JPH10301382A - トナー補給容器、画像形成装置、及びトナー補給容器を構成する部品のリサイクル使用方法 - Google Patents

トナー補給容器、画像形成装置、及びトナー補給容器を構成する部品のリサイクル使用方法

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JPH10301382A
JPH10301382A JP9286386A JP28638697A JPH10301382A JP H10301382 A JPH10301382 A JP H10301382A JP 9286386 A JP9286386 A JP 9286386A JP 28638697 A JP28638697 A JP 28638697A JP H10301382 A JPH10301382 A JP H10301382A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー補給容器のリサイクル性を向上させ
る。 【解決手段】 トナーを収容する容器本体1と、この容
器本体1内に回転自在に取付けられてこの容器本体1内
のトナーを外部に送り出す機能を持つ少なくとも一つの
回転部材2,3とを主構成要素とするトナー補給容器に
おいて、回転部材2,3の回転中心軸2a,3aの軸方
向に沿った容器本体1の端面部に開口12,13を形成
し、回転部材2a,3aの軸受を有する蓋体14,15
を開口12,13着脱可能に取付け、回転部材2a,3
aをその軸方向に沿って開口12,13から抜き差し自
在とした。蓋部材14,15を外して開口12,13を
開放し、開口12,13から回転部材2,3を抜き取る
ことにより、容器本体1の内周面の洗浄と回転部材2,
3の洗浄とを簡単に行え、容器本体1や回転部材2,3
をリサイクル使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に着脱自在に取付け
られ、容器本体内に収容してあるトナーを画像形成装置
の現像部に補給するトナー補給容器、このトナー補給容
器を用いた画像形成装置、及びトナー補給容器を構成す
る部品のリサイクル使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光導電性感光体に静電潜像を形成し、こ
の静電潜像を現像剤であるトナーによって現像し、得ら
れたトナー像を転写紙に転写する電子写真法を利用する
複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置が
広く使用されている。
【0003】この電子写真法を利用した画像形成装置に
おいては、継続的な画像形成を可能にするために、現像
部のトナーが途絶えないように、現像部にトナーが補給
される機構になっている。
【0004】近年、画像形成装置の現像部にトナーを補
給するための方法の一つとして、容器本体内にトナーを
収容したトナー補給容器を画像形成装置内に設置し、そ
の容器本体内に設けた回転部材を回転させて収容された
トナーをほぐし、ほぐしたトナーを容器本体のトナー補
給口を通して外部に送り出す方法が知られている。
【0005】画像形成装置による画像形成を繰り返し行
って、容器本体内のトナーが消費されて空になると、空
になったトナー補給容器を画像形成装置から取外し、新
たに別のトナー補給容器を画像形成装置に取付けて画像
形成を再開する。一方、画像形成装置から取外したトナ
ー補給容器の多くは、廃棄処分されることが一般的であ
る。
【0006】最近、画像形成装置から取外したトナー補
給容器を廃棄処分するのではなく、資源の有効利用をは
かるという観点から、リサイクル使用することが望まれ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】トナー補給容器をリサ
イクル使用するためには、容器本体の内周面や容器本体
内に設けられた回転部材のような付属部品等に付着して
いる残留トナーや汚れを洗浄して取除く必要がある。し
かしながら、このようなトナー補給容器の構造上、リサ
イクル使用ができる程に残留トナーや汚れを充分に取除
くことは不可能であり、そのために未だ満足なリサイク
ル使用が実現されていないのが実情である。
【0008】本件発明の発明者などの調査によると、容
器本体に回転部材のような付属部品が取付けられたトナ
ー補給容器であって、それ自体をリサイクル使用する目
的でなされた提案は、皆無であった。あえて参考のため
に示せば、容器本体に回転部材のような付属部品が取付
けられていない、リサイクル使用を目的とするトナー補
給容器に関する発明としては、特開平4−298774
号公報で開示されたものがある。
【0009】上記公報で開示された発明は、画像形成装
置の現像部の中に回転部材が設置され、その回転部材の
すぐ上方の現像部の壁にトナー補給容器寸法大の口があ
けられている。トナー補給容器は箱型の二重構造で、樹
脂のような材料で作られ所定の硬さを持たせた外側構造
体と、紙や薄い可撓性のあるプラスチック材料で作られ
た内側容器とからなる。内側容器は外側構造体にぴった
りはめこまれており、内側容器が外側構造体と分離可能
なものとなっている。この箱型のトナー補給容器にトナ
ーを収容した後、このトナー補給容器の上面はシールさ
れる。
【0010】使用時にはシールを剥がし、トナー補給容
器は現像部にあけられている口に取付けられる。トナー
消費後、内側容器を外側構造体から取外して焼却処分
し、一方、外側構造体はリサイクル使用される。
【0011】しかしながらこの発明は、内側容器を取外
した後廃棄処分をするという点において、完全なリサイ
クル使用ではなく、最近の社会の要請に充分に応えてい
るものとはいえない。
【0012】そこで本発明は、容器本体、特にその内周
面と容器本体内に設けられている回転部材のような付属
部品等に付着している残留トナーや汚れを簡単にほぼ完
全に取除くことができるリサイクル使用に適したトナー
補給容器を提供することを目的とする。
【0013】さらに本発明は、気密性が高く、その結果
トナーの充填性能と画像形成装置の現像部へのトナー補
給性能が良く、かつ、リサイクル使用時もその性能を保
持することができるリサイクル使用に適したトナー補給
容器を提供することを目的とする。
【0014】さらに本発明は、トナーを収容した新規な
構造のトナー補給容器を提供することを目的とする。
【0015】さらに本発明は、トナーを収容した新規な
構造のトナー補給容器を搭載した画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0016】さらに本発明は、新規な構造のトナー補給
容器を構成する各部品をリサイクル使用する方法を提供
することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
トナーを収容する容器本体と、この容器本体内に回転自
在に取付けられてこの容器本体内のトナーを外部に送り
出す機能を持つ少なくとも一つの回転部材とを主構成要
素とするトナー補給容器において、前記回転部材の回転
中心軸の軸方向に沿った前記容器本体の端面部に開口を
形成し、この開口を開閉する前記回転部材の軸受を有す
る蓋体を設け、前記回転部材をその軸方向に沿って前記
蓋体を取外した前記開口から抜き差し自在に設けた。
【0018】請求項2記載の発明のトナー補給容器は、
請求項1記載の発明のトナー補給容器において、軸受を
有する蓋体が、回転中心軸の軸受機能を兼ねた単体であ
る。
【0019】請求項3記載の発明のトナー補給容器は、
請求項2記載の発明のトナー補給容器において、回転中
心軸が貫通される貫通孔を蓋体に形成し、この貫通孔の
内周部分を軸受とした。
【0020】請求項4記載の発明のトナー補給容器は、
請求項2又は3記載の発明のトナー補給容器において、
開口の縁部に沿った筒状壁を容器本体の端面部に形成
し、蓋体を前記筒状壁に取付けた。
【0021】請求項5記載の発明のトナー補給容器は、
請求項1記載の発明のトナー補給容器において、軸受を
有する蓋体が、蓋本体とこの蓋本体と別体である軸受部
材とからなり、前記蓋本体と前記軸受部材とに回転中心
軸を貫通させる貫通孔を形成した。
【0022】請求項6記載の発明のトナー補給容器は、
請求項5記載の発明のトナー補給容器において、開口の
縁部から所定寸法離れた位置でこの開口を囲む筒状壁を
容器本体の端面部に形成し、蓋本体と軸受部材とのいず
れか一方を前記開口と前記筒状壁とのいずれか一方に取
付け、前記蓋本体と前記軸受部材との他方を前記開口と
前記筒状壁との他方に取付けた。
【0023】請求項7記載の発明のトナー補給容器は、
請求項5又は6記載の発明のトナー補給容器において、
蓋本体と軸受部材とが相互に組み込み構造をなし、一体
化可能である。
【0024】請求項8記載の発明のトナー補給容器は、
請求項5又は6記載の発明のトナー補給容器において、
蓋本体と軸受部材とが可撓性を有し、その可撓性は蓋本
体が軸受部材より大きい。
【0025】請求項9記載の発明のトナー補給容器は、
請求項5又は6記載の発明のトナー補給容器において、
回転中心軸と接触する貫通孔の長さが、蓋本体より軸受
部材が長い。
【0026】請求項10記載の発明のトナー補給容器
は、請求項1ないし9のいずれか一記載の発明のトナー
補給容器において、貫通孔を有するシール部材を容器本
体の外側からみて軸受の内側に配置し、前記貫通孔に回
転中心軸を貫通させ、前記シール部材を前記軸受の端面
に密着させた。
【0027】請求項11記載の発明のトナー補給容器
は、請求項5ないし9のいずれか一記載の発明のトナー
補給容器において、貫通孔を有するシール部材を蓋本体
と軸受部材との間に配置し、回転中心軸を前記貫通孔と
前記蓋本体と前記軸受部材との貫通孔に貫通させ、前記
シール部材を前記蓋本体と前記軸受部材とに密着させ
た。
【0028】請求項12記載の発明のトナー補給容器
は、請求項10又は11記載の発明のトナー補給容器に
おいて、蓋体とシール部材とのうち、又は、軸受部材と
蓋本体とシール部材とのうち容器本体の外側からみて最
も内側に位置する部材を、その部材のさらに内側に位置
して回転中心軸にその軸方向に対して略垂直に固定され
た支持体で支持した。
【0029】請求項13記載の発明のトナー補給容器
は、請求項11又は12記載の発明のトナー補給容器に
おいて、回転中心軸が貫通される蓋本体とシール部材と
軸受部材とを容器本体の内側からみてこの順に配置し、
前記軸受部材を抜け止めする固定部材を前記回転中心軸
に着脱自在に取付け、前記蓋本体を開口に取付けた。
【0030】請求項14記載の発明のトナー補給容器
は、請求項1ないし13のいずれか一記載の発明のトナ
ー補給容器において、回転部材がアジテータタイプ又は
補給ローラタイプの少なくとも一つである。
【0031】請求項15記載の発明のトナー補給容器
は、請求項1ないし14のいずれか一記載の発明のトナ
ー補給容器において、回転部材が打ち抜き状梯子型のア
ジテータであってその外周部に可撓性を有するシート状
部材が取付けられ、前記回転部材を軸方向に引きながら
回転中心軸の周りに回転させることにより前記シート状
部材の外周径寸法が開口の径よりも小さくなるように縮
径自在とした。
【0032】請求項16記載の発明のトナー補給容器
は、請求項1ないし15のいずれか一記載の発明のトナ
ー補給容器において、回転部材が打ち抜き状梯子型のア
ジテータであってその外周部に可撓性を有するシート状
部材が取付けられ、前記シート状部材を容器本体内に開
口から挿入した後は前記シート状部材の外周径寸法が前
記開口の径よりも大きくなるように拡径自在とした。
【0033】請求項17記載の発明のトナー補給容器
は、請求項1ないし16のいずれか一記載の発明のトナ
ー補給容器において、回転部材を開口から挿入して容器
本体内に設置するとき、前記回転部材の挿入方向先端部
を前記容器本体内の非挿入側の端面の所定位置に導くガ
イド部材を、前記回転中心軸の挿入方向先端部の近傍に
この回転中心軸の軸方向に略垂直に固定した。
【0034】請求項18記載の発明のトナー補給容器
は、請求項17記載の発明のトナー補給容器において、
ガイド部材が、回転中心軸に回転自在に保持されて外周
部を容器本体の内周面の少なくとも一部に摺接するもの
である。
【0035】請求項19記載の発明のトナー補給容器
は、請求項1ないし18のいずれか一記載の発明のトナ
ー補給容器において、回転部材を複数配置し、少なくと
も一つは容器本体から抜き差し可能なものである。
【0036】請求項20記載の発明のトナー補給容器
は、請求項1ないし19のいずれか一記載の発明のトナ
ー補給容器において、容器本体内にトナーが収容されて
いる。
【0037】請求項21記載の発明は、トナーが収容さ
れたトナー補給容器を画像形成装置内の現像部の上方に
搭載してなる画像形成装置において、前記トナー補給容
器が請求項1ないし20のいずれか一記載のものであ
る。
【0038】請求項22記載の発明のトナー補給容器を
構成する部品のリサイクル使用方法は、回転部材の回転
中心軸が貫通孔に貫通されて容器本体の開口に嵌め込ま
れている蓋体を前記開口から抜き取り、前記容器本体内
に設置された前記回転部材を前記開口を通して取り出
し、前記回転中心軸から前記蓋体を分離する。
【0039】請求項23記載の発明のトナー補給容器を
構成する部品のリサイクル使用方法は、請求項22記載
の発明のトナー補給容器を構成する部品のリサイクル使
用方法において、相互に分離された容器本体と回転部材
と蓋体とのうち少なくとも一つから付着物を取り除いて
リサイクル使用する。
【0040】請求項24記載の発明のトナー補給容器を
構成する部品のリサイクル使用方法は、蓋体の貫通孔に
回転部材の回転中心軸を貫通させてこの回転中心軸に固
定された支持体と前記蓋体の側面部とを密着させ、前記
回転部材を開口から容器本体内に挿入して前記回転中心
軸の挿入方向先端部を前記容器本体内の所定位置に導
き、前記蓋体を前記開口に嵌め込んで固定することによ
りトナー補給容器を組み立て、前記容器本体と前記回転
部材と前記蓋体との少なくとも一つが請求項23に記載
されたものである。
【0041】請求項25記載の発明のトナー補給容器を
構成する部品のリサイクル使用方法は、請求項24にお
いて組み立てられたトナー補給容器にトナーを収容す
る。
【0042】請求項26記載の発明のトナー補給容器を
構成する部品のリサイクル使用方法は、請求項25にお
いてトナーが収容されたトナー補給容器を画像形成装置
の所定位置に搭載して画像を形成する。
【0043】即ち、本発明のリサイクル使用可能なトナ
ー補給容器は、従来の技術に全くない新たな着想によっ
て成され、具現化されたものであることを理解する必要
があり、その着想とは、容器本体とそこに取付けられて
いる部品とを分離、組み立てができる機構にするという
ことである。
【0044】このような機構にすることによって、ま
ず、回転部材のような部品を容器本体内に取付けてトナ
ー補給容器を組み立てた後は、常法により容器本体内に
トナーを充填して画像形成装置に搭載し、画像形成を繰
り返し行う。トナーが使用されて空になったトナー補給
容器は、廃棄処分するのではなく、容器本体と部品とを
分離し、分離した容器本体と部品に付着しているトナー
や汚染物を取り除いた後、再び組み立てれば再使用でき
るものとなる。
【0045】本発明のトナー補給容器は、容器本体と部
品とを分離可能にしたうえに、当然のことながら、再度
組み立てて使用しても、トナー漏れを起こさずに所期の
トナー補給性能を保持できるように、諸々の工夫がなさ
れたものである。
【0046】本発明の目的を達成するための特徴部以外
の点については、通常のトナー補給容器が持つ要素が使
用可能であるため、まず、トナー補給容器の概要を説明
する。
【0047】容器本体について述べると、その形態と大
きさとは、画像形成装置の種類によって様々であり、例
えば、長さが15〜30cm程度の胴部の両端に大きさ
が25〜70cm2 の側板が固定されたものが多い。
【0048】容器本体は、トナー収容部と蓋部とが分離
可能なものと、分離不可能な一体型のものとがあり、材
質が金属製のものもあるが、通常、樹脂を射出成形して
作成されたものが多い。
【0049】また、容器本体には、回転中心軸の2つの
先端部が回転自在に係合する2つの保持部が設けられ、
保持部の少なくとも1つは貫通孔であり、その貫通孔で
保持された回転中心軸の先端部は、画像形成装置の本体
の駆動源と連結されていることが一般的である。
【0050】一方、回転部材の多くは、少なくとも両端
部に回転中心軸を有し、中央部には容器本体内のトナー
をほぐして容器本体外へ送り出す機能を持たせてあり、
回転中心軸の一方の先端部がそこに固定されたギアのよ
うな動力伝達部材を介して画像形成装置の本体の駆動源
と連結され、回転部材を回転駆動させる機構になってい
る。
【0051】回転部材の中央部の具体的な形状などは種
々多様であり、本発明においては、この回転部材の中央
部の機構により、アジテータタイプと補給ローラタイプ
とに大別して説明する。
【0052】アジテータタイプの例を挙げると、後述す
る実施の形態の図2,図6などに示される梯子状型のも
の、スパイラル状の羽根を設けたスクリュー型のもの
(オーガという)、コイル状のもの、単にワイヤを張っ
たもの等があるが、要は、回転部材の回転により収容さ
れたトナーを適度にほぐし、容器本体のトナー補給口に
移送し、画像形成装置の現像部に程よく補給できること
が必要であり、そのために、中央部を構成する材質や形
状や物理的強度に工夫がなされている。
【0053】補給ローラタイプには、表面に磁性をもた
せて磁気的吸引力により磁性トナーを保持させる、いわ
ゆるマグネットローラと、表面に設けた凹状切欠き部に
非磁性トナーを保持させるものとがあり、通常容器本体
に設けたスリット状のトナー補給口付近に設置され、補
給ローラを回転させて保持されたトナーを落とし、この
トナーがトナー補給口を通って現像部に補給される機構
になっている。
【0054】マグネットローラを用いる場合には、表面
に末端が接触するように配置されたトナー掻き落とし板
(スクレーパという)によって、保持されたトナーが落
とされる。
【0055】容器本体に取付けられる回転部材の種類と
数とには特に制限はないが、アジテータ1つのみ、又
は、アジテータと補給ローラを夫々1つずつ併用する場
合が多い。
【0056】さらに、容器本体内にトナーを充填するや
り方によっても、その形状等に様々な工夫がなされてい
る。例えば、トナー充填をエアー吸引法で行う方式で
は、容器本体にトナー注入孔とエアー抜き孔とを設け
て、エアー抜き孔からエアーを抜きながらトナー注入孔
からトナーを注入して充填することが行われている。ト
ナー充填後、トナー注入孔とエアー抜き孔とは栓で塞が
れる。
【0057】つぎに、本発明のトナー補給容器の特徴部
について説明する。本発明のトナー補給容器は、基本的
には、蓋体に設けた貫通孔に回転部材の回転中心軸が貫
通され、かつ、容器本体に設けた開口に着脱可能な蓋体
を取付けて固定したものである。なお、本発明における
“開口を開閉する蓋体”とは、“主として、開口を嵌合
するが如きに閉じ、抜脱するが如きに開くような、着脱
可能な蓋体”を意味する。
【0058】本発明のトナー補給容器に用いる軸受を有
する蓋体に要求される第一の機能は、開口を容易に開閉
できることと、一旦開口に取付けると保存中及び稼働中
にトナー漏れを起こさないことであり、しかも、リサイ
クル使用後も同様なことである。トナー漏れが発生して
起こる大きな問題は、蓋体と開口との間からトナーが漏
れると、そのトナーが画像形成装置内を汚して画像形成
に悪影響を与える。トナーが蓋体の貫通孔と回転中心軸
との間から漏れると、そのトナーが軸受に入り込み、そ
の結果回転中心軸の中心がずれ、軸受の垂直精度の確保
が困難になって回転部材が正確に回転しなくなり、トナ
ー補給に支障をきたすことになる。
【0059】蓋体に要求される第二の機能は、回転部材
の回転中心軸のための軸受機能であり、回転中心軸を支
えて軸受の垂直精度の確保が求められるため、蓋体の少
なくとも軸受部はゆがみの発生が少ない物理的強度を持
つことが望ましく、また、蓋体の貫通孔と回転中心軸と
は同心であることが望ましい。
【0060】本発明においては、上記2つの機能を同時
に併せ持つ蓋体を使用する場合と、双方の機能をより効
果的にするため、蓋本体とこれとは別体の軸受部材とを
準備し、蓋本体の第一の機能、軸受部材に第二の機能を
主として持たせて使用する場合とがあり、従って、本発
明における“軸受を有する蓋体”とは、蓋体自体に軸受
機能を持たせたもの(タイプA)と、蓋本体とこれとは
別体の軸受部材との2つの部材からなるもの(タイプ
B)との双方を意味する。
【0061】しかしながら、各々の機能に合わせて、材
質、大きさ、形状、厚みなどを選択できるので、トナー
補給容器の性能とリサイクル使用の両面から、タイプB
を用いる方がタイプAを用いるよりもはるかに好ましい
と言える。
【0062】軸受部材には貫通孔が設けられ、これに回
転中心軸を通して用いられるが、貫通孔と回転中心軸と
は略同心であることが望ましい。
【0063】軸受部材は、蓋体の軸受部と同様、ゆがみ
の少ない物理的強度を持つことが望ましく、別の見方を
すれば、軸受機能を十分に発揮させるために比較的可撓
性を小さく、かつ、耐摩耗性を高くすることが好まし
い。蓋本体は、開閉しやすく、かつ、トナー漏れを起こ
さないように比較的可撓性が大きく弾力性を有するもの
であることが好ましいと言える。両部材に用いられる材
料としては、例えば、ポリエチレン、ポリアセタールの
ような材料で所定の物理的強度を持つものが選択され
る。
【0064】さらに、回転中心軸の回転振れを起こさな
いように、回転中心軸と接触する貫通孔の長さを、少な
くとも蓋本体より軸受部材の方を長くすることが好まし
い。回転中心軸と接触する軸受部材の貫通孔の長さとし
ては、制限はないが約1〜6mm程度である。
【0065】トナー漏れの発生防止と回転中心軸との間
の気密性をより確保するため、シール部材を用いること
が好ましく、少なくとも、蓋体に隣接してシール部材を
密着配置することが有効である。さらに、シール部材の
シール効果をより発揮させるためには、蓋体に筒状壁を
設け、その凹部にシール部材を嵌め込むようにし、さら
に、シール部材を凹部の深さより厚めのものを用いて圧
縮状態とすることが効果的である。このシール部材の使
い方については、タイプA又はタイプBの蓋体のいずれ
でも適用可能である。なお、エア吸引法によって容器本
体内にトナーを充填する場合には、シール部材による気
密性を高くすることが重要である。
【0066】シール部材は貫通孔を有し、回転中心軸を
通して用いられる。シール部材としては、好ましくは気
密性と弾力性の高いもので、フェルト、ゴム、樹脂等の
ような材料が用いられ、必要に応じてシール部材を2つ
以上用いることも可能である。
【0067】蓋本体と軸受部材とシール部材との位置関
係について特に制限はないが、トナー漏れを防ぎ、軸受
機能を十分に発揮させるためには、蓋本体の凹部にシー
ル部材を収めて用いることが好ましく、容器本体の内側
から蓋本体、シール部材、軸受部材の順に配置すること
が特に好ましい。この配置順序については、シール部材
を蓋体の内側に配置する。
【0068】蓋本体と軸受部材とシール部材とがそれぞ
れ個別に回転中心軸上で軸方向にずれを起こさず密着し
ていることが必要であり、そのため、蓋本体と軸受部材
とのいずれか一方、又は、双方に筒状壁を設けて凹部を
形成し、相互に組込み構造にして一体化することが好ま
しい。
【0069】蓋本体と軸受部材とシール部材とが回転中
心軸上で軸方向のずれを起こさないようにするには、さ
らに、回転中心軸上にこの回転中心軸に略垂直に固定し
て設けた支持体と、回転中心軸に着脱可能な状態で設置
された固定部材とで、これらの蓋本体と軸受部材とシー
ル部材とを挾持することが有効である。この固定部材と
しては、駆動源に連結された回転中心軸に固定されるギ
アのような動力伝達部材が兼ねることも可能である。こ
の挾持することについては、軸受部材を使用しない場合
(タイプA)でも、同様に適用することができる。
【0070】回転中心軸上に設けた支持体は、樹脂によ
り回転中軸と一体に形成したものが好ましく、その大き
さは、支持する部材より多少大きめの方が好ましい。
【0071】蓋体(タイプA)又は蓋本体と軸受部材
(タイプB)とを容器本体に堅固に固定して回転部材の
回転を確実にするために、開口の縁部に沿った筒状壁、
又は、開口の縁部から所定寸法離れた位置でこの開口を
囲む筒状壁を設けて、タイプAの蓋体を用いる場合には
この蓋体を筒状壁に取付けることができ、タイプBの蓋
本体と軸受部材とからなる蓋体を用いる場合には蓋本体
を開口に、軸受部材を筒状壁に取付けることができる。
筒状壁の長さについては特に制限はないが、開口の縁部
に設けた筒状壁の場合には長くても開口径の1/2以下
であり、開口の縁部から所定寸法離れた位置に設けた筒
状壁の場合は長くても開口径の1/3以下である。
【0072】タイプAとタイプBの蓋体のいずれの場合
にも、蓋体又は軸受部材と筒状壁との間に、ネジ機構又
はフック機構を設けて、より堅固な固定状態を得ること
ができる。例えば、蓋本体と軸受部材との少なくとも一
方に係合ツメを形成し、開口を囲んで形成した筒状壁に
ツメ固定部を形成し、あるいは逆に、蓋本体と軸受部材
との少なくとも一方にツメ固定部を形成し、開口を囲ん
で形成した筒状壁に係合ツメを形成してフック機構とす
ることができる。このツメ固定部とは、突起、窪み、あ
るいは穴のような構造体を言う。蓋本体又は軸受部材に
設けた筒状壁、又は、この筒状壁の周縁部の一部を切り
欠いてツメとして用いることもできる。
【0073】開口、蓋本体、軸受部材、それらに設けた
各種筒状壁、支持体の形状について特に制限はないが、
回転部材の取付けと、リサイクルの作業の観点から、略
円形のものが好ましく、相互に同軸に設置することが好
ましい。大きさについても制限はないが、例えば、開口
について言えば、直径は大きくても3cm程度である。
蓋本体は、開口に堅固に固定される必要があるため、弾
力性のある材料を用い、開口より僅かに大きめであるこ
とが好ましい。さらに、蓋本体、軸受部材、シール部材
のそれぞれに設けられた貫通孔は、貫通孔を貫通した回
転中心軸がスムーズに回転し、かつ、貫通孔の壁に接触
する程度の径であることが好ましい。
【0074】蓋本体と軸受部材とについては、単に略円
形の板状物の他に、嵌め込み部と鍔部とからなるものを
用いることができ、所期の機能に応じて物理的強度につ
いても選定される。材質も制限はないが、樹脂を用いる
ことが好ましい。
【0075】回転部材の両側に設けられている回転中心
軸のうち、少なくとも駆動源と連結されている側は、従
来のトナー収納容器に設けられているような回転部材の
中央部と一体化したものを用いることができるが、取付
けとリサイクルの作業の観点から、新たに考え出され
た、中央部に対して分離着脱可能な機構のものが好まし
い。この分離着脱可能な回転中心軸の長さについて制限
はないが、長くても5cm程度である。
【0076】回転部材としては、上述したアジテータタ
イプと補給ローラタイプのもの全てが使用可能である
が、さらに、本発明の目的のために新たに工夫されたも
のも適用できる。例えば、後述する実施の形態中の第一
の実施の形態(図1ないし図6)において示されるよう
に、梯子型アジテータの外周部にシート状部材を取付け
てもよい。シート状部材の拡がりは、開口径より大きい
ものとなるが、シート状部材が可撓性を有するため、ア
ジテータを回転させながら押し込むと、シート状部材も
開口から容器本体内に容易に、かつ、正確に収まる仕掛
けになっている。
【0077】このようなシート状部材が付いたアジテー
タを用いることにより、これを容器本体内で回転させる
と、シート状部材が容器本体の内壁近くにあるトナーま
でもほぐし、トナーは効率良く消費され、その結果、ト
ナー補給容器内に残留するトナー量を少なくでき、従っ
て、リサイクル使用のための洗浄作業も軽減できる。そ
して、容器本体への取付けにも全く支障がないことを鑑
みると、リサイクル使用のために非常に有効な方法であ
り、シート状部材が付いていないアジテータを用いるよ
りはかるかに効果は大きいものである。
【0078】さらに本発明においては、後述する実施の
形態中の第一の実施の形態(図1ないし図6)において
示されるように、蓋体が配置された側の回転中心軸の端
部とは異なる側の回転中心軸の端部付近に、回転中心軸
の軸方向に略垂直に固定したガイド部材を設けることを
提案したが、このガイド部材によって回転部材を開口を
通して容器本体内の所定位置に正確かつ容易に取付ける
ことができる。このガイド部材は、容器本体内の内周面
の少なくとも一部に摺接するような形状あるいは大きさ
のものが効果的であり、開口に引っ掛かる形状あるいは
大きさものでも多少可撓性があれば適用可能である。
【0079】本発明のトナー補給容器の組立て方に特定
のものはなく、リサイクル部品を使用する場合も同様で
あるが、上述したように様々な形態を有する“軸受を有
する蓋体”の一つを用い、通常は、この蓋体に設けた貫
通孔に回転部材の一方の回転中心軸を通した後、他方の
回転中心軸の先端部から容器本体に設けた開口に挿入
し、その先端部を容器本体内の所定位置に設置し、つい
で、蓋体を開口に嵌め込んで固定するのが基本的な作業
である。
【0080】“軸受を有する蓋体”として、蓋本体とそ
れと別体である軸受部材とからなるもの(タイプB)を
用いる場合、さらに、シール部材を用いる場合には、ま
ず、回転中心軸上でこれらの複数の部材が軸方向に密着
状態となるように、特に、これらの部材が相互に組合せ
構造を有する場合には組み合わせて高い密着状態となる
ように、貫通孔に回転中心軸を通して保持することが必
要である。さらに、これらの部材を、回転中心軸上に固
定して設けた支持体と着脱自在の固定部材とで挾持する
場合も同様である。
【0081】回転部材の両側に位置する回転中心軸のう
ち、蓋体を取付ける側のものが、回転部材の中央部と分
離できる構造のものを用いて、この回転中心軸にまず上
述のように複数の部材を密着状態で取付けたものを準備
した後、回転部材の中央部と結合させた上で蓋体を容器
本体の開口に嵌め込んだほうが作業性の面から好まし
い。
【0082】上述のように、可撓性のシート状部材を取
付けたアジテータを用いる場合には、容器本体に設けた
開口から内側にアジテータとシート状部材とを回転させ
ながら挿入する。このようにすることにより、シート状
部材がアジテータに巻き付くように曲がるため、アジテ
ータとシート状部材とを開口から容器本体内へスムーズ
に挿入することができる。
【0083】さらに上述のように、回転部材にガイド部
材を設けて、特に、そのガイド部材が容器本体の内周面
の少なくとも一部に摺接するように、開口から内側に回
転部材を挿入すれば、回転部材を容器本体内の所定位置
により正確に取付けることができる。このガイド板を、
シート状部材を取付けたアジテータに取付けものと併用
する場合には、特に効果的である。
【0084】蓋体又は蓋本体を開口に嵌め込む作業は圧
力をかけて行われる場合が多く、その圧力は1〜10k
gであることが好ましい。
【0085】容器本体から回転部材を取外して相互に分
離する際には、基本的には、上述した組み立ての手順と
逆に行えばよい。
【0086】分離した容器本体と回転部材とからトナー
などの付着物を取り除く方法は特に限定されないが、
水、特に界面活性剤を含有した水で洗浄する方法、圧縮
エアで吹き飛ばす方法、バキュームで吸引する方法など
がある。
【0087】こうして付着物を取り除いた後、再度組み
立てられてリサイクル使用される。本発明のトナー補給
容器のリサイクル可能な回数はその構造、大きさ、材質
により左右されるが、(株)リコー製のファクシミリ
機;RIFAX・BL・100によるテストによれば、
少なくとも5〜10回は可能であることが確認されてい
る。
【0088】なお、相互に分離され、付着物が取り除か
れた容器本体、回転部材、蓋体、さらにはトナー補給容
器を構成するその他の部材のうちリサイクル使用が不可
能なものについては、新品に換えて使用することは言う
までもない。
【0089】本発明のトナー補給容器に収容するトナー
としては、電子写真法を利用する画像形成プロセスに用
いるものであれば特に制限はなく、例えば、従来の一成
分トナー、二成分トナーは適用可能である。これらのト
ナーは、磁性でも非磁性でもよい。
【0090】トナー補給容器にトナーを充填する方法と
しては特に制限はなく、従来行われている各種の方法を
使用することができるが、高密度充填を行うためには上
述したエアー吸引法が有効である。
【0091】トナーが収容された本発明のトナー収納容
器は、通常、画像形成装置内の現像部の上方に容器本体
に形成したトナー補給口が位置するように搭載され、か
つ、トナー補給容器に設けた回転部材の回転中心軸に固
定された動力伝達部材と画像形成装置内に設けられた駆
動源とが連結され、画像形成装置の稼働時に回転部材が
回転し、トナー補給容器内のトナーがトナー補給口を通
って現像部に供給され、感光体上の潜像を現像して画像
が形成される。
【0092】画像形成装置の稼働時における回転部材の
回転について特に条件はないが、アジテータタイプの回
転部材についていえば、回転数が10〜40rpm、ト
ルクが0.05〜1.0N・mが好ましい。
【0093】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図6に基づいて説明する。図1及び図4はトナー
補給容器を示す側面図、図2及び図3はトナー補給容器
を示す縦断正面図である。このトナー補給容器は、磁性
を有するトナーを収容する容器本体1と、この容器本体
1内に回転自在に取付けられてこの容器本体1内のトナ
ーを外部に送り出す補給促進用の梯子型アジテータタイ
プの回転部材であるアジテータ2と、補給ローラタイプ
の回転部材であるマグネットローラ3とを有する。前記
アジテータ2は容器本体1内のトナーを撹拌してほぐ
し、マグネットローラ3側へ送り出す。
【0094】前記アジテータ2には、その外周部に可撓
性を有するシート状部材4が取付けられ、トナーを撹拌
してほぐす機能を高めている。シート状部材4の材質と
しては、後述するようなやり方でアジテータ2を開口か
ら抜き差しが可能な可撓性を有するものであれば特に限
定されないが、この実施の形態では、ポリエステルシー
ト(マイラー)を用いる。シート状部材4は略長方形状
に形成され、短辺はアジテータ2を回転させる際に容器
本体1の内壁に接触する程度の寸法であり、長辺はアジ
テータ2の回転中心に沿った梯子状部分の長さと略同じ
である。また、この長方形のシート状部材4にアジテー
タ2の回転中心と直交する向きに複数の切れ込みを入れ
たり、シート状部材4をアジテータ2の回転中心に沿っ
て複数に分割してもよい。
【0095】前記マグネットローラ3は、磁力で吸着し
たトナーを前記容器本体1に形成されたスリット状のト
ナー補給口5に対向する位置まで運び、そのトナーを掻
き落としリブ6に干渉させる。掻き落としリブ6に干渉
することによりマグネットローラ3から掻き落とされた
トナーは、トナー補給口5から容器本体1外へ排出され
る。このトナー補給容器は画像形成装置内の現像部の上
方に搭載されており、トナー補給口5から排出されたト
ナーは現像部へ供給される。
【0096】前記容器本体1は、筒状の胴部7と胴部7
の両端に固定された一対の側板8,9とにより形成され
ている。前記アジテータ2と前記マグネットローラ3と
にはそれぞれ回転中心軸2a,3aが設けられ、アジテ
ータ2とマグネットローラ3とはこれらの回転中心軸2
a,3aが平行となるように前記容器本体1内に収納保
持されている。
【0097】一方の前記側板8の内周面には、前記回転
中心軸2a,3aの先端部が回転自在に係合する略円錐
状に窪んだ保持凹部10,11が形成されている。前記
容器本体1の端面部である他方の前記側板9には、前記
アジテータ2の回転径より僅かに大きな約2.5cmの
直径を有する円形の開口12と、前記マグネットローラ
3の直径より僅かに大きな直径の開口13とが形成され
ている。前記側板9には、前記開口12,13の縁に沿
って約5mmの高さの筒状壁12a,13aが形成され
ている。前記アジテータ2は、回転中心軸2aの軸方向
に沿って開口12から抜き差し自在に設けられ、前記マ
グネットローラ3は、回転中心軸3aの軸方向に沿って
開口13から抜き差し自在に設けられている。
【0098】前記筒状壁12a,13aには、円柱形の
嵌め込み部14a,15aと鍔部14b,15bとを有
する樹脂製の蓋体であるキャップ14,15と、フェル
トからなる円形のシール部材16とが取付けられてい
る。前記キャップ14,15はその中央部に貫通孔14
c,15cが形成され、これらの貫通孔14c,15c
に前記回転中心軸2a,3aが回転自在に貫通され、キ
ャップ14,15における貫通孔14c,15cの内周
部分がアジテータ2及びマグネットローラ3の軸受であ
る軸受部14d,15dとされている。前記開口12,
13への前記キャップ14,15の取付けは、加圧で行
われる。
【0099】前記シール部材16は前記回転中心軸2
a,3aの周りからトナーが容器本体1外へ漏れ出すこ
とを防止しており、このシール部材16の中心部にも前
記回転中心軸2a,3aが貫通される貫通孔16cが形
成されている。アジテータ2側のシール部材16は、前
記キャップ14に形成された凹部14eに収納され、こ
の凹部14eの内側端面と回転中心軸2aに一体に形成
された支持体17とにより挾持されて固定されている。
マグネットローラ3側のシール部材16は、キャップ1
5に形成された凹部15eに収納され、この凹部15e
の端面とマグネットローラ3の端面とにより挾持されて
固定されている。なお、アジテータ2側のシール部材1
6の固定を、凹部14eの内側端面とアジテータ2の端
面とにより挾持して行ってもよい。
【0100】前記回転中心軸2aの先端部には、一定の
硬さと可撓性とを有するフィルムで形成した円形のガイ
ド部材18が回転自在に保持されている。このガイド部
材18は、アジテータ2をガイド部材18と共に開口1
2から容器本体1内へ挿入したとき、その外周部の一部
を胴部7の内周面に摺接させることにより回転中心軸2
aの先端を前記保持凹部10に導く。ガイド部材18の
直径は、前記開口12の直径より多少大きく形成してあ
るが、可撓性があるため、変形、縮径させて開口12を
通すことが可能である。前記回転中心軸3aの先端部に
も、同様のフィルムで形成した円形のガイド部材19が
回転自在に取付けられている。このガイド部材19は、
マグネットローラ3をガイド部材19と共に開口13か
ら容器本体1内へ挿入したとき、その外周部の一部を胴
部7の内周面に摺接させることにより回転中心軸3aの
先端を前記保持凹部11に導く。
【0101】前記キャップ14,15の貫通孔14c,
15cを貫通して側板9の外側に延出した前記回転中心
軸2a,3aには図4に示すようにギア20,21が固
定され、これらのギア20,21には伝達ギア22が噛
み合っている。
【0102】このような構成において、容器本体1内に
トナーが充填されたトナー補給容器を複写機やプリンタ
等の画像形成装置の所定位置に搭載して、電子写真プロ
セスに基づいた通常の画像形成作業を行う。画像形成作
業を行うことに伴って駆動部からの駆動力がギア20,
21に伝達され、アジテータ2とマグネットローラ3と
が回転中心軸2a,3aの周りに回転する。アジテータ
2の回転により、容器本体1内のトナーが撹拌されてほ
ぐされ、マグネットローラ3側へ送られる。マグネット
ローラ3の回転により、このマグネットローラ3に磁力
で吸着されたトナーがトナー補給口5に対向する位置ま
で運ばれる。トナー補給口5に対向する位置まで運ばれ
たトナーは、掻き落としリブ6に干渉することによりマ
グネットローラ3から掻き落とされ、トナー補給口5か
ら排出されて画像形成装置の現像器へ補給される。
【0103】このような画像形成を繰り返し行うと、最
終的には容器本体1内のトナーが空になる。容器本体1
内のトナーが空になった場合には、空になったトナー補
給容器を画像形成装置から取り外し、新しいトナー補給
容器を画像形成装置の所定位置に搭載する。
【0104】画像形成装置から取り外したトナー補給容
器は、リサイクル使用のために洗浄する。この洗浄を行
う場合には、まず、キャップ14,15を開口12,1
3から取り外し、アジテータ2とマグネットローラ3と
を回転中心軸2a,3aの軸方向に沿って開口12,1
3から容器本体1外へ取り出す。なお、アジテータ2を
開口12から取り出す場合には、アジテータ2を回転中
心軸2aの周りに回転させながら取り出すことにより、
シート状部材4をその外周径寸法が開口12の径よりも
小さくなるように縮径させる。
【0105】アジテータ2とマグネットローラ3とを容
器本体1内から取り出した後、容器本体1の内周面、及
び、アジテータ2とマグネットローラ3とを純水で洗浄
する。この洗浄時には、容器本体1の内部にアジテータ
2やマグネットローラ3が存在しないため、容器本体1
の内周面の洗浄を簡単にかつ隅々まできれいに行える。
また、アジテータ2とマグネットローラ3とは容器本体
1の外部で容器本体1とは別個に洗浄するため、簡単に
かつきれいに洗浄することができる。
【0106】容器本体1やアジテータ2及びマグネット
ローラ3を洗浄した後、アジテータ2とマグネットロー
ラ3とを容器本体1内に取付ける。アジテータ2を容器
本体1内に取付ける場合には、回転中心軸2aの先端部
にガイド部材18を取付けたアジテータ2を開口12か
ら挿入する。このとき、アジテータ2を回転中心軸2a
の周りに回転させながら挿入し、シート状部材4をその
外周径寸法が開口12の径よりも小さくなるように縮径
させる。そして、ガイド部材18の外周部を容器本体1
の胴部7の内周面に摺接させながら挿入することによ
り、回転中心軸2aの先端部を保持凹部10に確実に係
合させることができる。アジテータ2及びシート状部材
4を容器本体1内に挿入した後は、シート状部材4は自
らの弾性によりその外周径寸法が開口12の径よりも大
きくなるように拡径する。
【0107】マグネットローラ3を容器本体1内に取付
ける場合にも同様であり、回転中心軸3aの先端部にガ
イド部材19を取付けたマグネットローラ3を開口13
から挿入し、ガイド部材19の外周部を容器本体1の胴
部7の内周面に摺接させながら押し込むという操作によ
り、回転中心軸3aの先端部を保持凹部11に確実に係
合させることができる。従って、容器本体1内へのアジ
テータ2とマグネットローラ3との取付けをガイド部材
18,19を用いて行うことにより、アジテータ2とマ
グネットローラ3とを所定の取付位置に正しく取付ける
ことができ、リサイクル使用するトナー補給容器におけ
るアジテータ2やマグネットローラ3の取付位置精度や
回転性能などが維持される。
【0108】容器本体1内にアジテータ2とマグネット
ローラ3とを挿入した後、シール部材16を介装してキ
ャップ14,15を開口12,13に取付けることによ
り、凹部14eの内側端面と支持体17とにより、又
は、凹部15eの内側端面とマグネットローラ3の端面
とでシール部材16を挾持固定することができる。
【0109】なお、本実施の形態においては、軸受部1
4d,15dを一体に形成したキャップ14,15を例
に挙げて説明したが、図7に示すように、蓋体であるキ
ャップ23を、蓋本体24とこの蓋本体24と別体に形
成された軸受である軸受部材25とにより構成してもよ
い。蓋本体24と軸受部材25とには、それぞれ回転中
心軸2aが貫通される貫通孔24c,25cが形成され
ている。
【0110】さらに、本実施の形態においては、磁性を
有するトナーを用い、回転部材としてマグネットローラ
3と梯子型のアジテータ2との2つを用いたトナー補給
容器を例に挙げて説明したが、他のタイプのトナー補給
容器についても、シート状部材4を取付けたアジテータ
2やガイド部材18を適用することが可能である。
【0111】つぎに、本発明の第二の実施の形態を図8
に基づいて説明する。なお、図1ないし図6において説
明した部分と同じ部分は同じ符号で示す(以下、同
様)。本実施の形態は、第一の実施の形態で説明した円
形のガイド部材18,19に代えて、略扇型のガイド部
材26,27を用いている。このガイド部材26,27
は、上述したガイド部材18,19と同じ材質のフィル
ムで形成されている。
【0112】このような構成において、ガイド部材26
はアジテータ2の回転中心軸2aに回転自在に保持さ
れ、アジテータ2と共に開口12から容器本体1内へ挿
入されたとき、弧状の外周部を胴部7の内周面に摺接さ
せることにより回転中心軸2aの先端を保持凹部10に
導く。ガイド部材27はマグネットローラ3の回転中心
軸3aに回転自在に保持され、マグネットローラ3と共
に開口13から容器本体1内へ挿入されたとき、弧状の
外周部を胴部7の内周面に摺接させることにより回転中
心軸3aの先端を保持凹部11に導く。
【0113】つぎに、本発明の第三の実施の形態を図9
に基づいて説明する。本実施の形態は、開口12の縁に
沿って形成した筒状壁12aの内周にネジを切り、蓋体
であるキャップ28の嵌め込み部28aの外周部にもネ
ジを切り、これらのネジを噛み合わせることによりキャ
ップ28の筒状壁12aへの取付けをネジ式で行ったも
のである。このキャップ28には、上述したキャップ1
4と同じように、鍔部28b、回転中心軸2aが貫通さ
れる貫通孔28c、軸受である軸受部28d、シール部
材16を収納する凹部28eが形成されている。なお、
マグネットローラ3を抜き差しする開口13の縁に形成
した筒状壁13aに取付けられたキャップも同じ構造で
ある。
【0114】このような構成において、キャップ28の
締付方向とアジテータ2やマグネットローラ3の回転方
向とを同じにすることにより、使用時におけるキャップ
28の弛み及び外れを防止できる。また、キャップ28
の取付けにより、シール部材16を固定することができ
る。
【0115】つぎに、本発明の第四の実施の形態を図1
0に基づいて説明する。本実施の形態は、開口12の縁
に沿って形成した筒状壁12aへの蓋体であるキャップ
29の取付けを、ツメ式で行ったものである。キャップ
29には係合ツメ30が形成され、筒状壁12aの外周
部にはこの係合ツメ30が係合する突起31が形成され
ている。キャップ29を筒状壁12aから取り外す場合
には、係合ツメ30と突起31との係合が解除される位
置へキャップ29を回し、そのキャップ29を筒状壁1
2aから外側へスライドさせることにより行う。このキ
ャップ29は上述したキャップ14,28と同じよう
に、回転中心軸2aが回転自在に貫通される貫通孔29
c、軸受である軸受部29d、シール部材16を収納す
る凹部29e等が形成されている。なお、マグネットロ
ーラ3を抜き差しする開口13の縁に形成された筒状壁
13aに取付けられたキャップも同じ構造である。
【0116】このような構成において、本実施の形態に
よれば、キャップ29の着脱を容易に行うことができ、
リサイクル使用のための作業性を向上させることができ
る。また、キャップ29の取付けにより、シール部材1
6を固定することができる。
【0117】なお、上述した各実施の形態においては、
回転部材としてアジテータ2とマグネットローラ3とを
用いたものを例に挙げて説明したが、非磁性のトナーを
用いる場合にはアジテータ2のみを使用する。さらに、
回転部材としてオーガを用い、このオーガを回転駆動さ
せることにより容器本体1内のトナーを外部に送り出す
ようにしてもよい。
【0118】つぎに、本発明の第五の実施の形態を図1
1に基づいて説明する。本実施の形態では、薄板状の樹
脂部材をプレス加工することなどにより蓋体であるキャ
ップ32を形成したものであり、このキャップ32が開
口12の縁に形成された筒状壁12aに取付けられてい
る。このキャップ32は、嵌め込み部32aと鍔部32
bとを有し、その中央部に回転中心軸2aが貫通される
貫通孔32cと凹部32eとが形成され、キャップ32
における貫通孔32cの内周部分が軸受である軸受部3
2dとされている。前記凹部32e内にはシール部材1
6が収納され、このシール部材16は、凹部32eの内
側端面と回転中心軸2aに一体に形成された支持体17
とにより挾持されて固定されている。貫通孔32cを貫
通して側板9から外側に延出した前記回転中心軸2aに
はギア20が固定され、このギア20は前記回転中心軸
2aの先端部に形成されたツメ33により回転中心軸2
aに固定されている。なお、マグネットローラ3を抜き
差しする開口13の縁に形成された筒状壁13aに取付
けられたキャップも同じ構造である。
【0119】このような構成において、トナー補給容器
をリサイクル使用する場合には、キャップ32を筒状壁
12aから取り外して開口12を開放し、この開口12
からアジテータ2を取り出す。さらに、筒状壁13aか
ら同様の構造のキャップを取り外して開口13を開放
し、この開口13からマグネットローラ3を取り出す。
そして、容器本体1、アジテータ2、マグネットローラ
3等を洗浄し、洗浄後にアジテータ2とマグネットロー
ラ3とを容器本体1内に取付け、容器本体1内にトナー
を充填することにより、トナー補給容器のリサイクル使
用を行える。
【0120】つぎに、本発明の第六の実施の形態を図1
2ないし図14に基づいて説明する。本実施の形態は、
蓋体であるキャップ34を、蓋本体35とこの蓋本体3
5と別体に形成された軸受である軸受部材36とにより
構成したものである。図12は、容器本体1の開口12
にキャップ34を取付けた状態を示す縦断正面図であ
る。容器本体1の一方の側板9には開口12が形成さ
れ、側板9の外側面には、開口12の縁部から所定寸法
離れた位置にこの開口12を囲むように筒状壁37が形
成されている。
【0121】容器本体1内には梯子型のアジテータ2が
回転自在に収納され、アジテータ2の外周部には可撓性
を有するシート状部材4が固定されている。このシート
状部材4には、アジテータ2の回転中心と直交する向き
に複数の切れ込み4aが入れられている。前記アジテー
タ2にはこのアジテータ2の回転中心に位置する回転中
心軸38が設けられており、この回転中心軸38はアジ
テータ2に対して分離できる構造とされている。また、
この回転中心軸38には支持体17が一体に形成され、
さらに、固定部材であるCリング39を取付ける溝40
が形成されている。前記回転中心軸38は、蓋本体35
の貫通孔35cとシール部材16の貫通孔16cと軸受
部材36の貫通孔36cとに貫通され、これらの蓋本体
35とシール部材16と軸受部材36とは、支持体17
とCリング39とに挾まれて互いに密着されている。
【0122】前記蓋本体35は、嵌め込み部35aと鍔
部35bとからなり、嵌め込み部35aが開口12に嵌
め込まれ、鍔部35bが開口12の外側縁部に当接され
ている。前記軸受部材36には、その両側に筒状壁4
1,42が形成され、その内側に凹部43,44が形成
されている。一方の凹部43内にはシール部材16が収
納され、他方の凹部44内には溝40に取付けられたC
リング39が配置されている。
【0123】前記筒状壁41の先端側は、前記蓋本体3
5における嵌め込み部35aの内側に形成された凹部4
5内に入って組み込み構造とされている。前記筒状壁4
2には図13,14に示すように2つの切欠き46が形
成され、筒状壁42の一部がバネ状の可撓性を有し、こ
の可撓性を有する部分の先端側外周部にツメ47が形成
されている。前記筒状壁37には、前記ツメ47が弾発
的に係合する係合穴48が形成されている。また、前記
筒状壁42には、前記Cリング39の溝40への取付け
を容易にするためにこの筒状壁42の一部を除去した除
去部49が形成されている。
【0124】ここで、軸受部材36は筒状壁37内に嵌
め込まれ、軸受部材36の筒状壁42が筒状壁37の内
周面に当接することにより軸受部材36が安定して支持
される。
【0125】各部品の寸法については、回転中心軸38
の長さが約2.5cm、軸受部材36の外周径が約2.
5cm、開口12の直径が約1.8cm、回転中心軸3
8が接触する蓋本体35の貫通孔35cの長さ寸法が約
1mm、回転中心軸38が接触する軸受部材36の貫通
孔36cの長さ寸法が約3mmである。
【0126】このような構成において、トナー補給容器
をリサイクル使用する場合には、蓋本体35とシール部
材16と軸受部材36とを回転中心軸38とともに筒状
壁37から取り外して開口12を開放し、この開口12
からアジテータ2を取り出す。そして、容器本体1、ア
ジテータ2等を洗浄し、洗浄後にアジテータ2を容器本
体1内に取付けるともに蓋本体35と軸受部材36との
取付けを行い、容器本体1内にトナーを充填することに
よりトナー補給容器のリサイクル使用を行える。
【0127】つぎに、本発明の第七の実施の形態を図1
5及び図16に基づいて説明する。本実施の形態のトナ
ー補給容器は、第六の実施の形態で説明したアジテータ
2及びキャップ34に加え、マグネットローラ3とこの
マグネットローラ3を出し入れする開口13を開閉する
蓋体であるキャップ50とを備えている。また、このト
ナー補給容器の容器本体1は、トナー収容部1aと蓋部
1bとからなり、トナー収容部1aと蓋部1bとは、図
示しないツメにより連結されている。容器本体1内へア
ジテータ2を出し入れする開口と、容器本体1内へマグ
ネットローラ3を出し入れする開口13とはトナー収容
部1aの側板9に形成されている。
【0128】前記マグネットローラ3の回転中心軸3a
の端部にはフラット面部3bが形成され、このフラット
面部3bにプラスチック製の円板状の支持体17aが固
定されている。さらに、回転中心軸3aには、シール部
材16と前記キャップ50とが取付けられている。前記
キャップ50には前記回転中心軸3aが貫通される貫通
孔50cが形成され、この貫通孔50cの内周部分が軸
受である軸受部50dとされている。前記キャップ50
には筒状壁51が形成され、この筒状壁51内に形成さ
れた凹部(図示せず)に前記シール部材16が収納され
ている。
【0129】前記筒状壁51の外形寸法は前記開口13
の内径寸法と略同じに形成され、キャップ50で開口1
3を閉止したときに、筒状壁51が開口13に嵌め込ま
れる。また、前記キャップ50には一対のツメ52が形
成され、このツメ52は、キャップ50で開口13を閉
止したときに前記トナー収容部1aに形成された穴53
に係合される。
【0130】前記トナー収容部1a内には、マグネット
ローラ3の表面に接触するようにスクレーパ54が設置
され、このスクレーパ54によりマグネットローラ3に
保持されたトナーが掻き落とされ、掻き落とされたトナ
ーはトナー収容部1aに形成されたトナー補給口5から
排出される。このトナー補給容器は画像形成装置内の現
像部の上方に搭載されており、トナー補給口5から排出
されたトナーは現像部へ供給される。
【0131】このような構成において、トナー補給容器
をリサイクル使用する場合には、蓋本体35とシール部
材16と軸受部材36とを回転中心軸38とともに筒状
壁37から取り外して開口12を開放し、この開口12
からアジテータ2を取り出す。さらに、キャップ50と
シール部材16とを開口13から取り外して開口13を
開放し、この開口13からマグネットローラ3を取り出
す。そして、容器本体1、アジテータ2、マグネットロ
ーラ3等を洗浄し、洗浄後にアジテータ2、マグネット
ローラ3を容器本体1内に取付けるともにキャップ3
4,50の取付けを行い、容器本体1内にトナーを充填
することによりトナー補給容器のリサイクル使用を行え
る。
【0132】つぎに、本発明の第八の実施の形態を図1
7に基づいて説明する。本実施の形態は、本実施の形態
は、蓋体であるキャップ55を、蓋本体56とこの蓋本
体56と別体に形成された軸受である軸受部材57とに
より構成したものである。軸受部材57が開口12に取
付けられ、蓋本体56が筒状壁37に取付けられてい
る。アジテータ2の回転中心軸2aは、シール部材16
の貫通孔16cと軸受部材57の貫通孔57aと蓋本体
56の貫通孔56aとに貫通され、軸受部材57は、シ
ール部材16を介して回転中心軸2aに一体に形成され
た支持体17で支持されている。容器本体1内に収容さ
れたトナーは、回転中心軸2aと軸受部材57の貫通孔
57aとの間に隙間があってもその隙間から漏れ出すこ
とがシール部材16によって防止されている。
【0133】このような構成において、トナー補給容器
をリサイクル使用する場合には、蓋本体56を筒状壁3
7から取り外すとともに開口12から軸受部材57を取
り出し、開放された開口12からアジテータ2を取り出
す。そして、容器本体1、アジテータ2等を洗浄し、洗
浄後にアジテータ2を容器本体1内に取付けるとともに
軸受部材57と蓋本体56との取付けを行い、容器本体
1内にトナーを充填することによりトナー補給容器のリ
サイクル使用を行える。
【0134】
【発明の効果】請求項1記載の発明のトナー補給容器に
よれば、容器本体内のトナーが無くなった場合には、蓋
体を外して開口を開放し、この開口から回転部材を抜き
取ることにより、容器本体の内周面の洗浄や回転部材の
洗浄を簡単に行うことができ、洗浄後に、回転部材を開
口から容器本体内に挿入して取付けることによりトナー
補給容器をリサイクル使用することができる。
【0135】請求項2記載の発明のトナー補給容器によ
れば、蓋体が単体であるので、部品点数を少なくするこ
とができる。
【0136】請求項3記載の発明のトナー補給容器によ
れば、軸受の構造を簡単なものとすることができる。
【0137】請求項4記載の発明のトナー補給容器によ
れば、蓋体の取付け状態を安定させ、外れにくくするこ
とができる。
【0138】請求項5記載の発明のトナー補給容器によ
れば、蓋体に要求されている開口を閉止する機能と回転
部材の回転中心軸を軸支する機能とを、蓋本体と軸受部
材とに分けることにより、それぞれの機能を向上させる
ことができる。
【0139】請求項6記載の発明のトナー補給容器によ
れば、蓋体に要求されている開口を閉止する機能と回転
部材の回転中心軸を軸支する機能とを、蓋本体と軸受部
材とに分けることにより、それぞれの機能を向上させる
ことができ、さらに、蓋本体と軸受部材との取付け状態
を安定させて外れにくくすることができる。
【0140】請求項7記載の発明のトナー補給容器によ
れば、蓋本体と軸受部材とを相互に組み込んで一体化す
ることにより、取扱性を向上させることができる。
【0141】請求項8記載の発明のトナー補給容器によ
れば、蓋本体の開口又は筒状壁への取り付け性を高める
ことができ、取り付け部分からのトナーの漏れ出しを防
止することができる。
【0142】請求項9記載の発明のトナー補給容器によ
れば、軸受部材により回転中心軸を安定して軸支するこ
とができる。
【0143】請求項10記載の発明のトナー補給容器に
よれば、シール部材を用いることにより、開口からのト
ナー漏れを防止することができる。
【0144】請求項11記載の発明のトナー補給容器に
よれば、開口からのトナー漏れをより一層確実に防止す
ることができる。
【0145】請求項12記載の発明のトナー補給容器に
よれば、回転中心軸に取付けられた蓋体とシール部材、
又は、軸受部材と蓋本体とシール部材との取付け位置
が、容器本体の内側へずれることを防止することができ
る。
【0146】請求項13記載の発明のトナー補給容器に
よれば、回転中心軸に取付けられた蓋本体とシール部材
と軸受部材との取付け位置が、容器本体の外側へずれる
ことを防止することができる。
【0147】請求項14記載の発明のトナー補給容器に
よれば、回転部材としてアジテータタイプのもの、又
は、補給ローラタイプのものを使用することができる。
【0148】請求項15記載の発明のトナー補給容器に
よれば、アジテータの外周部にシート状部材を取付けた
場合でも、このアジテータをシート状部材と共に開口か
ら容易に抜き取ることができる。
【0149】請求項16記載の発明のトナー補給容器に
よれば、容器本体内内で拡径したシート状部材により、
容器本体内の内壁面の近くにあるトナーをも撹拌してほ
ぐすことができ、容器本体内に残留するトナーを少なく
することができる。
【0150】請求項17記載の発明のトナー補給容器に
よれば、回転部材を容器本体内に設置するとき、回転部
材を容器本体内の所定の位置に正確に設置することがで
きる。
【0151】請求項18記載の発明のトナー補給容器に
よれば、ガイド部材を容器本体の内周面に摺接させなが
ら回転部材を容器本体内に押し込むという簡単な操作に
より、回転部材を容器本体内の所定の位置に正確に設置
することができる。
【0152】請求項19記載の発明のトナー補給容器に
よれば、容器本体内に設置された複数の回転部材のうち
少なくとも一つを容器本体から抜き差し可能とすること
により、容器本体から抜き取った回転部材の洗浄を容易
に行うことができ、その回転部材をリサイクル使用する
ことができる。
【0153】請求項20記載の発明のトナー補給容器に
よれば、容器本体内に収納されているトナーがなくなっ
たときに、容器本体や回転部材を分離して洗浄し、再び
組み立てた後に容器本体内にトナーを充填することによ
りトナー補給容器としてリサイクル使用することができ
る。
【0154】請求項21記載の発明の画像形成装置によ
れば、リサイクルされたトナー補給容器を使用すること
ができる。
【0155】請求項22記載の発明のトナー補給容器を
構成する部品のリサイクル使用方法によれば、蓋体を容
器本体の開口から抜き取り、この開口から回転部材を取
り出し、回転部材の回転中心軸から蓋体を分離するの
で、容器本体と回転部材と蓋体との洗浄を容易に行うこ
とができ、それらの部品のリサイクル使用を容易にする
ことができる。
【0156】請求項23記載の発明のトナー補給容器を
構成する部品のリサイクル使用方法によれば、相互に分
離された容器本体と回転部材と蓋体との少なくもと一つ
から付着物を取り除くことにより、付着物を取り除いた
部品をリサイクル使用することができる。
【0157】請求項24記載の発明のトナー補給容器を
構成する部品のリサイクル使用方法によれば、トナー補
給容器を組み立てるとき、トナー補給容器を構成する容
器本体と回転部材と蓋体との少なくとも一つをリサイク
ル使用の部品を用いることにより、トナー補給容器を構
成する部品のリサイクル使用を促進するすることができ
る。
【0158】請求項25記載の発明のトナー補給容器を
構成する部品のリサイクル使用方法によれば、トナー補
給容器を構成する部品をリサイクル使用して組み立てら
れたトナー補給容器にトナーを収容し、これを新品のト
ナー補給容器と同じように使用することができる。
【0159】請求項26記載の発明のトナー補給容器を
構成する部品のリサイクル使用方法によれば、トナー補
給容器を構成する部品をリサイクル使用したトナー補給
容器を、新品のトナー補給容器と同じように画像形成装
置に搭載して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のトナー補給容器に
おける、動力伝達用のギヤを取外した状態を示す側面図
である。
【図2】アジテータの取付状態を示すトナー補給容器の
縦断正面図である。
【図3】マグネットローラの取付状態を示すトナー補給
容器の縦断正面図である。
【図4】動力伝達用のギヤの取付状態を示すトナー補給
容器の側面図である。
【図5】ガイド部材がアジテータに取付けられている状
態を示す斜視図である。
【図6】容器本体とガイド部材との位置関係を示す側面
図である。
【図7】蓋本体と軸受部材との2部品で形成したキャッ
プを示す縦断正面図である。
【図8】本発明の第二の実施の形態におけるガイド部材
の形状、及び、容器本体とガイド部材との位置関係を示
す側面図である。
【図9】本発明の第三の実施の形態におけるキャップの
ネジ機構による取付状態を示す縦断正面図である。
【図10】本発明の第四の実施の形態におけるキャップ
のフック機構による取付状態を示す縦断正面図である。
【図11】本発明の第五の実施の形態におけるキャップ
の構造及び取付け状態を示す縦断正面図である。
【図12】本発明の第六の実施の形態におけるキャップ
の構造及び取付け状態を示す縦断正面図である。
【図13】回転中心軸へのキャップの取付け構造を示す
分解斜視図である。
【図14】軸受部材を示す側面図である。
【図15】本発明の第七の実施の形態におけるトナー補
給容器を示す分解斜視図である。
【図16】回転中心軸へのキャップの取付け構造を示す
分解斜視図である。
【図17】本発明の第八の実施の形態におけるキャップ
の構造及び取付け状態を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 回転部材,アジテータ 3 回転部材,マグネットローラ 2a,3a,38 回転中心軸 4 シート状部材 12,13 開口 12a,13a,37 筒状壁 14,15,23,28,29,32,34,50,5
5 蓋体 14d,15d,25,28d,29d,32d,3
6,50d,57 軸受 14c,15c,28c,29c,32c,50c 貫
通孔 16 シール部材 16c 貫通孔 17,17a 支持体 18,19,26,27 ガイド部材 24,35,56 蓋本体 24c,25c,35c,36c,56c,57c 貫
通孔 25,36,57 軸受部材

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーを収容する容器本体と、この容器
    本体内に回転自在に取付けられてこの容器本体内のトナ
    ーを外部に送り出す機能を持つ少なくとも一つの回転部
    材とを主構成要素とするトナー補給容器において、前記
    回転部材の回転中心軸の軸方向に沿った前記容器本体の
    端面部に開口を形成し、この開口を開閉する前記回転部
    材の軸受を有する蓋体を設け、前記回転部材をその軸方
    向に沿って前記蓋体を取外した前記開口から抜き差し自
    在に設けたことを特徴とするトナー補給容器。
  2. 【請求項2】 軸受を有する蓋体が、回転中心軸の軸受
    機能を兼ねた単体であることを特徴とする請求項1記載
    のトナー補給容器。
  3. 【請求項3】 回転中心軸が貫通される貫通孔を蓋体に
    形成し、この貫通孔の内周部分を軸受としたことを特徴
    とする請求項2記載のトナー補給装置。
  4. 【請求項4】 開口の縁部に沿った筒状壁を容器本体の
    端面部に形成し、蓋体を前記筒状壁に取付けたことを特
    徴とする請求項2又は3記載のトナー補給容器。
  5. 【請求項5】 軸受を有する蓋体が、蓋本体とこの蓋本
    体と別体である軸受部材とからなり、前記蓋本体と前記
    軸受部材とに回転中心軸を貫通させる貫通孔を形成した
    ことを特徴とする請求項1記載のトナー補給容器。
  6. 【請求項6】 開口の縁部から所定寸法離れた位置でこ
    の開口を囲む筒状壁を容器本体の端面部に形成し、蓋本
    体と軸受部材とのいずれか一方を前記開口と前記筒状壁
    とのいずれか一方に取付け、前記蓋本体と前記軸受部材
    との他方を前記開口と前記筒状壁との他方に取付けたこ
    とを特徴とする請求項5記載のトナー補給容器。
  7. 【請求項7】 蓋本体と軸受部材とが相互に組み込み構
    造をなし、一体化可能であることを特徴とする請求項5
    又は6記載のトナー補給容器。
  8. 【請求項8】 蓋本体と軸受部材とが可撓性を有し、そ
    の可撓性は蓋本体が軸受部材より大きいことを特徴とす
    る請求項5又は6記載のトナー補給容器。
  9. 【請求項9】 回転中心軸と接触する貫通孔の長さが、
    蓋本体より軸受部材が長いことを特徴とする請求項5又
    は6記載のトナー補給容器。
  10. 【請求項10】 貫通孔を有するシール部材を容器本体
    の外側からみて軸受の内側に配置し、前記貫通孔に回転
    中心軸を貫通させ、前記シール部材を前記軸受の端面に
    密着させたことを特徴とする請求項1ないし9のいずれ
    か一記載のトナー補給容器。
  11. 【請求項11】 貫通孔を有するシール部材を蓋本体と
    軸受部材との間に配置し、回転中心軸を前記貫通孔と前
    記蓋本体と前記軸受部材との貫通孔に貫通させ、前記シ
    ール部材を前記蓋本体と前記軸受部材とに密着させたこ
    とを特徴とする請求項5ないし9のいずれか一記載のト
    ナー補給容器。
  12. 【請求項12】 蓋体とシール部材とのうち、又は、軸
    受部材と蓋本体とシール部材とのうち容器本体の外側か
    らみて最も内側に位置する部材を、その部材のさらに内
    側に位置して回転中心軸にその軸方向に対して略垂直に
    固定された支持体で支持したことを特徴とする請求項1
    0又は11記載のトナー補給容器。
  13. 【請求項13】 回転中心軸が貫通される蓋本体とシー
    ル部材と軸受部材とを容器本体の内側からみてこの順に
    配置し、前記軸受部材を抜け止めする固定部材を前記回
    転中心軸に着脱自在に取付け、前記蓋本体を開口に取付
    けたことを特徴とする請求項11又は12記載のトナー
    補給容器。
  14. 【請求項14】 回転部材がアジテータタイプ又は補給
    ローラタイプの少なくとも一つであることを特徴とする
    請求項1ないし13のいずれか一記載のトナー補給容
    器。
  15. 【請求項15】 回転部材が打ち抜き状梯子型のアジテ
    ータであってその外周部に可撓性を有するシート状部材
    が取付けられ、前記回転部材を軸方向に引きながら回転
    中心軸の周りに回転させることにより前記シート状部材
    の外周径寸法が開口の径よりも小さくなるように縮径自
    在としたことを特徴とする請求項1ないし14のいずれ
    か一記載のトナー補給容器。
  16. 【請求項16】 回転部材が打ち抜き状梯子型のアジテ
    ータであってその外周部に可撓性を有するシート状部材
    が取付けられ、前記シート状部材を容器本体内に開口か
    ら挿入した後は前記シート状部材の外周径寸法が前記開
    口の径よりも大きくなるように拡径自在としたことを特
    徴とする請求項1ないし15のいずれか一記載のトナー
    補給容器。
  17. 【請求項17】 回転部材を開口から挿入して容器本体
    内に設置するとき、前記回転部材の挿入方向先端部を前
    記容器本体内の非挿入側の端面の所定位置に導くガイド
    部材を、前記回転中心軸の挿入方向先端部の近傍にこの
    回転中心軸の軸方向に略垂直に固定したことを特徴とす
    る請求項1ないし16のいずれか一記載のトナー補給容
    器。
  18. 【請求項18】 ガイド部材が、回転中心軸に回転自在
    に保持されて外周部を容器本体の内周面の少なくとも一
    部に摺接するものであることを特徴とする請求項17記
    載のトナー補給容器。
  19. 【請求項19】 回転部材を複数配置し、少なくとも一
    つは容器本体から抜き差し可能なものであることを特徴
    とする請求項1ないし18のいずれか一記載のトナー補
    給容器。
  20. 【請求項20】 容器本体内にトナーが収容されている
    ことを特徴とする請求項1ないし19のいずれか一記載
    のトナー補給容器。
  21. 【請求項21】 トナーが収容されたトナー補給容器を
    画像形成装置内の現像部の上方に搭載してなる画像形成
    装置において、前記トナー補給容器が請求項1ないし2
    0のいずれか一記載のものであることを特徴とする画像
    形成装置。
  22. 【請求項22】 回転部材の回転中心軸が貫通孔に貫通
    されて容器本体の開口に嵌め込まれている蓋体を前記開
    口から抜き取り、前記容器本体内に設置された前記回転
    部材を前記開口を通して取り出し、前記回転中心軸から
    前記蓋体を分離することを特徴とするトナー補給容器を
    構成する部品のリサイクル使用方法。
  23. 【請求項23】 相互に分離された容器本体と回転部材
    と蓋体とのうち少なくとも一つから付着物を取り除いて
    リサイクル使用することを特徴とする請求項22記載の
    トナー補給容器を構成する部品のリサイクル使用方法。
  24. 【請求項24】 蓋体の貫通孔に回転部材の回転中心軸
    を貫通させてこの回転中心軸に固定された支持体と前記
    蓋体の側面部とを密着させ、前記回転部材を開口から容
    器本体内に挿入して前記回転中心軸の挿入方向先端部を
    前記容器本体内の所定位置に導き、前記蓋体を前記開口
    に嵌め込んで固定することによりトナー補給容器を組み
    立て、前記容器本体と前記回転部材と前記蓋体との少な
    くとも一つが請求項23に記載されたものであることを
    特徴とするトナー補給容器を構成する部品のリサイクル
    使用方法。
  25. 【請求項25】 請求項24において組み立てられたト
    ナー補給容器にトナーを収容することを特徴とするトナ
    ー補給容器を構成する部品のリサイクル使用方法。
  26. 【請求項26】 請求項25においてトナーが収容され
    たトナー補給容器を画像形成装置の所定位置に搭載して
    画像を形成することを特徴とするトナー補給容器を構成
    する部品のリサイクル使用方法。
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