JP5823846B2 - 車載通信システム - Google Patents

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本発明は、車載通信システムに関する。
従来、制御プログラムを格納したPC(Personal Computer)カードが挿入された場合にPCカードからプログラムを読み込んで各種処理を実行する車載メータシステムが提案されている。この車載メータによれば、制御プログラムがメータに着脱可能なPCカードに格納されるため、車載メータのコストを抑えると共に、PCカードの変更等により車載メータの多様性を実現することができる(特許文献1参照)。
また、携帯電話の充電を行う車両用のクレドール装置が提案されている。このクレドール装置は、内部にメモリを備えるため、携帯電話にて撮像した画像のデータをクレドール装置に記憶させることができる。また、このクレドール装置は、カーナビやETC(Electronic Toll Collection System)等の車内機器と接続され、携帯電話を通じて入力される音声を認識して車内機器を制御したり、車内機器にて音声を認識して携帯電話を操作したりすることが可能となっている。さらに、このクレドール装置は、携帯電話を通じてエンジンの始動や停止も可能であり、且つ、携帯電話の画像をカーナビ等の車内機器に送信して大きな画面で表示させる機能についても備えている(特許文献2参照)。
また、車両インストルメントパネル内に鏡を用いた表示機構を備え、携帯型PCを車両インストルメントパネル内部に差し込むことで、携帯型PCの表示内容を運転者に提供可能とした表示装置が提案されている。また、この装置では携帯型PCがCAN(Controller Area Network)により車両ECU(Electronic Control Unit)に接続され、各種センサの情報を携帯型PCに取り込みことができる(特許文献3参照)。
特開2005−165587号公報 特開2005−277632号公報 特開2004−276803号公報
このように、従来装置では、携帯電話や携帯型PC等の携帯端末側と車内機器側との通信を可能としている。しかし、車内環境においては様々な通信手段が設けられており、これらの通信手段が影響して携帯端末側と車内機器側との通信にノイズが重畳してしまう可能性がある。このため、例えば車速情報等を携帯端末に送信する場合には正確な情報を取得できない可能性があり、携帯端末から画像や音声データを送信する場合には一部の画素情報が変化してしまったり雑音が入ってしまったりする可能性があった。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、より正確でノイズの少ないデータのやり取りをすることが可能な車載通信システムを提供することにある。
本発明の車載通信システムは、携帯端末と、車両に設けられる、センサ類からの情報を読み込んで運転者に提示するメータ装置との通信を行う車載通信システムであって、予め前記メータ装置と通信接続されており、且つ、車内において前記携帯端末を固定可能に構成され、前記携帯端末の固定状態において当該携帯端末とNFC通信する通信装置をさらに備え、前記携帯端末は、前記通信装置を介して前記メータ装置と通信を行い、前記通信装置は、前記センサ類からの情報を前記メータ装置を介することなく入力することを特徴とする。
本発明の車載通信システムによれば、車内において携帯端末を固定可能に構成され、携帯端末の固定状態において携帯端末とNFC通信する通信装置を備え、携帯端末は、通信装置を介して車内機器と通信を行う。このため、携帯端末と通信装置とは、NFC通信というノイズに強い通信方式によって通信が行われることとなる。NFC(Near Field Communication)通信という言葉は、Mifare(登録商標)やFeliCa(登録商標)などとともに、TransferJet(登録商標)を含めたり区別したりして使われているが、ここでは区別することなく近接通信としてTransferJetを含めてNFC通信とする。これにより、様々な通信手段が設けられる車内環境において、例えば車速情報等を携帯端末に送信する場合、携帯端末はより正確な情報を取得できる。また、携帯端末から画像や音声データを送信する場合には一部の画素情報が変化してしまったり雑音が入ってしまったりする可能性を低減することができる。従って、より正確でノイズの少ないデータのやり取りをすることができる。
また、本発明において車載通信システムにおいて、通信装置は、車両バッテリに接続され、前記携帯端末にNFC給電を行うことが好ましい。
この車載通信システムによれば、通信装置は、車両バッテリに接続され、携帯端末にNFC給電を行う。このため、NFC給電という極狭域にしか影響を及ぼさない給電方式を採用することとなり、携帯端末が通信装置を介して車内機器と通信するときに、影響を及ぼし難くなる。従って、携帯端末に給電を行う場合であっても、より正確でノイズの少ないデータのやり取りをすることができる。
本発明の車載通信システムによれば、より正確でノイズの少ないデータのやり取りをすることができる。
本発明の実施形態に係る車載通信システムの外観を示す外観図である。 図1に示した車載通信システムの詳細を示すブロック図である。 本実施形態に係る車載通信システムの要部を示すブロック図である。 本実施形態に係る車載通信システムの詳細動作を示すフローチャートである。 図1に示した車載通信システムの詳細を示す第2のブロック図である。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る車載通信システムの外観を示す外観図である。図1に示すように、車載通信システム1は、携帯端末10と、車載タッチモニタ装置20と、メータ装置30とを備えている。携帯端末10は、例えばスマートフォンであり、ユーザ携帯可能で通信機能を備えた電子端末である。車載タッチモニタ装置20は、ナビゲーション地図情報等を表示する表示機器であると共に、ユーザ操作を受付可能な操作機器として機能するものである。メータ装置30は、車両に設けられる各種センサ類からの情報等を読み込んで、それらの情報を運転者に提示する表示機器である。
また、本実施形態において車載通信システム1は、車載タッチモニタ装置20の近傍(助手席側の側方)に差し込み孔Hを有し、この差し込み孔Hに携帯端末10を挿入可能となっている。特に本実施形態において差し込み孔Hに携帯端末10が挿入されると、携帯端末10は車載タッチモニタ装置20やメータ装置30などの車内機器と通信する構成となっている。
図2は、図1に示した車載通信システム1の詳細を示すブロック図である。なお、図2では各種通信関係や接続関係を明確とするため、車載通信システム1以外の構成についても図示している。
図2に示すように、車載通信システム1は、上記構成に加えて中央通信装置(通信装置)40を備えている。この中央通信装置40は、携帯端末10と、車内機器である車載タッチモニタ装置20及びメータ装置30等との通信を制御するものである。また、中央通信装置40は、上記した差し込み孔Hを有し、差し込み孔Hに携帯端末10が挿入され固定された状態(固定状態の一形態)において携帯端末10と、車内機器である車載タッチモニタ装置20及びメータ装置30等との通信を制御する構成となっている。なお、携帯端末10は、差し込み孔Hに携帯端末10が挿入されて固定される場合に限らず、所定のホルダーを備えホルダーに載置することにより固定されてもよく、固定方法は特に上記に限られるものではない。以下、各部について詳細に説明する。
携帯端末10は、第1アンテナ11と、第2アンテナ12と、NFC(Near Field Communication)部13と、給電部14とを備えている。第1アンテナ11は、車両に設けられた局所アンテナ101と通信するものであり、局所アンテナ101にはテレビやラジオの信号がLNA(Low Noise Amplifier)102を介して送信されると共に、電話等の音声信号やGPS情報が送信される。このため、携帯端末10は、第1アンテナ11を介してこれらの情報を取得可能となっている。
また、第2アンテナ12は、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))やワイヤレスラン(W-LAN)、及びワイマックス(WiMAX)等のアンテナ103と通信するものであり、アンテナ103を通じてこれらの情報を取得するものである。このため、携帯端末10は、ブルートゥース等を利用して情報を取得可能となっている。
NFC部13は、中央通信装置40側と通信するものである。図2に示すように中央通信装置40についてもNFC部41を備えている。このため、NFC部13は、中央通信装置40のNFC部41を介して中央通信装置40側とNFC通信を実行することとなる。ここで、NFC通信は、近距離無線通信として知られる国際規格であり、凡そ数センチから1メートル程度の近距離で行う省電力の通信方式である。本実施形態ではNFC部13により通信を行うため、ノイズが少なく車内機器側と通信を行うことができるようになっている。
また、中央通信装置40は、ECU42と、電源制御回路43と、給電部44とを備えている。ECU42は、中央通信装置40の全体を制御するものである。上記NFC41部はECU42の制御によって携帯端末10と通信する。
電源制御回路43は、ECU42の指令によってバッテリ104からの電力を給電部44に供給するものである。また、携帯端末10についても給電部14を備えており、これら給電部14,44により携帯端末10を充電可能となっている。特に、給電については、非接触給電の国際規格として知られているQi(ワイヤレス通信の国際規格)によって給電を行うようになっている。ただし、規格に準拠しない一般的な電磁誘導方式やNFC通電での同時給電を除外するものではない。
さらに、中央通信装置40は、CAN45を備えており、CAN45を介して車載タッチモニタ装置20及びメータ装置30と接続されている。
車載タッチモニタ装置20は、CPU(Central Processing Unit)21と、CAN22と、モニタドライバ回路23と、タッチモニタディスプレイ24と、I/Oポート25とを備えている。
CPU21は、車載タッチモニタ装置20の全体を制御するものである。CAN22は、中央通信装置40と通信するものである。モニタドライバ回路23は、タッチモニタディスプレイ24を駆動するものである。また、タッチモニタディスプレイ24は、ユーザに対してナビゲーション地図情報等を表示すると共に、ユーザにより操作されると操作内容に応じた信号をCPU21に送信する。
さらに、車載タッチモニタ装置20は、I/Oポート25を介してハンズフリーマイク105と接続されており、ハンズフリーマイク105から音声信号を入力し、CPU21に送信する構成となっている。また、I/Oポート25は、スピーカ106に接続される車載アンプ107に対しても接続されており、車載アンプ107に対して音声信号を出力するようになっている。
メータ装置30はCAN31を備えており、CAN31を介して中央通信装置40と通信する構成となっている。また、メータ装置30は、センサ類108及びステアリングスイッチ109と接続されており、これらの情報を入力する構成となっている。
上記において車載通信システム1は、NFC部13,41を備えているため、例えばセンサ類108によって検出されメータ装置30に送信される車速情報等を携帯端末10に送信する場合、携帯端末10はより正確な情報を取得できることとなる。また、携帯端末10から画像や音声データを車載タッチモニタ装置20に送信する場合には一部の画素情報が変化してしまったり雑音が入ってしまったりする可能性を低減することができる。
さらに、車載通信システム1は、携帯端末10にNFC給電を行う構成となっているため、NFC給電という極狭域にしか影響を及ぼさない給電方式を採用することとなり、携帯端末10が中央通信装置40を介して車載タッチモニタ装置20及びメータ装置30と通信するときに、影響を及ぼし難くすることができる。
なお、車載通信システム1においてやり取りされるデータは、車速情報等、画像データ及び音声データに限らず、GPS情報などの他の情報であってもよい。
図3は、本実施形態に係る車載通信システム1の要部を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態においてNFC部13,41は、NFC回路13a,41aと、アンテナ13b,41bとから構成されており、アンテナ13b,41bを通じてデータを送受信する構成となっている。
また、給電部14,44は、NFC給電回路14a,44aと、コイル14b,44bとから構成されており、コイル14b,44bを介した電磁誘導方式により携帯端末10に充電を行う構成となっている。
次に、本実施形態に係る車載通信システム1の詳細動作を、図3及び図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係る車載通信システム1の詳細動作を示すフローチャートである。
車両のアクセサリスイッチがオンされると、図4に示すフローチャートが実行される。まず、ECU42は、NFC回路41を起動させる(S1)。そして、ECU42は、携帯端末10からNFC応答があったか否かを判断する(S2)。NFC応答がなかったと判断した場合(S2:NO)、NFC応答があったと判断されるまで、この処理が繰り返される。
一方、NFC応答があったと判断した場合(S2:YES)、NFC通信を開始する(S3)。これにより、双方間のデータのやり取りが可能となる。次いで、ECU42は、NFC通信の相手先である携帯端末10が給電対応機器であるか否かを判断する(S4)。なお、本実施形態において給電対応機器であるか否かは、NFC通信が開始された段階で携帯端末10から給電要求が送信されたか否かを確認することにより判断されるが、これに限らず、公知の他の手法を採用してもよい。
給電対応機器であると判断した場合(S4:YES)、ECU42は、電源制御回路43及びNFC給電回路44aを通じてコイル44bに通電し、給電を開始させる(S5)。その後、処理はステップS6に移行する。一方、給電対応機器でないと判断した場合(S4:NO)、給電は行われることなく処理はステップS6に移行する。
ステップS6において携帯端末10は、NFC部13を通じて画像情報を転送する(S6)。次いで、ECU42は、携帯端末10から受信した画像情報を車載タッチモニタ装置20に送信し、タッチモニタディスプレイ24に表示させる(S7)。
次いで、車載タッチモニタ装置20のCPU21は、タッチモニタディスプレイ24に操作があったか否かを判断する(S8)。タッチモニタディスプレイ24に操作がなかったと判断した場合(S8:NO)、処理はステップS13に移行する。
タッチモニタディスプレイ24に操作があったと判断した場合(S8:YES)、CPU21は、タッチモニタディスプレイ24に対する操作情報を中央通信装置40に送信し、中央通信装置40のECU42は、NFC部41を通じて操作情報を携帯端末10に転送する(S9)。
次いで、携帯端末10は、転送された操作情報に基づいてアプリ等を駆動する(S10)。次いで、携帯端末10は、アプリ等の駆動情報をNFC部13を通じて中央通信装置40に転送する(S11)。次いで、中央通信装置40のECCU42は、駆動情報を車載タッチモニタ装置20に送信し、車載タッチモニタ装置20のCPU21は、駆動情報に基づいて表示等の動作を実行する(S12)。
次いで、車載通信システム1はアクセサリスイッチがオフされたか否かを判断する(S13)。アクセサリスイッチがオフされていないと判断した場合(S13:NO)、処理はステップS8に移行する。一方、アクセサリスイッチがオフされたと判断した場合(S13:YES)、図4に示す処理は終了する。
このようにして、本実施形態に係る車載通信システム1によれば、車内において携帯端末10を固定可能に構成され、携帯端末10の固定状態において携帯端末10とNFC通信する中央通信装置40を備え、携帯端末10は、中央通信装置40を介して車載タッチモニタ装置20やメータ装置30と通信を行う。このため、携帯端末10と中央通信装置40とは、NFC通信というノイズに強い通信方式によって通信が行われることとなる。これにより、様々な通信手段が設けられる車内環境において、例えば車速情報等を携帯端末10に送信する場合、携帯端末10はより正確な情報を取得できる。また、携帯端末10から画像や音声データを送信する場合には一部の画素情報が変化してしまったり雑音が入ってしまったりする可能性を低減することができる。従って、より正確でノイズの少ないデータのやり取りをすることができる。
また、中央通信装置40は、バッテリ104に接続され、携帯端末10にNFC給電を行う。このため、NFC給電という極狭域にしか影響を及ぼさない給電方式を採用することとなり、携帯端末10が中央通信装置40を介して車載タッチモニタ装置20やメータ装置30と通信するときに、影響を及ぼし難くなる。従って、携帯端末10に給電を行う場合であっても、より正確でノイズの少ないデータのやり取りをすることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、本実施形態に係る車載通信システム1は、スマートフォンを携帯端末10の一例として挙げているが、これに限らず、PC等であってもよいし、通常の携帯電話であってもよい。また、車内機器は車載タッチモニタ装置20やメータ装置30に限らず、オーディオ機器や車内に持ち込まれたポータブル機器であってもよい。さらに、車内機器はリクライニング等を行うシート装置、ミラーを駆動するミラー駆動装置、エンジンの始動及び停止等を行うエンジン制御装置などであってもよい。
また、本実施形態に係る車載通信システム1は、携帯端末10を差し込み孔Hに挿入状態において携帯端末10のカメラにより撮影された映像をタッチモニタディスプレイ24に表示するようにしてもよい。この場合、車両の周囲状況をタッチモニタディスプレイ24に表示して、駐車支援等を行うようにしてもよい。
また、本実施形態に係る車載通信システム1において携帯端末10は、メータ装置30から車速情報等を入力するため、携帯端末10にデジタルタコメータとしての機能を持たせるようにしてもよい。
また、本実施形態に係る車載通信システム1は、ハンズフリーマイク105にて入力した音声情報に基づいて、車内機器を制御してもよいし、携帯端末10を制御してもよい。携帯端末10を制御する場合、図4に示したフローチャートにおいてステップS8のタッチ操作が音声による操作に置き換わることとなる。
図5は、図1に示した車載通信システム1の詳細を示す第2のブロック図である。図5に示すように、中央通信装置40はI/Oポート46を備え、例えばセンサ類108やステアリングスイッチ109からの情報をメータ装置30を介することなく入力できるように構成されていてもよい。これにより、より通信をスムーズに実行できるからである。このように、本実施形態に係る車載通信システム1は、図2に示した構成例に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
1…車載通信システム
10…携帯端末
11…第1アンテナ
12…第2アンテナ
13…NFC部
13a…NFC回路
13b…アンテナ
14…給電部
14a…NFC給電回路
14b…コイル
20…車載タッチモニタ装置(車内機器)
21…CPU
22…CAN
23…モニタドライバ回路
24…タッチモニタディスプレイ
25…I/Oポート
30…メータ装置(車内機器)
31…CAN
40…中央通信装置(通信装置)
41…NFC部
41a…NFC回路
41b…アンテナ
42…ECU
43…電源制御回路
44…給電部
44a…NFC給電回路
44b…コイル
45…CAN
H…差し込み孔
101…局所アンテナ
102…LNA
103…アンテナ
104…バッテリ(車両バッテリ)
105…ハンズフリーマイク
106…スピーカ
107…車載アンプ

Claims (3)

  1. 携帯端末と、車両に設けられる、センサ類からの情報を読み込んで運転者に提示するメータ装置との通信を行う車載通信システムであって、
    予め前記メータ装置と通信接続されており、且つ、車内において前記携帯端末を固定可能に構成され、前記携帯端末の固定状態において当該携帯端末とNFC通信する通信装置をさらに備え、
    前記携帯端末は、前記通信装置を介して前記メータ装置と通信を行い、
    前記通信装置は、前記センサ類からの情報を前記メータ装置を介することなく入力する
    ことを特徴とする車載通信システム。
  2. 前記通信装置は、車両バッテリに接続され、前記携帯端末にNFC給電を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載通信システム。
  3. 前記通信装置は、予め車両に設けられる、タッチモニタディスプレイを有する車載タッチモニタ装置と通信接続されており、
    前記携帯端末は、前記通信装置を介して前記車載タッチモニタ装置と通信を行い、
    前記携帯端末の固定状態において前記携帯端末のカメラにより車両の周囲を撮影可能であり、
    前記タッチモニタディスプレイは、前記カメラにより撮影された車両の周囲の映像を表示する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の車載通信システム。
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