JPH05181362A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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Publication number
JPH05181362A
JPH05181362A JP4018293A JP1829392A JPH05181362A JP H05181362 A JPH05181362 A JP H05181362A JP 4018293 A JP4018293 A JP 4018293A JP 1829392 A JP1829392 A JP 1829392A JP H05181362 A JPH05181362 A JP H05181362A
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JP
Japan
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toner
peripheral surface
container
holder
outer peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP4018293A
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English (en)
Inventor
Shigeru Yoshiki
吉木  茂
So Kai
創 甲斐
Takeyoshi Sekine
健善 関根
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナーカートリッジ4を現像器のホルダーか
ら取り出す際に、複写機内外にトナーカートリッジ4外
周面に付着したトナーが飛散したりするのを防止する。 【構成】 トナーカートリッジ4外周面のトナー放出用
開口Bの周囲に、トナーカートリッジ4外周面とホルダ
ー38の内周面との間をシールするシール部材60を設
ける。このシール部材60は例えばスポンジ等の弾性体
で形成して、トナーカートリッジ4外周面に接着剤等で
固着する。トナーカートリッジ4をトナー放出用開口B
を上向きにしてホルダー38に挿入した後に反時計回り
に回転させるときに、トナー放出用開口Bから飛散した
トナーをシール部材60でシールし、これにより、トナ
ーカートリッジ4の外周面とホルダー38内周面との間
に侵入してトナーカートリッジ4の外周面に付着するの
を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明、複写機、ファクシミリ、
プリンター等の画像形成装置の現像装置に係り、詳しく
は、現像装置におけるトナー収容器交換の際のトナー飛
散等の防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の現像装置においては、画像
形成にともなって消費される現像器内のトナーを補充す
るために、補充用のトナー収容器が現像器に形成された
収容器保持部に着脱自在になっている。図1(a)は画
像装置である電子写真複写機の現像装置の一例を示す正
面図である。像担持体としての感光体ドラム1の右側方
に現像装置2が配設されている。感光体ドラム1の周囲
には、電子写真プロセスを実施するために、周知の帯電
装置、露光光学系、転写分離装置、クリーニング装置、
除電装置(いずれも不図示)が配設されている。この例
の現像装置2は、上記露光光学系で静電潜像が形成され
ている感光体ドラム1の表面に対向した現像器3と該現
像器3に付設されたトナー収容器としての円筒状のトナ
ーカートリッジ4とから構成されている。上記現像器3
は感光体ドラム1表面に向けた開口Aを備えたケーシン
グ31と、該開口Aから一部が露出している現像ローラ
32と、該現像ローラ32表面にトナーとキャリアとか
らなる二成分現像剤を供給するとともにケーシング31
内の現像剤を撹拌する撹拌ローラ33と、該撹拌ローラ
33で現像ローラ32表面に供給された現像剤の量を規
制するドクタ34と、該ドクタ34で規制されてケーシ
ング31下部へ還流する現像剤をガイドするセパレータ
35とを有している。このセパレータ35にはケーシン
グ31内で、感光体ドラム1軸方向に現像剤を撹拌する
ための搬送スクリュー35a及び撹拌セパレータ35b
が設けられている。そして、ケーシング31の右上部
に、トナー消費に伴ってこのケーシング31内に補給す
るトナーを一旦収容するホッパー36が形成されてい
る。このホッパー36のケーシング31内に向いた開口
にはトナー補給ローラ37が配設され、ホッパー36の
上部開口部に上記トナーカートリッジ2を脱着自在に支
持するホルダー38が形成されている。このホルダー3
8はトナーカートリッジ2の外形よりもやや大きな円筒
状の空洞を有している。上記トナーカートリッジ2はト
ナー放出用開口B(図1(b)参照)が形成され、内部
にアジテータ41が設れられている。上記トナー補給ロ
ーラ36及び上記アジテータ41は図1(b)に示すよ
うな本体側からの駆動で回転駆動される。具体的には、
図示しないメインモータで常時回転駆動されている駆動
ギヤ5からの駆動を、ソレノイド6でON・OFFされ
るトナー補給クラッチ7を介してトナー補給ローラ37
やアジテータ41へ伝達する。このソレノイド6のON
・OFFが図示しない現像器内トナー濃度検出センサー
からの信号で制御される。
【0003】トナーカートリッジ4が空になった場合に
は、補給用のトナーを収容した新たなトナーカートリッ
ジと交換する。図2(a)、(b)は新たなトナーカー
トリッジ4をホルダー38に装着する手順を説明するた
めの説明図である。図2(a)、(b)において、新た
なトナーカートリッジ4はトナー放出用開口Bを開口シ
ール42で塞がれている。このカートリッジ4をトナー
放出用開口Bが上向きになるようにした状態で該開口シ
ール42を剥ぎ取って、露出したトナー放出用開口Bを
上向きにしたままホルダー38の円筒状空洞部に挿入す
る。この挿入が完了したら、反時計方向に回転させてト
ナー放出用開口Bを下向きにして、トナー補給可能な状
態にする。そして、このトナーカートリッジ4が空にな
って新しいトナーカートリッジと交換すべくホルダー3
8から取りだすときには、以上のセット手順と逆に、ま
ず、ホルダー38内で反時計回りに回転させてトナー放
出用開口Bを上方に向け、そのままの状態でホルダー3
8から引き出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に新たなトナーカートリッジ4をホルダー38内で反時
計回りに回転させてトナー放出用開口Bを下向きにする
際に、トナーが飛散してトナーカーリッジ4の外周面に
付着する。このため、新たなトナーカートリッジと交換
するために空のトナーカートリッジ4をホルダー38か
ら引き出すときに、トナーカートリッジ4の外周面に付
着しているトナー、特にトナー放出用開口Bとその周辺
の外周面に付着しているトナーが、ホッパー38の外に
こぼれて複写機内や床を汚すという不具合があった。ま
た、トナーカートリッジ4の外周面に触れる操作者の手
を汚すという不具合もあった。以上のようなトナーカー
トリッジ外周面へのトナー付着は、上記の例のように、
トナーカートリッジをホルダー38に挿入した後に、所
定向きに回転させるものでなくても生じえる。例えば、
開口シール42で塞がれたトナー放出用開口Bを下向き
にした状態でホルダー38に挿入した後に、そのまま開
口シール42を剥ぎ取ってトナー放出用開口Bを開放
し、これにより、トナー補給可能な状態にするものにお
いても生じえる。これは、トナーカートリッジをホッパ
ーにセットした後における画像形成動作時に、現像器3
内の撹拌ローラ33等の駆動による振動で、ホッパー3
6内にトナーが舞い上がり、この舞い上がったトナーが
ホルダー38の内周面と、トナーカートリッジ4の外周
面との間隙に侵入して該外周面に付着することによって
生じる。
【0005】そこで、ホルダー38の出口部の内周面に
トナーカートリッジ4の外周面を清掃する清掃部材を設
け、トナーカートリッジ4をホルダー38から引き出す
際に外周面がこの清掃部材に摺擦されて清掃されるよう
にし、これにより、ホルダー38からのトナーこぼれを
防止するものが提案されている(特開昭60−6968
号公報)。また上記の清掃部材としてブラシを用いるも
のも提案されている(特開昭60−62085号公
報)。
【0006】しかし、このようにホルダー38の出口部
の内周面に清掃部材を設けても、トナーカートリッジ4
引出の際に、トナーカートリッジ4外周面のうち、清掃
部材との摺擦が不完全な個所にトナーが残ってしまい、
このトナーが操作者の手や衣服を汚すという問題点が残
っている。このようなトナーカートリッジ外周面と清掃
部材との摺擦を完全にするために清掃部材とトナーカー
トリッジ外周面との接触が強めになるように清掃部材の
厚みを設定すると、トナーカートリッジ引出時の抵抗が
大きくなってしまう。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、トナー収容器の交換
時におけるトナー飛散を防止するとともに、使用済みの
トナー収容器引出しも容易な現像装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、トナー放出用開口を備えたト
ナー収容器と、該トナー収容器が脱着自在な収容器保持
部とを有する現像装置において、該トナー放出用開口の
周囲の該トナー収容器外周面と該収容器保持部の内周面
との間をシールするシール部材を、該トナー収容器に設
けたことを特徴とするものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の現像装置に
おいて、上記シール部材として上記外周面に固設されて
いる基部の断面積よりも上記内周面に接触する先端部の
面積の方が大きいものを用いたことを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項3の発明は、請求項1の現像装置に
おいて、上記シール部材として上記内周面との間を二重
以上にシールするものを用いたことを特徴とするもので
ある。
【0011】請求項4の発明は、トナー放出用開口を備
えたトナー収容器と、該トナー収容器が脱着自在な収容
器保持部とを有し、該収容器保持部の脱着口近傍に該ト
ナー収容器外周面の清掃部材を設けた現像装置におい
て、該清掃部材を、該収容器保持部に固設されている基
部よりも該トナー収容器外周面に接触する先端部の方が
該収容器保持部の奥側になるように構成したことを特徴
とするものである。
【0012】請求項5の発明は、トナー放出用開口を備
えたトナー収容器と、該トナー収容器が脱着自在な収容
器保持部とを有し、該収容器保持部の脱着口近傍に該ト
ナー収容器外周面の清掃部材を設けた現像装置におい
て、該清掃部材を、分割して構成したことを特徴とする
ものである。
【0013】
【作用】請求項1乃至3の現像装置においては、トナー
収容器を収容器保持部に挿入した後にトナー収容器を回
転させるようにした場合にも、トナー収容器に設けたシ
ール部材で、トナー放出用開口の周囲のトナー収容器外
周面と収容器保持部の内周面との間をシールし、これに
より、回転中にトナー収容器外周面にトナーが付着する
のを防止する。また補給可能状態にした後にも、上記シ
ール部材で、トナー放出用開口の周囲のトナー収容器外
周面と収容器保持部の内周面との間をシールしているの
で、現像器の振動等で舞い上がったトナーがトナー収容
器外周面と収容器保持部の内周面との間隙に侵入するの
を防止する。
【0014】請求項4の現像装置においては、収容器保
持部の脱着口近傍に設けたトナー収容器外周面の清掃部
材を、該収容器保持部に固設されている基部よりも該ト
ナー収容器外周面に接触する先端部の方が該収容器保持
部の奥側になるように構成し、これにより、該トナー収
容器を該収容器保持部から取り出す際に該清掃部材の先
端部により該トナー収容器外周面を安定して摺擦するこ
とができる。
【0015】請求項5の現像装置においては、収容器保
持部の脱着口近傍に設けたトナー収容器外周面の清掃部
材を分割して構成し、これにより、該トナー収容器を該
収容器保持部に脱着する際に該トナー収容器外周面に対
する摩擦力を小さく抑えるので、トナー収容器脱着の際
の抵抗を比較的小さく抑えることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)の現像装置に適用した一
実施例について説明する。本実施例に係る現像装置は、
基本的には前述の図1(a)、(b)に示す現像装置と
同一である。異なる点は、本実施例の現像装置において
は、トナーカートリッジ4外周面のトナー放出用開口B
の周囲に、トナーカートリッジ4外周面とホルダー38
の内周面との間をシールするシール部材60を設けた点
である。このシール部材60は例えばスポンジ等の弾性
体で形成して、トナーカートリッジ4外周面に接着剤等
で固着する。図3(a)は本実施例に係るトナーカート
リッジ4の放出開口Bを塞いでいる開口シール42(図
2(a)参照)を剥ぎ取った状態の斜視図、図3(b)
はホルダー38にセットされた同トナーカートリッジ4
の状態を説明する側面図、図3(c)は同状態を説明す
る正面図である。これにより、図2(b)に示すよう
に、トナーカートリッジ4をホルダー38に挿入した後
に反時計回りに回転させるときに、トナー放出用開口B
から飛散したトナーをシール部材60でシールし、これ
により、トナーカートリッジ4の外周面とホルダー38
内周面との間に侵入してトナーカートリッジ4の外周面
に付着するのを防止する。またトナーカートリッジをホ
ッパーにセットした後における画像形成動作時に、現像
器3内の撹拌ローラ33等の駆動による振動で、ホッパ
ー36内にトナーが舞い上がっても、この舞い上がった
トナーがホルダー38の内周面と、トナーカートリッジ
4の外周面との間隙に侵入して該外周面に付着するのを
防止する。従って、トナーカーリッジ4交換時に、使用
済みのトナーカートリッジ4をホルダー38から引き出
す際にも、トナーカートリッジ4外周面にトナーが付着
しておらず、操作者の手や衣服を汚すのを防止できる。
【0017】なお、図3(a)乃至(c)の例のシール
部材60に代え、図4(a)、(b)に示すように、断
面がトナーカートリッジ4外周面への固定部側の底辺の
方が短い台形であるシール部材60を用いても良い。こ
れによれば、トナーカートリッジ4外周面への固定部の
面積が同一であることを前提とすれば、図3(a)乃至
(c)の例のように断面が正方形である場合に比して、
ホルダー38内周面との接触面積が大きくなり、トナー
カートリッジ4外周面とホルダー38内周面との間隙を
シールする性能を良好にすることができる。
【0018】また図3(a)乃至(c)の例のシール部
材60に代え、図5(a)、(b)に示すように、トナ
ーカートリッジ4外周面とホルダー38内周面との間隙
を二重にシールするシール部材60を用いても良い。こ
れによれば、図3(a)乃至(c)の例のように一重の
シールである場合に比して、トナーカートリッジ4外周
面とホルダー38内周面との間隙をシールする性能を良
好にすることができる。なお、図5(a)、(b)に図
示した例では、単一のシール部材の先端部に溝60aを
形成して二個所でホッパー38内周面に接触する二重の
シール部材を構成しているので、トナーカートリッジ4
外周面へのシール部材の固定作業を、一重のシール部材
と同様に簡易に行うことができる。二重のシール部材に
代え、三重以上のシール部材を用いても良い。
【0019】以上の実施例に係る現像装置においては、
従来の現像装置におけるホルダー38の脱着口近傍の清
掃部材を設ける必要もない。なお、このような清掃部材
をそのまま使用する場合にも、予め上記シール部材60
でトナーカートリッジ4外周面へのトナー付着が防止さ
れているので、トナーカーリッジ4外周面を摺擦する性
能を落して、耐久性の方の重視した構造にすることがで
きる。
【0020】次に、図6(a)、(b)を用いて本発明
の他の実施例に係る現像装置について説明する。本実施
例に係る現像装置も、基本的には前述の図1(a)、
(b)に示す現像装置と同一である。異なる点は、本実
施例の現像装置においては、ホルダー38の脱着口近傍
の清掃部材を改良して、トナーカートリッジ交換時のト
ナー飛散防止性能を維持しつつ、使用済みのトナー収容
器引出し性を良好にしている点である。図6(a)、
(b)に図示の例では、清掃部材70がホルダー38内
周面に固設されている基部よりもトナーカートリッジ4
外周面に接触する先端部の方がホルダー38内の奥側に
なるように構成されている。具体的には断面がホルダー
38内の奥側に傾斜した平行四辺形になる清掃部材70
を用いている。この清掃部材70も上記のトナーカート
リッジ4のトナー放出用開口Bの周囲に設けるシール部
材60と同様にスポンジ等の弾性体で形成して接着等で
ホルダー38の脱着口近傍の内周面に固着して構成する
ことができる。これによれば、清掃部材70の先端部と
トナーカートリッジ4外周面との接触圧を比較的低圧に
設定しても、トナーカートリッジ4をホルダー38から
取り出す際に清掃部材70の先端部によりトナーカート
リッジ4外周面を安定して摺擦することができる。従っ
て、上記接触圧を比較的低めに設定して、トナーカート
リッジ交換時の使用済みトナーカートリッジ引き出し性
を向上させることができる。なお、上記接触圧を従来と
同程度に設定すれば、トナーカートリッジ4外周面の清
掃性能を従来に比して向上させることができる。
【0021】図7(a)、(b)はトナーカートリッジ
交換時のトナー飛散防止性能を維持しつつ、使用済みの
トナー収容器引出し性を良好にする清掃部材70の他の
例を示すものである。この例の清掃部材70は、ホルダ
ー38内周面に固設されている基部よりもトナーカート
リッジ4外周面に接触する先端部の方がホルダー38内
の奥側になるように取り付けられたゴムシートからな
り、かつ、複数のスリット70aによって複数の部分に
分割されている。この例によれば、トナーカートリッジ
4をホルダー38に脱着する際にトナーカートリッジ4
外周面に対する摩擦力を小さく抑えるので、トナーカー
トリッジ4を脱着する際の抵抗を比較的小さく抑えるこ
とができる。
【0022】なお、清掃部材70として、図8に示すよ
うに、断面がホルダー38内周面への固定部側の底辺の
方が短い台形である清掃部材70を用いても良い。これ
によれば、ホルダー38内周面への固定部の面積が同一
であることを前提とすれば、断面が正方形である場合に
比して、トナーカートリッジ4外周面との接触面積が大
きくなり、トナーカートリッジ4外周面を清掃する性能
を良好にすることができる。
【0023】また清掃部材70として、図9に示すよう
に、トナーカートリッジ4外周面とホルダー38内周面
との間隙を二重に清掃する清掃部材70を用いても良
い。これによれば、一重の清掃である場合に比して、ト
ナーカートリッジ4外周面を清掃する性能を良好にする
ことができる。なお、図7に図示した例では、単一の清
掃部材の先端部に溝70bを形成して二個所でトナーカ
ートリッジ4外周面に接触する二重の清掃部材を構成し
ているので、ホルダー38内周面への清掃部材70の固
定作業を、一重の清掃部材と同様に簡易に行うことがで
きる。二重の清掃部材に代え、三重以上の清掃部材を用
いても良い。
【0024】更に清掃部材70として、図10(a)、
(b)に示すように、複数のループ状のブラシ70c
(図10(b)参照)からなる清掃部材70を用いても
良い。これによれば、従来のような放射状のブラシと異
なり、ブラシ70c先端部がトナーカートリッジ4外周
面と線接触するので、トナーカートリッジ4外周面への
接触圧を高めなくても、清掃効果を従来の放射状ブラシ
を用いるものに比して大きくすることができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1乃至3の現像装置によれば、ト
ナー収容器を収容器保持部に挿入した後にトナー収容器
を回転させるようにした場合にも、トナー収容器に設け
たシール部材で、回転中にトナー収容器外周面にトナー
が付着するのを防止するので、トナー収容器の交換時に
おけるトナー飛散を防止することができる。また補給可
能状態にした後にも、上記シール部材で、トナー放出用
開口の周囲のトナー収容器外周面と収容器保持部の内周
面との間をシールしているので、現像器の振動等で舞い
上がったトナーがトナー収容器外周面と収容器保持部の
内周面との間隙に侵入するのを防止し、これにより、ト
ナー収容器外周面へのトナー付着によるトナー収容器交
換時のトナー飛散を防止することができる。
【0026】特に、請求項3の現像装置においては、上
記シール部材として上記内周面との間を二重以上にシー
ルするものを用いるので、トナー収容器外周面へのトナ
ー付着をより良好に防止してトナー飛散を防止すること
ができる。
【0027】請求項4の現像装置によれば、収容器保持
部の脱着口近傍に設けたトナー収容器外周面の清掃部材
を、該収容器保持部に固設されている基部よりも該トナ
ー収容器外周面に接触する先端部の方が該収容器保持部
の奥側になるように構成し、これにより、該トナー収容
器を該収容器保持部から取り出す際に該清掃部材の先端
部により該トナー収容器外周面を安定して摺擦すること
ができるので、トナー収容器の交換時におけるトナー飛
散を防止するとともに、使用済みのトナー収容器引出し
も容易に行うことができる。
【0028】請求項5の現像装置によれば、収容器保持
部の脱着口近傍に設けたトナー収容器外周面の清掃部材
を分割して構成し、これにより、該トナー収容器を該収
容器保持部に脱着する際に該トナー収容器外周面に対す
る摩擦力を小さく抑えるので、トナー収容器脱着の際の
抵抗を比較的小さく抑えることができるので、トナー収
容器の交換時におけるトナー飛散を防止するとともに、
使用済みのトナー収容器引出しも容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施例に係る複写機の概略構成を示す
正面図、(b)は同現像装置の背面側からの斜視図。
【図2】(a)及び(b)は同現像装置におけるトナー
カートリッジ4の装着手順を説明する説明図。
【図3】(a)は本実施例に係るトナーカートリッジ4
の斜視図、(b)はホルダー38にセットされた同トナ
ーカートリッジ4の状態を説明する側面図、(c)は同
状態を説明する正面図。
【図4】(a)は他の実施例に係るトナーカートリッジ
をホルダー38にセットされた同トナーカートリッジ4
の状態を説明する側面図、(b)は同状態を説明する正
面図。
【図5】(a)は更に他の実施例に係るトナーカートリ
ッジをホルダー38にセットされた同トナーカートリッ
ジ4の状態を説明する側面図、(b)は同状態を説明す
る正面図。
【図6】(a)は更に他の実施例に係るホルダー38の
斜視図、(b)は同ホルダー38にトナーカートリッジ
4をセットした状態を説明する側面図。
【図7】(a)は更に他の実施例に係るホルダー38の
斜視図、(b)は同ホルダー38にトナーカートリッジ
4をセットした状態を説明する側面図。
【図8】更に他の実施例に係るホルダー38にトナーカ
ートリッジ4をセットした状態を説明する側面図。
【図9】更に他の実施例に係るホルダー38にトナーカ
ートリッジ4をセットした状態を説明する側面図。
【図10】(a)は更に他の実施例に係るホルダー38
の斜視図、(b)は同ホルダー38のシール部材70を
構成するブラシの形状を説明する説明図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム , 2 現
像装置 3 現像器 , 4 ト
ナーカートリッジ 36 ホッパー , 37 ト
ナー補給ローラ 38 ホルダー , 41 ア
ジテータ 42 開口シール , 60 シ
ール部材 60a 溝 , 70 清
掃部材 70a スリット , 70b 溝 70c ブラシ , B ト
ナー放出用開口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー放出用開口を備えたトナー収容器
    と、該トナー収容器が脱着自在な収容器保持部とを有す
    る現像装置において、 該トナー放出用開口の周囲の該トナー収容器外周面と該
    収容器保持部の内周面との間をシールするシール部材
    を、該トナー収容器に設けたことを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】上記シール部材として上記外周面に固設さ
    れている基部の断面積よりも上記内周面に接触する先端
    部の面積の方が大きいものを用いたことを特徴とする請
    求項1の現像装置。
  3. 【請求項3】上記シール部材として上記内周面との間を
    二重以上にシールするものを用いたことを特徴とする請
    求項1の現像装置。
  4. 【請求項4】トナー放出用開口を備えたトナー収容器
    と、該トナー収容器が脱着自在な収容器保持部とを有
    し、該収容器保持部の脱着口近傍に該トナー収容器外周
    面の清掃部材を設けた現像装置において、 該清掃部材を、該収容器保持部に固設されている基部よ
    りも該トナー収容器外周面に接触する先端部の方が該収
    容器保持部の奥側になるように構成したことを特徴とす
    る現像装置。
  5. 【請求項5】トナー放出用開口を備えたトナー収容器
    と、該トナー収容器が脱着自在な収容器保持部とを有
    し、該収容器保持部の脱着口近傍に該トナー収容器外周
    面の清掃部材を設けた現像装置において、 該清掃部材を、分割して構成したことを特徴とする現像
    装置。
JP4018293A 1992-01-05 1992-01-05 現像装置 Pending JPH05181362A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008249812A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Oki Data Corp 画像形成ユニット及び画像形成装置
JP2017107062A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナー容器およびこれを備える画像形成装置

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JP2008249812A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Oki Data Corp 画像形成ユニット及び画像形成装置
JP2017107062A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナー容器およびこれを備える画像形成装置

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