JP3330843B2 - ハンズフリー装置及びその制御方法 - Google Patents
ハンズフリー装置及びその制御方法Info
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- JP3330843B2 JP3330843B2 JP11757297A JP11757297A JP3330843B2 JP 3330843 B2 JP3330843 B2 JP 3330843B2 JP 11757297 A JP11757297 A JP 11757297A JP 11757297 A JP11757297 A JP 11757297A JP 3330843 B2 JP3330843 B2 JP 3330843B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車室内に設けら
れ電話機を手で持つことなく通話ができるハンズフリー
装置及びその制御方法に関する。
れ電話機を手で持つことなく通話ができるハンズフリー
装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話機を手で持つことなく通話可
能なハンズフリー装置を自動車の車室内に設置すること
が提案され、特に最近の携帯用電話機(以下、携帯電話
という)の普及に伴って携帯電話を装着するタイプのハ
ンズフリー装置が考えられており、この種の装置は例え
ば図7に示すように構成されている。
能なハンズフリー装置を自動車の車室内に設置すること
が提案され、特に最近の携帯用電話機(以下、携帯電話
という)の普及に伴って携帯電話を装着するタイプのハ
ンズフリー装置が考えられており、この種の装置は例え
ば図7に示すように構成されている。
【0003】図7に示すように、センターコンソールや
グローボックス等にクレードル1が設置され、このクレ
ードル1には市販の各種携帯電話HTを収容できる凹状
部2が形成され、凹状部2には携帯電話HTの収容を検
出してハンズフリー動作を可能にするための検出スイッ
チSが設けられている。
グローボックス等にクレードル1が設置され、このクレ
ードル1には市販の各種携帯電話HTを収容できる凹状
部2が形成され、凹状部2には携帯電話HTの収容を検
出してハンズフリー動作を可能にするための検出スイッ
チSが設けられている。
【0004】さらに図7に示すように、クレードル1に
はケーブル3が接続されており、このケーブル3の先端
に設けられたコネクタ4が、携帯電話HT側にも設けら
れたコネクタに接続されることによって、クレードル1
を介して図示しない制御回路に携帯電話HTが接続さ
れ、制御回路からの制御コード信号によって携帯電話H
Tの動作が制御されるようになっている。
はケーブル3が接続されており、このケーブル3の先端
に設けられたコネクタ4が、携帯電話HT側にも設けら
れたコネクタに接続されることによって、クレードル1
を介して図示しない制御回路に携帯電話HTが接続さ
れ、制御回路からの制御コード信号によって携帯電話H
Tの動作が制御されるようになっている。
【0005】また図7に示すように、クレードル1には
相手側からの音声を送出するためのスピーカ6が接離自
在に接続されると共に、通話キー、終了キー、保留キー
等の電話操作用の各種操作キー7を有する操作手段と、
車室内の乗員の発する音声を集音するための内蔵マイク
8とから成る操作ユニット9が、クレードル1に接離自
在に接続され、音量調整用つまみ10がクレードル1に
設けられている。
相手側からの音声を送出するためのスピーカ6が接離自
在に接続されると共に、通話キー、終了キー、保留キー
等の電話操作用の各種操作キー7を有する操作手段と、
車室内の乗員の発する音声を集音するための内蔵マイク
8とから成る操作ユニット9が、クレードル1に接離自
在に接続され、音量調整用つまみ10がクレードル1に
設けられている。
【0006】そして、コネクタ4を携帯電話HT側のコ
ネクタに接続して携帯電話HTをクレードル1の凹状部
2に収容すると、上記した制御回路によって携帯電話H
Tを制御することが可能になり、例えばドライバがひと
りで運転中に着信がある場合、スピーカ6から呼出音が
送出され、ドライバが操作ユニット9の通話キーをオン
することにより、携帯電話HTが回線接続状態に制御さ
れて相手側との通話が可能になる一方、ドライバが発信
する場合には、操作ユニット9の通話キーをオンして所
定の電話番号をダイヤルするか、或いは携帯電話HTに
予め登録した電話番号のなかから所定の電話番号を呼び
出すべく操作ユニット9の所定キーを操作してダイヤル
することにより、携帯電話HTが発信状態に制御されて
所望の通話先の電話機が呼び出される。
ネクタに接続して携帯電話HTをクレードル1の凹状部
2に収容すると、上記した制御回路によって携帯電話H
Tを制御することが可能になり、例えばドライバがひと
りで運転中に着信がある場合、スピーカ6から呼出音が
送出され、ドライバが操作ユニット9の通話キーをオン
することにより、携帯電話HTが回線接続状態に制御さ
れて相手側との通話が可能になる一方、ドライバが発信
する場合には、操作ユニット9の通話キーをオンして所
定の電話番号をダイヤルするか、或いは携帯電話HTに
予め登録した電話番号のなかから所定の電話番号を呼び
出すべく操作ユニット9の所定キーを操作してダイヤル
することにより、携帯電話HTが発信状態に制御されて
所望の通話先の電話機が呼び出される。
【0007】このとき、通常制御回路側から予め規定さ
れた所定の制御コード信号のうち操作されたキーに応じ
た制御コード信号が携帯電話HTに出力され、携帯電話
HTが所定の動作状態に制御されるようになっており、
この制御コード信号は各種の携帯電話メーカで共通にす
べく規格化されている。
れた所定の制御コード信号のうち操作されたキーに応じ
た制御コード信号が携帯電話HTに出力され、携帯電話
HTが所定の動作状態に制御されるようになっており、
この制御コード信号は各種の携帯電話メーカで共通にす
べく規格化されている。
【0008】また、クレードル1は自動車のバッテリに
も接続されているため、凹状部2に携帯電話HTを収容
することによって、携帯電話HTを充電することもでき
るようになっている。
も接続されているため、凹状部2に携帯電話HTを収容
することによって、携帯電話HTを充電することもでき
るようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のハンズフリー装置の場合、ドライバがどのような運転
状態にあっても無条件に呼出音が発せられるため、例え
ば着信時にドライバが旋回中、後退中或いは大雨などの
ワイパの最高速稼動中等の負荷の大きな運転状態にある
ときには、着信操作をすることは困難であり、しかも鳴
り続ける呼出音はドライバにとって非常に煩わしく、一
方相手側はドライバがどのような状態にあるのかわから
ないため、ドライバが着信処理をするまで呼出を続ける
ことになるという問題がある。
のハンズフリー装置の場合、ドライバがどのような運転
状態にあっても無条件に呼出音が発せられるため、例え
ば着信時にドライバが旋回中、後退中或いは大雨などの
ワイパの最高速稼動中等の負荷の大きな運転状態にある
ときには、着信操作をすることは困難であり、しかも鳴
り続ける呼出音はドライバにとって非常に煩わしく、一
方相手側はドライバがどのような状態にあるのかわから
ないため、ドライバが着信処理をするまで呼出を続ける
ことになるという問題がある。
【0010】この発明が解決しようとする課題は、着信
時に運転操作がドライバにとって負荷の大きな状態であ
れば呼出音を強制的に停止し、必要に応じて応答できな
い旨を相手側に報知できるようにすることにある。
時に運転操作がドライバにとって負荷の大きな状態であ
れば呼出音を強制的に停止し、必要に応じて応答できな
い旨を相手側に報知できるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】 請求項1に記載の発明
は、携帯用電話機と接続され着信を検出して呼出音を発
生する通信手段と、通話キー、終了キー、保留キー等の
電話操作用の複数のキーから成る操作手段と、通話時に
車室内で発せられる音声を集音するマイクと、通話時に
相手側からの通話音声を送出するスピーカと、前記通信
手段に接続され前記操作手段のキー操作に応じ前記通信
手段を介して前記電話機を制御すると共に通話時に前記
マイク及びスピーカを制御する制御手段と、応答できな
い旨の所定メッセージを送出するメッセージ送出手段と
を備え、前記制御手段が、車速を検出する車速センサか
らの信号が入力される入力部と、前記入力部への前記車
速センサの出力から運転操作がドライバにとって負荷の
大きな状態であるかどうかを判断する判断部と、着信時
に前記判断部により運転操作がドライバにとって負荷の
大きな状態であると判断されればこの負荷の大きな状態
が終了するまでの間前記通信手段による呼出音の発生を
停止させる呼出音停止部と、ナビゲーションシステムか
ら道路地図データまたは目的地までの経路データを取り
込むナビデータ取込部とを備え、前記ナビデータ取込部
に取り込んだデータ及び前記車速センサによる走行速度
に基づき、運転操作がドライバにとって負荷の大きな状
態が予め設定された時間以上継続すると予想されるとき
に、前記メッセージ送出手段を制御して前記メッセージ
を送出させることを特徴としている。
は、携帯用電話機と接続され着信を検出して呼出音を発
生する通信手段と、通話キー、終了キー、保留キー等の
電話操作用の複数のキーから成る操作手段と、通話時に
車室内で発せられる音声を集音するマイクと、通話時に
相手側からの通話音声を送出するスピーカと、前記通信
手段に接続され前記操作手段のキー操作に応じ前記通信
手段を介して前記電話機を制御すると共に通話時に前記
マイク及びスピーカを制御する制御手段と、応答できな
い旨の所定メッセージを送出するメッセージ送出手段と
を備え、前記制御手段が、車速を検出する車速センサか
らの信号が入力される入力部と、前記入力部への前記車
速センサの出力から運転操作がドライバにとって負荷の
大きな状態であるかどうかを判断する判断部と、着信時
に前記判断部により運転操作がドライバにとって負荷の
大きな状態であると判断されればこの負荷の大きな状態
が終了するまでの間前記通信手段による呼出音の発生を
停止させる呼出音停止部と、ナビゲーションシステムか
ら道路地図データまたは目的地までの経路データを取り
込むナビデータ取込部とを備え、前記ナビデータ取込部
に取り込んだデータ及び前記車速センサによる走行速度
に基づき、運転操作がドライバにとって負荷の大きな状
態が予め設定された時間以上継続すると予想されるとき
に、前記メッセージ送出手段を制御して前記メッセージ
を送出させることを特徴としている。
【0012】 このような構成によれば、着信時におい
て、車速センサの出力に基づき判断部によって運転操作
がドライバにとって負荷の大きな状態にあると判断され
たときには、この負荷の大きな状態が終了するまでの
間、呼出音停止部によって通信手段による呼出音の発生
動作が停止される。従って、ドライバは呼出音による煩
わしさを感じることがなく、ドライバは運転操作に集中
することが可能になる。更に、相手側は応答できない旨
のメッセージにより、ドライバがどのような状態にある
のかを知ることができ、非常に効果的である。
て、車速センサの出力に基づき判断部によって運転操作
がドライバにとって負荷の大きな状態にあると判断され
たときには、この負荷の大きな状態が終了するまでの
間、呼出音停止部によって通信手段による呼出音の発生
動作が停止される。従って、ドライバは呼出音による煩
わしさを感じることがなく、ドライバは運転操作に集中
することが可能になる。更に、相手側は応答できない旨
のメッセージにより、ドライバがどのような状態にある
のかを知ることができ、非常に効果的である。
【0013】一方、着信時において、例えば大きなカー
ブのない道路を定速走行中のように、判断部によって運
転操作がドライバにとって比較的負荷の小さな状態にあ
ると判断されたときには、ドライバは容易に着信操作を
することが可能な状態であるため、呼出音停止部により
通信手段による呼出音の発生動作が停止されることはな
く、相手側が電話を切らない限り呼出音は継続して発生
され、ドライバが着信操作をすることによって相手側と
の回線が接続されて通話できる状態となる。
ブのない道路を定速走行中のように、判断部によって運
転操作がドライバにとって比較的負荷の小さな状態にあ
ると判断されたときには、ドライバは容易に着信操作を
することが可能な状態であるため、呼出音停止部により
通信手段による呼出音の発生動作が停止されることはな
く、相手側が電話を切らない限り呼出音は継続して発生
され、ドライバが着信操作をすることによって相手側と
の回線が接続されて通話できる状態となる。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】 ところで、このようなハンズフリー装置
の制御方法として、請求項2に記載のように、車室内に
設置されて携帯用電話機に接離自在に接続され、前記電
話機に接続された状態で前記電話機のキー以外に別途設
けられた通話キー、終了キー、保留キー等の電話操作用
キーの操作に応じて前記電話機の動作状態を制御し、着
信があったときには呼出音を発生し、通話時には相手側
からの通話音声をスピーカより送出すると共に車室内で
発せられる音声をマイクにより集音して相手側に送出す
るハンズフリー装置の制御方法において、車速センサの
出力から、運転操作がドライバにとって負荷の大きな状
態であるかどうかを判断し、着信があったときに運転操
作がドライバにとって負荷の大きな状態であると判断さ
れればこの負荷の大きな状態が終了するまでの間、呼出
音の発生を停止すべく前記通信手段を制御し、ナビゲー
ションシステムから道路地図データまたは目的地までの
経路データを取り込み、取り込んだデータ及び前記車速
センサによる走行速度に基づき運転操作がドライバにと
って負荷の大きな状態が予め設定された時間以上継続す
ると予想されるときに応答できない旨の所定メッセージ
を相手側に送出するようにしたことを特徴としている。
の制御方法として、請求項2に記載のように、車室内に
設置されて携帯用電話機に接離自在に接続され、前記電
話機に接続された状態で前記電話機のキー以外に別途設
けられた通話キー、終了キー、保留キー等の電話操作用
キーの操作に応じて前記電話機の動作状態を制御し、着
信があったときには呼出音を発生し、通話時には相手側
からの通話音声をスピーカより送出すると共に車室内で
発せられる音声をマイクにより集音して相手側に送出す
るハンズフリー装置の制御方法において、車速センサの
出力から、運転操作がドライバにとって負荷の大きな状
態であるかどうかを判断し、着信があったときに運転操
作がドライバにとって負荷の大きな状態であると判断さ
れればこの負荷の大きな状態が終了するまでの間、呼出
音の発生を停止すべく前記通信手段を制御し、ナビゲー
ションシステムから道路地図データまたは目的地までの
経路データを取り込み、取り込んだデータ及び前記車速
センサによる走行速度に基づき運転操作がドライバにと
って負荷の大きな状態が予め設定された時間以上継続す
ると予想されるときに応答できない旨の所定メッセージ
を相手側に送出するようにしたことを特徴としている。
【0018】 この場合、請求項1に記載の発明と同
様、着信時において、運転操作がドライバにとって負荷
の大きな状態にあると判断されたときには、この負荷の
大きな状態が終了するまでの間、通信手段による呼出音
の発生動作が停止されるため、ドライバは呼出音による
煩わしさを感じることがなくなる。更に、相手側は応答
できない旨のメッセージにより、ドライバがどのような
状態にあるのかを容易に把握することができる。
様、着信時において、運転操作がドライバにとって負荷
の大きな状態にあると判断されたときには、この負荷の
大きな状態が終了するまでの間、通信手段による呼出音
の発生動作が停止されるため、ドライバは呼出音による
煩わしさを感じることがなくなる。更に、相手側は応答
できない旨のメッセージにより、ドライバがどのような
状態にあるのかを容易に把握することができる。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
(第1の実施形態)この発明の第1の実施形態について
図1ないし図4を参照して説明する。ここで、図1はブ
ロック図、図2は一部の詳細なブロック図、図3及び図
4は動作説明用のフローチャートである。但し、本実施
形態におけるハンズフリー装置の外観構成は基本的に図
7に示すものとほぼ同じであるため、以下の説明では図
7も参照する。
図1ないし図4を参照して説明する。ここで、図1はブ
ロック図、図2は一部の詳細なブロック図、図3及び図
4は動作説明用のフローチャートである。但し、本実施
形態におけるハンズフリー装置の外観構成は基本的に図
7に示すものとほぼ同じであるため、以下の説明では図
7も参照する。
【0024】まず図1について説明する。同図におい
て、20は通信手段であり、クレードル1に収容された
携帯電話HTとケーブル3及びコネクタ4により接続さ
れ、着信を検出して呼出音を発生する。
て、20は通信手段であり、クレードル1に収容された
携帯電話HTとケーブル3及びコネクタ4により接続さ
れ、着信を検出して呼出音を発生する。
【0025】21はナビゲーションシステムであり、C
D−ROM等の記憶媒体に記憶された地図データから目
的地や自車位置周辺の道路地図データまたは目的地まで
の経路データを読み出し、読み出した道路地図データま
たは経路データに基づく道路地図を図外の表示手段の画
面上に自車位置と共に表示し、音声も使って目的地まで
誘導する機能を有する。
D−ROM等の記憶媒体に記憶された地図データから目
的地や自車位置周辺の道路地図データまたは目的地まで
の経路データを読み出し、読み出した道路地図データま
たは経路データに基づく道路地図を図外の表示手段の画
面上に自車位置と共に表示し、音声も使って目的地まで
誘導する機能を有する。
【0026】22はメッセージ送出手段であり、後述す
る制御手段により制御され、半導体メモリ等から成るメ
モリ22aに記憶された所定のメッセージデータを音声
合成部22bにより音声合成し、通信手段20及び携帯
電話HTを介して相手側に送出する。
る制御手段により制御され、半導体メモリ等から成るメ
モリ22aに記憶された所定のメッセージデータを音声
合成部22bにより音声合成し、通信手段20及び携帯
電話HTを介して相手側に送出する。
【0027】23は制御手段であり、マイクロコンピュ
ータ等により構成され、通信手段20に接続され、基本
的に操作ユニット9のキー操作に応じた制御コード信号
を通信手段20を介して携帯電話HTに出力して携帯電
話HTを制御し、通信手段20を介して携帯電話HTか
ら出力される制御コード信号に応じてハンズフリー装置
の制御を行うと共に、通話時にスピーカ6及びマイク8
を制御する機能を有する。尚図1において、ATは携帯
電話HTのアンテナである。
ータ等により構成され、通信手段20に接続され、基本
的に操作ユニット9のキー操作に応じた制御コード信号
を通信手段20を介して携帯電話HTに出力して携帯電
話HTを制御し、通信手段20を介して携帯電話HTか
ら出力される制御コード信号に応じてハンズフリー装置
の制御を行うと共に、通話時にスピーカ6及びマイク8
を制御する機能を有する。尚図1において、ATは携帯
電話HTのアンテナである。
【0028】つぎに、制御手段23の内部構成を示す図
2について説明する。
2について説明する。
【0029】図2において、23aは車速を検出する車
速センサ、ステアリングの回転を検出する舵角センサ、
パーキングブレーキの状態を検出するパーキングブレー
キセンサ、バックライトの状態を検出するバックライト
センサ等の各種センサからの信号が入力される入力部、
23bはナビゲーションシステム21からのナビデータ
を取り込むナビデータ取込部、23cは判断部であり、
入力部23aへのセンサ出力から、運転操作がドライバ
にとって負荷の大きな状態であるかどうかを判断すると
共に、ナビデータ取込部23bに取り込んだデータ及び
車速センサによる走行速度等に基づき、運転操作がドラ
イバにとって負荷の大きな状態が継続すると予想される
かどうかを判断する。
速センサ、ステアリングの回転を検出する舵角センサ、
パーキングブレーキの状態を検出するパーキングブレー
キセンサ、バックライトの状態を検出するバックライト
センサ等の各種センサからの信号が入力される入力部、
23bはナビゲーションシステム21からのナビデータ
を取り込むナビデータ取込部、23cは判断部であり、
入力部23aへのセンサ出力から、運転操作がドライバ
にとって負荷の大きな状態であるかどうかを判断すると
共に、ナビデータ取込部23bに取り込んだデータ及び
車速センサによる走行速度等に基づき、運転操作がドラ
イバにとって負荷の大きな状態が継続すると予想される
かどうかを判断する。
【0030】ここで、運転操作がドライバにとって負荷
の大きな状態とは、舵角センサにより検出されるステア
リング角が例えば180゜以上であるような旋回のほ
か、バックランプセンサによりシフトレバーが後退位置
にあると検出される後退中の場合や、ワイパスイッチが
最高速度位置にあるような視界の悪い状態での走行等が
該当する。
の大きな状態とは、舵角センサにより検出されるステア
リング角が例えば180゜以上であるような旋回のほ
か、バックランプセンサによりシフトレバーが後退位置
にあると検出される後退中の場合や、ワイパスイッチが
最高速度位置にあるような視界の悪い状態での走行等が
該当する。
【0031】23dは予め設定されたタイマ時間をカウ
ントする内蔵タイマ、23eは主制御部であり、通信手
段20を介して携帯電話HTから出力される制御コード
信号に応じて各部の制御を行い、特に通話時には通話音
声の集音及び送出を行うべくスピーカ6及びマイク8を
制御する機能を有すると共に、操作キー7のいずれかの
操作時に、コード信号出力部23fを制御して、予め規
定された所定の制御コード信号のうち操作されたキーに
応じた制御コード信号を通信手段20を介して携帯電話
HTに出力し、携帯電話HTを所定の動作状態に制御す
る機能を有する。
ントする内蔵タイマ、23eは主制御部であり、通信手
段20を介して携帯電話HTから出力される制御コード
信号に応じて各部の制御を行い、特に通話時には通話音
声の集音及び送出を行うべくスピーカ6及びマイク8を
制御する機能を有すると共に、操作キー7のいずれかの
操作時に、コード信号出力部23fを制御して、予め規
定された所定の制御コード信号のうち操作されたキーに
応じた制御コード信号を通信手段20を介して携帯電話
HTに出力し、携帯電話HTを所定の動作状態に制御す
る機能を有する。
【0032】また、主制御部23eは、通信手段20を
介して着信を検知してタイマ23dをスタートさせ、着
信を検知したときに、判断部23cにより運転操作がド
ライバにとって負荷の大きな状態であると判断されれ
ば、この負荷の大きな状態が終了するまでの間、通信手
段20による呼出音の発生を停止させる呼出音停止部と
しての機能を有すると共に、タイマ23dのカウント終
了時において、判断部23cにより運転操作がドライバ
にとって負荷の大きな状態が継続していると判断される
ときに、メッセージ送出手段22を制御して負荷の大き
な運転操作によりドライバが手を離せない旨の所定メッ
セージを送出させる機能を有し、更にナビデータ取込部
23bに取り込んだナビゲーションシステムからのデー
タ及び車速センサによる走行速度等に基づき、運転操作
がドライバにとって負荷の大きな状態が予め設定された
時間以上継続すると予想されるときに、メッセージ送出
手段22を制御してドライバが負荷の大きな運転操作を
行っている旨の所定メッセージを送出させる機能を有し
ている。
介して着信を検知してタイマ23dをスタートさせ、着
信を検知したときに、判断部23cにより運転操作がド
ライバにとって負荷の大きな状態であると判断されれ
ば、この負荷の大きな状態が終了するまでの間、通信手
段20による呼出音の発生を停止させる呼出音停止部と
しての機能を有すると共に、タイマ23dのカウント終
了時において、判断部23cにより運転操作がドライバ
にとって負荷の大きな状態が継続していると判断される
ときに、メッセージ送出手段22を制御して負荷の大き
な運転操作によりドライバが手を離せない旨の所定メッ
セージを送出させる機能を有し、更にナビデータ取込部
23bに取り込んだナビゲーションシステムからのデー
タ及び車速センサによる走行速度等に基づき、運転操作
がドライバにとって負荷の大きな状態が予め設定された
時間以上継続すると予想されるときに、メッセージ送出
手段22を制御してドライバが負荷の大きな運転操作を
行っている旨の所定メッセージを送出させる機能を有し
ている。
【0033】つぎに、上記したハンズフリー装置の動作
について図3及び図4のフローチャートを参照して説明
する。
について図3及び図4のフローチャートを参照して説明
する。
【0034】まず図3に示すように、制御手段23の主
制御部23eにより発信操作があるか否か、即ち操作キ
ー7である通話キーがオンされて所定の電話番号がダイ
ヤルされたか否かの判定がなされ(ステップS1)、こ
の判定結果がYESであればダイヤルされた相手先の呼
出を含む所定の発信処理が行われ(ステップS2)、そ
の後再びステップS1に戻る。
制御部23eにより発信操作があるか否か、即ち操作キ
ー7である通話キーがオンされて所定の電話番号がダイ
ヤルされたか否かの判定がなされ(ステップS1)、こ
の判定結果がYESであればダイヤルされた相手先の呼
出を含む所定の発信処理が行われ(ステップS2)、そ
の後再びステップS1に戻る。
【0035】一方、上記したステップS1の判定結果が
NOであれば、主制御部23eにより着信があるか、つ
まり発信者側の電話機からの着信信号があるか否かの判
定がなされ(ステップS3)、この判定結果がYESで
あれば後に詳述する所定の着信処理が行われ(ステップ
S4)、その後ステップS1に戻り、ステップS3の判
定結果がNOであれば通話中か否かの判定がなされ(ス
テップS5)、この判定結果がNOであればステップS
1に戻る。
NOであれば、主制御部23eにより着信があるか、つ
まり発信者側の電話機からの着信信号があるか否かの判
定がなされ(ステップS3)、この判定結果がYESで
あれば後に詳述する所定の着信処理が行われ(ステップ
S4)、その後ステップS1に戻り、ステップS3の判
定結果がNOであれば通話中か否かの判定がなされ(ス
テップS5)、この判定結果がNOであればステップS
1に戻る。
【0036】また、ステップS5の判定結果がYESで
あれば、終話操作即ち操作キー7である終了キーの操作
があったか否かの判定がなされ(ステップS6)、この
判定結果がYESであれば、回線が切断される通話終了
処理が行われ(ステップS7)、その後ステップS1に
戻り、ステップS6の判定結果がNOであれば、相手側
の終話操作による終話信号があるか否かの判定がなされ
(ステップS8)、この判定結果がYESであればステ
ップS7の処理に移行し、判定結果がNOであればその
ままステップS1に戻る。
あれば、終話操作即ち操作キー7である終了キーの操作
があったか否かの判定がなされ(ステップS6)、この
判定結果がYESであれば、回線が切断される通話終了
処理が行われ(ステップS7)、その後ステップS1に
戻り、ステップS6の判定結果がNOであれば、相手側
の終話操作による終話信号があるか否かの判定がなされ
(ステップS8)、この判定結果がYESであればステ
ップS7の処理に移行し、判定結果がNOであればその
ままステップS1に戻る。
【0037】つぎに、上記した着信処理について詳細に
説明すると、図4に示すように、まずタイマ23dのカ
ウント値がクリアされ(ステップT1)、ナビデータ取
込部23bに取り込まれるナビデータに基づく予測結果
を示す予測フラグFaに“1”がセットされた後(ステ
ップT2)、車速センサ及びパーキングブレーキセンサ
の出力に基づき、車速がゼロでかつパーキングブレーキ
が引かれた状態であるかどうかによって停車中であるか
否かの判定がなされる(ステップT3)。
説明すると、図4に示すように、まずタイマ23dのカ
ウント値がクリアされ(ステップT1)、ナビデータ取
込部23bに取り込まれるナビデータに基づく予測結果
を示す予測フラグFaに“1”がセットされた後(ステ
ップT2)、車速センサ及びパーキングブレーキセンサ
の出力に基づき、車速がゼロでかつパーキングブレーキ
が引かれた状態であるかどうかによって停車中であるか
否かの判定がなされる(ステップT3)。
【0038】そして、この判定結果がYESであれば、
ドライバは自由に通話できる状態にあることから通信手
段20による呼出音は停止されることなく発生され(ス
テップT4)、判定結果がNOであれば、舵角センサや
バックランプセンサの出力、ワイパスイッチの状態等に
基づき、判断部23cにより運転操作がドライバにとっ
て負荷の大きな状態であると判断されて着信を禁止すべ
き状態であるか否か、つまり呼出音を停止すべきである
か否かの判定がなされ(ステップT5)、この判定結果
がNOであれば、着信を禁止すべき状態ではないためス
テップT4に移行する。
ドライバは自由に通話できる状態にあることから通信手
段20による呼出音は停止されることなく発生され(ス
テップT4)、判定結果がNOであれば、舵角センサや
バックランプセンサの出力、ワイパスイッチの状態等に
基づき、判断部23cにより運転操作がドライバにとっ
て負荷の大きな状態であると判断されて着信を禁止すべ
き状態であるか否か、つまり呼出音を停止すべきである
か否かの判定がなされ(ステップT5)、この判定結果
がNOであれば、着信を禁止すべき状態ではないためス
テップT4に移行する。
【0039】一方、ステップT5の判定結果がYESで
あれば、予測フラグFaが“1”であるか否かの判定が
なされ(ステップT6)、この判定結果がYESであれ
ば、ナビデータ取込部23bに取り込まれるナビデータ
及び車速センサによる現在の車速に基づき、現在位置か
らドライバが負荷の大きな運転状態より開放されるであ
ろう位置に到達するまでの予測時間Taが導出され(ス
テップT7)、導出された予測時間Taが、発信操作を
した相手側が不都合を感じない程度の長さに予め設定さ
れた基準時間Tsよりも長いか否かの判定がなされる
(ステップT8)。
あれば、予測フラグFaが“1”であるか否かの判定が
なされ(ステップT6)、この判定結果がYESであれ
ば、ナビデータ取込部23bに取り込まれるナビデータ
及び車速センサによる現在の車速に基づき、現在位置か
らドライバが負荷の大きな運転状態より開放されるであ
ろう位置に到達するまでの予測時間Taが導出され(ス
テップT7)、導出された予測時間Taが、発信操作を
した相手側が不都合を感じない程度の長さに予め設定さ
れた基準時間Tsよりも長いか否かの判定がなされる
(ステップT8)。
【0040】このステップT8の判定結果がYESであ
れば、メッセージ送出手段22が制御されてドライバが
手を離せない状態にある旨の所定のメッセージが相手側
に送出され(ステップT9)、ステップT8の判定結果
がNOであれば予測フラグに“0”がセットされ(ステ
ップT10)、その後ステップT6の判定結果がNOの
場合と共にステップT11に移行し、タイマ23dの現
在のカウント時間Ttがカウントを終了するタイマ時間
Tcに達したか否かの判定がなされ(ステップT1
1)、この判定結果がYESであれば上記したステップ
T9の処理に移行し、判定結果がNOであれば通信手段
20による呼出音の発生が強制的に停止され(ステップ
T12)、タイマ23dのカウントが行われる(ステッ
プT13)。
れば、メッセージ送出手段22が制御されてドライバが
手を離せない状態にある旨の所定のメッセージが相手側
に送出され(ステップT9)、ステップT8の判定結果
がNOであれば予測フラグに“0”がセットされ(ステ
ップT10)、その後ステップT6の判定結果がNOの
場合と共にステップT11に移行し、タイマ23dの現
在のカウント時間Ttがカウントを終了するタイマ時間
Tcに達したか否かの判定がなされ(ステップT1
1)、この判定結果がYESであれば上記したステップ
T9の処理に移行し、判定結果がNOであれば通信手段
20による呼出音の発生が強制的に停止され(ステップ
T12)、タイマ23dのカウントが行われる(ステッ
プT13)。
【0041】このとき、ステップT11の判定の基準と
なる所定時間Tcは上記したステップT8における基準
時間Tsと同程度の時間に設定される。
なる所定時間Tcは上記したステップT8における基準
時間Tsと同程度の時間に設定される。
【0042】その後、ドライバによる着信操作、つまり
操作キーである通話キーのオンによる回線接続の操作が
あるか否かの判定がなされ(ステップT14)、この判
定結果がYESであれば相手側との回線が接続されて通
話中フラグがセットされ(ステップT15)、呼出音は
不要であることから呼出音が停止された後(ステップT
16)、動作は終了する。
操作キーである通話キーのオンによる回線接続の操作が
あるか否かの判定がなされ(ステップT14)、この判
定結果がYESであれば相手側との回線が接続されて通
話中フラグがセットされ(ステップT15)、呼出音は
不要であることから呼出音が停止された後(ステップT
16)、動作は終了する。
【0043】一方、上記したステップT14の判定結果
がNOであれば相手側からの着信信号があるか否かの判
定がなされ(ステップT17)、この判定結果がYES
であれば、相手側は未だ呼出状態を維持していることか
ら上記したステップT3に戻ってステップT3以降の処
理が繰り返され、判定結果がNOであれば、相手側は呼
出をあきらめて回線を遮断し、呼出音は不要であると判
断されることから上記したステップT16の呼出音停止
の処理に移行する。
がNOであれば相手側からの着信信号があるか否かの判
定がなされ(ステップT17)、この判定結果がYES
であれば、相手側は未だ呼出状態を維持していることか
ら上記したステップT3に戻ってステップT3以降の処
理が繰り返され、判定結果がNOであれば、相手側は呼
出をあきらめて回線を遮断し、呼出音は不要であると判
断されることから上記したステップT16の呼出音停止
の処理に移行する。
【0044】従って、着信処理において、着信時に運転
操作がドライバにとって負荷の大きな状態であると判断
されたときには、基本的には図4に示すステップT5な
いしT12の処理によって、通信手段20による呼出音
の発生が強制停止され、そのときにナビデータ等に基づ
き、ドライバにとって負荷の大きな運転操作がある時間
Tsよりも長く続くと予測されるときには、相手側との
回線が接続されて相手側にドライバが手を離せない状態
にある旨のメッセージが送出される。
操作がドライバにとって負荷の大きな状態であると判断
されたときには、基本的には図4に示すステップT5な
いしT12の処理によって、通信手段20による呼出音
の発生が強制停止され、そのときにナビデータ等に基づ
き、ドライバにとって負荷の大きな運転操作がある時間
Tsよりも長く続くと予測されるときには、相手側との
回線が接続されて相手側にドライバが手を離せない状態
にある旨のメッセージが送出される。
【0045】また、ドライバにとって負荷の大きな運転
操作がある時間Tsよりも長く続くとは予測されないと
きでも、呼出音が停止されてからタイマ23dがカウン
トアップする時間Tcを経過した場合には、上記と同様
に相手側との回線が接続されて相手側にドライバが手を
離せない状態にある旨のメッセージが送出されるのであ
る。
操作がある時間Tsよりも長く続くとは予測されないと
きでも、呼出音が停止されてからタイマ23dがカウン
トアップする時間Tcを経過した場合には、上記と同様
に相手側との回線が接続されて相手側にドライバが手を
離せない状態にある旨のメッセージが送出されるのであ
る。
【0046】ところで、着信時において、例えば停車中
や大きなカーブのない道路を定速走行中のように、判断
部23cによって運転操作がドライバにとって比較的負
荷の小さな状態にあると判断されたときには、ドライバ
は容易に着信操作をすることが可能な状態にあるため、
図4のステップT1〜T5の処理により、通信手段によ
る呼出音の発生が強制停止されることはなく、図4のス
テップT14〜T17に示すように相手側が電話を切ら
ないか、或いはドライバが着信操作をしない限り呼出音
は継続して発生され、ドライバの着信操作により相手側
との回線が接続されて通話できる状態となる。
や大きなカーブのない道路を定速走行中のように、判断
部23cによって運転操作がドライバにとって比較的負
荷の小さな状態にあると判断されたときには、ドライバ
は容易に着信操作をすることが可能な状態にあるため、
図4のステップT1〜T5の処理により、通信手段によ
る呼出音の発生が強制停止されることはなく、図4のス
テップT14〜T17に示すように相手側が電話を切ら
ないか、或いはドライバが着信操作をしない限り呼出音
は継続して発生され、ドライバの着信操作により相手側
との回線が接続されて通話できる状態となる。
【0047】このように、第1の実施形態によれば、着
信時において、例えば大きなカーブを走行中のように、
判断部23cによって運転操作がドライバにとって負荷
の大きな状態にあると判断されたときには、この負荷の
大きな状態が終了するまでの間、主制御部23eによっ
て通信手段20による呼出音の発生動作が停止されるた
め、ドライバは呼出音による煩わしさを感じることなく
運転操作に集中することができる。
信時において、例えば大きなカーブを走行中のように、
判断部23cによって運転操作がドライバにとって負荷
の大きな状態にあると判断されたときには、この負荷の
大きな状態が終了するまでの間、主制御部23eによっ
て通信手段20による呼出音の発生動作が停止されるた
め、ドライバは呼出音による煩わしさを感じることなく
運転操作に集中することができる。
【0048】さらに、判断部23cによりナビデータ等
に基づき、ドライバにとって負荷の大きな運転操作があ
る時間Tsよりも長く続くと判断されるときには、相手
側との回線が接続されてドライバが手を離せない状態に
ある旨のメッセージが相手側に送出され、このメッセー
ジによってドライバがどのような状態にあるのかを容易
に把握することができる。
に基づき、ドライバにとって負荷の大きな運転操作があ
る時間Tsよりも長く続くと判断されるときには、相手
側との回線が接続されてドライバが手を離せない状態に
ある旨のメッセージが相手側に送出され、このメッセー
ジによってドライバがどのような状態にあるのかを容易
に把握することができる。
【0049】また、判断部23cによりナビデータ等に
基づき、ドライバにとって負荷の大きな運転操作がある
時間Tsよりも長く続くとは判断されないときでも、相
手側が呼出を続けていれば、呼出音が停止されてからタ
イマ23dがカウントアップする時間Tcを経過した場
合には、上記と同様のメッセージが相手側に送出される
ため、このメッセージによってドライバがどのような状
態にあるのかを知ることができる。
基づき、ドライバにとって負荷の大きな運転操作がある
時間Tsよりも長く続くとは判断されないときでも、相
手側が呼出を続けていれば、呼出音が停止されてからタ
イマ23dがカウントアップする時間Tcを経過した場
合には、上記と同様のメッセージが相手側に送出される
ため、このメッセージによってドライバがどのような状
態にあるのかを知ることができる。
【0050】(第2の実施形態)この発明の第2の実施
形態について説明する。
形態について説明する。
【0051】この実施形態において使用する装置は図1
及び図2に示す構成とほぼ同じであるが、図1における
ナビゲーションシステム21がなく、このナビゲーショ
ンシステム21からのナビデータを取り込むナビデータ
取込部23b(図2参照)が制御手段23にない点が相
違しており、従って判断部23cは、上記したようにナ
ビデータに基づいて運転操作がドライバにとって負荷の
大きな状態かどうかを判断する機能を有していない。
及び図2に示す構成とほぼ同じであるが、図1における
ナビゲーションシステム21がなく、このナビゲーショ
ンシステム21からのナビデータを取り込むナビデータ
取込部23b(図2参照)が制御手段23にない点が相
違しており、従って判断部23cは、上記したようにナ
ビデータに基づいて運転操作がドライバにとって負荷の
大きな状態かどうかを判断する機能を有していない。
【0052】このような構成の装置における全体動作は
上記した図3のフローチャートと同等の手順に従うが、
着信処理が上記した図4の場合と若干異なるので、以下
に説明する。
上記した図3のフローチャートと同等の手順に従うが、
着信処理が上記した図4の場合と若干異なるので、以下
に説明する。
【0053】即ち、図5に示すように、タイマ23dの
カウント値がクリアされ(ステップU1)、車速センサ
及びパーキングブレーキセンサの出力に基づき、車速が
ゼロでかつパーキングブレーキが引かれた状態であるか
どうかによって停車中であるか否かの判定がなされ(ス
テップU2)、この判定結果がYESであれば、ドライ
バは自由に通話できる状態にあることから通信手段20
による呼出音は停止されることなく発生される(ステッ
プU3)。
カウント値がクリアされ(ステップU1)、車速センサ
及びパーキングブレーキセンサの出力に基づき、車速が
ゼロでかつパーキングブレーキが引かれた状態であるか
どうかによって停車中であるか否かの判定がなされ(ス
テップU2)、この判定結果がYESであれば、ドライ
バは自由に通話できる状態にあることから通信手段20
による呼出音は停止されることなく発生される(ステッ
プU3)。
【0054】一方、ステップU2の判定結果がNOであ
れば、舵角センサやバックランプセンサの出力、ワイパ
スイッチの状態等に基づき、判断部23cにより運転操
作がドライバにとって負荷の大きな状態であると判断さ
れて着信を禁止すべき状態であるか否か、つまり呼出音
を停止すべきであるか否かの判定がなされ(ステップU
4)、この判定結果がNOであれば、着信を禁止すべき
状態ではないためステップU3に移行する。
れば、舵角センサやバックランプセンサの出力、ワイパ
スイッチの状態等に基づき、判断部23cにより運転操
作がドライバにとって負荷の大きな状態であると判断さ
れて着信を禁止すべき状態であるか否か、つまり呼出音
を停止すべきであるか否かの判定がなされ(ステップU
4)、この判定結果がNOであれば、着信を禁止すべき
状態ではないためステップU3に移行する。
【0055】また、ステップU4の判定結果がYESで
あれば、タイマ23dによりカウントされる時間Ttが
予め定められたタイマ時間Tcに達したか否かの判定が
なされ(ステップU5)、この判定結果がYESであれ
ばメッセージ送出手段22が制御されてドライバが手を
離せない状態にある旨の所定のメッセージが相手側に送
出され(ステップU6)、ステップU5の判定結果がN
Oであれば通信手段20による呼出音の発生が強制的に
停止され(ステップU7)、タイマ23dのカウントが
行われる(ステップU8)。
あれば、タイマ23dによりカウントされる時間Ttが
予め定められたタイマ時間Tcに達したか否かの判定が
なされ(ステップU5)、この判定結果がYESであれ
ばメッセージ送出手段22が制御されてドライバが手を
離せない状態にある旨の所定のメッセージが相手側に送
出され(ステップU6)、ステップU5の判定結果がN
Oであれば通信手段20による呼出音の発生が強制的に
停止され(ステップU7)、タイマ23dのカウントが
行われる(ステップU8)。
【0056】その後、ステップU3の処理を経たのちと
共にステップU9に移行し、ドライバによる着信操作、
つまり操作キー7である通話キーのオンによる回線接続
の操作があるか否かの判定がなされ(ステップU9)、
この判定結果がYESであれば相手側との回線が接続さ
れて通話中フラグがセットされ(ステップU10)、呼
出音は不要であることから呼出音が停止された後(ステ
ップU11)、動作は終了する。
共にステップU9に移行し、ドライバによる着信操作、
つまり操作キー7である通話キーのオンによる回線接続
の操作があるか否かの判定がなされ(ステップU9)、
この判定結果がYESであれば相手側との回線が接続さ
れて通話中フラグがセットされ(ステップU10)、呼
出音は不要であることから呼出音が停止された後(ステ
ップU11)、動作は終了する。
【0057】一方、上記したステップU9の判定結果が
NOであれば相手側からの着信信号があるか否かの判定
がなされ(ステップU12)、この判定結果がYESで
あれば、相手側は未だ呼出状態を維持していることから
上記したステップU2に戻ってステップU2以降の処理
が繰り返され、判定結果がNOであれば、相手側は呼出
をあきらめて回線を遮断し、呼出音は不要であると判断
されることから上記したステップU11の呼出音停止の
処理に移行する。
NOであれば相手側からの着信信号があるか否かの判定
がなされ(ステップU12)、この判定結果がYESで
あれば、相手側は未だ呼出状態を維持していることから
上記したステップU2に戻ってステップU2以降の処理
が繰り返され、判定結果がNOであれば、相手側は呼出
をあきらめて回線を遮断し、呼出音は不要であると判断
されることから上記したステップU11の呼出音停止の
処理に移行する。
【0058】従って、第2の実施形態によれば、上記し
た第1の実施形態の場合と同様、着信時に判断部23c
によって運転操作がドライバにとって負荷の大きな状態
にあると判断されたときには、この負荷の大きな状態が
終了するまでの間、主制御部23eによって通信手段2
0による呼出音の発生動作が停止されるため、ドライバ
は呼出音による煩わしさを感じることなく運転操作に集
中することが可能になる。
た第1の実施形態の場合と同様、着信時に判断部23c
によって運転操作がドライバにとって負荷の大きな状態
にあると判断されたときには、この負荷の大きな状態が
終了するまでの間、主制御部23eによって通信手段2
0による呼出音の発生動作が停止されるため、ドライバ
は呼出音による煩わしさを感じることなく運転操作に集
中することが可能になる。
【0059】また、呼出音が停止されてからタイマ23
dがカウントアップする時間Tcを経過した場合には、
相手側が呼出を続けていれば相手側との回線が接続され
てドライバが手を離せない状態にある旨のメッセージが
相手側に送出されるため、このメッセージによって相手
側はドライバがどのような状態にあるのかを容易に把握
することが可能になる。
dがカウントアップする時間Tcを経過した場合には、
相手側が呼出を続けていれば相手側との回線が接続され
てドライバが手を離せない状態にある旨のメッセージが
相手側に送出されるため、このメッセージによって相手
側はドライバがどのような状態にあるのかを容易に把握
することが可能になる。
【0060】(第3の実施形態)この発明の第3の実施
形態について説明する。
形態について説明する。
【0061】この実施形態において使用する装置は図1
及び図2に示す構成とほぼ同じであるが、図1における
ナビゲーションシステム21及びメッセージ送出手段2
2がなく、ナビゲーションシステム21からのナビデー
タを取り込むナビデータ取込部23b及び内蔵タイマ2
3d(図2参照)が制御手段23にない点が相違してお
り、従って判断部23cは、上記した第1の実施形態の
場合のようにナビデータに基づき運転操作がドライバに
とって負荷の大きな状態かどうかを判断する機能を有し
ておらず、主制御部23eは通信手段20による呼出音
の発生を停止してからの経過時間をタイマ23dのカウ
ント値に基づいてモニタする機能も有していない。
及び図2に示す構成とほぼ同じであるが、図1における
ナビゲーションシステム21及びメッセージ送出手段2
2がなく、ナビゲーションシステム21からのナビデー
タを取り込むナビデータ取込部23b及び内蔵タイマ2
3d(図2参照)が制御手段23にない点が相違してお
り、従って判断部23cは、上記した第1の実施形態の
場合のようにナビデータに基づき運転操作がドライバに
とって負荷の大きな状態かどうかを判断する機能を有し
ておらず、主制御部23eは通信手段20による呼出音
の発生を停止してからの経過時間をタイマ23dのカウ
ント値に基づいてモニタする機能も有していない。
【0062】このような構成の装置における全体動作は
上記した図3のフローチャートと同等の手順に従うが、
着信処理が上記した図4の場合と若干異なるので、以下
に説明する。
上記した図3のフローチャートと同等の手順に従うが、
着信処理が上記した図4の場合と若干異なるので、以下
に説明する。
【0063】即ち、図6に示すように、車速センサ及び
パーキングブレーキセンサの出力に基づき、車速がゼロ
でかつパーキングブレーキが引かれた状態であるかどう
かによって停車中であるか否かの判定がなされ(ステッ
プV1)、この判定結果がYESであれば、ドライバは
自由に通話できる状態にあることから通信手段20によ
る呼出音は停止されることなく発生される(ステップV
2)。
パーキングブレーキセンサの出力に基づき、車速がゼロ
でかつパーキングブレーキが引かれた状態であるかどう
かによって停車中であるか否かの判定がなされ(ステッ
プV1)、この判定結果がYESであれば、ドライバは
自由に通話できる状態にあることから通信手段20によ
る呼出音は停止されることなく発生される(ステップV
2)。
【0064】一方、ステップV1の判定結果がNOであ
れば、舵角センサやバックランプセンサの出力、ワイパ
スイッチの状態等に基づき、判断部23cにより運転操
作がドライバにとって負荷の大きな状態であると判断さ
れて着信を禁止すべき状態であるか否か、つまり呼出音
を停止すべきであるか否かの判定がなされ(ステップV
3)、この判定結果がNOであれば、着信を禁止すべき
状態ではないためステップV2に移行する。
れば、舵角センサやバックランプセンサの出力、ワイパ
スイッチの状態等に基づき、判断部23cにより運転操
作がドライバにとって負荷の大きな状態であると判断さ
れて着信を禁止すべき状態であるか否か、つまり呼出音
を停止すべきであるか否かの判定がなされ(ステップV
3)、この判定結果がNOであれば、着信を禁止すべき
状態ではないためステップV2に移行する。
【0065】また、ステップV3の判定結果がYESで
あれば、通信手段20による呼出音の発生が強制的に停
止され(ステップV4)、その後ステップV2の処理を
経たのちと共に、ドライバによる着信操作、つまり操作
キー7である通話キーのオンによる回線接続の操作があ
るか否かの判定がなされ(ステップV5)、この判定結
果がYESであれば相手側との回線が接続されて通話中
フラグがセットされ(ステップV6)、呼出音は不要で
あることから呼出音が停止された後(ステップV7)、
動作は終了する。
あれば、通信手段20による呼出音の発生が強制的に停
止され(ステップV4)、その後ステップV2の処理を
経たのちと共に、ドライバによる着信操作、つまり操作
キー7である通話キーのオンによる回線接続の操作があ
るか否かの判定がなされ(ステップV5)、この判定結
果がYESであれば相手側との回線が接続されて通話中
フラグがセットされ(ステップV6)、呼出音は不要で
あることから呼出音が停止された後(ステップV7)、
動作は終了する。
【0066】ところで、上記したステップV5の判定結
果がNOであれば相手側からの着信信号があるか否かの
判定がなされ(ステップV8)、この判定結果がYES
であれば、相手側は未だ呼出状態を維持していることか
ら上記したステップV1に戻ってステップV1以降の処
理が繰り返され、判定結果がNOであれば、相手側は呼
出をあきらめて回線を切断し、呼出音は不要であると判
断されることから上記したステップV7の呼出音停止の
処理に移行する。
果がNOであれば相手側からの着信信号があるか否かの
判定がなされ(ステップV8)、この判定結果がYES
であれば、相手側は未だ呼出状態を維持していることか
ら上記したステップV1に戻ってステップV1以降の処
理が繰り返され、判定結果がNOであれば、相手側は呼
出をあきらめて回線を切断し、呼出音は不要であると判
断されることから上記したステップV7の呼出音停止の
処理に移行する。
【0067】従って、第3の実施形態によれば、上記し
た第1、第2の実施形態の場合と同様、着信時に判断部
23cによって運転操作がドライバにとって負荷の大き
な状態にあると判断されたときには、この負荷の大きな
状態が終了するまでの間、主制御部23eによって通信
手段20による呼出音の発生動作が停止されるため、ド
ライバは呼出音による煩わしさを感じることなく運転操
作に集中することが可能になる。
た第1、第2の実施形態の場合と同様、着信時に判断部
23cによって運転操作がドライバにとって負荷の大き
な状態にあると判断されたときには、この負荷の大きな
状態が終了するまでの間、主制御部23eによって通信
手段20による呼出音の発生動作が停止されるため、ド
ライバは呼出音による煩わしさを感じることなく運転操
作に集中することが可能になる。
【0068】なお、上記した第1、第2の実施形態で
は、ドライバが手を離せない状態にある旨のメッセージ
をメッセージ送出手段22によって送出するようにして
いるが、主制御部23eによりコード信号出力部23f
から携帯電話に応答保留のコード信号を送出し、この応
答保留を受けて通信基地局から、“ただ今手を離せませ
ん。しばらくしてからおかけ直し下さい。”等の予め決
められた固定メッセージを相手側に送出するようにして
もよく、この場合には通信基地局がメッセージ送出手段
として機能することになる。
は、ドライバが手を離せない状態にある旨のメッセージ
をメッセージ送出手段22によって送出するようにして
いるが、主制御部23eによりコード信号出力部23f
から携帯電話に応答保留のコード信号を送出し、この応
答保留を受けて通信基地局から、“ただ今手を離せませ
ん。しばらくしてからおかけ直し下さい。”等の予め決
められた固定メッセージを相手側に送出するようにして
もよく、この場合には通信基地局がメッセージ送出手段
として機能することになる。
【0069】また、運転操作がドライバにとって大きな
負荷となる状態とは、第1の実施形態の説明において例
示したものに限らないのは勿論である。
負荷となる状態とは、第1の実施形態の説明において例
示したものに限らないのは勿論である。
【0070】さらに、上記実施形態では、携帯電話HT
を収容するクレードル1を設けた場合について説明した
が、このように携帯電話を収容する手段は必ずしも設け
る必要はない。
を収容するクレードル1を設けた場合について説明した
が、このように携帯電話を収容する手段は必ずしも設け
る必要はない。
【0071】
【発明の効果】 以上のように、請求項1、2記載の発
明によれば、着信時に運転操作がドライバにとって負荷
の大きな状態にあると判断されるときには、この負荷の
大きな状態が終了するまでの間、呼出音の発生が強制的
に停止されるため、運転中ドライバは呼出音による煩わ
しさを感じることなく運転操作に集中することができ、
走行中の安全性をより一層高めることができる。また、
相手側は、送出されるメッセージによってドライバの状
態を知ることができるため、待機中の相手側が不都合を
覚えることを防止できる。
明によれば、着信時に運転操作がドライバにとって負荷
の大きな状態にあると判断されるときには、この負荷の
大きな状態が終了するまでの間、呼出音の発生が強制的
に停止されるため、運転中ドライバは呼出音による煩わ
しさを感じることなく運転操作に集中することができ、
走行中の安全性をより一層高めることができる。また、
相手側は、送出されるメッセージによってドライバの状
態を知ることができるため、待機中の相手側が不都合を
覚えることを防止できる。
【0072】
【図1】この発明の第1の実施形態のブロック図であ
る。
る。
【図2】同上の一部の詳細なブロック図である。
【図3】同上の動作説明用フローチャートである。
【図4】同上の動作説明用フローチャートである。
【図5】この発明の第2の実施形態の動作説明用フロー
チャートである。
チャートである。
【図6】この発明の第3の実施形態の動作説明用フロー
チャートである。
チャートである。
【図7】この発明の背景となるハンズフリー装置の外観
斜視図である。
斜視図である。
6 スピーカ 7 操作キー 8 マイク 20 通信手段 21 ナビゲーションシステム 22 メッセージ送出手段 23 制御手段 23a 入力部 23b ナビデータ取込部 23c 判断部 23d タイマ 23e 主制御部 23f コード信号出力部 HT 携帯電話
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−369935(JP,A) 特開 平2−280426(JP,A) 特開 昭63−115440(JP,A) 実開 平7−28749(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (2)
- 【請求項1】 携帯用電話機と接続され着信を検出して
呼出音を発生する通信手段と、 通話キー、終了キー、保留キー等の電話操作用の複数の
キーから成る操作手段と、 通話時に車室内で発せられる音声を集音するマイクと、 通話時に相手側からの通話音声を送出するスピーカと、 前記通信手段に接続され前記操作手段のキー操作に応じ
前記通信手段を介して前記電話機を制御すると共に通話
時に前記マイク及びスピーカを制御する制御手段と、 応答できない旨の所定メッセージを送出するメッセージ
送出手段と を備え、前記制御手段が、 車速を検出する車速センサからの信号が入力される入力
部と、 前記入力部への前記車速センサの出力から運転操作がド
ライバにとって負荷の大きな状態であるかどうかを判断
する判断部と、 着信時に前記判断部により運転操作がドライバにとって
負荷の大きな状態であると判断されればこの負荷の大き
な状態が終了するまでの間前記通信手段による呼出音の
発生を停止させる呼出音停止部と、 ナビゲーションシステムから道路地図データまたは目的
地までの経路データを取り込むナビデータ取込部とを備
え、前記ナビデータ取込部に取り込んだデータ及び前記
車速センサによる走行速度に基づき、運転操作がドライ
バにとって負荷の大きな状態が予め設定された時間以上
継続すると予想されるときに、前記メッセージ送出手段
を制御して前記メッセージを送出させる ことを特徴とす
るハンズフリー装置。 - 【請求項2】 車室内に設置されて携帯用電話機に接離
自在に接続され、前記電話機に接続された状態で前記電
話機のキー以外に別途設けられた通話キー、終了キー、
保留キー等の電話操作用キーの操作に応じて前記電話機
の動作状態を制御し、着信があったときには呼出音を発
生し、通話時には相手側からの通話音 声をスピーカより
送出すると共に車室内で発せられる音声をマイクにより
集音して相手側に送出するハンズフリー装置の制御方法
において、 車速センサの出力から、運転操作がドライバにとって負
荷の大きな状態であるかどうかを判断し、 着信があったときに運転操作がドライバにとって負荷の
大きな状態であると判断されればこの負荷の大きな状態
が終了するまでの間、呼出音の発生を停止すべく前記通
信手段を制御し、 ナビゲーションシステムから道路地図データまたは目的
地までの経路データを取り込み、取り込んだデータ及び
前記車速センサによる走行速度に基づき運転操作がドラ
イバにとって負荷の大きな状態が予め設定された時間以
上継続すると予想されるときに応答できない旨の所定メ
ッセージを相手側に送出するようにしたことを特徴とす
るハンズフリー装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11757297A JP3330843B2 (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | ハンズフリー装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11757297A JP3330843B2 (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | ハンズフリー装置及びその制御方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10294965A JPH10294965A (ja) | 1998-11-04 |
JP3330843B2 true JP3330843B2 (ja) | 2002-09-30 |
Family
ID=14715150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11757297A Expired - Fee Related JP3330843B2 (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | ハンズフリー装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3330843B2 (ja) |
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JP5115611B2 (ja) * | 2010-09-24 | 2013-01-09 | 株式会社デンソー | 通話システム、車載装置、及び交換機 |
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-
1997
- 1997-04-21 JP JP11757297A patent/JP3330843B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10294965A (ja) | 1998-11-04 |
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