JP5066539B2 - 機器操作制御装置、機器操作制御方法およびプログラム - Google Patents

機器操作制御装置、機器操作制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両内でのユーザの機器操作を制御する機能を備えた機器操作制御装置に関する。
車両の運転中に、ドライバーが機器(カーナビゲーション装置や携帯電話機など)の操作をすると、機器操作のほうにドライバーの注意が向けられるため、ドライバーの運転への注意力が低下してしまう。したがって、車両の運転中は、ドライバーの機器操作を制限することが望ましい。
ところで、社団法人日本自動車工業会の規格では、車両の走行中にドライバーへの情報提供を行うことが規制されており、従来、車両の走行状態に応じた形態でドライバーに情報を提示する情報提供装置などが提案されている(例えば特許文献1参照)。この従来の情報提供装置では、車両が走行中である場合には、音声によって情報が提示され、ドライバーに対して視線を誘導することなく情報が伝達される。一方、車両が停車中である場合には、テキストや画像によって情報が提示され、ドライバーに対して詳細な情報が伝達される。
特開2008−201217号公報
しかしながら、単に「停車中」といっても、車両が停車している状況(停車シーン)には様々な状況(例えば、信号のない交差点での右折待ちや、路肩での安全な停車など)がある。ところが、従来の情報提示装置では、それらの停車シーンごとの違いが何ら考慮されておらず、様々な停車シーンに応じて車両内での機器操作の制御を行うことについては、まったく想定されていない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、車両内でのユーザの機器操作を様々な停車シーンに応じて適切に制御することのできる機器操作制御装置を提供することを目的とする。
本発明の機器操作制御装置は、車両内でのユーザの機器操作を制御するための装置であって、前記車両から取得できる車両情報と地図情報に対応付けて、複数の停車シーンが設定されており、前記装置は、前記車両から取得した現在の車両情報と地図情報に基づいて、前記複数の停車シーンの中から前記車両の現在の停車シーンの判定を行う停車シーン判定手段と、前記現在の停車シーンに応じて、前記車両内でのユーザの機器操作を許可するか否かを決定する操作許可決定手段と、を備えている。
これにより、車両から取得した現在の車両情報と地図情報に基づいて、複数の停車シーンの中から現在の停車シーンの判定が行われる。そして、現在の停車シーンに応じて、車両内でのユーザの機器操作の許否制御が適切に行われる。
また、本発明の機器操作制御装置は、前記車両から取得した現在の車両情報と地図情報に基づいて、前記現在の停車シーンについての安全度の推定を行う安全度推定手段を、さらに備え、前記操作許可決定手段は、前記安全度に応じて、前記車両内でのユーザの機器操作を許可するか否かを決定してもよい。
これにより、車両から取得した現在の車両情報と地図情報に基づいて、現在の停車シーンについての安全度の推定が行われる。そして、現在の停車シーンの安全度に応じて、車両内でのユーザの機器操作の許否制御が適切に行われる。
また、本発明の機器操作制御装置は、前記車両から取得した現在の車両情報に基づいて、前記現在の停車シーンが終了したか否かを判定するシーン終了判定手段を、さらに備え、前記操作許可決定手段は、前記停車シーンの終了判定結果に応じて、前記車両内でのユーザの機器操作を許可するか否かを決定してもよい。
これにより、車両から取得した現在の車両情報に基づいて、現在の停車シーンが終了したか否かの判定が行われる。そして、停車シーンの終了判定結果に応じて、車両内でのユーザの機器操作の許否制御が適切に行われる。
また、本発明の機器操作制御装置では、前記車両情報には、少なくとも車速の情報が含まれており、前記シーン終了判定手段は、前記車両の現在の車速が所定の基準速度以下である場合であっても、前記車両情報に含まれる他の情報に所定の基準変化より大きな変化があった場合には、前記現在の停車シーンが終了したと判定してもよい。
これにより、車両の現在の車速が基準速度以下(例えば、時速0km)になった場合でも、他の車両情報に変化があった場合(例えば、前の車との車間距離が大きくなった場合など)には、停車シーンが終了したと判定される。このようにして、車速以外の情報も考慮に入れて、車両の停車シーンの終了判定が適切に行われる。
また、本発明の機器操作制御装置では、前記車両情報には、少なくとも車速の情報が含まれており、前記シーン終了判定手段は、前記車両の現在の車速が所定の基準速度を超えた場合であっても、前記車両情報に含まれる他の情報に所定の基準変化より大きな変化がなかった場合には、前記現在の停車シーンが終了していないと判定してもよい。
これにより、車両の現在の車速が基準速度(例えば、時速0km)を越えた場合でも、他の車両情報にあまり変化がなかった場合(例えば、前の車との車間距離が僅かしか変わらなかった場合など)には、停車シーンが終了していないと判定される。このようにして、車速以外の情報も考慮に入れて、車両の停車シーンの終了判定が適切に行われる。
本発明の機器操作制御方法は、車両内でのユーザの機器操作を制御する方法であって、前記車両から取得できる車両情報と地図情報に対応付けて、複数の停車シーンが設定されており、前記方法は、前記車両から取得した現在の車両情報と地図情報に基づいて、前記複数の停車シーンの中から前記車両の現在の停車シーンの判定を行うことと、前記現在の停車シーンに応じて、前記車両内でのユーザの機器操作を許可するか否かを決定することと、を含んでいる。
この方法によっても、車両から取得した現在の車両情報と地図情報に基づいて、複数の停車シーンの中から現在の停車シーンの判定が行われる。そして、現在の停車シーンに応じて、車両内でのユーザの機器操作の許否制御が適切に行われる。
本発明のプログラムは、車両内でのユーザの機器操作を制御するためのプログラムであって、前記車両から取得できる車両情報と地図情報に対応付けて、複数の停車シーンが設定されており、前記プログラムは、コンピュータに、前記車両から取得した現在の車両情報と地図情報に基づいて、前記複数の停車シーンの中から前記車両の現在の停車シーンの判定を行う処理と、前記現在の停車シーンに応じて、前記車両内でのユーザの機器操作を許可するか否かを決定する処理と、を実行させるものである。
このプログラムによっても、車両から取得した現在の車両情報と地図情報に基づいて、複数の停車シーンの中から現在の停車シーンの判定が行われる。そして、現在の停車シーンに応じて、車両内でのユーザの機器操作の許否制御が適切に行われる。
本発明によれば、複数の停車シーンの中から現在の停車シーンの判定を行い、その現在の停車シーンに応じて車両内でのユーザの機器操作の許否を決定することにより、現在の停車シーンに応じて、車両内でのユーザの機器操作の許否制御を適切に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態の機器操作制御装置について、図面を用いて説明する。本実施の形態では、停車中の車両内においてカーナビゲーション装置や携帯電話機などの機器操作が制御される場合を例示する。このような機器操作の制御機能は、装置のメモリやHDDに格納されているプログラムによって実現される。
まず、本実施の形態の機器操作制御装置の構成を、図面を参照して説明する。図1は、機器操作制御装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、機器操作制御装置1は、車両情報を取得するための車両情報取得部2と、地図情報を取得するための地図情報取得部3と、車両のドライバーに情報を提供するための各種の処理を行う制御部4を備えている。この制御部4は、CPUやマイコンなどで構成されている。
車両情報取得部2は、車両に搭載されたGPS装置5から車両の現在位置の情報を、車両情報として取得する機能を備えている。この車両情報取得部2は、車速、左右のウィンカー(左右ターンSW)のオン/オフ、舵角、ハザードランプのオン/オフ、停車直前の加速度、ブレーキ圧、サイドブレーキのオン/オフなどの車両情報を、車両に搭載された車両センサ6から取得する機能を備えている。また、この車両情報取得部2は、前方の車両との車間距離、車両前方の停止線の有無、車両前方の横断歩道の有無、車両前方の信号の有無などの車両情報を、車両に搭載された車載カメラ7から取得する機能を備えている。本実施の形態では、車両情報取得部2は、図示しない車載LAN(CAN、AVC−LAN、BEANなど)を介して、これらの車両情報を取得する。
地図情報取得部3は、大容量のHDDなどで構成された地図情報DB8から地図情報を取得する機能を備えている。この地図情報には、交差点の位置(緯度経度など)、道路種別(高速自動車道、国道、県道など)、交差点の難易度(道路の形状などで決定される)などの情報が含まれている。また、この地図情報には、交差点における停止線の有無、交差点における横断歩道の有無、交差点における信号の有無などの情報が含まれていても良い。
制御部4は、車両から取得した現在の車両情報と地図情報に基づいて、現在の停車シーンの判定を行う停車シーン判定部9を備えている。この停車シーン判定部9は、HDDやメモリなどで構成された停車シーンDB10から停車シーン情報を取得する機能を備えている。この停車シーン情報は、複数の停車シーンについての車両情報や地図情報の対応付けを示す情報であり、本実施の形態では、予め設定されて停車シーンDB10に記憶されている。停車シーン判定部9は、この停車シーン情報を参照して、複数の停車シーンの中から現在の停車シーンの判定を行う。
ここで、図面を参照して、停車シーン情報をより具体的に説明する。図2は、停車シーン情報の一例を示す図である。例えば、図2では、「信号有り交差点における先頭での左折待ち」という停車シーンが、「車速、交差点判定(車両の現在位置が交差点近傍であるか否か)、左ターンSW、舵角、車間距離、交差点までの距離、信号の有無」という情報に対応付けられている。
なお、図2の「停車シーン」の欄において、Xは、4以上の整数(4、5、…)であり、「舵角θ」の欄において、θ1、θ2は、任意の定数である。また、「車間距離D」の欄において、D1、D2は、任意の定数であり、「交差点までの距離L」の欄において、L1〜L7は、任意の定数である。さらに、「停車直前加速度α」の欄において、α1は、任意の定数である。
例えば、「車速:時速0km、交差点判定:TRUE(現在位置:交差点近傍)、左ターンSW:TRUE(左ウィンカー:オン)、舵角θ:0≦θ≦θ1(例えば、θ1=540°)、車間距離D:D≧D2(例えば、D2=10m)、交差点までの距離L:L≦L1(例えば、L1=3m)、信号有無:TRUE(信号:有)」の場合には、停車シーン判定部9によって、現在の停車シーンが「信号有り交差点における先頭での左折待ち」であると判定される。
また、「車速:時速0km、停止線有無:TRUE(停止線:有)」の場合には、停車シーン判定部9によって、現在の停車シーンが「停止線で一時停止」であると判定され、「車速:時速0km、横断歩道有無:TRUE(横断歩道:有)」の場合には、停車シーン判定部9によって、現在の停車シーンが「横断歩道手前で停止」であると判定される。さらに、「車速:時速0km、停車直前加速度α≦α1(例えば、α1=−5m/秒/秒)」の場合には、停車シーン判定部9によって、現在の停車シーンが「急停車」であると判定され、「車速:時速0km、ハザードランプ:TRUE(ハザードランプ:オン)」の場合には、停車シーン判定部9によって、現在の停車シーンが「安全停車」であると判定される。
図1に示すように、制御部4は、車両から取得した現在の車両情報と地図情報に基づいて、現在の停車シーンの安全度の推定を行う安全度推定部11を備えている。この安全度推定部11は、下記の式1を用いて、現在の停車シーンの安全度Fを算出する。
F=a×Fr+b×Fd (式1)
なお、a、bは、所定の定数である。
Frは、道路要因の安全度増減パラメータ(交差点難易度、横断歩道有無、道路難易度など)であり、下記の式2によって計算される。
Fr=a1×交差点難易度+a2×横断歩道有無+a3×道路難易度 (式2)
なお、a1〜a3は、所定の定数である。
ここで、交差点難易度は、交差点の形状(T字路、十字路、五叉路、六叉路など)から決定される。また、道路難易度は、道路種別(高速自動車道、一般国道、主要地方道、一般都道府県道、一般市道、町村道など)と車線数(1車線、2車線、3車線など)から決定される。
また、Fdは、ドライバー要因の安全度増減パラメータFd(ブレーキ圧、サイドブレーキなど)であり、下記の式3によって計算される。
Fd=b1×ブレーキ圧+b2×サイドブレーキ (式3)
なお、b1、b2は、所定の定数である。
ここで、ブレーキ圧は、ブレーキペダルの踏み込み度合いを示す数値であり、サイドブレーキは、サイドブレーキをかけているか否かを示す数値(例えば、サイドブレーキをかけている=1、サイドブレーキをかけていない=0)である。
また、図1に示すように、制御部4は、車両から取得した現在の車両情報に基づいて、現在の停車シーンが終了したか否かを判定するシーン終了判定部12を備えている。このシーン終了判定部12は、原則として、現在の車速が時速0kmでなくなった場合(車両が動き出した場合)には、現在の停車シーンが終了したと判定し、現在の車速が時速0kmである場合(車両が動いていない場合)には、現在の停車シーンは終了しないと判定する。
ただし、このシーン終了判定部12は、現在の車速が時速0kmである場合(車両が動いていない場合)であっても、他の車両情報に大きな変化があった場合(例えば、前の車両が動き出して「車間距離」が大きくなった場合や、「信号」が青に変わった場合など)には、現在の停車シーンが終了したと判定する。
また、このシーン終了判定部12は、現在の車速が時速0kmでなくなった場合(車両が動き出した場合)であっても、他の車両情報にあまり変化がなかった場合(例えば、前の車両との「車間距離」があまり変わらない場合や、「車速」が時速0kmでない時間が短い場合など)には、現在の停車シーンが終了していないと判定する。
さらに、図1に示すように、制御部4は、現在の停車シーン(停車シーンの終了判定結果も含む)や安全度に応じて、車両内でのユーザの機器操作を許可するか否かを決定する操作許可決定部13を備えている。また、機器操作制御装置1は、車両内の機器(カーナビゲーション装置14や携帯電話機15)の動作を制御する機器制御部16を備えている。この機器制御部16は、操作許可決定部13での決定に基づいて、カーナビゲーション装置14や携帯電話機15の動作を外部から制御する機能を備えている。例えば、「信号のない交差点での右折待ち」で「安全度が低い」ような場合には、ユーザによる操作の受付を禁止するように、カーナビゲーション装置14や携帯電話機15などの機器が制御される。また、「路肩での安全な停車」で「安全度が高い」ような場合には、ユーザによる操作の受付を許可するように、カーナビゲーション装置14や携帯電話機15などの機器が制御される。
例えば、危険度の高い停車時には、ユーザによるナビ操作、エアコン操作、窓の開閉操作を行えないように、機器制御が行われる。また、危険度の高い停車時には、自動でサイドブレーキをかけるような機器制御が行われてもよい。また、危険度の高い停車時には、前方に注意する必要がある旨の警告(前方に注意をしていないときの警告)が行われてもよい。
また、停車シーンが終了したと判定されたときには、カーナビゲーション装置14や携帯電話機15などの機器を操作できないようにする機器制御が行われてもよい。さらに、停車シーンが終了したと判定されたときには、カーテレビなどの映像をオフにする制御や、車両を発進させるべきであることを映像や音声で通知する制御が行われてもよい。
この場合、機器操作の可否を、計器盤(インストゥルメント・パネル)などのエリアに、LED表示やアイコン表示などで、ドライバーに通知してもよい。これにより、ドライバーが機器操作をする前に、操作不可であることに気付くことができる。
また、この機器操作制御装置1は、各停車シーンにおいて、車両を発進させる前に行うべき安全確認をドライバーが行っているかどうかを、ドライバーの視線の動きから確認する機能を備えており、発車前の安全確認をドライバーが行っていないと判定された場合には、安全確認を行う旨の警告が行われる。例えば、「信号のある交差点において先頭での信号待ち」の停車シーンで、ドライバーが信号を見ていないと判定された場合には、信号確認を行う旨の警告が行われる。また、「一時停止」の停車シーンで、ドライバーが左右確認を行っていないと判定された場合には、左右確認を行う旨の警告が行われる。
また、この機器操作制御装置1は、信号等の情報から停車シーンの長さ(時間の長さ)を予測する機能を備えており、その停車シーンの長さで達成可能な機器操作を許可するように、カーナビゲーション装置14や携帯電話機15などの機器操作が制御される。
以上のように構成された機器操作制御装置1について、図面を用いてその動作を説明する。
図3は、本実施の形態の機器操作制御装置1の動作の流れを示すフロー図である。図3に示すように、停車中の車両のドライバーに情報の提供が行われるときには、まず、車両から現在の車両情報と地図情報が取得される(S1、S2)。そして、現在の車両情報と地図情報を用いて、現在の停車シーンの判定が行われ(S3)、また、現在の車両情報と地図情報を用いて、現在の停車シーンの安全度が推定される(S4)。さらに、現在の車両情報を用いて、現在の停車シーンが終了したか否かの判定が行われる(S5)。
そして、現在の停車シーン(停車シーンの終了判定結果も含む)や安全度に応じて、車両内でのユーザの機器操作を許可するか否かが決定され(S6)、その決定に従って機器(カーナビゲーション装置14や携帯電話機15など)の操作が制御される(S7)。
このような本実施の形態の機器操作制御装置によれば、複数の停車シーンの中から現在の停車シーンの判定を行い、その現在の停車シーンに応じて車両内でのユーザの機器操作の許否を決定することにより、現在の停車シーンに応じて、車両内でのユーザの機器操作の許否制御を適切に行うことができる。
すなわち、本実施の形態では、車両から取得した現在の車両情報と地図情報に基づいて、複数の停車シーンの中から現在の停車シーンの判定が行われる。そして、現在の停車シーンに応じて、車両内でのユーザの機器操作の許否制御が適切に行われる。
また、本実施の形態では、車両から取得した現在の車両情報と地図情報に基づいて、現在の停車シーンについての安全度の推定が行われる。そして、現在の停車シーンの安全度に応じて、車両内でのユーザの機器操作の許否制御が適切に行われる。
また、本実施の形態では、車両から取得した現在の車両情報に基づいて、現在の停車シーンが終了したか否かの判定が行われる。そして、停車シーンの終了判定結果に応じて、車両内でのユーザの機器操作の許否制御が適切に行われる。
また、本実施の形態では、車両の現在の車速が基準速度以下(例えば、時速0km)になった場合でも、他の車両情報に変化があった場合(例えば、前の車との車間距離が大きくなった場合など)には、停車シーンが終了したと判定される。このようにして、車速以外の情報も考慮に入れて、車両の停車シーンの終了判定が適切に行われる。
また、本実施の形態では、車両の現在の車速が基準速度(例えば、時速0km)を越えた場合でも、他の車両情報にあまり変化がなかった場合(例えば、前の車との車間距離が僅かしか変わらなかった場合など)には、停車シーンが終了していないと判定される。このようにして、車速以外の情報も考慮に入れて、車両の停車シーンの終了判定が適切に行われる。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
以上のように、本発明にかかる機器操作制御装置は、現在の停車シーンに応じて、車両内でのユーザの機器操作の許否制御を適切に行うことができるという効果を有し、停車中の車両内においてカーナビゲーション装置や携帯電話機などの機器操作を制御する装置として用いられ、有用である。
本実施の形態の機器操作制御装置の構成を示すブロック図である。 停車シーン情報(複数の停車シーンについての車両情報や地図情報の対応付け)の一例を示す図である。 本実施の形態の機器操作制御装置の動作の流れを説明するためのフロー図である。
1 機器操作制御装置
2 車両情報取得部
3 地図情報取得部
4 制御部
5 GPS装置
6 車両センサ
7 車載カメラ
8 地図情報DB
9 停車シーン判定部
10 停車シーンDB
11 安全度推定部
12 シーン終了判定部
13 操作許可決定部
16 機器制御部

Claims (3)

  1. 車両内でのユーザの機器操作を制御するための装置であって、
    前記車両から取得できる車両情報と地図情報に対応付けて、複数の停車シーンが設定されており、
    前記装置は、
    前記車両から取得した現在の車両情報と地図情報に基づいて、前記複数の停車シーンの中から選択される1つの停車シーンが前記車両の現在の停車シーンであると判定する停車シーン判定手段と、
    前記車両から取得した現在の車両情報と地図情報に基づいて、前記現在の停車シーンについての安全度の推定を行う安全度推定手段と、
    前記車両から取得した現在の車両情報に基づいて、前記現在の停車シーンが終了したか否かを判定するシーン終了判定手段と、
    前記現在の停車シーンと前記安全度と前記現在の停車シーンの終了判定結果とに応じて、前記車両内でのユーザの機器操作を許可するか否かを決定する操作許可決定手段と、
    を備え
    前記車両情報には、少なくとも車速の情報が含まれており、
    前記シーン終了判定手段は、
    前記車両の現在の車速が所定の基準速度以下である場合であっても、前記車両情報に含まれる他の情報に所定の基準変化より大きな変化があった場合には、前記現在の停車シーンが終了したと判定し、
    前記車両の現在の車速が所定の基準速度を超えた場合であっても、前記車両情報に含まれる他の情報に所定の基準変化より大きな変化がなかった場合には、前記現在の停車シーンが終了していないと判定することを特徴とする機器操作制御装置。
  2. 車両内でのユーザの機器操作を制御する方法であって、
    前記車両から取得できる車両情報と地図情報に対応付けて、複数の停車シーンが設定されており、
    前記方法は、
    前記車両から取得した現在の車両情報と地図情報に基づいて、前記複数の停車シーンの中から選択される1つの停車シーンが前記車両の現在の停車シーンであると判定することと、
    前記車両から取得した現在の車両情報と地図情報に基づいて、前記現在の停車シーンについての安全度の推定を行うことと、
    前記車両から取得した現在の車両情報に基づいて、前記現在の停車シーンが終了したか否かを判定することと、
    前記現在の停車シーンと前記安全度と前記現在の停車シーンの終了判定結果とに応じて、前記車両内でのユーザの機器操作を許可するか否かを決定することと、
    を含み、
    前記車両情報には、少なくとも車速の情報が含まれており、
    前記現在の停車シーンの終了判定では、
    前記車両の現在の車速が所定の基準速度以下である場合であっても、前記車両情報に含まれる他の情報に所定の基準変化より大きな変化があった場合には、前記現在の停車シーンが終了したと判定し、
    前記車両の現在の車速が所定の基準速度を超えた場合であっても、前記車両情報に含まれる他の情報に所定の基準変化より大きな変化がなかった場合には、前記現在の停車シーンが終了していないと判定することを特徴とする機器操作制御方法。
  3. 車両内でのユーザの機器操作を制御するためのプログラムであって、
    前記車両から取得できる車両情報と地図情報に対応付けて、複数の停車シーンが設定されており、
    前記プログラムは、コンピュータに、
    前記車両から取得した現在の車両情報と地図情報に基づいて、前記複数の停車シーンの中から選択される1つの停車シーンが前記車両の現在の停車シーンであると判定する処理と、
    前記車両から取得した現在の車両情報と地図情報に基づいて、前記現在の停車シーンについての安全度の推定を行う処理と、
    前記車両から取得した現在の車両情報に基づいて、前記現在の停車シーンが終了したか否かを判定する処理と、
    前記現在の停車シーンと前記安全度と前記現在の停車シーンの終了判定結果とに応じて、前記車両内でのユーザの機器操作を許可するか否かを決定する処理と、
    を実行させるものであり、
    前記車両情報には、少なくとも車速の情報が含まれており、
    前記現在の停車シーンの終了判定処理では、
    前記車両の現在の車速が所定の基準速度以下である場合であっても、前記車両情報に含まれる他の情報に所定の基準変化より大きな変化があった場合には、前記現在の停車シーンが終了したと判定し、
    前記車両の現在の車速が所定の基準速度を超えた場合であっても、前記車両情報に含まれる他の情報に所定の基準変化より大きな変化がなかった場合には、前記現在の停車シーンが終了していないと判定することを特徴とするプログラム。
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