JP6361349B2 - 表示処理装置 - Google Patents

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本発明は、表示処理装置に関する。
従来、例えば自車位置の表示や案内経路の表示等のナビゲーション機能を備える表示処理装置が知られている。表示処理装置では、例えば表示画面において表示されたメニューの中から機能を選択する操作がなされると、選択された機能が実行されるようになっている。
ところで、車両の運転者が、運転中に、メニュー等の表示された表示画面を注視しつつ操作を行うことは、安全上好ましいことではない。そこで、運転者の運転負荷が高い場合には、表示画面における所定の操作を制限する技術(いわゆる走行強制)が提案されている。
特開2013−32986号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、運転者は、制限された所定の操作を行うことができず不便を感じる。また、運転者は、操作が制限された要因を知ることができない為、操作の制限を解除するための対応を行うことが困難であるという問題があった。
本発明は、走行強制により操作が制限された状態において、操作の制限を運転者によって解除可能とする技術を提供することを目的としている。
本発明の一側面は、表示処理装置であって、負荷取得手段と、禁止手段と、検出手段と、案内手段とを備える。負荷取得手段は、少なくとも運転者による運転操作に基づいて運転者の運転負荷を取得する。禁止手段は、負荷取得手段により取得される運転負荷の高低に基づいて、運転負荷が特定運転負荷より高い場合に、操作を行うための操作用画面における操作のうちの、特定操作に基づく処理を禁止する。検出手段は、操作用画面に対して特定操作が行われたことを検出する。案内手段は、特定操作に基づく処理が禁止手段により禁止されているとき、検出手段により操作用画面に対して特定操作が行われたことが検出された場合に、特定操作に基づく処理の禁止が解除されるように、運転負荷を低くさせる案内を行う。
このような構成によれば、特定操作に基づく処理が禁止されている状態で操作用画面に対して該特定操作が行われた場合に、どのようにすれば特定操作に基づく処理の禁止が解除されるかについて案内が行われる。これにより、走行強制により操作が制限された状態において、操作の制限の運転者による解除を可能とすることができる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態の車両用表示処理システムの構成を示すブロック図。 案内処理のフローチャート。 負荷状態の一例を説明する図。 高負荷状態におけるHIF部の表示及び案内の一例を示す図。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.構成]
図1に示す車両用表示処理システム1は、車両に搭載され、検出部11、地図データベース部12、HIF部13、記憶部14、及びナビゲーションECU15を備える。
検出部11は、一例として、GPS受信機111、車速センサ112、及び車間距離センサ113を備える。
GPS受信機111は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの送信信号を受信し、自車両(当該車両用表示処理システム1が搭載された車両)の位置座標(自車位置)を検出し、自車位置をナビゲーションECU15へ出力する。
車速センサ112は、自車両の車軸に取り付けられたパルス発生器によって該車軸の回転速度を検出し、検出した回転速度に基づいて自車両の速度を算出し、算出した車速をナビゲーションECU15へ出力する。
車間距離センサ113は、車両前方に配置されたレーダから電波を送信し、車両前方に位置する物標からの反射波を受信し、この受信結果に基づいて、自車両と先行車両との間の距離を検出する。車間距離センサ113は、検出した車間距離をナビゲーションECU15へ出力する。
地図データベース部12は、一例として、フラッシュROMやEEPROM等の記憶媒体を備える。地図データベース部12は、自車両の走行可能な道路が示された地図を表す地図データを記憶する。当該地図には、運転者の運転負荷が高くなる領域である高負荷エリアが示されている。高負荷エリアとしては、渋滞等により運転者がブレーキ操作に集中する必要が生じる領域、急カーブ等により運転者がハンドル操作及びブレーキ操作に集中する必要が生じる領域、道路幅が狭く運転者がアクセル操作及びブレーキ操作に集中する必要が生じる領域等が、一例として挙げられる。すなわち、高負荷エリアは、該領域を走行中に運転者が所定の運転操作に集中する必要が生じる領域である。高負荷エリアは、例えば、ブレーキの踏み込み、ハンドル操作(舵角)、アクセル開度、加速度、車間距離を車速で割った値である車間時間等に基づいて、予め定められている。
ヒューマンインタフェース(HIF)部13は、表示部131と入力部132と音声部133とを備える。表示部131は、ナビゲーションECU15から入力した画像データの表す画像を表示する。ここでいう画像には、ユーザに対する視覚的な各種情報が含まれる。ユーザとは、主に運転者であり、自車両の他の乗員であってもよい。入力部132は、表示部131に表示される画像に基づきユーザによって行われる操作を受け付けて、該操作を表す操作データをナビゲーションECU15へ入力する。操作データは、表示部131に表示されている画像に対してどのような操作がなされたのかを表すデータである。例えば、表示部131に選択可能な複数のスイッチがメニュー表示されている場合にどのスイッチを選択する操作がなされたか、を表すデータ等である。音声部133は、ナビゲーションECU15から入力した各種案内(報知)の音声を出力する。
本実施形態では、一例として、HIF部13は、表示部131及び入力部132(操作用画面)が一体に構成されている、周知のタッチパネルディスプレイを備える。また、HIF部13は、音声や警報音等を出力するためのスピーカを音声部133として備える。
記憶部14は、一例として、フラッシュROMやEEPROM等の記憶媒体を備える。記憶部14は、後述する案内処理における制限タスク、負荷フラグ、制限時画像情報、等を記憶する。
ナビゲーションECU15は、CPU51、ROM52、RAM53等を備える電子制御装置であって、CPU51がROM52等の記録媒体に記録されているプログラムに従った各種処理を実行することにより、車両用表示処理システム1を統括制御する。ナビゲーションECU15は、ナビゲーション機能を実現するための処理、例えば、地図上における自車両の位置を特定する処理や、設定された目的地までの経路を探索する処理、探索した経路に従い案内する処理などを実行する。
また、ナビゲーションECU15は、ユーザによる入力部132における操作に基づく処理、すなわち入力部132から入力される入力操作データに基づく処理を実行する。ただし、ナビゲーションECU15は、入力操作データにより表される操作が記憶部14に記憶されている制限タスクに一致する場合は、該入力操作データに基づく処理を禁止するように機能する。ここでいう禁止とは、入力操作データに基づく処理を実行しないことをいう。以下では、例えば、入力部132に対して行われる操作に基づく処理を禁止することを、該操作を禁止する、というように記載する。例えば、特定操作に基づく処理を禁止することを、特定操作を禁止する、というように適宜記載する。
[2.処理]
次に、ナビゲーションECU15のCPU51が実行する案内処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。なお、図2に示す処理は、ACCスイッチがオンされている間、繰り返し実行される。
はじめに、ナビゲーションECU15は、車両状態について所定の検出項目の検出結果を取得する、すなわち、検出部11が備える各種機器及びセンサの検出結果を取得する(S100)。具体的には、ナビゲーションECU15は、GPS受信機111により検出された自車位置を車両状態についての検出項目の検出結果として取得する。同様に、ナビゲーションECU15は、車速センサ112により検出された車速を取得し、車間距離センサ113により検出された自車両と先行車両との車間距離を取得する。
続いて、ナビゲーションECU15は、S100で取得した各検出項目の検出結果と予め定められている評価基準との比較に基づいて、運転者の負荷状態を特定する(S105)。まず、ナビゲーションECU15は、S100で取得した車速が、予め定められている車速閾値以上である場合に検出項目である車速についての負荷フラグをセットし、車速閾値未満である場合に検出項目である車速についての負荷フラグをリセットする。一例として示す図3では、○印は負荷フラグがセットされた状態を示し、×印は負荷フラグがセットされていない状態(リセット状態)を示す。
同様に、ナビゲーションECU15は、S100で取得した車間距離が、予め定められている車間閾値未満である場合に検出項目である車間距離についての負荷フラグをセットし、車間閾値以上である場合に検出項目である車間距離についての負荷フラグをリセットする。さらに、ナビゲーションECU15は、S100で取得した自車位置が、地図データベース部12に示す高負荷エリアに位置する場合に検出項目である自車位置についての負荷フラグをセットし、高負荷エリアに位置しない場合に検出項目である自車位置についての負荷フラグをリセットする。
そして、ナビゲーションECU15は、セットされた負荷フラグの状態に応じて、運転者の運転負荷の高低を判定すると共に、負荷状態を特定する。本実施形態では、ナビゲーションECU15は、一例として、セットされた負荷フラグの数に応じて、運転者の運転負荷が高負荷状態及び低負荷状態の2つの状態のうちのいずれの状態であるかを特定する。高負荷状態は、低負荷状態よりも、運転者の運転負荷が高い負荷状態である。ここで一例として、ナビゲーションECU15は、車速、車間距離、及び自車位置の3つの検出項目のうち少なくとも1つの検出項目について負荷フラグがセットされている場合、運転者の運転負荷が高負荷状態であると特定する。一方、全ての検出項目について負荷フラグがセットされていない場合、ナビゲーションECU15は、運転者の運転負荷が低負荷状態であると特定する。
図2に戻り説明を続ける。続いて、ナビゲーションECU15は、S105で特定された運転者の運転負荷が所定の負荷状態であるか否かを判定する(S110)。本実施形態では一例として、ナビゲーションECU15は、S105で特定された運転者の運転負荷が高負荷状態であるか否かを判定する。ナビゲーションECU15は、高負荷状態でないと判定した場合に処理をS125へ移行させ、高負荷状態であると判定した場合に処理をS115へ移行させる。
ここで、高負荷状態であると判定した場合、ナビゲーションECU15は、入力部132に対する特定操作を禁止する(S115)。具体的には、ナビゲーションECU15は、入力部132に対する特定操作を制限タスクとして記憶部14に記憶する。特定操作は、S105で特定された高負荷状態に応じて予め定められている、入力部132に対する操作である。本実施形態では一例として、入力部132に対するルート検索操作を特定操作とし、説明を行う。すなわち、本実施形態では、ナビゲーションECU15は、前述の高負荷状態である場合に(図3参照)、特定操作であるルート検索操作を制限タスクとして記憶部14に記憶するようになっている。このようにルート検索操作が制限タスクとして記憶されている期間に、例えばルート検索のスイッチを選択する操作がユーザにより入力部132に対して行われ場合、ナビゲーションECU15はルート検索処理を実行しないようになっている。
続いて、ナビゲーションECU15は、S105で特定された負荷状態を、制限時負荷状態として、記憶部14に記憶し、処理をS130へ移行させる(S120)。具体的には、ナビゲーションECU15は、図3に示す車速、車間距離、自車位置のうちどの検出項目に負荷フラグがセットされているかを、制限時負荷状態として、記憶部14に記憶する。
一方、高負荷状態でないと判定した場合、ナビゲーションECU15は、入力部132に対する特定操作を許可する(S120)。このとき、ナビゲーションECU15は、特定操作が制限タスクとして記憶部14に記憶されている場合には、制限タスクの内容から特定操作を削除(リセット)する。すなわち、入力部132に対する特定操作の禁止が解除される。一例としてルート検索操作を特定操作とする本実施形態では、ルート検索操作が制限タスクとして記憶されている場合には、制限タスクの内容からこのルート検索操作が削除される。このようにルート検索操作が制限タスクとして記憶されていない期間に、例えばルート検索のスイッチを選択する操作がユーザによって行われた場合、ナビゲーションECU15はルート検索処理を実行するようになっている。
S130では、ナビゲーションECU15は、入力部132に対してユーザによる操作がなされたか否かを検出する。ユーザによる操作がなされたか否かは、入力操作データに基づいて検出される。ここで、ユーザによる入力部132に対する操作が検出されなかった場合は、ナビゲーションECU15は本案内処理を終了する。一方、ユーザによる入力部132に対する操作が検出された場合は、ナビゲーションECU15は処理をS135へ移行させる。
続いて、ナビゲーションECU15は、S130で検出されたユーザによる入力部132に対する操作が、S115で設定された制限タスクに一致するか否かを判定する(S135)。ここで、ユーザ操作が制限タスクに一致しない場合、ナビゲーションECU15は、本案内処理を終了する。一方、ユーザによる操作が制限タスクに一致する場合、ナビゲーションECU15は、処理をS140へ移行させる。
S140では、ナビゲーションECU15は、入力部132に対するユーザによる操作(S130で検出された操作)が禁止されていることを、音声部133に案内させる。
続いて、ナビゲーションECU15は、入力部132に対するユーザによる操作(S130で検出された操作)が禁止されている要因である禁止要因を特定する(S145)。具体的には、ナビゲーションECU15は、記憶部14に記憶されている制限時負荷状態に基づき、負荷フラグが設定されている検出項目を禁止要因として特定する。すなわち、制限時負荷状態として、例えば、車速、車間距離、自車位置の検出項目のうちの車速に負荷フラグがセットされていることが記憶されている場合、車速を禁止要因として特定する。
次に、ナビゲーションECU15は、S145で特定した禁止要因に基づいて、特定操作に基づく処理の禁止が解除されるように、運転負荷を低くさせる案内を行う(S150)。一例としてルート検索操作を特定操作とする本実施形態では、ナビゲーションECU15は、禁止要因が車速である場合、ルート検索操作に基づく処理の禁止が解除されるように、車速について負荷フラグをリセットさせるように案内を行う。具体的には、ナビゲーションECU15は、例えば「速度を落とすと、ルート検索操作を行うことができます」というメッセージを音声部133に案内させる。そして、ナビゲーションECU15は本案内処理を終了する。
[3.作用]
車両用表示処理システム1によれば、一例として図4に示す様に、運転者の運転負荷が高負荷状態である場合は、例えばHIF部13(表示部131、入力部132)に表示されるメニューのうちルート検索のスイッチ135が薄く表示され、該スイッチ135をユーザが操作してもルート検索操作が禁止されている状態となる。
ここで、ユーザがこのスイッチ135を操作した場合は、ルート検索の利用ができないことが、HIF部13(音声部133)によりユーザに案内される。例えば、「現在、ルート検索を利用することができません」というメッセージが案内される。そしてさらに、本実施形態では、例えば禁止要因が車速である場合には、「速度を落とすと、ルート検索操作を行うことができます」という案内が、HIF部13(音声部133)により行われる。また例えば、禁止要因が車間距離である場合には、「車間距離を大きくとるようにすると、ルート検索操作を行うことができます」という案内が、HIF部13(音声部133)により行われる。また例えば、禁止要因が自車位置であり、自車位置が渋滞等により運転者がブレーキ操作に集中する必要が生じるような高負荷エリア内に位置している場合には、「渋滞の少ない道路へ迂回するようにすると、ルート検索操作を行うことができます」という案内が、HIF部13(音声部133)により行われる。
[4.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
[4A]特定操作が禁止されている期間に入力部132に対して特定操作が行われたときは、どのようにすれば特定操作に基づく処理の禁止が解除されるかの案内が行われる。すなわち、特定操作に基づく処理の禁止が解除されるように、運転負荷を低くさせる案内が行われる。これにより、走行強制により操作が制限された状態において、操作の制限の運転者による解除を可能とすることができる。
[4B]特定操作が禁止されている期間に、入力部132に対して特定操作とは異なる別の操作が行われた場合(S135;NO)は、特定操作の禁止を解除するための案内は行われない。余計な案内が行われないため、運転者を運転に集中させることができる。
[4C]案内は、音声によって行われるため、運転者を運転に集中させることができる。
なお、本実施形態では、S105が負荷取得手段としての処理の一例に相当し、S115が禁止手段としての処理の一例に相当し、S135が検出手段としての処理の一例に相当する。また、S150が案内手段としての処理の一例に相当する。また、HIF部13(入力部132)が操作用画面としての一例に相当し、ナビゲーションECU15が表示処理装置としての一例に相当する。さらにまた、ルート検索操作が特定操作としての一例に相当する。
[5.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
[5A]上記実施形態では、ナビゲーションECU15は、特定操作に基づく処理の禁止が解除されるように、運転負荷を低くさせる案内を行っていた(S150)が、案内の内容はこれに限るものではない。例えば、ナビゲーションECU15は、案内処理(S105)により取得される運転負荷の高低に基づいて、運転負荷が特定運転負荷より高い場合に、運転負荷を特定運転負荷以下とする案内を行ってもよい。
例えば、禁止要因が速度である場合は、速度を具体的にどのような値まで下げればよいのか、を案内するようにしてもよい。すなわち、一例として禁止要因が車速であり、車速閾値が時速20kmである場合に、「速度を時速20km(車速閾値)よりも下げると、ルート検索操作を行うことができます」というように、車速を車速閾値より小さい値とさせるような具体的な数値を示した案内を行ってもよい。また、一例として禁止要因が車間距離であり、車間閾値が50mである場合に、「車間距離を50mより大きくすると、ルート検索操作を行うことができます」というように、車間距離を車間閾値より大きい値とさせるような具体的な数値を示した案内を行ってもよい。また、一例として禁止要因が自車位置であり、自車位置が渋滞等により運転者がブレーキ操作に集中する必要が生じるような高負荷エリア内に位置している場合には、「10m先を右折して渋滞の少ない道路へ迂回するようにすると、ルート検索操作を行うことができます」というように、高負荷エリア外に自車両を位置させる為に渋滞の少ないルートを具体的に示すような案内を行ってもよい。
[5B]上記実施形態では、禁止要因が1つ(車速)の高負荷状態の場合に、運転負荷を低くさせる案内を行う例について説明した。これに対し、禁止要因が複数の高負荷状態の場合、これら禁止要因の全てについて負荷フラグをリセットさせるような案内を行っても良いし、これらの禁止要因の一部について負荷フラグをリセットさせるような案内を行っても良い。すなわち、例えば、車速及び車間距離に負荷フラグがセットされている高負荷状態が制限時負荷状態として記憶されている場合に、負荷状態が低負荷状態(特定運転負荷)以下となるように、「速度を落とし、車間距離を十分あけると、ルート検索操作を行うことができます」というように、禁止要因(車速と車間距離)の全てについて負荷フラグをリセットさせるような案内を行ってもよい。また、車速及び車間距離のうち一方についてのみ、負荷フラグをリセットさせるような案内を行っても良い。
[5C]上記実施形態では、ナビゲーションECU15は、音声による案内を行っていた(S140、S150)が、案内の態様はこれに限らない。ナビゲーションECU15は、例えば、画像により案内を行うものであってもよく、画像及び音声の両方により案内を行うものであってもよい。
[5D]上記実施形態では、高負荷状態である場合に制限タスクであるルート検索操作の実行が禁止されていたが、制限タスクとして実行が禁止される特定操作は、ルート検索操作に限るものではない。制限タスクとして実行が禁止される特定操作は、HIF部13の入力部132に対するあらゆる種類のユーザの操作を対象としてよい。
[5E]上記実施形態では、HIF部13はタッチパネルディスプレイを備えていたが、これに限るものではない。HIF部13は、表示部131及び入力部132を別体として備えていてもよい。例えば、表示部131は、表示画面に画像を表示するディスプレイ等であってもよく、入力部132は、ステアリングスイッチのような物理スイッチ等であってもよい。また例えば、ナビゲーションECU15が音声認識機能を有するものであってもよく、この場合、HIF部13(入力部132)がユーザの音声により指示されるものであってもよい。
[5F]上記実施形態では、ナビゲーションECU15は、運転者の運転負荷を高負荷状態及び低負荷状態の2つの状態のうちのいずれかに特定していたが、これに限るものではない。例えば、上記実施形態では、高負荷状態は1つの状態を表していたが、これに限るものではない。高負荷状態は、第1の高負荷状態、第2の高負荷状態、…のように複数の状態を含んでいても良い。また、検出項目における負荷フラグの状態に応じて特定される高負荷状態は、どのような入力操作を特定操作とするかに応じて、異なるものであっていても良い。すなわち、ルート検索操作を特定操作とする上記実施形態では、一例として、検出項目のうち少なくとも1つの検出項目について負荷フラグがセットされている状態を、高負荷状態であると特定していた。これに対し、異なる入力操作を特定操作とする場合に、例えば、全ての検出項目について負荷フラグがセットされている状態を高負荷状態であると特定するようにしてもよい。
[5G]上記実施形態では、検出部11は、GPS受信機111、車速センサ112、車間距離センサ113を備え、自車両の車両状態を検出していたが、これらに限るものではない。この他に例えば、ハンドルの舵角を検出する舵角センサや、アクセル開度を検出するセンサや、加速度を検出する加速度センサ等を備えていても良い。また、車両用表示処理システム1が、例えばスマートフォン等の携帯電話と連携する機能を備える場合に、該携帯電話が受信状態であるか否かを車両状態として検出し、受信状態である場合に負荷フラグをセットするようにしてもよい。
[5H]上記実施形態では、高負荷エリアは予め定められており、該高負荷エリアが地図データベース部12に記憶されていた。これに対し、例えば、車両用表示処理システム1が通信手段を備える場合、地図データベース部12は、該通信手段により外部より取得された高負荷エリアの情報を随時記憶するように構成されていてもよい。また、高負荷エリアが、運転者の運転負荷の状態に応じて、複数段階に分けて記憶されていてもよい。
[5I]上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
[5J]本発明は、前述したナビゲーションECU15、車両用表示処理システム1の他、ナビゲーションECU15を機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、表示処理方法など、種々の形態で実現することができる。
1…車両用表示処理システム 11…検出部 13…HIF部 14…記憶部 15…ナビゲーションECU 51…CPU 131…表示部 132…入力部 133…音声部。

Claims (7)

  1. 運転者の負荷状態を表す運転負荷であって、少なくとも前記運転者による運転操作に基づく複数の検出項目と前記複数の検出項目毎に予め定められた評価基準との比較に基づいて特定される運転負荷を取得する負荷取得手段(S105)と、
    前記負荷取得手段により取得される前記運転負荷の高低に基づいて、前記運転負荷が特定運転負荷より高い場合に、操作を行うための操作用画面における操作のうちの、特定操作に基づく処理を禁止する禁止手段(S115)と、
    前記操作用画面に対して前記特定操作が行われたことを検出する検出手段(S135)と、
    前記特定操作に基づく処理が前記禁止手段により禁止されているとき、前記検出手段により前記操作用画面に対して前記特定操作が行われたことが検出された場合に、前記特定操作に基づく処理の禁止が解除されるように、前記運転負荷を低くさせる案内を行う案内手段(S150)と、
    を備え
    前記案内手段は、前記複数の検出項目のうち前記特定操作に基づく処理が禁止される要因である禁止要因を少なくとも1つ特定し、当該禁止要因に応じて前記運転負荷を低くさせる案内を行う
    ことを特徴とする表示処理装置。
  2. 請求項1に記載の表示処理装置であって、
    前記案内手段は、前記禁止要因が車速である場合、前記車速を低下させる案内を行うことで前記運転負荷を低くさせる
    ことを特徴とする表示処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の表示処理装置であって、
    前記案内手段は、前記禁止要因が車間距離である場合、前記車間距離を低下させる案内を行うことで前記運転負荷を低くさせる
    ことを特徴とする表示処理装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の表示処理装置であって、
    前記案内手段は、前記禁止要因が自車位置である場合、高負荷エリア外への迂回案内を行うことで前記運転負荷を低くさせる
    ことを特徴とする表示処理装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の表示処理装置であって、
    前記案内手段は、前記運転負荷を前記特定運転負荷以下とする案内を行う
    ことを特徴とする表示処理装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の表示処理装置であって、
    前記案内手段は、前記特定操作に基づく処理が前記禁止手段により禁止されているとき、前記操作用画面に対して前記特定操作とは異なる操作が行われた場合に、前記案内手段による案内を禁止する
    ことを特徴とする表示処理装置。
  7. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の表示処理装置であって、
    前記案内手段は、音声により報知を行う
    ことを特徴とする表示処理装置。
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