JPH10302285A - サーチ方法 - Google Patents

サーチ方法

Info

Publication number
JPH10302285A
JPH10302285A JP9106383A JP10638397A JPH10302285A JP H10302285 A JPH10302285 A JP H10302285A JP 9106383 A JP9106383 A JP 9106383A JP 10638397 A JP10638397 A JP 10638397A JP H10302285 A JPH10302285 A JP H10302285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tilt
correction amount
search
tilt correction
initial value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9106383A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Furukawa
淳一 古川
Kiyoshi Tateishi
潔 立石
Noriaki Murao
則明 村尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP9106383A priority Critical patent/JPH10302285A/ja
Priority to US09/063,374 priority patent/US6137754A/en
Publication of JPH10302285A publication Critical patent/JPH10302285A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/095Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble
    • G11B7/0956Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble to compensate for tilt, skew, warp or inclination of the disc, i.e. maintain the optical axis at right angles to the disc
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0945Methods for initialising servos, start-up sequences
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1365Separate or integrated refractive elements, e.g. wave plates
    • G11B7/1369Active plates, e.g. liquid crystal panels or electrostrictive elements
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1392Means for controlling the beam wavefront, e.g. for correction of aberration
    • G11B7/13925Means for controlling the beam wavefront, e.g. for correction of aberration active, e.g. controlled by electrical or mechanical means

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チルトサーボ制御を行う情報記録(再生)装
置において、サーチ速度が高速でサーチ直後の再生品質
の劣化が少ないサーチ方法を提供する。 【解決手段】 情報記録媒体の再生開始後(ステップS
21)、サーチ動作を行う際(ステップS23)、チル
ト補正値のテーブルがリセットされていない場合は(ス
テップS24:no)、サーチ目標位置対応するチルト
補正値をテーブルから読み出し(ステップS25)チル
ト補正量の初期値を算出し設定した後(ステップS2
6)、また、チルト補正量の初期値テーブルがリセット
されている場合は(ステップS24:yes)直ちに、
チルトサーボを起動する(ステップS27)。チルトサ
ーボの動作が安定しチルト補正量が得られると(ステッ
プS28)、得られたチルト補正値をテーブルに記憶し
(ステップS29)、チルトサーボ終了まで動作を続け
る(ステップS30)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体に対
するサーチ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CD、DVDなどの光ディスクにおいて
は、一般にディスクの反りなどにより、光ピックアップ
から照射される光ビームの光軸と光ディスク面のなす角
度(チルト角)が垂直からずれを生じることが問題とな
る。チルト角は主に光ディスクの半径方向(以下、「ラ
ジアル方向」という。)で発生し、光学系のコマ収差の
要因となり、隣接トラック間とのクロストークやジッタ
ーの劣化などを引き起こすため光ディスクの再生品質に
悪影響を与える。また、特にDVDのように高密度記録
を実現しようとすると、レーザビームのスポット系を小
さくするために、レーザの波長λを短くし、対物レンズ
の開口数NAを大きくする必要があり、チルト角に対す
るマージンが小さくなる。即ち、ディスクがわずかに傾
いていても、再生品質の大きな劣化をまねく。従って、
光ディスクの再生動作中にはチルト角によるコマ収差を
補正するため、チルト角の検出を行うための専用の光ビ
ームとディテクタとからなるチルトセンサと、チルト角
に応じてチルトエラーの補正を制御する手段とを設け、
チルトサーボをかけることが一般的に行われている。
【0003】一方、光ディスク再生装置における再生動
作は、連続的に行われるとは限らず、一般にサーチ機能
を備えており、ユーザーの操作等に応じ、光ディスクの
任意の部分に光ピックアップを移動し、そのたびにサー
チ動作と再生動作とを繰り返す。サーチ動作が行われる
場合、サーチ目標位置において、チルトサーボを再生動
作に追随して制御する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、チルト角は
通常ラジアル方向に沿って変化し、ラジアル方向で距離
が離れる場合、例えば内周部と外周部とでは、値が大き
く異なる。従って、ラジアル方向に離れた位置を目標に
サーチを行う場合には、チルト角が急激に変動する。そ
のためチルトサーボの整定時間がかなり長くなり、チル
トサーボ起動後、チルトサーボが安定にかかるのに時間
を要する。従って、これによりサーチ速度が制限を受け
るとともに、サーチ動作の立ち上がり時のチルトサーボ
の不安定性により、信号再生品質の劣化にもつながる。
【0005】また、光ディスクのチルト角の特性は個々
のディスクごとに異なり、チルト角を予め推定すること
は困難である。従って、従来のチルトサーボを行う情報
再生装置や情報記録装置においては、サーチ速度が高速
で、かつ、サーチ直後の再生品質の劣化のないサーチを
行うことはできないという問題がある。
【0006】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、チルトサーボを行う情報再生装置、情報
記録装置において、高速なサーチ速度を維持しつつ、サ
ーチ動作直後の信号再生品質の劣化の少ないサーチ方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載のサーチ方法は、予め前記情報記録
媒体上の半径方向の複数の位置に設定されたサーチ目標
位置にサーチを実行し、前記サーチ目標位置において前
記情報記録媒体の媒体面の法線と前記情報記録媒体に照
射する光ビームの光軸のなすチルト角により生ずる誤差
を補正するチルトサーボを起動し、前記チルトサーボが
安定した後のチルト補正量を抽出し、前記サーチ目標位
置とそれに対応する前記抽出されたチルト補正量を記憶
手段に記憶し、チルト補正量の初期値データを作成する
チルト補正量初期値データ作成工程と、前記チルト補正
データ作成工程の後、サーチを実行する際、当該サーチ
のサーチ目標位置における前記チルト補正量の初期値を
前記記憶手段に記憶された前記チルト補正量の初期値デ
ータの内容に基づいて決定し、前記チルトサーボにおけ
る前記サーチ目標位置に対応する前記チルト補正量の初
期値を与えるチルト補正量初期値決定工程と、前記チル
ト補正量の初期値が決定された後、前記サーチ目標位置
において前記チルトサーボを行うチルトサーボ工程とを
備えたことを特徴とする。
【0008】請求項1に記載のサーチ方法によれば、情
報記録媒体上の所定の位置を目標に、予めサーチを行
い、チルトサーボを起動し、サーチ位置におけるチルト
補正量を得て、得られた値をサーチ位置と対応づけ記憶
手段に格納しておく。その後、通常の動作におけるサー
チを行う際には、記憶手段のデータに基づきサーチの目
標位置におけるチルト補正量の初期値を決定し、チルト
サーボを起動する。従って、特定の情報記録媒体にサー
チ動作を行う場合、情報記録媒体挿入後の当初から、複
数のサーチ位置における適切なチルト補正量の初期値を
得ることができ、その後のサーチを行う際のチルトサー
ボにおけるチルト補正量の最適な初期値を設定すること
が可能となるので、情報記録媒体挿入後の当初の段階か
らチルトサーボの整定時間の短縮を図ることができる。
【0009】前記目的を達成するため、請求項2に記載
のサーチ方法は、サーチを実行する際、当該サーチのサ
ーチ目標位置におけるチルト補正量の初期値を記憶手段
に記憶されたチルト補正量の初期値データの有無及び内
容に基づいて決定し、チルトサーボにおける前記サーチ
目標位置に対応する前記チルト補正量の初期値を与える
チルト補正量初期値決定工程と、前記チルト補正量の初
期値が決定された後、前記サーチ目標位置において前記
チルトサーボを行う、チルトサーボ工程と、前記チルト
サーボを起動した後、前記チルトサーボが安定した後の
チルト補正量を抽出し、前記記憶手段に前記サーチ目標
位置に対応する前記チルト補正量の初期値データが既に
格納されている場合は、前記チルト補正量の初期値デー
タを前記抽出されたチルト補正量により更新し、前記記
憶手段に前記サーチ目標位置に対応する前記チルト補正
量の初期値が格納されていない場合は、前記サーチ目標
位置と前記抽出されたチルト補正量を新たにチルト補正
量の初期値データとして追加書き込みし、前記チルト補
正量の初期値データ数を増加させていくチルト補正量初
期値データ変更工程とを備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載のサーチ方法によれば、情
報記録媒体に対してサーチを繰り返し、チルトサーボを
起動するごとに、サーチ位置に対応するチルト補正量が
新たに得られた場合には、逐次その得られたチルト補正
量を記憶手段に追加格納し、その後、サーチを行う際に
は、増加したチルト補正量のデータに基づきチルト補正
量の初期値を決定し、チルトサーボを行う。従って、特
定の情報記録媒体に多数回にわたりサーチを繰り返す場
合、複数のサーチ位置における適切なチルト補正量の初
期値を得られ、しかも、サーチ回数が増すほどチルト補
正量の初期値データが多くなる。即ち、サーチ回数が増
すほど、チルトサーボにおけるチルト補正量の初期設定
を高精度に行うことができ、チルトサーボの整定時間の
一層の短縮を図ることができる。
【0011】前記目的を達成するため、請求項3に記載
のサーチ方法は、請求項2に記載のサーチ方法におい
て、予め前記情報記録媒体上の半径方向の複数の位置に
設定されたサーチ目標位置にサーチを実行し、前記サー
チ目標位置において前記情報記録媒体の媒体面の法線と
前記情報記録媒体に照射する光ビームの光軸のなすチル
ト角により生ずる誤差を補正するチルトサーボを起動
し、前記チルトサーボが安定した後のチルト補正量を抽
出し、前記サーチ目標位置とそれに対応する前記抽出さ
れたチルト補正量を記憶手段に記憶し、チルト補正量の
初期値データを作成するチルト補正量初期値データ作成
工程を備えることを特徴とする。
【0012】請求項3に記載のサーチ方法によれば、情
報記録媒体に対する所定のサーチ位置のチルト補正量の
初期値データを予め作成するとともに、サーチを繰り返
し、新たなサーチ位置におけるチルト補正量が得られた
場合には、記憶手段のチルト補正量の初期値データの追
加、変更を行うので、情報記録媒体挿入後の当初から、
チルトサーボにおけるチルト補正量の初期値の適切な設
定が可能であるとともに、サーチ回数が増すほど、チル
ト補正量の初期値データが増え、初期設定を高精度に行
うことができ、チルトサーボの整定時間の一層の短縮を
図ることができる。
【0013】前記目的を達成するため、請求項4に記載
のサーチ方法は、請求項1から請求項3のいずれか1項
に記載のサーチ方法において、前記チルト補正量初期値
決定工程は、前記記憶手段に格納されているデータの中
に前記サーチ目標位置における前記チルト補正量の初期
値データが存在しない場合は、前記サーチ目標位置に近
接する位置に対応する前記チルト補正量の初期値データ
を用い補間することにより算出した値を前記サーチ目標
位置におけるチルト補正量の初期値として決定すること
を特徴とする。
【0014】請求項4に記載のサーチ方法によれば、サ
ーチ位置そのもののチルト補正量の初期値が記憶手段に
格納されていなくとも、チルト角のラジアル方向の距離
に対する依存性に基づき、近接位置の格納データから補
間を行い算出することにより所望のチルト補正量の初期
値を算出する。従って、特定の情報記録媒体にサーチ動
作を行う場合、サーチ位置におけるチルト補正量の初期
値データが多数得られていない場合であっても、適切な
チルト補正量を得ることができ、サーチ時のチルトサー
ボにおけるチルト補正量の初期値を高い精度で設定する
ことが可能となるとともに、チルトサーボの整定時間の
短縮を図ることができる。
【0015】前記目的を達成するため、請求項5に記載
のサーチ方法は、請求項1から請求項4のいずれか1項
に記載のサーチ方法において、前記チルトサーボは、前
記チルト角により生ずる誤差の補正手段として、前記光
ビームの光軸上に配置された収差補正用の液晶パネルを
用いることを特徴とする。
【0016】請求項5に記載のサーチ方法によれば、チ
ルトサーボのチルトエラーの補正を、液晶パネルの駆動
電圧を制御し、液晶パネルの通過光に位相差を与え、収
差を補正することにより行う。従って、チルト角を検出
するチルトセンサやチルト角を補正する複雑な機構を設
けなくとも、サーチ動作を行う際にサーチ位置における
適切なチルト補正量が得られ、かつ、得られたチルト補
正量に基づきチルトサーボにおける適切なチルト補正量
の設定が可能となるとともに、チルトサーボの整定時間
の短縮を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を情報再生装置に適
用した場合の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
【0018】図1に、本発明に係るチルトサーボ制御装
置の全体構成を示す。図1に示すように本発明に係るチ
ルトサーボ制御装置は、光ディスク1、光ピックアップ
2、光ピックアップの一部をなす液晶パネル2A、チル
トサーボ制御部3、システムコントロール部4、液晶ド
ライバ5から構成される。
【0019】光ピックアップ2からは光ビームが光ディ
スク1に照射され、反射光をディテクタにより検出し、
信号成分をRF信号Srfとして出力する。光ピックアッ
プ2においては光ビームの光軸上に、液晶パネル2Aが
配置され、光学系の収差を補正することができる。この
液晶パネル2Aの動作については後述する。光ピックア
ップ2から出力されたRF信号Srfはチルトサーボ制御
部3に入力され、振幅レベルに応じ最適なチルトサーボ
が行われる。チルトサーボ制御部3はチルトエラーを補
正するため、液晶パネル2Aに電圧を印加し駆動するた
めの液晶ドライバ5にPWM(Pulse Width Modulatio
n)化されたデータ制御信号Scを出力する。その結果、
液晶パネル2Aの通過光の位相差を可変でき、収差を補
正することでチルトエラー補正手段として機能する。一
方、システムコントロール部4はチルトサーボ制御部3
をコントロールし、制御信号Scに外乱を加えつつ、最
適なチルトサーボを行うためにチルトエラー補正量を調
整する。チルトサーボ制御部3とシステムコントロール
部4は一体として、チルトエラー補正制御手段として機
能する。これらチルトサーボの詳細の動作については後
述する。
【0020】次に、図2により、液晶パネル2Aの構造
について説明する。
【0021】図2(A)に示す液晶パネル2Aは、透明
なガラス基板21A、21B、ガラス基板21A、21
Bの内面に蒸着された透明電極22A、22B、透明電
極22A、22Bの内面に形成された配向膜23A、2
3B、配向膜23A、23Bの間に封入された複屈折を
有する液晶24からなる。
【0022】液晶24の液晶分子Mの向きは、透明電極
23A、23Bの印加電圧に応じ図2(A)から図2
(C)に示すように水平方向から垂直方向まで自在に変
えることができる。従って、液晶分子Mの複屈折効果に
より液晶を通過する光線に屈折率の変化により光路差△
n・d(△nは屈折率の変化分、dは液晶24のセル
厚)を与える。即ち、液晶を通過する光線に位相差△n
・d(2π/λ)(λは光線の波長)を与えることがで
きる。
【0023】また、図2(D)はラジアル方向の収差補
正用の液晶パネル2Aの平面図の一例である。図2
(D)では、液晶パネル2Aの透明電極22A、22B
をラジアル方向に対し、内周寄りの第1領域25A、中
央の第2領域25B、外周寄りの第3領域25Cの3つ
の領域に分割している。そして、これら3つの分割領域
は別個の駆動電圧により各分割領域ごとに可変制御すれ
ば、各分割領域を通過する光の位相差を個別に変えるこ
とができるので、ラジアル方向に生じるチルト角(以
下、「ラジアルチルト角」という。)により生ずるコマ
収差等の補正が可能となる。なお、通常はチルト補正を
行うためのラジアルチルト角に対する所要の補正量は、
対称性を示し、第1領域25Aと第3領域25Cとでは
ラジアルチルト角に対して逆の特性を与えればよい。ま
た、より高精度のチルト補正を行う場合は、ラジアル方
向に対する液晶パネル2Aの分割領域の数を増加すれば
よい。
【0024】さらに、ラジアル方向のみならずタンジェ
ンシャル方向(トラックの接線方向)に発生するチルト
エラーを補正する場合には、図2(E)に示すように、
5分割とすることも可能である。図2(E)の場合は、
ラジアル方向の分割領域である第1領域26A、第2領
域26B、第3領域26Cに加え、タンジェンシャル方
向の分割領域として第4領域26D、第5領域26Eを
設け、タンジェンシャル方向に対してもチルト補正を行
うよう制御できるようになっている。第4領域26D、
第5領域26Eには、互いにタンジェンシャル方向のチ
ルト角に対して対称となる特性を与えればよい。この場
合も分割数をさらに増加することが可能である。
【0025】次に、本実施の形態におけるチルトエラー
補正の原理を説明する。
【0026】図3に、ラジアルチルト角とRF信号Srf
の振幅レベルの関係の一例を示す。ラジアルチルト角が
ゼロのときRF振幅レベルは最大値となり、ラジアルチ
ルト角が大きくなるとともに、RF振幅レベルは減少す
る。図3に示すように、ラジアルチルト角とRF振幅レ
ベルは2次曲線的な関係となるので、RF振幅レベルが
ピークとなるようにチルトエラーを補正すればよい。本
実施の形態では、液晶パネル2Aの駆動電圧を調整し光
に位相差を与えることでチルトエラーの補正を行ってい
る。また、チルトセンサなしにチルトエラー補正を行う
ために、液晶パネル2Aの駆動電圧に外乱として変動を
与え、RF振幅レベルが大きくなる方向に駆動電圧を最
適に制御していくことでチルトエラーの補正を実現して
いる。
【0027】図4に、チルトサーボ制御部3のブロック
図を示す。
【0028】チルトサーボ制御部3はチルトエラーの補
正を制御する手段であり、RF振幅レベル検出器10
1、Lレジスタ102、Hレジスタ103、コンパレー
タ104、アップダウンカウンタ105、チルト補正R
OM106、レジスタ107A、107B、107C、
PWM部108A、108B、108Cから構成され
る。
【0029】光ピックアップ2から出力されたRF信号
SrfはRF振幅レベル検出器101により、RF信号S
rfの振幅レベルが検出され、検出値がLレジスタ10
2、Hレジスタ103に交互に格納される。システムコ
ントロール部4はこの検出値に基づきいわゆる山登り制
御を行う。具体的には、まずコンパレータ104におい
てLレジスタ102、Hレジスタの103の大小を比較
し、その結果に応じアップダウンカウンタ105をカウ
ントアップまたはカウントダウンする。アップダウンカ
ウンタの内容からチルト補正ROM106のアドレスが
決定され、液晶パネル2Aの各分割領域に与える位相差
に対応するデータをチルト補正ROM106から取り出
す。チルト補正ROM106にはラジアルチルト角に対
応して液晶パネル2Aの各分割領域に与える位相差を最
適化するために実験的に求めたデータが格納されてい
る。チルト補正ROM106から取り出されたデータ
は、第1領域25Aがレジスタ107A、PWM部10
8Aを、第2領域25Bがレジスタ107B、PWM部
108Bを、第3領域25Cがレジスタ107C、PW
M部108Cをそれぞれ経由し、各分割領域を駆動する
液晶ドライバ5に入力した後、各領域を駆動し、位相補
正量を制御する。
【0030】次に、図5、図6に基づき本発明に係るサ
ーチ方法の詳細を説明する。
【0031】図5は、本発明に係るサーチ方法の第1の
実施例であり、予め光ディスクの複数の設定位置におけ
るチルト補正値を求めて、その後求めたチルト補正値に
基づきチルトサーボを行う場合のサーチ方法のフローチ
ャートを示す。
【0032】まず、個々の光ディスクのチルト特性に対
応したサーチ時のチルトサーボをかけるため、光ディス
ク挿入時に、図5(a)に示す処理を行い、予めディス
ク上の所定のサンプル点におけるチルト補正値を求め、
記憶しておく。光ディスクの挿入を検知すると(ステッ
プS1)、光ディスクのラジアル方向に設定されたサン
プル点の設定位置を目標に、サーチ動作を行う(ステッ
プS2)。サンプル点において、チルトサーボを起動し
(ステップS3)、チルトサーボが安定にかかり、所望
のチルト補正値が得られるまで、チルトサーボを継続す
る(ステップS4:no)。チルト補正値が得られると
(ステップS4:yes)、その時点のチルト補正値、
即ち、液晶パネル2Aに与える位相補正量に対応する制
御データを求め、サーチ位置と関係づけ記憶手段にデー
タテーブルとして格納する(ステップS5)。サンプル
点は複数あり、例えば、内周部、外周部、中間部の3点
を設定することができる。従って、全てのサンプル点に
ついてのチルト補正値が得られるまで、サーチ動作を繰
り返す(ステップS6:no)。全てのサンプル点のチ
ルト補正値が全て得られると(ステップS6:ye
s)、待機状態となり(ステップS7)、次の再生その
他の処理を待つ。
【0033】図5(b)は、第1の実施例において、実
際に再生開始後にサーチ動作を行う際、チルトサーボを
行う場合のフローチャートを示す。
【0034】まず、再生が開始された後(ステップS1
1)、サーチを実行するかどうかの判断が常時行われ
(ステップS12)、ユーザーの操作等でサーチの指示
が入力されると(ステップS12:yes)、サーチ動
作が開始される(ステップS13)。この際、サーチの
目標位置に基づき、図5(a)の処理で既に記憶手段に
記憶されているデータテーブルの各サンプル点に対応す
るデータを1つまたは複数読み出す(ステップS1
4)。サーチの目標位置におけるチルト補正量の初期値
は、この読み出したデータに基づいて定められる(ステ
ップS15)。サーチの目標位置が読み出したデータの
対応するサーチ位置と一致する場合にはそのまま使うこ
とができる。また、サーチの目標位置に近接するサンプ
ル点の複数のデータから補間により算出することも可能
である。なお、このチルト補正量の補間の方法の詳細に
ついては後述する。得られたチルト補正量を初期値とし
て設定し、チルトサーボを起動し(ステップS16)、
システムコントロール部4から終了の指示等があるまで
チルトサーボが継続される(ステップS17:no)。
サーチ動作を終え、チルトサーボを終了すると(ステッ
プS17:yes)、再びサーチ動作の開始を待つ(ス
テップS12)。
【0035】図6は、本発明にかかるサーチ方法の第2
の実施例であり、再生開始後、サーチの際のチルトサー
ボを起動するたび、各サーチ位置におけるチルト補正値
を学習し、以後のサーチ時はその学習された値によりチ
ルトサーボをかけるものである。即ち、サーチ動作を繰
り返すにつれ、新たに各サーチ位置におけるチルト補正
値が得られるとデータテーブルを増加し、新たなデータ
が得られた場合記憶量を増加させ、チルトサーボに対し
設定可能なチルト補正値を増やしていくことを可能とす
るものである。また、サーチ位置におけるチルト補正値
がデータテーブルに既に存在する場合は、得られた最新
のチルト補正値によりデータテーブルを更新し、最適な
チルト補正を可能とするものである。以下、図6に示す
フローチャートにより説明する。
【0036】まず、再生が開始された後(ステップS2
1)、サーチを実行するかどうかの判断が常時行われ
(ステップS22)、ユーザーの操作等でサーチの指示
が入力されると(ステップS22:yes)、サーチ動
作が開始される(ステップS23)。この際、記憶手段
のチルト補正量のテーブルのデータの有無を判断し(ス
テップS24)、初回の起動時などでまだデータがリセ
ットされた状態、即ちチルト補正量の初期値データが何
も書き込まれてない状態であれば(ステップS24:y
es)、直ちにチルトサーボを起動する(ステップS2
7)。一方、既にデータが記憶された状態であれば、既
に記憶されているサーチの目標位置に対応するチルト補
正値のデータを1つまたは複数読み出し(ステップS2
5)、読み出したデータに基づいてサーチにおけるチル
ト補正量の初期値を定める(ステップS26)。サーチ
の目標位置が読み出したデータに対応するサーチ位置と
一致する場合にはそのまま使うことができ、さらに、各
サンプル点の複数のデータから補間により算出すること
も可能である。チルト補正量が定まった後、チルトサー
ボを起動する(ステップS27)。チルトサーボ起動
後、データテーブルに新たに得られたチルト補正値を追
加するため、チルトサーボが安定にかかり、所望のチル
ト補正値が得られるまで、チルトサーボを継続する(ス
テップS28:no)。チルト補正値が得られると(ス
テップS28:yes)、その時点のチルト補正値をデ
ータテーブルに格納する(ステップS29)。サンプル
点の数は記憶手段の容量とチルトサーボの精度などに応
じ自由に定めることができる。チルトサーボはシステム
コントロール部4から終了の指示等があるまで継続され
(ステップS30:no)、サーチ動作を終え、チルト
サーボを終了すると(ステップS30:yes)、再び
サーチ動作の開始を待つ(ステップS22)。
【0037】なお、図6で説明した処理を行う前に、図
5(a)で説明した処理を予め行っておくことも可能で
ある。即ち、事前にサンプル点にとった位置と新たにサ
ーチを実行するサーチの目標位置とが同じ場合はチルト
補正値が更新され、異なる場合はそのサーチ位置に対応
する新たなチルト補正値としてデータテーブルに追加す
ればよい。
【0038】次に、サーチの目標位置におけるチルト補
正量の初期値を記憶されているチルト補正値のデータを
用いて補間する方法を、図7に基づき説明する。
【0039】記憶するサンプル点として、光ディスクの
ラジアル方向の内周部、中間部、外周部の3点を設定す
る場合を考える。図7においてラジアル方向の位置を内
周部R1、中間部R2、外周部R3とし、それぞれに対
しチルト補正値C1、C2、C3がデータテーブルに記
憶されているものとする。ここで、図7に示すように中
間部と外周部の間の位置Rを目標としてサーチが開始さ
れた場合、位置Rにおけるチルト補正値を補間により算
出すればよいことになる。ここで、光ディスクのチルト
角は概ね光ディスクのラジアル方向の位置に対し直線的
な変化を示す。従って、補間はR2とR3の間を直線で
近似し、チルト補正値C2とC3とを用い算出すること
ができる。具体的には、 C=C2+(C3−C2)×(R−R2)/(R3−R
2) の式の値を求めればよい。サンプル点の数が増えた場合
でも、同様の求め方に従い近接する2点のチルト補正値
を用い算出することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、チルトサーボにおける複数の設定された
位置に対応するチルト補正量を予め求めて記憶してお
き、以後のサーチ実行時、予め求めたチルト補正量に基
づきチルトサーボにおけるチルト補正量の初期値を決定
しチルトサーボをかけるので、動作段階の如何にかかわ
らず、チルトサーボの整定時間が短くでき、サーチ速度
が高速で、サーチ動作直後の再生品質の良好なサーチを
行うことができる。
【0041】また、請求項2に記載の発明によれば、チ
ルトサーボにおける特定のサーチ位置に対応する新たな
チルト補正量が得られると、適宜記憶手段に追加格納
し、データ量を増加させ、以後のサーチ実行時、増加し
たチルト補正量のデータに基づきチルトサーボにおける
チルト補正量の初期値を決定しチルトサーボをかけるの
で、チルトサーボの整定時間が短くでき、特にサーチを
多数回繰り返す場合は顕著に、サーチ速度が高速であっ
て、サーチ動作直後の再生品質の良好なサーチを行うこ
とができる。
【0042】また、請求項3に記載の発明によれば、複
数の設定された位置のチルト補正量を予め求め記憶する
とともに、チルトサーボにおける新たなチルト補正量が
得られるとデータ内容を追加、変更するので、動作段階
の如何にかかわらずチルトサーボの整定時間を短く、サ
ーチ速度が高速で、サーチ動作直後の再生品質の良好な
サーチができるとともに、サーチを多数回繰り返す場合
は一層性能の向上を図ることができる。
【0043】また、請求項4に記載の発明によれば、サ
ーチ実行時、記憶手段に格納されたチルト補正量の初期
値データから補間を行い所望のチルト補正量を算出し、
チルトサーボにおけるチルト補正量の初期値として決定
しチルトサーボをかけるので、記憶手段のデータ量の多
少にかかわらず、チルトサーボの整定時間が短くでき、
サーチ速度が高速で、サーチ動作直後の再生品質の良好
なサーチを行うことができる。
【0044】また、請求項5に記載の発明によれば、サ
ーチ実行時、チルトサーボのチルト補正手段として、光
ビーム光軸上に配置された液晶パネルを用いるので、構
成が簡単で、装置の省スペース化に有利なチルトサーボ
を実現しつつ、チルトサーボの整定時間が短くでき、サ
ーチ速度が高速で、サーチ動作直後の再生品質の良好な
サーチを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るチルトサーボ制御装置
の全体ブロック図である。
【図2】液晶パネルの構造を示す図である。
【図3】ラジアルチルト角とRF振幅レベルの関係を示
す図である。
【図4】チルトサーボ制御部のブロック図である。
【図5】第1の実施例に係るサーチ方法を示すフローチ
ャートである。
【図6】第2の実施例に係るサーチ方法を示すフローチ
ャートである。
【図7】チルト補正量の補間の方法の説明図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光ピックアップ 2A 液晶パネル 3 チルトサーボ制御部 4 システムコントロール部 5 液晶ドライバ 101 RF振幅レベル検出器 102 Lレジスタ 103 Hレジスタ 104 コンパレータ 105 アップダウンカウンタ 106 チルト補正ROM 107A、107B、107C レジスタ 108A、108B、108C PWM部 Srf RF信号 Sc 制御信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体に対して行うサーチ方法で
    あって、 予め前記情報記録媒体上の半径方向の複数の位置に設定
    されたサーチ目標位置にサーチを実行し、前記サーチ目
    標位置において前記情報記録媒体の媒体面の法線と前記
    情報記録媒体に照射する光ビームの光軸のなすチルト角
    により生ずる誤差を補正するチルトサーボを起動し、前
    記チルトサーボが安定した後のチルト補正量を抽出し、
    前記サーチ目標位置とそれに対応する前記抽出されたチ
    ルト補正量を記憶手段に記憶し、チルト補正量の初期値
    データを作成するチルト補正量初期値データ作成工程
    と、 前記チルト補正データ作成工程の後、サーチを実行する
    際、当該サーチのサーチ目標位置における前記チルト補
    正量の初期値を前記記憶手段に記憶された前記チルト補
    正量の初期値データの内容に基づいて決定し、前記チル
    トサーボにおける前記サーチ目標位置に対応する前記チ
    ルト補正量の初期値を与えるチルト補正量初期値決定工
    程と、 前記チルト補正量の初期値が決定された後、前記サーチ
    目標位置において前記チルトサーボを行うチルトサーボ
    工程と、 を備えたことを特徴とするサーチ方法。
  2. 【請求項2】 情報記録媒体に対して行うサーチ方法で
    あって、 サーチを実行する際、当該サーチのサーチ目標位置にお
    けるチルト補正量の初期値を記憶手段に記憶されたチル
    ト補正量の初期値データの有無及び内容に基づいて決定
    し、チルトサーボにおける前記サーチ目標位置に対応す
    る前記チルト補正量の初期値を与えるチルト補正量初期
    値決定工程と、 前記チルト補正量の初期値が決定された後、前記サーチ
    目標位置において前記チルトサーボを行う、チルトサー
    ボ工程と、 前記チルトサーボを起動した後、前記チルトサーボが安
    定した後の前記チルト補正量を抽出し、前記記憶手段に
    前記サーチ目標位置に対応する前記チルト補正量の初期
    値データが既に格納されている場合は、前記チルト補正
    量の初期値データを前記抽出されたチルト補正量により
    更新し、前記記憶手段に前記サーチ目標位置に対応する
    前記チルト補正量の初期値データが格納されていない場
    合は、前記サーチ目標位置とそれに対応する前記抽出さ
    れたチルト補正量を新たにチルト補正量の初期値データ
    として追加書き込みし、前記チルト補正量の初期値デー
    タ数を増加させていくチルト補正量初期値データ変更工
    程と、 を備えたことを特徴とするサーチ方法。
  3. 【請求項3】 予め前記情報記録媒体上の半径方向の複
    数の位置に設定されたサーチ目標位置にサーチを実行
    し、前記サーチ目標位置において前記情報記録媒体の媒
    体面の法線と前記情報記録媒体に照射する光ビームの光
    軸のなすチルト角により生ずる誤差を補正するチルトサ
    ーボを起動し、前記チルトサーボが安定した後のチルト
    補正量を抽出し、前記サーチ目標位置とそれに対応する
    前記抽出されたチルト補正量を記憶手段に記憶し、チル
    ト補正量の初期値データを作成するチルト補正量初期値
    データ作成工程を備えることを特徴とする請求項2に記
    載のサーチ方法
  4. 【請求項4】 前記チルト補正量初期値決定工程は、前
    記記憶手段に格納されているデータの中に前記サーチ目
    標位置における前記チルト補正量の初期値データが存在
    しない場合は、前記サーチ目標位置に近接する位置に対
    応する前記チルト補正量の初期値データを用い補間する
    ことにより算出した値を前記サーチ目標位置におけるチ
    ルト補正量の初期値として決定することを特徴とする請
    求項1から請求項3のいずれか1項に記載のサーチ方
    法。
  5. 【請求項5】 前記チルトサーボは、前記チルト角によ
    り生ずる誤差の補正手段として、前記光ビームの光軸上
    に配置された収差補正用の液晶パネルを用いることを特
    徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の
    サーチ方法。
JP9106383A 1997-04-23 1997-04-23 サーチ方法 Pending JPH10302285A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9106383A JPH10302285A (ja) 1997-04-23 1997-04-23 サーチ方法
US09/063,374 US6137754A (en) 1997-04-23 1998-04-21 Search method for information record medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9106383A JPH10302285A (ja) 1997-04-23 1997-04-23 サーチ方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10302285A true JPH10302285A (ja) 1998-11-13

Family

ID=14432193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9106383A Pending JPH10302285A (ja) 1997-04-23 1997-04-23 サーチ方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6137754A (ja)
JP (1) JPH10302285A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6661415B1 (en) 1999-06-22 2003-12-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Liquid crystal driver and optical head for tilt correction
JP2004095184A (ja) * 1999-05-18 2004-03-25 Lg Electronics Inc 光記録媒体の記録再生方法
KR100472469B1 (ko) * 2002-08-17 2005-03-10 삼성전자주식회사 디스크 구동기에 있어서 틸트 보정 방법 및 장치
JP2006196100A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Funai Electric Co Ltd チルト調整装置及びチルト調整方法
JP2007501990A (ja) * 2003-05-21 2007-02-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ディスクドライブ装置及び傾き補償方法

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002522868A (ja) * 1998-08-10 2002-07-23 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 光データ担体を読取る装置
JP3573974B2 (ja) * 1998-09-18 2004-10-06 パイオニア株式会社 光ピックアップ
US6480454B1 (en) * 1998-12-15 2002-11-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical element, optical head using the optical element, and optical recording and reproducing apparatus using the optical element
JP2000298860A (ja) * 1999-04-13 2000-10-24 Pioneer Electronic Corp 液晶チルトサーボ装置
JP3859107B2 (ja) 1999-04-14 2006-12-20 パイオニア株式会社 液晶チルトサーボ装置
JP3736666B2 (ja) * 1999-04-14 2006-01-18 パイオニア株式会社 チルトサーボ装置及び制御方法
JP3775965B2 (ja) * 2000-02-07 2006-05-17 パイオニア株式会社 光学式情報再生装置
EP1268803A2 (en) * 2000-03-23 2003-01-02 Greenville Hospital System Bi-functional cancer treatment agents
JP2001266392A (ja) * 2000-03-23 2001-09-28 Pioneer Electronic Corp 光学式情報記録再生装置
JP3781262B2 (ja) * 2000-03-28 2006-05-31 パイオニア株式会社 収差補正装置及びその駆動方法
JP2002170266A (ja) * 2000-12-01 2002-06-14 Pioneer Electronic Corp チルトサーボ制御装置及び方法
TW591619B (en) * 2002-01-28 2004-06-11 Mediatek Inc Optical recording and reproducing apparatus and tilt adjusting and controlling method for the same
JP3985955B2 (ja) * 2002-05-28 2007-10-03 株式会社リコー 光ディスク装置、チルト補償方法、プログラム及び情報記録媒体
JP2004062918A (ja) * 2002-07-24 2004-02-26 Pioneer Electronic Corp チルトサーボ装置
JP4055072B2 (ja) * 2002-08-20 2008-03-05 株式会社リコー 光ディスク装置、チルト補正方法、チルト制御用プログラムおよびこのプログラムを記録した記録媒体
JP4004916B2 (ja) * 2002-10-21 2007-11-07 パイオニア株式会社 チルト角度検出装置及び方法
KR20040042253A (ko) * 2002-11-13 2004-05-20 삼성전자주식회사 틸트 디스크 판별 장치, 그 방법과 이를 이용한 데이터재생 장치 및 그 방법
JP4151957B2 (ja) * 2003-05-12 2008-09-17 株式会社リコー チルト制御方法、プログラム及び記録媒体、並びに光ディスク装置
KR100510534B1 (ko) * 2003-06-14 2005-08-26 삼성전자주식회사 디스크의 틸트 검출 장치 및 방법
TWI270874B (en) * 2003-08-11 2007-01-11 Mediatek Inc Method for calibrating tilt control value of a pickup
CN100369131C (zh) * 2003-09-03 2008-02-13 联发科技股份有限公司 光学头倾斜角度调整方法
TWI260013B (en) * 2003-12-04 2006-08-11 Mediatek Inc Optical incidence auto-adjusting system
CN1321412C (zh) * 2003-12-16 2007-06-13 联发科技股份有限公司 光学入射角自动校正系统
US7133235B2 (en) * 2004-02-25 2006-11-07 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands, B.V. System and method for correcting for head tilt in HDD
JP4537781B2 (ja) * 2004-06-30 2010-09-08 パイオニア株式会社 チルト検出装置及び方法、該チルト検出装置を備えたチルト補正装置、並びに、該チルト補正装置を備えた情報再生装置、情報記録装置及び情報記録再生装置
KR100613611B1 (ko) * 2004-07-07 2006-08-21 삼성전자주식회사 고주파 신호의 인벨롭을 이용하여 틸트/스큐를 보정하는 광디스크 재생장치 및 방법
JP4399324B2 (ja) * 2004-07-09 2010-01-13 パイオニア株式会社 収差補正装置、並びに光ピックアップの制御装置、制御方法及び制御プログラム
TW200608376A (en) * 2004-08-18 2006-03-01 Lite On It Corp Method for controlling tilt angle between light axis of optical pickup head and CD and device thereof
JP4816033B2 (ja) * 2005-12-01 2011-11-16 船井電機株式会社 光ディスク記録再生装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63153456A (ja) * 1986-12-18 1988-06-25 Yokogawa Electric Corp 光デイスクテストシステム
US4928192A (en) * 1987-12-23 1990-05-22 Konica Corporation Process for identifying disks and automatically configuring a disk drive system
US5253239A (en) * 1989-11-24 1993-10-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Control apparatus for tracking a light beam on a track of an optical recording medium
US5703855A (en) * 1993-04-06 1997-12-30 Hitachi, Ltd. Optical disk apparatus and recording and reading method for an optical disk using the same
JP2986089B2 (ja) * 1995-12-25 1999-12-06 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション デイスク装置およびデイスク装置におけるヘッド切り換え方法
JPH103679A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Pioneer Electron Corp 光学式ピックアップ装置
JP3691188B2 (ja) * 1996-12-09 2005-08-31 パイオニア株式会社 チルトサーボシステム
JPH113531A (ja) * 1997-04-18 1999-01-06 Pioneer Electron Corp チルトサーボ制御装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004095184A (ja) * 1999-05-18 2004-03-25 Lg Electronics Inc 光記録媒体の記録再生方法
US6661415B1 (en) 1999-06-22 2003-12-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Liquid crystal driver and optical head for tilt correction
US7031247B2 (en) 1999-06-22 2006-04-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Liquid crystal driver and optical head for tilt correction
KR100472469B1 (ko) * 2002-08-17 2005-03-10 삼성전자주식회사 디스크 구동기에 있어서 틸트 보정 방법 및 장치
JP2007501990A (ja) * 2003-05-21 2007-02-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ディスクドライブ装置及び傾き補償方法
JP2006196100A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Funai Electric Co Ltd チルト調整装置及びチルト調整方法
JP4556675B2 (ja) * 2005-01-14 2010-10-06 船井電機株式会社 チルト調整装置及びチルト調整方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6137754A (en) 2000-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10302285A (ja) サーチ方法
JPH113531A (ja) チルトサーボ制御装置
JP3545196B2 (ja) チルトサーボ制御装置
EP1213711B1 (en) Device and method for controlling tilt servo
EP1213712B1 (en) Device and method for controlling tilt servo
JP3781262B2 (ja) 収差補正装置及びその駆動方法
JPH1079135A (ja) 光ディスク再生装置におけるチルトサーボ装置
US6859429B2 (en) Aberration correcting unit, optical pickup apparatus, and recording/reproducing apparatus
JP3734133B2 (ja) 光記録媒体再生装置におけるフォーカスバイアス調整装置及び調整方法
JP3691188B2 (ja) チルトサーボシステム
JP2001266392A (ja) 光学式情報記録再生装置
US7327643B2 (en) Radial tilt compensating optical disk apparatus using tracking control loop gain
JP2002358690A (ja) 収差補正機能付き光学式読取装置
JP3775945B2 (ja) 液晶チルトサーボ制御装置
US7518961B2 (en) Optical disk recording and reproducing apparatus for recording and reproducing data in and from optical disk
JP2000132854A (ja) 光ディスク装置
JP2006228273A (ja) 光ピックアップ及びこれを用いた光情報処理装置
JP3573974B2 (ja) 光ピックアップ
US6552984B1 (en) Liquid crystal tilt servo apparatus
US20080089193A1 (en) Apparatus and method for controlling focus jump between recording layers in high-density multi-layer disk
US20090135685A1 (en) Aberration correcting apparatus and program for correcting aberration
KR100312722B1 (ko) 플래그 센서를 이용한 트래킹 편차 보정 장치
US7751298B2 (en) Optical disc apparatus
JP2864411B2 (ja) トラッキング制御装置
US7764586B2 (en) Aberration correcting apparatus, optical pickup, and aberration correcting method

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040712

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041012