JP2002152419A - 緊急通報システム端末機器および緊急通報システム - Google Patents
緊急通報システム端末機器および緊急通報システムInfo
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Telephonic Communication Services (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハンドセット電話機を具備する緊急通報シス
テム端末機器において、位置データなどを緊急通報セン
ターに転送処理などを行う緊急通報連絡時の消費電力を
下げ、車両に搭載されているバッテリーからの供給電力
の削減を行う。 【解決手段】 緊急通報連絡処理時以外の通常時におい
て、緊急通報発信釦3の押下などによる緊急通報連絡処
理を開始した場合、ハンドセット電話機8への電源供給
を遮断する制御を行う。ハンドセット電話機8への電源
を遮断する場合、制御部12は、第2のトランジスタ(18
4)のベース端子に“L”信号を出力する。第2のトラ
ンジスタ(184)は、前記“L”信号により第1のトラ
ンジスタ(182)のベース端子を開放する。第1のトラ
ンジスタ(182)は、前記ベース端子が開放の場合、ハ
ンドセット電話機8への電源供給を遮断する。
テム端末機器において、位置データなどを緊急通報セン
ターに転送処理などを行う緊急通報連絡時の消費電力を
下げ、車両に搭載されているバッテリーからの供給電力
の削減を行う。 【解決手段】 緊急通報連絡処理時以外の通常時におい
て、緊急通報発信釦3の押下などによる緊急通報連絡処
理を開始した場合、ハンドセット電話機8への電源供給
を遮断する制御を行う。ハンドセット電話機8への電源
を遮断する場合、制御部12は、第2のトランジスタ(18
4)のベース端子に“L”信号を出力する。第2のトラ
ンジスタ(184)は、前記“L”信号により第1のトラ
ンジスタ(182)のベース端子を開放する。第1のトラ
ンジスタ(182)は、前記ベース端子が開放の場合、ハ
ンドセット電話機8への電源供給を遮断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緊急通報システム
端末機器および緊急通報システムに関し、特に、車両に
搭載されて、緊急時にセンターに車両の位置情報などの
データを送信する緊急通報システム端末機器に関する。
端末機器および緊急通報システムに関し、特に、車両に
搭載されて、緊急時にセンターに車両の位置情報などの
データを送信する緊急通報システム端末機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車などの車両に搭載され
て、警察、緊急通報センターなどの緊急通報システムを
管轄するセンターに通信事業者の基地局などを経由して
電話発信処理を行う緊急通報連絡手段を備えた緊急通報
システム端末機器が知られている。
て、警察、緊急通報センターなどの緊急通報システムを
管轄するセンターに通信事業者の基地局などを経由して
電話発信処理を行う緊急通報連絡手段を備えた緊急通報
システム端末機器が知られている。
【0003】従来の緊急通報システム端末機器は、自動
車電話のように、通常の電話通話においてダイヤル発
信、着信、音声通話を行うハンドセット電話機を接続
し、緊急通報システム端末機器より、ハンドセット電話
機に電源供給を行うことにより、ハンドセット電話機の
使用を可能としていた。
車電話のように、通常の電話通話においてダイヤル発
信、着信、音声通話を行うハンドセット電話機を接続
し、緊急通報システム端末機器より、ハンドセット電話
機に電源供給を行うことにより、ハンドセット電話機の
使用を可能としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の緊急通報システム端末機器では、緊急通報連絡処理
時、特にデータ通信などの音声通話を行わない場合にお
いても、ハンドセットへの電源供給を継続していた。緊
急通報連絡処理時は交通事故、故障の場合などによりエ
ンジンが停止している場合が考えられる。エンジン停止
時は、緊急通報システム端末機器、およびハンドセット
電話機に電源を供給するメインバッテリーへの充電機能
が停止しているため、消費電力の削減を行う必要があ
る。
来の緊急通報システム端末機器では、緊急通報連絡処理
時、特にデータ通信などの音声通話を行わない場合にお
いても、ハンドセットへの電源供給を継続していた。緊
急通報連絡処理時は交通事故、故障の場合などによりエ
ンジンが停止している場合が考えられる。エンジン停止
時は、緊急通報システム端末機器、およびハンドセット
電話機に電源を供給するメインバッテリーへの充電機能
が停止しているため、消費電力の削減を行う必要があ
る。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めに、緊急通報連絡処理時など、ハンドセット電話機ま
たは外部機器を使用しない場合、消費電力の削減を行う
ことができる緊急通報システム端末機器を提供すること
を目的とする。
めに、緊急通報連絡処理時など、ハンドセット電話機ま
たは外部機器を使用しない場合、消費電力の削減を行う
ことができる緊急通報システム端末機器を提供すること
を目的とする。
【0006】また、補助バッテリーからの電源供給時、
ハンドセット電話機または外部機器への電源供給を遮断
することにより消費電力を下げ、緊急通報システム端末
機器の動作継続時間を延長させるようにした緊急通報シ
ステム端末機器を提供することを目的とする。
ハンドセット電話機または外部機器への電源供給を遮断
することにより消費電力を下げ、緊急通報システム端末
機器の動作継続時間を延長させるようにした緊急通報シ
ステム端末機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両に搭載さ
れて、緊急通報発信手段の発報により、緊急通報システ
ムを管轄するセンターに自動的に緊急通報連絡処理を行
う緊急通報システム端末機器において、前記緊急通報シ
ステム端末機器に接続され、電話通話制御を行うハンド
セット電話機への電源供給制御を行う制御部を具備する
ことを特徴とする。
れて、緊急通報発信手段の発報により、緊急通報システ
ムを管轄するセンターに自動的に緊急通報連絡処理を行
う緊急通報システム端末機器において、前記緊急通報シ
ステム端末機器に接続され、電話通話制御を行うハンド
セット電話機への電源供給制御を行う制御部を具備する
ことを特徴とする。
【0008】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時などのハンドセット電話機を使用しない場
合、ハンドセット電話機への電源供給を遮断し、消費電
力の削減を行うことが可能になると共に、ハンドセット
電話機への電源供給ラインが短絡などの異常の場合にお
いても電源供給ラインを遮断することにより、電源を保
護することが可能になる。
連絡処理時などのハンドセット電話機を使用しない場
合、ハンドセット電話機への電源供給を遮断し、消費電
力の削減を行うことが可能になると共に、ハンドセット
電話機への電源供給ラインが短絡などの異常の場合にお
いても電源供給ラインを遮断することにより、電源を保
護することが可能になる。
【0009】また本発明の前記制御部は、前記ハンドセ
ット電話機への電源を遮断する制御手段を有することを
特徴とする。
ット電話機への電源を遮断する制御手段を有することを
特徴とする。
【0010】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時などのハンドセット電話機を使用しない場
合、ハンドセット電話機への電源供給を遮断し、消費電
力の削減を行うことが可能になる。
連絡処理時などのハンドセット電話機を使用しない場
合、ハンドセット電話機への電源供給を遮断し、消費電
力の削減を行うことが可能になる。
【0011】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理時、前記ハンドセット電話機への電源を遮断する制
御手段を有することを特徴とする。
処理時、前記ハンドセット電話機への電源を遮断する制
御手段を有することを特徴とする。
【0012】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時などのハンドセット電話機を使用しない場
合、ハンドセット電話機への電源供給を遮断し、消費電
力の削減を行うことが可能になる。
連絡処理時などのハンドセット電話機を使用しない場
合、ハンドセット電話機への電源供給を遮断し、消費電
力の削減を行うことが可能になる。
【0013】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理開始時に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断
する制御手段を有することを特徴とする。
処理開始時に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断
する制御手段を有することを特徴とする。
【0014】この様な構成にしたことにより、ハンドセ
ット電話機を使用することがない緊急通報連絡処理開始
時に、ハンドセット電話機への電源供給を遮断し、消費
電力の削減を行うことが可能になる。
ット電話機を使用することがない緊急通報連絡処理開始
時に、ハンドセット電話機への電源供給を遮断し、消費
電力の削減を行うことが可能になる。
【0015】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理時の自動ダイヤルにおける電話発呼中に、前記ハン
ドセット電話機への電源を遮断する制御手段を有するこ
とを特徴とする。
処理時の自動ダイヤルにおける電話発呼中に、前記ハン
ドセット電話機への電源を遮断する制御手段を有するこ
とを特徴とする。
【0016】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時の自動ダイヤルにおける電話発呼の場合、ハ
ンドセット電話機への電源供給を遮断し、消費電力の削
減を行うことが可能になる。
連絡処理時の自動ダイヤルにおける電話発呼の場合、ハ
ンドセット電話機への電源供給を遮断し、消費電力の削
減を行うことが可能になる。
【0017】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理時の、緊急通報システムを管轄する緊急通報センタ
ーに接続し着信に移行した場合に、前記ハンドセット電
話機への電源を遮断する制御手段を有することを特徴と
する。
処理時の、緊急通報システムを管轄する緊急通報センタ
ーに接続し着信に移行した場合に、前記ハンドセット電
話機への電源を遮断する制御手段を有することを特徴と
する。
【0018】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時の、緊急通報システムを管轄する緊急通報セ
ンターに接続し着信に移行した場合、ハンドセット電話
機への電源供給を遮断し、消費電力の削減を行うことが
可能になる。
連絡処理時の、緊急通報システムを管轄する緊急通報セ
ンターに接続し着信に移行した場合、ハンドセット電話
機への電源供給を遮断し、消費電力の削減を行うことが
可能になる。
【0019】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理時のデータ転送中に、前記ハンドセット電話機への
電源を遮断する制御手段を有することを特徴とする。
処理時のデータ転送中に、前記ハンドセット電話機への
電源を遮断する制御手段を有することを特徴とする。
【0020】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時におけるデータ転送の場合、ハンドセット電
話機への電源供給を遮断し、消費電力の削減を行うこと
が可能になる。
連絡処理時におけるデータ転送の場合、ハンドセット電
話機への電源供給を遮断し、消費電力の削減を行うこと
が可能になる。
【0021】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理時のデータ通信処理を終了して音声通話処理に移行
した場合、前記ハンドセット電話機への電源を遮断する
制御手段を有することを特徴とする。
処理時のデータ通信処理を終了して音声通話処理に移行
した場合、前記ハンドセット電話機への電源を遮断する
制御手段を有することを特徴とする。
【0022】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時の、データ通信処理を終了して音声通話処理
に移行した場合、ハンドセット電話機への電源供給を遮
断し、消費電力の削減を行うことが可能になる。
連絡処理時の、データ通信処理を終了して音声通話処理
に移行した場合、ハンドセット電話機への電源供給を遮
断し、消費電力の削減を行うことが可能になる。
【0023】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理時の音声通話処理時に、前記ハンドセット電話機へ
の電源を遮断する制御手段を有することを特徴とする。
処理時の音声通話処理時に、前記ハンドセット電話機へ
の電源を遮断する制御手段を有することを特徴とする。
【0024】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時における音声通話処理時に、ハンドセット電
話機への電源供給を遮断し、消費電力の削減を行うこと
が可能になる。
連絡処理時における音声通話処理時に、ハンドセット電
話機への電源供給を遮断し、消費電力の削減を行うこと
が可能になる。
【0025】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理時の音声通話処理を終了して、緊急通報呼び返し待
ち状態に移行した場合、前記ハンドセット電話機への電
源を遮断する制御手段を有することを特徴とする。
処理時の音声通話処理を終了して、緊急通報呼び返し待
ち状態に移行した場合、前記ハンドセット電話機への電
源を遮断する制御手段を有することを特徴とする。
【0026】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時の音声通話処理を終了して、緊急通報呼び返
し待ち状態に移行した時に、ハンドセット電話機への電
源供給を遮断し、消費電力の削減を行うことが可能にな
る。
連絡処理時の音声通話処理を終了して、緊急通報呼び返
し待ち状態に移行した時に、ハンドセット電話機への電
源供給を遮断し、消費電力の削減を行うことが可能にな
る。
【0027】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理時の呼び返し待ち状態に、前記ハンドセット電話機
への電源を遮断する制御手段を有することを特徴とす
る。
処理時の呼び返し待ち状態に、前記ハンドセット電話機
への電源を遮断する制御手段を有することを特徴とす
る。
【0028】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時の呼び返し待ち状態にある場合に、ハンドセ
ット電話機への電源供給を遮断し、消費電力の削減を行
うことが可能になる。
連絡処理時の呼び返し待ち状態にある場合に、ハンドセ
ット電話機への電源供給を遮断し、消費電力の削減を行
うことが可能になる。
【0029】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理開始時に前記ハンドセット電話機への電源を遮断
し、緊急通報センターに送信するデータ送信処理の終了
後、音声通話に移行する状態において、前記ハンドセッ
ト電話機への電源を供給する制御手段を有する。
処理開始時に前記ハンドセット電話機への電源を遮断
し、緊急通報センターに送信するデータ送信処理の終了
後、音声通話に移行する状態において、前記ハンドセッ
ト電話機への電源を供給する制御手段を有する。
【0030】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理開始時に前記ハンドセット電話機への電源を遮
断し、緊急通報センターに送信するデータ送信処理の終
了後の音声通話に移行する状態になった場合、電源供給
を再開して、音声通話状態でハンドセットによる音声通
話を可能にする。
連絡処理開始時に前記ハンドセット電話機への電源を遮
断し、緊急通報センターに送信するデータ送信処理の終
了後の音声通話に移行する状態になった場合、電源供給
を再開して、音声通話状態でハンドセットによる音声通
話を可能にする。
【0031】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理開始時に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断
し、緊急通報センターに送信するデータ送信処理と、前
記緊急通報センターに音声により情報を伝達する音声通
話処理の終了後の呼び返し待ち状態の移行時において、
前記ハンドセット電話機への電源を供給する制御手段を
有することを特徴とする。
処理開始時に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断
し、緊急通報センターに送信するデータ送信処理と、前
記緊急通報センターに音声により情報を伝達する音声通
話処理の終了後の呼び返し待ち状態の移行時において、
前記ハンドセット電話機への電源を供給する制御手段を
有することを特徴とする。
【0032】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理開始時に前記ハンドセット電話機への電源を遮
断し、緊急通報センターに送信するデータ送信処理と、
前記緊急通報センターに音声により情報を伝達する音声
通話処理の終了後の呼び返し待ち状態に移行する状態に
なった場合、電源供給を再開して、音声通話状態でハン
ドセットによる音声通話を可能にする。
連絡処理開始時に前記ハンドセット電話機への電源を遮
断し、緊急通報センターに送信するデータ送信処理と、
前記緊急通報センターに音声により情報を伝達する音声
通話処理の終了後の呼び返し待ち状態に移行する状態に
なった場合、電源供給を再開して、音声通話状態でハン
ドセットによる音声通話を可能にする。
【0033】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理開始時に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断
し、緊急通報センターに送信するデータ送信処理と、前
記緊急通報センターに音声により情報を伝達する音声通
話処理時と、前記緊急通報センターから電話通話を行う
時間帯である呼び返し待ち状態の終了後の緊急通報連絡
処理状態から通常状態への移行時において、前記ハンド
セット電話機への電源を供給する制御手段を有すること
を特徴とする。
処理開始時に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断
し、緊急通報センターに送信するデータ送信処理と、前
記緊急通報センターに音声により情報を伝達する音声通
話処理時と、前記緊急通報センターから電話通話を行う
時間帯である呼び返し待ち状態の終了後の緊急通報連絡
処理状態から通常状態への移行時において、前記ハンド
セット電話機への電源を供給する制御手段を有すること
を特徴とする。
【0034】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理開始時に前記ハンドセット電話機への電源を遮
断し、緊急通報センターに送信するデータ送信処理と、
前記緊急通報センターに音声により情報を伝達する音声
通話処理時と、前記緊急通報センターから電話通話を行
う時間帯である呼び返し待ち状態の終了後の緊急通報連
絡処理状態から通常状態への移行する状態になった場
合、電源供給を再開して、音声通話状態でハンドセット
による音声通話を可能にする。
連絡処理開始時に前記ハンドセット電話機への電源を遮
断し、緊急通報センターに送信するデータ送信処理と、
前記緊急通報センターに音声により情報を伝達する音声
通話処理時と、前記緊急通報センターから電話通話を行
う時間帯である呼び返し待ち状態の終了後の緊急通報連
絡処理状態から通常状態への移行する状態になった場
合、電源供給を再開して、音声通話状態でハンドセット
による音声通話を可能にする。
【0035】また本発明の前記制御部は、補助バッテリ
ーでの電源供給時に前記ハンドセット電話機への電源供
給を遮断する制御を行うことを特徴とする。
ーでの電源供給時に前記ハンドセット電話機への電源供
給を遮断する制御を行うことを特徴とする。
【0036】この様な構成にしたことにより、補助バッ
テリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機への電
源供給を遮断することで消費電力を下げ、緊急通報シス
テム端末機器の動作継続時間を延長させることが可能に
なる。
テリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機への電
源供給を遮断することで消費電力を下げ、緊急通報シス
テム端末機器の動作継続時間を延長させることが可能に
なる。
【0037】また本発明の前記制御部は、車両に搭載す
るメインバッテリーの電源が遮断され、補助バッテリー
での電源供給開始時に前記ハンドセット電話機への電源
供給を遮断する制御を行うことを特徴とする。
るメインバッテリーの電源が遮断され、補助バッテリー
での電源供給開始時に前記ハンドセット電話機への電源
供給を遮断する制御を行うことを特徴とする。
【0038】この様な構成にしたことにより、メインバ
ッテリーからの電源供給が途絶え、補助バッテリーから
の電源供給時、ハンドセット電話機への電源供給を遮断
することで消費電力を下げ、緊急通報システム端末機器
の動作継続時間を延長させることが可能になる。
ッテリーからの電源供給が途絶え、補助バッテリーから
の電源供給時、ハンドセット電話機への電源供給を遮断
することで消費電力を下げ、緊急通報システム端末機器
の動作継続時間を延長させることが可能になる。
【0039】また本発明の前記制御部は、補助バッテリ
ーでの電源供給開始時に前記ハンドセット電話機への電
源供給を遮断し、車両に搭載するメインバッテリーから
の電源供給が復帰し、前記補助バッテリーからの電源供
給の停止時に前記ハンドセット電話機への電源供給を再
開することを特徴とする。
ーでの電源供給開始時に前記ハンドセット電話機への電
源供給を遮断し、車両に搭載するメインバッテリーから
の電源供給が復帰し、前記補助バッテリーからの電源供
給の停止時に前記ハンドセット電話機への電源供給を再
開することを特徴とする。
【0040】この様な構成にしたことにより、補助バッ
テリーからの電源供給時、ハンドセット電話機への電源
供給を遮断し、車両に搭載するメインバッテリーからの
電源供給が復帰し、前記補助バッテリーからの電源供給
の停止した場合、電源供給を再開して、音声通話状態で
ハンドセットによる音声通話を可能にする。
テリーからの電源供給時、ハンドセット電話機への電源
供給を遮断し、車両に搭載するメインバッテリーからの
電源供給が復帰し、前記補助バッテリーからの電源供給
の停止した場合、電源供給を再開して、音声通話状態で
ハンドセットによる音声通話を可能にする。
【0041】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理時、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、前記
ハンドセット電話機への電源供給を遮断する制御を行う
ことを特徴とする。
処理時、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、前記
ハンドセット電話機への電源供給を遮断する制御を行う
ことを特徴とする。
【0042】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、
ハンドセット電話機への電源供給を遮断することで消費
電力を下げ、緊急通報システム端末機器の動作継続時間
を延長させることが可能になる。
連絡処理時、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、
ハンドセット電話機への電源供給を遮断することで消費
電力を下げ、緊急通報システム端末機器の動作継続時間
を延長させることが可能になる。
【0043】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理時の自動ダイヤルにおける電話発呼中、かつ補助バ
ッテリーからの電源供給時に、前記ハンドセット電話機
への電源を遮断する制御手段を有することを特徴とす
る。
処理時の自動ダイヤルにおける電話発呼中、かつ補助バ
ッテリーからの電源供給時に、前記ハンドセット電話機
への電源を遮断する制御手段を有することを特徴とす
る。
【0044】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時の自動ダイヤルにおける電話発呼中、かつ補
助バッテリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機
への電源供給を遮断することで消費電力を下げ、緊急通
報システム端末機器の動作継続時間を延長させることが
可能になる。
連絡処理時の自動ダイヤルにおける電話発呼中、かつ補
助バッテリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機
への電源供給を遮断することで消費電力を下げ、緊急通
報システム端末機器の動作継続時間を延長させることが
可能になる。
【0045】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理時の緊急通報システムを管轄する緊急通報センター
に接続し、着信に移行した場合、かつ補助バッテリーか
らの電源供給時に、前記ハンドセット電話機への電源を
遮断する制御手段を有することを特徴とする。
処理時の緊急通報システムを管轄する緊急通報センター
に接続し、着信に移行した場合、かつ補助バッテリーか
らの電源供給時に、前記ハンドセット電話機への電源を
遮断する制御手段を有することを特徴とする。
【0046】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時の緊急通報システムを管轄する緊急通報セン
ターに接続し、着信に移行した場合、かつ補助バッテリ
ーからの電源供給時に、ハンドセット電話機への電源供
給を遮断することで消費電力を下げ、緊急通報システム
端末機器の動作継続時間を延長させることが可能にな
る。
連絡処理時の緊急通報システムを管轄する緊急通報セン
ターに接続し、着信に移行した場合、かつ補助バッテリ
ーからの電源供給時に、ハンドセット電話機への電源供
給を遮断することで消費電力を下げ、緊急通報システム
端末機器の動作継続時間を延長させることが可能にな
る。
【0047】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理時のデータ転送中、かつ補助バッテリーからの電源
供給時に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断する
制御手段を有することを特徴とする。
処理時のデータ転送中、かつ補助バッテリーからの電源
供給時に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断する
制御手段を有することを特徴とする。
【0048】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時におけるデータ転送中の場合、かつ補助バッ
テリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機への電
源供給を遮断することで消費電力を下げ、緊急通報シス
テム端末機器の動作継続時間を延長させることが可能に
なる。
連絡処理時におけるデータ転送中の場合、かつ補助バッ
テリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機への電
源供給を遮断することで消費電力を下げ、緊急通報シス
テム端末機器の動作継続時間を延長させることが可能に
なる。
【0049】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理時のデータ通信処理を終了して音声通話処理に移行
した場合、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、前
記ハンドセット電話機への電源を遮断する制御手段を有
することを特徴とする。
処理時のデータ通信処理を終了して音声通話処理に移行
した場合、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、前
記ハンドセット電話機への電源を遮断する制御手段を有
することを特徴とする。
【0050】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時のデータ通信処理を終了して音声通話処理に
移行した場合、かつ補助バッテリーからの電源供給時
に、ハンドセット電話機への電源供給を遮断することで
消費電力を下げ、緊急通報システム端末機器の動作継続
時間を延長させることが可能になる。
連絡処理時のデータ通信処理を終了して音声通話処理に
移行した場合、かつ補助バッテリーからの電源供給時
に、ハンドセット電話機への電源供給を遮断することで
消費電力を下げ、緊急通報システム端末機器の動作継続
時間を延長させることが可能になる。
【0051】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理時の音声通話処理時、かつ補助バッテリーからの電
源供給時に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断す
る制御手段を有することを特徴とする。
処理時の音声通話処理時、かつ補助バッテリーからの電
源供給時に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断す
る制御手段を有することを特徴とする。
【0052】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時の音声通話処理時、かつ補助バッテリーから
の電源供給時に、ハンドセット電話機への電源供給を遮
断することで消費電力を下げ、緊急通報システム端末機
器の動作継続時間を延長させることが可能になる。
連絡処理時の音声通話処理時、かつ補助バッテリーから
の電源供給時に、ハンドセット電話機への電源供給を遮
断することで消費電力を下げ、緊急通報システム端末機
器の動作継続時間を延長させることが可能になる。
【0053】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理時の音声通話処理を終了して、緊急通報呼び返し待
ち状態に移行した場合、かつ補助バッテリーからの電源
供給時に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断する
制御手段を有することを特徴とする。
処理時の音声通話処理を終了して、緊急通報呼び返し待
ち状態に移行した場合、かつ補助バッテリーからの電源
供給時に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断する
制御手段を有することを特徴とする。
【0054】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時の音声通話処理を終了して、緊急通報呼び返
し待ち状態に移行した場合、かつ補助バッテリーからの
電源供給時に、ハンドセット電話機への電源供給を遮断
することで消費電力を下げ、緊急通報システム端末機器
の動作継続時間を延長させることが可能になる。
連絡処理時の音声通話処理を終了して、緊急通報呼び返
し待ち状態に移行した場合、かつ補助バッテリーからの
電源供給時に、ハンドセット電話機への電源供給を遮断
することで消費電力を下げ、緊急通報システム端末機器
の動作継続時間を延長させることが可能になる。
【0055】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理時の呼び返し待ち状態に移行し、かつ補助バッテリ
ーからの電源供給時に、前記ハンドセット電話機への電
源を遮断する制御手段を有することを特徴とする。
処理時の呼び返し待ち状態に移行し、かつ補助バッテリ
ーからの電源供給時に、前記ハンドセット電話機への電
源を遮断する制御手段を有することを特徴とする。
【0056】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時の呼び返し待ち状態に移行し、かつ補助バッ
テリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機への電
源供給を遮断することで消費電力を下げ、緊急通報シス
テム端末機器の動作継続時間を延長させることが可能に
なる。
連絡処理時の呼び返し待ち状態に移行し、かつ補助バッ
テリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機への電
源供給を遮断することで消費電力を下げ、緊急通報シス
テム端末機器の動作継続時間を延長させることが可能に
なる。
【0057】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理開始時、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、
前記ハンドセット電話機への電源を遮断し、緊急通報セ
ンターに送信するデータ送信処理の終了後に音声通話に
移行する状態において、前記ハンドセット電話機への電
源を供給する制御手段を有することを特徴とする。
処理開始時、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、
前記ハンドセット電話機への電源を遮断し、緊急通報セ
ンターに送信するデータ送信処理の終了後に音声通話に
移行する状態において、前記ハンドセット電話機への電
源を供給する制御手段を有することを特徴とする。
【0058】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理開始時、かつ補助バッテリーからの電源供給時
に、ハンドセット電話機への電源供給を遮断し、緊急通
報センターに送信するデータ送信処理の終了後に音声通
話に移行する状態になった場合、電源供給を再開して、
音声通話状態でハンドセットによる音声通話を可能にす
る。
連絡処理開始時、かつ補助バッテリーからの電源供給時
に、ハンドセット電話機への電源供給を遮断し、緊急通
報センターに送信するデータ送信処理の終了後に音声通
話に移行する状態になった場合、電源供給を再開して、
音声通話状態でハンドセットによる音声通話を可能にす
る。
【0059】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理開始時、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、
前記ハンドセット電話機への電源を遮断し、緊急通報セ
ンターに送信するデータ送信処理と、前記緊急通報セン
ターに音声により情報を伝達する音声通話処理の終了後
の呼び返し待ち状態に移行時のうち少なくともいずれか
一つの場合において、前記ハンドセット電話機への電源
を供給する制御手段を有することを特徴とする。
処理開始時、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、
前記ハンドセット電話機への電源を遮断し、緊急通報セ
ンターに送信するデータ送信処理と、前記緊急通報セン
ターに音声により情報を伝達する音声通話処理の終了後
の呼び返し待ち状態に移行時のうち少なくともいずれか
一つの場合において、前記ハンドセット電話機への電源
を供給する制御手段を有することを特徴とする。
【0060】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理開始時、かつ補助バッテリーからの電源供給時
に、ハンドセット電話機への電源供給を遮断し、緊急通
報センターに送信するデータ送信処理と、前記緊急通報
センターに音声により情報を伝達する音声通話処理の終
了後の呼び返し待ち状態に移行時のうち少なくともいず
れか一つの場合に、電源供給を再開して、音声通話状態
でハンドセットによる音声通話を可能にする。
連絡処理開始時、かつ補助バッテリーからの電源供給時
に、ハンドセット電話機への電源供給を遮断し、緊急通
報センターに送信するデータ送信処理と、前記緊急通報
センターに音声により情報を伝達する音声通話処理の終
了後の呼び返し待ち状態に移行時のうち少なくともいず
れか一つの場合に、電源供給を再開して、音声通話状態
でハンドセットによる音声通話を可能にする。
【0061】また本発明の前記制御部は、緊急通報連絡
処理開始時、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、
前記ハンドセット電話機への電源を遮断し、緊急通報セ
ンターに送信するデータ送信処理と、前記緊急通報セン
ターに音声により情報を伝達する音声通話処理と、前記
緊急通報センターから電話通話を行う時間帯である呼び
返し待ち状態の終了後に緊急通報連絡処理状態から通常
状態への移行時において、前記ハンドセット電話機への
電源を供給する制御手段を有することを特徴とする。
処理開始時、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、
前記ハンドセット電話機への電源を遮断し、緊急通報セ
ンターに送信するデータ送信処理と、前記緊急通報セン
ターに音声により情報を伝達する音声通話処理と、前記
緊急通報センターから電話通話を行う時間帯である呼び
返し待ち状態の終了後に緊急通報連絡処理状態から通常
状態への移行時において、前記ハンドセット電話機への
電源を供給する制御手段を有することを特徴とする。
【0062】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理開始時、かつ補助バッテリーからの電源供給時
に、ハンドセット電話機への電源供給を遮断し、緊急通
報センターに送信するデータ送信処理と、前記緊急通報
センターに音声により情報を伝達する音声通話処理と、
前記緊急通報センターから電話通話を行う時間帯である
呼び返し待ち状態の終了後に緊急通報連絡処理状態から
通常状態への移行時に、電源供給を再開して、音声通話
状態でハンドセットによる音声通話を可能にする。
連絡処理開始時、かつ補助バッテリーからの電源供給時
に、ハンドセット電話機への電源供給を遮断し、緊急通
報センターに送信するデータ送信処理と、前記緊急通報
センターに音声により情報を伝達する音声通話処理と、
前記緊急通報センターから電話通話を行う時間帯である
呼び返し待ち状態の終了後に緊急通報連絡処理状態から
通常状態への移行時に、電源供給を再開して、音声通話
状態でハンドセットによる音声通話を可能にする。
【0063】また本発明の前記制御部は、前記ハンドセ
ット電話機への電源供給、遮断制御にリレーを用い、前
記リレーのオン又はオフにより、電源供給制御を行うこ
とを特徴とする。
ット電話機への電源供給、遮断制御にリレーを用い、前
記リレーのオン又はオフにより、電源供給制御を行うこ
とを特徴とする。
【0064】この様な構成にしたことにより、ハンドセ
ット電話機への電源供給、遮断制御をリレーを用いて確
実に行うことが可能になる。
ット電話機への電源供給、遮断制御をリレーを用いて確
実に行うことが可能になる。
【0065】また本発明の前記制御部は、前記ハンドセ
ット電話機への電源供給、遮断制御にトランジスタを用
い、前記トランジスタのオン又はオフにより、電源供給
制御を行うことを特徴とする。
ット電話機への電源供給、遮断制御にトランジスタを用
い、前記トランジスタのオン又はオフにより、電源供給
制御を行うことを特徴とする。
【0066】この様な構成にしたことにより、ハンドセ
ット電話機への電源供給、遮断制御をトランジスタを用
いて確実に行うことが可能になる。
ット電話機への電源供給、遮断制御をトランジスタを用
いて確実に行うことが可能になる。
【0067】また本発明は、前記ハンドセット電話機の
代わりに外部機器を用いたことを特徴とする。
代わりに外部機器を用いたことを特徴とする。
【0068】この様な構成にしたことにより、前記ハン
ドセット電話機の場合と同様に、緊急通報連絡処理時な
どの外部機器を使用しない場合、外部機器への電源供給
を遮断し、消費電力の削減を行うことが可能になる。ま
た、補助バッテリーからの電源供給時、外部機器への電
源供給を遮断することにより消費電力を下げ、緊急通報
システム端末機器の動作継続時間を延長させることが可
能になる。
ドセット電話機の場合と同様に、緊急通報連絡処理時な
どの外部機器を使用しない場合、外部機器への電源供給
を遮断し、消費電力の削減を行うことが可能になる。ま
た、補助バッテリーからの電源供給時、外部機器への電
源供給を遮断することにより消費電力を下げ、緊急通報
システム端末機器の動作継続時間を延長させることが可
能になる。
【0069】また本発明の緊急通報システムは、前記し
た緊急通報システム端末機器と、緊急通報システムを統
括して、前記緊急通報システム端末機器から緊急通報発
信信号を受信する緊急通報センターとを含むことを特徴
とする。
た緊急通報システム端末機器と、緊急通報システムを統
括して、前記緊急通報システム端末機器から緊急通報発
信信号を受信する緊急通報センターとを含むことを特徴
とする。
【0070】この様な構成にしたことにより、緊急通報
連絡処理時などのハンドセット電話機又は外部機器を使
用しない場合、ハンドセット電話機又は外部機器への電
源供給を遮断し、消費電力の削減を行うことが可能にな
る。また、補助バッテリーからの電源供給時、ハンドセ
ット電話機又は外部機器への電源供給を遮断することに
より消費電力を下げ、緊急通報システム端末機器の動作
継続時間を延長させることが可能になる緊急通報システ
ムを構築することができる。
連絡処理時などのハンドセット電話機又は外部機器を使
用しない場合、ハンドセット電話機又は外部機器への電
源供給を遮断し、消費電力の削減を行うことが可能にな
る。また、補助バッテリーからの電源供給時、ハンドセ
ット電話機又は外部機器への電源供給を遮断することに
より消費電力を下げ、緊急通報システム端末機器の動作
継続時間を延長させることが可能になる緊急通報システ
ムを構築することができる。
【0071】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図5を参照しながら詳細に説明する。
て、図1〜図5を参照しながら詳細に説明する。
【0072】(実施の形態1)本発明の実施の形態1
は、緊急通報連絡処理時などハンドセット電話機を使用
しない場合、前記ハンドセット電話機への供給電源を遮
断することにより消費電力を下げる手段を有する緊急通
報システム端末機器である。
は、緊急通報連絡処理時などハンドセット電話機を使用
しない場合、前記ハンドセット電話機への供給電源を遮
断することにより消費電力を下げる手段を有する緊急通
報システム端末機器である。
【0073】図1は、本発明の実施の形態1における緊
急通報システム端末機器の構成を示すブロック図であ
る。図1において、緊急通報システム端末機器1は、自
動車などの車両に搭載されて、交通事故、急病などの緊
急時に、警察や緊急通報センターなどの緊急通報システ
ムを管轄するセンター(以下、センターという。)に、
現在の車両の位置情報や登録車両などのデータを送信し
て、緊急車両出動要請を行う装置である。通信アンテナ
2は、緊急通報連絡手段11からの発信信号を、通信事業
者の基地局に伝送すると共に、通信事業者からの受信信
号を緊急通報連絡手段11に出力する。緊急通報発信釦3
は、利用者が交通事故や急病時などの緊急時に押下し、
緊急通報発信処理を開始するための信号を生成する操作
釦である。なお、緊急通報発信釦3に加えて、車両の衝
突時の衝撃を検出してエアバッグ用衝撃センサを利用し
て緊急通報発信処理を開始するようにしてもよい。GP
Sアンテナ4は、GPS衛星からのデータを受信するア
ンテナである。メインバッテリー5は、車両の電装機器
に電源を供給すると共に、緊急通報システム端末機器1
に電源供給を行うバッテリーである。マイク6は、緊急
通報連絡処理の音声通話連絡時に、利用者の音声を緊急
通報システム端末機器1に出力するマイク、および増幅
回路などを内蔵したマイクモジュールである。スピーカ
7は、前記音声通話連絡時に、センターからの受信音声
信号を鳴音する。ハンドセット電話機8は、通常の電話
通話機能であるダイヤル発信、着信、音声通話処理を行
う電話機であり、緊急通報システム端末機器1からの電
源供給により動作を行う。図4はハンドセット電話機8
の概要を示している。図4においてハンドセット電話機
8は、スピーカ200と、表示部202と、テンキーなどから
なる操作部203と、マイク204と、音声制御回路205と、
表示部202の制御及び操作部203の操作指令を緊急通報シ
ステム端末機器1との通信制御を行う通信制御部207に
伝送するための制御部206とから構成されている。
急通報システム端末機器の構成を示すブロック図であ
る。図1において、緊急通報システム端末機器1は、自
動車などの車両に搭載されて、交通事故、急病などの緊
急時に、警察や緊急通報センターなどの緊急通報システ
ムを管轄するセンター(以下、センターという。)に、
現在の車両の位置情報や登録車両などのデータを送信し
て、緊急車両出動要請を行う装置である。通信アンテナ
2は、緊急通報連絡手段11からの発信信号を、通信事業
者の基地局に伝送すると共に、通信事業者からの受信信
号を緊急通報連絡手段11に出力する。緊急通報発信釦3
は、利用者が交通事故や急病時などの緊急時に押下し、
緊急通報発信処理を開始するための信号を生成する操作
釦である。なお、緊急通報発信釦3に加えて、車両の衝
突時の衝撃を検出してエアバッグ用衝撃センサを利用し
て緊急通報発信処理を開始するようにしてもよい。GP
Sアンテナ4は、GPS衛星からのデータを受信するア
ンテナである。メインバッテリー5は、車両の電装機器
に電源を供給すると共に、緊急通報システム端末機器1
に電源供給を行うバッテリーである。マイク6は、緊急
通報連絡処理の音声通話連絡時に、利用者の音声を緊急
通報システム端末機器1に出力するマイク、および増幅
回路などを内蔵したマイクモジュールである。スピーカ
7は、前記音声通話連絡時に、センターからの受信音声
信号を鳴音する。ハンドセット電話機8は、通常の電話
通話機能であるダイヤル発信、着信、音声通話処理を行
う電話機であり、緊急通報システム端末機器1からの電
源供給により動作を行う。図4はハンドセット電話機8
の概要を示している。図4においてハンドセット電話機
8は、スピーカ200と、表示部202と、テンキーなどから
なる操作部203と、マイク204と、音声制御回路205と、
表示部202の制御及び操作部203の操作指令を緊急通報シ
ステム端末機器1との通信制御を行う通信制御部207に
伝送するための制御部206とから構成されている。
【0074】緊急通報システム端末機器1において、緊
急通報連絡手段11は、制御部12からの発信要求信号に対
し、制御部12から入力した電話番号により通信事業者の
基地局などを経由して、その電話番号に該当する通話相
手に電話発信処理を開始する。通話相手からの発信応答
もしくは通話中信号などの通話中に移行する信号を受信
した場合、音声通話制御、もしくはデータ通信制御に移
行すると共に、通話中に移行したことを知らせる信号を
制御部12に出力する。さらに制御部12から入力した、車
両の進行方向や向きなどの情報、および位置情報などの
データを、通信事業者の基地局などを経由して、その電
話番号に該当する通話相手であるセンターに発信する処
理を行う。
急通報連絡手段11は、制御部12からの発信要求信号に対
し、制御部12から入力した電話番号により通信事業者の
基地局などを経由して、その電話番号に該当する通話相
手に電話発信処理を開始する。通話相手からの発信応答
もしくは通話中信号などの通話中に移行する信号を受信
した場合、音声通話制御、もしくはデータ通信制御に移
行すると共に、通話中に移行したことを知らせる信号を
制御部12に出力する。さらに制御部12から入力した、車
両の進行方向や向きなどの情報、および位置情報などの
データを、通信事業者の基地局などを経由して、その電
話番号に該当する通話相手であるセンターに発信する処
理を行う。
【0075】制御部12は、位置情報取得処理部14より取
得した位置情報などのデータを、記憶部15に記録する制
御を行う。車両走行に伴い所定時間毎又は所定距離毎に
車両の位置情報を記憶部15に記録する。さらに緊急通報
発信釦3からの操作信号により、緊急通報要求があった
ことを認識し、ハンドセット電話機8への電源供給を遮
断する制御を行うと共に、緊急通報連絡処理を開始する
ために、位置情報取得処理部14より入手し記憶部15に記
録した位置情報などのデータを入力する。さらに、記憶
部15からセンターの電話番号を取得する。その電話番号
を用いて緊急通報連絡手段11に電話の発信要求を行う。
さらに、緊急通報連絡手段11から、その電話番号に該当
する通話相手からの応答信号、もしくは通話中信号など
の通話中に移行する信号を受信した場合、通話状態に移
行したことを認識する。また記憶部15に記録されている
位置情報取得処理部14から入手した位置情報履歴データ
を通信事業者の基地局などを経由して当該電話番号に対
応する通話相手であるセンターに発信するための信号を
緊急通報連絡手段11に出力する処理を行う。
得した位置情報などのデータを、記憶部15に記録する制
御を行う。車両走行に伴い所定時間毎又は所定距離毎に
車両の位置情報を記憶部15に記録する。さらに緊急通報
発信釦3からの操作信号により、緊急通報要求があった
ことを認識し、ハンドセット電話機8への電源供給を遮
断する制御を行うと共に、緊急通報連絡処理を開始する
ために、位置情報取得処理部14より入手し記憶部15に記
録した位置情報などのデータを入力する。さらに、記憶
部15からセンターの電話番号を取得する。その電話番号
を用いて緊急通報連絡手段11に電話の発信要求を行う。
さらに、緊急通報連絡手段11から、その電話番号に該当
する通話相手からの応答信号、もしくは通話中信号など
の通話中に移行する信号を受信した場合、通話状態に移
行したことを認識する。また記憶部15に記録されている
位置情報取得処理部14から入手した位置情報履歴データ
を通信事業者の基地局などを経由して当該電話番号に対
応する通話相手であるセンターに発信するための信号を
緊急通報連絡手段11に出力する処理を行う。
【0076】ジャイロセンサ13は、車両の進行方向や向
きなどの情報を生成する。位置情報取得処理部14は、制
御部12に対し、ジャイロセンサ13からのデータ、GPS
受信機16がGPSアンテナ4から受信したデータなどに
より生成した位置情報データを出力する。記憶部15は、
センターの電話番号、および緊急通報システム端末機器
1を搭載する車両の登録ナンバー、位置情報取得処理部
14で生成した位置情報などの情報を記録するメモリであ
って、制御部12からの要求信号により記録したデータを
出力する処理を行う。GPS受信機16は、GPSアンテ
ナ4から入手したデータにより、位置情報データを位置
情報取得処理部14に出力する処理を行う。ハンズフリー
装置17は、緊急通報連絡処理時のハンズフリー音声通話
を実現するために、信号処理、およびレベル調整機能に
より、音声通話時に利用者からの送信音声信号、および
センターからの受信音声信号の音声信号に対して、エコ
ーキャンセル処理、ハウリング制御処理を行う信号処理
装置である。
きなどの情報を生成する。位置情報取得処理部14は、制
御部12に対し、ジャイロセンサ13からのデータ、GPS
受信機16がGPSアンテナ4から受信したデータなどに
より生成した位置情報データを出力する。記憶部15は、
センターの電話番号、および緊急通報システム端末機器
1を搭載する車両の登録ナンバー、位置情報取得処理部
14で生成した位置情報などの情報を記録するメモリであ
って、制御部12からの要求信号により記録したデータを
出力する処理を行う。GPS受信機16は、GPSアンテ
ナ4から入手したデータにより、位置情報データを位置
情報取得処理部14に出力する処理を行う。ハンズフリー
装置17は、緊急通報連絡処理時のハンズフリー音声通話
を実現するために、信号処理、およびレベル調整機能に
より、音声通話時に利用者からの送信音声信号、および
センターからの受信音声信号の音声信号に対して、エコ
ーキャンセル処理、ハウリング制御処理を行う信号処理
装置である。
【0077】電源制御装置18は、緊急通報システム端末
機器1の内部回路へ電源を供給すると共に、制御部12か
らの制御信号によりハンドセット電話機8への電源供
給、電源遮断処理を行う。
機器1の内部回路へ電源を供給すると共に、制御部12か
らの制御信号によりハンドセット電話機8への電源供
給、電源遮断処理を行う。
【0078】上記のように構成された本発明の実施の形
態1における緊急通報システム端末機器の動作を説明す
る。図1において、緊急通報連絡処理以外の通常時、位
置情報取得処理部14は、ジャイロセンサ13からのデー
タ、GPS受信機16がGPSアンテナ4から受信したデ
ータなどにより、車両の位置情報データ、車両の進行方
位データなどを生成する。制御部12は、位置情報取得処
理部14より定期的に位置情報などのデータを取得し、記
憶部15に記録する処理を行う。
態1における緊急通報システム端末機器の動作を説明す
る。図1において、緊急通報連絡処理以外の通常時、位
置情報取得処理部14は、ジャイロセンサ13からのデー
タ、GPS受信機16がGPSアンテナ4から受信したデ
ータなどにより、車両の位置情報データ、車両の進行方
位データなどを生成する。制御部12は、位置情報取得処
理部14より定期的に位置情報などのデータを取得し、記
憶部15に記録する処理を行う。
【0079】制御部12は、電源制御装置18に対して、ハ
ンドセット電話機8への電源供給を行う制御信号を出力
する。電源制御装置18は、前記制御信号によりハンドセ
ット電話機8への電源供給を行う。利用者はハンドセッ
ト電話機8を用いてダイヤル発信処理、着信処理、音声
通話処理など自動車電話と同様の機能を使用する事がで
きる。
ンドセット電話機8への電源供給を行う制御信号を出力
する。電源制御装置18は、前記制御信号によりハンドセ
ット電話機8への電源供給を行う。利用者はハンドセッ
ト電話機8を用いてダイヤル発信処理、着信処理、音声
通話処理など自動車電話と同様の機能を使用する事がで
きる。
【0080】また、利用者は、交通事故、急病などの緊
急時に、緊急通報発信釦3を押下する。緊急通報発信釦
3は、利用者の押下により、押下されたことを示す信号
を制御部12に出力する。制御部12は、緊急通報発信釦3
からの操作信号により、緊急通報発信要求があったこと
を認識し、緊急通報連絡処理を開始する。
急時に、緊急通報発信釦3を押下する。緊急通報発信釦
3は、利用者の押下により、押下されたことを示す信号
を制御部12に出力する。制御部12は、緊急通報発信釦3
からの操作信号により、緊急通報発信要求があったこと
を認識し、緊急通報連絡処理を開始する。
【0081】緊急通報連絡処理時には、制御部12は、電
源制御装置18に対して、ハンドセット電話機8への電源
供給を遮断する制御信号を出力する。電源制御装置18
は、前記制御信号によりハンドセット電話機8への電源
供給を遮断し、消費電力の削減を行う。
源制御装置18に対して、ハンドセット電話機8への電源
供給を遮断する制御信号を出力する。電源制御装置18
は、前記制御信号によりハンドセット電話機8への電源
供給を遮断し、消費電力の削減を行う。
【0082】さらに制御部12は、記憶部15から蓄積した
位置情報などのデータ、およびセンターの電話番号を取
得すると共に、その電話番号を用いて緊急通報連絡手段
11に電話の発信要求を行う。緊急通報連絡手段11は、通
信アンテナ2を用いて、通信事業者の基地局などを経由
してその電話番号に該当する通話相手に電話発信処理を
開始する。
位置情報などのデータ、およびセンターの電話番号を取
得すると共に、その電話番号を用いて緊急通報連絡手段
11に電話の発信要求を行う。緊急通報連絡手段11は、通
信アンテナ2を用いて、通信事業者の基地局などを経由
してその電話番号に該当する通話相手に電話発信処理を
開始する。
【0083】緊急通報連絡手段11は、通話相手からの発
信応答、もしくは通話中信号などの通話中に移行する信
号を受信した場合、通話状態に移行したと認識し、音声
通話制御、もしくはデータ通信制御に移行すると共に、
通話中に移行したことを知らせる信号を制御部12に出力
する。制御部12は、通話に成功したと判断し、位置情報
などのデータを通信事業者の基地局などを経由して当該
電話番号に対応する通話相手であるセンターに送信する
処理を行う。
信応答、もしくは通話中信号などの通話中に移行する信
号を受信した場合、通話状態に移行したと認識し、音声
通話制御、もしくはデータ通信制御に移行すると共に、
通話中に移行したことを知らせる信号を制御部12に出力
する。制御部12は、通話に成功したと判断し、位置情報
などのデータを通信事業者の基地局などを経由して当該
電話番号に対応する通話相手であるセンターに送信する
処理を行う。
【0084】前記センターは、緊急通報システム端末機
器1からの位置情報データを全て受信した場合、音声通
話に切替える処理を行う。緊急通報システム端末機器1
に内蔵する緊急通報連絡手段11は、音声通話に移行した
ことを示す信号を受信した場合、前記音声通話に移行し
たことを示す信号を、制御部12に出力する。制御部12
は、音声通話に移行したことを示す信号を受信した場
合、緊急通報連絡手段11と、ハンズフリー装置17の音声
経路を接続する制御を行い、音声通話連絡処理に移行す
る。
器1からの位置情報データを全て受信した場合、音声通
話に切替える処理を行う。緊急通報システム端末機器1
に内蔵する緊急通報連絡手段11は、音声通話に移行した
ことを示す信号を受信した場合、前記音声通話に移行し
たことを示す信号を、制御部12に出力する。制御部12
は、音声通話に移行したことを示す信号を受信した場
合、緊急通報連絡手段11と、ハンズフリー装置17の音声
経路を接続する制御を行い、音声通話連絡処理に移行す
る。
【0085】音声通話連絡処理時、緊急通報連絡手段11
は、センターからの受信音声信号をハンズフリー装置17
に出力する。ハンズフリー装置17は、その内部に有する
信号処理回路を用いて、前記受信音声信号より音声レベ
ル、および周波数特性などを取得し、前記受信音声信号
の音声レベルを上げるなどの処理を行い、スピーカ7に
出力する。スピーカ7は、ハンズフリー装置17から入力
した受信音声信号を鳴音する処理を行い、利用者に伝達
する。
は、センターからの受信音声信号をハンズフリー装置17
に出力する。ハンズフリー装置17は、その内部に有する
信号処理回路を用いて、前記受信音声信号より音声レベ
ル、および周波数特性などを取得し、前記受信音声信号
の音声レベルを上げるなどの処理を行い、スピーカ7に
出力する。スピーカ7は、ハンズフリー装置17から入力
した受信音声信号を鳴音する処理を行い、利用者に伝達
する。
【0086】マイク6は、利用者からの音声信号、およ
びスピーカ7から鳴音された受信音声信号を取得し、ハ
ンズフリー装置17に出力する。ハンズフリー装置17は、
前記受信音声信号から取得した前記音声レベル、周波数
特性と同様の信号成分を有する送信信号が入力された場
合、マイク6により入力した受信音声信号のエコー成分
と判断し、前記エコー成分を除去する処理を行い、緊急
通報連絡手段11に出力する。緊急通報連絡手段11は、ハ
ンズフリー装置17からの送信音声信号を受信し、センタ
ーに送信する処理を行う。
びスピーカ7から鳴音された受信音声信号を取得し、ハ
ンズフリー装置17に出力する。ハンズフリー装置17は、
前記受信音声信号から取得した前記音声レベル、周波数
特性と同様の信号成分を有する送信信号が入力された場
合、マイク6により入力した受信音声信号のエコー成分
と判断し、前記エコー成分を除去する処理を行い、緊急
通報連絡手段11に出力する。緊急通報連絡手段11は、ハ
ンズフリー装置17からの送信音声信号を受信し、センタ
ーに送信する処理を行う。
【0087】前記音声通話連絡処理を終了した場合、緊
急通報システム端末機器1は、呼び返し待ち状態に移行
し、センターからの音声通話着信待ちを行う。前記呼び
返し待ち状態において、センターからの音声着信が発生
した場合、自動着信、および音声通話処理に移行し、音
声通話連絡処理を再開する。また、呼び返し待ち状態に
移行してから一定時間経過してもセンターからの音声着
信が発生しない場合、前記呼び返し待ち状態を解除し、
通常状態に移行する。前記通常状態に復帰した場合、制
御部12は、電源制御装置18に対して、ハンドセット電話
機8への電源供給を再開する信号を出力する。電源制御
装置18は、制御部12からの制御信号により、ハンドセッ
ト電話機8への電源供給を再開し、利用者は通常の自動
車電話として使用することが可能となる。
急通報システム端末機器1は、呼び返し待ち状態に移行
し、センターからの音声通話着信待ちを行う。前記呼び
返し待ち状態において、センターからの音声着信が発生
した場合、自動着信、および音声通話処理に移行し、音
声通話連絡処理を再開する。また、呼び返し待ち状態に
移行してから一定時間経過してもセンターからの音声着
信が発生しない場合、前記呼び返し待ち状態を解除し、
通常状態に移行する。前記通常状態に復帰した場合、制
御部12は、電源制御装置18に対して、ハンドセット電話
機8への電源供給を再開する信号を出力する。電源制御
装置18は、制御部12からの制御信号により、ハンドセッ
ト電話機8への電源供給を再開し、利用者は通常の自動
車電話として使用することが可能となる。
【0088】ハンドセット電話機8への電源遮断制御を
行うタイミングは、緊急通報連絡処理開始時以外に、デ
ータ通信開始時、音声通話移行時などに設定してもよ
い、また、ハンドセット電話機8への電源供給再開を行
うタイミングは、緊急通報連絡処理の音声通話連絡処理
開始時、もしくは音声通話連絡処理終了時などに設定し
てもよい。
行うタイミングは、緊急通報連絡処理開始時以外に、デ
ータ通信開始時、音声通話移行時などに設定してもよ
い、また、ハンドセット電話機8への電源供給再開を行
うタイミングは、緊急通報連絡処理の音声通話連絡処理
開始時、もしくは音声通話連絡処理終了時などに設定し
てもよい。
【0089】図2は、上記した実施の形態1における電
源制御装置18の具体例である。図2において、メインバ
ッテリー5は、図1のメインバッテリー5と同様のバッ
テリーである。ハンドセット電話機8は、図1のハンド
セット電話機8と同様のハンドセット電話機である。制
御部12は、図1の制御部12と同様のマイコンなどで構成
される制御部である。電源制御装置18は、図1の電源制
御装置18と同様の電源制御装置である。
源制御装置18の具体例である。図2において、メインバ
ッテリー5は、図1のメインバッテリー5と同様のバッ
テリーである。ハンドセット電話機8は、図1のハンド
セット電話機8と同様のハンドセット電話機である。制
御部12は、図1の制御部12と同様のマイコンなどで構成
される制御部である。電源制御装置18は、図1の電源制
御装置18と同様の電源制御装置である。
【0090】電源制御装置18において、内部電源供給装
置181は、緊急通報システム端末機器1の内部供給電源
を生成する電源回路である。第1のトランジスタ(182)
は、ハンドセット電話機8への電源供給、遮断を行う電
源スイッチ用トランジスタである。抵抗183は、第1の
トランジスタ(182)と、第2のトランジスタ(184)を接続
する保護用の抵抗器である。第2のトランジスタ(18
4)は、制御部12からの信号により、第1のトランジス
タ(182)のベース端子を制御するトランジスタである。
ハンドセット電話機8の構成は図4に示す通りであり、
音声制御回路205、通信制御部207は緊急通報システム端
末機器1に接続されている。
置181は、緊急通報システム端末機器1の内部供給電源
を生成する電源回路である。第1のトランジスタ(182)
は、ハンドセット電話機8への電源供給、遮断を行う電
源スイッチ用トランジスタである。抵抗183は、第1の
トランジスタ(182)と、第2のトランジスタ(184)を接続
する保護用の抵抗器である。第2のトランジスタ(18
4)は、制御部12からの信号により、第1のトランジス
タ(182)のベース端子を制御するトランジスタである。
ハンドセット電話機8の構成は図4に示す通りであり、
音声制御回路205、通信制御部207は緊急通報システム端
末機器1に接続されている。
【0091】緊急通報連絡処理時以外の通常時には、ハ
ンドセット電話機8へ電源を供給し、緊急通報連絡手段
11の内部に有する無線電話機能を有する緊急通報連絡手
段を用いての自動車電話機能を利用者に提供する。
ンドセット電話機8へ電源を供給し、緊急通報連絡手段
11の内部に有する無線電話機能を有する緊急通報連絡手
段を用いての自動車電話機能を利用者に提供する。
【0092】ハンドセット電話機8へ電源を供給する場
合、制御部12は、第2のトランジスタ(184)のベース
端子に“H”信号を出力する。第2のトランジスタ(18
4)は、前記“H”信号により第1のトランジスタ(18
2)のベース端子を抵抗183を介してGNDに接続する。
第1のトランジスタ(182)は、前記ベース端子が
“L”の場合、メインバッテリー5の電源をハンドセッ
ト電話機8に供給する。
合、制御部12は、第2のトランジスタ(184)のベース
端子に“H”信号を出力する。第2のトランジスタ(18
4)は、前記“H”信号により第1のトランジスタ(18
2)のベース端子を抵抗183を介してGNDに接続する。
第1のトランジスタ(182)は、前記ベース端子が
“L”の場合、メインバッテリー5の電源をハンドセッ
ト電話機8に供給する。
【0093】前記緊急通報連絡処理時以外の通常時にお
いて、緊急通報発信釦3の押下などによる緊急通報連絡
処理を開始した場合、ハンドセット電話機8への電源供
給を遮断する制御を行う。ハンドセット電話機8への電
源を遮断する場合、制御部12は、第2のトランジスタ
(184)のベース端子に“L”信号を出力する。第2の
トランジスタ(184)は、前記“L”信号により第1の
トランジスタ(182)のベース端子を開放する。第1の
トランジスタ(182)は、前記ベース端子が開放の場
合、ハンドセット電話機8への電源供給を遮断する。
いて、緊急通報発信釦3の押下などによる緊急通報連絡
処理を開始した場合、ハンドセット電話機8への電源供
給を遮断する制御を行う。ハンドセット電話機8への電
源を遮断する場合、制御部12は、第2のトランジスタ
(184)のベース端子に“L”信号を出力する。第2の
トランジスタ(184)は、前記“L”信号により第1の
トランジスタ(182)のベース端子を開放する。第1の
トランジスタ(182)は、前記ベース端子が開放の場
合、ハンドセット電話機8への電源供給を遮断する。
【0094】なお、上記ではトランジスタを用いてハン
ドセット電話機への電源供給、遮断制御を行う例につい
て説明したが、リレーを用い、前記リレーのON/OF
F制御により、ハンドセット電話機への電源供給、遮断
制御を行うようにしても良い。
ドセット電話機への電源供給、遮断制御を行う例につい
て説明したが、リレーを用い、前記リレーのON/OF
F制御により、ハンドセット電話機への電源供給、遮断
制御を行うようにしても良い。
【0095】上記のように、位置データなどをセンター
に転送処理などを行う緊急通報連絡中は、ハンドセット
電話機への電源を遮断する制御を行うことにより、消費
電力を下げ、車両に搭載されているメインバッテリーか
らの供給電力の削減を行う。
に転送処理などを行う緊急通報連絡中は、ハンドセット
電話機への電源を遮断する制御を行うことにより、消費
電力を下げ、車両に搭載されているメインバッテリーか
らの供給電力の削減を行う。
【0096】(実施の形態2)本発明の実施の形態2
は、補助バッテリーからの電源供給時、ハンドセット電
話機への供給電源を遮断することにより消費電力を下げ
る手段を有する緊急通報システム端末機器である。
は、補助バッテリーからの電源供給時、ハンドセット電
話機への供給電源を遮断することにより消費電力を下げ
る手段を有する緊急通報システム端末機器である。
【0097】図3は、緊急通報システム端末機器に補助
バッテリーを搭載し、前記補助バッテリーからの電源供
給時、ハンドセット電話機の電源を遮断する制御を行う
緊急通報システム端末機器である。
バッテリーを搭載し、前記補助バッテリーからの電源供
給時、ハンドセット電話機の電源を遮断する制御を行う
緊急通報システム端末機器である。
【0098】図3において、図2と異なる点は、電源制
御装置18に補助バッテリー電源供給制御機能を具備する
と共に、緊急通報システム端末機器1内に補助バッテリ
ー19を搭載した点である。
御装置18に補助バッテリー電源供給制御機能を具備する
と共に、緊急通報システム端末機器1内に補助バッテリ
ー19を搭載した点である。
【0099】交通事故、故障などにより車両に搭載する
メインバッテリー5からの電源供給が途絶えた場合、電
源制御装置18は、メインバッテリー5の電圧降下を検出
し、制御部12に前記電源電圧降下を示す信号を出力す
る。制御部12は、前記信号により補助バッテリー19から
の電源供給を指示する信号を、電源制御装置18に出力す
る。電源制御装置18は、補助バッテリー19からの電源供
給を行う制御を行い、補助バッテリー19からの電源供給
により、緊急通報システム端末機器1に電源供給を行
う。
メインバッテリー5からの電源供給が途絶えた場合、電
源制御装置18は、メインバッテリー5の電圧降下を検出
し、制御部12に前記電源電圧降下を示す信号を出力す
る。制御部12は、前記信号により補助バッテリー19から
の電源供給を指示する信号を、電源制御装置18に出力す
る。電源制御装置18は、補助バッテリー19からの電源供
給を行う制御を行い、補助バッテリー19からの電源供給
により、緊急通報システム端末機器1に電源供給を行
う。
【0100】さらに、制御部12は、ハンドセット電話機
8への電源供給を遮断する制御信号を出力する。電源制
御装置18は、ハンドセット電話機8への電源供給を遮断
する制御を行う。
8への電源供給を遮断する制御信号を出力する。電源制
御装置18は、ハンドセット電話機8への電源供給を遮断
する制御を行う。
【0101】なお、ハンドセット電話機8への供給電源
を遮断するタイミングは、緊急通報連絡処理開始時以外
に、データ通信開始時、音声通話移行時などに設定して
もよい。さらにハンドセット電話機8への電源供給再開
を行うタイミングは、緊急通報連絡処理の音声通話連絡
処理開始時、もしくは音声通話連絡処理終了時などに設
定してもよい。
を遮断するタイミングは、緊急通報連絡処理開始時以外
に、データ通信開始時、音声通話移行時などに設定して
もよい。さらにハンドセット電話機8への電源供給再開
を行うタイミングは、緊急通報連絡処理の音声通話連絡
処理開始時、もしくは音声通話連絡処理終了時などに設
定してもよい。
【0102】上記のように、補助バッテリーでの電源駆
動時、特に位置データなどをセンターに転送処理などを
行う緊急通報連絡中は、ハンドセット電話機への電源を
遮断する制御を行うことにより、消費電力を下げ、車両
に搭載されているバッテリーからの供給電力の削減を行
う。
動時、特に位置データなどをセンターに転送処理などを
行う緊急通報連絡中は、ハンドセット電話機への電源を
遮断する制御を行うことにより、消費電力を下げ、車両
に搭載されているバッテリーからの供給電力の削減を行
う。
【0103】なお、上記した実施の形態1および実施の
形態2において、ハンドセット電話機8への電源遮断・
供給再開のタイミングは、以下に示すように設定しても
よいものである。
形態2において、ハンドセット電話機8への電源遮断・
供給再開のタイミングは、以下に示すように設定しても
よいものである。
【0104】1.緊急通報連絡処理時の自動ダイヤルに
おける電話発呼中に、ハンドセット電話機への電源を遮
断する。このようにするのは、緊急通報連絡手段の開始
時に遮断するようにするために、緊急通報処理の開始時
点から、消費電力の遮断により、もしくは交通事故など
により電源供給ラインが短絡した場合においても、電源
遮断により、緊急通報システム端末機器内部の電源降下
を防止することができる。
おける電話発呼中に、ハンドセット電話機への電源を遮
断する。このようにするのは、緊急通報連絡手段の開始
時に遮断するようにするために、緊急通報処理の開始時
点から、消費電力の遮断により、もしくは交通事故など
により電源供給ラインが短絡した場合においても、電源
遮断により、緊急通報システム端末機器内部の電源降下
を防止することができる。
【0105】2.緊急通報連絡処理時の、センターに接
続し着信に移行した場合に、ハンドセット電話機への電
源を遮断する。このようにするのは、緊急通報連絡処理
開始後のセンターへの接続時点が、前記センターへ回線
が接続したことを意味しており、電話回線が接続された
と同時に、緊急通報処理を実施しているため、通常の音
声通話にのみ使用するハンドセット又は外部機器の電源
を遮断することにより、消費電力を抑えることができ
る。
続し着信に移行した場合に、ハンドセット電話機への電
源を遮断する。このようにするのは、緊急通報連絡処理
開始後のセンターへの接続時点が、前記センターへ回線
が接続したことを意味しており、電話回線が接続された
と同時に、緊急通報処理を実施しているため、通常の音
声通話にのみ使用するハンドセット又は外部機器の電源
を遮断することにより、消費電力を抑えることができ
る。
【0106】3.緊急通報連絡処理時の位置データなど
を転送する処理を行うデータ転送中に、ハンドセット電
話機への電源を遮断する。このようにするのは、携帯電
話によるデータ転送時には、データ通信回線経路が接続
されており、音声通話は実施できないため、音声通話に
使用する機器の電源を遮断することにより消費電力を抑
えることができる。
を転送する処理を行うデータ転送中に、ハンドセット電
話機への電源を遮断する。このようにするのは、携帯電
話によるデータ転送時には、データ通信回線経路が接続
されており、音声通話は実施できないため、音声通話に
使用する機器の電源を遮断することにより消費電力を抑
えることができる。
【0107】4.緊急通報連絡処理時のデータ通信処理
を終了して音声通話処理に移行した場合、ハンドセット
電話機への電源を遮断する。このようにするのは、緊急
通報システムの場合には、ハンズフリー通話機能を備え
ているので、センターとの音声通話は、前記ハンズフリ
ー通話機能を用いて実現するため、通常の音声会話に使
用するハンドセットの電源を遮断することにより、ハン
ドセットに電源は入っており使用できる状態にあると錯
覚し、混乱を招くことを防止することができる。
を終了して音声通話処理に移行した場合、ハンドセット
電話機への電源を遮断する。このようにするのは、緊急
通報システムの場合には、ハンズフリー通話機能を備え
ているので、センターとの音声通話は、前記ハンズフリ
ー通話機能を用いて実現するため、通常の音声会話に使
用するハンドセットの電源を遮断することにより、ハン
ドセットに電源は入っており使用できる状態にあると錯
覚し、混乱を招くことを防止することができる。
【0108】5.緊急通報連絡処理時の音声通話処理時
に、ハンドセット電話機への電源を遮断する。このよう
にするのは、上記4.と同様に、緊急通報システムの場
合には、ハンズフリー通話機能を備えているので、セン
ターとの音声通話は、前記ハンズフリー通話機能を用い
て実現するため、通常の音声会話に使用するハンドセッ
トの電源を遮断することにより、ハンドセットに電源は
入っており使用できる状態にあると錯覚し、混乱を招く
ことを防止することができる。
に、ハンドセット電話機への電源を遮断する。このよう
にするのは、上記4.と同様に、緊急通報システムの場
合には、ハンズフリー通話機能を備えているので、セン
ターとの音声通話は、前記ハンズフリー通話機能を用い
て実現するため、通常の音声会話に使用するハンドセッ
トの電源を遮断することにより、ハンドセットに電源は
入っており使用できる状態にあると錯覚し、混乱を招く
ことを防止することができる。
【0109】6.緊急通報連絡処理時の音声通話処理を
終了して、緊急通報呼び返し待ち状態に移行した場合、
ハンドセット電話機への電源を遮断する。このようにす
るのは、音声通話処理が終了した時点で、センターとの
回線が切断するため、回線が使用できる状態に移行して
いるものの、情報不足により、センターから電話が掛か
ってくる可能性がある時間帯(呼び返し待ち状態)は、
別の回線を使用することにより、センターとの音声通話
が出来なくなるのを防止する必要がある。そこで、ダイ
ヤル発信を可能とするハンドセットの電源を遮断するこ
とにより、呼び返し待ち状態で利用者が、電話発信によ
る回線を使用することを防止することができる。
終了して、緊急通報呼び返し待ち状態に移行した場合、
ハンドセット電話機への電源を遮断する。このようにす
るのは、音声通話処理が終了した時点で、センターとの
回線が切断するため、回線が使用できる状態に移行して
いるものの、情報不足により、センターから電話が掛か
ってくる可能性がある時間帯(呼び返し待ち状態)は、
別の回線を使用することにより、センターとの音声通話
が出来なくなるのを防止する必要がある。そこで、ダイ
ヤル発信を可能とするハンドセットの電源を遮断するこ
とにより、呼び返し待ち状態で利用者が、電話発信によ
る回線を使用することを防止することができる。
【0110】7.緊急通報連絡処理時の呼び返し待ち状
態に、ハンドセット電話機への電源を遮断する。このよ
うにするのは、上記6.と同様に、音声通話処理が終了
した時点で、センターとの回線が切断するため、回線が
使用できる状態に移行しているものの、情報不足によ
り、センターから電話が掛かってくる可能性がある時間
帯(呼び返し待ち状態)は、別の回線を使用することに
より、センターとの音声通話が出来なくなるのを防止す
る必要がある。そこで、ダイヤル発信を可能とするハン
ドセットの電源を遮断することにより、呼び返し待ち状
態で利用者が、電話発信による回線を使用することを防
止することができる。
態に、ハンドセット電話機への電源を遮断する。このよ
うにするのは、上記6.と同様に、音声通話処理が終了
した時点で、センターとの回線が切断するため、回線が
使用できる状態に移行しているものの、情報不足によ
り、センターから電話が掛かってくる可能性がある時間
帯(呼び返し待ち状態)は、別の回線を使用することに
より、センターとの音声通話が出来なくなるのを防止す
る必要がある。そこで、ダイヤル発信を可能とするハン
ドセットの電源を遮断することにより、呼び返し待ち状
態で利用者が、電話発信による回線を使用することを防
止することができる。
【0111】8.緊急通報連絡処理開始時にハンドセッ
ト電話機への電源を遮断し、位置データなどをセンター
に送信するデータ送信処理の終了後、音声通話に移行す
る状態において、ハンドセット電話機への電源を供給す
る。このようにするのは、携帯電話によるデータ転送時
には、データ通信回線経路が接続されており、音声通話
は実施できないため、音声通話に使用する機器の電源を
遮断することにより消費電力を抑えるとともに、データ
通信終了後の音声通話に移行する状態で電源供給を再開
することにより、音声通話状態でハンドセットによる音
声通話を可能にする。
ト電話機への電源を遮断し、位置データなどをセンター
に送信するデータ送信処理の終了後、音声通話に移行す
る状態において、ハンドセット電話機への電源を供給す
る。このようにするのは、携帯電話によるデータ転送時
には、データ通信回線経路が接続されており、音声通話
は実施できないため、音声通話に使用する機器の電源を
遮断することにより消費電力を抑えるとともに、データ
通信終了後の音声通話に移行する状態で電源供給を再開
することにより、音声通話状態でハンドセットによる音
声通話を可能にする。
【0112】9.緊急通報連絡処理開始時に、ハンドセ
ット電話機への電源を遮断し、位置データなどをセンタ
ーに送信するデータ送信処理と、前記センターに音声に
より情報を伝達する音声通話処理の終了後の呼び返し待
ち状態の移行時において、ハンドセット電話機への電源
を供給する。このようにするのは、音声通話が終了した
時点で、センターとの回線が切断するため、回線を使用
できる状態に移行しているため、ハンドセットの電源供
給を再開することにより、利用者が事故、急病などを別
の知人などに知らせることが可能となる。
ット電話機への電源を遮断し、位置データなどをセンタ
ーに送信するデータ送信処理と、前記センターに音声に
より情報を伝達する音声通話処理の終了後の呼び返し待
ち状態の移行時において、ハンドセット電話機への電源
を供給する。このようにするのは、音声通話が終了した
時点で、センターとの回線が切断するため、回線を使用
できる状態に移行しているため、ハンドセットの電源供
給を再開することにより、利用者が事故、急病などを別
の知人などに知らせることが可能となる。
【0113】10.緊急通報連絡処理開始時に、ハンド
セット電話機への電源を遮断し、位置データなどをセン
ターに送信するデータ送信処理と、前記センターに音声
により情報を伝達する音声通話処理と、センターから電
話通話を行う時間帯である呼び返し待ち状態を終了後の
緊急通報連絡処理状態から通常状態への移行時におい
て、ハンドセット電話機への電源を供給する。このよう
にするのは、一連の緊急通報処理が緊急通報開始から、
呼び返し待ちの終了によって終了するものであるが、緊
急通報処理終了後は、電話回線を使用できる状態にある
ため、緊急車両が到着するまでの時間帯において、利用
者は、事故、急病などを別の知人などに知らせることが
可能となる。
セット電話機への電源を遮断し、位置データなどをセン
ターに送信するデータ送信処理と、前記センターに音声
により情報を伝達する音声通話処理と、センターから電
話通話を行う時間帯である呼び返し待ち状態を終了後の
緊急通報連絡処理状態から通常状態への移行時におい
て、ハンドセット電話機への電源を供給する。このよう
にするのは、一連の緊急通報処理が緊急通報開始から、
呼び返し待ちの終了によって終了するものであるが、緊
急通報処理終了後は、電話回線を使用できる状態にある
ため、緊急車両が到着するまでの時間帯において、利用
者は、事故、急病などを別の知人などに知らせることが
可能となる。
【0114】11.補助バッテリーでの電源供給時にハ
ンドセット電話機への電源供給を遮断する。このように
するのは、極く限られた蓄電量の補助バッテリーからの
電源供給の場合には、消費電力を極力下げなくてはなら
ず、したがって、緊急通報連絡時に使用しないハンドセ
ットへの電源供給を遮断することにより、消費電力を抑
え、緊急通報システム端末機器の動作可能時間を確保す
ることができる。
ンドセット電話機への電源供給を遮断する。このように
するのは、極く限られた蓄電量の補助バッテリーからの
電源供給の場合には、消費電力を極力下げなくてはなら
ず、したがって、緊急通報連絡時に使用しないハンドセ
ットへの電源供給を遮断することにより、消費電力を抑
え、緊急通報システム端末機器の動作可能時間を確保す
ることができる。
【0115】12.車両に搭載するメインバッテリーの
電源が遮断され、補助バッテリーでの電源供給開始時に
ハンドセット電話機への電源供給を遮断する。このよう
にするのは、車両のバッテリーから電源供給が断たれた
ことを意味し、したがって、極く限られた蓄電量の補助
バッテリーからの電源供給の場合には、消費電力を極力
下げなくてはならず、緊急通報連絡時に使用しないハン
ドセットへの電源供給を遮断することにより、消費電力
を抑え、緊急通報システム端末機器の動作可能時間を確
保することができる。
電源が遮断され、補助バッテリーでの電源供給開始時に
ハンドセット電話機への電源供給を遮断する。このよう
にするのは、車両のバッテリーから電源供給が断たれた
ことを意味し、したがって、極く限られた蓄電量の補助
バッテリーからの電源供給の場合には、消費電力を極力
下げなくてはならず、緊急通報連絡時に使用しないハン
ドセットへの電源供給を遮断することにより、消費電力
を抑え、緊急通報システム端末機器の動作可能時間を確
保することができる。
【0116】13.補助バッテリーでの電源供給開始時
にハンドセット電話機への電源供給を遮断し、車両に搭
載するメインバッテリーからの電源供給が復帰し、補助
バッテリーからの電源供給の停止時にハンドセット電話
機への電源供給を再開する。このようにするのは、メイ
ンバッテリーからの電源供給が再開された場合には、補
助バッテリーからの電源供給を停止させるようにするた
め、一定容量以上のメインバッテリーからの電源供給時
には、ハンドセット電話機への電源供給を行うことによ
り、音声通話時、呼び返し待ち状態、緊急通報連絡処理
後のハンドセットによる音声通話を実現させることがで
きる。
にハンドセット電話機への電源供給を遮断し、車両に搭
載するメインバッテリーからの電源供給が復帰し、補助
バッテリーからの電源供給の停止時にハンドセット電話
機への電源供給を再開する。このようにするのは、メイ
ンバッテリーからの電源供給が再開された場合には、補
助バッテリーからの電源供給を停止させるようにするた
め、一定容量以上のメインバッテリーからの電源供給時
には、ハンドセット電話機への電源供給を行うことによ
り、音声通話時、呼び返し待ち状態、緊急通報連絡処理
後のハンドセットによる音声通話を実現させることがで
きる。
【0117】14.緊急通報連絡処理時、かつ補助バッ
テリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機への電
源供給を遮断する。このようにするのは、緊急通報連絡
処理を実施している場合でかつ補助バッテリーでの電源
供給時には、緊急通報処理を確実に動作させるととも
に、そのための消費電力容量を確保する必要があり、緊
急通報連絡処理に使用する機能以外の電源供給を遮断す
ることにより、消費電力を下げ、確実に緊急通報連絡処
理を行える時間を延ばすことにより、確実な連絡処理を
実施することができる。
テリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機への電
源供給を遮断する。このようにするのは、緊急通報連絡
処理を実施している場合でかつ補助バッテリーでの電源
供給時には、緊急通報処理を確実に動作させるととも
に、そのための消費電力容量を確保する必要があり、緊
急通報連絡処理に使用する機能以外の電源供給を遮断す
ることにより、消費電力を下げ、確実に緊急通報連絡処
理を行える時間を延ばすことにより、確実な連絡処理を
実施することができる。
【0118】15.緊急通報連絡処理開始時、かつ補助
バッテリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機へ
の電源を遮断する。このようにするのは、緊急通報連絡
手段の開始時に遮断するため、緊急通報処理の開始時点
から、消費電力の遮断により、もしくは交通事故などに
より電源供給ラインが短絡した場合においても、電源遮
断により、緊急通報システム端末機器内部の電源降下を
防止できるとともに、補助バッテリーの消費電力を抑
え、緊急通報システム端末機器の動作時間を延ばすこと
により、確実な連絡処理を行うことが可能となる。
バッテリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機へ
の電源を遮断する。このようにするのは、緊急通報連絡
手段の開始時に遮断するため、緊急通報処理の開始時点
から、消費電力の遮断により、もしくは交通事故などに
より電源供給ラインが短絡した場合においても、電源遮
断により、緊急通報システム端末機器内部の電源降下を
防止できるとともに、補助バッテリーの消費電力を抑
え、緊急通報システム端末機器の動作時間を延ばすこと
により、確実な連絡処理を行うことが可能となる。
【0119】16.緊急通報連絡処理時の自動ダイヤル
における電話発呼中、かつ補助バッテリーからの電源供
給時に、ハンドセット電話機への電源を遮断する。この
ようにするのは、上記15.と同様に、緊急通報連絡手
段の開始時に遮断するため、緊急通報処理の開始時点か
ら、消費電力の遮断により、もしくは交通事故などによ
り電源供給ラインが短絡した場合においても、電源遮断
により、緊急通報システム端末機器内部の電源降下を防
止できるとともに、補助バッテリーの消費電力を抑え、
緊急通報システム端末機器の動作時間を延ばすことによ
り、確実な連絡処理を行うことが可能となる。
における電話発呼中、かつ補助バッテリーからの電源供
給時に、ハンドセット電話機への電源を遮断する。この
ようにするのは、上記15.と同様に、緊急通報連絡手
段の開始時に遮断するため、緊急通報処理の開始時点か
ら、消費電力の遮断により、もしくは交通事故などによ
り電源供給ラインが短絡した場合においても、電源遮断
により、緊急通報システム端末機器内部の電源降下を防
止できるとともに、補助バッテリーの消費電力を抑え、
緊急通報システム端末機器の動作時間を延ばすことによ
り、確実な連絡処理を行うことが可能となる。
【0120】17.緊急通報連絡処理時のセンターに接
続し、着信に移行した場合、かつ補助バッテリーからの
電源供給時に、ハンドセット電話機への電源を遮断す
る。このようにするのは、緊急通報連絡処理開始後のセ
ンターへの接続時点が、前記センターへ回線が接続した
ことを意味しており、電話回線が接続されたと同時に、
緊急通報処理を実施しているため、通常の音声通話にの
み使用するハンドセット又は外部機器の電源を遮断する
ことにより、消費電力を抑えることができる。特に、補
助バッテリー使用時は消費電力を抑え、緊急通報システ
ム端末機器の動作時間を延ばすことにより、確実な連絡
処理を行うことが可能となる。
続し、着信に移行した場合、かつ補助バッテリーからの
電源供給時に、ハンドセット電話機への電源を遮断す
る。このようにするのは、緊急通報連絡処理開始後のセ
ンターへの接続時点が、前記センターへ回線が接続した
ことを意味しており、電話回線が接続されたと同時に、
緊急通報処理を実施しているため、通常の音声通話にの
み使用するハンドセット又は外部機器の電源を遮断する
ことにより、消費電力を抑えることができる。特に、補
助バッテリー使用時は消費電力を抑え、緊急通報システ
ム端末機器の動作時間を延ばすことにより、確実な連絡
処理を行うことが可能となる。
【0121】18.緊急通報連絡処理時の位置データな
どを転送する処理を行うデータ転送中、かつ補助バッテ
リーからの電源供給時に、ハンドセット電話機への電源
を遮断する。このようにするのは、携帯電話によるデー
タ転送時には、データ通信回線経路が接続されており、
音声通話は実施できないため、音声通話に使用する機器
の電源を遮断することにより消費電力を抑えることがで
きる。特に、補助バッテリー使用時は消費電力を抑え、
緊急通報システム端末機器の動作時間を延ばすことによ
り、確実な連絡処理を行うことが可能となる。
どを転送する処理を行うデータ転送中、かつ補助バッテ
リーからの電源供給時に、ハンドセット電話機への電源
を遮断する。このようにするのは、携帯電話によるデー
タ転送時には、データ通信回線経路が接続されており、
音声通話は実施できないため、音声通話に使用する機器
の電源を遮断することにより消費電力を抑えることがで
きる。特に、補助バッテリー使用時は消費電力を抑え、
緊急通報システム端末機器の動作時間を延ばすことによ
り、確実な連絡処理を行うことが可能となる。
【0122】19.緊急通報連絡処理時のデータ通信処
理を終了して音声通話処理に移行した場合、かつ補助バ
ッテリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機への
電源を遮断する。このようにするのは、緊急通報システ
ムの場合には、ハンズフリー通話機能を備えているの
で、センターとの音声通話は、前記ハンズフリー通話機
能を用いて実現するため、通常の音声会話に使用するハ
ンドセットの電源を遮断することにより、ハンドセット
に電源は入っており使用できる状態にあると錯覚し、混
乱を招くことを防止することができる。特に、補助バッ
テリー使用時は消費電力を抑え、緊急通報システム端末
機器の動作時間を延ばすことにより、確実な連絡処理を
行うことが可能となる。
理を終了して音声通話処理に移行した場合、かつ補助バ
ッテリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機への
電源を遮断する。このようにするのは、緊急通報システ
ムの場合には、ハンズフリー通話機能を備えているの
で、センターとの音声通話は、前記ハンズフリー通話機
能を用いて実現するため、通常の音声会話に使用するハ
ンドセットの電源を遮断することにより、ハンドセット
に電源は入っており使用できる状態にあると錯覚し、混
乱を招くことを防止することができる。特に、補助バッ
テリー使用時は消費電力を抑え、緊急通報システム端末
機器の動作時間を延ばすことにより、確実な連絡処理を
行うことが可能となる。
【0123】20.緊急通報連絡処理時の音声通話処理
時、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、ハンドセ
ット電話機への電源を遮断する。このようにするのは、
上記19.と同様に、緊急通報システムの場合には、ハ
ンズフリー通話機能を備えているので、センターとの音
声通話は、前記ハンズフリー通話機能を用いて実現する
ため、通常の音声会話に使用するハンドセットの電源を
遮断することにより、ハンドセットに電源は入っており
使用できる状態にあると錯覚し、混乱を招くことを防止
することができる。特に、補助バッテリー使用時は消費
電力を抑え、緊急通報システム端末機器の動作時間を延
ばすことにより、確実な連絡処理を行うことが可能とな
る。
時、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、ハンドセ
ット電話機への電源を遮断する。このようにするのは、
上記19.と同様に、緊急通報システムの場合には、ハ
ンズフリー通話機能を備えているので、センターとの音
声通話は、前記ハンズフリー通話機能を用いて実現する
ため、通常の音声会話に使用するハンドセットの電源を
遮断することにより、ハンドセットに電源は入っており
使用できる状態にあると錯覚し、混乱を招くことを防止
することができる。特に、補助バッテリー使用時は消費
電力を抑え、緊急通報システム端末機器の動作時間を延
ばすことにより、確実な連絡処理を行うことが可能とな
る。
【0124】21.緊急通報連絡処理時の音声通話処理
を終了して、緊急通報呼び返し待ち状態に移行した場
合、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、ハンドセ
ット電話機への電源を遮断する。このようにするのは、
音声通話が終了した時点で、センターとの回線が切断す
るため、回線を使用できる状態に移行しているものの、
情報不足により、センターから電話が掛かってくる可能
性がある時間帯(呼び返し待ち状態)は、別の回線を使
用することにより、センターとの音声通話が出来なくな
るのを防止する必要がある。そこで、ダイヤル発信を可
能とするハンドセットの電源を遮断することにより、呼
び返し待ち状態で利用者が、電話発信による回線を使用
することを防止することができる。特に補助バッテリー
使用時は消費電力を抑え、緊急通報システム端末機器の
動作時間を延ばすことにより、確実な連絡処理(呼び返
し待ち処理まで含む)を行うことが可能となる。
を終了して、緊急通報呼び返し待ち状態に移行した場
合、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、ハンドセ
ット電話機への電源を遮断する。このようにするのは、
音声通話が終了した時点で、センターとの回線が切断す
るため、回線を使用できる状態に移行しているものの、
情報不足により、センターから電話が掛かってくる可能
性がある時間帯(呼び返し待ち状態)は、別の回線を使
用することにより、センターとの音声通話が出来なくな
るのを防止する必要がある。そこで、ダイヤル発信を可
能とするハンドセットの電源を遮断することにより、呼
び返し待ち状態で利用者が、電話発信による回線を使用
することを防止することができる。特に補助バッテリー
使用時は消費電力を抑え、緊急通報システム端末機器の
動作時間を延ばすことにより、確実な連絡処理(呼び返
し待ち処理まで含む)を行うことが可能となる。
【0125】22.緊急通報連絡処理時の呼び返し待ち
状態に移行し、かつ補助バッテリーからの電源供給時
に、ハンドセット電話機への電源を遮断する。このよう
にするのは、上記21.と同様に、音声通話が終了した
時点で、センターとの回線が切断するため、回線を使用
できる状態に移行しているものの、情報不足により、セ
ンターから電話が掛かってくる可能性がある時間帯(呼
び返し待ち状態)は、別の回線を使用することにより、
センターとの音声通話が出来なくなるのを防止する必要
がある。そこで、ダイヤル発信を可能とするハンドセッ
トの電源を遮断することにより、呼び返し待ち状態で利
用者が、電話発信による回線を使用することを防止する
ことができる。特に補助バッテリー使用時は消費電力を
抑え、緊急通報システム端末機器の動作時間を延ばすこ
とにより、確実な連絡処理(呼び返し待ち処理まで含
む)を行うことが可能となる。
状態に移行し、かつ補助バッテリーからの電源供給時
に、ハンドセット電話機への電源を遮断する。このよう
にするのは、上記21.と同様に、音声通話が終了した
時点で、センターとの回線が切断するため、回線を使用
できる状態に移行しているものの、情報不足により、セ
ンターから電話が掛かってくる可能性がある時間帯(呼
び返し待ち状態)は、別の回線を使用することにより、
センターとの音声通話が出来なくなるのを防止する必要
がある。そこで、ダイヤル発信を可能とするハンドセッ
トの電源を遮断することにより、呼び返し待ち状態で利
用者が、電話発信による回線を使用することを防止する
ことができる。特に補助バッテリー使用時は消費電力を
抑え、緊急通報システム端末機器の動作時間を延ばすこ
とにより、確実な連絡処理(呼び返し待ち処理まで含
む)を行うことが可能となる。
【0126】23.緊急通報連絡処理開始時、かつ補助
バッテリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機へ
の電源を遮断し、位置データなどを緊急通報センターに
送信するデータ送信処理の終了後、音声通話に移行する
状態において、ハンドセット電話機への電源を供給す
る。このようにするのは、携帯電話によるデータ転送時
には、データ通信回線経路が接続されており、音声通話
は実施できないため、音声通話に使用する機器の電源を
遮断することにより消費電力を抑えることができる。特
に、補助バッテリー使用時は消費電力を抑え、緊急通報
システム端末機器の動作時間を延ばすことにより、確実
な連絡処理を行うことが可能となる。また、データ通信
終了後の音声通話に移行する状態で電源供給を再開する
ことにより、音声通話状態でハンドセットによる音声通
話を可能とする。
バッテリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機へ
の電源を遮断し、位置データなどを緊急通報センターに
送信するデータ送信処理の終了後、音声通話に移行する
状態において、ハンドセット電話機への電源を供給す
る。このようにするのは、携帯電話によるデータ転送時
には、データ通信回線経路が接続されており、音声通話
は実施できないため、音声通話に使用する機器の電源を
遮断することにより消費電力を抑えることができる。特
に、補助バッテリー使用時は消費電力を抑え、緊急通報
システム端末機器の動作時間を延ばすことにより、確実
な連絡処理を行うことが可能となる。また、データ通信
終了後の音声通話に移行する状態で電源供給を再開する
ことにより、音声通話状態でハンドセットによる音声通
話を可能とする。
【0127】24.緊急通報連絡処理開始時、かつ補助
バッテリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機へ
の電源を遮断し、位置データなどをセンターに送信する
データ送信処理と、前記センターに音声により情報を伝
達する音声通話処理の終了後の呼び返し待ち状態に移行
時かつメインバッテリーからの電源供給が復活していた
場合において、ハンドセット電話機への電源を供給す
る。このようにするのは、ハンドセットを使用しない状
態においては電源を遮断することにより、補助バッテリ
ー使用時は消費電力を抑え、緊急通報システム端末機器
の動作時間を延ばすことにより、確実な連絡処理を行う
ことが可能となる。また、音声通話が終了した時点で、
センターとの回線が切断するため、回線を使用できる状
態に移行しているため、ハンドセットの電源供給を再開
することにより、利用者が事故、急病などを別の知人な
どに知らせることが可能となる。
バッテリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機へ
の電源を遮断し、位置データなどをセンターに送信する
データ送信処理と、前記センターに音声により情報を伝
達する音声通話処理の終了後の呼び返し待ち状態に移行
時かつメインバッテリーからの電源供給が復活していた
場合において、ハンドセット電話機への電源を供給す
る。このようにするのは、ハンドセットを使用しない状
態においては電源を遮断することにより、補助バッテリ
ー使用時は消費電力を抑え、緊急通報システム端末機器
の動作時間を延ばすことにより、確実な連絡処理を行う
ことが可能となる。また、音声通話が終了した時点で、
センターとの回線が切断するため、回線を使用できる状
態に移行しているため、ハンドセットの電源供給を再開
することにより、利用者が事故、急病などを別の知人な
どに知らせることが可能となる。
【0128】25.緊急通報連絡処理開始時、かつ補助
バッテリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機へ
の電源を遮断し、位置データなどをセンターに送信する
データ送信処理と、前記センターに音声により情報を伝
達する音声通話処理と、センターから電話通話を行う時
間帯である呼び返し待ち状態の終了後の緊急通報連絡処
理状態から通常状態への移行時かつメインバッテリーか
らの電源供給が復活していた場合において、ハンドセッ
ト電話機への電源を供給する。このようにするのは、ハ
ンドセットを使用しない状態においては電源を遮断する
ことにより、補助バッテリー使用時は消費電力を抑え、
緊急通報システム端末機器の動作時間を延ばすことによ
り、確実な連絡処理を行うことが可能となる。また一連
の緊急通報処理は、緊急通報開始から、呼び返し待ち状
態の終了で終了することになるが、緊急通報処理終了後
は、電話回線を使用できる状態にあるため、緊急車両が
到着するまでの時間帯において、利用者は事故、急病な
どを別の知人などに知らせることが可能となる。
バッテリーからの電源供給時に、ハンドセット電話機へ
の電源を遮断し、位置データなどをセンターに送信する
データ送信処理と、前記センターに音声により情報を伝
達する音声通話処理と、センターから電話通話を行う時
間帯である呼び返し待ち状態の終了後の緊急通報連絡処
理状態から通常状態への移行時かつメインバッテリーか
らの電源供給が復活していた場合において、ハンドセッ
ト電話機への電源を供給する。このようにするのは、ハ
ンドセットを使用しない状態においては電源を遮断する
ことにより、補助バッテリー使用時は消費電力を抑え、
緊急通報システム端末機器の動作時間を延ばすことによ
り、確実な連絡処理を行うことが可能となる。また一連
の緊急通報処理は、緊急通報開始から、呼び返し待ち状
態の終了で終了することになるが、緊急通報処理終了後
は、電話回線を使用できる状態にあるため、緊急車両が
到着するまでの時間帯において、利用者は事故、急病な
どを別の知人などに知らせることが可能となる。
【0129】(実施の形態3)本発明の実施の形態3
は、緊急通報連絡処理時など外部機器を使用しない場
合、前記外部機器への供給電源を遮断することにより消
費電力を下げる手段を有する緊急通報システム端末機器
である。
は、緊急通報連絡処理時など外部機器を使用しない場
合、前記外部機器への供給電源を遮断することにより消
費電力を下げる手段を有する緊急通報システム端末機器
である。
【0130】ここで本発明にいう“外部機器”とは、車
両に搭載されたタッチパネルを有するディスプレイに電
話のダイヤルと同様の釦を表示し、そのダイヤルを押下
し、さらに発信釦を押下することにより、ハンズフリー
音声通話を実現できる機器、或いは、携帯電話を接続す
ると共に、前記と同様のダイヤルを表示させ、付属のリ
モコンを使用してダイヤルと発信処理を実施し、ハンズ
フリー音声通話を実現できる機器、を指している。な
お、ディスプレイを搭載しているので、ブラウザーをイ
ンストールすることにより、インターネット検索などの
機能を実現することも可能な機器をも指している。
両に搭載されたタッチパネルを有するディスプレイに電
話のダイヤルと同様の釦を表示し、そのダイヤルを押下
し、さらに発信釦を押下することにより、ハンズフリー
音声通話を実現できる機器、或いは、携帯電話を接続す
ると共に、前記と同様のダイヤルを表示させ、付属のリ
モコンを使用してダイヤルと発信処理を実施し、ハンズ
フリー音声通話を実現できる機器、を指している。な
お、ディスプレイを搭載しているので、ブラウザーをイ
ンストールすることにより、インターネット検索などの
機能を実現することも可能な機器をも指している。
【0131】図5は、本発明の実施の形態3における緊
急通報システム端末機器の構成を示すブロック図であ
る。図5において、外部機器と接続可能な緊急通報シス
テム端末機器1は、上記実施の形態1および2で説明し
たように、自動車などの車両に搭載されて、交通事故、
急病などの緊急時に、センターに、現在の車両の位置情
報や登録車両などのデータを送信して、緊急車両出動要
請を行う装置である。図5において外部機器は、上記し
た緊急通報システム端末機器1以外の構成要素からなる
機器である。
急通報システム端末機器の構成を示すブロック図であ
る。図5において、外部機器と接続可能な緊急通報シス
テム端末機器1は、上記実施の形態1および2で説明し
たように、自動車などの車両に搭載されて、交通事故、
急病などの緊急時に、センターに、現在の車両の位置情
報や登録車両などのデータを送信して、緊急車両出動要
請を行う装置である。図5において外部機器は、上記し
た緊急通報システム端末機器1以外の構成要素からなる
機器である。
【0132】ここで外部機器を構成する各構成要素につ
いて簡単に説明する。図5において、表示部111は、ダ
イヤル釦、インターネットなどの画像を表示する機能を
備えるもので、CRTや液晶などを用いて実現可能であ
る。制御部112は、CPUを含む集積回路を用いて、電
話通信制御、表示制御などを実施する。データ通信処理
部113は、携帯電話が具備する16芯インターフェース
に準拠した通信を実施し、電話発信、着信、終話制御を
行うと共に、データ通信、音声通話処理制御を実施す
る。ハンズフリー制御部117は、上記実施の形態1およ
び2で説明した緊急通報システム端末機器1に内蔵され
たハンズフリー装置と同様のハンズフリー制御を行うも
のである。信号切替部114は、データ通信時、データ通
信処理部113に、音声通話時、ハンズフリー制御部117に
送受信信号路を切替える処理を行うものである。
いて簡単に説明する。図5において、表示部111は、ダ
イヤル釦、インターネットなどの画像を表示する機能を
備えるもので、CRTや液晶などを用いて実現可能であ
る。制御部112は、CPUを含む集積回路を用いて、電
話通信制御、表示制御などを実施する。データ通信処理
部113は、携帯電話が具備する16芯インターフェース
に準拠した通信を実施し、電話発信、着信、終話制御を
行うと共に、データ通信、音声通話処理制御を実施す
る。ハンズフリー制御部117は、上記実施の形態1およ
び2で説明した緊急通報システム端末機器1に内蔵され
たハンズフリー装置と同様のハンズフリー制御を行うも
のである。信号切替部114は、データ通信時、データ通
信処理部113に、音声通話時、ハンズフリー制御部117に
送受信信号路を切替える処理を行うものである。
【0133】次に、緊急通報システム端末機器1に接続
された外部機器の動作を簡単に説明する。まず、電話通
信の場合には、制御部112は、表示部111に電話のダイヤ
ルと同様の釦から成るテンキーを表示する。利用者は、
タッチパネルを備える表示部111の該当するダイヤル及
び発信釦を押下する。制御部112は、押下されたタッチ
パネルの座標位置から該当するダイヤル番号を把握す
る。
された外部機器の動作を簡単に説明する。まず、電話通
信の場合には、制御部112は、表示部111に電話のダイヤ
ルと同様の釦から成るテンキーを表示する。利用者は、
タッチパネルを備える表示部111の該当するダイヤル及
び発信釦を押下する。制御部112は、押下されたタッチ
パネルの座標位置から該当するダイヤル番号を把握す
る。
【0134】制御部112は、ATコマンドなどを用い
て、データ通信処理部113に電話発信処理を開始させ
る。データ通信処理部113は、携帯電話16芯インタフ
ェースに基づいた信号に変換し、緊急通報システム端末
機器1の緊急通報連絡手段を介して電話発信を実施す
る。その一方、信号切替部114によって信号経路をハン
ズフリー制御部117側に切替え、スピーカ118およびマイ
ク119を使用したハンズフリーによる音声通話が可能と
なる。なお、緊急通報システム端末機器1の緊急通報連
絡手段から着信を示す信号が出力された場合にも、信号
経路をハンズフリー制御部117に切替えることにより、
音声通話を実現する。
て、データ通信処理部113に電話発信処理を開始させ
る。データ通信処理部113は、携帯電話16芯インタフ
ェースに基づいた信号に変換し、緊急通報システム端末
機器1の緊急通報連絡手段を介して電話発信を実施す
る。その一方、信号切替部114によって信号経路をハン
ズフリー制御部117側に切替え、スピーカ118およびマイ
ク119を使用したハンズフリーによる音声通話が可能と
なる。なお、緊急通報システム端末機器1の緊急通報連
絡手段から着信を示す信号が出力された場合にも、信号
経路をハンズフリー制御部117に切替えることにより、
音声通話を実現する。
【0135】次に、データ通信の場合には、上記の電話
通信と同様に、制御部112は、表示部111にインターネッ
ト接続釦を表示し、その表示釦の押下を認識して、制御
部112は、緊急通報システム端末機器1の緊急通報連絡
手段を介してインターネットプロバイダーなどに電話発
信を実施する。
通信と同様に、制御部112は、表示部111にインターネッ
ト接続釦を表示し、その表示釦の押下を認識して、制御
部112は、緊急通報システム端末機器1の緊急通報連絡
手段を介してインターネットプロバイダーなどに電話発
信を実施する。
【0136】上記電話通信と同様に、電話経路によるイ
ンターネット接続が確立された場合、信号切替部114
は、データ通信処理部113に接続し(音声通話以外は、こ
ちらに接続しておく)、データ通信処理部113を用いてデ
ータ通信を開始する。制御部112は、プロバイダーから
取得した情報を表示部111に表示することにより、パー
ソナルコンピュータと同様のインターネットによるデー
タ通信を車両内で実現することが可能となる。
ンターネット接続が確立された場合、信号切替部114
は、データ通信処理部113に接続し(音声通話以外は、こ
ちらに接続しておく)、データ通信処理部113を用いてデ
ータ通信を開始する。制御部112は、プロバイダーから
取得した情報を表示部111に表示することにより、パー
ソナルコンピュータと同様のインターネットによるデー
タ通信を車両内で実現することが可能となる。
【0137】このようにして緊急通報システム端末機器
1に接続された外部機器を使用してハンズフリー音声通
話、インターネットデータ通信を可能にしているが、こ
の外部機器への電源供給制御は、図2のハンドセット電
話機に代わり外部機器が接続されるだけで、図2に示し
た電源供給制御と同様である。その結果、緊急通報連絡
処理時には、緊急通報システム端末機器1の制御部によ
り電源制御装置を制御して外部機器への電源供給を遮断
して消費電力を下げることができる。また、緊急通報連
絡処理時以外の通常時には、外部機器へ電源を供給し、
外部機器と内蔵された緊急通報連絡手段を用いてのハン
ズフリー音声電話機能、データ通機能を利用者に提供す
ることができる。
1に接続された外部機器を使用してハンズフリー音声通
話、インターネットデータ通信を可能にしているが、こ
の外部機器への電源供給制御は、図2のハンドセット電
話機に代わり外部機器が接続されるだけで、図2に示し
た電源供給制御と同様である。その結果、緊急通報連絡
処理時には、緊急通報システム端末機器1の制御部によ
り電源制御装置を制御して外部機器への電源供給を遮断
して消費電力を下げることができる。また、緊急通報連
絡処理時以外の通常時には、外部機器へ電源を供給し、
外部機器と内蔵された緊急通報連絡手段を用いてのハン
ズフリー音声電話機能、データ通機能を利用者に提供す
ることができる。
【0138】なお、外部機器への電源供給制御は、図3
に示したように補助バッテリーを緊急通報システム端末
機器1内に備える場合に実施するようにしてもよい。
に示したように補助バッテリーを緊急通報システム端末
機器1内に備える場合に実施するようにしてもよい。
【0139】さらに、ハンドセット電話機8への電源遮
断・供給再開のタイミングについての上述した例示、
1.〜25.は、「ハンドセット電話機」を「外部機
器」に読み替えるだけで、本実施の形態の外部機器につ
いて同様に適用することができる。
断・供給再開のタイミングについての上述した例示、
1.〜25.は、「ハンドセット電話機」を「外部機
器」に読み替えるだけで、本実施の形態の外部機器につ
いて同様に適用することができる。
【0140】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
によれば、緊急通報連絡処理時などのハンドセット電話
機を使用しない場合、前記ハンドセット電話機への電源
供給を遮断し、消費電力の削減を行うことが可能になる
と共に、前記ハンドセット電話機への電源供給ラインが
短絡などの異常の場合においても電源供給ラインを遮断
することにより、電源を保護することが可能になる。
によれば、緊急通報連絡処理時などのハンドセット電話
機を使用しない場合、前記ハンドセット電話機への電源
供給を遮断し、消費電力の削減を行うことが可能になる
と共に、前記ハンドセット電話機への電源供給ラインが
短絡などの異常の場合においても電源供給ラインを遮断
することにより、電源を保護することが可能になる。
【0141】また、本発明によれば、緊急通報連絡処理
時などの外部機器を使用しない場合、前記外部機器への
電源供給を遮断し、消費電力の削減を行うことが可能に
なる。
時などの外部機器を使用しない場合、前記外部機器への
電源供給を遮断し、消費電力の削減を行うことが可能に
なる。
【図1】本発明の実施の形態1における緊急通報システ
ム端末機器のブロック図
ム端末機器のブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における緊急通報システ
ム端末機器の電源制御装置のブロック図
ム端末機器の電源制御装置のブロック図
【図3】本発明の実施の形態2における緊急通報システ
ム端末機器のブロック図
ム端末機器のブロック図
【図4】本発明の実施の形態1または2における緊急通
報システム端末機器に接続するハンドセット電話機のブ
ロック図
報システム端末機器に接続するハンドセット電話機のブ
ロック図
【図5】本発明の実施の形態3における緊急通報システ
ム端末機器に外部接続する外部機器の構成ブロック図
ム端末機器に外部接続する外部機器の構成ブロック図
1 緊急通報システム端末機器 2 通信アンテナ 3 緊急通報発信釦 4 GPSアンテナ 5 メインバッテリー 6 マイク 7 スピーカ 8 ハンドセット電話機 11 緊急通報連絡手段 12 制御部 13 ジャイロセンサ 14 位置情報取得処理部 15 記憶部 16 GPS受信機 17 ハンズフリー装置 18 電源制御装置 19 補助バッテリー 111 表示部 112 制御部 113 データ通信処理部 114 信号切替部 117 ハンズフリー制御部 118 スピーカ 119 マイク 181 内部電源供給装置 182 第1のトランジスタ 183 抵抗 184 第2のトランジスタ 200 スピーカ 202 表示部 203 操作部 204 マイク 205 音声制御回路 206 制御部 207 通信制御部
Claims (33)
- 【請求項1】 車両に搭載されて、緊急通報発信手段の
発報により、緊急通報システムを管轄するセンターに自
動的に緊急通報連絡処理を行う緊急通報システム端末機
器において、前記緊急通報システム端末機器に接続さ
れ、電話通話制御を行うハンドセット電話機への電源供
給制御を行う制御部を具備することを特徴とする緊急通
報システム端末機器。 - 【請求項2】 前記制御部は、前記ハンドセット電話機
への電源を遮断する制御手段を有することを特徴とする
請求項1記載の緊急通報システム端末機器。 - 【請求項3】 前記制御部は、緊急通報連絡処理時、前
記ハンドセット電話機への電源を遮断する制御手段を有
することを特徴とする請求項2記載の緊急通報システム
端末機器。 - 【請求項4】 前記制御部は、緊急通報連絡処理開始時
に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断する制御手
段を有することを特徴とする請求項2記載の緊急通報シ
ステム端末機器。 - 【請求項5】 前記制御部は、緊急通報連絡処理時の自
動ダイヤルにおける電話発呼中に、前記ハンドセット電
話機への電源を遮断する制御手段を有することを特徴と
する請求項2記載の緊急通報システム端末機器。 - 【請求項6】 前記制御部は、緊急通報連絡処理時の、
緊急通報システムを管轄する緊急通報センターに接続し
着信に移行した場合に、前記ハンドセット電話機への電
源を遮断する制御手段を有することを特徴とする請求項
2記載の緊急通報システム端末機器。 - 【請求項7】 前記制御部は、緊急通報連絡処理時のデ
ータ転送中に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断
する制御手段を有することを特徴とする請求項2記載の
緊急通報システム端末機器。 - 【請求項8】 前記制御部は、緊急通報連絡処理時のデ
ータ通信処理を終了して音声通話処理に移行した場合、
前記ハンドセット電話機への電源を遮断する制御手段を
有することを特徴とする請求項2記載の緊急通報システ
ム端末機器。 - 【請求項9】 前記制御部は、緊急通報連絡処理時の音
声通話処理時に、前記ハンドセット電話機への電源を遮
断する制御手段を有することを特徴とする請求項2記載
の緊急通報システム端末機器。 - 【請求項10】 前記制御部は、緊急通報連絡処理時の
音声通話処理を終了して、緊急通報呼び返し待ち状態に
移行した場合、前記ハンドセット電話機への電源を遮断
する制御手段を有することを特徴とする請求項2記載の
緊急通報システム端末機器。 - 【請求項11】 前記制御部は、緊急通報連絡処理時の
呼び返し待ち状態に、前記ハンドセット電話機への電源
を遮断する制御手段を有することを特徴とする請求項2
記載の緊急通報システム端末機器。 - 【請求項12】 前記制御部は、緊急通報連絡処理開始
時に前記ハンドセット電話機への電源を遮断し、緊急通
報センターに送信するデータ送信処理の終了後、音声通
話に移行する状態において、前記ハンドセット電話機へ
の電源を供給する制御手段を有することを特徴とする請
求項2記載の緊急通報システム端末機器。 - 【請求項13】 前記制御部は、緊急通報連絡処理開始
時に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断し、緊急
通報センターに送信するデータ送信処理と、前記緊急通
報センターに音声により情報を伝達する音声通話処理の
終了後の呼び返し待ち状態の移行時において、前記ハン
ドセット電話機への電源を供給する制御手段を有するこ
とを特徴とする請求項2記載の緊急通報システム端末機
器。 - 【請求項14】 前記制御部は、緊急通報連絡処理開始
時に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断し、緊急
通報センターに送信するデータ送信処理と、前記緊急通
報センターに音声により情報を伝達する音声通話処理時
と、前記緊急通報センターから電話通話を行う時間帯で
ある呼び返し待ち状態の終了後の緊急通報連絡処理状態
から通常状態への移行時において、前記ハンドセット電
話機への電源を供給する制御手段を有することを特徴と
する請求項2記載の緊急通報システム端末機器。 - 【請求項15】 前記制御部は、補助バッテリーでの電
源供給時に前記ハンドセット電話機への電源供給を遮断
する制御を行うことを特徴とする請求項2記載の緊急通
報システム端末機器。 - 【請求項16】 前記制御部は、車両に搭載するメイン
バッテリーの電源が遮断され、補助バッテリーでの電源
供給開始時に前記ハンドセット電話機への電源供給を遮
断する制御を行うことを特徴とする請求項2記載の緊急
通報システム端末機器。 - 【請求項17】 前記制御部は、補助バッテリーでの電
源供給開始時に前記ハンドセット電話機への電源供給を
遮断し、車両に搭載するメインバッテリーからの電源供
給が復帰し、前記補助バッテリーからの電源供給の停止
時に前記ハンドセット電話機への電源供給を再開するこ
とを特徴とする請求項2記載の緊急通報システム端末機
器。 - 【請求項18】 前記制御部は、緊急通報連絡処理時、
かつ補助バッテリーからの電源供給時に、前記ハンドセ
ット電話機への電源供給を遮断する制御を行うことを特
徴とする請求項2記載の緊急通報システム端末機器。 - 【請求項19】 前記制御部は、緊急通報連絡処理開始
時、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、前記ハン
ドセット電話機への電源を遮断する制御手段を有するこ
とを特徴とする請求項2記載の緊急通報システム端末機
器。 - 【請求項20】 前記制御部は、緊急通報連絡処理時の
自動ダイヤルにおける電話発呼中、かつ補助バッテリー
からの電源供給時に、前記ハンドセット電話機への電源
を遮断する制御手段を有することを特徴とする請求項2
記載の緊急通報システム端末機器。 - 【請求項21】 前記制御部は、緊急通報連絡処理時の
緊急通報システムを管轄する緊急通報センターに接続
し、着信に移行した場合、かつ補助バッテリーからの電
源供給時に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断す
る制御手段を有することを特徴とする請求項2記載の緊
急通報システム端末機器。 - 【請求項22】 前記制御部は、緊急通報連絡処理時の
データ転送中、かつ補助バッテリーからの電源供給時
に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断する制御手
段を有することを特徴とする請求項2記載の緊急通報シ
ステム端末機器。 - 【請求項23】 前記制御部は、緊急通報連絡処理時の
データ通信処理を終了して音声通話処理に移行した場
合、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、前記ハン
ドセット電話機への電源を遮断する制御手段を有するこ
とを特徴とする請求項2記載の緊急通報システム端末機
器。 - 【請求項24】 前記制御部は、緊急通報連絡処理時の
音声通話処理時、かつ補助バッテリーからの電源供給時
に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断する制御手
段を有することを特徴とする請求項2記載の緊急通報シ
ステム端末機器。 - 【請求項25】 前記制御部は、緊急通報連絡処理時の
音声通話処理を終了して、緊急通報呼び返し待ち状態に
移行した場合、かつ補助バッテリーからの電源供給時
に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断する制御手
段を有することを特徴とする請求項2記載の緊急通報シ
ステム端末機器。 - 【請求項26】 前記制御部は、緊急通報連絡処理時の
呼び返し待ち状態に移行し、かつ補助バッテリーからの
電源供給時に、前記ハンドセット電話機への電源を遮断
する制御手段を有することを特徴とする請求項2記載の
緊急通報システム端末機器。 - 【請求項27】 前記制御部は、緊急通報連絡処理開始
時、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、前記ハン
ドセット電話機への電源を遮断し、緊急通報センターに
送信するデータ送信処理の終了後に音声通話に移行する
状態において、前記ハンドセット電話機への電源を供給
する制御手段を有することを特徴とする請求項2記載の
緊急通報システム端末機器。 - 【請求項28】 前記制御部は、緊急通報連絡処理開始
時、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、前記ハン
ドセット電話機への電源を遮断し、緊急通報センターに
送信するデータ送信処理と、前記緊急通報センターに音
声により情報を伝達する音声通話処理の終了後の呼び返
し待ち状態に移行時のうち少なくともいずれか一つの場
合において、前記ハンドセット電話機への電源を供給す
る制御手段を有することを特徴とする請求項2記載の緊
急通報システム端末機器。 - 【請求項29】 前記制御部は、緊急通報連絡処理開始
時、かつ補助バッテリーからの電源供給時に、前記ハン
ドセット電話機への電源を遮断し、緊急通報センターに
送信するデータ送信処理と、前記緊急通報センターに音
声により情報を伝達する音声通話処理と、前記緊急通報
センターから電話通話を行う時間帯である呼び返し待ち
状態の終了後に緊急通報連絡処理状態から通常状態への
移行時において、前記ハンドセット電話機への電源を供
給する制御手段を有することを特徴とする請求項2記載
の緊急通報システム端末機器。 - 【請求項30】 前記制御部は、前記ハンドセット電話
機への電源供給、遮断制御にリレーを用い、前記リレー
のオン又はオフにより、電源供給制御を行うことを特徴
とする請求項2記載の緊急通報システム端末機器。 - 【請求項31】 前記制御部は、前記ハンドセット電話
機への電源供給、遮断制御にトランジスタを用い、前記
トランジスタのオン又はオフにより、電源供給制御を行
うことを特徴とする請求項2記載の緊急通報システム端
末機器。 - 【請求項32】 前記ハンドセット電話機の代わりに外
部機器を用いた請求項1から請求項31までのいずれか
に記載の緊急通報システム端末機器。 - 【請求項33】 請求項1から32までのいずれかに記
載の緊急通報システム端末機器と、緊急通報システムを
統括して、前記緊急通報システム端末機器から緊急通報
発信信号を受信する緊急通報センターとを含む緊急通報
システム。
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-
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- 2001-06-11 JP JP2001175905A patent/JP3338031B2/ja not_active Expired - Fee Related
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