JPH10284382A - 温度制御装置 - Google Patents

温度制御装置

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JPH10284382A
JPH10284382A JP9088236A JP8823697A JPH10284382A JP H10284382 A JPH10284382 A JP H10284382A JP 9088236 A JP9088236 A JP 9088236A JP 8823697 A JP8823697 A JP 8823697A JP H10284382 A JPH10284382 A JP H10284382A
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JP
Japan
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fluid
temperature
temperature control
fluid ejection
gas
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Application number
JP9088236A
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English (en)
Inventor
Masamitsu Kitahashi
正光 北橋
Izumi Nishizawa
泉 西澤
Akihiro Osawa
昭浩 大沢
Hiroyuki Tokunaga
裕之 徳永
Kanichi Kadotani
▲かん▼一 門谷
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/708Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
    • G03F7/70858Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature
    • G03F7/70866Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature of mask or workpiece
    • G03F7/70875Temperature, e.g. temperature control of masks or workpieces via control of stage temperature

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】熱交換効率のよい温度制御によってウェハなど
の被温度制御対象物を速やかに所望の温度に制御する。 【解決手段】温度制御対象物を支持する支持プレート
と、この支持プレートの下部にその上部壁面が当接する
ように設けられた流体噴出室と、この流体噴出室の上部
内壁面に対して流体を噴出する複数の流体噴出孔を有す
る流体噴出ノズルと、この流体噴出ノズルに対し所定の
温度に調整された流体を供給する流体供給手段と、前記
複数の流体噴出孔から噴出された流体を前記流体噴出室
から排出する流体排出手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ウェハなどの温
度制御対象物を温度制御する温度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】半導体
製造工程には、ウェハに塗布したレジスト膜に残存する
溶剤を取り除くための加熱工程(プリベーキング)や、
エッチング前にレジストと基板との密着を容易にするた
めの加熱工程(ポストベーキング)や、加熱したウェハ
を室温レベルに冷却するクーリング工程などが含まれて
おり、これらの工程の際にウェハをより効率よくかつ高
精度に温度制御することがスループットを上げる上で重
要であり、従来より各種の温度制御が採用されている。
【0003】この種の従来技術として、特開昭62−4
5121号公報がある。この従来技術は、ウェハを所定
のパターンにマスクするフォトレジストを除去するフォ
トレジスト除去装置に採用されるもので、ウェハを載置
するサセプタの下にヒータを装着してウェハを加熱可能
にすると共に、これらウェハの上方に紫外線ランプが配
設する。さらに、紫外線ランプの上方に、多数の酸素ガ
ス噴出孔が形成された回転可能なディスパージョンヘッ
ドを設け、酸素ガスをウェハの上方からシャワー状に供
給する。
【0004】すなわち、この従来技術では、シャワー状
に供給した酸素ガスを紫外線ランプによって励起してオ
ゾンを発生させ、このオゾンガスによってウェハ表面の
フォトレジストをウェハの表面から離脱させ、排気ノズ
ルを通じて外部に排気するようにしている。
【0005】しかし、この従来技術では、ウェハの温度
制御はウェハ載置台(サセプタ)に設けたヒータのみに
よってしか行っていないために、ウェハ温度を冷却する
際には、自然放熱に頼るしかなく、ウェハを所定の温度
に制御するためには、精度及び速度的に問題がある。
【0006】また、他の従来技術として、特開昭62−
169330号公報に示されるものがある。この従来技
術は、半導体露光装置において、ウェハ上にフォトマス
クパターンを転写するに当たってのウェハまたはマスク
の温度制御に関するもので、ウェハ支持台(ウェハチャ
ック)の下部に画成した室にヒータおよび温度検出のた
めの白金温度抵抗体を設けるとともに、上記ウェハ支持
台の下部に画成した室に冷却用エアを循環させるように
している。この従来構成によれば、加熱はヒータによっ
て行い、冷却は冷却エアを流す事によって行うようにし
ており、余熱をもつヒータ及びウェハ支持台の両方を冷
却エアによって冷却する事ができる。
【0007】しかし、この従来技術では、冷却処理をウ
ェハ支持台の下部に画成した室に冷却用エアを循環させ
ることによって行い、加熱処理はヒータによって行うよ
うにしているので、加熱冷却共に熱交換効率が悪く、ウ
ェハを所定の温度に達するまでに時間がかかるという問
題がある。
【0008】また、他の従来技術として、特開平5−2
1308号公報に示されたものがある。この従来技術は
X線露光装置におけるウェハ温度制御装置に関するもの
で、ウェハ支持台(吸着ブロック)の下に複数のペルチ
ェ素子、ヒートパイプ、冷却ブロックを順次積層し、ヒ
ートパイプによって熱の拡散を速やかに行いつつペルチ
ェ素子によって温度制御を行うようにしている。
【0009】しかしこの従来技術では、基本的にはペル
チェ素子による温度制御であるため、制御可能な温度範
囲に限りがあり、また熱交換効率も悪いため、制御する
温度範囲が広い場合に、ウェハを所望の温度に達するま
でに時間がかかるという問題がある。
【0010】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、熱交換効率のよい温度制御によってウェハな
どの被温度制御対象物を速やかに所望の温度に制御する
温度制御装置を提供することを目的とする。
【0011】また、この発明は、広い温度範囲の中で複
数の異なる温度制御の目標値があってこれら複数の異な
る目標値間を周期的に移動させるような温度制御におい
て、被温度制御対象物を速やかに前記複数の目標値に制
御することができる温度制御装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用効果】この発明で
は、温度制御対象物を支持する支持プレートと、この支
持プレートの下部にその上部壁面が当接するように設け
られた流体噴出室と、この流体噴出室の上部内壁面に対
して流体を噴出する複数の流体噴出孔と、この流体噴出
孔に対し所定の温度に調整された流体を供給する流体供
給手段と、前記複数の流体噴出孔から噴出された流体を
前記流体噴出室から排出する流体排出手段とを備えるよ
うにしたことを特徴とする。
【0013】係る発明によれば、温度制御対象物を支持
する支持プレートの下部に配した流体噴出室の上部内壁
面に対して所定の温度に調整された流体を噴出するよう
にして、温度制御対象物を温度制御するようにしてい
る。すなわち、前記支持プレートを介して温度制御対象
物と前記流体噴出室の上部壁面との間で熱交換を行うこ
とで、温度制御対象物を温度制御するようにしている。
【0014】したがってこの発明によれば、従来に比べ
熱交換効率を上げる事ができ、温度制御対象物を速やか
に所望の温度に制御することができるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施例を添付図面
に従って詳細に説明する。
【0016】半導体製造工程において、レジスト膜は、
通常次のようなプロセスを経て成膜される。
【0017】(1)ウェハ洗浄 (2)レジストコーティング (3)プリベーク+クーリング (4)露光 (5)現像 (6)リンス (7)ポストベーク+クーリング (8)エッチング ここで、上記プリベーク工程では、ベーキング温度は1
10゜C〜130゜Cに設定され(プロセスによって異
なる)、またこのプリベーク工程の次に行われるクーリ
ング工程ではその目標温度は例えば20゜C程度の室温
温度に設定される。
【0018】また、上記ポストベーク工程では、ベーキ
ング温度は120゜C〜150゜Cに設定され(プロセ
スによって異なる)、またこのポストベーク工程の次に
行われるクーリング工程ではその目標温度は例えば20
゜C程度の室温温度に設定される。
【0019】上記プリベーク工程の次工程は露光であ
り、また上記ポストベーク工程の次工程はエッチングで
あるので、これらの工程にすぐに移行できるようにする
ためには、ウァハの温度分布にかなり厳しい条件が要求
される。
【0020】以下に示す実施例の温度制御装置は、上記
プリベーク+クーリング工程またはポストベーク+クー
リング工程に用いられるもので、最初にウェハを高温に
加熱し(ベーキング工程)、その後このウェハを室温程
度まで冷却する(クーリング工程)というサイクルをウ
ァハ単位に数10秒間隔で繰り返す。すなわち、この場
合は、加熱の際の目標温度と冷却の際の目標温度という
2つの目標温度をもっており、加熱冷却が交互に繰り返
されることになる。
【0021】[第1実施例]図1〜図3にこの発明の第
1実施例を示す。
【0022】図1において、ウェハ1は、放吸熱プレー
ト2を挿通した複数のピン3(この場合4本、図2参
照)によって支持されている。各ピン3は、プレート2
の上面から例えば0.1mm程度突出しており、ウェハ1と
プレート2との間には極く僅かの隙間が形成されてい
る。なお、図2は、図1のウェハ1を省略してプレート
2を上方から見た平面図である。
【0023】放吸熱プレート2は熱伝導率の高い材質
(アルミニウムや銅)で構成されており、ウェハ1との
熱交換がウェハ1の全面に亘って均一に行われるために
設けられている。放吸熱プレート2としてヒートパネル
を用いるようにしてもよい。
【0024】プレート2と基台5との間には、複数の
(この場合図2に示すように9個)ペルチェ素子(熱電
素子)4が接合されている。ペルチェ素子4は、周知の
ように、多数のP型半導体ピースとN型半導体ピースと
を2次元平面上に交互に配列するとともに、これらP型
半導体ピースとN型半導体ピースとを多数の平面電極を
用いて電気的に接続したもので、このペルチェ素子4に
直流電流を供給すると、ペルチェ効果が生じて一方の面
で吸熱を行い他方の面で放熱を行うように動作する。
【0025】すなわち、これらのペルチェ素子4は、基
台5と放吸熱プレート2との間で熱の運搬を行うと共
に、微妙な温度制御を行うために設けられている。
【0026】基台5もプレート2と同様、熱伝導率の高
い材質(アルミニウムや銅)で構成されている。この基
台1のペルチェ素子4が接合されていない部位にウェハ
1を支持する複数のピン3が螺着されている。
【0027】基台5の下は、複数の(9個)ペルチェ素
子に対応して複数(9個)の流体噴出室6に画成されて
おり、各流体噴出室6の中央には、流体噴出7に接続さ
れた流体噴出ノズル8が配置されている。すなわち、ペ
ルチェ素子4が配置されていない基台5の領域E(図2
参照)は、直接熱交換には寄与しないので、この場合に
は、複数のペルチェ素子に対応して流体噴出室を仕切
り、基台5のこれらの領域には流体を接触させないよう
にしている。
【0028】流体噴出管7には、切替えバルブ9、供給
路10、絞り11を介して高温流体と低温流体とが供給
されるようになっており、絞り11によって流体噴出管
7での流速が速くなるようになっている。
【0029】流体噴出ノズル8には、図3に示すよう
に、多数の小さな噴出孔が形成されており、シャワー状
の高速流体を流体噴出室6の天井を構成する基台5の下
面に対し放射状に噴出する。
【0030】流体噴出室6は、じょうごのように、その
断面は上から下に向かって徐々に断面積が小さくなるよ
うに形成されており、その最下部には流体戻り管12が
接続されている。流体戻り管12は、排出路13を介し
て切替えバルブ14に接続されており、切替えバルブ1
4の切替えによって高温流体はヒータ15に供給されて
再加熱されるとともに、低温流体はチラー16に供給さ
れて再冷却が行われるようになっている。ヒータ15お
よびチラー16とバルブ9の間には、ポンプ17および
18がそれぞれ接続されており、再加熱/再冷却した流
体が再度バルブ9に循環されるようになっている。
【0031】ここで、この第1の実施例では各流体噴出
室6は密閉されている。したがって、この場合には流体
が充満された流体噴出室6に対して噴出ノズル8からジ
ェット流が噴出することによって流体噴出室6に図1の
矢印で示すような強制対流を発生させ、該強制対流によ
って基台5の下面を加熱または冷却するようにしてい
る。
【0032】なお、上記構成において、各流体噴出室6
を画成するための側壁部は19は、熱伝導率の悪い材質
で構成し、噴出流体の熱が基台5を介してペルチェ素子
4に効率よく伝達されるようにしている。
【0033】高温流体としては、その目標温度に応じ
て、フロリナート(登録商標)、エチレングリコール、
オイル、水などの液体、さらには窒素、空気、ヘリウム
等の気体が適宜選択して使用される。
【0034】低温流体としては、フロリナート、エチレ
ングリコール、水、オイルなどの液体、空気、窒素、ヘ
リウム等の気体が使用される。
【0035】かかる構成において、ウェハの温度を12
0゜Cと20゜Cに数10秒間隔で交互に温度制御する
場合の動作について説明する。すなわち、ウェハの温度
を120゜Cにして行うベーキング工程と、ウェハの温
度を20゜Cに冷却するクーリング工程とを交互に実行
する。
【0036】まず、レジストが塗布されたウェハ1が搬
入されてピン3上に載置される。この段階で、ヒータ1
5によって高温流体が120゜C近傍の温度に調整され
ており、該高温流体をポンプ17によってバルブ9、供
給路10、絞り11を介して流体噴出管7に導入する、
流体噴出管7内の高温流体は、絞り11を通過すること
によりその流速が速められ、さらに流体噴出ノズル8の
多数の噴出孔を介することによりジェット状になって流
体が充満された流体噴出室6に噴出される。該噴出され
た高温流体は、流体噴出室6の天井を構成する基台5の
下面に衝突される。この流体の衝突によって基台5の下
面の熱伝達係数が上がることになり、基台5のペルチェ
素子4に接する上面を高速に高温流体の温度に近づける
ことができる。そして、基台5に伝達された熱は、ペル
チェ素子4およびプレート2を介してウェハ1に伝達さ
れる。
【0037】この場合、微妙な温度制御はペルチェ素子
を駆動制御して実行する。すなわち、基台5またはプレ
ート2の温度を図示しないセンサによって検出し、該検
出温度に基づいてペルチェ素子を駆動制御することによ
り、ウェハ1の温度を目標温度120゜Cに制御する。
【0038】なお、流体噴出室6においては、高温流体
が満たされているために、流体噴出ノズル8を介して噴
出された高温流体の量分の流体が流体戻り管12を介し
て排出路に13に排出される。
【0039】このようにして、ウェハ温度を120゜C
まで加熱して行われるベーキング工程が終了すると、今
度はウェハ温度を20゜Cまで冷却するクーリング工程
を実行する。
【0040】まず、バルブ9を低温流体側に切替え、チ
ラー16から20゜C近傍の温度の低温流体を前記同様
にして、流体噴出管7に供給する。流体噴出管7に供給
された低温流体は、流体噴出ノズル8を介してジェット
状になって噴出され、前記同様の作用によって基台5の
下面を速やかに20゜C近くに冷却する。すなわち、こ
の場合は、ウェハ1の熱がプレート2、ペルチェ素子
4、基台5を介して放熱されることにより、ウェハ1が
冷却される。この冷却の際にも、微妙な温度制御はペル
チェ素子を駆動制御して実行する。すなわち、基台5ま
たはプレート2の温度を前記同様図示しないセンサによ
って検出し、該検出温度に基づいてペルチェ素子を駆動
制御することにより、ウェハ1の温度を目標温度20゜
Cに制御する。
【0041】以上のようにして、ウェハ1のクーリング
工程が終了すると、ウェハは装置の外に搬出され、代わ
りにレジストが塗布された新たなウェハが搬入され、前
記同様に加熱、冷却される。
【0042】かかる構成によれば、流体噴出ノズル8か
ら噴出された流体は、基台5の下面に接触して熱を吸収
或いは放熱して即座に新しい流体と入れ替わるようにし
て熱交換が行われるので、基台5の下面には常に所望の
温度に近い温度の流体が供給されることになり、この結
果ウェハ1を高速に所望の温度に温度制御することがで
きるようになる。
【0043】また、上記実施例によれば、噴出流体によ
って基台5の温度を目標温度近くまで加熱又は冷却した
状態で該基台5に当接するペルチェ素子4によって温度
調整を行うようにしたので、ペルチェ素子の機能を有効
に使用することができ、その熱応答性は極めて高いもの
となる。すなわち、ペルチェ素子には、高温側と低温側
の接合部の温度差が小さいほうが吸熱量が大きいという
性質があるので、上記噴出流体によって基台5の温度を
目標温度近くまで加熱又は冷却することで、ペルチェ素
子の接合部の温度差を小さくし、これにより熱応答性よ
くペルチェ素子による温度制御を行うようにしているの
である。
【0044】なお、図1の切替えバルブ9によって流体
を切替える際、流体が供給路10を通過する時間による
遅れ分を考慮して、図4に示すように、工程開始の時点
より早めに切替えバルブ9を切り換えるようにすれば、
ウェハ1をより高速に所望の温度に加熱冷却することが
可能になる。
【0045】すなわち、ベーキング工程開始の所定時間
t1前にバルブ9を切り換えて供給流体を高温流体から
低温流体に切り換えるとともに、クーリング工程開始の
所定時間t2前にバルブ9を切り換えて供給流体を低温
流体から高温流体に切り換えるようにする。
【0046】なお、この第1の実施例において、流体噴
出室6の仕切りを無くして1つの流体噴出室とし、流体
戻り管12および排出路13を1つにしてもよい。さら
に、流体噴出管7も1つにして、噴出ノズル8を基台5
の下面全体をカバーできる大面積として、ジェット流を
噴出させるようにようにしてもよい。
【0047】また、噴出ノズル8として、図5(a)に示
すような竜巻型の旋回流を発生させる旋回流ノズル20
を用いるようにしてもよい。
【0048】この旋回流ノズル20は、ノズル先端に円
錐状のくぼみ21を有し、その斜面に4つの孔22が形
成されており、これらの孔はノズルの円錐部の壁面の厚
みを利用して、図5(b)(c)に示すように、流体が円錐部
の周面に沿って噴出されるように空けられている。これ
らの孔22から噴出された流体は、円錐部の周面に沿う
方向の速度成分と上方への速度成分を有しているため
に、竜巻状の旋回流となって噴出されることになる。
【0049】かかる旋回流ノズル20によれば、上方方
向への速度成分の他に旋回方向の速度成分を持っている
ために、殆ど上方への速度成分しか持たない図1の実施
例のノズルに比べ、流体噴出室6の側面および天井部に
長時間接することになり、熱交換効率を上昇させること
ができる。
【0050】なお、この旋回流ノズルは、図1に示す実
施例のように、各流体噴出室別に設けるようにしてもよ
いが、流体噴出室の仕切りを無くして1つの流体噴出管
で流体を供給するようにした場合にも採用することがで
きる。この場合は、旋回流ノズルを基台5の下面全体を
カバーできる大面積として、円錐部21の周面に沿って
旋回流が発生するように多数の孔を形成するようにすれ
ばよい。この場合は、基台5の下側で1つの大きな旋回
流が形成されることになる。
【0051】また、上記実施例では、基台5からプレー
ト2への熱エネルギーの運搬を行う熱エネルギー運搬手
段として、ペルチェ素子を用いるようにしたが、このペ
ルチェ素子の代わりに多数のヒートパイプが併設された
ヒートパネルを用いるようにしてもよい。さらに、上記
熱エネルギー運搬手段としてヒートパネルおよびペルチ
ェ素子の両方を用いるようにしてもよい。この際、ヒー
トパネルとペルチェ素子の上下関係は任意である。
【0052】また、ウェハ支持プレート2およびペルチ
ェ素子4の代わりにヒートパネルを用いるようにすれ
ば、コンパクトな構成で均一に熱を伝えることができ
る。
【0053】[第2実施例]図6にこの発明の第2の実
施例を示す。
【0054】この第2の実施例では、流体噴出室30を
密閉するのではなく、流体噴出室30を開口部31によ
って開放するとともに、流体噴出室30の上方に多孔板
32を配設して噴出された流体の乱流効果を向上させる
ようにしている。
【0055】また、この第2実施例では、流体噴出室3
0は各ペルチェ素子毎に画成するのではなく、仕切りを
無くして1つの流体噴出室とし、流体戻り管12を1つ
にするようにしている。
【0056】また、この場合、流体供給路10を介して
供給された流体は、たまり部34で一旦貯められた後、
流体噴出室30の天井部の全面をカバーするように配置
された複数の噴出ノズル35を介して噴出される。各噴
出ノズル35は、図7に示すように、多数の孔36が形
成されており、これらの孔36を介して流体をシャワー
状に噴出する。なお、噴出ノズル35の径を小さくし、
これら多数の噴出ノズルにそれぞれ1つの噴出孔を形成
するようにしてもよい。
【0057】かかる第2の実施例によれば、流体噴出室
30が開口部31によって開放されているために、複数
のノズル35から噴出された流体は、先の第1の実施例
とか異なり、空間を通って流体噴出室30の天井を構成
する上部内壁面5に衝突されることになるので、先の第
1の実施例に比べ噴出流の流速が増すと共に、流体噴出
室の天井には常に新しい流体のみが衝突することにな
り、熱交換が速やかに行われる。したがって、この実施
例は流体の温度を頻繁に切り換えてウェハの温度を制御
する際に、特に有効である。
【0058】また、第2の実施例のように流体噴出室3
0を解放した場合、高温流体を噴出した場合の噴出室3
0の内壁面の熱膨張を吸収することができるので、放吸
熱プレート2の平坦度が保たれ、ウェハ1を均一に加熱
することができる。
【0059】また、この実施例の場合、流体の供給を止
めると、直ちに流体と上部内壁面5との熱的コンタクト
が切れるので、その熱応答性は極めて高い。
【0060】流体噴出室30の天井に衝突された流体
は、流体噴出室30の室下部に流下して流体戻り管12
を介して室外に排出される。流体噴出室30の底面は傾
斜が付けられ、自然に流体戻り管12に流体が流れ落ち
るようになっている。
【0061】この場合、流体は、たまり部34で一旦貯
めれた後複数のノズル35を介して噴出されるようにな
っているので、流体噴出室30の天井全面に亘ってより
均一な流速で衝突されることになり、流体噴出室30の
天井部の温度均一性の面でも有利である。
【0062】なお、たまり部34の厚さは、できるだけ
薄くしてその熱容量を小さくするようにしたほうが望ま
しい。すなわち、たまり部34を薄くすれば、当然その
容積も小さくなり、流体を高温流体と低温流体に切り換
える際に先に貯められていた流体の温度の悪影響が少な
くて済むからである。なお、この場合、薄くしたたまり
部を支えるために、柱などの補強部材を設けるようにし
てもよい。
【0063】また、複数のノズル35の間隔を近接させ
るようにすれば、1つのノズルから噴出される末広がり
のジェット流とこれに隣接したノズルから噴出されるジ
ェット流が重なるようになり、流体噴出室30の天井部
の温度均一性の面で更に有利である。すなわち、ノズル
35から噴出された流体は、山型の流速空間分布をもつ
ために、山のすそ部を重複させることで、その流速分布
を流体噴出室30の天井全面に亘って均一にするのであ
る。
【0064】なお、この第2の実施例のように、流体噴
出室30を開放する技術を先の第1の実施例に適用する
ようにしてもよい。この場合、ペルチェ素子単位に画成
された各流体噴出室6毎に開口部を設けるようにすれば
よい。
【0065】また、この第2の実施例において、熱殿素
子の代わりにヒータを設けるようにしてもよい。
【0066】[第3実施例]図8にこの発明の第3実施
例を示す。図8(b)は図8(a)のA−A断面を示すもので
ある。
【0067】上記第1及び第2の実施例では、流体噴出
ノズル8、35は高温流体用及び低温流体用に共用する
ようにしたが、この第3の実施例では、高温流体用の噴
出ノズルと低温流体用の噴出ノズルを各別に設けるよう
にする。すなわち、流体供給路と排出路を高温用と低温
用とに別個に設けている。
【0068】すなわちこの第3実施例では、多数の高温
流体用の噴出ノズル40が形成された高温流体供給管4
1と、多数の低温流体用の噴出ノズル42が形成された
低温流体供給管43とを櫛形に形成し、これらを噛み合
うように配置するようにしている。
【0069】高温流体は、バルブ44を介して高温流体
供給管41に供給されて噴出ノズル40から噴出され
る。この際、バルブ100は開かれ、バルブ101は閉
じられている。噴出された高温流体は、流体噴出室46
の上部内壁面に衝突したした後、バルブ100、排出管
47を介して排出される。
【0070】低温流体は、バルブ45を介して低温流体
供給管43に供給されて噴出ノズル42から噴出され
る。この際、バルブ100は閉じられ、バルブ101は
開かれている。噴出された低温流体は、流体噴出室46
の上部内壁面に衝突したした後、バルブ101、排出管
48を介して排出される。
【0071】この場合、流体噴出室は第1の実施例のよ
うに密閉するようにしてもよく、あるいは第2の実施例
のように開放するようにしてもよい。
【0072】このように、この第3実施例では、流体噴
出室46に対する高温流体用の噴出経路と低温流体用の
噴出経路を別置し、一方の流体の供給を行っている際に
は他方の流体の供給を停止させるようにしたので、高温
流体供給経路と低温流体供給経路間で余計な熱の授受が
なくなり、より高速且つ効率のよいウェハの温度制御を
なし得る。また、流体排出経路も高温用と低温用とを別
個に設けるようにしたので、さらに高速且つ効率のよい
ウェハの温度制御をなし得る。
【0073】[第4実施例]図9にこの発明の第4実施
例を示す。
【0074】この第4実施例では、加熱は流体を用いる
ことなくヒータ50のみによって行い、冷却のみを低温
流体を用いて行うようにしている。
【0075】すなわち、図9に示すように、ウェハ1の
下のプレート2の下にヒータ50を配設し、ヒータ50
の下の流体噴出室51の天井部を構成する上部内壁面5
2には、低温流体のみを噴出するようにする。流体噴出
室51の構造は、先の第1実施例のように密閉するよう
にしてもよく、また第2の実施例のように開放するよう
にしてもよい。また、流体噴出室51を仕切る/仕切ら
ない構成も任意である。
【0076】すなわち、図9の実施例によれば、ウェハ
1を加熱する際には、ヒータ50のみを用いてプレート
2の表面温度を目標温度に制御する。
【0077】また、ウェハ1を冷却する際には、供給す
る低温流体の温度を目標温度より少し低い温度に調整し
(例えば目標温度が20゜Cのときにはこれより若干低
い温度例えば15゜Cに調整する)、この低温流体を流
体噴出室51の上部内壁面52に向かって噴出させる。
すなわち、目標温度より少し低めの低温流体を流体噴出
室51の上部内壁面52に噴出するようにすれば、流体
噴出室51の上部内壁面52は過冷却ぎみになるので、
この過冷却分をヒータ50の発熱によって相殺して、目
標温度になるように制御するのである。
【0078】上記ヒータ50としては、ペルチェ素子を
用いるようにしてよいが、電気ヒータを用いてもよい。
また、放吸熱プレート2としては、熱伝達率良いアルミ
ニウム等で構成してもいいし、ヒートパイプのような熱
拡散性を高いものを用いるようにしても良い。
【0079】なお、ウェハの加熱の際に流体噴出室51
に高温流体を供給して、高温流体とヒータ50によって
加熱制御を行うようにしてもよい。
【0080】[第5実施例]図10にこの発明の第5実
施例を示す。
【0081】この第5実施例では、先の各実施例によう
に、流体噴出室の上部内壁面に高温流体及び低温流体を
噴射してウェハの加熱冷却処理を行う第1の構成に対
し、高温ガスおよび低温ガスを上部からウェハに吹き付
ける第2の構成を付加するようにして、ウェハの加熱冷
却処理を補助加速するようにしている。
【0082】図10においては、上記第1の構成として
第1の実施例の構成を採用しており、重複する説明は省
略する。
【0083】図10において、第1の実施例の温度制御
装置はウェハ1とともに温度制御室60内に収容されて
いる。ウェハ1の上方にはガス供給ノズル61が設けら
れ、このガス供給ノズル61から切替えバルブ62を介
して供給された高温ガスまたは低温ガスを噴出する。ま
た、温度制御室60内のガスは排気孔63を介して排気
される。排気管路にはバルブ64が設けられ、該バルブ
64の切替えによって通常の排気通路65と真空ポンプ
66側の排気通路とを切り換える。
【0084】かかる図10の実施例を用いてベーキング
工程及びクーリング工程を実行する際には、図11に示
すような温度制御を実行する。
【0085】すなわち、ベーキング工程の際には、ヒー
タ15から高温流体を流体噴出管7に導入してこの高温
流体を噴出ノズル8を介して基台5の下面に噴出すると
ともに、高温ガスをバルブ62を介してガス供給ノズル
61から噴出する。
【0086】また、クーリング工程の際には、バルブ9
を低温流体側に切替えてチラー16からの低温流体を流
体噴出管7に導入して低温流体を噴出ノズル8を介して
基台5の下面に噴出するとともに、低温ガスをバルブ6
2を介してガス供給ノズル61から噴出する。
【0087】このようにウェハ1の下面および上方から
の温度伝達によってウェハ1の温度は上昇、下降する
が、ウェハ1の温度が所定の温度以上になるとレジスト
溶媒の蒸発温度域に入るために、この温度域ではウェハ
表面の温度ばらつきをできるだけ小さくする必要があ
る。
【0088】そこで、この実施例では、加熱および冷却
工程中において、ウェハ温度がレジスト溶媒の蒸発温度
以上になっている領域では、ガス供給ノズル61からの
高温ガスおよび低温ガスの噴出を停止させるようにして
いる。
【0089】さらに、より厳しい条件が要求される場合
には、前記ガス停止の際に、真空ポンプ66を用いて温
度制御室60内を真空にするようにして、温度分布制御
の外乱を無くするようにしてもよい。
【0090】なお、この実施例において、ガス供給ノズ
ル61からの噴出ガスは、加熱の際のみまたは冷却の際
のみに用いるようにしてもよい。
【0091】[第6実施例]図12にこの発明の第6実
施例を示す。
【0092】この第6実施例では、気体が混合された液
体をミスト状にして流体噴出室の上部内壁面に噴出する
ようにしている。
【0093】図12において、高温液体は高温液体供給
路70を介して複数の高温用ミストノズル71に供給さ
れている。また、N2あるいはHeなどの高温ガスが高
温気体供給源72から供給され、ポンプ73によって高
温液体供給路70の途中で高温液体に混合されるように
なっている。
【0094】また、低温液体は低温液体供給路74を介
して複数の低温用ミストノズル75に供給されている。
一方、空気あるいはN2などの低温ガスが低温気体供給
源76から供給され、ポンプ77によって低温液体供給
路74の途中で低温液体に混合されるようになってい
る。
【0095】流体噴出室78の上には、ペルチェ素子、
電気ヒータなどのヒータ50、放吸熱プレート2、ウェ
ハ1が積層されている。
【0096】流体噴出室78の天井面のヒータ50が置
かれている領域79は熱伝達率のよいアルミニウム等の
材料で構成されているが、それ以外の領域80は熱伝達
率の悪い材料で構成するようにしている。
【0097】流体噴出室78のミストノズル71、75
の上方には、多孔板33が設けられ、乱流効果をさらに
向上させるようにしている。
【0098】すなわち、この実施例では、ミスト状流体
を流体噴出室78の上部内壁面79に噴出することで、
乱流効果を得て伝熱能力を向上させるとともに、たまり
部が無くても流体を流体噴出室78の上部内壁面79に
均一に当てることができるようにしている。
【0099】なお、この実施例において、上部内壁面7
9に凹凸等を設ける、突起設ける、削るなどして内壁面
79の表面を荒らすことによって乱流効果をさらに高め
るようにしてもよい。
【0100】また、噴出したミスト状流体が上部内壁面
79と熱の授受を行っ後流下してノズル71、75の熱
を奪わないように、ノズル71、79の噴出孔除いた領
域にプロテクタをかぶせるようにしてもよい。
【0101】[変形例]なお、上記各実施例で用いた各
種の制御構成はその実施例以外の他の実施例に適用する
ようにしてもよい。
【0102】また、温度制御において、目標温度が3つ
以上複数ある場合は、目標温度に対応する数の異なる温
度を有する流体を供給するようにすればよい。
【0103】さらに、この発明は、半導体ウェハ以外の
温度制御対象物に対しても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す図。
【図2】第1実施例の熱電素子などの配置例を示す平面
図。
【図3】第1実施例における流体噴出ノズルの平面図。
【図4】第1実施例におけるバルブ切替えタイミングを
示す図。
【図5】旋回流ノズルを示す図。
【図6】この発明の第2実施例を示す図。
【図7】第2実施例における流体噴出ノズルの平面図。
【図8】この発明の第3実施例を示す図。
【図9】この発明の第4実施例を示す図。
【図10】この発明の第5実施例を示す図。
【図11】第5実施例における液体およびガスの供給タ
イミングを示す図。
【図12】この発明の第6実施例を示す図。
【符号の説明】
1…ウェハ 2…放吸熱プレート 3…ピン 4
…熱電素子 5…基台 6,30,46、51,78…流体噴出室 7…流体噴出管 8,35,40,42,71,75
…流体噴出ノズル 9,14,44,45,62,64…バルブ 10…
流体供給路 11…しぼり 12…流体戻り管 13,47,4
8…排出路 15…ヒータ 16…チラー 17,18,73,
77…ポンプ 20…旋回流ノズル 21…くぼみ 22…孔 3
1…開孔部 33…多孔板 34…溜まり部 50…ヒータ
60…温度制御室 61…ガス噴出ノズル 66…真空ポンプ 72…
高温気体供給源 76…低温気体供給源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳永 裕之 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内 (72)発明者 門谷 ▲かん▼一 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度制御対象物を支持する支持プレート
    と、 この支持プレートの前記温度制御対象物を支持する面と
    反対側の面に対して流体を噴出する複数の流体噴出孔
    と、 これら複数の流体噴出孔に所定の温度に調整された流体
    を供給する流体供給手段と、 前記複数の流体噴出孔から噴出された流体を排出する流
    体排出手段と、 を備えるようにしたことを特徴とする温度制御装置。
  2. 【請求項2】温度制御対象物を支持する支持プレート
    と、 この支持プレートの下部にその上部壁面が当接するよう
    に設けられた流体噴出室と、 この流体噴出室の上部内壁面に対して流体を噴出する複
    数の流体噴出孔と、 この流体噴出孔に対して所定の温度に調整された流体を
    供給する流体供給手段と、 前記複数の流体噴出孔から噴出された流体を前記流体噴
    出室から排出する流体 排出手段と、を備えるようにしたことを特徴とする温度
    制御装置。
  3. 【請求項3】前記支持プレートは、 温度制御対象物を支持して前記温度制御対象物に対して
    放熱および吸熱をおこなう放吸熱プレート部材と、 この放吸熱プレート部材と前記流体噴出室の上部壁面と
    の間に配設されて、前記放吸熱プレート部材と前記流体
    噴出室の上部壁面との間で熱の運搬を行う熱運搬手段
    と、 を具える請求項2記載の温度制御装置。
  4. 【請求項4】前記熱運搬手段は熱電素子であることを特
    徴とする請求項3記載の温度制御装置。
  5. 【請求項5】前記放吸熱プレート部材はヒートパネルで
    ある請求項3記載の温度制御装置。
  6. 【請求項6】前記熱運搬手段はヒートパネルと熱電素子
    が積層されたものである請求項3記載の温度制御装置。
  7. 【請求項7】前記支持プレートはヒートパネルである請
    求項2記載の温度制御装置。
  8. 【請求項8】前記熱運搬手段は複数の並設された熱電素
    子であり、 前記流体噴出室は、これら複数の並設された熱電素子に
    対応して複数の室に画成され、これら画成された複数の
    流体噴出室毎に、1または複数の流体噴出孔を有する流
    体噴出ノズルを少なくとも1つ具える請求項2記載の温
    度制御装置。
  9. 【請求項9】前記流体噴出孔は前記流体供給手段の流体
    供給路の先端部に設けられた流体噴出ノズルに形成さ
    れ、この流体噴出ノズルは、旋回流を流体噴出室の上部
    内壁面に対して噴出する旋回流ノズルであることを特徴
    とする請求項2記載の温度制御装置。
  10. 【請求項10】前記流体噴出室は密閉室であることを特
    徴とする請求項2記載の温度制御装置。
  11. 【請求項11】前記流体噴出室は開放室であることを特
    徴とする請求項2記載の温度制御装置。
  12. 【請求項12】前記流体噴出孔は前記流体供給手段の流
    体供給路の先端部に設けられた流体噴出ノズルに形成さ
    れ、この流体噴出ノズルは流体供給手段から供給された
    流体を一旦蓄積するたまり部を有する請求項2記載の温
    度制御装置。
  13. 【請求項13】前記複数の流体噴出孔は、各噴出孔から
    噴出された流体が少なくとも隣接した流体噴出孔からの
    噴出流体と一部が重なるように、近接して配置されてい
    る請求項2記載の温度制御装置。
  14. 【請求項14】少なくとも前記温度制御対象物および前
    記支持プレートを収容する温度制御室と、 この温度制御室内の前記温度制御対象物の上方に設けら
    れて、前記温度制御対象物に対してガスを噴出する複数
    のガス噴出孔と、 このガス噴出孔に対し所定の温度に調整されたガスを供
    給するガス供給手段と、 前記温度制御室内のガスを排出するガス排出手段と、 を更に備えるようにしたことを特徴とする請求項2記載
    の温度制御装置。
  15. 【請求項15】前記温度制御対象物は半導体ウェハであ
    り前記流体供給手段は前記半導体ウェハのベーキング処
    理用の高温流体および半導体ウェハの冷却処理用の低温
    流体を切り換えて供給するものであり、 前記ガス供給手段は、前記半導体ウェハのベーキング処
    理用の高温ガスおよび前記冷却処理用の低温ガスを前記
    ベーキング処理および冷却処理の何れか一方または両方
    の処理の際に供給することを特徴とする請求項14記載
    の温度制御装置。
  16. 【請求項16】前記温度制御対象物は半導体ウェハであ
    り前記流体供給手段は前記半導体ウェハのベーキング処
    理用の高温流体および半導体ウェハの冷却処理用の低温
    流体を切り換えて供給するものであり、 前記ガス供給手段は前記半導体ウェハのベーキング処理
    用の高温ガスおよび前記冷却処理用の低温ガスを切り換
    えて供給するものであって、 前記流体供給手段およびガス供給手段から高温流体及び
    高温ガスを夫々供給して行うベーキング処理と、前記流
    体供給手段およびガス供給手段から低温流体及び低温ガ
    スを夫々供給して行う冷却処理とを交互に行わせる制御
    手段と、 これらベーキング処理及び冷却処理の際、前記半導体ウ
    ェハの温度がレジスト溶媒の蒸発温度に対応する所定の
    温度より低いときには前記ガス供給手段によるガスの供
    給を行い、前記半導体ウェハの温度が前記所定の温度を
    超えたときは前記ガス供給手段によるガスの供給を停止
    するガス供給制御手段とを更に備えるようにした請求項
    14記載の温度制御装置。
  17. 【請求項17】前記ガス供給制御手段は、半導体ウェハ
    の温度が前記所定の温度を超えたときに、前記温度制御
    室内を真空にする制御を行う請求項16記載の温度制御
    装置。
  18. 【請求項18】前記流体供給手段は所定の温度の液体を
    供給するものであり、 前記流体噴出孔は前記流体供給手段の流体供給路の先端
    部に設けられた流体噴出ノズルに形成され、この流体噴
    出ノズルは1または複数の噴出孔を有するミストノズル
    であり、 前記流体供給手段によって供給される液体に気体を混入
    する気体混入手段を更に具え、 前記ミストノズルの噴出孔からミスト状の液体を噴出す
    るようにしたことを特徴とする請求項2記載の温度制御
    装置。
  19. 【請求項19】前記支持プレートは、 温度制御対象物を支持して前記温度制御対象物に対して
    放熱および吸熱をおこなう放吸熱プレート部材と、 この放吸熱プレート部材と前記流体噴出室の上部壁面の
    間に配設されて、前記放吸熱プレート部材と前記流体噴
    出室の上部壁面との間で熱の運搬を行うとともに、前記
    放吸熱プレート部材を介して前記温度制御対象物を加熱
    するヒータ手段とを有することを特徴とする請求項2記
    載の温度制御装置。
  20. 【請求項20】前記流体供給手段は、前記流体噴出孔に
    対し前記温度制御対象物を冷却するための所定の温度に
    調整された低温流体または前記温度制御対象物を加熱す
    るための所定の温度に調整された高温流体を供給する請
    求項19記載の温度制御装置。
  21. 【請求項21】前記流体供給手段は、 温度の異なる複数の流体を各別に供給する複数の流体供
    給路と、 これら複数の流体供給路の流体を切り換えて前記流体噴
    出孔に供給する流体切替え手段と、 を有する請求項2記載の温度制御装置。
  22. 【請求項22】前記流体供給手段は温度の異なる複数の
    流体を各別に供給する複数の流体供給路を有し、 前記流体噴出孔は、これら複数の流体供給路に対応して
    各別に設けられる請求項2記載の温度制御装置。
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