JPH10322440A - 車両用通信装置 - Google Patents

車両用通信装置

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JPH10322440A
JPH10322440A JP12597097A JP12597097A JPH10322440A JP H10322440 A JPH10322440 A JP H10322440A JP 12597097 A JP12597097 A JP 12597097A JP 12597097 A JP12597097 A JP 12597097A JP H10322440 A JPH10322440 A JP H10322440A
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JP
Japan
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vehicle
communication terminal
signal
terminal
cradle
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JP12597097A
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Masahito Hirayama
雅人 平山
Tatsuo Kono
龍夫 河野
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Nippon Soken Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車中での通信端末機の使用による不具合を解消
することができる車両用通信装置を提供する。 【解決手段】携帯電話やPHS等の通信端末機は、利用
者が携帯し、車室内においてクレードルに装着すること
により車内設置のマイク24を用いたハンドフリー通話
を行うことができる。車両に搭載される車載器20はア
ンテナ21等を具備し、送信機能を有する。車載器20
は、クレードル装着スイッチ28からの信号により通信
端末機がクレードルに装着されていないと、端末機の使
用を制限する旨の信号を送信する。通信端末機は、車載
器20からの信号受信により、送信機能を停止させた
り、アンテナと送信部とを切断してアンテナから電波が
送信されないようにして使用を制限する処理を実行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両用通信装置に
係り、より詳しくは、携帯電話やPHS(Personal H
andy Phone System )等の通信端末機を車の中で使
用することによる不具合解消のための技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やPHS等の通信端末機
の普及に伴い車両運転中の端末機の使用が増えており、
車両運転中の端末機の使用による片手運転や前方不注意
による交通事故が増えていると言われている。そこで、
運転中に端末機を使用しないように呼び掛けられている
が、現状では所有者のモラルに任せるしかない状況であ
る。
【0003】そこで、ハンドフリー装置の統一仕様を制
定してどのメーカーの端末機でも使用できるようにし、
ハンドフリー装置を普及させることにより片手運転や端
末機の操作による前方不注意を減少させて事故を防止さ
せようという動きがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、折角ハンドフ
リー装置があっても、端末機はハンドフリー装置に装着
しなくても使用できてしまうため、片手運転等の行為が
行われる可能性がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、車中での通信
端末機の使用による不具合を解消することができる車両
用通信装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、送信機は、通信端末機が連結手段に装着されて
いないと、端末機の使用を制限する旨の信号を送信す
る。そして、通信端末機は、送信機からの信号受信によ
り使用を制限する処理を実行する。
【0007】つまり、従来、携帯電話やPHS等の通信
端末機がハンドフリー装置に装着されていなくても使用
できてしまい片手運転や前方不注意となってしまってい
たが、未装着時には通信端末機の使用を制限することに
より、端末機の使用による交通事故等が防止される。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、通信端末
機の連結手段への装着状態を検出して、通信端末機が連
結手段に装着されていないと、装着を促す旨の警告が行
われる。
【0009】よって、従来、携帯電話やPHS等の通信
端末機がハンドフリー装置に装着されていなくても使用
できてしまい片手運転や前方不注意となってしまってい
たが、未装着時には装着を促す旨の警報が行われ、車両
運転中に通信端末機を使用することによる片手運転や通
信端末機の操作による前方不注意が防止できる。このよ
うにして、端末機の使用による交通事故等が防止され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、この発明を具体化した第1
の実施の形態を図面に従って説明する。
【0011】図1には車両用通信装置を備えた車両を示
す。図1において、運転席の左側のコンソールボックス
には、携帯電話やPHS等の通信端末機1を載置するク
レードル2が設置されている。つまり、図2に示すよう
に、クレードル2に通信端末機1を装着することにより
ハンドフリーシステムとすることができ、図1のマイク
3にて利用者の音声を拾い、通話相手の音声を車室内用
スピーカ4から送出することができるようになってい
る。
【0012】なお、本ハンドフリーシステムにおいて
は、ダッシュボードに表示部5が備えられるとともに、
ステアリングホイール部に操作ボタン6が備えられてい
る。つまり、運転者が見やすい位置に取り付けた表示部
5と運転席の近くにある操作ボタン6を用いて、なるべ
くステアリングホイール(ハンドル)から手を離すこと
なく(片手運転とならない)最小限の動作にて、また、
目線を前方から外さないように通話することができるよ
うになっている。
【0013】また、本例ではクレードル2に通信端末機
1を装着(接続)することによりハンドフリー通話でき
る場合について述べるが、クレードル2を用いずに車載
側のコネクタに通信端末機1を接続することによりハン
ドフリー通話できる場合に適用してもよい。
【0014】図3,4には、本実施形態における車両用
通信装置(通信端末機使用制限システム)の構成図を示
す。本システムは、図3に示す通信端末機1と、図4に
示す車載器20とを備えている。携帯電話やPHS等の
通信端末機1は、利用者が携帯して通話に使用される。
また、車載器20は車両に搭載される。
【0015】図3において通信端末機1は、スピーカ1
1とマイク12と信号処理部13と送受信部14とアン
テナ15と制御部16と入力部17と表示部18と電源
部19を備えている。通信端末機1の各部分(各電子機
器)は電源部19より供給される電力により動作する。
【0016】入力部17は電話番号やモード選択等を入
力する装置であり、入力信号は制御部16に伝達され
る。表示部18はディスプレー等の表示装置であり、制
御部16の指示に基づき入力した相手先の電話番号等を
表示する。スピーカ11は、信号処理部13で受け取っ
た電気音声信号を、音声に変換し使用者に伝える。マイ
ク12は使用者が送りたい音声を電気音声信号に変換し
信号処理部13に伝える。
【0017】信号処理部13はマイク12から受け取っ
た電気音声信号を処理して送受信部14に伝えたり、送
受信部14より受け取った信号を電気音声信号に変換す
る。送受信部14は信号処理部13あるいは制御部16
より受け取った信号をRF信号に変換し、あるいはRF
信号から信号処理部13あるいは制御部16で扱える信
号に変換する。アンテナ15はRF信号を電波として放
射、あるいは電波をRF信号として受け取る。
【0018】図4において、車載器20は、送信アンテ
ナ21と送信部22と制御部23とスピーカ24とマイ
ク25と表示部26と操作ボタン27とクレードル装着
スイッチ28と車速センサ29と電源部30とを備えて
いる。車載器20の各部分(各電子機器)は電源部30
より供給される電力により動作する。
【0019】図4のスピーカ24とマイク25と表示部
26と操作ボタン27とクレードル装着スイッチ28と
車速センサ29とは制御部23に接続されている。この
制御部23には送信部22が接続されている。さらに、
送信部22は送信アンテナ21と接続されており、送信
アンテナ21からは車室内に届く程度の電波を送信でき
るようになっている。車速センサ29は車速検出用に使
用されている車輪速センサを用いており、車両に搭載済
のセンサを流用している。車速センサ29のセンサ出力
信号は制御部23に入力され、制御部23において車両
が走行中かどうか判定される。クレードル装着スイッチ
28は図2に示すようにクレードル2に設けられたスイ
ッチであって、通信端末機1をクレードル2に装着する
とオン信号を出力する。このスイッチ28からの信号に
より制御部23は通信端末機1のクレードル2への装着
を検知することができるようになっている。
【0020】なお、通信端末機1のクレードル2への装
着は、クレードル装着スイッチ28によらずに配線接続
に伴う信号の送信により検知してもよい。本実施の形態
においては、車載器20はハンドフリー通話機能を有し
ている。即ち、車載器20の制御部23はハンドフリー
通話用のマイクロコンピュータを兼ねており、又、図4
のスピーカ24として図1のスピーカ4を、図4でのマ
イク25として図1のマイク3を、図4での表示部26
として図1の表示部5を、図4での操作ボタン27とし
て図1の操作ボタン6を、それぞれ用いている。そし
て、車室内において通信端末機1をクレードル2に装着
することにより車内設置マイク25(3)を用いたハン
ドフリー通話を行うことができる。
【0021】次に、このように構成した通信端末機使用
制限システムの作用を説明する。図5には、図4の制御
部23が実行する処理(フローチャート)を示す。ま
た、図6には、図3の制御部16が実行する処理(フロ
ーチャート)を示す。
【0022】図5において車載器20の制御部23は、
ステップ100でクレードル装着スイッチ28からの信
号により通信端末機1がクレードル2に装着されている
か否か判定する。そして、制御部23は、通信端末機1
がクレードル2に装着されていると、ハンドフリー通話
を可能な状態にし、通信端末機1がクレードル2に装着
されていないと、ステップ101で車速センサ29から
の信号により車両が走行中か否か判断する。そして、制
御部23は、車両が走行中でないと、通信端末機1を使
用しても運転に支障がないとして通信端末機1の使用を
制限する処理は行わない。
【0023】一方、制御部23は、通信端末機1がクレ
ードル2に装着されておらず、かつ、車両が走行中であ
ると判断した場合、ステップ102で送信部22を制御
して端末機1に対して使用を制限する旨のコードの付い
た信号(使用制限信号)をアンテナ21から送信させ
る。詳しくは、信号(コード)を生成し搬送波に変調を
かけてアンテナ21から送信する。制御部23は、この
送信動作を一定時間継続して行う。
【0024】その後、制御部23は、ステップ103,
104においてクレードル装着スイッチ28からの信号
により通信端末機1がクレードル2に装着されたか、あ
るいは、車速センサ29からの信号により車両が停止し
たかを監視し、通信端末機1がクレードル2に装着され
るか、あるいは、車両が停止すると、ステップ105で
送信部22を制御して端末機1に対して使用制限を解除
する旨のコードの付いた信号(使用制限解除信号)をア
ンテナ21から送信させる。詳しくは、信号(コード)
を生成し搬送波に変調をかけてアンテナ21から送信す
る。制御部23は、この送信動作を一定時間継続して行
う。
【0025】なお、クレードル2に通信端末機1が装着
された時は、送信部22、アンテナ21を介して電波で
使用制限解除信号を送信しなくても、クレードル2と通
信端末機1とを接続させた信号線で制御部23に信号を
送信してもよい。
【0026】一方、図6において、通信端末機1の制御
部16はステップ201で通信処理を行う。即ち、通信
端末機1は電源が入った状態では待ち受け状態となって
おり、車載器20からの使用制限信号は図3のアンテナ
15から入力し送受信部14及び信号処理部13を通っ
て復調される。そして、制御部16は、ステップ201
において、復調された信号が予め登録されているコード
と一致し使用制限信号であると判断すると、ステップ2
02で通信端末機1の使用を制限すべく処理を行う。具
体的には、電源部19による電力供給を停止させる等し
て送信機能を停止させる。あるいは、アンテナ15と送
受信部14とのラインを切断してアンテナ15から電波
が送信されないようにし、呼出しがあっても応答できな
いようにする(電話をかけた相手の端末においては端末
機1の電源が切られているか、圏外にいるかの状態にな
る)。このようにすることにより、運転中に電話に応答
することを防ぐことができる。
【0027】また、使用制限処理の一環として、通信機
能を停止させることなく、スピーカ11から呼び出し音
を出さないようにし、現在運転中である旨のメッセージ
を信号処理部13、送受信部14、アンテナ15を介し
て無線基地局に送信し、端末機1の留守電用メモリにメ
ッセージを入れてもらうように促すようにしてもよい。
これにより使用制限が解除された時点でメッセージがス
ピーカ11や表示部18を介して所有者に伝えられるこ
とにより連絡がとれなくなることが防止される。
【0028】また、使用制限処理の一環として、使用制
限中に入力部17からの信号があった場合、制御部16
は、使用制限中であることをスピーカ11や表示部18
を介して所有者に伝えることにより、故障と間違えるこ
とを防止できる。
【0029】このように、クレードル2に端末機1が装
着されていない時に、車載器20から端末機1の使用を
制限する信号(コード)が電波として車室内にある端末
機1に送信され、その信号を受けた端末機1は使用が制
限されて通話ができないようになる。
【0030】図6において、制御部16はステップ20
3において、比較した信号コードが予め登録されている
使用制限を解除する信号コードであれば、使用制限を解
除してステップ200に戻り通常の通信ルーチンを実行
する。
【0031】このように本実施形態は、下記の特徴を有
する。 (イ)送信機としての車載器20は、図5のステップ1
00において通信端末機1が連結手段としてのクレード
ル2に装着されていないと、ステップ102で端末機1
の使用を制限する旨の信号を送信する。そして、通信端
末機1は、図6のステップ201において使用制限信号
を受信すると端末機1の使用を制限する処理(通話禁止
処理)を実行する。
【0032】つまり、従来、携帯電話やPHS等の通信
端末機1がクレードル2に装着されていなくても使用で
きてしまい片手運転や前方不注意となってしまっていた
が、本実施の形態においては通信端末機1の使用を制限
することにより、端末機1の使用による交通事故等が防
止される。
【0033】なお、使用制限信号や使用制限解除信号と
して、無線基地局との交信用電波を使用すると(端末機
1が受信できる周波数及び変調方式と同様にすれば)、
端末機1に特別のハードの追加は必要とせず制御ソフト
を追加するだけで目的の動作を得ることができる。 (第2の実施の形態)次に、第2の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0034】上記の第1の実施の形態では車載器20か
らの信号を受信したら端末機1は使用を制限して通話で
きなくしたが、本実施の形態では使用を制限するのでは
なくスピーカ24や表示部26を介して音や表示でクレ
ードル2に端末機1を装着するように促す。
【0035】つまり、図5において制御部23はステッ
プ100でクレードル2に端末機1が装着されていない
時に、ステップ102に代わる処理として「携帯電話を
クレードルに装着して下さい」という音声メッセージを
スピーカ24から出力させるとともに表示部26により
「携帯電話をクレードルに装着して下さい」という画面
メッセージを表示させる。これにより端末機1の所有者
はクレードル2に端末機1を装着しなければならないこ
とに気づく。
【0036】このように本実施の形態においては、下記
の特徴を有する。 (イ)通信端末機1の連結手段としてのクレードル2へ
の装着状態を検出して、通信端末機1がクレードル2に
装着されていないと、装着を促す旨の警報(音声や表示
による警報)が行われる。
【0037】よって、従来、携帯電話やPHS等の通信
端末機1がクレードル2に装着されていなくても使用で
きてしまい片手運転や前方不注意となってしまっていた
が、本実施の形態においてはクレードル2に通信端末機
1が装着されていない時には装着を促す旨の警報がなさ
れ、車両運転中に通信端末機を使用することによる片手
運転や通信端末機の操作による前方不注意が防止でき
る。このようにして、端末機の使用による交通事故等が
防止される。
【0038】なお、本実施形態の応用例として、装着を
促す旨の警告を行った後に、端末機1をクレードル2に
装着しなければ通話できないようにしてもよい。具体的
には、図5において制御部23はステップ100でクレ
ードル2に端末機1が装着されていない時にステップ1
02において警報処理に加えて、使用制限信号を端末機
1に送り、端末機1の制御部16が図6のステップ20
1にてこの使用制限信号を識別するとステップ202で
通話できない状態にする。 (第3の実施の形態)次に、第3の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0039】渋滞中のように発進・停止が繰り返される
場合、もしくは停車中に通話状態になった後に車両を発
進させると、第1の実施の形態による制御方法だと電話
が突然切れてしまうことが考えられる。
【0040】そこで、本実施の形態においては、端末機
1の使用制限を行う際に、端末機1がクレードル2に装
着されていないことを検出してから、所定の時間が経過
した時においても未だ端末機1がクレードル2に装着さ
れていないと使用制限処理を実行するようにしている。
【0041】具体的には、端末機1の制御部16は通話
中に使用制限信号を受信したら、直ちに使用を制限する
のではなく、まず、車載器20に送信してスピーカ24
から音声にて端末機1をクレードル2に装着するように
促すとともにタイマーを始動させる。そして、制御部1
6はタイマーにより経過時間を測定し、車載器20から
の信号により設定時間内に端末機1がクレードル2に装
着されたことを検知するとハンドフリー通話による通話
を続行させる。一方、制御部16は、前述の設定時間を
越えても端末機1がクレードル2に装着されないと、強
制的に通話を切断する。また、制御部16は、前述した
設定時間内に車速が「0」になれば、車載器20からの
使用制限解除信号の受信にて通話を続行させる。
【0042】ここで、本実施の形態においては、発進・
停止を繰り返し行っている状態、すなわち、渋滞等で通
常の走行はしていないが車両は動いていると判定した場
合においては、端末機1がクレードル2に装着されない
と強制的に通話を切断する。
【0043】つまり、所定時間(例えば1分間)の車速
データを記憶可能なメモリを用意し、図7に示すよう
に、車速データを同メモリに順次メモリに格納してい
く。そして、端末機1を使って通話のためのダイヤル処
理が行われると、制御部16は、前記メモリに格納され
た車速の履歴データを解析して過去1分間において発進
と停止とが繰り返されていると(図7では3回)、たと
え車速が「0」であっても強制的に通話を切断する。 (第4の実施の形態)次に、第4の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0044】第1の実施の形態においては、後部座席や
助手席にいる人もクレードル2に端末機1が装着されて
いないと端末機1が使用できなくなってしまう。そこ
で、本実施の形態においては、図8に示すように、助手
席及び後部座席に人が乗っていることを検出する乗員判
定回路40を設け、運転者以外にも人が乗っている時に
は端末機1の使用を制限する信号を送信しないようにす
る。このようにすることにより、クレードル2に端末機
1が装着されていなくても、助手席や後部座席に人がい
る時は端末機1を使用できる。
【0045】具体的な乗員の検出方法としては、図1に
おいて符号S1〜S3にて示すように赤外線センサを天
井部に設置し、センサS1にて助手席に人がいないか、
センサS2にて運転席の後部座席に人がいないか、セン
サS3にて助手席の後部座席に人がいないかを判断す
る。あるいは、座席の様子が分かる位置にカメラを取り
付けて画像処理により人の有無を判断する。あるいは、
座席シートの中に重さを判断する荷重センサを入れて、
人が着座したことを重さにより判断する。
【0046】そして、端末機1がクレードル2に装着さ
れているか否かを判断する前において乗員判定回路40
が上記のような手法により運転者以外の同乗者がいるか
判断し、その結果を制御部23に送る。制御部23は乗
員がいる時は図5のステップ100以降の処理は行わず
一般的なハンドフリー通話の動作を行い、使用を制限す
る信号を送信しない。制御部23は乗員判定回路40か
ら同乗者はおらず運転者のみという信号を受けたら、図
5のステップ100以降の処理を実行する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態における車両を示す全体図。
【図2】 実施の形態におけるクレードルおよび端末機
を示す図。
【図3】 第1の実施の形態における通信端末機の構成
図。
【図4】 第1の実施の形態における車載器の構成図。
【図5】 作用を説明するためのフローチャート。
【図6】 作用を説明するためのフローチャート。
【図7】 走行状態を示すタイムチャート。
【図8】 第4の実施の形態における車載器の構成図。
【符号の説明】
1…通信端末機、2…クレードル、3…マイク、16…
制御部、20…車載器、21…送信アンテナ、22…送
信部、23…制御部、24…スピーカ、25…マイク、
28…クレードル装着スイッチ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が携帯し、車室内において連結手
    段に装着することにより車内設置マイクを用いたハンド
    フリー通話を行う通信端末機と、車両に搭載される送信
    機とを備え、 前記送信機は、前記通信端末機が連結手段に装着されて
    いないと、端末機の使用を制限する旨の信号を送信する
    機能を有し、 前記通信端末機は、前記送信機からの信号受信により使
    用を制限する処理を実行する機能を有することを特徴と
    する車両用通信装置。
  2. 【請求項2】 利用者が携帯する通信端末機を車室内に
    おいて連結手段に装着し、車内設置マイクを用いたハン
    ドフリー通話を行う車両用通信装置において、 前記通信端末機の連結手段への装着状態を検出して、前
    記通信端末機が連結手段に装着されていないと、装着を
    促す旨の警告を行うようにしたことを特徴とする車両用
    通信装置。
JP12597097A 1997-05-15 1997-05-15 車両用通信装置 Withdrawn JPH10322440A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000036698A (ko) * 2000-03-25 2000-07-05 유형종 카스테레오 공용핸드프리
FR2807261A1 (fr) * 2000-04-03 2001-10-05 Raoul Girod Systeme main-libre filtrant pour radiotelephones
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JP2015098218A (ja) * 2013-11-18 2015-05-28 みこらった株式会社 自動運転車

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