検出する車速センサS
A、パーキングブレーキの状態を検出するパーキングブ
レーキセンサSB、バックライトの状態を検出するバッ
クライトセンサSC、ステアリングの回転を検出する舵
角センサSD等の各種センサからの信号が入力され、通
信手段20に接続され、基本的に操作ユニット9のキー
操作に応じた制御コード信号を通信手段20を介して携
帯電話HTに出力して携帯電話HTを制御し、通信手段
20を介して携帯電話HTから出力される制御コード信
号に応じてハンズフリー装置の制御を行うと共に、通話
時にスピーカ6及びマイク8を制御する機能を有する。
尚図1において、ATは携帯電話HTのアンテナであ
る。
【0028】つぎに、制御手段24の内部構成を示す図
2について説明する。
【0029】図2において、24aは各センサSA、S
B、SC、SDからの信号が入力される入力部、24b
はナビゲーションシステム21からナビデータ及び道路
交通情報を取り込むナビデータ取込部、24cは判断部
であり、次のような機能を有する。
【0030】即ち、判断部24cは、 通話中において、ナビデータ取込部24bに取り込ん
だナビデータ及び入力部24aへの車速センサSAの出
力に基づき、予め定められたT時間後に運転操作がドラ
イバにとって負荷の大きな状態になるかどうか 通話中において、各センサSA、SB、SC、SDの
出力から、運転操作がドライバにとって負荷の大きな状
態であるかどうか 通話中において、ナビデータ取込部24bに取り込ん
だVICSによる道路交通情報及び入力部24aへの車
速センサSAの出力から、T時間以内に渋滞、事故車両
などの路上障害物、急カーブ等によって運転操作がドラ
イバにとって負荷の大きな状態になるかどうか という通話保留条件の成立を判断する機能を有すると共
に、後述するタイマによるカウント終了時点に、ナビデ
ータ、各センサ出力、道路交通情報に基づいて運転操作
がドライバにとって負荷の大きな状態が継続していない
かどうかという通話保留解除条件の成立を判断する機能
も有する。
【0031】ここで、運転操作がドライバにとって負荷
の大きな状態とは、ナビデータに基づいて予測されるも
のとしては、右左折点、合流点、高速道路の分岐点、高
速道路料金所、急カーブ、踏み切り等にさしかかる場合
が該当し、各センサSA、SB、SC、SDの出力に基
づいて判断されるものとしては、舵角センサSDにより
検出されるステアリング角が例えば180゜以上である
ような旋回のほか、バックランプセンサSCによりシフ
トレバーが後退位置にあると検出される後退中の場合
や、ワイパスイッチが最高速度位置にあるような大雨な
どの視界の悪い状態での走行等が該当し、VICSによ
る道路交通情報に基づいて予測されるものとしては、渋
滞、事故車両などの路上障害物、急カーブ等が前方にあ
る場合が該当する。
【0032】24dは予め定められた設定時間Tmax を
カウントする内蔵タイマ、24eは主制御部であり、通
信手段20を介して携帯電話HTから出力される制御コ
ード信号に応じて各部の制御を行い、特に通話時には通
話音声の集音及び送出を行うべくスピーカ6及びマイク
8を制御する機能を有すると共に、操作キー7のいずれ
かの操作時に、コード信号出力部24fを制御して、予
め規定された所定の制御コード信号のうち操作されたキ
ーに応じた制御コード信号を通信手段20を介して携帯
電話HTに出力し、携帯電話HTを所定の動作状態に制
御する機能を有する。このときタイマ24dのカウント
時間Tmax は、通話を保留しても不快感を与えない程度
の時間に設定するのが好ましい。
【0033】また主制御部24eは、判断部24cによ
り上記した〜の少なくともひとつの通話保留条件が
成立すると判断される場合に、選択部24gを制御して
メッセージ送出手段23によりドライバの運転操作状況
に応じたメッセージデータを選択させ、ドライバが手を
離せない状態にあって通話を一旦保留するという内容の
メッセージをドライバ及び通話先に対して送出させた
後、通話を保留すべくコード信号出力部24fを制御し
て携帯電話HTを通話保留状態に制御する機能を有す
る。
【0034】さらに主制御部24eは、上記した通話保
留を行うと同時にタイマ24dのカウントをスタートさ
せ、Tmax 時間のカウント終了時において、判断部24
cにより運転操作がドライバにとって負荷の大きな状態
が継続中であると判断されるときに、選択部24gを制
御してメッセージ送出手段23により通話を終了する旨
のメッセージデータを選択させてそのメッセージをドラ
イバ及び通話先に対して送出させた後、通話を終了つま
り回線を切断すべくコード信号出力部24fを制御して
携帯電話HTを通話終了状態に制御する機能を有する。
【0035】ところで、タイマ24dによるTmax 時間
のカウントが終了するまでに、判断部24cによって上
記したような通話保留解除条件が成立すると判断される
場合には、主制御部24eは選択部24gを制御してメ
ッセージ送出手段23により通話保留を解除する旨のメ
ッセージデータを選択させてそのメッセージをドライバ
及び通話先に対して送出させた後、通話保留を解除すべ
くコード信号出力部24fを制御して携帯電話HTの通
話保留を解除する機能も有している。
【0036】つぎに、上記したハンズフリー装置の動作
について図3及び図4のフローチャートを参照して説明
する。
【0037】まず図3に示すように、制御手段24の主
制御部24eにより発信操作があるか否か、即ち操作キ
ー7である通話キーがオンされて所定の電話番号がダイ
ヤルされたか否かの判定がなされ(ステップS1)、こ
の判定結果がYESであればダイヤルされた相手先の呼
出を含む所定の発信処理が行われ(ステップS2)、そ
の後再びステップS1に戻る。
【0038】一方、上記したステップS1の判定結果が
NOであれば、主制御部24eにより着信があるか、つ
まり発信者側の電話機からの着信信号があるか否かの判
定がなされ(ステップS3)、この判定結果がYESで
あれば所定の着信処理により発信先との回線が接続され
(ステップS4)、その後ステップS1に戻り、ステッ
プS3の判定結果がNOであれば通話中か否かの判定が
なされ(ステップS5)、この判定結果がNOであれば
ステップS1に戻る。
【0039】また、ステップS5の判定結果がYESで
あれば、車速センサSA、パーキングブレーキセンサS
Bの出力に基づき、走行中か否かの判定がなされ(ステ
ップS6)、この判定結果がYESであれば後に詳述す
る通話保留解除処理が行われ(ステップS7)、その後
ステップS1に戻る。
【0040】一方、ステップS6の判定結果がNOであ
れば、終話操作即ち操作キー7である終了キーの操作が
あったか否かの判定がなされ(ステップS8)、この判
定結果がYESであれば、回線が切断される通話終了処
理が行われ(ステップS9)、その後ステップS1に戻
り、ステップS8の判定結果がNOであれば、相手側の
終話操作による終話信号があるか否かの判定がなされ
(ステップS10)、この判定結果がYESであればス
テップS9の処理に移行し、判定結果がNOであればそ
のままステップS1に戻る。
【0041】つぎに、上記した通話保留解除処理につい
て詳細に説明すると、図4に示すように、まず通話保留
中か否かの判定がなされ(ステップT1)、この判定結
果がNOであれば、判断部24cによりナビデータ等に
基づき上記した〜の通話保留条件がチェックされ
(ステップT2)、これらのうち少なくともひとつの通
話保留条件が成立するか否かの判定がなされ(ステップ
T3)、この判定結果がNOであればそのまま動作は終
了する。
【0042】一方、ステップT3の判定結果がYESで
あれば、所定のメッセージデータが選択されて通話を保
留する旨のメッセージがドライバ及び相手側に送出され
(ステップT4)、タイマ24dのカウントがスタート
され(ステップT5)、通話が保留された後(ステップ
T6)、動作は終了する。
【0043】ところで、上記したステップT1の判定結
果がYESであれば、上記した通話保留解除条件のチェ
ックが行われ(ステップT7)、通話保留解除条件が成
立するか否かの判定がなされ(ステップT8)、この判
定結果がYESであれば通話保留を解除する旨のメッセ
ージがドライバ及び相手側に送出され(ステップT
9)、通話保留が解除された後(ステップT10)、動
作は終了する。
【0044】また、上記したステップT8の判定結果が
NOであれば、タイマ24dがカウントスタートしてか
らTmax 時間が経過したか否かの判定がなされ(ステッ
プT11)、この判定結果がNOであればそのまま動作
は終了し、判定結果がYESであれば保留状態であった
通話を強制的に終了する旨のメッセージがドライバ及び
相手側に送出され(ステップT12)、通話終了処理に
より回線が強制切断された後(ステップT13)、動作
は終了する。
【0045】このとき、通話保留条件、通話保留解除条
件及びメッセージデータの種類をまとめると表1に示す
ようになり、更にこれらのメッセージデータによるメッ
セージ内容は表2に示すようになる。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】従って、上記した第1の実施形態によれ
ば、通話中において、所定のT時間以内に運転操作がド
ライバにとって負荷の大きな状態になると予測される場
合或いは現在そのような状態であると判断される場合に
は、通話を保留する旨のメッセージが送出されてから通
話が保留され、これによりドライバは運転に集中するこ
とが可能になり、相手側もドライバが運転に集中すべき
状況下にあることを容易に知ることができる。
【0049】また、通話保留条件に応じてメッセージが
選択的に送出されるため、相手側はドライバがどのよう
な状態にあるのかを詳細に把握することができる。
【0050】さらに、通話保留の状態がTmax 時間以上
継続するときには回線を切断する旨のメッセージが送出
されて回線が切断されるため、通話保留が長くなりすぎ
ることにより相手側が不安感を覚えることを緩和するこ
とが可能になる。
【0051】なお、送出されるメッセージは、上記した
ように通話保留条件等に応じて特にその内容を変える必
要はなく、通話保留の場合には保留条件に関係なく例え
ば“通話を保留します”という内容の一定のメッセー
ジ、通話保留を解除する場合には保留解除条件に関係な
く“通話保留を解除します”という内容の一定のメッセ
ージ、通話を終了する場合には“回線を切断して通話を
終了します”という内容の一定のメッセージを送出する
ようにしてもよいのは勿論である。
【0052】(第2の実施形態)この発明の第2の実施
形態について説明する。
【0053】この実施形態において使用する装置は図1
及び図2に示す構成とほぼ同じであるが、図2における
タイマ24dがなく、主制御部24eは、上記したよう
に通話を保留してからTmax 時間を経過した時点で通話
保留解除条件が成立しないときでも、回線の切断により
通話を終了すべくコード信号出力部24fを制御する機
能を有しておらず、また第1の実施形態のように通話保
留条件や通話保留解除条件に応じて複数のメッセージデ
ータのなかから所定のメッセージデータを適宜選択して
メッセージを送出する機能を有していない。
【0054】このような構成の装置における全体動作は
上記した図3のフローチャートと同等の手順に従うが、
通話保留解除処理が上記した図4の場合と若干異なるの
で、以下に説明する。
【0055】図5に示すように、まず通話保留中か否か
の判定がなされ(ステップU1)、この判定結果がNO
であれば、判断部24cによりナビデータ等に基づき上
記した〜の通話保留条件がチェックされ(ステップ
U2)、これらのうち少なくともひとつの通話保留条件
が成立するか否かの判定がなされ(ステップU3)、こ
の判定結果がNOであればそのまま動作は終了する。
【0056】一方、ステップU3の判定結果がYESで
あれば、所定のメッセージデータが選択されて通話を保
留する旨の固定メッセージがドライバ及び相手側に送出
され(ステップU4)、通話が保留された後(ステップ
U5)、動作は終了する。
【0057】一方、上記したステップU1の判定結果が
YESであれば、上記した通話保留解除条件のチェック
が行われ(ステップU6)、通話保留解除条件が成立す
るか否かの判定がなされ(ステップU7)、この判定結
果がNOであればそのまま動作は終了し、ステップU7
の判定結果がYESであれば通話保留を解除する旨の固
定メッセージがドライバ及び相手側に送出され(ステッ
プU8)、通話保留が解除された後(ステップU9)、
動作は終了する。
【0058】このとき、ステップU4において送出され
るメッセージは、通話保留条件に関係なく例えば“通話
を保留します”という一定の内容のものが考えられ、ス
テップU8において送出されるメッセージは、通話保留
解除条件に関係なく“通話保留を解除します”という一
定の内容のものが考えられる。
【0059】従って、上記した第2の実施形態によれ
ば、第1の実施形態の場合と同様、通話保留によりドラ
イバは運転に集中することが可能になり、通話を保留し
た旨のメッセージによって相手側もドライバが運転に集
中すべき状況下にあることを容易に知ることができる。
【0060】(第3の実施形態)この発明の第3の実施
形態について説明する。
【0061】この実施形態において使用する装置は図1
及び図2に示す構成とほぼ同じであるが、判断部24c
が、例えばドライバが発信操作をしたときに上記した
〜の通話保留条件と同様の発信保留条件の成立を判断
すると共に、タイマ24dによるTmax 時間のカウント
終了時点に、ナビデータ、各センサ出力、VICSによ
る道路交通情報に基づいて運転操作がドライバにとって
負荷の大きな状態が継続していないかどうかという発信
保留解除条件の成立を判断する機能をも有している点が
第1の実施形態と相違している。
【0062】また、主制御部24eは上記した第1の実
施形態における機能に加えて次のような機能をも有して
いる点が、第1の実施形態と相違している。
【0063】即ち、主制御部24eは、判断部24cに
より上記した〜と同様の発信保留条件のうちの少な
くともひとつが成立すると判断される場合に、選択部2
4gを制御してメッセージ送出手段23によりドライバ
の運転操作状況に応じたメッセージデータを選択させ、
ドライバが手を離せない状態にあって発信を一旦保留す
るという内容のメッセージをドライバに対して送出させ
た後、発信を保留すべくコード信号出力部24fを制御
して携帯電話HTを発信保留状態に制御する機能を有す
る。
【0064】さらに主制御部24eは、このように発信
保留を行うと同時にタイマ24dのカウントをスタート
させ、Tmax 時間のカウント終了時において、判断部2
4cにより運転操作がドライバにとって負荷の大きな状
態が継続中であると判断されるときに、選択部24gを
制御してメッセージ送出手段23により発信を無効にす
る旨のメッセージデータを選択させてそのメッセージを
ドライバに対して送出させた後、発信を無効にすべくコ
ード信号出力部24fを制御して携帯電話HTを発信無
効の状態に制御する機能を有する。
【0065】また主制御部24eは、タイマ24dによ
るTmax 時間のカウントが終了するまでに、判断部24
cによって上記したような発信保留解除条件が成立する
と判断される場合に、選択部24gを制御してメッセー
ジ送出手段23により発信保留を解除する旨のメッセー
ジデータを選択させてそのメッセージをドライバに対し
て送出させた後、発信保留を解除すべくコード信号出力
部24fを制御して携帯電話HTの発信保留を解除する
機能も有している。
【0066】このような構成の装置における全体動作は
上記した図3のフローチャートと同等の手順に従うが、
発信処理が上記した図3の場合と若干異なるので、以下
に説明する。
【0067】図6に示すように、まず発信保留中か否か
の判定がなされ(ステップV1)、この判定結果がNO
であれば、判断部24cによりナビデータ等に基づき上
記した〜と同様の発信保留条件がチェックされ(ス
テップV2)、これらのうち少なくともひとつの発信保
留条件が成立するか否かの判定がなされ(ステップV
3)、この判定結果がNOであればそのまま動作は終了
する。
【0068】一方、ステップV3の判定結果がYESで
あれば、所定のメッセージデータが選択されて発信を保
留する旨のメッセージがドライバに対して送出され(ス
テップV4)、タイマ24dのカウントがスタートされ
(ステップV5)、発信が保留された後(ステップV
6)、動作は終了する。
【0069】ところで、上記したステップV1の判定結
果がYESであれば、上記した発信保留解除条件のチェ
ックが行われ(ステップV7)、発信保留解除条件が成
立するか否かの判定がなされ(ステップV8)、この判
定結果がYESであれば発信保留を解除する旨のメッセ
ージがドライバに対して送出され(ステップV9)、発
信保留が解除され(ステップV10)、ダイヤルされた
相手先の呼出が行われた後(ステップV11)、動作は
終了する。
【0070】また、上記したステップV8の判定結果が
NOであれば、タイマ24dがカウントスタートしてか
らTmax 時間が経過したか否かの判定がなされ(ステッ
プV12)、この判定結果がNOであればそのまま動作
は終了し、判定結果がYESであれば保留状態であった
発信を強制的に無効にする旨のメッセージがドライバに
対して送出され(ステップV13)、発信が無効にされ
た後(ステップV14)、動作は終了する。
【0071】従って、上記した第3の実施形態によれ
ば、上記した第1の実施形態の効果に加え、発信操作を
したのち発信保留条件のうちのいずれかひとつが成立し
たときに、発信を保留する旨のメッセージがドライバに
対して送出されて発信が保留されるため、ドライバは発
信が保留されたことを知ることができ、その間ドライバ
は運転に集中することが可能になる。
【0072】また、発信保留条件に応じてメッセージを
選択的に送出されるため、ドライバはどのような状況下
で発信が保留されたのかを詳細に把握することができ
る。
【0073】さらに、発信保留の状態がTmax 時間以上
継続するときには発信を無効にする旨のメッセージが送
出されて発信が無効にされるため、発信保留が長くなり
すぎることによりドライバが不安感を覚えることを緩和
できる。
【0074】なお、上記した第3の実施形態では通話保
留と発信保留の両方を行うことができる場合について説
明したが、発信保留だけを行うようにしてもよいのは勿
論である。
【0075】さらに、第3の実施形態における発信を無
効にするためのTmax 時間をカウントするタイマは、上
記したタイマ24dとは別途設けられたタイマであって
もよい。
【0076】また、上記各実施形態では、ハンズフリー
装置単体の場合を例にして説明したが、上記したような
ハンズフリー機能を備えたナビゲーションシステムの場
合であっても、この発明を同様に適用して上記各実施形
態と同等の効果を得ることが可能であり、更に車載オー
ディオ等の車載用機器にもこの発明を同様に適用するこ
とができる。
【0077】
【発明の効果】以上のように、請求項1ないし3に記載
の発明によれば、通話中において、所定時間以内に運転
操作がドライバにとって負荷の大きな状態になると予測
される場合或いは現在そのような状態であると判断され
る場合には、通話を一旦保留する旨のメッセージが送出
されてから通話が保留されるため、ドライバは運転に集
中することができ、相手側もドライバが運転に集中すべ
き状況下にあることを容易に知ることができ、機能の優
れたハンズフリー装置を提供することが可能になる。
【0078】また、請求項6ないし8に記載の発明によ
れば、発信操作をしたのち、所定時間以内に運転操作が
ドライバにとって負荷の大きな状態になると予測される
場合或いは現在そのような状態であると判断される場合
には、発信を一旦保留する旨のメッセージが送出されて
から発信が保留されるため、ドライバは発信が保留され
たことを容易に知ることができ、その間ドライバは運転
に集中することが可能になる。
【0079】このとき、請求項4、9に記載のように、
通話、発信を保留すべき原因に応じて送出するメッセー
ジを選択するのが好ましく、これにより請求項4に記載
の発明では、相手側はドライバがどのような状態にあっ
て通話が保留されたのかを詳細に把握することが可能に
なり、請求項9に記載の発明では、ドライバはどのよう
な状況下にあって発信が保留されたのかを把握すること
が可能になる。
【0080】また、請求項5に記載の発明では、通話保
留の状態がTmax 時間以上継続するときには所定のメッ
セージが送出された後通話が終了されるため、通話保留
が長くなりすぎることにより相手側が不安感を覚えるこ
とを緩和することが可能になる。
【0081】一方、請求項10に記載の発明でもこれと
同様に、発信保留の状態がTmax 時間以上継続するとき
には所定のメッセージが送出された後発信が無効にされ
るため、発信保留が長くなりすぎることによりドライバ
が不安感を覚えることを緩和できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態のブロック図であ
る。
【図2】同上の一部の詳細なブロック図である。
【図3】同上の動作説明用フローチャートである。
【図4】同上の動作説明用フローチャートである。
【図5】この発明の第2の実施形態の動作説明用フロー
チャートである。
【図6】この発明の第3の実施形態の動作説明用フロー
チャートである。
【図7】この発明の背景となるハンズフリー装置の外観
斜視図である。
【符号の説明】
6 スピーカ 7 操作キー 8 マイク 20 通信手段 21 ナビゲーションシステム 22 ビーコン受信機 23 メッセージ送出手段 24 制御手段 24a 入力部 24b ナビデータ取込部 24c 判断部 24d タイマ 24e 主制御部 24f コード信号出力部 24g 選択部 HT 携帯電話

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に設置されて携帯用電話機に接離
    自在に接続され、前記電話機に接続された状態で前記電
    話機のキー以外に別途設けられた通話キー、終了キー、
    保留キー等の電話操作用キーの操作に応じて前記電話機
    の動作状態を制御し、着信があったときには呼出音を発
    生し、通話時には相手側からの通話音声をスピーカより
    送出すると共に車室内で発せられる音声をマイクにより
    集音して相手側に送出するハンズフリー装置において、 通話中に、ナビゲーションシステムから道路地図データ
    または目的地までの経路データ等のナビデータ及び車速
    センサの出力を取り込み、取り込んだナビデータ及び車
    速センサによる車速に基づき、所定時間以内に右左折
    点、合流点、高速道路の分岐点等により運転操作がドラ
    イバにとって負荷の大きな状態になると予測されるとき
    に、車室内の乗員及び通話先に対し通話を一旦保留する
    旨のメッセージを送出して通話を保留することを特徴と
    するハンズフリー装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 車室内に設置されて携帯用電話機に接離
    自在に接続され、前記電話機に接続された状態で前記電
    話機のキー以外に別途設けられた通話キー、終了キー、
    保留キー等の電話操作用キーの操作に応じて前記電話機
    の動作状態を制御し、着信があったときには呼出音を発
    生し、通話時には相手側からの通話音声をスピーカより
    送出すると共に車室内で発せられる音声をマイクにより
    集音して相手側に送出するハンズフリー装置において、 通話中に、車速センサ、舵角センサ、パーキングブレー
    キセンサ、バックライトセンサ等の車両走行状態を検出
    する各種センサの出力から、車両が所定の舵角以上の旋
    回中、後退中、ワイパの最高速稼動中等で運転操作がド
    ライバにとって負荷の大きな状態であると判断されると
    きに、車室内の乗員及び通話先に対し通話を一旦保留す
    る旨のメッセージを送出して通話を保留することを特徴
    とするハンズフリー装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 車室内に設置されて携帯用電話機に接離
    自在に接続され、前記電話機に接続された状態で前記電
    話機のキー以外に別途設けられた通話キー、終了キー、
    保留キー等の電話操作用キーの操作に応じて前記電話機
    の動作状態を制御し、着信があったときには呼出音を発
    生し、通話時には相手側からの通話音声をスピーカより
    送出すると共に車室内で発せられる音声をマイクにより
    集音して相手側に送出するハンズフリー装置において、 通話中に、送信局から送信される道路交通情報を受信
    し、受信した前記道路交通情報及び車速センサにより検
    出される車速から、所定時間以内に渋滞、路上障害物、
    急カーブ等により運転操作がドライバにとって負荷の大
    きな状態になると予測されるときに、車室内の乗員及び
    通話先に対し通話を一旦保留する旨のメッセージを送出
    して通話を保留することを特徴とするハンズフリー装置
    の制御方法。
  4. 【請求項4】 通話を保留すべき原因に応じて、送出す
    るメッセージを選択することを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載のハンズフリー装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 通話保留の状態が、予め定められた設定
    時間以上継続するときに、前記設定時間経過時に、車室
    内の乗員及び通話先に対し回線を切断する旨のメッセー
    ジを送出して回線を切断することを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれかに記載のハンズフリー装置の制御方
    法。
  6. 【請求項6】 車室内に設置されて携帯用電話機に接離
    自在に接続され、前記電話機に接続された状態で前記電
    話機のキー以外に別途設けられた通話キー、終了キー、
    保留キー等の電話操作用キーの操作に応じて前記電話機
    の動作状態を制御し、着信があったときには呼出音を発
    生し、通話時には相手側からの通話音声をスピーカより
    送出すると共に車室内で発せられる音声をマイクにより
    集音して相手側に送出するハンズフリー装置において、 前記電話操作用キーの操作による発信操作があったとき
    に、ナビゲーションシステムから道路地図データまたは
    目的地までの経路データ等のナビデータ及び車速センサ
    の出力を取り込み、取り込んだナビデータ及び車速セン
    サによる車速に基づき、所定時間以内に右左折点、合流
    点、高速道路の分岐点等により運転操作がドライバにと
    って負荷の大きな状態になると予測されるときに、車室
    内の乗員に対し発信を一旦保留する旨のメッセージを送
    出して発信を保留することを特徴とするハンズフリー装
    置の制御方法。
  7. 【請求項7】 車室内に設置されて携帯用電話機に接離
    自在に接続され、前記電話機に接続された状態で前記電
    話機のキー以外に別途設けられた通話キー、終了キー、
    保留キー等の電話操作用キーの操作に応じて前記電話機
    の動作状態を制御し、着信があったときには呼出音を発
    生し、通話時には相手側からの通話音声をスピーカより
    送出すると共に車室内で発せられる音声をマイクにより
    集音して相手側に送出するハンズフリー装置において、 前記電話操作用キーの操作による発信操作があったとき
    に、車速センサ、舵角センサ、パーキングブレーキセン
    サ、バックライトセンサ等の車両走行状態を検出する各
    種センサの出力から、車両が所定の舵角以上の旋回中、
    後退中、ワイパの最高速稼動中等で運転操作がドライバ
    にとって負荷の大きな状態であると判断されるときに、
    車室内の乗員に対し発信を一旦保留する旨のメッセージ
    を送出して発信を保留することを特徴とするハンズフリ
    ー装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 車室内に設置されて携帯用電話機に接離
    自在に接続され、前記電話機に接続された状態で前記電
    話機のキー以外に別途設けられた通話キー、終了キー、
    保留キー等の電話操作用キーの操作に応じて前記電話機
    の動作状態を制御し、着信があったときには呼出音を発
    生し、通話時には相手側からの通話音声をスピーカより
    送出すると共に車室内で発せられる音声をマイクにより
    集音して相手側に送出するハンズフリー装置において、 前記電話操作用キーの操作による発信操作があったとき
    に、送信局から送信される道路交通情報を受信し、受信
    した前記道路交通情報及び車速センサにより検出される
    車速から、所定時間以内に渋滞、路上障害物、急カーブ
    等により運転操作がドライバにとって負荷の大きな状態
    になると予測されるときに、車室内の乗員に対し発信を
    一旦保留する旨のメッセージを送出して発信を保留する
    ことを特徴とするハンズフリー装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 発信を保留すべき原因に応じて、送出す
    るメッセージを選択することを特徴とする請求項6ない
    し8のいずれかに記載のハンズフリー装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 発信保留の状態が、予め定められた設
    定時間以上継続するときに、前記設定時間経過時に、車
    室内の乗員に対し発信操作を無効にする旨のメッセージ
    を送出して発信操作を無効にすることを特徴とする請求
    項6ないし9のいずれかに記載のハンズフリー装置の制
    御方法。
JP9125079A 1997-04-28 1997-04-28 ハンズフリー装置の制御方法 Withdrawn JPH10304464A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9125079A JPH10304464A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 ハンズフリー装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9125079A JPH10304464A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 ハンズフリー装置の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10304464A true JPH10304464A (ja) 1998-11-13

Family

ID=14901320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9125079A Withdrawn JPH10304464A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 ハンズフリー装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10304464A (ja)

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6424888B1 (en) 1999-01-13 2002-07-23 Yazaki Corporation Call response method for vehicle
JP2003125454A (ja) * 2001-10-12 2003-04-25 Honda Motor Co Ltd 運転状況依存通話制御システム
JP2003267150A (ja) * 2002-03-14 2003-09-25 Alpine Electronics Inc 静止画表示切替タイミング制御装置
US6718187B1 (en) 1999-08-10 2004-04-06 Nissan Motor Co., Ltd. Hands-free telephone apparatus for vehicles and control-method therefor
JP2005263155A (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Clarion Co Ltd 車載用電子機器、その制御方法、制御プログラム及び記録媒体
FR2872658A1 (fr) * 2004-06-30 2006-01-06 Renault Sas Systeme de communication telephonique pour vehicule
JP2006254055A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Toyota Motor Corp 車載電話システム
US7280852B2 (en) 2002-09-30 2007-10-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. In-vehicle hands-free apparatus
WO2007141930A1 (ja) * 2006-06-08 2007-12-13 Panasonic Corporation 車載ハンズフリー通話装置
JP2008124889A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Toyota Motor Corp ハンズフリー装置
JP2009036677A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Pioneer Electronic Corp 経路探索装置、ナビゲーション装置、経路探索方法及び経路探索プログラム
US7831350B2 (en) 2003-08-11 2010-11-09 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Vehicle information/task manager
US8010166B2 (en) 2007-12-26 2011-08-30 Denso Corporation Handsfree apparatus for vehicle
JP2012040992A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Fujitsu Ten Ltd 車載装置
WO2014109106A1 (ja) * 2013-01-08 2014-07-17 クラリオン株式会社 通話制御装置、サーバおよびプログラム
CN105049650A (zh) * 2015-05-11 2015-11-11 南京理工大学 智能手机及基于车辆行驶状态的智能电话提醒讯息的反馈方法
CN105049649A (zh) * 2015-05-11 2015-11-11 南京理工大学 车辆在驾驶过程中的智能电话讯息反馈方法及系统
JP2016149014A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 株式会社デンソー 対話装置
JP2017135742A (ja) * 2011-12-16 2017-08-03 マイクロソフト コーポレーション 推論された車両状態に基づいたユーザ・インタフェース体験の提供
US10317234B2 (en) 2015-08-25 2019-06-11 Infobank Corp. Terminal for providing vehicle interface and control method thereof
US10551930B2 (en) 2003-03-25 2020-02-04 Microsoft Technology Licensing, Llc System and method for executing a process using accelerometer signals
WO2023171253A1 (ja) * 2022-03-11 2023-09-14 株式会社デンソー 提示制御装置及び提示制御方法

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6424888B1 (en) 1999-01-13 2002-07-23 Yazaki Corporation Call response method for vehicle
US6718187B1 (en) 1999-08-10 2004-04-06 Nissan Motor Co., Ltd. Hands-free telephone apparatus for vehicles and control-method therefor
JP2003125454A (ja) * 2001-10-12 2003-04-25 Honda Motor Co Ltd 運転状況依存通話制御システム
JP2003267150A (ja) * 2002-03-14 2003-09-25 Alpine Electronics Inc 静止画表示切替タイミング制御装置
US7280852B2 (en) 2002-09-30 2007-10-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. In-vehicle hands-free apparatus
US10551930B2 (en) 2003-03-25 2020-02-04 Microsoft Technology Licensing, Llc System and method for executing a process using accelerometer signals
US7831350B2 (en) 2003-08-11 2010-11-09 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Vehicle information/task manager
JP2005263155A (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Clarion Co Ltd 車載用電子機器、その制御方法、制御プログラム及び記録媒体
WO2006010867A1 (fr) * 2004-06-30 2006-02-02 Renault S.A.S. Systeme de communication telephonique pour vehicule
JP2008504770A (ja) * 2004-06-30 2008-02-14 ルノー・エス・アー・エス 自動車用の電話通信装置
FR2872658A1 (fr) * 2004-06-30 2006-01-06 Renault Sas Systeme de communication telephonique pour vehicule
JP2006254055A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Toyota Motor Corp 車載電話システム
WO2007141930A1 (ja) * 2006-06-08 2007-12-13 Panasonic Corporation 車載ハンズフリー通話装置
JP2008124889A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Toyota Motor Corp ハンズフリー装置
JP2009036677A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Pioneer Electronic Corp 経路探索装置、ナビゲーション装置、経路探索方法及び経路探索プログラム
US8010166B2 (en) 2007-12-26 2011-08-30 Denso Corporation Handsfree apparatus for vehicle
JP2012040992A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Fujitsu Ten Ltd 車載装置
JP2017135742A (ja) * 2011-12-16 2017-08-03 マイクロソフト コーポレーション 推論された車両状態に基づいたユーザ・インタフェース体験の提供
WO2014109106A1 (ja) * 2013-01-08 2014-07-17 クラリオン株式会社 通話制御装置、サーバおよびプログラム
CN104904188A (zh) * 2013-01-08 2015-09-09 歌乐株式会社 通话控制装置、服务器和程序
JP2016149014A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 株式会社デンソー 対話装置
CN105049650A (zh) * 2015-05-11 2015-11-11 南京理工大学 智能手机及基于车辆行驶状态的智能电话提醒讯息的反馈方法
CN105049649A (zh) * 2015-05-11 2015-11-11 南京理工大学 车辆在驾驶过程中的智能电话讯息反馈方法及系统
US10317234B2 (en) 2015-08-25 2019-06-11 Infobank Corp. Terminal for providing vehicle interface and control method thereof
WO2023171253A1 (ja) * 2022-03-11 2023-09-14 株式会社デンソー 提示制御装置及び提示制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10304464A (ja) ハンズフリー装置の制御方法
EP0955210B1 (en) Situational feature suppression system
US6600975B2 (en) In-vehicle communication device and communication control method
JP3287281B2 (ja) メッセージ処理装置
JP3902666B2 (ja) 自動車用テレマティーク装置
JP4970160B2 (ja) 車載システム及び現在位置目印地点案内方法
KR100796714B1 (ko) 운전 중 통화를 제한하는 휴대폰
JP6433641B2 (ja) 情報表示装置および情報表示方法
JP2015098218A (ja) 自動運転車
JP2006115098A (ja) 車載ハンズフリー通話システム
JP6487516B2 (ja) 自動運転車及び自動運転車用プログラム
JP2001243596A (ja) 車載用ナビゲーションシステム
US8126514B2 (en) In-vehicle apparatus, cellular phone device, and method for controlling communication therebetween
JP3489511B2 (ja) 車載電話システム及び当該システムに用いる車両側装置
JP2003069664A (ja) 車載用tv電話システム
JPH06282795A (ja) 車両用ナビゲーション装置
US8010166B2 (en) Handsfree apparatus for vehicle
JP3330843B2 (ja) ハンズフリー装置及びその制御方法
JP2001136579A (ja) 移動体通信装置
JP2004159276A (ja) 通信装置
JP2004312055A (ja) ハンズフリー装置
JP3579592B2 (ja) 車載オーディオ装置
JP3755417B2 (ja) 移動体電話用車載システム
JP2007013931A (ja) 車載通信装置および車載通信装置用プログラム
JP2004222039A (ja) 車載電話システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040706