JP3070851B1 - 緊急通報システム端末装置および緊急通報システム - Google Patents

緊急通報システム端末装置および緊急通報システム

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JP3070851B1
JP3070851B1 JP12840899A JP12840899A JP3070851B1 JP 3070851 B1 JP3070851 B1 JP 3070851B1 JP 12840899 A JP12840899 A JP 12840899A JP 12840899 A JP12840899 A JP 12840899A JP 3070851 B1 JP3070851 B1 JP 3070851B1
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Abstract

【要約】 【課題】 車両のメインバッテリーからの電源供給と補
助バッテリーからの電源供給とを切り替えることによっ
て、緊急通報連絡処理を確実に継続する電源供給を確保
することが可能な緊急通報システム端末機器において、
エンジン始動時などのメインバッテリー電源電圧降下時
に、補助バッテリーへ電源を切り替えることによる補助
バッテリーの電源消費を防止する。 【解決手段】 エンジン始動後に外部の車速信号生成回
路8から入力した車速信号により車両の速度がある一定
以上に達した場合に、補助バッテリー19からの電源供
給を許可し、エンジン始動後、車両の速度がある一定以
上に達しない場合は、補助バッテリー19からの電源供
給に切り替えるのを禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交通事故、急病な
どの緊急時に、警察や消防などの緊急通報を管轄するセ
ンターである緊急通報センターに、緊急通報発信時刻、
緊急通報連絡処理を実施した車両の位置情報などのデー
タを送信する機能を有する緊急通報システム端末装置お
よび緊急通報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の緊急通報システム端末装
置では、車両に搭載される鉛畜電池などのメインバッテ
リーが、交通事故、故障などにより電源の供給が不可能
になった場合に、前記メインバッテリーの代りに補助バ
ッテリーから電源を供給して前記緊急通報システム端末
装置の動作を維持させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の緊急通報システム端末装置における補助バッテリー
電源供給条件は、車両のメインバッテリーの電源電圧が
降下した場合には、如何なる場合であっても、補助バッ
テリーに切り替えるというものであり、このため、エン
ジン始動時などのメインバッテリー電源電圧降下時にお
いても、補助バッテリーの電源を供給してしまい、補助
バッテリーの電源を消費するという問題があった。これ
を防ぐために、緊急通報連絡処理を開始してから補助バ
ッテリーの電源供給を可能にして補助バッテリーの電源
消費を防止する方法もあるが、この場合には、緊急通報
連絡前に車両の電源電圧が降下することによる補助バッ
テリーへの電源切り替えが不可能になり、緊急通報シス
テム端末装置の動作を維持することができないという問
題が発生する。
【0004】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、エンジン始動時などのメイ
ンバッテリー電源電圧降下時には、補助バッテリーバッ
テリーへの電源切り替えを防止することのできる緊急通
報システム端末装置および緊急通報システムを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、メインバッテリーから補助バッテリーへ
の電源切り替えを、車両のエンジン始動後、車両の速度
がある一定以上に達した場合に許可し、すなわち車両の
エンジン始動後、車両の速度がある一定の速度に満たな
い場合は、補助バッテリーへの電源切り替えを禁止する
ようにしたものであり、これにより、エンジン始動時な
どによるメインバッテリー電源電圧降下時には、補助バ
ッテリーからの電源供給に切り替えることがなく、補助
バッテリーの電源消費を防止することができ、いざと言
う時に補助バッテリーの電源電圧不足により緊急通報が
できないという事態を未然に防ぐことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、車両のメインバッテリーからの電源供給と補助バッ
テリーからの電源供給とを切り替えることによって、緊
急通報連絡処理を確実に継続する電源供給を確保するこ
とが可能な緊急通報システム端末装置において、車両の
エンジン始動後、車両の速度がある一定以上に達した場
合に、前記補助バッテリーからの電源供給を許可するこ
とを特徴とする緊急通報システム端末装置であり、エン
ジン始動時などによるメインバッテリー電源電圧降下時
には、補助バッテリーからの電源供給に切り替えること
がなく、補助バッテリーの電源消費を防止できるという
作用を有する。
【0007】本発明の請求項2に記載の発明は、車両の
速度がある一定以上に達して、前記補助バッテリーから
の電源供給を許可している状態の時に、前記車両が前記
一定以上の速度よりも減速した場合には、前記補助バッ
テリーからの電源供給を禁止すると共に、再度前記一定
以上の速度に達した場合に、前記補助バッテリーからの
電源供給を許可することを特徴とする請求項1記載の緊
急通報システム端末装置であり、無駄な補助バッテリー
の電源消費を防止できるという作用を有する。
【0008】本発明の請求項3に記載の発明は、車両の
速度がある一定以上に達して、前記補助バッテリーから
の電源供給を許可している状態の時に、車両のACC電
源がONからOFFに移行した場合、またはIG電源が
ONからOFFに移行した場合には、前記補助バッテリ
ーからの電源供給を禁止すると共に、再度一定以上の速
度に達した場合に、前記補助バッテリーからの電源供給
を許可することを特徴とする請求項1記載の緊急通報シ
ステム端末装置であり、無駄な補助バッテリーの電源消
費を防止できるという作用を有する。
【0009】本発明の請求項4に記載の発明は、車両の
メインバッテリーからの電源供給と補助バッテリーから
の電源供給とを切り替えることによって、緊急通報連絡
処理を確実に継続する電源供給を確保することが可能な
緊急通報システム端末装置において、外部から入力した
車速信号により車両の速度がある一定以上に達した場
合、および車両のACC電源がOFFからON後に一定
時間経過した場合の両方の条件を満たした場合に、また
はいずれか一方の条件を満たした場合に、前記補助バッ
テリーからの電源供給を許可すること特徴とする緊急通
報システム端末装置であり、であり、エンジン始動時な
どによるメインバッテリー電源電圧降下時には、補助バ
ッテリーからの電源供給に切り替えることがなく、補助
バッテリーの電源消費を防止できるという作用を有す
る。
【0010】本発明の請求項5に記載の発明は、車両の
メインバッテリーからの電源供給と補助バッテリーから
の電源供給とを切り替えることによって、緊急通報連絡
処理を確実に継続する電源供給を確保することが可能な
緊急通報システム端末装置において、前記緊急通報シス
テム端末装置全体の制御を行うと共に、外部からの車速
信号を入力し、前記車速信号により前記車両がある一定
以上の速度に達した場合に電源制御回路に対してある一
定以上の速度に達したことを知らせる信号、もしくは補
助バッテリーからの電源供給を許可する信号を出力する
制御を行う制御部と、前記緊急通報システム端末装置へ
の電源供給を行うと共に、前記制御部からの前記車両が
ある一定以上の速度に達したことを知らせる信号、もし
くは前記補助バッテリーからの電源供給を許可する信号
を入力した場合、前記補助バッテリーからの電源供給を
可能にすると共に、前記メインバッテリーの電源電圧降
下時に前記メインバッテリーの電源電圧降下を検出し、
前記補助バッテリーからの電源供給に切り替える制御を
行う電源制御回路とを備えたことを特徴とする緊急通報
システム端末装置であり、エンジン始動時などによるメ
インバッテリー電源電圧降下時には、補助バッテリーか
らの電源供給に切り替えることがなく、補助バッテリー
の電源消費を防止できるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1から5のいずれかに記載の緊急通報システム端末装置
と、緊急通報システムを統括して、前記緊急通報システ
ム端末装置からの緊急通報発信信号を受信する機能を備
えたセンターとを含む緊急通報システムであり、無駄な
補助バッテリーの電源消費を防止でき、いざと言う時に
補助バッテリーの電源電圧不足により緊急通報ができな
いという事態を未然に防止できるという作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して詳細に説明する。 (実施の形態)図1は本発明の実施の形態における緊急
通報システム端末装置の構成を示すブロック図である。
図1において、1は交通事故、急病などの緊急時に、警
察、緊急通報センターなどに、現在の車両の位置情報、
車両登録情報などのデータを送信する機能を有する緊急
通報システム端末装置である。2は緊急通報連絡手段1
1からの発信信号を通信事業者の基地局に発信する処理
を行うと共に、前記通信事業者からの受信信号を前記緊
急通報連絡手段11に出力する処理を行う通信アンテ
ナ、3は利用者が、交通事故、急病などの緊急時に押下
し、緊急通報連絡処理を開始するための操作信号を生成
する緊急通報発信釦、4はGPS衛星からのデータを受
信するGPSアンテナ、5はハンズフリー通話を行う際
に、前記緊急通報システム端末装置1を搭載する車両に
乗車する利用者の送信音声信号を入力するマイク、6は
ハンズフリー通話を行う際に、前記警察、緊急通報セン
ターなどからの受信音声信号の鳴音を行うスピーカ、7
はエンジン始動時のセルモータヘの電源を供給および車
両全体への電源供給を行うと共に、緊急通報システム端
末装置1に電源供給を行うメインバッテリー、8はナビ
ゲーションなどの外部装置に使用されて、車輪の回転速
度に応じたパルス信号により車両の速度を検出して車速
信号を生成し、緊急通報システム端末装置1に出力する
車速信号生成回路である。
【0013】緊急通報システム端末装置1において、1
1は電話通話などにより警察、緊急通報センターなどに
データ発信を行うと共に、音声通話により利用者と前記
警察、緊急通報センター間で音声通話を行うためのデー
タ発信機能、音声通話機能を有する緊急通報連絡手段、
12は緊急通報システム端末装置1全体の制御を行うと
共に、車速信号生成回路8からの車速信号を入力し、前
記車速信号によりある一定以上の速度に達した場合に電
源制御回路18に対してある一定以上の速度に達したこ
とを知らせる信号、もしくは補助バッテリー19からの
電源供給を許可する信号を出力する制御機能を有する制
御部、13は車両の進行方向、向きなどの情報を生成
し、位置情報取得処理部14に、前記車両の進行方向、
向きなどの情報を出力するジャイロセンサ、14はナビ
ゲーションなどの外部装置から取得した位置情報、もし
くは車速信号生成回路8から入力した車速信号、および
ジヤイロセンサ13からのデータ、GPS受信機17が
GPSアンテナ4から受信したデータなどより位置情報
などのデータを生成、蓄積する処理を行い、前記制御部
12からの位置情報データの要求により、前記生成、蓄
積した位置情報などのデータを前記制御部12に出力す
る処理を行う位置情報取得処理部、15は前記緊急通報
システム端末装置1内部に有し、警察、緊急通報センタ
ーなどの電話番号、および車両の登録ナンバーなどの情
報を格納すると共に、前記制御部12からの要求信号に
より、該当する警察、緊急通報センターなどの電話番
号、および登録ナンバーなどの情報を出力する処理を行
う記憶部、16は前記警察、緊急通報センターなどと、
前記緊急通報システム端末装置1を搭載する車両に乗車
する利用者の間でハンズフリー通話を行うためにエコー
キャンセル機能、ハウリング防止機能などの機能を有す
るハンズフリーシステム、17はGPSアンテナ4から
入力したデータより、位置情報などのデータを位置情報
取得処理部14に出力する処理を行うGPS受信機、1
8は前記緊急通報システム端末装置1への電源供給を行
うと共に、前記制御部12からのある一定以上の速度に
達したことを示す信号、もしくは補助バッテリー19か
らの電源供給を許可する信号を入力した場合、前記補助
バッテリー19からの電源供給を可能にする共に、メイ
ンバッテリー7の電源電圧降下時に前記メインバンテリ
ー7の電源電圧降下を検出し、前記補助バッテリー19
からの電源供給に切り替える制御を行う電源制御回路、
19はメインバッテリー7からの電源がトラブルなどに
より途絶えた場合、前記メインバッテリー7からの電源
の代わりに緊急通報システム端末装置1に動作電源を供
給する機能を有する補助バッテリーである。
【0014】次に本実施の形態の動作について説明す
る。緊急通報連絡処理以外の通常時、位置情報取得処理
部14は、車両の進行方向、向きなどの情報を生成する
ジャイロセンサ13からのデータを入力すると共に、G
PS受信機17がGPSアンテナ4より受信したデー
タ、車速信号生成回路8が出力した車速信号などにより
位置情報を生成、蓄積する処理を行う。利用者が、交通
事故などの緊急時に、緊急通報発信釦3を押下すると、
前記緊急通報発信釦3は、押下されたことを示す操作信
号を緊急通報システム端末装置1の内部に有する制御部
12に出力し、緊急通報連絡処理に移行する。制御部1
2は、前記緊急通報発信釦3からの操作信号により緊急
通報要求があったことを認識し、緊急通報処理を開始す
る。制御部12は、位置情報取得処理部14に現在の位
置情報を要求する信号を出力し、位置情報取得処理部1
4は、前記制御部12からの位置情報要求信号に対し、
前記生成、蓄積した位置情報などのデータを制御部12
に出力する。次いで、前記制御部12は、記憶部15か
ら、警察、緊急通報センターなどの緊急通報センターの
電話番号を取得すると共に、前記電話番号を用いて緊急
通報連絡手段11に電話発信などの発信要求を行う。
【0015】緊急通報連絡手段11は、通信アンテナ2
を用いて、通信事業者の基地局などを経由して前記電話
番号に該当する通話相手に電話発信処理を開始する。緊
急通報連絡手段11は、前記通話相手からの発信応答、
もしくは通話中信号などの通話中に移行する信号を受信
した場合、通話状態に移行したと認識し、音声通話制
御、もしくはデータ通信制御に移行すると共に、通話中
に移行したことを知らせる信号を、制御部12に出力す
る。制御部12は、通話に成功したと判断し、前記位置
情報取得処理部14から入手した前記車両の進行方向、
向きなどの情報、および前記位置情報などのデータを、
通信事業者の基地局などを経由して前記電話番号に該当
する通話相手である警察、緊急通報センターなどに発信
する処理を行る。制御部12は、位置情報などのデータ
を警察、緊急通報センターなどに転送するデータ通信処
理を終了すると、音声通話に移行する。
【0016】音声通話に移行する場合、緊急通報連絡手
段11からの受信音声信号は、ハンズフリーシステム1
6によりエコーキャンセルなどの処理を行い、スピーカ
6に出力する。スピーカ6は、前記ハンズフりーシステ
ム16からの受信音声信号を鳴音する処理を行う。さら
にマイク5から入力した送信音声信号は、前記ハンズフ
リーシステム16によりエコーキャンセルなどの処理を
行い、緊急通報連絡手段11に出力される。音声通話時
は、前記緊急通報システム端末装置1が搭載する車両に
乗車する利用者と、警察、緊急通報センターのオペレー
タの間で音声通話を行い、事故状況などの報告を音声に
より実行する。
【0017】制御部12は、車速信号生成回路8からあ
る一定以上の速度を検出する信号を入力した場合、電源
制御回路18に対して、前記ある一定以上の速度に達し
たことを知らせる信号、もしくは補助バッテリー19か
らの電源供給を許可する制御信号を出力する。電源制御
回路18は、前記制御部12からの前記ある一定以上の
速度に達したことを知らせる信号、もしくは前記補助バ
ッテリー制御信号を入力した場合、前記補助バッテリー
19からの電源供給を許可し、補助バッテリー19から
の電源供給を可能な状態に移行する。この状態におい
て、+B電源の電圧が降下した場合、電源制御回路18
は、前記+B電源の電圧降下を検知し、前記補助バッテ
リー19に切り替える制御を行うことが可能になる。
【0018】また、制御部12から電源制御回路18に
出力するある一定以上の速度に達したことを示す信号を
出力する場合、前記一定以上の速度に時速0kmを越え
る速度を設定することにより、時速0kmを越える速度
に達した場合、前記時速0kmを越える速度に達したこ
とを示す信号を出力する。電源制御回路18は、前記時
速0kmを越える速度に達したことを示す信号を入力す
ることにより、補助バッテリー19からの電源供給を可
能な状態に移行する。前記一定以上の速度は、その他、
時速5km以上、または時速10km以上、または任意
の速度を設定することができ、時速5km以上、時速1
0km以上、任意の速度の時に、補助バッテリー19か
らの電源供給を可能な状態に移行する。
【0019】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2における緊急通報システム端末装置の動作につい
て、図1を用いて説明する。制御部12は、電源制御回
路18に一定以下の速度に減速したことを示す信号を出
力する。電源制御回路18は、前記一定以下の速度に減
速したことを示す信号を入力し、補助バッテリー19か
らの電源供給を禁止する制御を行う。前記一定以下の速
度状態においては、メインバッテリー電源電圧降下時に
おいても、補助バッテリー19からの電源供給は行わな
い。さらに制御部12は、車速信号生成回路8から再び
前記一定以上の速度に達したことを示す信号を入力した
場合、電源制御回路18に一定以上の速度に達したこと
を示す信号を出力する。電源制御回路18は、前記一定
以上の速度に達したことを示す信号を入力し、補助バッ
テリー19からの電源供給を許可する制御を行う。前記
一定以上の速度時において、メインバッテリー7の電源
電圧が降下した場合、補助バッテリー19からの電源供
給に移行する。
【0020】なお、電源制御回路12の制御において、
車速信号生成回路8からの車速信号を入力し、電源制御
回路18にある一定以上の速度に達したことを知らせる
信号、もしくはある一定以下の速度に移行したことを知
らせる信号を出力する条件を、同一の速度に設定する
か、もしくは各々独立した速度に設定することにより、
システムに応じた設定を行うことが可能になる。
【0021】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形
態3における緊急通報システム端末装置の動作につい
て、図1を用いて説明する。制御部12は、車速信号生
成回路8からある一定以上の速度に達したことを知らせ
る信号を入力した場合、前記ある一定以上の速度に達し
たことを示す信号を出力する。電源制御回路18は、あ
る一定以上の速度に達したことを示す信号を入力した場
合、補助バッテリー19からの電源供給を許可する制御
を行う。前記補助バッテリー19からの電源供給を許可
する状態において、電源制御回路18は、メインバッテ
リー7からの供給電源電圧が降下した場合、前記メイン
バッテリー7の電源電圧が降下したことを検知し、補助
バッテリー19からの電源供給に切り替え、緊急通報シ
ステム端末装置1への電源供給を継続する。
【0022】さらに、制御部12は、車両が停止して、
ACC電源(車両のエンジン系統以外の電装装置に電源
を供給するために信号を出力するアクセサリー電源)が
ONからOFFに移行した場合、もしくはIG電源(車
両のエンジン系統の電装装置に電源を供給するために信
号を出力するイグニション電源)がONからOFFに移
行した場合、前記ACC電源もしくはIG電源がONか
らOFFに移行したことを示す信号を電源制御回路18
に出力する。前記電源制御回路18は、ACC電源もし
くはIG電源がONからOFFに移行した場合、補助バ
ッテリー19からの電源供給を禁止する制御を行う。前
記補助バッテリー19からの電源供給を禁止する状態に
おいて、エンジン始動時などによりメインバッテリー7
からの供給電源電圧が降下した場合でも、補助バッテリ
ー19からの電源供給に切り替える制御を行わないこと
により、補助バッテリー19の電源の消費を防止する。
【0023】(実施の形態4)次に、本発明の実施の形
態4における緊急通報システムの動作について、図1を
用いて説明する。制御部12は、車速信号生成回路8か
らある一定以上の速度に達したことを知らせる信号を入
力した場合、前記ある一定以上の速度に達したことを示
す信号を出力する。また、制御部12は、ACC電源が
OFFからON状態に移行した場合、前記ACC電源が
OFFからONに移行して一定時間経過したことを示す
信号を出力する。電源制御回路18は、ある一定以上の
速度に達したことを示す信号、および前記ACC電源が
OFFからON後に一定時間経過したことを示す信号の
両方を受信した場合、またはいずれか一方の信号を受信
した場合に、補助バッテリー19からの電源供給を許可
する制御を行う。前記補助バッテリー19からの電源供
給を許可する状態において、電源制御回路18は、メイ
ンバッテリー7からの供給電源電圧が降下した場合、前
記メインバッテリー7の電源電圧が降下したことを検知
し、補助バッテリー19からの電源供給に切り替え、緊
急通報システム端末装置1への電源供給を継続する。
【0024】さらに、制御部12は、ACC電源がON
からOFFに移行した場合、前記ACC電源がONから
OFFに移行したことを示す信号を電源制御回路18に
出力する。前記電源制御回路18は、ACC電源がON
からOFFに移行した場合、補助バッテリー19からの
電源供給を禁止する制御を行う。前記補助バッテリー1
9からの電源供給を禁止する状態において、エンジン始
動時などによりメインバッテリー7からの供給電源電圧
が降下した場合でも、補助バッテリー19からの電源供
給に切り替える制御を行わないことにより、補助バッテ
リー19の電源の消費を防止する。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、メインバッテリーの故障時に、補助バッテリ
ーから緊急通報システム端末装置へ電源を供給すること
を可能とする電源供給条件に、外部からの車速信号によ
り車両がある一定以上の速度に達したことを認識し、前
記ある一定以上の速度によって電源供給を可能にするこ
とによって、エンジン始動などによるメインバッテリー
電源降下時においても、メインバッテリーの電源電圧降
下による補助バッテリーからの電源供給切り替えを禁止
し、前記補助バッテリーの電源消費を防止すると共に、
緊急通報連絡状態以外の通常状態においても車両の電源
電圧降下を検知し、補助バッテリーからの電源供給に切
り替えることにより、前記緊急通報システム端末装置の
動作を維持することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における緊急通報システム
端末装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 緊急通報システム端末装置 2 通信アンテナ 3 緊急通報発信釦 4 GPSアンテナ 5 マイク 6 スピーカ 7 メインバッテリー 8 車速信号生成回路 11 緊急通報連絡手段 12 制御部 13 ジャイロセンサ 14 位置情報取得処理部 15 記憶部 16 ハンズフリーシステム 17 GPS受信機 18 電源制御回路 19 補助バッテリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 23/00 530 G08B 25/10 H02J 9/06 502 H04M 11/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のメインバッテリーからの電源供給
    と補助バッテリーからの電源供給とを切り替えることに
    よって、緊急通報連絡処理を確実に継続する電源供給を
    確保することが可能な緊急通報システム端末装置におい
    て、車両のエンジン始動後、車両の速度がある一定以上
    に達した場合に、前記補助バッテリーからの電源供給を
    許可することを特徴とする緊急通報システム端末機器。
  2. 【請求項2】 車両の速度がある一定以上に達して、前
    記補助バッテリーからの電源供給を許可している状態の
    時に、前記車両が前記一定以上の速度よりも減速した場
    合には、前記補助バッテリーからの電源供給を禁止する
    と共に、再度前記一定以上の速度に達した場合に、前記
    補助バッテリーからの電源供給を許可することを特徴と
    する請求項1記載の緊急通報システム端末装置。
  3. 【請求項3】 車両の速度がある一定以上に達して、前
    記補助バッテリーからの電源供給を許可している状態の
    時に、車両のACC電源がONからOFFに移行した場
    合、またはIG電源がONからOFFに移行した場合に
    は、前記補助バッテリーからの電源供給を禁止すると共
    に、再度一定以上の速度に達した場合に、前記補助バッ
    テリーからの電源供給を許可することを特徴とする請求
    項1記載の緊急通報システム端末装置。
  4. 【請求項4】 車両のメインバッテリーからの電源供給
    と補助バッテリーからの電源供給とを切り替えることに
    よって、緊急通報連絡処理を確実に継続する電源供給を
    確保することが可能な緊急通報システム端末装置におい
    て、外部から入力した車速信号により車両の速度がある
    一定以上に達した場合、および車両のACC電源がOF
    FからON後に一定時間経過した場合の両方の条件を満
    たした場合に、またはいずれか一方の条件を満たした場
    合に、前記補助バッテリーからの電源供給を許可するこ
    と特徴とする緊急通報システム端末装置。
  5. 【請求項5】 車両のメインバッテリーからの電源供給
    と補助バッテリーからの電源供給とを切り替えることに
    よって、緊急通報連絡処理を確実に継続する電源供給を
    確保することが可能な緊急通報システム端末装置におい
    て、前記緊急通報システム端末装置全体の制御を行うと
    共に、外部からの車速信号を入力し、前記車速信号によ
    り前記車両がある一定以上の速度に達した場合に電源制
    御回路に対してある一定以上の速度に達したことを知ら
    せる信号、もしくは補助バッテリーからの電源供給を許
    可する信号を出力する制御を行う制御部と、前記緊急通
    報システム端末装置への電源供給を行うと共に、前記制
    御部からの前記車両がある一定以上の速度に達したこと
    を知らせる信号、もしくは前記補助バッテリーからの電
    源供給を許可する信号を入力した場合、前記補助バッテ
    リーからの電源供給を可能にすると共に、前記メインバ
    ッテリーの電源電圧降下時に前記メインバッテリーの電
    源電圧降下を検出し、前記補助バッテリーからの電源供
    給に切り替える制御を行う電源制御回路とを備えたこと
    を特徴とする緊急通報システム端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の緊急
    通報システム端末装置と、前記緊急通報システム端末装
    置からの緊急通報発信信号を受信する機能を備えたセン
    ターとを含む緊急通報システム。
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