JP2012040992A - 車載装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の乗員が携帯電話で車載装置にあるハンズフリー通話機能で通話中に車両が後退しても、通話先に不快感を与えない車載装置を提供する。
【解決手段】携帯電話を用いたハンズフリー通話において通信を行う近距離無線通信装置を有する車載装置において、近距離無線通信装置は、車両に搭載されたカメラによって撮影された画像の受信において通信を行い、ハンズフリー通話の動作中に、画像の受信における通信が開始された場合は、ハンズフリー通話の動作を停止し、通話状態を携帯電話へ移管する、カメラが車載装置へ画像を送信する転送レートを低下させる、又はハンズフリー通話の動作を保留し、ハンズフリー通話の通話先に車両が後退中であることを表すメッセージを送出する、の何れかを行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両の後部に取り付けた後方撮影用カメラによって撮影された映像を、車両の後退時に表示する車載装置に関する。
車両において、駐車場の白線で仕切られた駐車スペース内に、後ろ向きで駐車する運転操作は難しいため、車両の後部の所定位置に、車両の後方を撮影できるカメラ(バックアイカメラ、或いはバックカメラと呼ばれる)を取り付け、車両の後退時において、後方映像を車内に設置された表示装置に表示する駐車支援装置が知られている(例えば特許文献1)。
従来の駐車支援装置では、ケーブルを用いてバックカメラと表示装置とを接続させる構成が採用されていたが、ケーブル配線には専門技術が必要であった。そこで、バックカメラによって撮影された映像を近距離無線通信を介して表示装置に送出することによって、誰でも簡単に駐車支援装置を設置できるようにすることが考えられる(無線通信バックカメラ機能)。このような近距離無線通信規格の1つにBluetooth(登録商標)があり、Bluetooth(登録商標)により車載機器と複数の電子機器との通信を行う乗物用情報処理装置が知られている(特許文献2)。
このようなBluetooth(登録商標)機能は、運転中に手で持って操作することが禁じられている携帯電話で利用することによって、運転中の通話をも実現している(ハンズフリー通話機能)。
特開2006−117165号公報
特開2001−239894号公報
近距離無線通信を用いて、無線通信バックカメラ機能とハンズフリー通話機能の両方を動作させることのできる車載装置の場合、通信帯域に限りがあるため、両者を同時に動作させようとしても、何れか一方の機能、又は両方の機能が良好に動作しない虞がある。具体的には、乗員がハンズフリー通話機能を利用して通話先の相手と通話している時に車両が後退動作になると、無線通信バックカメラ機能の動作によってハンズフリー通話機能において通話先の相手との通話が途切れたり、ノイズが入って聞き取りにくくなる等の問題が生じる。
このような問題によって、ハンズフリー通話機能が良好に動作しないことは、通話先の相手に不快感を与えてしまったり、良好に動作しないことに気をとられる等の運転者の運転に対する注意力が低下してしまったりする。
そこで本発明は、近距離無線通信を用いて、無線通信バックカメラ機能とハンズフリー通話機能の両方を良好に動作させることができる車載装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成する本発明の車載装置の第1の形態は、携帯電話を用いたハンズフリー通話において通信を行う近距離無線通信装置を有する車載装置であって、近距離無線通信装置は、車両に搭載されたカメラによって撮影された画像の受信において通信を行い、ハンズフリー通話の動作中に、画像の受信における通信が開始された場合は、ハンズフリー通話の動作を停止し、通話状態を携帯電話へ移管する通話移管部を備えることを特徴としている。
前記目的を達成する本発明の車載装置の第2の形態は、携帯電話を用いたハンズフリー通話において通信を行う近距離無線通信装置を有する車載装置であって、近距離無線通信装置は、車両に搭載されたカメラによって撮影された画像の受信において通信を行い、ハンズフリー通話の動作中に、画像の受信における通信が開始された場合は、カメラが車載装置へ画像を送信する転送レートを低下させる転送レート制御部を備えることを特徴としている。
前記目的を達成する本発明の車載装置の第3の形態は、携帯電話を用いたハンズフリー通話において通信を行う近距離無線通信装置を有する車載装置であって、近距離無線通信装置は、車両に搭載されたカメラによって撮影された画像の受信において通信を行い、ハンズフリー通話の動作中に、画像の受信における通信が開始された場合は、ハンズフリー通話の動作を保留し、ハンズフリー通話の通話先に、車両が後退中であることを表すメッセージを送出する通話保留部を備えることを特徴としている。
本発明の車載装置によれば、近距離無線通信を用いて、無線通信バックカメラ機能とハンズフリー通話機能の両方を良好に動作させることが可能になるため、通信先の相手に不快感を与えなくしたり、運転者の運転に対する不注意の要因を与えなくしたりすることができる。
本発明の車載装置の路上走行車両への配置を示す部分透視斜視図である。 図1に示した車載装置の要部構成を示すブロック回路図である。 (a)は本発明の車載装置の一実施例において、着信した携帯電話が車載装置の持つハンズフリー通話機能で使用されている状態を説明する図、(b)は(a)に示した携帯電話のハンズフリー通話状態の時に、車両が後退状態になった時の車載装置の動作を説明する図である。 本発明の車載装置の第1の実施例の動作を説明するフローチャートである。 本発明の車載装置の第2の実施例の動作を説明するフローチャートである。 本発明の車載装置の第3の実施例の動作を説明するフローチャートである。
以下、添付図面を用いて本出願の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は、車載装置1を搭載した車両50を示している。車載装置1は、車両50のインストルメントパネル52に搭載されており、表示部に地図画像や車載カメラで撮影された映像が表示される。また、車載装置1には、電子装置との間でデジタル情報の無線通信を行う近距離無線通信装置、例えばBluetooth(登録商標)を利用した通信装置が搭載されている。車載装置1は、例えばナビゲーション装置である。
車両50の後部51に取り付けられた後方撮影用カメラ2は、Bluetooth(登録商標)ユニット20に接続されており、カメラ2で撮影された画像は無線で車載装置1に送られる。カメラ2には、車両50に設けられたシフトレバー7がバック位置にシフトされた時にだけ電源が供給され、カメラ2で撮影された画像がBluetooth(登録商標)ユニット20を通じて車載装置1に送信され、画像が車載装置1の表示部13に表示される。
また、この実施例の車載装置1には、Bluetooth(登録商標)を利用したハンズフリーユニットが内蔵されている。ハンズフリーユニットは、運転者や乗員によって車両50の車室内に持ち込まれたBluetooth(登録商標)機能を備えた携帯電話3に着信があった時に、着信相手との通話を車載装置1に接続されたスピーカ4やマイク(図示せず)によって行うことにより、ハンズフリー通話を行わせる。
図2は、図1に示したカメラ2やハンズフリーユニットを備えた車載装置1の構成の要部をブロックで示すものである。車載装置1は、Bluetooth(登録商標)機能を用いて動作する無線通信バックカメラ機能や、ハンズフリー通話機能を備えている。
車載装置1のBluetooth(登録商標)機能は、アンテナ10、Bluetooth(登録商標)モジュール11、画像デコーダ12、表示部13、CPU14,電源15、後退検出部16、及びハンズフリーユニット17から構成される。ハンズフリーユニット17にはスピーカ4とマイクロホン5が接続されている。Bluetooth(登録商標)モジュール11は、アンテナ10を通じて2.4GHzの周波数帯の電波を送受信する。画像デコーダ12は受信した画像をデコードし、表示部13に表示させる。CPU14は後退検出部16に車両の後退を示すリバース信号が入力された時に、Bluetooth(登録商標)ユニット20を起動してカメラ2に撮影を行わせ、画像デコーダ12にBluetooth(登録商標)ユニット20から送信されてきた画像のデコード処理を行わせる。また、CPU14は、携帯電話3に着信があった時にハンズフリーユニット17にスピーカ4とマイクロホン5を用いたハンズフリー通話を行わせる。
一方、カメラ2と接続されるBluetooth(登録商標)ユニット20は、画像エンコーダ21、CPU22,Bluetooth(登録商標)モジュール23、アンテア24、及び電源25を備えて構成される。電源25からカメラ2に電源が供給されると、カメラ2は撮影を開始し、撮影した画像が画像エンコーダ21、Bluetooth(登録商標)モジュール23を通じてアンテナ24から送信される。また、Bluetooth(登録商標)機能を備えた携帯電話3は、着信があると車載装置1のアンテナ10と交信を行い、ハンズフリーユニット17を介して通話相手からの音声をスピーカ4から出力し、乗員の音声をマイクロホン5で拾って通話相手に送信する。
図3(a)は、車両50の中に持ち込まれた携帯電話3がBluetooth(登録商標)機能を備えており、携帯電話3に着信があった場合の車載装置1の動作を示すものである。車両50の中に持ち込まれた携帯電話3に、外部の電話、例えば携帯電話6からの着信があった場合は、この着信はBluetooth(登録商標)機能を通じて車載装置1のハンズフリーユニット(図示せず)に転送され、ハンズフリーユニットに接続されたスピーカ4とマイクロホン5を通じてハンズフリー通話が行われる。
図3(b)は、図3(a)に示した携帯電話3のハンズフリー通話状態の時に、車両50が後退状態になった時の車載装置1の動作を説明するものである。車両50が後退状態になると、車載装置1とBluetooth(登録商標)ユニット20との間で交信が行われ、車両の後部51に取り付けられた後方撮影用のカメラ2に電源が供給されて、カメラ2が撮影を開始する。カメラ2で撮影された画像はBluetooth(登録商標)ユニット20から無線で車載装置1に送られ、車載装置1の表示部13には車両後方の画像、例えば駐車場の駐車スペースへの進入画像が表示される。
このように、図3(a)に示した携帯電話3のハンズフリー通話状態の時でも、車両50が後退状態になった時には、図3(b)に示すように、カメラ2で撮影された画像が車載装置1の表示部13に優先的に表示される。一方、携帯電話3がハンズフリー通話状態で車両50が後退状態になった時には、携帯電話3の通話をなるべく通話相手に迷惑がかからないように維持する方法として、本発明の車載装置1は以下の3種類の態様のうちの何れかを実施する。
(1)携帯電話の通話を、車載装置1のハンズフリーユニット17から携帯電話自身がもつスピーカホン機能に移管する。
(2)携帯電話の車載装置1のハンズフリーユニット17による通話を維持し、カメラ2で撮影された画像の車載装置1への転送レートを下げる。
(3)携帯電話の通話を、車載装置1のハンズフリーユニット17から携帯電話自身がもつスピーカホン機能に移管すると共に、通話先に現在車両が後退中であるので暫く待って欲しい旨のメッセージを流す。
図3(b)に示されるのは、上記(3)の対応である。
ここで、上記(1)〜(3)に示した車載装置1の動作のそれぞれの実施例について、図4から図6のフローチャートを用いて詳細に説明する。
図4は、本発明に係る車載装置1の第1の実施例の動作を説明するフローチャートであり、前述の(1)に対応する携帯電話3の通話を車載装置1のハンズフリーユニット17から、携帯電話3自身がもつスピーカホン機能に移管する音声移管処理の例である。
ステップ401では携帯電話3が通話中か否かが判定される。通話中でない場合はこの処理を終了し、通話中である場合はステップ402に進む。ステップ402では車両50が後退動作中か否かが判定され、後退動作中でない時はステップ403に進むが、後退動作中である場合はステップ405に進む。
まず、ステップ402の判定で、車両50が後退動作中でない場合について説明する。この場合はステップ403において他の割込み処理が有るか否かが判定され、他の割込み処理がある場合はステップ404に進んで他の割込み処理が実行されてこのルーチンを終了する。一方、ステップ404において他の割込み処理が無いと判定された場合はステップ410に進み、携帯電話3の通話が継続中か否かが判定される。そして、携帯電話3が通話継続中でなくなった場合はこのルーチンを終了するが、携帯電話3が通話継続中である場合はステップ402に戻って前述の処理が繰り返される。
次に、ステップ402の判定で、車両50が後退動作中である場合について説明する。この場合はステップ405において車載装置1のハンズフリー通話機能が停止されると共に、車載装置1からの携帯電話3への要請によって、携帯電話3がスピーカホン状態にされる。即ち、携帯電話3の相手との通話が携帯電話3のスピーカホン機能を利用して行われるようになり、通話が携帯電話3のスピーカホン機能に移管される。
続くステップ406では、Bluetooth(登録商標)システムをディスクリートモードに移行する処理が行われる。ディスクリートモードは、Bluetooth(登録商標)システムとして、ハンズフリーの接続を堅持したまま通話機能を携帯電話に移行し、Bluetooth(登録商標)を利用した他の動作を受け入れるモードである。この処理により、カメラ2からの画像がBluetooth(登録商標)を利用して車載装置1に送られ、車載装置1は、カメラ2からの画像を表示部13に表示することになる。
ステップ406において、Bluetooth(登録商標)システムをディスクリートモードに移行する処理を行った後は、ステップ407において車両50の後退動作が継続中であるか否かが判定される。この判定動作は車両50の後退動作が終了するまで行われる。これは、車両50が後退して駐車場に駐車する場合、後退動作は僅かな時間で終了するからである。
ステップ407で車両50の後退動作が終了したと判定された場合はステップ408に進む。ステップ408では、Bluetooth(登録商標)システムのディスクリートモードを解除する処理が行われる。そして、ステップ407の処理が終了した後はステップ409に進み、携帯電話3のスピーカホン機能を停止し、通話を車載装置1のハンズフリー通話機能に戻す処理が行われる。即ち、携帯電話3の通話相手との通話が車載装置1のハンズフリー通話機能を利用して行われるようになり、通話が車載装置1のハンズフリー通話機能に移管される。
ステップ409の処理が終了するとステップ410に進み、携帯電話3の通話が継続中か否かが判定される。そして、携帯電話3が通話継続中でなくなった場合はこのルーチンを終了するが、携帯電話3が通話継続中である場合はステップ402に戻って前述の処理が繰り返される。
以上のような処理により、車載装置1のハンズフリー通話機能を利用して携帯電話3が通話を行っている時に、車両50が後退動作に入ると、カメラ2が撮影した車両の後方画像を車載装置1の表示部13に表示する動作が優先される。しかし、この場合でも、携帯電話3の通話は切断されず、携帯電話3自身が持つハンズフリー通話機能に移管されるので、通話はそのまま継続して行われ、通話中の相手に不快感を与えることがない。また、運転者は、駐車操作に注意力を集中させることができる。
図5は、本発明の車載装置1の第2の実施例の動作を説明するフローチャートであり、前述の(2)に対応し、携帯電話3の車載装置1のハンズフリーユニット17による通話を維持し、カメラ2で撮影された画像の車載装置1への転送レートを下げる処理を行う転送レート低下処理の例である。
ステップ501では携帯電話3が通話中か否かが判定され、通話中でない場合はこの処理を終了し、通話中である場合はステップ502に進む。ステップ502では車両50が後退動作中か否かが判定され、後退動作中でない時はステップ503に進むが、後退動作中である場合はステップ505に進む。
まず、ステップ502の判定で、車両50が後退動作中でない場合について説明する。この場合はステップ503において他の割込み処理が有るか否かが判定され、他の割込み処理がある場合はステップ504に進んで他の割込み処理が実行されてこのルーチンを終了する。一方、ステップ504において他の割込み処理が無いと判定された場合はステップ509に進み、携帯電話3の通話が継続中か否かが判定される。そして、携帯電話3が通話継続中でなくなった場合はこのルーチンを終了するが、携帯電話3が通話継続中である場合はステップ502に戻って前述の処理が繰り返される。
次に、ステップ502の判定で、車両50が後退動作中である場合について説明する。この場合はステップ505においてBluetooth(登録商標)システムを前述のディスクリートモードに移行する処理が行われる。続くステップ506では、カメラ2からの画像がBluetooth(登録商標)を利用して車載装置1に送られる際の画像の転送レートを、通常の転送レートよりも低い低転送レートで車載装置1に送る処理が行われる。
この処理は、携帯電話3の通話が継続中にカメラ2からの画像を通常の転送レートで車載装置1に送ると、画像転送用帯域確保のためにハンズフリーユニットの動作が制限されたり停止されたりして、携帯電話3の通話が途切れたり、切断される虞があるからである。この処理により、カメラ2からBluetooth(登録商標)を利用して車載装置1に送られて表示部13に表示される画像の解像度が低下するが、車両50が後退して駐車場に駐車する際は、車両の速度も低速度であり、駐車枠も動かないので低解像度の画像でもそれほど運転に影響を与えない。
ステップ506においてカメラ2からの画像の転送レートを、通常の転送レートよりも低い低転送レートで車載装置1に送る処理を行った後は、ステップ507において車両50の後退動作が継続中であるか否かが判定される。この判定動作は車両50の後退動作が終了するまで行われる。これは、車両50が後退して駐車場に駐車する場合、後退動作は僅かな時間で終了するからである。
ステップ507で車両50の後退動作が終了したと判定された場合はステップ508に進む。ステップ508ではBluetooth(登録商標)システムのディスクリートモードを解除する処理が行われる。そして、ステップ507の処理が終了した後は、ステップ509に進み、携帯電話3の通話が継続中か否かが判定される。そして、携帯電話3が通話継続中でなくなった場合はこのルーチンを終了するが、携帯電話3が通話継続中である場合はステップ502に戻って前述の処理が繰り返される。
また、ステップ507で車両50の後退動作が継続中であると判定された場合はステップ510に進む。ステップ510では携帯電話3の通話が継続中か否かが判定され、携帯電話3の通話が継続中の場合はステップ506に戻って、カメラ2からの画像の転送レートを、通常の転送レートよりも低い低転送レートで車載装置1に送る処理が継続される。一方、ステップ510で携帯電話3の通話が終了したと判定された場合はステップ511に進む。
ステップ511では、Bluetooth(登録商標)システムのディスクリートモードを解除する処理が行われると共に、カメラ2からの画像の転送レートを元に戻して通常の転送レートにする処理が行われる。
以上のような処理により、車載装置1のハンズフリー通話機能を利用して携帯電話3が通話を行っている時に、車両50が後退動作に入ると、カメラ2が撮影した車両の後方画像を車載装置1の表示部13に解像度を落として表示する動作が行われる。この場合も、携帯電話3の通話は切断されず継続して行われるので、通話中の相手に不快感を与えることがない。
図6は、本発明の車載装置の第3の実施例の動作を説明するフローチャートであり、前述の(3)に対応する携帯電話3の通話を車載装置1のハンズフリーユニット17から、携帯電話3自身がもつスピーカホン機能に移管すると共に、通話先に現在車両が後退中であるので暫く待って欲しい旨のメッセージを流す、ガイダンス送信処理が行われる。
ステップ601では携帯電話3が通話中か否かが判定され、通話中でない場合はこの処理を終了し、通話中である場合はステップ602に進む。ステップ602では車両50が後退動作中か否かが判定され、後退動作中でない時はステップ603に進むが、後退動作中である場合はステップ605に進む。
まず、ステップ602の判定で、車両50が後退動作中でない場合について説明する。この場合はステップ603において他の割込み処理が有るか否かが判定され、他の割込み処理がある場合はステップ604に進み、他の割込み処理が実行されてこのルーチンを終了する。一方、ステップ604において他の割込み処理が無いと判定された場合はステップ611に進み、携帯電話3の通話が継続中か否かが判定される。そして、携帯電話3が通話継続中でなくなった場合はこのルーチンを終了するが、携帯電話3が通話継続中である場合はステップ602に戻って前述の処理が繰り返される。
次に、ステップ602の判定で、車両50が後退動作中である場合について説明する。この場合はステップ605において車載装置1のハンズフリー通話機能が停止されると共に、車載装置1からの携帯電話3への要請によって、携帯電話3がスピーカホン状態にされる。即ち、携帯電話3の相手との通話が携帯電話3のスピーカホン機能を利用して行われるようになり、通話が携帯電話3のスピーカホン機能に移管される。
続くステップ606では、Bluetooth(登録商標)システムを前述のディスクリートモードに移行する処理が行われる。この処理により、カメラ2からの画像がBluetooth(登録商標)を利用して車載装置1に送られ、車載装置1は、カメラ2からの画像を表示部13に表示することになる。
ステップ406においてBluetooth(登録商標)システムをディスクリートモードに移行する処理を行った後は、ステップ607において携帯電話3のアプリケーション(図にはアプリと略記)により、車両が後退中であるメッセージを送信する処理が行われる。このメッセージの内容は、例えば、図3(b)に示したような「ただ今バック中です。暫くお待ち下さい。」のようなものである。
続くステップ608では、車両50の後退動作が継続中であるか否かが判定される。この判定動作は車両50の後退動作が終了するまで行われる。これは、車両50が後退して駐車場に駐車する場合、後退動作は僅かな時間で終了するからである。
ステップ608で車両50の後退動作が終了したと判定された場合はステップ609に進む。ステップ609ではBluetooth(登録商標)システムのディスクリートモードを解除する処理が行われる。そして、ステップ609の処理が終了した後は、ステップ610に進み、携帯電話3のスピーカホン機能を停止し、通話を車載装置1のハンズフリー通話機能に戻す処理が行われる。即ち、携帯電話3の相手との通話が車載装置1のハンズフリーを利用して行われるようになり、通話が車載装置1のハンズフリー通話機能に移管される。
ステップ610の処理が終了するとステップ611に進み、携帯電話3の通話が継続中か否かが判定される。そして、携帯電話3が通話継続中でなくなった場合はこのルーチンを終了するが、携帯電話3が通話継続中である場合はステップ602に戻って前述の処理が繰り返される。
以上のような処理により、車載装置1のハンズフリー通話機能を利用して携帯電話3が通話を行っている時に、車両50が後退動作に入ると、カメラ2が撮影した車両の後方画像を車載装置1の表示部13に表示する動作が優先される。しかし、この場合でも、携帯電話3の通話は切断されず、携帯電話3自身が持つハンズフリー通話機能に移管されると共に、通話先には車両がバック中であるので通話は暫く待って欲しい旨のメッセージが送出されるので、通話中の相手に不快感を与えることがない。
1 車載装置
2 後方撮影用カメラ
3、6 携帯電話
4 スピーカ
5 マイクロホン
6 携帯電話
7 シフトレバー
10,24 アンテナ
11、23 Bluetooth(登録商標)モジュール
13 表示部
16 後退検出部
17 ハンズフリーユニット
20 Bluetooth(登録商標)ユニット
50 車両
51 後部

Claims (4)

  1. 携帯電話を用いたハンズフリー通話において通信を行う近距離無線通信装置を有する車載装置であって、
    前記近距離無線通信装置は、車両に搭載されたカメラによって撮影された画像の受信において通信を行い、
    前記ハンズフリー通話の動作中に、前記画像の受信における通信が開始された場合は、前記ハンズフリー通話の動作を停止し、通話状態を前記携帯電話へ移管する通話移管部を備えることを特徴とする車載装置。
  2. 携帯電話を用いたハンズフリー通話において通信を行う近距離無線通信装置を有する車載装置であって、
    前記近距離無線通信装置は、車両に搭載されたカメラによって撮影された画像の受信において通信を行い、
    前記ハンズフリー通話の動作中に、前記画像の受信における通信が開始された場合は、前記カメラが前記車載装置へ画像を送信する転送レートを低下させる転送レート制御部を備えることを特徴とする車載装置。
  3. 前記転送レート制御部は、前記画像を低下させた転送レートで転送中に、前記ハンズフリー通話の動作が停止した場合は、前記画像の転送レートを、低下させる前の状態に戻すことを特徴とする請求項2に記載の車載装置。
  4. 携帯電話を用いたハンズフリー通話において通信を行う近距離無線通信装置を有する車載装置であって、
    前記近距離無線通信装置は、車両に搭載されたカメラによって撮影された画像の受信において通信を行い、
    前記ハンズフリー通話の動作中に、前記画像の受信における通信が開始された場合は、前記ハンズフリー通話の動作を保留し、前記ハンズフリー通話の通話先に、前記車両が後退中であることを表すメッセージを送出する通話保留部を備えることを特徴とする車載装置。
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