JP2006192973A - 車両用計器 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の表示項目の表示作動を制御するノブの操作性を向上可能な車両用計器を提供する。
【解決手段】複数の表示項目を表示可能なマルチ表示器50を備えた車両用計器であって、
回動可能かつ軸方向に移動可能なノブ60と、
このノブ60の回動操作に連動し、このノブ60の回動方向を検出するロータリーエンコーダ式の回動方向検出手段7a、およびこのノブの押動操作を検出する押動検出手段7bを有する複合スイッチ7と、
この複合スイッチ7からの複数の検出信号に応じて、マルチ表示器50の表示作動を制御する制御手段100とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、日付、時刻、走行距離等の複数の表示項目を表示可能なマルチ表示器を備えた車両用計器に関し、特に、ノブを操作することによりマルチ表示器の表示作動を制御可能な車両用計器に関する。
従来、計器板に設けた表示調整スイッチとして、1本の柱状に延びるノブを設け、このノブを右回転もしくは左回転させつつ、利用者がノブを回転させる回転力を用いて、このノブに連動するフランジ部を接点部に押し付けることで第1または第2のスイッチ素子を作動させる構成、およびノブを軸方向に押動操作することで第3スイッチ素子を作動させる構成が知られている。
また、このノブの操作により第1〜第3のスイッチ素子が作動し、走行距離、外気温、時刻、等の表示項目を切り替えたり、もしくは特定の表示項目において表示値を調整したり、またリセットする構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−194588号公報
しかしながら、この表示調整スイッチでは、第1または第2のスイッチ素子を作動させるためにノブを回転させる回動力を用いており、この回動力を発生させるためには利用者の巧みな操作が必要となり、操作性があまりよいとはいえない。
また他にも、表示調整スイッチとして、ノブ押し時間の長さの違いをスイッチ情報として用いるものも知られているが、利用者がその都度ノブ押し時間の長さを巧みに調整する必要があり、操作性があまりよいとはいえない。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、複数の表示項目の表示作動を制御するノブの操作性を向上可能な車両用計器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1ないし請求項7に記載の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の本発明の車両用計器によれば、複数の表示項目を表示可能なマルチ表示器を備えた車両用計器であって、
回動可能かつ軸方向に移動可能なノブと、このノブの回動操作に連動し、このノブの回動方向を検出するロータリーエンコーダ式の回動方向検出手段、およびこのノブの押動操作を検出する押動検出手段を有する複合スイッチと、この複合スイッチからの複数の検出信号に応じて、前記マルチ表示器の表示作動を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
それにより、本発明では、従来のように利用者によるノブの回動力(押付力)を用いて機械的スイッチを作動させるのに対し、ロータリーエンコーダを単に回転させるのみでよく、操作性を向上させることが可能になる。
請求項2に記載の本発明によれば、マルチ表示器は、複数の表示項目を同時に表示し、少なくともその1つの表示項目の表示値が、ノブの操作により調整可能に構成されており、
制御手段は、ノブの回動操作に応じて、複数の表示項目の中から調整する表示項目の選択と、選択した表示項目で表示する表示値の調整とを行うと共に、ノブの押動操作に応じて、選択した表示項目の決定と、調整した表示値の決定とを行うことを特徴とする。
それにより、本発明では、1つのノブであっても、指示内容に対して回動操作と押動操作という異なる操作を割り当てることができ、例えばノブ押し時間の長短区別などに比べて、利用者に分かり易い実用的な操作が可能になる。
請求項3に記載の本発明によれば、制御手段は、回動方向検出手段の回動方向情報に基いて、マルチ表示器で表示される複数の表示項目の中から選択する表示項目を順送りし、押動検出手段の押動情報に基いて、先に選択した表示項目を選択表示項目として決定する表示項目選択手段を有することを特徴とする。
それにより、本発明では、ノブの回動操作に応じて表示項目の選択が行え、また押動操作に応じて選択表示項目の決定ができるため、表示項目の選択から決定への一連の動作に操作の連続性が与えられ、スムースな選択、決定が可能になる。
請求項4に記載の本発明によれば、回動方向検出手段は、回動方向情報として、第1、第2の回動方向を示す第1、第2の回動方向情報を発生し、
制御手段は、第1、第2の回動方向情報に基いて、選択表示項目の表示値の調整を行う表示項目調整手段を有することを特徴とする。
それにより、本発明では、1つのノブの回動操作であっても、左回転と右回転として操作方法を明確に区別でき、表示値の調整がし易くなる。
請求項5に記載の本発明によれば、表示項目選択手段は、第1の回動方向情報を受けると、マルチ表示器で表示される複数の表示項目の中で、上側から下側、もしくは右側から左側に選択する表示項目を移動させると共に、第2の回動方向情報を受けると、下側から上側、もしくは左側から右側に選択する表示項目を移動させることを特徴とする。
それにより、本発明では、マルチ表示画面において選択したい表示項目の方向や位置に、ノブの回転方向を略合わせることが可能となり、操作が分かり易くなる。
請求項6に記載の本発明によれば、表示項目調整手段は、第1、第2の回動方向情報に基いて、表示値の加算もしくは減算を選択し、表示値を調整することで、左回転と右回転という分かり易い操作で減算、加算の指示が行え、操作性を向上可能になる。
請求項7に記載の本発明によれば、第1の回動方向情報は、ノブを左回転させたときの情報であり、第2の回動方向情報は、ノブを右回転させたときの情報であり、マルチ表示画面において選択したい表示項目の方向や位置に、ノブの回転方向を略合わせることが可能となり、操作が分かり易くなる。
本発明の一実施形態を図に基いて説明する。
(計器の構造)
本実施例は、本発明を車両用として自動車用コンビネーションメータ内の計器に適用した例であり、計器の構造を図1、図2を用いて説明する。図1はコンビネーションメータ1の正面図、図2は、図1中のX―X線に沿った断面図である。
図1において、コンビネーションメータ1は、自動車の運転席前方もしくは中央部のインスツルメントパネル内に配置され、各種車両情報等を表示するものである。
計器パネルをなす表示盤10に配置される表示装置として、文字盤20aを有し車速に応じて指針20bを回動する指針計器の速度計20、文字盤30aを有しエンジン回転数に応じて指針30bを回動する指針計器の回転計30、自動車内の各種警告情報を絵文字で表示する警告表示器40、日付、時刻、走行燃費、走行距離(オドメータ、トリップメータ)等の複数の情報を1つの表示画面内に同時に表示する液晶表示器等からなるマルチ表示器50、および利用者が手動操作することでこのマルチ表示器50の表示項目(マルチメニュー)を選択し、この選択した表示項目(メニュー)の表示値の調整操作等を行うための、樹脂製の柱状ノブ60、トリップメータ(TRIP)リセット用の樹脂製柱状ノブ61を備えている。ノブ60は、表示盤10等に回動可能かつ軸方向に移動可能に取り付けられている。ノブ61は、押動操作に応じて、トリップメータの走行距離値をリセットするためのリセット信号を発生する構成である。
また、図2に示すように、例えば樹脂製の第1、第2、第3のケース部材2、3、4、および透明材料からなるフロントパネル5が順次組み付けられてコンビネーションメータ1のケースが構成されている。このケース内には、回路基板であるプリント基板6が第1、第2のケース部材2、3で挟みつける形で組み付けられ、また記号や文字等が印刷された文字盤20a、30aを含む表示盤10が、第2、第3のケース部材3、4で挟みつける形で組み付けられている。
プリント基板6には、ロータリーエンコーダを一体化したプッシュ式スイッチ7が実装され、このロータリーエンコーダの回転軸71とノブ60の一端とが連結手段8により回動可能かつ軸方向に移動可能に連結されている。このプッシュ式スイッチ7は、請求項1の複合スイッチに相当し、そのうち、ノブ60の回動方向を検出して回動方向情報を出力するロータリーエンコーダ部が回動方向検出手段に相当し、ノブ60の押動操作を検出して押動情報を出力するスイッチ部が押動検出手段に相当する。
プリント基板6には、図2に示していない速度計20、回転計30、警告表示器40の他に、マルチ表示器50を制御する制御装置100が実装され、さらに文字盤20a、30aやマルチ表示器50を裏面側より透過照明するための発光ダイオード等の複数個の照明用光源9、およびプリント基板6の回路配線とマルチ表示器50の回路基板とを電気接続するためのフレキシブルプリント基板等の配線部11が実装されている。
リフレクタ12は、通常白色樹脂等の高反射率を有する樹脂等から形成され、光を均一に拡散させる拡散板13まで、光源9の照明用光を効果的に導くようにしている。なお、この拡散板13に代えて導光板を用いてもよい。
(計器の回路構成)
次に、上記計器の回路構成について、図3〜図7を用いて説明する。
図3は、制御装置100を含む全体構成を示すブロック図、図4は、ロータリーエンコーダの信号出力を示す出力波形図、図5、6は、制御装置100の作動を示すフローチャート、図7、8は、表示項目の選択時もしくは表示値の調整時における、マルチ表示器50の表示画面の一例を示す説明図である。
図3において、制御手段を構成する制御装置100は、CPU、ROM、RAMを含むマイコンおよび周辺回路等から構成され、各種センサおよび指示手段70より車速情報、エンジン回転数情報、室温情報、外気温情報、その他情報、指示手段であるノブ61によるリセット情報、および複合スイッチ7からの回動方向情報と押動情報を入力し、所定の演算処理を行い、図1、2に示す速度計20、回転計30、警告表示器40、マルチ表示器50、および各種光源9、9aを制御する。
この制御装置100には、イグニッションスイッチ80のオフ状態でも作動させるために、バッテリ90よりイグニッションスイッチ80を介さずに常時バッテリ電圧VBが供給されると共に、イグニッションスイッチ80を介してバッテリ電圧VBが供給される給電経路がある。このイグニッションスイッチ80の概念には、いわゆる点火スイッチの他に、カーラジオやカーステレオ等の特定の機器への給電を可能にするアクセサリースイッチを含めてもよい。
ここで、複合スイッチ7は、回動方向検出手段を構成する、スリット付き回転板と2個のスリット検出センサを含むロータリーエンコーダ部7aと、押動検出手段を構成するスイッチ部7bとで構成される。
この複合スイッチ7は、図4に示すように、入力端子A−C間、B−C間には、位相差90゜、つまり位相が互いに1/4ピッチ異なる矩形波信号が発生するように構成されており、回転方向に応じて位相関係の異なる矩形波信号が発生する。例えば、A−C間矩形波信号の立上りエッジを検出した時点でB−C間矩形波信号を検出したとき、B−C間矩形波信号がLレベルのときは時計方向(右回転)であり、Hレベルのときは反時計方向(左回転)であると判定できる。この判定処理は、制御装置100において行うことができる。
(制御装置100の作動)
次に、制御装置100の作動を、図5、6に示すフローチャートにより説明する。
この制御装置100は、常時バッテリ電圧VBが供給されているため、基本的には常時作動しており、自動車使用中に、速度計20、回転計30、警告表示器40、マルチ表示器50、および各種光源9、9aを作動させる。しかし、イグニッションスイッチ80のオフ状態では、例えば、計時機能や利用者が乗車した直後の計器表示機能など、作動内容は最小限に制限されている。
図5には、イグニッションスイッチ80のオンによる自動車使用中に、利用者の指示を受けて、複数の表示項目(マルチメニュー)から表示値の調整が必要な表示項目(メニュー)を選択、決定するメニュー選択ルーチンが示され、また図6には、選択した表示項目の表示値の調整を行うメニュー設定ルーチンが示されている。
まず、図5に示すメニュー選択ルーチンにおいて、イグニッションスイッチ80がオンになると、マルチ表示器50を作動開始させ、各種情報を表示する通常のマルチ表示画面を表示させる(ステップ111、図7(a)の表示画面例を参照)。続いて、利用者の操作によるノブ60の押動情報を受け、押動操作なし、もしくは押し時間が所定値より短いときには、通常のマルチ表示画面を継続的に表示させることになる(ステップ112)。
一方、押し時間が長いと判定したときには、利用者から何らかの表示項目に対して表示値を調整したいとの要請があると判断し、調整モードに入る。そこで、調整対象となる全表示項目の表示(マルチメニュー表示)を行わせると共に、この例では最初は最上段の表示項目を選択し、表示項目の先頭位置に選択マークを表示させる(ステップ112、113、図7(b)の表示画面例を参照)。
本例では、調整対象となる表示項目として、カレンダー修正、時刻修正、オイル交換距離設定、等があり、走行燃費や室温、外気温等の調整対象とならない表示項目を除いた項目が予め選定されている。
続いて、ノブ60の回動方向情報を受け(ステップ114)、ノブ60を左回転させたときには、選択する表示項目(メニュー)を上段から画面下側へ移動させ、ノブ60の押動情報を受けるまで順次選択する表示項目を画面下側へ移動させる(ステップ116、118、114、115、図7(c)の表示画面例を参照)。
他方、ノブ60を右回転させたときには、選択する表示項目を下段から画面上側へ移動させ、ノブ60の押動情報を受けるまで順次選択する表示項目を画面上側へ移動させる(ステップ117、118、114、115)。
なお、選択する表示項目が画面最下段もしくは画面最上段に到達したとき、再び画面最上段から画面下側へ、もしくは画面最下段から画面上側へ移動させる、いわゆるリピート表示を行わせるように構成してもよい。
続いて、ノブ60の押動情報を受けると、選択する表示項目が終了でなければ(ステップ119)、現在選択している表示項目を、調整対象の選択表示項目として決定し、図6に示すメニュー設定ルーチンを起動する。一方、選択する表示項目が終了であれば(ステップ119)、初めに戻り、通常のマルチ表示画面を表示させる(ステップ111)。
このステップ111〜119に示すメニュー選択ルーチンが、本発明の請求項3に示す表示項目選択手段に相当する。
次に、図6に示すメニュー設定ルーチンにおいて、ステップ121では、図8(a)に示すように選択決定した表示項目(メニュー)の表示と、選択した表示項目の中で最初に調整する表示値の点滅表示を行わせる。本例では、時刻表示項目「AM10:02」中の分表示を点滅させている。
続いて、ノブ60の回動方向情報を受け(ステップ122)、ノブ60を左回転させたときには、ノブ60の回動操作毎に表示値の数値を1つずつ減算し、所望の数値になるまで回動操作を繰り返す(ステップ122、123、124、126、122、図8(b)の表示画面を参照)ことで、分表示を所望値に調整することができる。他方、ノブ60を右回転させたときには、ノブ60の回動操作毎に表示値の数値を1つずつ加算し、所望の数値になるまで回動操作を繰り返す(ステップ122、123、125、126、122)ことで、分表示を所望値に調整することもできる。もちろん、加算と減算を併用して調整してもよい。なお、ノブ60の回転操作毎とは、回動操作と停止の繰り返しでもよいし、もしくは回動操作を継続させるようにしてもよい。
続いて、ノブ60の押動情報を受けると、選択する表示項目が終了でなければ、調整を完了する(ステップ127、128)。一方、選択する表示項目が終了であれば(ステップ127)、図5に示すステップ111に戻り、通常のマルチ表示画面を表示させる。
続いて、時刻表示項目「AM10:02」中の分表示の調整が完了すると、ステップ122に進み、ノブ60が回動操作も押動操作もされていないときは、ステップ122と126を繰り返し待機状態となる。
一方、ノブ60を左回転させるとステップ123、124へ進み、点滅する表示値が左側に移動し、図8(c)に示すように時間表示が点滅する。この時間表示の調整が不要のときには、再度ノブ60を左回転させるとステップ123、124へ進み、選択表示項目(メニュー選択)が下段に移動し、図8(d)に示すように終了表示が点滅する。このときノブ60を押動操作すると、終了表示中のため図5に示すステップ111に戻り、通常のマルチ表示画面を表示させる(ステップ126、127、ステップ111)。
他方、ノブ60を右回転させるとステップ123、125へ進み、点滅する表示値が右側に移動するが、この場合、秒表示がないため点滅する表示値は移動しない。
ここで、ステップ124の処理にて時間表示が点滅している状態において、この時間表示を調整したいときには、ノブ60を押動操作して、時間表示項目の設定を完了し(ステップ126〜128)、ステップ122に戻る。続いて、再度ノブ60の回動操作を繰り返すことで、上述した分表示の調整の場合と同様にして、AM、PMを含む時間表示の表示値を加算、減算することにより所望値に調整することができる(ステップ122〜126)。
以上に説明したように、本実施形態によれば、1つのノブ60であっても、指示内容に対して左右の回動操作と押動操作という異なる操作を割り当てることができ、例えばノブ押し時間の長短区別などに比べて、利用者に分かり易い実用的な操作が可能になる。しかも、従来のように利用者によるノブの回動力(押付力)を用いて機械的スイッチを作動させるのに対し、ロータリーエンコーダを単に回転させるのみでよく、操作性を向上させることが可能になる。
具体的には、マルチ表示画面において選択したい表示項目の方向や位置に、ノブ60の回動方向を略合わせることが可能となり、操作が分かり易くなる。しかも、表示値として連続した数値の加減変更の設定を、ノブ60の回動操作により連続的に変更でき、かつノブ60の押動操作でそれを決定できる。このように、本実施形態によれば、ノブ60の回動操作に応じて表示項目の選択が行え、また押動操作に応じて選択表示項目の決定ができるため、表示項目の選択から決定への一連の動作に操作の連続性が与えられ、スムースな選択、決定が可能になる。
なお、上記実施形態によれば、複数の表示項目(マルチメニュー)が1次元に配置されている場合には、図5に示すメニュー選択ルーチンのステップ116、117では、ノブ60の回動操作に応じて選択表示項目(メニュー選択)を上下方向に移動させていた。それに対し、図9に示すように調整対象となる全表示項目が、マルチ表示画面において2次元状に配置されている場合には、ステップ116では、選択する表示項目を最初は左列上段から画面下側に移動させ、続いて右列上段から画面下側に移動させるようにし、ステップ117では、選択する表示項目を最初は右列下段から画面上側に移動させ、続いて左列下段から画面上側に移動させるようにしてもよい。
また、上記実施形態によれば、ノブ60の長押しによる調整モードの選択時に、通常のマルチ表示画面とは異なり、調整対象となる全表示項目の表示(マルチメニュー表示)を行わせ、その表示画面から調整する表示項目を選択している。それに代えて、調整モード選択時にも通常のマルチ表示画面をそのまま用い、調整対象となる表示項目が識別可能な表示を与えることで、利用者が調整したい表示項目を適宜選択し、調整するようにしてもよい。
また、図1ではトリップメータのリセット用ノブ61を設けているが、マルチ用ノブ60で兼用し、マルチ表示器50の表示画面上でトリップ表示項目を選択し、この表示値をリセットするようにしてもよい。
また、上記実施形態によれば、通常表示されるマルチ表示画面に全表示項目を同時に表示するようにしているが、走行燃費やオイル交換距離など一部の表示項目については、利用者の表示指示があるとき、もしくは必要時に表示するようにしてもよく、本発明では少なくとも複数の表示項目が同時表示されること、および調整モード時には、調整対象となる全表示項目が表示されればよい。
本発明の一実施形態を示すコンビネーションメータ1の正面図である。 図1中のX―X線に沿った断面図である。 制御装置100を含む全体構成を示すブロック図である。 ロータリーエンコーダの信号出力を示す出力波形図である。 制御装置100の作動を示すメニュー選択ルーチンのフローチャートである。 制御装置100の作動を示すメニュー設定ルーチンのフローチャートである。 マルチ表示器50において、選択する表示項目の表示画面例を示す説明図である。 マルチ表示器50において、表示値の調整状態の表示画面例を示す説明図である。 マルチ表示器50において、2次元配置の表示画面例を示す説明図である。
符号の説明
1 コンビネーションメータ
2、3、4 第1、第2、第3のケース部材
5 フロントパネル
6 プリント基板
7 複合スイッチ
7a ロータリーエンコーダ(回動方向検出手段)
7b プッシュ式スイッチ(押動検出手段)
9 照明用光源
10 表示盤
20 速度計
20a、30a 文字盤
30 回転計
40 警告表示器
50 マルチ表示器
60、61 ノブ
80 イグニッションスイッチ
90 バッテリ
100 制御装置(制御手段)

Claims (7)

  1. 複数の表示項目を表示可能なマルチ表示器を備えた車両用計器であって、
    回動可能かつ軸方向に移動可能なノブと、
    このノブの回動操作に連動し、このノブの回動方向を検出するロータリーエンコーダ式の回動方向検出手段、およびこのノブの押動操作を検出する押動検出手段を有する複合スイッチと、
    この複合スイッチからの複数の検出信号に応じて、前記マルチ表示器の表示作動を制御する制御手段とを備えることを特徴とする車両用計器。
  2. 前記マルチ表示器は、複数の表示項目を同時に表示し、少なくともその1つの表示項目の表示値が、前記ノブの操作により調整可能に構成されており、
    前記制御手段は、前記ノブの回動操作に応じて、前記複数の表示項目の中から調整する表示項目の選択と、選択した表示項目で表示する表示値の調整とを行うと共に、
    前記ノブの押動操作に応じて、選択した表示項目の決定と、調整した表示値の決定とを行うことを特徴とする請求項1に記載の車両用計器。
  3. 前記制御手段は、前記回動方向検出手段の回動方向情報に基いて、前記マルチ表示器で表示される複数の表示項目の中から選択する表示項目を順送りし、前記押動検出手段の押動情報に基いて、先に選択した前記表示項目を選択表示項目として決定する表示項目選択手段を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用計器。
  4. 前記回動方向検出手段は、前記回動方向情報として、第1、第2の回動方向を示す第1、第2の回動方向情報を発生し、
    前記制御手段は、前記第1、第2の回動方向情報に基いて、前記選択表示項目の表示値の調整を行う表示項目調整手段を有することを特徴とする請求項3に記載の車両用計器。
  5. 前記表示項目選択手段は、前記第1の回動方向情報を受けると、前記マルチ表示器で表示される複数の表示項目の中で、上側から下側、もしくは右側から左側に選択する表示項目を移動させると共に、前記第2の回動方向情報を受けると、下側から上側、もしくは左側から右側に選択する表示項目を移動させることを特徴とする請求項4に記載の車両用計器。
  6. 前記表示項目調整手段は、前記第1、第2の回動方向情報に基いて、前記表示値の加算もしくは減算を選択し、前記表示値を調整することを特徴とする請求項3に記載の車両用計器。
  7. 前記第1の回動方向情報は、前記ノブを左回転させたときの情報であり、前記第2の回動方向情報は、前記ノブを右回転させたときの情報であることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の車両用計器。
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