JP6229547B2 - 車両用メータ装置 - Google Patents

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本発明は、車両に搭載される車両用メータ装置に関する。
従来、車両に搭載される車両用のメータ装置に無線通信を行う機能を追加した構成が知られている。例えば特許文献1には、無線通信の機能を有するメータ装置の一種として、受信回路及びアンテナを有するキーレスエントリー受信機を備えた構成が開示されている。この特許文献1では、キーレスエントリー送信機からの電波を受信するアンテナ、及び当該アンテナと接続された受信回路は、表示部の背面方向に設けられた膨張部内に収容されている。
特開2004−149036号公報
さて、近年では、視認者の携帯する端末等の通信機器と車両とを連携させることにより、車室内にて利用可能な機能の拡充が図られてきている。このような連携は、通信機器及び車両間での無線通信を利用した情報のやり取りによって実現される。しかし、通信機器と無線通信を行うための通信機能は、一般に、車載されたナビゲーション装置及びオーディオ装置等に設けられている。そのため、これらの装置を搭載しない車両では、上述したような通信機器と車両との連携が実現され難かった。
そこで本発明の発明者らは、通信機器との通信機能をメータ装置に設けることを想到した。しかし、特許文献1のように、電波を送受信するアンテナが表示部の背面方向に収容された構成では、膨張部及びインスツルメント等の遮蔽物によって電波が遮られてしまう。故に、アンテナの高感度化が困難であった。
こうした問題に対処するため、本発明者らは、アンテナを形成するアンテナ部材を、メータ装置の筐体から外部に露出させた状態で、当該装置に追加することを想到した。しかし、視認者の視界に入り易いよう配置されたメータ装置に、露出した状態のアンテナ部材が追加されてしまうと、当該メータ装置の外観は、視認者に違和感を生じさせるものとなり得た。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、見た目の違和感を軽減しつつ、高感度なアンテナの機能が設けられた車両用メータ装置を提供することである。
上記目的を達成するために、第1の発明は、車両に搭載される車両用メータ装置であって、車両に関わる情報を表示する表示部(10)と、表示部の正面方向(FD)に位置し、正面方向に沿って延伸する棒状であり、表示部による表示を変更する操作として、正面方向とは反対の背面方向(BD)に押す押圧操作が入力される入力部(70a)、を有する操作機構(70)と、通信機器(90)と無線通信を行う通信制御部(20)と、を備え、入力部は、通信機器及び通信制御部の間の無線通信に用いられる電波につき、送信及び受信の少なくとも一方を行うアンテナの機能を有し、入力部には、導電性の線材によって形成されたアンテナ線(72)が、正面方向に沿って延伸した状態で埋設されていることを特徴としている。
この発明のように、表示部の表示を変更する操作が入力される入力部は、車両用メータ装置の視認者によって操作可能なように、当該メータ装置において外側に露出した構成とされている。故に、アンテナの機能を入力部が有することで、通信機器との無線通信に用いられる電波は、遮蔽物によって遮られ難くなる。故に、感度の高いアンテナが車両用メータ装置に形成可能となる。
加えて、入力部が表示部による表示を変更する既存の構成であることにより、アンテナを形成する部材の車両用メータ装置外観への追加は、回避され得る。故に、車両用メータ装置の外観は、アンテナの機能を追加しても維持される。したがって、車両用メータ装置の見た目の違和感を軽減しつつ、当該メータ装置に高感度なアンテナの機能を設けることが可能となる。
尚、上記括弧内の参照番号は、本発明の理解を容易にすべく、後述する実施形態における具体的な構成との対応関係の一例を示すものにすぎず、本発明の範囲を何ら制限するものではない。
本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ及びヘッドアップディスプレイ装置の車室内での配置を説明するための図である。 コンビネーションメータ及び携帯端末の各正面図と、移動体通信網の概要を模式的に示す図である。 コンビネーションメータの電気的構成を示すブロック図である。 図2のIV−IV線断面図であって、アンテナ機能を有する操作ノブの構成を説明するための図である。 操作ノブに背面方向への押圧操作が加えられた状態を示す図である。 コンビネーションメータ及び携帯端末の連携により、車両情報が車両外部へと送信される処理の流れを示すシーケンス図である。
図1に示す本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ100は、車両に関する種々の情報の表示する車両用のメータ装置である。コンビネーションメータ100は、車両の車室内に設けられたインスツルメントパネル内に収容され、図1に示す正面側を運転席側に向けて配置されている。
コンビネーションメータ100の表示部10は、図2に示すように、二つの指針表示部11,12、マルチ表示部13、及びペアリングインジケータ17を含む多数のテルテール等の組み合わせることによって構成されている。各指針表示部11,12は、回転する各指針14によって情報を表示する。マルチ表示部13は、表示画面15に形成される種々の画像によって情報を表示する。マルチ表示部13による表示は、ステアリングスイッチ110(図1参照)及び運転席に向かって突き出した操作ノブ70a(図1も参照)へ入力される操作によって変更される。複数のテルテールは、それぞれの意匠部17aを発光表示させることによって、種々の情報を視認者に通知する。
コンビネーションメータ100は、図1に示すヘッドアップディスプレイ装置(以下、「HUD装置」)120と接続されている。HUD装置120は、運転席に対し車両前方に位置するインスツルメントパネル内に収容されている。HUD装置120は、ウィンドウシールド121内に規定された投影領域122に向けて画像を投影することにより、当該画像の虚像表示を行う。HUD装置120によって投影される画像のデータは、コンビネーションメータ100からHUD装置120へと出力される。例えば、目的地に向かうための進行方向を案内するナビゲーション画像123等が、HUD装置120によって投影領域122に虚像表示される。
コンビネーションメータ100は、図2に示すように、車室内又は車室外にある車両近傍の携帯端末90と無線通信を行うことができる。携帯端末90は、移動体通信網190を形成する基地局191との間において、遠距離での無線通信が可能である。移動体通信網190は、固定回線を通じて、車両の外部の施設、例えばディーラー192及びコールセンター193に設置されたサーバと繋がっている。携帯端末90は、移動体通信網190を通じて、種々の情報を車両の外部から取得し、且つ、車両の外部へと発信することができる。
こうした携帯端末90及びコンビネーションメータ100の間の通信は、例えば2.4GHz帯を用いた近距離無線通信規格であるBluetooth(登録商標)によって行われる。携帯端末90及びコンビネーションメータ100の間における無線通信の状態は、表示部10の有するペアリングインジケータ17によって視認者に通知される。ペアリングインジケータ17の意匠部17aは、携帯端末90及びコンビネーションメータ100間のペアリングが完了したことに基づいて、発光表示される。ペアリングの完了によれば、携帯端末90の液晶ディスプレイ91と実質同一の画像が、マルチ表示部13に表示可能となる。
コンビネーションメータ100は、図3に示すように、電気的構成として、各指針14(図2参照)を駆動するステッパーモータ(図示を省略)、液晶ディスプレイ16、発光ダイオード18、及び制御部20を備えている。液晶ディスプレイ16は、表示画面15に沿って二次元に配列された複数の画素を有するドットマトリクス方式の表示器である。液晶ディスプレイ16は、制御部20と接続されており、制御部20から出力される制御信号に基づいて表示画面15に画像を表示する。発光ダイオード18は、特定の色の光を放射する光源であって、ペアリングインジケータ17を発光表示させる。発光ダイオード18は、制御部20と接続されており、制御部20から出力される制御信号に基づいて発光する。
制御部20は、プログラムによって作動するマイクロコンピュータ等によって構成されている。制御部20は、車内Local Area Network(LAN)130と情報をやり取りする通信インターフェース、HUD装置120に映像を出力する映像出力インターフェース、及び携帯端末90と無線通信を行うための通信インターフェースを備えている。車内LAN130には、上述のステアリングスイッチ110に加えて、車両に搭載された車載機器170、例えばボディ制御装置160、エンジン制御装置150、エアバッグ制御装置140等が接続されている。制御部20は、車内LAN130に出力された車両の情報、及び携帯端末90から送信された車外の情報を取得し、取得した情報に基づく制御信号を各ステッパーモータ、液晶ディスプレイ16、及び発光ダイオード18に出力する。
次に、コンビネーションメータ100の機械的構成を、図4及び図2に基づいて説明する。コンビネーションメータ100は、表示板40、回路基板50、及び筐体60等によって構成されている。以下の説明では、回路基板50の板厚方向に沿って当該回路基板50から表示板40に向かう方向を正面方向FDとし、この正面方向FDと反対の方向を背面方向BDする。
表示板40は、シート状に成形されたポリカーボネート等の透明樹脂材料に、遮光性の印刷を施すことによって形成されている。表示板40には、ペアリングインジケータ17のものを含む複数の意匠部17aが設けられている。意匠部17aは、遮光性の印刷に替えて、透光性の印刷を施すことによって形成されている。意匠部17aは、背面方向BDから照射された光を正面方向FDに透過させることによって発光する。
回路基板50は、板状に形成され、表示板40に沿った姿勢にて配置されている。回路基板50には、制御部20(図3参照)が形成されている。回路基板50の両板面のうち、正面方向FDを向く一方の実装面51には、発光ダイオード18(図3参照)及び制御部20等の回路を構成する複数の電子部品が実装されている。これらの電子部品は、回路基板50に形成された配線パターンによって互いに電気接続されている。
筐体60は、コンビネーションメータ100の外観を形成しており、当該メータ100の各構成を収容することにより、これらを雰囲気中の塵や埃等から保護している。筐体60は、フロントパネル68及びリヤケース69等を、回路基板50を保持する支持部材61に組み付けることによって構成されている。
ここまで説明したコンビネーションメータ100では、図3に示す携帯端末90及び制御部20間の無線通信に用いられる電波の送受信を行うアンテナ機能を、操作ノブ70aが有している。以下、操作ノブ70aを有する切替スイッチ70の詳細を、図3を参照しつつ、図4及び図5に基づいて説明する。
操作ノブ70aは、表示板40よりも正面方向FDの領域に突き出すことにより、表示部10の正面方向FDに位置している。操作ノブ70aには、背面方向BDに押す押圧操作が視認者の手指等によって入力される。こうした押圧操作が操作ノブ70aに入力されると、例えば液晶ディスプレイ16に表示されるトリップメータが複数のうちで切り替わる。また、操作ノブ70aを所定の時間以上、継続して押し続けることにより、表示中のトリップメータの数値がリセットされる。
以上の操作ノブ70aを有する切替スイッチ70は、実装面51に載置され、回路基板50によって固定されている。切替スイッチ70は、ノブ部材71、アンテナ線72、ターミナル73、コンタクトプレート74、スプリング75、ノブケース76、タクタイルスイッチ77、スイッチケース78を有している。
ノブ部材71は、表示部10の正面方向FDに位置する操作ノブ70aを形成している。ノブ部材71は、ゴム状の熱可塑性エラストマー樹脂又はポリアセタール樹脂等の可撓性を備える材料によって棒状に形成されている。ノブ部材71は、正面方向FDに軸方向を沿わせた姿勢にて、ノブケース76及びスプリング75によって支持されている。ノブ部材71は、押圧操作の入力によって背面方向BDに変位可能である。ノブ部材71には、ベース部71a及び延伸部71bが形成されている。
ベース部71aは、ノブ部材71の軸方向の両端部のうち、背面方向BDに位置する一方の端部によって鍔状に形成されている。ベース部71aにおいて、実装面51と対向する端面には、凹部71cが形成されている。凹部71cは、コンタクトプレート74を収容する凹状の窪みである。
延伸部71bは、ベース部71aから正面方向FDに向けて円柱状に延伸している。延伸部71bは、表示板40及びフロントパネル68にそれぞれ設けられた各貫通孔40a,68aに挿通されている。延伸部71bの延伸方向の先端は、フロントパネル68よりも数センチメートル程度、正面方向FDに突き出している。延伸部71bは、視認者による押圧操作が可能なように、筐体60の外部に露出している。
アンテナ線72は、導電性の線材によって形成されている。アンテナ線72は、ノブ部材71の内部に芯材としてインサート成形されている。アンテナ線72は、延伸部71bの軸方向に沿って直線状に延伸した状態で、延伸部71bに埋設されている。アンテナ線72は、無線通信に用いられる周波数の電波に共振し易いよう、長さを調整されている。
ターミナル73は、金属の薄板材を曲げ加工することにより、浅い円筒容器状に形成されている。ターミナル73は、アンテナ線72と接続された状態で、アンテナ線72と共にノブ部材71にインサート成形されている。ターミナル73は、凹部71cの中央に埋め込まれており、ノブ部材71の外表面に露出している。
コンタクトプレート74は、金属材料によって円盤状に形成されている。コンタクトプレート74は、凹部71cに圧入されている。コンタクトプレート74には、リテーナ部74a、嵌合部74b、及び接触部74cが形成されている。リテーナ部74aは、コンタクトプレート74の本体部分であり、スプリング75に正面方向FDから接触している。リテーナ部74aは、ノブ部材71への押圧操作の入力により、スプリング75を背面方向BDに押す。
嵌合部74bは、リテーナ部74aの中央から正面方向FDに円柱状に突出している。コンタクトプレート74が凹部71cに圧入されることにより、嵌合部74bは、ターミナル73に内嵌されている。嵌合部74bがターミナル73と嵌合することにより、コンタクトプレート74とターミナル73との間の導通が形成されている。
接触部74cは、リテーナ部74aの中央から背面方向BDに円柱状に突出している。接触部74cは、タクタイルスイッチ77の正面方向FDに位置し、当該タクタイルスイッチ77と間隔を開けつつ対向している。接触部74cは、ノブ部材71の背面方向BDへの変位によって、タクタイルスイッチ77と接触する。
スプリング75は、導電性の金属材料による線材を円筒螺旋状に巻回しすることによって形成されている。スプリング75は、実装面51とコンタクトプレート74との間にて押し縮められた状態で、ノブ部材71と回路基板50との間に位置している。スプリング75は、押圧操作によって背面方向BDに変位したノブ部材71を、復元力によって正面方向FDに押し戻す。スプリング75は、実装面51に露出した表面配線52上に載せられている。表面配線52は、制御部20の通信インターフェースと電気的に繋がっている。スプリング75は、コンタクトプレート74及び表面配線52と共に、アンテナ線72と制御部20とを電気接続するアンテナ配線21(図3参照)の少なくとも一部を形成している。
ノブケース76は、樹脂材料等によって有底の箱状に形成されている。ノブケース76は、実装面51に載置されている。ノブケース76には、ベース部71a、スプリング75、及びスイッチケース78等が収容されている。ノブケース76には、開口部76a及びストッパ部76bが形成されている。
開口部76aは、ノブケース76の底部の中央に設けられている。開口部76aは、底部を貫通する貫通穴であり、延伸部71bを正面方向FDに挿通させている。ストッパ部76bは、開口部76aの周縁部分であり、スプリング75によって正面方向FDに付勢されたベース部71aと接触する。ストッパ部76bは、正面方向FDへのベース部71aの移動を規制することにより、ノブケース76からのベース部71aの離脱を防いでいる。
タクタイルスイッチ77は、回路基板50に形成された配線パターンを通じて、制御部20及びグラウンド電位と接続されている(図3参照)。タクタイルスイッチ77は、押込部77aを有している。押込部77aが押し込まれていない場合、タクタイルスイッチ77はオフ(開)状態となる。押込部77aが押し込まれることにより、タクタイルスイッチ77は、オン(閉)状態へと切り替わる。
タクタイルスイッチ77は、押込部77aが接触部74cと対向する位置にて、実装面51に取り付けられている。押圧操作によるノブ部材71の背面方向BDへの変位により、押込部77aと接触部74cとの間の間隔は消失する。そして、ノブ部材71のさらなる背面方向BDへの変位により、接触部74cと接触した押込部77aは、当該接触部74cによって背面方向BDに押し込まれる。こうしてタクタイルスイッチ77がオン状態となることにより生じる電位の変化を、制御部20は検知する。
スイッチケース78は、樹脂材料等によって有底の箱状に形成されている。スイッチケース78は、実装面51、スプリング75、及びコンタクトプレート74によって区画された空間内に収容され、実装面51に載置されている。スイッチケース78には、タクタイルスイッチ77が収容されている。スイッチケース78は、スプリング75の内周側に位置することで、実装面51に沿った各方向へのスプリング75のずれを規制している。スイッチケース78には、開口部78aが形成されている。開口部78aは、スイッチケース78の底部の中央に設けられ、当該底部を貫通する貫通穴である。開口部78a、接触部74cを背面方向BDに通過させることにより、接触部74cによる押込部77aの押込み動作を可能にしている。
次に、図6に示すシーケンス図を用いて、図3を参照しつつ、コンビネーションメータ100及び携帯端末90の連携により、車両情報が車両の外部へと送信される処理の流れについての説明を行う。以下説明する処理では、車両、コンビネーションメータ100、及び携帯端末90はそれぞれ電源の入れられた状態であり、且つ、コンビネーションメータ100及び携帯端末90間のペアリングは完了しているものとする。また、車両外部のディーラー192及びコールセンター193も稼動状態にあるものとする。
まず、いずれかの車載機器170が、車両情報を車内LAN130に出力する(t1)。コンビネーションメータ100の制御部20は、車内LAN130に出力された車両情報を取得し、取得した車両情報について、外部への送信が必要な情報か否かを判定する(t2)。制御部20は、送信の必要が有ると判定した場合、取得した車両情報に、自車両を識別するための固有の番号(以下、「車両ID」)等を組み合わせて、送信用のデータを生成する(t3)。この送信用データが、コンビネーションメータ100から携帯端末90へと送信される。
ここで、外部へ送信される車両情報としては、エアバッグ制御装置140から出力されるエアバッグの展開情報、エンジン制御装置150及びボディ制御装置160等から出力される異常情報及びメンテナンス情報等が挙げられる。尚、車両の外部に送信される情報は、これらの情報に限定されない。
送信用のデータを受信した携帯端末90は、当該データを読み込み(t5)、車両情報の内容から送信条件が成立するか否かを判定する(t6)。例えば、エアバッグの展開情報及び何らかの異常情報が通知された場合、事故及び故障の可能性があるため、送信条件は、即座に成立する。一方で、メンテナンス情報が通知された場合、携帯端末90に蓄積されている履歴情報が参照され、前回のメンテナンスから一定の走行距離を走行した場合、又は前回のメンテナンスから一定の期間を経過した場合に、送信条件が成立する。
送信条件が成立したことにより、携帯端末90は、取得した車両ID及び車両情報に、携帯端末90の現在位置を示すGPSデータ(以下、「位置情報」)及び履歴情報等を組み合わせることにより、送信用のデータを生成する(t7)。さらに携帯端末90は、車両情報の内容に応じて、当該情報を通知する外部の機関を選択する(t7)。そして、選択された通知先に、生成された送信用のデータが送信される(t8)。以上の処理は、携帯端末90にて動作するアプリケーションによって実現される。また、送信条件が成立したか否かに係わらず、携帯端末90は、取得した車両情報を履歴情報として記憶領域に蓄積する。
携帯端末90から車両情報等が通知されたディーラー192及びコールセンター193等の機関では、対応処理が実施される(t10)。具体的には、通知された車両情報の内容に基づいて、携帯端末90への電話連絡、位置情報にある現場への緊急車両の手配、メンテナンススケジュールの策定等が対応処理として行われる。
ここまで説明した本実施形態では、コンビネーションメータ100の筐体60から外部に露出した操作ノブ70aがアンテナの機能を有しているため、携帯端末90との無線通信に用いられる電波は、筐体60等の遮蔽物によって遮られ難くなる。故に、感度の高いアンテナがコンビネーションメータ100に形成可能となる。
加えて、操作ノブ70aがトリップメータの表示を変更する既存の構成であるため、アンテナを形成する部材のコンビネーションメータ100外観への追加は、回避され得る。故に、コンビネーションメータ100の外観は、アンテナの機能を追加しても維持される。したがって、コンビネーションメータ100の見た目の違和感を軽減しつつ、当該メータ100に高感度なアンテナの機能を設けることが可能となる。
加えて本実施形態のように、棒状に延伸してフロントパネル68から突き出す形状の操作ノブ70aは、その大部分が筐体60の外部に露出している。そのため、コンビネーションメータ100は、操作ノブ70aにアンテナの機能を兼ねさせる形態であっても、携帯端末90との無線通信に十分な感度を獲得できる。
また本実施形態のように、背面方向BDに押す操作が手指等によって入力される操作ノブ70aであれば、ノブ部材71の全体が手指等によって覆われる事態は、生じ難い。操作ノブ70aは、操作の入力中においても、一部を覆われるのみである。そのため、視認者の手指等が電波を遮ることによるアンテナの感度悪化は、生じ難くなる。故に、表示を変更する操作中においても、高感度を維持可能なアンテナがコンビネーションメータ100に形成可能となる。
さらに本実施形態における操作ノブ70aは、アンテナ線72をノブ部材71に埋設することによって、アンテナの機能を獲得している。このように、アンテナ線72を外表面に露出させない構造であれば、ノブ部材71によってアンテナ線72を手指等から保護できるため、操作ノブ70aのアンテナ機能は、高い信頼性を獲得できる。
また加えて本実施形態のスプリング75は、ノブ部材71を正面方向FDに押し戻す構成であるため、自らの復元力によってノブ部材71に保持されたコンタクトプレート74と、回路基板50の表面配線52との両方に、確実に密着し得る。故に、アンテナ線72と制御部20とを電気接続するアンテナ配線21としてスプリング75が用いられる構成であれば、押圧操作によってノブ部材71が変位した状態でも、アンテナ線72と制御部20との電気接続は、確実に維持される。したがって、操作ノブ70aへの操作の入力中においても、携帯端末90及び制御部20間の無線通信は、安定的に実施される。
さらに加えて本実施形態では、携帯端末90及び制御部20間の無線通信の可能な状態が、ペアリングインジケータ17によって視認者に明示される。故に、例えば運転中等、前方から視線を外し難い状態においても、視認者は、携帯端末90を操作することなく、無線通信の状態を確認することができる。
またさらに本実施形態によれば、制御部20は、車両外部のディーラー192及びコールセンター193等と通信可能な携帯端末90と連携することができる。故に、制御部20は、車載機器170から取得した種々の情報を、携帯端末90を通じてディーラー192及びコールセンター193へと送信することができる。こうした機能の活用によれば、コンビネーションメータ100の視認者である車両ユーザの利便性は、さらに拡充可能となる。
尚、本実施形態において、ペアリングインジケータ17が特許請求の範囲に記載の「インジケータ」に相当し、制御部20が特許請求の範囲に記載の「通信制御部」に相当し、アンテナ配線21が特許請求の範囲に記載の「配線」に相当する。また、切替スイッチ70が特許請求の範囲に記載の「操作機構」に相当し、操作ノブ70aが特許請求の範囲に記載の「入力部」に相当し、ノブ部材71が特許請求の範囲に記載の「可動部材」に相当する。さらに、スプリング75が特許請求の範囲に記載の「ばね部材」に相当し、コンビネーションメータ100が特許請求の範囲に記載の「車両用メータ装置」に相当し、携帯端末90が特許請求の範囲に記載の「通信機器」に相当する。
(他の実施形態)
以上、本発明による一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
上記実施形態では、棒状に形成されて軸方向に可動する操作ノブ70aを「入力部」とし、当該操作ノブ70aにアンテナ機能が付与されていた。しかし、筐体から露出していれば、「入力部」の形態及び配置は、上記のものに限定されない。例えば、押圧操作によって可動する可動部材は、円盤状又は矩形板状等の押し釦であってもよい。また、「入力部」に入力される操作は、押圧操作に限定されず、回転操作であってもよい。具体的には、上述の操作ノブが周方向に回転可能であってもよい。又は、円柱状のダイヤル等が、回転可能に筐体に設置されていてもよい。さらに、「入力部」が設けられる位置は、上述したような表示部の下隅部でなくてもよく、指針表示部及びマルチ表示部の配置に応じて適宜変更可能である。
上記実施形態では、アンテナ線72は、ノブ部材71にインサート成形されることにより、直線状に伸ばされた状態で埋設されていた。しかし、アンテナ線は、例えばノブ部材に形成された円柱状の内部空間に、棒状の固定部材に固定された状態で、当該固定部材と共に収容されてもよい。
また、アンテナ線の形態は、上述の直線状に限定されず、適宜変更可能である。例えば、押し釦形状の「入力部」に、ループ状又は渦巻状とされたアンテナ線が埋設されていてもよい。加えて、線状のアンテナ線に替えて、箔状に形成されたアンテナパターンが、「入力部」の内部又は外表面に形成されていてもよい。
さらに、操作ノブにアンテナの機能を付与するための具体的構成は、適宜変更可能である。例えば、導電性の塗料を「入力部」の表面に塗布することにより、アンテナの機能が実現されていてもよい。又は、「入力部」の一部又は全部を、導電性の樹脂材料又は金属材料で形成することにより、「入力部」のアンテナ機能が実現されていてもよい。
上記実施形態の操作ノブ70aは、Bluetooth用のアンテナの機能のみを有していた。しかし、「入力部」を通じて送受信可能な電波は、Bluetooth用の電波に限定されない。例えば、キーレスエントリー等に用いられる315MHz又は433.92MHzの電波、並びに無線LANに用いられる2.4GHz帯及び5GHz帯の電波等が、アンテナ機能を付与された「入力部」によって送受信可能である。
加えて、送受信可能な電波の周波数帯域が互いに異なる複数の「入力部」を、コンビネーションメータに設けることも可能である。或いは、長さの異なる複数のアンテナ線をノブ部材に埋設する構成により、一つの「入力部」に、異なる周波数帯域の電波を送受信するアンテナの機能が付与されていてもよい。また、「入力部」に付与されるアンテナの機能は、電波の送信及び受信のうちの一方のみであってもよい。
上記実施形態では、ノブ部材を正面方向FDに戻す「ばね部材」として、コイル状のスプリング75が用いられていたが、「ばね部材」は、板ばね及びねじりばね等に適宜変更可能である。また、こうした「ばね部材」を用いることなく、アンテナ線と制御部との導通が形成されていてもよい。
上記実施形態では、コンビネーションメータ100が携帯端末90と連携する例を示したが、コンビネーションメータと無線通信を行う通信機器は、上述の携帯端末90に限定されない。例えば、移動体通信網と通信しないタブレット端末、音楽プレーヤ、及びノートパソコン等が、通信機器としてコンビネーションメータと無線通信を行ってもよい。又は、車内の無線通信と車外の移動体通信との中継機能を有するモバイルルータが、通信機器としてコンビネーションメータと無線通信を行ってもよい。
上記実施形態では、コンビネーションメータ及び携帯端末を連携させることにより、制御部の取得した車両情報が、携帯端末を通じて車両外部へ送信可能となる例を示した。しかし、メータ及び携帯端末の連携によって実現可能となる機能は、上述したような車両情報の送信に限定されない。
例えば、携帯端末の操作により、車両の外部から車両のドアの施錠及び開錠を行うことができる。又は、コンビネーションメータ100の液晶ディスプレイ16に、携帯端末90の液晶ディスプレイ91と実質同一の画像を表示した状態で(図2参照)、ステアリングスイッチ110(図1参照)への入力によって携帯端末90を遠隔操作することができる。
さらに、無線通信の安定化によれば、携帯端末と通信していない場合に制御部によって行われる演算処理の一部を、当該制御部よりも演算処理能力の高い携帯端末の制御部に割り振ることができる。具体的には、HUD装置120(図1参照)によって虚像表示される画像及び液晶ディスプレイ16(図2参照)に表示される画像のレンダリング処理等が、携帯端末の制御部によって実施されてもよい。
上記実施形態では、ペアリングインジケータ17(図2参照)によって、通信可能な状態であることが視認者に明示されていたが、通信状態を通知する表示は、マルチ表示部13(図2参照)等によって行うこともできる。また、携帯端末に通信状態が表示可能であれば、コンビネーションメータの表示は省略されてもよい。さらに、通信可能か否かの情報は、表示部により表示に替えて、音声等によって視認者に通知されてもよい。
上記実施形態において、プログラムを実行した制御部20により提供されていた「通信制御部」の機能は、上述の構成と異なるハードウェア及びソフトウェア、或いはこれらの組み合わせによって提供されてよい。例えば、プログラムによらないで所定の機能を果たす回路により、通信機器との無線通信を行う上述の機能が提供されていてもよい。
以上、車室内に設けられるコンビネーションメータ100に本発明を適用することによって、当該メータ100にアンテナ機能を設けた例を説明した。しかし、車室が無く、ナビゲーション装置やオーディオ機器が設置困難な二輪車等に搭載される車両用メータ装置にも、本発明は適用可能である。
10 表示部、17 ペアリングインジケータ(インジケータ)、20 制御部(通信制御部)、21 アンテナ配線(配線)、50 回路基板、70 切替スイッチ(操作機構)、70a 操作ノブ(入力部)、71 ノブ部材(可動部材)、72 アンテナ線、75 スプリング(ばね部材)、90 携帯端末(通信機器)、100 コンビネーションメータ(車両用メータ装置)、170 車載機器、190 移動体通信網、FD 正面方向、BD 背面方向

Claims (5)

  1. 車両に搭載される車両用メータ装置であって、
    前記車両に関わる情報を表示する表示部(10)と、
    前記表示部の正面方向(FD)に位置し、前記正面方向に沿って延伸する棒状であり、前記表示部による表示を変更する操作として、前記正面方向とは反対の背面方向(BD)に押す押圧操作が入力される入力部(70a)、を有する操作機構(70)と、
    通信機器(90)と無線通信を行う通信制御部(20)と、を備え、
    前記入力部は、前記通信機器及び前記通信制御部の間の無線通信に用いられる電波につき、送信及び受信の少なくとも一方を行うアンテナの機能を有し、
    前記入力部には、導電性の線材によって形成されたアンテナ線(72)が、前記正面方向に沿って延伸した状態で埋設されていることを特徴とする車両用メータ装置。
  2. 前記入力部には、無線通信に用いられる周波数の電波に共振し易いよう長さを調整された前記アンテナ線が、前記正面方向に沿って延伸した状態で埋設されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用メータ装置。
  3. 前記通信制御部が形成される回路基板(50)、をさらに備え、
    前記操作機構は、
    前記入力部を形成する可動部材(71)、
    導電性の材料によって形成され、前記可動部材と前記回路基板との間に位置して、前記押圧操作によって前記背面方向に変位した前記可動部材を前記正面方向に押し戻すばね部材(75)、を有し、
    前記ばね部材は、前記アンテナ線と前記通信制御部とを電気接続する配線(21)の少なくとも一部を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用メータ装置。
  4. 前記表示部は、前記通信機器及び前記通信制御部の間における無線通信の状態を表示するインジケータ(17)、を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の車両用メータ装置。
  5. 前記通信機器は、移動体通信網(190)を介して前記車両の外部と通信可能であり、
    前記車両に搭載された車載機器(170)から前記通信制御部が取得した情報は、前記通信機器を通じて前記車両の外部へと送信されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の車両用メータ装置。
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