JP2005263155A - 車載用電子機器、その制御方法、制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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【課題】 走行中であっても運転者が操作でき、操作が適切でない状況の場合にのみ運転者の操作を制限することができる車載用電子機器、その制御方法、制御プログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】 この車載用電子機器は、車両Xの運転情報を取得し、この運転情報に基づいてパーキング中か否か(ステップS1)、後進中か否か(ステップS2)、右左折中か否か(ステップS3)、車両Xが操作制限領域(踏切、狭い道路、料金所)を走行中に出力される制限信号を入力中か否か(ステップS4)を判定することにより、運転者が操作可能な状況か操作困難な状況が否かを検出する。そして、運転者が操作困難な状況である場合は、同乗者用操作部の操作のみを受け付けることで(ステップS6A、S8〜S10)、運転者用操作部の操作や音声入力による操作を制限する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両に配置され、操作部を備えた車載用電子機器、その制御方法、制御プログラム及び記録媒体に関する。
自動車等の車両に配置される車載用電子機器は、車両が走行中か停止中かに関係なく操作可能なものが多いが、中には、車両走行時は運転者の操作を禁止するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平5−38986号公報
しかしながら、走行中、常に運転者が操作できないのは不便であり、一方、いつでも運転者が操作できるのは好ましくない場合もある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、走行中であっても運転者が操作でき、操作が適切でない状況の場合にのみ運転者の操作を制限することができる車載用電子機器、その制御方法、制御プログラム及び記録媒体を提供することを目的としている。
上述課題を解決するため、本発明は、車両に配置され、操作部を備えた車載用電子機器において、前記車両の運転状況に関する運転情報を取得する情報取得手段と、前記運転情報に基づいて前記操作部を操作可能な状況か操作困難な状況かを判定し、前記操作部を操作困難な状況と判定すると、前記操作部の操作を制限する制御手段とを備えることを特徴とする。この構成によれば、車両が走行中か否かに関係なく車両の運転状況に関する運転情報に基づいて操作部を操作困難な状況と判定すると、前記操作部の操作を制限するので、車両が走行中でか否かに関係なく、操作が適切でない状況の場合にのみ操作を制限することができる。
上記構成において、前記情報取得手段は、前記運転情報として、前記車両が予め設定された操作制限領域に位置するか否かを示す情報を少なくとも取得し、前記制御手段は、前記運転情報に基づいて前記車両が前記操作制限領域に位置するか否かを判定し、前記車両が前記操作制限領域に位置している場合は前記操作部を操作困難な状況と判定するようにしてもよい。また、前記操作部は、運転者操作用の第1の操作部と、同乗者操作用の第2の操作部とを備え、前記制御手段は、前記操作部を操作困難な状況と判定した場合に前記第1の操作部の操作を制限するようにしてもよい。
また、前記操作部の操作者が運転者か否かを検出する操作者検出手段を備え、前記制御手段は、前記操作部を操作困難な状況と判定し、かつ、前記操作者検出手段により前記操作部の操作者が運転者であると検出した場合に、前記操作部の操作を制限するようにしてもよい。また、前記情報取得手段は、前記運転情報として、前記車両が停止中か否かを示す停止情報をさらに取得し、前記制御手段は、前記停止情報に基づいて前記車両が停止中か否かを判定し、前記車両が停止中の場合は前記操作部を操作可能な状況と判定し、前記操作部の操作を許可する事が好ましい。
また、前記制御手段が前記操作部の操作を制限する際に、操作制限中である旨を報知する報知手段を有することが好ましい。また、前記制御手段は、前記運転情報に基づいて前記操作部を操作可能な状況か操作困難な状況かを継続的に判定し、前記操作部を操作困難な状況と判定する間は、前記操作部の操作を制限し、その後、前記操作部を操作可能な状況と判定すると、前記操作部の操作を許可するようにしてもよい。
また、本発明は、車両に配置され、操作部を備えた車載用電子機器をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、前記車両の運転状況に関する運転情報を取得させ、前記車両が走行中か否かに関係なく前記運転情報に基づいて前記操作部を操作可能な状況か操作困難な状況かを判定させ、前記操作部を操作困難な状況と判定されると、前記操作部の操作を制限させることを特徴とする。この構成によれば、車両が走行中でか否かに関係なく、操作が適切でない状況の場合にのみ操作を制限することができる。
また、本発明は、以上説明した車載用電子機器及びその制御方法に適用する他、この発明を実施するための制御プログラムを電気通信回線を介して一般ユーザに配布したり、そのようなプログラムを、磁気記録媒体、光記録媒体、半導体記録媒体等のコンピュータに読み取り可能な記録媒体に格納して一般ユーザに配布する、といった態様でも実施され得る。
本発明は、運転者は走行中であっても操作が困難な状況の場合を除いて各種操作を行うことが可能となり、運転者の操作が適切でない状況の場合にのみ運転者の操作を制限することが可能となる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る車載用電子機器10を周辺構成と共に示すブロック図である。ここで、この車載用電子機器10は、操作パネル11を備え、この操作パネル11の操作を入力する入力装置20を除いて、その他の構成は従来の車載用電子機器と略同一である。例えば、この車載用電子機器10をカーオーディオ装置として構成する場合は、入力装置20以外に、従来のカーオーディオ装置と同様の構成が設けられる。以下、入力装置20について詳細に説明する。
この入力装置20には、この車載用電子機器10が配置された車両Xのナビゲーション装置110等が接続される。このナビゲーション装置110は、GPS(Global Positioning System)或いは車両Xの各所に埋め込んだセンサやジャイロを使って位置測定を行う位置測定部111と、地図データを記憶する地図データベース(地図DB)112と、ナビゲーション装置110全体を制御する制御部113とから概略構成されている。なお、地図データは、踏切や料金所等の位置や道路幅を判別可能なデータ構造が採用されているものとする。
このナビゲーション装置110は、制御部113が、位置測定部111により現在位置を計測させ、地図DB112から現在位置を含む地図データを読み出して表示装置(図示略)に地図を表示させ、ユーザ(運転者や同乗者)の指示に応じて目的地までの経路案内を行う、といった一般的なナビゲーション装置の機能に加えて、車両Xの走行領域が予め定めた操作制限領域か否かを示す運転情報(制限信号S1)を出力する運転情報出力機能を具備するものである。
具体的には、この運転情報出力機能は、位置測定部111により取得した現在位置と、この現在位置を含む地図データとに基づいて、制御部113が、「踏切を横断中(横断直前を含めてもよい)」、「狭い道路を通行中(通行直前を含めてもよい)」、「料金所を通過中(通過直前を含めてもよい)」等の「運転者の操作を制限した方が好ましい走行領域(操作制限領域)」に位置する場合に、制限信号S1を出力する機能である。
また、この入力装置20には、車両Xのパーキングブレーキが操作されてブレーキがかかった状態にあるか否かを示すパーキング検出信号S2と、車両Xが後進中(或いはバックギヤにつながって後進可能な状態)にあるか否かを示す後進検出信号S3と、車両が右左折中かを示す右左折検出信号(例えば、ウィンカ動作中かを示す信号)S4とが入力される。これら信号S2〜S4は、車両Xに予め配置された電装ボックス等から入力するようにしてもよいし、又は、これら信号S2〜S4を出力する信号出力ユニットを配置し、これら信号出力ユニットから入力するようにすればよい。
すなわち、この入力装置20は、「後進中」、「右左折中」といった「運転者の操作を制限した方が好ましい運転状況」か否かを示す運転情報として、上記制限信号S1に加えて、パーキング検出信号S2、後進検出信号S3及び右左折検出信号S4を入力するように構成されている。
図1に示すように、この入力装置20は、運転者の操作を意図した運転者用操作部(第1の操作部)21と、運転者以外の者(同乗者)の操作を意図した同乗者用操作部(第2の操作部)22とを備えている。これら操作部21、22は、操作パネル11に設けられた、各種操作子や、タッチパネルに表示されたタッチスイッチであり、例えば、運転者用操作部21に割り当てられた操作子やタッチスイッチが運転席側に配置され、同乗者用操作部22に割り当てられた操作子やタッチスイッチが助手席側に配置されるようになっている。
制御部30は、この入力装置20全体を制御するコンピュータとして機能するものである。この制御部30は、入力装置20の制御のみを行う制御ユニットでもよいし、車載用電子機器10全体を制御する制御ユニットであってもよい。記憶部31は、この制御部30によって実行される制御プログラムやデータが記憶されている。
運転情報入力インターフェース(運転情報入力I/F)32は、車両Xの運転状況に関する上記運転情報(信号S1〜S4)を取得する情報取得手段として機能するものであり、複数の入力ポートを備え、各入力ポートを介して、制限信号S1、パーキング信号S2、後進検出信号S3及び右左折検出信号S4を入力して制御部30に出力する。
音声認識部33は、車両Xに配置されたマイク34を介して運転者等が発した音声を入力し、音声認識処理を施すことによって音素テキストを認識し、認識結果を制御部30に出力する。この場合、制御部30は、記憶部31に記憶された、音素コマンドと操作コマンドとを対応づけたテーブル(図示略)から認識結果に対応する操作コマンドを検索することにより、音声入力された操作を特定する。これにより、この入力装置20は、運転者用操作部21、同乗者用操作部22、及び、音声認識部33を介して各種指示を入力できるように構成されている。
報知部35は、運転者用操作部21の操作を制限中である旨を報知する報知手段として機能するものであり、LED(Light Emitting Diode)とLEDを点灯させる駆動回路、或いは、液晶表示パネルや液晶駆動回路等から構成される。
ところで、この入力装置20は、同乗者用操作部22の操作は常時受け付ける一方、運転者用操作部21及び音声認識部33を介した操作は一定条件可で受け付けない(操作を制限する)ようになっている。以下、この入力装置20の動作について説明する。
図2は、入力装置20の動作を示すフローチャートである。
まず、制御部30は、運転者が操作可能な状況か操作困難な状況か否かを判定する操作可否判定処理を実行する(ステップS1〜S4)。詳述すると、制御部30は、運転情報入力I/F32を介して入力される、パーキング検出信号S2に基づいて車両Xがパーキングブレーキをかけた状態(パーキング中)にあるか否かを判定し(ステップS1)、パーキング中であれば、操作可能な状況と判定する(ステップS5)。
また、パーキング中でなければ、制御部30は、後進検出信号S3に基づいて車両Xが後進中か否かを判定し(ステップS2)、後進中でなければ(ステップS2:NO)、右左折検出信号S4に基づいて車両Xが右左折中か否かを判定し(ステップS3)、右左折中でなければ(ステップS3:NO)、制限信号S1を入力しているか否かを判定する(ステップS4)。そして、制御部30は、制限信号S1を入力していなければ(ステップS4:NO)、操作可能な状況と判定する。
すなわち、パーキング中であれば、車両Xは停止中であるため、運転者は操作可能な状況にあると推定でき、また、後進中でも右左折中でも操作制限領域(踏切、狭い道路、料金所)を走行中でもない場合は、運転者の運転負荷が小さいと推定できるため、かかる場合は、運転者は操作可能な状況にあると判定するようになっている。
このようにして、運転者が操作可能な状況にあると判定すると(ステップS1:YES、ステップS4:NO)、制御部30は、報知部35により操作制限中である旨を報知していれば、その報知処理を停止させ(例えば、LEDを消灯し)(ステップS5)、同乗者用操作部22、運転者用操作部21及び音声認識部33のいずれかを介して操作を検出したか否かを判定する(ステップS6)。この場合、制御部30は、操作を検出していない場合はステップS1の処理に移行して再び操作可否判定処理を実行する一方、操作を検出した場合は、音声入力による操作か否かを判定する(ステップS7)。
音声入力による操作でない場合(ステップS7:NO)、つまり、運転者用操作部21及び同乗者用操作部22のいずれかの操作を検出した場合は、制御部30は、スイッチ押離判定処理・チャタリング処理、押し時間判定処理等を実行することにより、操作されたスイッチ(操作子及びタッチスイッチ)を特定する(ステップS8)。続いて、制御部30は、特定したスイッチに対応する操作コマンドを、記憶部31に記憶された、スイッチと操作コマンドとを対応づけたテーブル(図示略)から検索し(ステップS9)、その操作コマンドを該当する車載機(車載用電子機器10又はナビゲーション装置110)に出力する(ステップS10)。これにより、その操作コマンドが出力された車載機では、操作コマンドに対応する処理が実行されることとなる。
また、音声入力による操作の場合(ステップS7:YES)、制御部30は、音声認識部33により音声認識処理を実行させて認識結果を入力し(ステップS11)、この認識結果に対応する操作コマンドを検索し(ステップS12)、検索した操作コマンドを該当する車載機(車載用電子機器10又はナビゲーション装置110)に出力する(ステップS10)。これにより、その操作コマンドが出力された操作機では操作コマンドに対応する処理が実行される。
一方、制御部30は、上記ステップS1〜S4の操作可否判定処理によって運転者が操作困難な状況と判定した場合、つまり、ステップS2〜S4のいずれかの判定で、「後進中」、「右左折中」、「制限信号S1を入力中」のいずれかに該当すると判定した場合は、報知部35により所定のLEDを点灯、或いは、液晶表示パネルにその旨のメッセージを表示等させることにより、操作制限中である旨を報知する(ステップS5A)。
この場合、制御部30は、同乗者用操作部22の操作の検出のみを行い(ステップS6A)、同乗者用操作部22の操作を検出した場合は(ステップS6A)、ステップS8の処理に移行することにより、その操作に対応する操作コマンドを検索して該当する車載機に出力して対応する処理を実行させる。すなわち、制御部30は、運転者が操作困難な状況と判定した場合は、運転者用操作部21及び音声認識部33の操作の検出を行わないことで、運転者の操作を制限するようになっている。
ここで、制御部30は、ステップS6Aの判定で同乗者用操作部22の操作を検出しない場合や、ステップS10の処理で操作コマンドを出力した後は、ステップS1の処理に移行することにより、操作可否判定処理を繰り返すようになっている。
これにより、制御部30は、車両Xの運転情報(信号S1〜S4)に基づいて運転者が操作可能な状況にあるか操作困難な状況にあるかを継続して判定し、操作可能な状況になれば、速やかに、同乗者用操作部22、運転者用操作部21及び音声認識部33の操作を受け付け、操作困難な状況になれば、速やかに、運転者用操作部21及び音声認識部33の操作を制限し、その後、操作可能な状況にあれば、速やかに運転者用操作部21及び音声認識部33の操作を許可することができる。さらに、操作制限中は、報知部35によりその旨を報知するので、運転者は、車載用電子機器10の操作をあきらめて運転に集中することとなり、安全運転を手助けすることが可能となる。
以上説明したように、この車載用電子機器10の入力装置20は、車両Xの運転情報を取得し、この運転情報に基づいて運転者が操作可能な状況にあるか操作困難な状況かを判定し、操作困難な状況の場合は、車両Xが走行中か否かに関係なく運転者用操作部21及び音声認識部33の操作を制限するので、運転者は走行中であっても操作困難な状況(踏切通過中、狭い道路を通行中、料金所を通行中、後進中、右左折中)にある場合を除いて各種操作を行うことが可能となり、運転者の操作が適切でない状況の場合にのみ運転者の操作を制限することが可能となる。
また、この入力装置20は、車両Xが停止中(パーキング中)であれば操作可能な状況にあると判定するので、運転者は、狭い道路を走行している場合でも、その道路の途中で車両Xを停止させパーキングブレーキを引けば、操作が可能となり、使い勝手を損ねることもない。
なお、上述した実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更可能である。さらに、実施例で示した構成はそれに限定されるものでは無く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、上述の実施形態では、パーキング中か否かを検出することにより、車両Xが停止中で運転者が操作可能な状況にあると判定する場合について述べたが、これに代えて、或いは、これに加えて、車両Xのエンジンが停止中であること、或いは、イグニッションキーのオフを検出することによって、車両Xが停止中で運転者が操作可能な状況にあると判定するようにしてもよい。また、運転者が操作困難な状況にあるか否かを判定するための運転情報は、上述したものに限らず、様々な情報を広く適用することが可能である。
また、上述の実施形態では、運転者用操作部21と同乗者用操作部22を備え、運転者用操作部21の操作のみ制限する場合について説明したが、これに代えて、運転者及び同乗者が共通使用する一つの操作部を設け、この操作部の全体の操作を制限するようにしてもよいし、また、操作部に設けられた操作子(タッチスイッチを含む)のうち、一部の操作子(例えば、表示装置を見なければ操作できない操作子やタッチスイッチ)だけの操作を制限するようにしてもよい。
また、運転者及び同乗者が共通使用する一つの操作部を設けた場合は、例えば、赤外線等を用いて、運転者側から操作されたのか助手席側から操作されたのかを検出する操作者検出手段を設け、運転者が操作困難な状況と判定され、かつ、この操作者検出手段で運転者側から操作されたことが検出されている場合に、その検出した操作を無効とするようにしてもよい。このようにすれば、運転者だけの操作だけを制限でき、同乗者の操作はいつでも受け付けることが可能となる。
また、上記運転者用操作部21と同乗者用操作部22、或いは、運転者及び同乗者が共通使用する操作部を、操作に応じて無線信号を送信するリモートコントローラとして構成してもよい。この場合、入力装置20側に、上記無線信号を受信する受信部を設ければよい。
また、上述の実施形態では、この車載用電子機器10にはナビゲーション装置110だけが接続される場合について述べたが、ナビゲーション装置110以外の複数の車載用電子機器が接続され、これら車載用電子機器に、運転者や同乗者の操作入力に応じた操作コマンドを出力するものであってもよい。
また、上述の実施形態では、ナビゲーション装置110が、車両Xの走行領域が予め定めた操作制限領域(踏切、狭い道路、料金所)か否かを示す運転情報(制限信号S1)を出力する機能を備える場合について述べたが、図3に示すように、入力装置20(或いは車載用電子機器10)に、位置測定部111及び地図DB112を配置し、入力装置20の制御部30が、位置測定部111により取得した現在位置と地図DB112の地図データとに基づいて、車両Xの走行領域が操作制限領域が否かを示す運転情報を取得するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、入力装置20を制御するための制御プログラムを記憶部31に予め記憶しておく場合について説明したが、この制御プログラムを、磁気記録媒体、光記録媒体、半導体記録媒体等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納し、コンピュータが記録媒体からこの制御プログラムを読み取って実行するようにしてもよい。また、この制御プログラムを電気通信回線を介して通信ネットワーク上の配信サーバ等からダウンロードできるようにしてもよい。
本実施形態に係る車載用電子機器を周辺構成と共に示すブロック図である。 入力装置の動作を示すフローチャートである。 車載用電子機器の変形例を示すブロック図である。
符号の説明
10 車載用電子機器
11 操作パネル
20 入力装置
21 運転者用操作部
22 同乗者用操作部
30 制御部
31 記憶部
32 運転情報入力I/F
33 音声認識部
35 報知部
110 ナビゲーション装置

Claims (10)

  1. 車両に配置され、操作部を備えた車載用電子機器において、
    前記車両の運転状況に関する運転情報を取得する情報取得手段と、
    前記運転情報に基づいて前記操作部を操作可能な状況か操作困難な状況かを判定し、前記操作部を操作困難な状況と判定すると、前記操作部の操作を制限する制御手段と
    を備えることを特徴とする車載用電子機器。
  2. 前記情報取得手段は、前記運転情報として、前記車両が予め設定された操作制限領域に位置するか否かを示す情報を少なくとも取得し、
    前記制御手段は、前記運転情報に基づいて前記車両が前記操作制限領域に位置するか否かを判定し、前記車両が前記操作制限領域に位置している場合は前記操作部を操作困難な状況と判定することを特徴とする請求項1に記載の車載用電子機器。
  3. 前記操作部は、運転者操作用の第1の操作部と、同乗者操作用の第2の操作部とを備え、
    前記制御手段は、前記操作部を操作困難な状況と判定した場合に前記第1の操作部の操作を制限することを特徴とする請求項1又は2に記載の車載用電子機器。
  4. 前記操作部の操作者が運転者か否かを検出する操作者検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記操作部を操作困難な状況と判定し、かつ、前記操作者検出手段により前記操作部の操作者が運転者であると検出した場合に、前記操作部の操作を制限することを特徴とする請求項1又は2に記載の車載用電子機器。
  5. 前記情報取得手段は、前記運転情報として、前記車両が停止中か否かを示す停止情報をさらに取得し、
    前記制御手段は、前記停止情報に基づいて前記車両が停止中か否かを判定し、前記車両が停止中の場合は前記操作部を操作可能な状況と判定し、前記操作部の操作を許可することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の車載用電子機器。
  6. 前記制御手段が前記操作部の操作を制限する際に、操作制限中である旨を報知する報知手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の車載用電子機器。
  7. 前記制御手段は、前記運転情報に基づいて前記操作部を操作可能な状況か操作困難な状況かを継続的に判定し、前記操作部を操作困難な状況と判定する間は、前記操作部の操作を制限し、その後、前記操作部を操作可能な状況と判定すると、前記操作部の操作を許可することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の車載用電子機器。
  8. 車両に配置され、操作部を備えた車載用電子機器の制御方法において、
    前記車両の運転状況に関する運転情報を取得し、前記車両が走行中か否かに関係なく前記運転情報に基づいて前記操作部を操作可能な状況か操作困難な状況かを判定し、前記操作部を操作困難な状況と判定すると、前記操作部の操作を制限することを特徴とする車載用電子機器の制御方法。
  9. 車両に配置され、操作部を備えた車載用電子機器をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
    前記車両の運転状況に関する運転情報を取得させ、前記車両が走行中か否かに関係なく前記運転情報に基づいて前記操作部を操作可能な状況か操作困難な状況かを判定させ、前記操作部を操作困難な状況と判定されると、前記操作部の操作を制限させることを特徴とする制御プログラム。
  10. 車両に配置され、操作部を備えた車載用電子機器をコンピュータにより制御するための制御プログラムを記録した記録媒体において、
    前記車両の運転状況に関する運転情報を取得させ、前記車両が走行中か否かに関係なく前記運転情報に基づいて前記操作部を操作可能な状況か操作困難な状況かを判定させ、前記操作部を操作困難な状況と判定されると、前記操作部の操作を制限させるための制御プログラムをコンピュータ読み取り可能に記録したことを特徴とする記録媒体。
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