JP2016017950A - 表示処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】走行強制により操作が制限された状態において、運転者の運転に対する集中力の低下を抑制するための技術を提供する。【解決手段】禁止手段(S115)は、判定手段(S110)により運転負荷が予め定められた負荷状態よりも高いと判定された場合に、操作画面に対する特定操作の受付を禁止する。許可手段(S120)は、判定手段により運転負荷が高負荷状態でないと判定された場合に、特定操作の受付を許可する。報知手段(S135)は、禁止手段により特定操作の受付が禁止されている期間に操作画面に対する特定操作が検出されたことを条件として、許可手段により特定操作の受付が許可された場合に、特定操作の受付が許可されたことを報知する。【選択図】図2

Description

本発明は、表示処理装置に関する。
従来、例えば自車位置の表示や案内経路の表示等のナビゲーション機能を備える表示処理装置が知られている。表示処理装置では、例えば表示画面において表示されたメニューの中から機能を選択する操作がなされると、選択された機能が実行されるようになっている。
ところで、車両の運転者が、運転中に、メニュー等の表示された表示画面を注視しつつ操作を行うことは、安全上好ましいことではない。そこで、運転者の運転負荷が高い場合には、表示画面における所定の操作を制限する技術(いわゆる走行強制)が提案されている。
特開2013−32986号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、例えば、制限された所定の操作を行うことを運転者が希望している場合、運転者は、該操作の制限がいつ解除されるかに注意を払いながら運転を継続することになる。このため、運転者の運転に対する集中力が低下するおそれがある。
本発明は、走行強制により操作が制限された状態において、運転者の運転に対する集中力の低下を抑制するための技術を提供することを目的としている。
本発明の一側面は、運転者が操作入力するための操作画面を車両に搭載された表示装置に表示させる表示処理装置であって、取得手段と、判定手段と、禁止手段と、解除手段と、報知手段とを備える。
取得手段は、自車両の状態を示す所定の検出項目を取得する。判定手段は、検出項目と予め定められている評価基準との比較に基づいて、運転者の運転負荷が予め定められた負荷状態よりも高いか否かを判定する。禁止手段は、判定手段により運転負荷が予め定められた負荷状態よりも高いと判定された場合に、操作画面に対する特定操作の受付を禁止する。許可手段は、判定手段により運転負荷が予め定められた負荷状態未満であると判定された場合に、特定操作の受付を許可する。報知手段は、禁止手段により特定操作の受付が禁止されている期間に操作画面に対する特定操作が検出されたことを条件として、許可手段により特定操作の受付が許可された場合に、特定操作の受付が許可されたことを報知する。
このような構成によれば、特定操作の受付が禁止されている期間に操作画面に対する該特定操作が行われたときは、特定操作は実行されないが、特定操作の受付が許可された場合に、該特定操作の受付が許可されたことが報知される。このため、特定操作の受付がいつ許可されるか、すなわち特定操作の禁止がいつ解除されるかについて注意を払い続けること無く、運転者は運転に集中することができる。したがって、走行強制により操作が制限された状態において、運転者の運転に対する集中力の低下を抑制することができる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態の車両用表示処理システムの構成を示すブロック図。 報知処理のフローチャート。 負荷状態の一例を説明する図。 高負荷状態から低負荷状態へ遷移したときのHIF部の表示の一例を示す図。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.構成]
図1に示す車両用表示処理システム1は、車両に搭載され、検出部11、地図データベース部12、HIF部13、記憶部14、及びナビゲーションECU15を備える。
検出部11は、一例として、GPS受信機111、車速センサ112、及び車間距離センサ113を備える。
GPS受信機111は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの送信信号を受信し、自車両(当該車両用表示処理システム1が搭載された車両)の位置座標(自車位置)を検出し、自車位置をナビゲーションECU15へ出力する。
車速センサ112は、自車両の車軸に取り付けられたパルス発生器によって該車軸の回転速度を検出し、検出した回転速度に基づいて自車両の速度を算出し、算出した車速をナビゲーションECU15へ出力する。
車間距離センサ113は、車両前方に配置されたレーダから電波を送信し、車両前方に位置する物標からの反射波を受信し、この受信結果に基づいて、自車両と先行車両との間の距離を検出する。車間距離センサ113は、検出した車間距離をナビゲーションECU15へ出力する。
地図データベース部12は、一例として、フラッシュROMやEEPROM等の記憶媒体を備える。地図データベース部12は、自車両の走行可能な道路が示された地図を表す地図データを記憶している。当該地図には、運転者の運転負荷が高くなる領域である高負荷エリアが示されている。高負荷エリアとしては、渋滞等により運転者がブレーキ操作に集中する必要が生じる領域、急カーブ等により運転者がハンドル操作及びブレーキ操作に集中する必要が生じる領域、道路幅が狭く運転者がアクセル操作及びブレーキ操作に集中する必要が生じる領域等が、一例として挙げられる。すなわち、高負荷エリアは、該領域を走行中に運転者が所定の運転操作に集中する必要が生じる領域である。高負荷エリアは、例えば、ブレーキの踏み込み、ハンドル操作(舵角)、アクセル開度、加速度、車間距離を車速で割った値である車間時間等に基づいて、予め定められている。
ヒューマンインタフェース(HIF)部13は、表示部131と入力部132と音声部133とを備える。表示部131は、ナビゲーションECU15から入力した画像データの表す画像を表示する。ここでいう画像には、ユーザに対する視覚的な各種情報が含まれる。ユーザとは、主に運転者であり、自車両の他の乗員であってもよい。ユーザは、各種機能を実現するために入力部132に対する各種操作を行う。入力部132は、表示部131に表示される画像に基づきユーザによって行われる操作を表す操作データを、ナビゲーションECU15へ入力する。音声部133は、ナビゲーションECU15から入力した各種案内(報知)の音声を出力する。
本実施形態では、一例として、HIF部13は、表示部131及び入力部132が一体に構成されている、周知のタッチパネルディスプレイを備える。この場合、操作データは、タッチパネルディスプレイに運転者が操作入力する操作画面が表示されている場合に、すなわち、例えば選択可能な複数のスイッチがメニュー表示されるような画面が表示されている場合に、どのスイッチを選択する操作がユーザによって行われたか、を表す。なお、HIF部13は、音声や警報音等を出力するためのスピーカを音声部133として備える。
記憶部14は、一例として、フラッシュROMやEEPROM等の記憶媒体を備える。記憶部14は、後述する報知処理における制限タスク、負荷フラグ、制限時画像情報、等を記憶する。
ナビゲーションECU15は、CPU51、ROM52、RAM53等を備える電子制御装置であって、CPU51がROM52等の記録媒体に記録されているプログラムに従った各種処理を実行することにより、車両用表示処理システム1を統括制御する。ナビゲーションECU15は、ナビゲーション機能を実現するための処理、例えば、地図上における自車両の位置を特定する処理や、設定された目的地までの経路を検索する処理(ルート検索処理)、検索した経路に従い案内する処理などを実行する。
また、ナビゲーションECU15は、ユーザによる入力部132に対する操作を受け付ける。すなわち、ナビゲーションECU15は、入力部132から入力される操作データに基づく処理を実行する。ただし、ナビゲーションECU15は、操作データにより表される操作が記憶部14に記憶されている制限タスクに一致する場合は、ユーザによる入力部132に対する操作の受付を禁止する。すなわち、ナビゲーションECU15は、該操作データに基づく処理を禁止する。ここでいう禁止とは、操作データに基づく処理を実行しないことをいう。以下では、入力部132に対する操作を受け付けることを、入力部132に対する操作を許可する、というように記載し、入力部132に対する操作の受付を禁止することを、入力部132に対する操作を禁止する、というように記載する。例えば、特定操作の受付を禁止することを、特定操作を禁止する、というように適宜記載する。
[2.処理]
次に、ナビゲーションECU15のCPU51が実行する報知処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。なお、図2に示す処理は、ACCスイッチがオンされている間、所定の周期で繰り返し実行される。
はじめに、ナビゲーションECU15は、車両状態について所定の検出項目の検出結果を取得する、すなわち、検出部11が備える各種機器及びセンサの検出結果を取得する(S100)。具体的には、ナビゲーションECU15は、GPS受信機111により検出された自車位置を車両状態についての検出項目の検出結果として取得する。同様に、ナビゲーションECU15は、車速センサ112により検出された車速を取得し、車間距離センサ113により検出された自車両と先行車両との車間距離を取得する。
続いて、ナビゲーションECU15は、S100で取得した各検出項目の検出結果と予め定められている評価基準との比較に基づいて、運転者の負荷状態を特定する(S105)。まず、ナビゲーションECU15は、S100で取得した車速が、予め定められている車速閾値以上である場合に検出項目である車速についての負荷フラグをセットし、車速閾値未満である場合に検出項目である車速についての負荷フラグをリセットする。一例として示す図3では、○印は負荷フラグがセットされた状態を示し、×印は負荷フラグがセットされていない状態(リセット状態)を示す。
同様に、ナビゲーションECU15は、S100で取得した車間距離が、予め定められている車間閾値未満である場合に検出項目である車間距離についての負荷フラグをセットし、車間閾値以上である場合に検出項目である車間距離についての負荷フラグをリセットする。さらに、ナビゲーションECU15は、S100で取得した自車位置が、地図データベース部12に示す高負荷エリアに位置する場合に検出項目である自車位置についての負荷フラグをセットし、高負荷エリアに位置しない場合に検出項目である自車位置についての負荷フラグをリセットする。
そして、ナビゲーションECU15は、セットされた負荷フラグの状態に応じて、運転者の運転負荷の高低を判定すると共に、負荷状態を特定する。本実施形態では、ナビゲーションECU15は、一例として、セットされた負荷フラグの数に応じて、運転者の運転負荷が高負荷状態及び低負荷状態の2つの状態のうちのいずれの状態であるかを特定する。高負荷状態は、運転負荷が予め定められた負荷状態よりも高い状態をいい、低負荷状態は、運転負荷が予め定められた負荷状態未満の状態をいうものとする。すなわち、高負荷状態は、低負荷状態よりも、運転者の運転負荷が高い負荷状態である。ここで一例として、ナビゲーションECU15は、車速、車間距離、及び自車位置の3つの検出項目のうち少なくとも1つの検出項目について負荷フラグがセットされている場合、運転者の運転負荷が高負荷状態であると特定する。一方、全ての検出項目について負荷フラグがセットされていない場合、ナビゲーションECU15は、運転者の運転負荷が低負荷状態であると特定する。
図2に戻り説明を続ける。続いて、ナビゲーションECU15は、S105で特定された運転者の運転負荷が所定の負荷状態よりも高いか否かを判定する(S110)。本実施形態では一例として、ナビゲーションECU15は、S105で特定された運転者の運転負荷が高負荷状態である場合に、所定の負荷状態よりも高いと判定する。ナビゲーションECU15は、高負荷状態でないと判定した場合に処理をS120へ移行させ、高負荷状態であると判定した場合に処理をS115へ移行させる。
ここで、高負荷状態であると判定した場合、ナビゲーションECU15は、入力部132に対する特定操作を禁止する(S115)。具体的には、ナビゲーションECU15は、入力部132に対する特定操作を制限タスクとして記憶部14に記憶する。特定操作は、S105で特定された高負荷状態に応じて予め定められている、入力部132に対する操作である。本実施形態では一例として、入力部132に対するルート検索操作を特定操作とし、説明を行う。すなわち、本実施形態では、ナビゲーションECU15は、前述の高負荷状態である場合に(図3参照)、特定操作であるルート検索操作を制限タスクとして記憶部14に記憶するようになっている。このようにルート検索操作が制限タスクとして記憶されている期間に、例えばルート検索のスイッチを選択する操作がユーザにより入力部132に対して行われ場合、ナビゲーションECU15はルート検索処理を実行しない。
一方、高負荷状態でないと判定した場合、ナビゲーションECU15は、入力部132に対する特定操作を許可する(S120)。このとき、ナビゲーションECU15は、特定操作が制限タスクとして記憶部14に記憶されている場合には、制限タスクの内容から特定操作を削除(リセット)する。すなわち、入力部132に対する特定操作の禁止が解除される。一例としてルート検索操作を特定操作とする本実施形態では、ルート検索操作が制限タスクとして記憶されている場合には、制限タスクの内容からこのルート検索操作が削除される。このようにルート検索操作が制限タスクとして記憶されていない期間に、例えばルート検索のスイッチを選択する操作がユーザによって行われた場合、ナビゲーションECU15はルート検索処理を実行する。
次に、ナビゲーションECU15は、S115により特定操作が禁止されている期間に、ユーザによって入力部132に対する特定操作が行われたか否かを判断する(S125)。具体的には、ナビゲーションECU15は、制限フラグがセットされている場合に、S115により特定操作が禁止されている期間にユーザによって入力部132に対する特定操作が行われたと判定する。制限フラグは、S155で後述するように、S115により特定操作が禁止されている期間に、ユーザによって入力部132に対する特定操作が行われた場合に、セットされるフラグである。ナビゲーションECU15は、制限フラグがセットされていない場合は、処理をS145へ移行させ、制限フラグがセットされている場合は、処理をS130へ移行させる。
制限フラグがセットされている場合に移行するS130では、ナビゲーションECU15は、記憶部14に記憶されている制限時画像情報に基づいて画面データを生成し、表示部131に制限時画像を表示させる。制限時画像とは、S115により特定操作の禁止されている期間にユーザによって入力部132に対する特定操作が行われたときに、表示部131に表示されていた画像をいう。制限時画像を表す制限時画像情報は、S160で後述するように、記憶部14に記憶されている。
次に、ナビゲーションECU15は、入力部132に対する特定操作の許可(禁止が解除)されたことを、ユーザに報知する。(S135)。一例としてルート検索操作を特定操作とする本実施形態では、ナビゲーションECU15は、「ルート検索が利用できるようになりました」というメッセージを表す音声データを生成し、該メッセージを音声部133に報知させる。
次に、ナビゲーションECU15は、制限フラグをリセットする(S140)。
続いて、ナビゲーションECU15は、ユーザによって入力部132に対する操作がなされたか否かを検出する(S145)。ユーザによる操作がなされたか否かは、操作データに基づいて検出される。ここで、ユーザによる入力部132に対する操作が検出されなかった場合は、ナビゲーションECU15は本報知処理を終了する。一方、ユーザによる入力部132に対する操作が検出された場合は、ナビゲーションECU15は処理をS150へ移行させる。
S150では、ナビゲーションECU15は、S145で検出されたユーザによる入力部132に対する操作が、S115で設定された制限タスクに一致するか否かを判定する。ここで、ユーザによる操作が制限タスクに一致しない場合、ナビゲーションECU15は、制限フラグをリセットし(S170)、本報知処理を終了する。一方、ユーザによる操作が制限タスクに一致する場合、ナビゲーションECU15は、制限フラグをセットする(S155)。そして、ナビゲーションECU15は、このときのタッチパネルディスプレイに表示されている画像である制限時画像を表す情報(制限時画像情報)を、記憶部14に記憶する(S160)。
次に、ナビゲーションECU15は、ユーザによる操作(S145で検出された操作)が禁止されていることを報知する(S165)。一例としてルート検索操作を特定操作とする本実施形態では、ナビゲーションECU15は、「現在、ルート検索を利用することができません」というメッセージを音声部133に報知させる。そして、本報知処理を終了する。
[3.作用]
このような車両用表示処理システム1によれば、一例として図4における(a)に示す様に、運転者の運転負荷が高負荷状態である場合(S110:YES)は、ルート検索操作が禁止された状態となる(S115)。ここでは一例として、タッチパネルディスプレイ(HIF部13(表示部131、入力部132))に表示されるメニューのうち、ルート検索のスイッチ135が薄く表示されるようになっている。この状態で、ユーザがルート検索操作を行おうとして該スイッチ135を操作した場合(S150:YES)は、ルート検索処理は実行されない。そして、ルート検索を利用できないことが、音声部133によりユーザに報知される(S165)。
その後、一例として図4における(b)に示すように、運転者の運転負荷が高負荷状態では無くなった場合(S110:NO)は、すなわち高負荷状態から低負荷状態に遷移した場合は、ルート検索操作の許可(禁止が解除)された状態となる(S120)。ここでは一例として、表示部131にルート検索のスイッチ135が濃く表示されるようになっている。そして、ルート検索操作の許可(禁止が解除)されたことが、音声部133によりユーザに報知される(S135)。この状態で、ユーザがスイッチ135を操作した場合は、ルート検索処理が実行される。
[4.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
[4A]特定操作の受付が禁止されている期間にユーザによって入力部132に対する特定操作が行われたこと(制限フラグがセットされていること)を条件として、操作画面に対する該特定操作が行われたときは、特定操作は実行されないが、特定操作の受付が許可(禁止が解除)された場合に、該特定操作の受付が許可されたことが報知される(S135)。このため、特定操作の受付がいつ許可されるか、すなわち特定操作の禁止がいつ解除されるかについて注意を払い続けること無く、運転者は運転に集中することができる。したがって、走行強制により操作が制限された状態において、運転者の運転に対する集中力の低下を抑制することができる。
[4B]特定操作が禁止されている期間にユーザによって入力部132に対する特定操作が行われたとき(制限フラグがセットされているとき)は、該特定操作が許可(禁止が解除)されると(S120)、特定操作の禁止されたときの画面(制限時画像)が表示される(S130)。これにより、ユーザ(特に運転者)にとっての利便性を高めることができる。結果として、運転者を運転に集中させることができる。
[4C]特定操作が禁止されている期間に、ユーザによって入力部132に対する特定操作とは異なる別の操作が行われた場合(S150;NO)は、制限フラグがリセットされ(S170)、特定操作が許可(禁止が解除)されたことは報知されない。余計な報知が行われないため、運転者を運転に集中させることができる。
[4D]報知は、音声によって行われるため、運転者を運転に集中させることができる。
なお、本実施形態では、S100が取得手段としての処理の一例に相当し、S110が判定手段としての処理の一例に相当し、S115が禁止手段としての処理の一例に相当し、S120が許可手段としての処理の一例に相当する。また、S135が報知手段としての処理の一例に相当し、S160が記録手段としての処理の一例に相当する。また、HIF部13が表示装置としての一例に相当し、ナビゲーションECU15が表示処理装置としての一例に相当する。また、制限時画像が受付前画像としての一例に相当する。
[5.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
[5A]上記実施形態では、ナビゲーションECU15は、特定操作の禁止が解除された場合に、制限時画像を表示部131に表示していた(S130)が、特定操作の禁止が解除された場合に制限時画像を表示しないものであってもよい。
[5B]上記実施形態では、ナビゲーションECU15は、特定操作を禁止している期間に、入力部132に対して別の操作が行われた場合(S150;NO)は、制限フラグをリセットし(S170)、特定操作の許可(禁止が解除)されたことを報知しないように構成されていた。これに対し、ナビゲーションECU15は、特定操作を禁止している期間に入力部132に対して別の操作が行われた場合に、図2に示す報知処理を終了するように構成されてもよい。これにより、ユーザが入力部132に対してどのような操作を行ったかによらず、特定操作の許可(禁止が解除)された場合に、ユーザに対する報知を行うことができる。
なおこの場合、ナビゲーションECU15は、「現在、ルート検索を利用することができません」というメッセージ(S135)に加えて、「後ほど、ルート検索を利用することができるようになったらお知らせします」のように、特定操作が許可(禁止が解除)されたら報知が行われることを伝えるメッセージを、音声部133に報知させてもよい。これにより、特定操作が許可(禁止が解除)されるまで、運転者を運転に集中させることができる。
[5C]上記実施形態では、ナビゲーションECU15は、音声による報知を行っていた(S135、S165)が、報知の態様はこれに限らない。ナビゲーションECU15は、例えば、画像により報知を行うものであってもよく、画像及び音声の両方により報知を行うもの等であってもよい。
[5D]上記実施形態では、ルート検索操作を特定操作としていたが、特定操作はこれに限るものではない。特定操作は、ユーザによる入力部132に対するあらゆる種類の操作を対象としてよい。
[5E]上記実施形態では、HIF部13は、表示部131及び入力部132が一体となっているタッチパネルディスプレイを備えていたが、これに限るものではない。HIF部13は、表示部131及び入力部132を別体として備えていてもよい。例えば、表示部131は、表示画面に画像を表示するディスプレイ等であってもよく、入力部132は、ステアリングスイッチのような物理スイッチ等であってもよい。また例えば、ナビゲーションECU15が音声認識機能を有するものであってもよく、この場合、HIF部13(入力部132)がユーザの音声により指示されるものであってもよい。
[5F]上記実施形態では、ナビゲーションECU15は、運転者の運転負荷を高負荷状態及び低負荷状態の2つの状態のうちのいずれかに特定していたが、これに限るものではない。例えば、上記実施形態では、高負荷状態は1つの状態を表していたが、これに限るものではなく、高負荷状態は、第1の高負荷状態、第2の高負荷状態、…のように、運転者の運転負荷の高低に応じて、複数の状態を含んでいても良い。
[5G]上記実施形態では、一例として、検出項目のうち少なくとも1つの検出項目について負荷フラグがセットされている状態を、高負荷状態であると特定していたが、これに限るものではない。例えば、少なくとも2つの検出項目について負荷フラグがセットされている状態を高負荷状態であると特定しても良く、全ての検出項目について負荷フラグがセットされている状態を高負荷状態であると特定しても良い。
[5H]上記実施形態では、特定操作はルート検索操作の1つであったが、これに限るものではない。特定操作は、例えば、ルート検索操作、及び自車両の現在位置を表示部131に表示させる表示操作の様に、複数の操作であってもよい。また、検出項目における負荷フラグの状態に応じて特定される高負荷状態は、どのような操作を特定操作とするかに応じて異なるものであっても良い。すなわち、ルート検索操作を特定操作とする上記実施形態では、一例として、検出項目のうち少なくとも1つの検出項目について負荷フラグがセットされている状態を、高負荷状態であると特定していた。これに対し、例えば上述の表示操作の場合に、全ての検出項目について負荷フラグがセットされている状態を高負荷状態であるというように特定してもよい。
[5I]上記実施形態では、検出部11は、GPS受信機111、車速センサ112、車間距離センサ113を備え、自車両の車両状態を検出していたが、これらに限るものではない。この他に例えば、ハンドルの舵角を検出する舵角センサや、アクセル開度を検出するセンサや、加速度を検出する加速度センサ等を備えていても良い。また、車両用表示処理システム1が、例えばスマートフォン等の携帯電話と連携する機能を備える場合に、該携帯電話が受信状態であるか否かを車両状態として検出し、受信状態である場合に負荷フラグをセットするようにしてもよい。
[5J]上記実施形態では、高負荷エリアは予め定められており、該高負荷エリアが地図データベース部12に記憶されていた。これに対し、例えば、車両用表示処理システム1が通信手段を備える場合、地図データベース部12は、該通信手段により外部より取得された高負荷エリアの情報を随時記憶するように構成されていてもよい。また、高負荷エリアが、運転者の運転負荷の状態に応じて、複数段階に分けて記憶されていてもよい。
[5K]上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
[5L]本発明は、前述したナビゲーションECU15、車両用表示処理システム1の他、ナビゲーションECU15を機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、表示処理方法など、種々の形態で実現することができる。
1…車両用表示処理システム 11…検出部 13…HIF部 14…記憶部 15…ナビゲーションECU 51…CPU 131…表示部 132…入力部 133…音声部。

Claims (4)

  1. 運転者が操作入力するための操作画面を車両に搭載された表示装置に表示させる表示処理装置であって、
    自車両の状態を示す所定の検出項目を取得する取得手段(S100)と、
    前記検出項目と予め定められている評価基準との比較に基づいて、前記運転者の運転負荷が予め定められた負荷状態よりも高いか否かを判定する判定手段(S110)と、
    前記判定手段により前記運転負荷が前記予め定められた負荷状態よりも高いと判定された場合に、前記操作画面に対する特定操作の受付を禁止する禁止手段(S115)と、
    前記判定手段により前記運転負荷が前記予め定められた負荷状態未満であると判定された場合に、前記特定操作の受付を許可する許可手段(S120)と、
    前記禁止手段により前記特定操作の受付が禁止されている期間に前記操作画面に対する前記特定操作が検出されたことを条件として、前記許可手段により前記特定操作の受付が許可された場合に、前記特定操作の受付が許可されたことを報知する報知手段(S135)と、
    を備えることを特徴とする表示処理装置。
  2. 請求項1に記載の表示処理装置であって、
    前記禁止手段により前記特定操作の受付が禁止されている期間に前記操作画面に対する前記特定操作が検出された場合に、このときの前記操作画面を受付前画像として記録する記録手段(S160)を備え、
    前記許可手段は、前記受付前画像を前記操作画面として前記表示装置に表示させる
    ことを特徴とする表示処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の表示処理装置であって、
    前記報知手段は、前記禁止手段により前記特定操作の受付が禁止されている期間に前記操作画面に対する操作であって前記特定操作とは異なる操作が検出された場合に、報知を行わない
    ことを特徴とする表示処理装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の表示処理装置であって、
    前記報知手段は、音声により報知を行う
    ことを特徴とする表示処理装置。
JP2014143289A 2014-07-11 2014-07-11 表示処理装置 Expired - Fee Related JP6287653B2 (ja)

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