JPH03175471A - 電子写真記録装置の現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、現像装置本体にトナー補給用のトナーカート
リッジを着脱自在に取付けて成り、電子写真記録装置の
感光体にトナーを供給する現像装置の構造に関する。

〈従来の技術〉 電子写真記録装置では、電子写真プロセスによって感光
体の表面に形成した静電潜像を、現像装置から供給され
るトナーにより可視像化して、記録媒体に転写する。こ
の電子写真記録装置の現像装置は、一般に、現像装置本
体にトナーカートリッジを着脱自在に取付けて構成され
ており、そのカートリッジを交換することにより、トナ
ーの補給な行っている。即ちオペレータが、トナー検出
手段によりトナーの不足を知ると、現像装置本体から空
のカートリッジを取外し、トナーの充填された新しいカ
ートリッジと交換する。

第４図はこの種の現像装置の従来例を示す斜視図、第５
図は同断面図である。図の様に、ドラム型の感光体Ｓに
対向した状態で配設された現像装置２１は、現像装置本
体２２（以下単に本体２２と呼ぶ）の上端部に形成した
トナー補給口２３に、トナーカートリッジ２４（以下単
にカートリッジ２４と呼ぶ）を嵌着させる様にａ戊され
ている。

カートリッジ２４は、はぼ直方体状を成し、その底面に
開口部２５が形成されている。そしてカートリッジ２４
内にはトナーＴが充填され、開口部２５は、ポリエチレ
ンフィルム等から成る封止部材２６を接着或いは溶着す
ることにより封止されている。そのフィルム状の封止部
材２６の一端は、折返されて巻取ローラ２７に固定され
ている。

上記現像装置２１において、本体２２内にトナーＴを補
給する際には、本体２２の所定位置に新しいカートリッ
ジ２４を装着し、その状態で巻取ローラ２７の軸２７ａ
にハンドル２８を取付けてローラ２７を回転させ、封止
部材２６を巻取る。すると封止部材２６が剥がされてカ
ートリッジ２４の開口部２５が開かれ、トナーＴが本体
２２のトナー補給口２３内へ落下する。

〈発明・か解決しようとする課題〉 しかし従来の現像装置２１ては、封止部材２６を剥がし
て開放させたカートリッジ２４の開口部２５を再び封止
することかできず、よって交換時に本体２２から取外し
たカートリッジ２４の開口部２５は開放状態にある。そ
の為、取外した際にカートリッジ２４内の残留トナーか
飛散し、電子写真記録装置やその周辺、或いは才へレー
タの手や衣服を汚すという問題かあった。特に補給の最
中等、内部に多是のトナーＴか残っている状態でカート
リッジ２４を不用意に外してしまった場合には、丘記汚
損かひどくなることは言うまてもない。

く課題を解決するための手段〉 本発明は上記問題点を解決すべく提案されたちのて、本
発明に係る現像装置では、封止部材をトナーカートリッ
ジの筐体に、開口部を自在にｒ）ＦＩ閉し得る様に取付
けるとともに、現像装置本体へのトナーカートリッジの
装着により上記封止部材を自動的に開状態とし、取外し
により自動的に閉状態とする手段を設けた。

〈作用〉 従って上記構成によれば、トナーカートリッジを現像装
置本体から取外した時には、カートリッジの封止部材は
常に閉状態にあって、その開口部が封止されていること
になる。

〈実施例〉 以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。

第１図は本発明に係る現像装置ｌの斜視図、又第２図は
同要部断面図で、両図とも現像装置本体２（以下単に本
体２と呼ぶ）からトナーカートリッジ３（以下単にカー
トリッジ３と呼ぶ）を取外した状態を示している。

先ずカートリッジ３の構成を説明する。

図の様にこのカートリッジ３の筐体４は、上面を平らと
し、前端をやや突出させた略半円筒状を成し、その底面
には、横長の開口部５が形成されている。装着時には、
この筐体４の上面は水乎となる。

上記開口部５は、筐体４の底面に密着する様に湾曲させ
た長尺板材から成る封止部材６て封止されている。封止
部材６の両端は、筐体４の側端面に沿って直角に折曲さ
れ、その両端部には円形の取付孔６ａが穿設されている
。この両側の取付孔６ａは、筐体４の両側端面に夫々形
成された円形の支持突部４ａに嵌着されている。つまり
封止部材６は筐体４に、支持突部４ａを中心として、筐
体４の湾曲した底面に沿って自在に回動し得る様に取付
けられており、この封止部材６を回動させることにより
開口部５を開閉することができる。

又上記封止部材６の両側の折曲部分には、所定方向に長
い係止孔６ｂが穿設されている。モして封止部材６か開
口部５を封止した閉状態にある時には、この係止孔６ｂ
に、筐体４の両側端面に夫々形成された突起４ｂか嵌合
しており、封止部材６は簡単には回動しない。その突起
４ｂは、係止孔６ｂから抜ける様に、上記支持突部４ａ
の基部から下方へ延出された弾性片４ｃの先端に形成さ
れている。従って突起４ｂを押し込めば、封止部材６を
回動させて、開口部５を開けることができる。

更に上記筐体４の支持突部４ａの端面には、所定方向に
長い取付突起７が、後述の如く作用すべく、装着時に水
平となる筐体４の上面に対して適宜な角度を付けた状態
で形成されている。その取付突起７の長手方向は、上記
係止孔６ｂの長手方向と平行である。

次に本体２の構成を説明する。

図の様に本体２は、感光体Ｓに対向した状態で配設され
、その上端に、上記カートリッジ３を嵌合させる様にし
て装着させる装着凹部２ａが設けられている。カートリ
ッジ３の形状に合わせて形成された装着凹部２ａの底面
には、上記カートリッジ３の開口部５に対応する横長の
トナー補給口８か形成されるとともに、そのトナー補給
口８の手前、つまり感光体Ｓの反対側には上記カートリ
ッジ３の封止部材６を係合させる段部９が形成されてい
る。

又装着凹部２ａ内の両側壁部分には夫々、上記カートリ
ッジ３の取付突起７を嵌合させて回動させ得る円形の取
付穴ＩＯと、側壁上端からその取付穴１０まで鉛直方向
へ取付突起７をガイドするガイド溝１１と、上記カート
リッジ３の封止部材６の係止孔６ｂに嵌入して封止部材
６を係止するとともにその係止孔６ｂに嵌合した突起４
ｂを押し込む鉛直方向に長い係止突起１２とが形成され
ている。

尚、上記各構成要素の形状、大きさ及び位置については
、後述の如く作用すべく適宜に設定される。

次に上記構成の現像装置ｌにおけるカートリッジ３の着
脱方法を、第３図（１）、（ＩＩａ）。

（ＩＩｂ）、（ＩＩＩ）の状態説明図を参照しつつ説明
する。尚現像装置ｌの両側に配置された同−構成要素は
、同時且つ同様に作用する。

先ず第３図（Ｉ）の如く、トナーＴが充填され、開口部
５か封止部材６で封止されたカートリッジ３を１本体２
の装着凹部２ａの上方へ持っていくとともに、取付突起
７が鉛直となる様に、この実施例の場合には、カートリ
ッジ３の前端を上げて約４５度に傾斜させる。この時、
カートリッジ３の封止部材６は手前下方を向き、その係
止孔５ｂは鉛直となる。

そして取付突起７を装着凹部２ａのガイド溝１１に挿入
させて、第３図（ＩＩａ）の如くカートリッジ３を装着
凹部２ａへ嵌着させる。換言すれば、取付突起７をガイ
ド溝１１に挿入し得る様にカートリッジ３を傾斜させて
、装着凹部２ａへ嵌着させる。すると取付突起７が装着
凹部２ａの取付穴ＩＯに係合するとともに、封止部材６
の係止孔６ｂに装着凹部２ａの係止突起１２が嵌入する
。又封止部材６は、装着凹部２ａの段部９に係合した状
態となる。

更に上述の如く封止部材６の係止孔６ｂに装着凹部２ａ
の係止突起１２が嵌入すると、第３図（ｎｂ）に示す様
に、係止孔６ｂに嵌合していた突起４ｂか係止突起１２
により押し込まれて、係止孔６ｂから抜ける。これによ
りカートリッジ３の封止部材６と筐体４とは互いに、容
易に回動し得る状態となる。

この状態で、カートリッジ３の筐体４を、その前端を押
し下げる様に回動させれば、第３図（ＩＩＩ）の如く上
面が水平になって、カートリッジ３は本体２に完全に装
着されることになる。この時、カートリッジ３の取付突
起７は装着凹部２ａの取付穴ＩＯの内部で回動するか、
封止部材６は、装着凹部２ａの係止突起１２と段部９と
により係止されている。その結果、カートリッジ３の封
止部材６か開状態となり、開いた筐体４の開口部５は本
体２のトナー補給口８に対向した状態となる。よってカ
ートリッジ３内のトナーＴが、本体２内へ落下する様に
して補給されることになる。

又上記装着状態では、カートリッジ３の取付突起７が装
着凹部２ａの取付穴ｌｏ内て回動してガイド溝１１から
抜けなくなる為、カートリッジ３を本体２から取外すこ
とはできない。即ちカートリッジ３は上記装着状態にロ
ックされ、開口部５を開けたまま不用意にカートリッジ
３を取外してしまうことはない。

一方、カートリッジ３を本体２から取外す際には、装着
時と逆に、取付突起７か鉛直となってガイド溝１１から
抜ける様にカートリッジ３の筐体４を約４５度回動させ
る。すると第３図（Ｉｌａ）の如く、係止突起１２によ
り係止されているカートリッジ３の封止部材６か再び閉
状態となり、開口部５は閉じられる。そしてカートリッ
ジ３を持ち上げれば取外すことができる。取外すと同時
に、封止部材６の係止孔６ｂに筐体４の突起４ｂが嵌合
し、封止部材６は筐体４に対して容易には回動しなくな
る。

上述の様に本発明の現像装置１ては、カートリッジ３を
本体２へ装着する操作により封止部材６を自動的に開状
態とし、取外す操作により自動的に閉状態とすることが
できる。即ちカートリッジ３を本体２から取外した時に
は、カートリッジ３の封止部材６は常に閉状態にあって
、開口部５が封止されている為、例え筐体４内にトナー
Ｔか多量に残っている状態で取外したとしてもトナーＴ
を飛散させることはない。

更に本実施例の構成では、カートリッジ３の装着時には
、その封止部材６か本体２のトナー補給ｊコ８から完全
に離れた位置に保持される為、封止部材６の外面がトナ
ーで汚れることもない。

〈発明の効果〉 以上詳細に説明した様に、本発明の現像装置によれば、
トナーカートリッジの交換時にトナーを飛散させること
かなく、電子写真記録装置やその周辺、或いはオペレー
タの手や衣服をトナーで汚すことかない。即ち清潔なト
ナーカートリッジ交換作業かできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例を示す斜視図、第２図は、同
要部断面図、 第３図（Ｉ）、（ＩＴａ）、（Ｉｌｂ）、（ｍ）は、実
施例における状態説明図、 第４図は、従来例を示す斜視図、 第５図は、同断面図である。 １・・・現像装置、　　２・・・現像装置本体。 ３・・・トナーカートリッジ、　４・・・筐体。 ５・・・開口部、　６・・・封１に部材、　　６ｂ・・
・係止孔。 ７・・・取付突起、１０・・・取付穴、１１・・・ガイ
ド溝。 １２・・・係止突起。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 現像装置本体にトナーカートリッジを着脱自在に取付け
   て成り、電子写真記録装置の感光体にトナーを供給する
   とともに、トナーを充填したトナーカートリッジを装着
   して、封止部材で封止されたそのカートリッジの開口部
   を開けることにより、上記本体内にトナーを補給する現
   像装置において、 上記封止部材をトナーカートリッジの筐体に、上記開口
   部を自在に開閉し得る様に取付けるとともに、 上記現像装置本体へのトナーカートリッジの装着操作に
   より上記封止部材を自動的に開状態とし、取外し操作に
   より自動的に閉状態とする手段を設けたことを特徴とす
   る電子写真記録装置の現像装置。