JP3812435B2 - 車両用緊急通報装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用緊急通報装置であって、特に車両のイグニッションスイッチがOFFのときでも緊急通報が行えるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用緊急通報装置として、特開2010−276681号公報のものが周知である。この従来装置は、車両のイグニッションスイッチがOFFの場合であっても、車室内の緊急用スイッチが操作されると、緊急通報用電話にて、所定の緊急通報センターに通報(電話)するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、本発明者は、上記従来装置を検討したところ、緊急通報用電話は、緊急用にしか電話することができないものであり、これを通常の電話、つまり使用者がダイアルすることで、任意な通話先に電話がかけられるようにした場合、以下の問題が発生することが分かった。
【0004】
すなわち、イグニッションONのときには、車両はエンジン駆動によってオルタネータによって自己発電を行うため、緊急通報用電話および通常の電話として利用してもバッテリ消費としては何ら問題がない。しかし、これに対して、イグニッションオフのときに、緊急通報用電話と通常の電話の両方を、通話可能とし、例えば、イグニッションOFFのときには、間違って通常の電話を長時間使ってしまうと、車両バッテリをバッテリ容量を大きく消費してしまうという問題がある。
【0005】
そこで、本発明では、上記問題に鑑み、イグニッションオフのときにでも、乗員の操作によって、緊急通報が可能な車両用緊急通報装置において、車両のバッテリの消費電力を低減させることを目的とする。
【0006】
また、上記公報装置では、イグニッションオフのときでは緊急通報用電話をスリープモードとすることが記載されているが、このスリープモードでは基本的に車内の緊急用スイッチを操作した場合にのみ、緊急通報用電話を起動するものである。従って、例えば、イグニッションスイッチがオフのときには、車外から車内の緊急通報用電話と通信することができない。従って、イグニッションスイッチがオフのときでも緊急用通報電話を動作させることで、車外から遠隔コマンドを送信して、車両機器を制御するサービスに対処できない。
【0007】
そこで、イグニッションスイッチがオフのときに、常時、緊急通報用電話機を待ち受けモードにしておくと、上記サービスを提供可能とすることができるる。しかし、長時間イグニッションオフ状態が続くと、車両バッテリの消費を早めるとともに、結局、上記サービスを提供する時間が短くなるといった問題がある。
【0008】
この対策として、電話機の待ちうけ動作を、イグニッションオンの場合に比べて、その呼び出し信号を受信する頻度を低くする、例えば、電話機の電源をオンオフさせることで、バッテリの電力消費を低減させることができるとともに、サービス提供時間を延長できる。
【0009】
しかし、このようにイグニッションスイッチがオフのときに、上述の頻度を低くした場合を、本発明者が検討した結果、以下のことがわかった。つまり、この状況において、緊急通報用スイッチによる緊急通報がなされた後に、同じ待ち受け動作、つまり頻度が低いままの動作に戻すと、その電話には、着信を受けれる時間が制限されるため、緊急通報が行われたこと知った第三者(緊急センター、警察、救急センター、あるいは乗員の家族等)と連絡することが素早くできないという問題がある。
【0010】
以上の問題にかんがみて、本発明は、イグニッションオフのときには、乗員の操作によって、緊急通報が可能な車両用緊急通報装置において、イグニッションオフ時での車両バッテリの電力消費を低減して、サービス提供時間を延長できるととともに、センターと通話した後に、早期なタイミングで確実に、通話できる車両用緊急通報装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、緊急通報用電話機は、使用者が任意のあて先をダイアルすることで、任意の相手と電話する一般電話機能を有し、走行スイッチがオフである場合には、前記一般電話機能の動作を禁止し、前記緊急電話機能を動作可能に許可することを特徴としている。
【0012】
これにより、間違って電話を長時間使ってしまうということを未然に防止できる。
【0013】
また、請求項1記載の発明において、請求項2の発明のように車両には緊急用スイッチの他に、所定の車両サービスセンターに電話するためのサービス用スイッチを有し、走行用スイッチがオフである場合には、サービス用スイッチでの電話発信をも禁止するようにしても良い。
【0014】
また、請求項4記載の発明では、緊急用スイッチによる通話が終了したときには、オーディオ装置への電源供給を自動的に停止することを特徴としている。これにより、走行用スイッチがオフのときに緊急用スイッチにより所定のセンターと通話し、その通話が終了すると、自動的にオーディオ装置の電源をオフするため、不要な電力消費を未然に防止できる。
【0015】
また、請求項および請求項記載の発明では、走行用スイッチがオンのときには、緊急用電話機は、通常の待ち受け動作を行う第1待ち受けモードで動作し、走行用スイッチがオフになると、緊急通報用電話機は、第1待ち受けモードより呼び出し信号を受信する頻度が低い第2待ち受けモードで動作し、記第2待ち受けモードで動作しているときに、緊急用スイッチによって所定のセンターと通話すると、その終了後における頻度を、通話前の第2待ち受けモードでの頻度よりも高くすることを特徴としている。
【0016】
これにより、緊急用スイッチを操作すると、緊急用無線電話の待ち受け動作は、スイッチ操作前に比べて、より呼び出し信号を受けやすい状態となるため、緊急通報が行われたことを知った人、例えば上記センター、警察、救急センター、あるいは乗員の家族等)からの連絡を素早く受けることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態における緊急通報システムを表す図である。緊急通報システムは、大きく分けて、車両用緊急通報装置1(以下、単に通報装置)と、セルラー無線通信網100と、有線網(電話公衆網)200とからなる。車両用緊急通報装置1は、周知のように、そのエアバック(図示しない)の展開を検出すると、自動的にセルラー無線通信網100、および有線網200を通じて、緊急通報センター201に電話発信する。また、この際に、通報装置1は、自己のIDや、後述するGPS受信機3(図2参照)から取得された自車の位置を、センター201へ送信する。セルラー無線通信網100は、周知のもので各基地局(図示しない)がセル状の通信エリアを有し、これらが細胞のようにつながることで広域の通信エリアを形成している。緊急通報センター201(以後、センター)は、図示しないコンピュータを有し、このメモリに、サービス契約者の上記IDや、緊急通報装置1から送信された位置に対応する地図情報を検索するソフトウェアが記憶されている。従って、センター201は、通報者が誰なのかを上記IDで把握できるとともに、通報者の位置を画面表示で確認することができるし、さらには、救急センターや警察などに事故が起こったことを通報することができる。
【0023】
また、本実施形態では、上記緊急通報センター201は、緊急通報だけでなく、その他サービスをもサービス契約者に提供するようになっている。この一例としては、通報装置1は、上述のように位置を送信できるため、乗員は、センター201のオペレータに音声通話により自車周辺のレストランの情報や、天気情報、もしくは道案内等のサービスを提供することができる。また、センター201は、乗員が車のキーを落とした場合に、もしくは車内に閉じ込めてしまった場合に、図示しないドアを開錠するためのコマンドを通報装置1へ送信することで、車のドアの開閉を遠隔操作する遠隔サービスを提供することができる。
【0024】
図2は、車両に搭載された上記通報装置1の構成を表す図であり、交通事故、急病などの緊急時に、上記センター201に、現在の車両の位置情報、登録車両などのデータを送信する機能を有する。通報装置1は、セルラー無線電話2と、制御部4と、GPS受信機3と、キー操作部6と、オーディオ装置5、電源制御部7、メモリ10とから構成されている。セルラー無線電話2は、通信事業者の基地局と通信して、音声通話およびデータ通信(上記位置データ、IDデータ)をセンターと行うことが可能となっている。また、本実施形態でのセルラー無線電話2は、音声をデジタル変調するデジタル方式のセルラー電話であり、例えば日本でいうPDC(パーソナルデジタルセルラー:TDMA多重通信)である。
【0025】
制御部4は、通報装置1を制御するコンピュータである。これは、ハード構成としては、図示しないRAM、ROM、CPUを有する周知のものを主体として構成されている。ただし、ROMに記憶されたプログラム、すなわち、その制御内容は、本発明の特徴部分を有する。また、制御部4は、図示しないが、車両のエアバッグの動作を検出することで、自動的に上記センター201へ緊急発信して、そのときの位置データを送ったのちに、音声通話を行う、いわゆるメーデー機能を実行する。
【0026】
GPS受信機3は、複数の人工衛星から、位置信号を受信して、自車の位置を検出する周知のものである。ここでGPS受信機3は、例えば3つの人工衛星からの信号を受信し復調する。また、自車位置の計算は、上記制御部4で行われ、この計算結果は、制御部4にて緯度経度データに変換される。
【0027】
キー操作部6は、電話の操作を行うためのものであり、通常の電話機能(一般電話機能)のために、図示しないテンキーや、発呼キー、終了キーを有する。テンキーは、任意の相手の電話番号を入力するためのものであって、0から9までの10個数字キーである。発呼キーは、この入力された番号に、電話の発信動作を開始させるためのものあり、終了キーは、その通話を終了させるためのものである。
【0028】
また、本実施形態では、キー操作部6は、乗員により操作されると、上記センター201へ電話発信する緊急通報キー6a(緊急用スイッチ)、および上記センター201へ上述の道案内や天気情報などを問い合わせための情報キー6b(サービス用スイッチ)を有している。
【0029】
オーディオ装置5は、上記通常の電話機機能や、メーデー機能にて音声通話を行うためのハンズフリー装置を構成するためのものである。本例では、このオーディオ装置5は、ラジオ、CD、カセットテープなどの周知のオーディオであるとともに、その音声入出力端子には、上記セルラー無線電話2の音声入出力端子が接続されている。
【0030】
オーディオ装置5は、ハンズフリー通話を行うためのスピーカー5a、マイク5bを有している。スピーカー5aは、そもそもラジオ、CDなどからの音声出力などを、車内に出力するものであって、本例では、ハンズフリー通話に兼用して使用される。一方、マイク5bは、特別にハンズフリー通話のためにオーディオ装置5へ接続されている。
【0031】
この構成により、基地局からの音声、つまり相手側の音声信号は、セルラー無線電話2→オーディオ装置5→スピーカー5aといった経路で、最終的に5aから出力される。一方、マイク5bからの入力音声は、オーディオ装置5→セルラー無線電話2を通じて、基地局へ送られる。
【0032】
電源制御部7は、車両に搭載されたバッテリ8からの電力を、通報装置1の各構成部へ供給もしくは停止するように制御するものである。電源制御部7には、図2に示すようにバッテリ8との間に、図示しないエンジンを始動して、車両を走行可能にするイグニッションスイッチ9(以下、IGスイッチ)が接続されている。電源制御部7と、IGスイッチ9との間には、電源ライン8bが接続されている。
【0033】
電源制御部7には、もう一つ、バッテリ8から電源供給行うための電源ライン8aが接続されている。このような2系統の電源ラインは、以下のように場合分けして使用される。電源制御部7は、常に電源ライン8a、8bからの入力電圧を監視しており、例えばIGスイッチ9がオンであれば、IGスイッチ9からの電源ライン8bだけから電力を得る。一方、IGスイッチ9がオフである場合は、電源ライン8bの入力電圧は0であるが、もう一方の電源ライン8aが所定以上と検出されるため、電源ライン8aから電力を供給するように内部で電力供給系をスイッチングする。
【0034】
電源制御部7は、電源ライン8aもしくは8bから電力供給を受けるが、その供給先としては、制御部4とオーディオ装置5とがある。つまり、電源制御部7は、電源ライン7aからオーディオ装置5へ電力を供給し、電源ライン7bから制御部4へ電力を供給する。また、他の構成部(セルラー無線電話2、GPS受信機3、キー操作部6)へは、制御部4を通じて電源が供給されるようになっている。
【0035】
なお、図2において、制御部4と電源制御部7とは、電源ライン7b以外に、シリアル通信による制御ライン(図示しない)で接続されており、電源制御部4は、IGスイッチ9のオンオフ状態を制御部4へ通知することがことができるし、制御部4からの指令により、電源制御部7は、オーディオ装置5への電力供給をオンオフさせることができる。
【0036】
記憶部であるメモリ10は、所定の通報先である上記センター201の電話番号、及び前記緊急通報システム端末機器1を搭載する車両の登録ナンバー(上記ID)、及び登録者などの情報を格納している。また、このメモリには、一般電話機能で使用する個人的な電話番号を登録した電話帳データが記憶されている。この電話帳データは、キー操作部6を操作することで、読み出して、発信時に利用することができる。
【0037】
次に、本実施形態の動作について図3のフローチャートに基づき説明する。図3において、先ず、ステップS401にて、IGスイッチ9がオフか否かを判断する。この判断は、IGスイッチ9がオンされると、車両に搭載された周知のオルタネータ(図示しない)が発電を開始するため、電力供給としては余裕がある状態にあり、通報装置1およびオーディオ装置5への電力供給を常時行って良いか否かを判断していることと等しい。そして、この判断結果がNOの場合、S402にてフラグに0をセットするとともに通常制御を行う。ここで、通常制御とは、以下の動作である。
【0038】
通常制御とは、全ての電源が、電源ライン8bから通報装置1に供給され、制御部4へは電源ライン7bから、オーディオ装置5へは電源ライン7aから電力供給される。これにより、各構成部は、その機能を実行することが可能となり、例えば制御部4は、キー操作部6からキー入力を受け付けるし、上述したエアバックの展開によるメーデー機能を実行する。また、GPS受信機3は、測位を開始する。
【0039】
通常制御におけるセルラー無線電話2では、電源が投入されると、周知の待ち受け動作となるように処理を行う。例えば、セルラー無線電話2は、電源が投入されると、予め決められた下り制御チャンネルのうち、先ず最初に捕捉する止まり木チャンネルをスキャンし、一つの制御チャネルを取得する。次にセルラー無線電話2は、決定した制御チャネルに対応する基地局に対して、位置登録を行ったり、基地局から待ち受け動作を行うためのチャネル情報を取得したりする。待ち受け動作は、基地局からの上記チャネル情報から、自己の呼出チャネルの周波数、タイムスロットを決定し、その呼出チャネルを周期的に受信することで、自己への呼び出し信号(着信)を待つ第1待ち受けモードとなる。この第1待ち受けモードは、例えば、呼出チャネルの受信周期として、数百ミリ秒のフレーム周期で、そのうち数十ミリ秒だけ受信動作を行う、いわゆる間欠受信を行う。
【0040】
通常制御におけるオーディオ装置5は、電源が投入されると、その内部のアンプ等からなる音声処理回路(図示しない)、スピーカー5a、マイク5bが動作可能となる。通常制御では、オーディオ装置5には常に電源が供給されている。そして、オーディオ装置5は、セルラー無線電話2の動作に応じて、その動作を通常のオーディオ(ラジオ、CD)動作と、ハンズフリー動作とを切り替える。具体的には、ラジオもしくはCDを聞いているときに、電話を発信した場合または着信があった場合、ラジオもしくはCDからの出力をスピーカー5aから出力されないようにミュートすることで、通話相手の音声をスピーカー5aから出力する。以上が通常制御の概要である。
【0041】
一方、図3のフローチャートにおいて、ステップS401の判断結果がYESの場合、つまりIGスイッチ9がオフされたと判断すると、ステップS403に進む。ステップS403では、フラグに1がセットされているか否かを判断する。このステップS403では、IGスイッチ9がオンであると、ステップS402にてフラグに0がセットされるため、IGスイッチ9がオンからオフになって、初めてステップS403に進むと、必ずNOと判断される。
【0042】
ステップS404では、タイマーをリセット処理し、次のステップS405にてタイマーをカウント(インクリメント)する。つまり、IGスイッチ9がオンからオフとなると、タイマーがリセットされて、タイマーのカウントが始まる。次にステップS406では、タイマーカウントTが所定時間A経過したか否かを判断する。この所定時間Aは、例えば8時間である。そして、この判断結果がNOである場合、S407に進み、セルラー無線電話2は第1制御モードに切り替わる。
【0043】
ここで、この第1制御モードとは、上記通常制御とは、オーディオ装置5の電源がオフとなること以外は、同様な動作であり、セルラー無線電話2は、待ち受けモードを維持する。一方、ステップS406の判断がYESの場合であり、IGスイッチ9がオフとなってからの時間が、上記所定時間Aを超えた場合には、ステップS408に進んで、タイマーのカウント時間が、所定時間B以内か否かを判断する。この所定時間Bは、本例では16時間である。そして、この判断結果がYESとなり、タイマーカウントTが8時間以上かつ16時間以内である場合は、ステップS410に進み、第2制御モード(本発明の第2待ち受けモード)に切り替わる。ここで、第2制御モードとは、上記第1制御モードと以下の点で異なる。
【0044】
第1制御モードでは、セルラー無線電話2は、非常に短い周期で呼び出し信号を受信する待ち受けモードとなったが、第2制御モードではセルラー無線電話2の電源オンオフがされることで、第1制御モードに比べて非常に長い周期で呼び出し信号を受信する。例えば、15分に1分だけ電源ライン7bから電源が供給されて、セルラー無線電話2は待ち受け動作を行う。従って、第1制御モードと比べて、第2制御モードは、基地局から呼び出し信号を受ける頻度が非常に低くなる。
【0045】
また、タイマーカウントTが所定時間B以上経過すると、ステップS411に進み、第3モードに切り替わる。ここで、第3モードは、上記第2制御モード比べて、セルラー無線電話2の電源オンオフ周期だけが異なるものであり、第3モードでは、1時間に1分だけ電源が供給されて、待ち受け動作を行う。このよようにIGスイッチ9オフとなると、その経過時間に応じて、呼び出し信号を受信する頻度が徐々に低くなる。これにより、バッテリ8の電力消費を低減できるとともに、サービス提供時間を延長できる。例えば、このサービスの一例としては、上述した遠隔サービスが該当する。
【0046】
そして、ステップS407、S410、S411での処理後は、ステップS412に進み、フラグに1をセットし、本フローチャートがリターンされる。このフラグに1をセットするのは、次にステップS403に進んだときに、その判断でNOと判断させて、IGスイッチ9がオフの間、タイマーカウントを継続して行うためである。
【0047】
次に、このようなIGスイッチ9がオフのときに、緊急通報スイッチ6aが操作されたときの処理を図4のフローチャートに基づき説明する。先ず、ステップS501では、緊急通報スイッチ6aがオンされたか否かが判断され、この判断結果がオフである場合、オーディオ装置5の電源をオフのままとして処理し、このフローチャートがリターンされる。一方、緊急通報スイッチ6aがオンされたと判断された場合には、ステップS502に進み、フラグに0をセットし、ステップS503に進む。
【0048】
ここで、ステップS502にて、フラグに0がセットされると、図3で説明したフローチャートにおけるステップS403では、NOと判断され、タイマーはリセットされる。従って、セルラー無線電話2は、ステップS407にて第1制御モードに切り替わる。その後、ステップS503に進んで、オーディオ装置5に電源を投入したのち、ステップS504に進み、センター201に電話発信することとなる。なお、オーディオ装置5に電源を投入したのは、ハンズフリー通話を行うために必要だからである。
【0049】
ここで、このステップS502からS504でのセルラー無線電話2の制御動作は、上記各第1〜第3制御モードにおいて、IGスイッチ9が押されたタイミングによって異なる。例えば、上記タイミングが第1制御モードであった場合では、そもそも電話としてはいつでも発信可能な待ち受け状態にあるため、すぐさまセンター201へ電話発信する。また、上記タイミングが、第2制御モードにおいて電源オンの待ち受け状態である場合、もしくは第3制御モードにおいて電源オンの待ち受け状態である場合でも、そもそも電話としては発信可能な待ち受け状態にあるため、センター201へ電話発信する。残りのタイミングとしては、第2制御モード、第3制御モードでの電源オフのときであるが、この場合は電源をオンとして通常の待ち受け動作としたのち、センター201へ電話発信する。
【0050】
このようにIGスイッチ9がオフのときに、緊急通報スイッチ6aがオンされると、第1制御モードとなって、8時間は通常の待ち受け動作となる。従って、センター201との通話を2分行ったとしても、その後の7時間58分は、セルラー無線電話2は、その通話の前、つまり緊急用スイッチ6aをオンする前の待ち受け状態から、呼び出し信号を受信する頻度が高い第1制御モードに切り替わる。
【0051】
次に、ステップS505では、センター201と通話中か否かを判断し、通話が終了した場合には、ステップS506にてバッテリ8の電力消費をすぐさま低減するために、オーディオ装置5への電源供給を停止する。なお、セルラー無線電話2は、待ち受け動作を継続する。
【0052】
以上のように本例では、IGスイッチ9がオフのときは、図4に示すように緊急通報スイッチ6aがオンされたときだけ、すなわち、通常の一般電話発信や、情報スイッチ6bによる操作は受付不能で禁止しているため、間違って電話を長時間使ってしまうということを未然に防止できる。
【0053】
また、本例では、IGスイッチ9がオフのときには、セルラー無線電話2への電源をオンオフ制御することで、待ち受け時間の延長を図るとともに、センター201からのサービス提供時間を長期とすることができる。そして、本例では、緊急用スイッチ6aを操作すると、セルラー無線電話2の待ち受け動作は、スイッチ操作前に比べて、非常短い周期で呼び出し信号を受信する第1待ち受けモードとなるため、緊急通報が行われたこと知った第三者(緊急センター、警察、救急センター、あるいは乗員の家族等)からの連絡を素早く受けることができる。
【0054】
(第2実施形態)
上記実施形態では、IGスイッチ9オフでの待ち受けモード変更は、通報装置1が単独で行っていたが、本第2実施形態では、この変更をセンター201から送信されたコマンドによって行うものである。以下、この処理について、図5のシーケンス図に基づき説明する。なお、この処理としては、図4のステップS502が不要となり、代わりに以下のやりとりを通報装置1とセンター201とで行う。
【0055】
先ず、処理600では、緊急用スイッチ6aが操作されて、センター201と音声回線が接続される。音声回線接続後、通報装置1は、上記ID、GPS受信機3での位置情報を送信するとともに、IGスイッチ9がオフに状態で、緊急用スイッチ6を操作したことを表すデータをセンター201へ送信する。そして、これらデータは、センター201側の処理602にて受信され、この内容を把握する。そして、通報装置1およびセンター201は、これらデータ通信を終了したのち、処理603にて音声通話を開始する。例えば、センター201では、通報装置1から送られたデータを受信すると、通報装置1にデータ受信確認信号を送信し、この確信信号を送信した時点で、音声通話に切り替える。一方、通報装置1では、センターからのデータ受信終了信号を受信すると、セルラー無線電話2は、オーディオ装置5へ音声を出力するとともに、オーディオ装置5からの音声が入力可能となる。
【0056】
次にセンター201のオペレータは、その音声通話の内容に応じて、セルラー無線電話2を遠隔操作するか否かを決定する。例えば、音声通話により、緊急用スイッチ6aの操作が誤操作だった場合や、緊急用スイッチ6aを操作したが、大した問題では無かった場合があり得る。そして、この場合では、上記第1実施形態では必ず第1制御モードに切り替わるため、無用に待ち受け動作を行って、バッテリ6の消費を早める。
【0057】
そこで、この場合に、センター201は、乗員の状況に応じて、例えば強盗にあったり、病気で体調悪くなったと判断した場合、処理604にて再びデータ通信にて待ち受け動作を制御する遠隔コマンドを通報装置1へ送信する。例えば、このコマンドとは、上記第1制御モードとなるよう制御するものである。そして、このコマンドは、処理606にて通報装置1で受信され、このコマンドを解釈して、待ち受けモードを変更設定する。
【0058】
以上のように本実施形態では、IGスイッチ9オフのときに、無用な待ち受け動作を行ってバッテリ6の電力消費を早めることを防止できる。また、本実施形態では、通報装置1は、IGスイッチ9がオフのときに緊急用スイッチ6aを操作したことを、センター201へ自動的に通知するため、センター201では、待ち受け動作を変更するためのコマンドを送信する場合があり得ることを、その通話前において事前に把握することができる。
【0059】
(変形例)
上記第1、2実施形態では、IGスイッチ9がオフされると、第1制御モードに切り替えるようにしたが、これとは異なるモードを用意し、例えば30分だけ短い周期で待ち受け動作を行うようにしても良い。
【0060】
上記第1実施形態では、待ち受け動作の制御を、通報装置1単独で変更し、第2実施形態では、センター201からの遠隔コマンドによって変更したが、これらを組み合わせても良い。
【0061】
また、上記各実施形態では、セルラー無線電話2として、デジタル方式の電話で説明したが、本発明は、デジタル方式でなくアナログ方式の無線電話でも適用できる。
【0062】
また、上記各実施形態で述べた数値は、一例であって、特に本発明を限定するものでなく、車両や、提供するサービスに応じて任意に設定すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施形態における緊急通報システムの全体構成図である。
【図2】上記各実施形態における通報装置1の全体構成図である。
【図3】上記各実施形態におけるセルラー無線電話2の制御動作を表すフローチャートである。
【図4】上記各実施形態におけるIGスイッチがオフのときに、緊急用スイッチが操作されたときの動作を表すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態における通報装置1とセンター201との間で行われる通信処理を表すシーケンス図である。
【符号の説明】
1…通報装置、
2…セルラー無線電話、
5…オーディオ装置、
6a…緊急用スイッチ、
7…電源制御部。

Claims (8)

  1. 車両を走行可能となるように操作する走行スイッチ(IG)がオフであっても、使用者により緊急用スイッチが操作された場合には、車両に搭載された緊急通報用電話機にて所定の緊急通報センターに電話する緊急電話機能を有する車両用緊急通報装置において、
    前記緊急通報用電話機は、前記使用者が任意のあて先をダイアルすることで、任意の相手と電話する一般電話機能を有し、
    前記走行スイッチがオフである場合には、前記一般電話機能の動作を禁止し、前記緊急電話機能を動作可能に許可し、
    前記走行用スイッチがオンのときには、前記緊急通報用電話機は、通常の待ち受け動作を行う第1待ち受けモードで動作し、前記走行用スイッチがオフになると、前記緊急通報用電話機は、前記第1待ち受けモードより呼び出し信号を受信する頻度が低い第2待ち受けモードで動作し、
    前記第2待ち受けモードで動作しているときに、前記緊急用スイッチによって前記所定のセンターと通話すると、その終了後における前記頻度を、前記通話前の前記第2待ち受けモードでの前記頻度よりも高くすることを特徴とする車両用緊急通報装置。
  2. 前記車両には前記緊急用スイッチの他に、所定の車両サービスセンターに電話するためのサービス用スイッチを有し、
    前記走行用スイッチがオフである場合には、前記サービス用スイッチでの電話発信をも禁止することを特徴とする請求項1記載の車両用緊急通報装置。
  3. 前記緊急通報用電話は、車内に音声を出力するスピーカーを有するオーディオ装置が搭載され、少なくとも前記緊急通報機能での電話の音声出力が、前記スピーカーから出力されるハンズフリー通話を行えるようになっており、前記オーディオ装置は、前記イグニッションスイッチがオフの場合は、電力供給が停止されるようになっており、
    前記イグニッションスイッチがオフの場合において、前記緊急用スイッチが操作された場合は、前記オーディオ装置への電源供給を開始することを特徴とする請求項1または2記載の車両用緊急通報装置。
  4. 前記緊急用スイッチによる通話が終了したときには、前記オーディオ装置への電源供給を自動的に停止することを特徴とする請求項3記載の車両用緊急通報装置。
  5. 前記通話終了後の前記頻度は、前記第1待ち受けモードと同じ動作であることを特徴とする請求項記載の車両用緊急通報装置。
  6. 車両を走行可能となるように操作する走行スイッチ(IG)がオフであっても、使用者により緊急用スイッチが操作された場合には、車両に搭載された緊急通報用電話機にて所定の緊急通報センターに電話する緊急電話機能を有する車両用緊急通報装置において、
    前記走行用スイッチがオンのときには、前記緊急通報用電話機は、通常の待ち受け動作を行う第1待ち受けモードで動作し、前記走行用スイッチがオフになると、前記緊急通報用電話機は、前記第1待ち受けモードより呼び出し信号を受信する頻度が低い第2待ち受けモードで動作し、
    前記第2待ち受けモードで動作しているときに、前記緊急用スイッチによって前記所定のセンターと通話すると、その終了後における前記頻度を、前記通話前の前記第2待ち受けモードでの前記頻度より高くするように制御することを特徴とする車両用緊急通報装置。
  7. 前記第2待ち受けモードは、前記緊急通報用電話機の電源を所定の周期でオンオフすることで、動作停止もしくは待ち受け動作を行うモードであり、
    前記頻度を高くするとは、時間当たりの前記電源オン時間を長くすることであり、前記頻度を小さくするとは、時間当たりの前記電源オン時間を短くすることであることを特徴とする請求項1または6に記載の車両用緊急通報装置。
  8. 前記第2待ち受けモードでの前記動作停止タイミングのときに、前記緊急用スイッチが操作されると、前記緊急通報用電話機を前記動作停止から発信可能な待ち受け状態とした後、前記緊急通報センターへ発信して通話することを特徴とする請求項記載の車両用緊急通報装置。
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