JPH10279641A - 紫外線硬化型組成物及び表面機能材料 - Google Patents
紫外線硬化型組成物及び表面機能材料Info
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- JPH10279641A JPH10279641A JP9108263A JP10826397A JPH10279641A JP H10279641 A JPH10279641 A JP H10279641A JP 9108263 A JP9108263 A JP 9108263A JP 10826397 A JP10826397 A JP 10826397A JP H10279641 A JPH10279641 A JP H10279641A
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Abstract
れ、表面タック感がなく、十分な撥水性、潤滑性、耐熱
性等を、持続性をもって付与することのできる材料を提
供することである。 【解決手段】ポリジメチルシロキサン部分及びイソシア
ネート基を有するビニル重合体部分が存在するポリジメ
チルシロキサン系グラフト又はブロック共重合体と、イ
ソシアネート基と反応可能であって紫外線反応性官能基
を有する化合物とを反応させて得られる紫外線硬化性シ
リコーングラフト又はブロック共重合体と、光開始剤と
を含有することを特徴とする紫外線硬化型組成物。
Description
潤滑性及び離型性が必要とされる分野において有効な塗
料、例えば着氷・着雪防止用塗料、貼紙防止用塗料等と
して、またポリ塩化ビニル、ポリエステル等のフィル
ム、アクリル、ポリカーボネート等のプラスチック成型
品、布又は紙等の基材の表面又は裏面に、撥水性、潤滑
性、離型性等の機能を与えるコーティング剤として有用
な紫外線硬化型組成物及び表面機能材料に関する。
防止や貼紙防止のために、一般的に離型性を有する塗料
が利用されている。また、磁気テープ、熱転写インクリ
ボン等の基材として使用されるポリエチレンテレフタレ
ート(PET)やポリエチレンナフタレート(PEN)
等のプラスチックフィルム、アクリルやポリカーボネー
ト等のプラスチック成型品の表面に撥水性、潤滑性、あ
るいは耐熱性等を付与する目的でコーティング剤による
処理が行われている。このような離型性を有する塗料や
コーティング剤として、従来より反応性シリコーンやポ
リジメチルシロキサン等を添加した被覆組成物が使用さ
れている。
応性シリコーンやポリジメチルシロキサン等を添加した
被覆組成物では、塗膜の密着性や透明性が低下するこ
と、塗膜表面にタック感があること、基材表面に撥水
性、潤滑性、耐熱性等を付与する効果が十分でなく、持
続性がないこと、などの問題点がある。従って、本発明
の課題は、塗膜の密着性、透明性等に優れ、表面タック
感がなく、十分な撥水性、潤滑性、耐熱性等を、持続性
をもって付与することのできる材料を提供することであ
る。
の結果、本発明者らは、構造中にポリジメチルシロキサ
ン部分が組み込まれた重合体を含む紫外線硬化型組成物
を硬化させることにより、撥水性、潤滑性、耐熱性等の
機能を有するとともに、耐候性、耐溶剤性、表面タック
感、フィルム透明性、あるいは撥水性や潤滑性の持続性
等に優れた表面機能材料が得られることを見出し、本発
明を完成した。
部分及びイソシアネート基を有するビニル重合体部分が
存在するポリジメチルシロキサン系グラフト又はブロッ
ク共重合体(A)の一種又は二種以上と、イソシアネー
ト基と反応可能であって紫外線反応性官能基を有する化
合物(B)の一種又は二種以上とを反応させて得られる
紫外線硬化性シリコーングラフト又はブロック共重合体
(C)の一種又は二種以上と、所望により、前記紫外線
硬化性シリコーングラフト又はブロック共重合体と共重
合可能な紫外線反応性官能基を有する化合物(D)の一
種又は二種以上と、光開始剤(E)の一種又は二種以上
とを含有することを特徴とする紫外線硬化型組成物に関
するものであり、更に本発明は、上記紫外線硬化型組成
物を硬化してなる表面機能材料にも関するものである。
本発明の紫外線硬化型組成物は、ポリジメチルシロキサ
ン部分及びイソシアネート基を有するビニル重合体部分
が存在するポリジメチルシロキサン系共重合体(A)
と、イソシアネート基と反応可能であって紫外線反応性
官能基を有する化合物(B)とを反応させて得られる紫
外線硬化性シリコーン共重合体(C)を主体として、光
開始剤(E)を含有し、所望により、上記(C)の紫外
線硬化性シリコーン共重合体と共重合可能な紫外線反応
性官能基を有する化合物(D)を含有する。
(A)は、ポリジメチルシロキサン部分(グラフト又は
ブロック)と、イソシアネート基を有するビニル重合体
部分とを有する共重合体であり、グラフト共重合体であ
ってもよいし、ブロック共重合体であってもよい。この
ポリジメチルシロキサン系共重合体(A)は、グラフト
タイプの反応性シリコーン(a1)又はブロックタイプ
の反応性シリコーン(a1’)及びイソシアネート基を
有するビニル単量体(a2)、さらに必要に応じて、上
記反応性シリコーン(a1及び/又はa1’)と共重合
可能なその他のビニル単量体(a3)を共重合すること
により得られる。
1)としては、例えば、
られる。
(a1’)としては、例えば、
(a2)としては、例えば、2−イソシアネートエチル
(メタ)アクリレート、メタクリロイルイソシアネー
ト、m−イソプロペニルジメチルベンジルイソシアネー
ト、ビニルイソシアネートなどがある。
1’)と共重合可能なその他のビニル単量体(a3)と
しては、例えば、メチルアクリレート、エチルアクリレ
ート、n−プロピルアクリレート、イソプロピルアクリ
レート、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレ
ート、t−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルア
クリレート、シクロヘキシルアクリレート、テトラヒド
ロフルフリルアクリレート、ステアリルアクリレート、
ラウリルアクリレート、メチルメタクリレート、エチル
メタクリレート、n−プロピルメタクリレート、イソプ
ロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、イ
ソブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリ
レート、シクロヘキシルメタクリレート、テトラヒドロ
フルフリルメタクリレート、ステアリルメタクリレー
ト、ラウリルメタクリレート等の脂肪族又は環式アクリ
レート又はメタクリレート、メチルビニルエーテル、エ
チルビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、n
−ブチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル等
のビニルエーテル類、スチレン、α−メチルスチレン等
のスチレン類、アクリロニトリル、メタクリロニトリル
等のニトリル系単量体、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル等の脂肪酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、フ
ッ化ビニル、フッ化ビニリデン等のハロゲン含有単量
体、エチレン、プロピレン、イソプレン等のオレフィン
類、クロロプレン、ブタジエン等のジエン類、グリシジ
ルアクリレート、グリシジルメタクリレート、グリシジ
ルアリルエーテル等のエポキシ基含有単量体などがあ
る。上記単量体はビニル単量体(a2)のイソシアネー
ト基と反応性を有しないものであり、それぞれ単独で又
は適宜混合して使用される。なお、上記例示は本発明を
限定するものではない。
反応性シリコーン(a1,a1’)及びイソシアネート
基を有するビニル単量体(a2)並びに所望により、そ
の他の共重合可能なビニル単量体(a3)を共重合する
ことにより得られるポリジメチルシロキサン系共重合体
(A)は、シロキサンの含有比率が1〜70重量%、特
に10〜50重量%であるのが好ましく、イソシアネー
ト基を有するビニル単量体の含有比率が1〜60重量
%、特に10〜50重量%であるのが好ましく、その他
の共重合可能なビニル単量体の含有比率が0〜98重量
%、特に5〜80重量%であるのが好ましい。
て紫外線反応性官能基を有する化合物 イソシアネート基と反応可能であって紫外線反応性官能
基を有する化合物(B)は、単官能性のものであっても
よいし、二官能性以上のものであってもよいが、紫外線
硬化性の観点からは二官能性以上のものが好ましい。単
官能性の化合物(B)としては、OH基を有する2−ヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アク
リレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリ
レート等のアルコール型、ブトキシヒドロキシアクリレ
ート、フェノキシヒドロキシプロピルアクリレート、ヒ
ドロキシプロピルジアクリレート等のエポキシ型、ある
いはジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミ
ノプロピルアクリルアミド等のアミノ基を有する化合物
などが挙げられる。
ロールジ(メタ)アクリレート、グリセロールメタアク
リレートアクリレート、イソシアヌル酸エチレンオキサ
イド変性ジアクリレート、ペンタエリスリトールジアク
リレートモノステアレートなどが挙げられる。多官能性
の化合物(B)としては、ペンタエリスリトールトリア
クリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレー
トなどが挙げられる。
ン共重合体(C)(上記ポリジメチルシロキサン系共重
合体(A)と紫外線反応性官能基を有する化合物(B)
とを反応させて得られる)と共重合可能な紫外線反応性
官能基を有する化合物であり、代表例として、分子中に
(メタ)アクリロイル基を有する化合物が挙げられる。
このような化合物としては市販されているものを用いる
ことができ、必要な物性に応じて、単官能モノマーもし
くはオリゴマー又は多官能モノマーもしくはオリゴマー
を適宜選択すればよい。例えば、組成物の硬化後におけ
る表面硬度を要求する場合には、主に三官能以上の多官
能モノマー又はオリゴマーを主成分として選択すればよ
い。
シルアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、2
−エトキシエチルアクリレート、2−エトキシエトキシ
エチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、ジシクロペ
ンテニルオキシエチルアクリレート、N−ビニルピロリ
ドン、酢酸ビニル等の単官能性のもの、ネオペンチルグ
リコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジアクリレ
ート、1,4−ブタンジアクリレート、ジエチレングリ
コール(400)ジアクリレート等の二官能性のもの、
トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリ
スリトールトリアクリレート、トリメチロールプロパン
の6モルエチレンオキサイド付加物のトリアクリレー
ト、トリメチロールプロパンの3モルプロピレンオキサ
イド付加物のトリアクリレート、グリセリンプロポキシ
トリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアク
リレート、ジペンタエリスリトールのカプロラクトン付
加物のヘキサアクリレート等の多官能性のものが挙げら
れる。
和ポリエステル、ポリエステルアクリレート、ポリエー
テルアクリレート、アクリルアクリレート、ウレタンア
クリレート、エポキシアクリレート等が挙げられる。な
お、以上の例示は本発明を限定するものではない。
ピルベンゾインエーテル、イソブチルベンゾインエーテ
ル、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン、o−ベンゾイル
メチルベンゾエート、キサントン、チオキサントン、2
−クロロチオキサントン、アセトフェノン、ジエトキシ
アセトフェノン、1−フェニル−2−ヒドロキシ−2−
メチルプロパン−1−オン(例えば、チバガイギー株式
会社製のダロキュア1173)、1−ヒドロキシシクロ
ヘキシルフェニルケトン(例えば、チバガイギー株式会
社製のイルガキュア184)、2−メチル−1−(4−
メチルチオフェニル)−2−モルホリノ−プロパン−1
−オン(例えば、チバガイギー株式会社製のイルガキュ
ア907)、2−エチルアントラキノン、メチルベンジ
ルホルメート(例えば、ストウファー株式会社製のバイ
キュア55)などがある。
方法について説明する。(1)ポリジメチルシロキサン系共重合体(A)の合成 ポリジメチルシロキサン系共重合体(A)は、グラフト
タイプ又はブロックタイプの反応性シリコーン(a1,
a1’)及びイソシアネート基を有するビニル単量体
(a2)、そして所望により、上記反応性シリコーン
(a1及び/又はa1’)と共重合可能なその他のビニ
ル単量体(a3)を共重合することにより合成すること
ができる。反応性シリコーンとしてグラフトタイプ(a
1)のものを選択した場合、ベンゾイルパーオキサイ
ド、ラウロイルパーオキサイド、クメンハイドロパーオ
キサイド、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルパーオ
キシイソプロピルカーボネート、t−ブチルパーベンゾ
エート、ジ−t−ブチルパーオキサイド、アゾビスイソ
ブチロニトリル、アゾビスバレロニトリル等の重合開始
剤を使用することができる。
(a1’)のものを選択した場合、合成はリビング重
合法又は高分子開始剤法によって行うことができる。
工業的には、高分子開始剤法により合成するのが好ま
しい。高分子開始剤法では、例えば、
アゾ開始剤を使用することができ、これによって効率よ
くブロック共重合体を製造することができる。また、過
酸化型高分子開始剤、アゾ型高分子開始剤等のポリメリ
ック開始剤を用いれば、重合を二段階で行うこともでき
る。
ては、例えば
重合は以下の反応式に従って進行する。
し、m、n、n’及びlは1以上の整数を表す。以上、
共重合させる際に重合開始剤を使用する場合を例に挙げ
て説明したが、本発明では必ずしも重合開始剤を使用す
る必要はない。
性シリコーン(a1,a1’)及びイソシアネート基を
有するビニル単量体(a2)並びに所望により、その他
の共重合可能なビニル単量体(a3)の重合反応は、通
常溶液中で行われる。この溶液重合では、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素系溶剤、アセトン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶
剤、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸イソブチル、酢酸
ブチル等のエステル系溶剤などが、単独又は混合溶剤と
して用いられる。
ましく、反応時間は、3〜12時間であるのが好まし
い。上記重合は、得られるポリジメチルシロキサン系共
重合体(A)におけるシロキサンの含有比率が1〜70
重量%、特に10〜50重量%となり、イソシアネート
基を有するビニル単量体の含有比率が1〜60重量%、
特に10〜50重量%となり、その他の共重合可能なビ
ニル単量体の含有比率が0〜98重量%、特に5〜80
重量%となるように各原料(a1,a1’,a2,a
3)を配合して行うのが好ましい。
(C)の合成 得られたポリジメチルシロキサン系グラフト又はブロッ
ク共重合体(A)と、紫外線反応性官能基を有する化合
物(B)とを反応させて、紫外線硬化性シリコーングラ
フト又はブロック共重合体を合成する。反応は通常溶液
中で行うことができ、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素系溶剤、アセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン等のケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸
プロピル、酢酸イソブチル、酢酸ブチル等のエステル系
溶剤などが、単独又は混合溶剤として用いられる。反応
温度は、常温〜100℃であるのが好ましく、反応時間
は、1〜10時間であるのが好ましい。
ロック共重合体(A)と、紫外線反応性官能基を有する
化合物(B)との混合比は、ポリジメチルシロキサン系
共重合体(A)50〜90重量部、紫外線反応性官能基
を有する化合物(B)10〜50重量部であるのが好ま
しく、必要に応じてジブチルスズジラウレート等の触媒
を0.01〜1重量部、ハイドロキノンモノメチルエー
テル等の重合禁止剤を0.01〜1重量部混合するのが
好ましい。
開始剤(E)並びに所望により、紫外線反応性官能基を
有する化合物(D)を混合する。また、必要であれば、
溶剤、あるいはレベリング剤、紫外線吸収剤等の添加剤
などを配合してもよい。溶剤としては、トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素系溶剤、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶剤、
酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸イソブチル、酢酸ブチ
ル等のエステル系、メタノール、イソプロピルアルコー
ル、エタノール、n−ブタノール、イソブタノール等の
アルコール系溶剤などが、単独又は混合溶剤として用い
られる。レベリング剤としては、シリコーン系又はフッ
素系のもの、紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン
系、ベンゾトリアゾール系、シュウ酸アニリド系、シア
ノアクリレート系、トリアジン系、ヒンダードアミン系
のもの等を使用することができる。
紫外線反応性官能基を有する化合物(D)及び光開始剤
(E)の配合割合は、固形分比(重量)で1〜50:0
〜99:0.5〜10であるのが好ましく、特に10〜
40:60〜90:1〜5であるのが好ましい。
に紫外線を照射して硬化させることにより、撥水性、潤
滑性、耐熱性等の機能を有するとともに、耐候性、耐溶
剤性、表面タック感、フィルム透明性、あるいは撥水性
や潤滑性の持続性等に優れた表面機能材料が得られる。
紫外線照射条件としては、積算光量が100〜3000
mj/cm2 であるのが好ましい。
覆剤として使用することができる。例えば、感熱転写記
録シート、熱転写インクリボン、磁気テープなどのプラ
スチックフィルムの表面又は裏面に塗布するバックコー
ト剤、磁気カード、ICカード、キャッシュカード、プ
リペイドカード、テレホンカードなどのプラスチックカ
ードの表面保護コート剤、自動車のヘッドランプ、テー
ルランプ、メーターカバー、センターパネル等のカバー
類、ヘルメットの風防、メガネレンズ、ゴーグルなどの
プラスチック成型品の表面保護コート剤、道路標識、案
内板、表示灯、反射板、壁材等の防汚、積雪防止、結氷
・結露防止、落書き防止、貼り紙防止用の塗料、離型
紙、工程紙等の紙などに用いることができる。紫外線硬
化型組成物の基材への塗布は常法によって行えばよく、
例えば、塗装用のスプレー、静電スプレー、ロールコー
ター、スピンコートなどを用いて塗布することができ
る。膜厚は1〜100μm程度であるのが好ましい。
うにポリジメチルシロキサンオイルを添加しただけの紫
外線硬化被覆組成物と異なり、ポリジメチルシロキサン
成分がグラフト又はブロック構造としてビニル重合体部
分に組み込まれており、表面濃縮機能を有するため、従
来の紫外線硬化被覆組成物よりも撥水性、潤滑性及び耐
熱性に優れる。そのため、従来の紫外線硬化被覆組成物
に特有の表面タック感や、透明性及び耐溶剤性の低下、
あるいは各種効果の持続性等を改善することができる。
また、共重合成分により基材への密着性も向上する。さ
らには、紫外線硬化させることにより、表面硬度、耐擦
傷性、耐候性、耐熱性及び耐溶剤性が向上するととも
に、撥水性及び潤滑性の持続性が著しく向上する。特
に、イソシアネート基と反応可能であって紫外線反応性
官能基を有する化合物(B)として、2以上の紫外線反
応性官能基を有するもの(二官能又は多官能モノマー又
はオリゴマー)を使用した場合には、紫外線硬化性も著
しく向上する。
明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定される
ものではない。 〔製造例1〕ポリジメチルシロキサン系共重合体(A)の製造−1 攪拌機、温度計、コンデンサー及び窒素ガス導入管を備
えた500ml容のフラスコに、トルエン60重量部
(以下、単に「部」という。)及びポリジメチルシロキ
サンマクロモノマー(東亞合成株式会社製,AK−3
0,有効成分50%,分子量約3万)80部を仕込み、
110℃還流下で、メチルメタクリレート30部、ブチ
ルメタクリレート20部、イソシアネートエチルメタク
リレート(昭和電工株式会社製,カレンズMOI)10
部及び2,2−アゾビス−2−メチルブチロニトリル
(和光純薬株式会社製,V−59)5部からなる混合液
を2時間かけて滴下した。その後、同温度で5時間保持
して重合を終了し、固形分50重量%の共重合体溶液を
得た。この共重合体溶液を樹脂A−1とする。
リジメチルシロキサンマクロモノマー(チッソ株式会社
製,FM0721,分子量5000)40部を仕込み、
110℃還流下で、メチルメタクリレート30部、ブチ
ルメタクリレート10部、メタクリロイルイソシアネー
ト20部及び2,2−アゾビス−2−メチルブチロニト
リル(和光純薬株式会社製,V−59)5部からなる混
合液を2時間かけて滴下した。その後、同温度で5時間
保持して重合を終了し、固形分50重量%の共重合体溶
液を得た。この共重合体溶液を樹脂A−2とする。
メチルシロキサン系高分子開始剤(和光純薬株式会社
製,VPS−0501,シロキサン鎖長5000)40
部、メチルメタクリレート30部、ブチルメタクリレー
ト20部及びイソシアネートエチルメタクリレート(昭
和電工株式会社製,カレンズMOI)10部を仕込み、
95℃まで昇温した。その後、同温度で5時間保持して
重合を終了し、固形分50重量%の共重合体溶液を得
た。この共重合体溶液を樹脂A−3とする。
A−1を200部、トルエン40部、ペンタエリスリト
ールトリアクリレート(東亞合成株式会社製,アロニッ
クスM305)を40部、ジブチルスズジラウレートを
0.02部、及びハイドロキノンモノメチルエーテルを
0.2部仕込み、70℃まで昇温した。その後、同温度
で3時間保持して反応を終了し、固形分50重量%の共
重合体溶液を得た。この共重合体溶液を樹脂C−1とす
る。
A−2を200部、トルエン80部、ペンタエリスリト
ールトリアクリレート(東亞合成株式会社製,アロニッ
クスM305)を80部、ジブチルスズジラウレートを
0.03部、及びハイドロキノンモノメチルエーテルを
0.2部仕込み、70℃まで昇温した。その後、同温度
で3時間保持して反応を終了し、固形分50重量%の共
重合体溶液を得た。この共重合体溶液を樹脂C−2とす
る。
A−3を200部、トルエン80部、イソシアヌル酸エ
チレンオキサイド変性ジアクリレート(東亞合成株式会
社製,アロニックスM215)を80部、ジブチルスズ
ジラウレートを0.02部、及びハイドロキノンモノメ
チルエーテルを0.2部仕込み、70℃まで昇温した。
その後、同温度で3時間保持して反応を終了し、固形分
50重量%の共重合体溶液を得た。この共重合体溶液を
樹脂C−3とする。
1を16部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレー
ト(東亞合成株式会社製,M−400)を21部、N−
ビニルピロリドン(東亞合成株式会社製,M−150)
を2部、イソブタノールを40部、3−メトキシブチル
アセテートを20部及び光開始剤(チバガイギー株式会
社製,イルガキュア184)を1部配合し、これをポリ
カーボネート板に乾燥時の膜厚が5μmになるようにス
プレーで塗装した。この塗装板を60℃の熱風乾燥炉で
5分間処理し、次いでランプ出力1灯120W/cm
(ランプからの距離25mm)のUV乾燥炉により、コ
ンベアースピード3m/minで硬化させた。このよう
にして得られた被覆板を、試験板1という。
2を16部、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレ
ート(東亞合成株式会社製,M−408)を21部、エ
トキシジエチレングリコールアクリレート(共栄社化学
株式会社製,EC−A)を2部、イソブタノールを40
部、3−メトキシブチルアセテートを20部及び光開始
剤(チバガイギー株式会社製,ダロキュア1173)を
1部配合した。これを用いて、実施例1と同様にして被
覆板を製造した。得られた被覆板を試験板2という。
3を16部、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレ
ート(東亞合成株式会社製,M−305)を18部、エ
トキシジエチレングリコールアクリレート(共栄社化学
株式会社製,EC−A)を5部、イソブタノールを40
部、3−メトキシブチルアセテートを20部及び光開始
剤(チバガイギー株式会社製,ダロキュア1173)を
1部配合した。これを用いて、実施例1と同様にして被
覆板を製造した。得られた被覆板を試験板3という。
サアクリレート(東亞合成株式会社製,M−400)を
21部、N−ビニルピロリドン(東亞合成株式会社製,
M−150)を2部、イソブタノールを48部、3−メ
トキシブチルアセテートを20部、光開始剤(チバガイ
ギー株式会社製,イルガキュア184)を1部及びポリ
ジメチルシロキサンマクロモノマー(東亞合成株式会社
製,有効成分50%,分子量30000)を8部配合し
た。これを用いて、実施例1と同様にして被覆板を製造
した。得られた被覆板を試験板4という。
トラアクリレート(東亞合成株式会社製,M−305)
を18部、エトキシジエチレングリコールアクリレート
(共栄社化学株式会社製,EC−A)を5部、イソブタ
ノールを48部、3−メトキシブチルアセテートを23
部、光開始剤(チバガイギー株式会社製,ダロキュア1
173)を1部及び側鎖エーテル型エポキシ変性ポリジ
メチルシロキサン(東レシリコーン株式会社製,SF−
8411)を5部配合した。これを用いて、実施例1と
同様にして被覆板を製造した。得られた被覆板を試験板
5という。
板1〜5について、密着性、接触角、摩擦係数、フィル
ム透明性、表面のタック感、剥離性、耐擦傷性、耐水性
及び耐溶剤性の評価を行った。密着性は、碁盤目セロテ
ープ剥離試験により評価した。接触角は、協和界面科学
製の接触角計を用いて測定した。摩擦係数は、HEID
ON型摩擦試験機を用いて測定した。フィルム透明性
は、目視により判定した。剥離性については、島津製作
所製のオートグラフを用い、布テープを25mm巾にし
て90度ピールで300mm/minの速度で剥離力を
測定した。耐擦傷性については、テーパー磨耗試験機に
おいてスチールウール#000を使用して500g荷重
で50サイクル行い、ヘイズ値を測定した。耐水性は、
80℃で1時間水に浸漬し、1時間常温乾燥した後、上
記と同様にして密着性、接触角及び剥離性を測定するこ
とにより評価した。耐溶剤性については、トルエンで常
温下、24時間スポット試験を行った後、上記と同様に
して接触角を測定した。結果を表1に示す。
硬化型組成物を硬化させた試験板1〜3では、密着性、
動摩擦係数(潤滑性)及び接触角の評価に示されるよう
に、シリコーンの配向が効果的に発現されており、フィ
ルム外観上も問題ない。また、耐水性試験における接触
角及び剥離性の低下もほとんど見られない。これに対
し、試験板4,5では、シリコーンの効果はある程度見
られるものの、シリコーンを多く添加した際に生じる表
面のタック感やフィルムの透明性の低下などが見受けら
れ、耐水性試験における接触角及び剥離性も低下し、効
果の持続性の点でも十分でない。
水性、潤滑性、耐熱性等の機能が十分に発揮されるとと
もに、耐候性、耐溶剤性、表面タック感、フィルム透明
性、あるいは撥水性や潤滑性の持続性等に優れた表面機
能材料が得られる。
Claims (4)
- 【請求項1】 ポリジメチルシロキサン部分及びイソシ
アネート基を有するビニル重合体部分が存在するポリジ
メチルシロキサン系グラフト又はブロック共重合体と、
イソシアネート基と反応可能であって紫外線反応性官能
基を有する化合物とを反応させて得られる紫外線硬化性
シリコーングラフト又はブロック共重合体と、 光開始剤とを含有することを特徴とする紫外線硬化型組
成物。 - 【請求項2】 さらに、前記紫外線硬化性シリコーング
ラフト又はブロック共重合体と共重合可能な紫外線反応
性官能基を有する化合物を含有することを特徴とする請
求項1記載の紫外線硬化型組成物。 - 【請求項3】 前記イソシアネート基と反応可能であっ
て紫外線反応性官能基を有する化合物が、2以上の紫外
線反応性官能基を有することを特徴とする請求項1記載
の紫外線硬化型組成物。 - 【請求項4】 請求項1乃至3いずれか記載の紫外線硬
化型組成物を硬化してなる表面機能材料。
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- 1997-04-09 JP JP10826397A patent/JP3442255B2/ja not_active Expired - Lifetime
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