JPH1027435A - 再生装置および方法 - Google Patents
再生装置および方法Info
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- JPH1027435A JPH1027435A JP8184428A JP18442896A JPH1027435A JP H1027435 A JPH1027435 A JP H1027435A JP 8184428 A JP8184428 A JP 8184428A JP 18442896 A JP18442896 A JP 18442896A JP H1027435 A JPH1027435 A JP H1027435A
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 システムクロックで、デジタルPLLを動作
させる。 【解決手段】 A/Dコンバータ2は、読み取り装置1
で光ディスク111より読み出された再生信号から、シ
ステムクロックに同期してサンプリングされた値を補間
回路3に出力する。補間回路3は、PLLクロック位相
信号発生器7からのPLLクロック位相信号の位相がゼ
ロであるときの再生信号の値(補間値)を、サンプリン
グ値より線形補間で算出し、出力する。2値化回路4
は、その補間値を2値化し、後段の再生回路に出力す
る。位相誤差検出回路5は、その補間値のゼロクロスを
検出し、その時刻に応じて位相誤差信号を算出し、ルー
プフィルタ6を介してPLLクロック位相信号発生器7
に出力する。PLLクロック位相信号発生器7は、位相
誤差信号に対応したPLLクロック位相信号を生成し、
補間回路3に供給する。
させる。 【解決手段】 A/Dコンバータ2は、読み取り装置1
で光ディスク111より読み出された再生信号から、シ
ステムクロックに同期してサンプリングされた値を補間
回路3に出力する。補間回路3は、PLLクロック位相
信号発生器7からのPLLクロック位相信号の位相がゼ
ロであるときの再生信号の値(補間値)を、サンプリン
グ値より線形補間で算出し、出力する。2値化回路4
は、その補間値を2値化し、後段の再生回路に出力す
る。位相誤差検出回路5は、その補間値のゼロクロスを
検出し、その時刻に応じて位相誤差信号を算出し、ルー
プフィルタ6を介してPLLクロック位相信号発生器7
に出力する。PLLクロック位相信号発生器7は、位相
誤差信号に対応したPLLクロック位相信号を生成し、
補間回路3に供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再生装置および方
法に関し、特に、第1のクロック信号に同期して、位相
誤差に応じてクロック周波数を調整しながら第2のクロ
ック信号を生成し、所定の信号を第1のクロック信号に
同期してサンプリングして生成された値から、第2のク
ロック信号の所定の位相における補間値を算出する再生
装置および方法に関する。
法に関し、特に、第1のクロック信号に同期して、位相
誤差に応じてクロック周波数を調整しながら第2のクロ
ック信号を生成し、所定の信号を第1のクロック信号に
同期してサンプリングして生成された値から、第2のク
ロック信号の所定の位相における補間値を算出する再生
装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスクなどに代表されるデ
ジタルデータを保持する記録媒体が広く普及している。
ジタルデータを保持する記録媒体が広く普及している。
【0003】このような記録媒体である光ディスク、光
磁気ディスクなどに記録されているデジタルデータを再
生する場合、ディスクから検出した信号よりクロック信
号を抽出し、そのクロック信号に同期して、検出した信
号からデジタルデータを再生する自己同期を利用するこ
とが多い。
磁気ディスクなどに記録されているデジタルデータを再
生する場合、ディスクから検出した信号よりクロック信
号を抽出し、そのクロック信号に同期して、検出した信
号からデジタルデータを再生する自己同期を利用するこ
とが多い。
【0004】このような自己同期においては、検出した
信号からPLL(Phase Locked Loop)回路でクロック
信号を抽出する。
信号からPLL(Phase Locked Loop)回路でクロック
信号を抽出する。
【0005】図11は、アナログ方式のPLL回路を有
する従来の再生装置の一構成例を示している。
する従来の再生装置の一構成例を示している。
【0006】読み取り装置101は、コンパクトディス
クなどの光ディスク111にレーザ光を照射し、光ディ
スク111で反射したレーザ光(戻り光)を受光し、受
光した戻り光の光量に対応する電気信号(再生信号)を
波形整形器102に出力するようになされている。
クなどの光ディスク111にレーザ光を照射し、光ディ
スク111で反射したレーザ光(戻り光)を受光し、受
光した戻り光の光量に対応する電気信号(再生信号)を
波形整形器102に出力するようになされている。
【0007】波形整形器102は、読み取り装置101
より供給された再生信号を2値化し、2値化した信号
を、再生信号としてラッチ回路103およびアナログP
LL回路104に出力するようになされている。
より供給された再生信号を2値化し、2値化した信号
を、再生信号としてラッチ回路103およびアナログP
LL回路104に出力するようになされている。
【0008】アナログPLL回路104は、波形整形器
102より供給された再生信号からクロック信号を抽出
し、その信号をラッチ回路103に出力するようになさ
れている。この再生信号においては、所定のビット間隔
Tの整数倍の間隔(光ディスク111に記録されている
データに対応する)で、その値(0または1)が変化す
る。従って、アナログPLL回路104は、この間隔か
ら、ビット間隔Tを抽出し、このビット間隔Tに対応し
た周期のクロック信号を発生する。
102より供給された再生信号からクロック信号を抽出
し、その信号をラッチ回路103に出力するようになさ
れている。この再生信号においては、所定のビット間隔
Tの整数倍の間隔(光ディスク111に記録されている
データに対応する)で、その値(0または1)が変化す
る。従って、アナログPLL回路104は、この間隔か
ら、ビット間隔Tを抽出し、このビット間隔Tに対応し
た周期のクロック信号を発生する。
【0009】このアナログPLL回路104において
は、位相比較器121は、波形整形器102より供給さ
れた再生信号と、電圧制御発振器(VCO)123によ
り発振されたクロック信号(PLLクロック信号)との
位相誤差を算出し、その位相誤差をループフィルタ12
2に出力し、ループフィルタ122は、位相比較器12
1より供給された位相誤差の不要な周波数帯域の成分
(高周波成分)を除去した後、処理された位相誤差をV
CO123に出力する。
は、位相比較器121は、波形整形器102より供給さ
れた再生信号と、電圧制御発振器(VCO)123によ
り発振されたクロック信号(PLLクロック信号)との
位相誤差を算出し、その位相誤差をループフィルタ12
2に出力し、ループフィルタ122は、位相比較器12
1より供給された位相誤差の不要な周波数帯域の成分
(高周波成分)を除去した後、処理された位相誤差をV
CO123に出力する。
【0010】VCO123は、ループフィルタ122よ
り供給された信号の電圧値に応じて、波形整形器102
より供給された再生信号に対する位相誤差がなくなるよ
うに、発振周波数を調整しながらクロック信号を発振
し、そのクロック信号を位相比較器121およびラッチ
回路103に出力する。
り供給された信号の電圧値に応じて、波形整形器102
より供給された再生信号に対する位相誤差がなくなるよ
うに、発振周波数を調整しながらクロック信号を発振
し、そのクロック信号を位相比較器121およびラッチ
回路103に出力する。
【0011】このようにして、アナログPLL回路10
4は、再生信号に同期したクロック信号を生成する。
4は、再生信号に同期したクロック信号を生成する。
【0012】ラッチ回路103は、アナログPLL回路
104より供給されたクロック信号に同期して、波形整
形回路102より供給された再生信号を、後段の再生回
路(図示せず)に出力するようになされている。
104より供給されたクロック信号に同期して、波形整
形回路102より供給された再生信号を、後段の再生回
路(図示せず)に出力するようになされている。
【0013】しかしながら、アナログ回路であるPLL
回路104は、環境変化、経時変化、部品のばらつきな
どの影響を受けやすいという問題を有している。また、
アナログ回路であるため、高集積化が困難であるという
問題を有している。
回路104は、環境変化、経時変化、部品のばらつきな
どの影響を受けやすいという問題を有している。また、
アナログ回路であるため、高集積化が困難であるという
問題を有している。
【0014】そこで、そのような問題を解決する、デジ
タル化されたPLL回路が開発されている。
タル化されたPLL回路が開発されている。
【0015】図12は、デジタルPLL回路の一構成例
を示している。
を示している。
【0016】デジタルPLL回路では、デジタル化され
た位相比較器141およびループフィルタ142が利用
されるとともに、VCOの代わりに、可変周波数発振器
(VFO)143が利用される。このVFO143は、
ループフィルタ142を介して供給された位相誤差(デ
ジタル値)に応じて、所定の周波数の発振信号に対し
て、パルスの付加または除去を行うことにより周波数を
調整する。あるいは、VFO143は、ループフィルタ
142を介して供給された位相誤差に応じて、発振周波
数の異なる2つの内蔵する発振器を切り換えて使用し、
発振周波数を調整する。
た位相比較器141およびループフィルタ142が利用
されるとともに、VCOの代わりに、可変周波数発振器
(VFO)143が利用される。このVFO143は、
ループフィルタ142を介して供給された位相誤差(デ
ジタル値)に応じて、所定の周波数の発振信号に対し
て、パルスの付加または除去を行うことにより周波数を
調整する。あるいは、VFO143は、ループフィルタ
142を介して供給された位相誤差に応じて、発振周波
数の異なる2つの内蔵する発振器を切り換えて使用し、
発振周波数を調整する。
【0017】位相誤差に応じて滑らかに発振周波数を調
整する場合、VFO143は、出力する信号の周波数に
対して数倍の周波数の信号を、位相誤差に応じて発振周
波数の調整を行いながら出力し、分周器144が、その
信号を分周した後、出力信号(クロック信号)を位相比
較器141に供給するとともに、後段の回路(図示せ
ず)に出力している。
整する場合、VFO143は、出力する信号の周波数に
対して数倍の周波数の信号を、位相誤差に応じて発振周
波数の調整を行いながら出力し、分周器144が、その
信号を分周した後、出力信号(クロック信号)を位相比
較器141に供給するとともに、後段の回路(図示せ
ず)に出力している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、データ
の処理速度が速い装置や高転送速度を有する装置におい
ては、クロック信号の周波数が高く、そのクロック信号
の周波数のさらに数倍の周波数の信号を発振するVFO
を実現することは困難であり、実現した場合において
も、コストが高いという問題を有している。
の処理速度が速い装置や高転送速度を有する装置におい
ては、クロック信号の周波数が高く、そのクロック信号
の周波数のさらに数倍の周波数の信号を発振するVFO
を実現することは困難であり、実現した場合において
も、コストが高いという問題を有している。
【0019】あるいは、再生信号をA/D(アナログ/
デジタル)変換して、デジタルデータとして所謂コンピ
ュータに入力し、ソフトウェア的に仮想的なPLL動作
を行うことも考えられるが、動作速度が遅いため、高速
な処理を必要とする装置に利用することは困難である。
デジタル)変換して、デジタルデータとして所謂コンピ
ュータに入力し、ソフトウェア的に仮想的なPLL動作
を行うことも考えられるが、動作速度が遅いため、高速
な処理を必要とする装置に利用することは困難である。
【0020】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、第1のクロック信号に同期して、位相誤差に
応じてクロック周波数を調整しながら第2のクロック信
号を生成し、所定の信号を第1のクロック信号に同期し
てサンプリングして生成された値から、第2のクロック
信号の所定の位相における補間値を算出するようにし
て、デジタル回路を利用して、再生信号を自己同期させ
ることができるようにするものである。
たもので、第1のクロック信号に同期して、位相誤差に
応じてクロック周波数を調整しながら第2のクロック信
号を生成し、所定の信号を第1のクロック信号に同期し
てサンプリングして生成された値から、第2のクロック
信号の所定の位相における補間値を算出するようにし
て、デジタル回路を利用して、再生信号を自己同期させ
ることができるようにするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の再生装
置は、第1の時刻および第2の時刻に連続してサンプリ
ングされた2つの値から、第2のクロック信号の所定の
位相に対応する第3の時刻における補間値を、線形補間
で算出する補間値算出部を備えることを特徴とする。
置は、第1の時刻および第2の時刻に連続してサンプリ
ングされた2つの値から、第2のクロック信号の所定の
位相に対応する第3の時刻における補間値を、線形補間
で算出する補間値算出部を備えることを特徴とする。
【0022】請求項2に記載の再生方法は、連続してサ
ンプリングされた2つの値から、その2つの値がサンプ
リングされた第1の時刻および第2の時刻と、第2のク
ロック信号の所定の位相に対応する第3の時刻の関係に
対応して、第3の時刻における補間値を、線形補間で算
出することを特徴とする。
ンプリングされた2つの値から、その2つの値がサンプ
リングされた第1の時刻および第2の時刻と、第2のク
ロック信号の所定の位相に対応する第3の時刻の関係に
対応して、第3の時刻における補間値を、線形補間で算
出することを特徴とする。
【0023】請求項3に記載の再生装置は、前回算出し
た第2のクロック信号の値と、第1の定数との和を算出
し、その和が第2の定数以下である場合は、その和を第
2のクロック信号の値とし、その和が第2の定数より大
きい場合は、その和から第2の定数を減算した値を第2
のクロック信号の値とするクロック信号生成部を備える
ことを特徴とする。
た第2のクロック信号の値と、第1の定数との和を算出
し、その和が第2の定数以下である場合は、その和を第
2のクロック信号の値とし、その和が第2の定数より大
きい場合は、その和から第2の定数を減算した値を第2
のクロック信号の値とするクロック信号生成部を備える
ことを特徴とする。
【0024】請求項4に記載の再生方法は、前回算出し
た第2のクロック信号の値と、第1の定数との和を算出
し、その和が第2の定数以下である場合は、その和を第
2のクロック信号の値とし、その和が第2の定数より大
きい場合は、その和から第2の定数を減算した値を第2
のクロック信号の値とすることを特徴とする。
た第2のクロック信号の値と、第1の定数との和を算出
し、その和が第2の定数以下である場合は、その和を第
2のクロック信号の値とし、その和が第2の定数より大
きい場合は、その和から第2の定数を減算した値を第2
のクロック信号の値とすることを特徴とする。
【0025】請求項1に記載の再生装置においては、補
間値算出部は、第1の時刻および第2の時刻に連続して
サンプリングされた2つの値から、第2のクロック信号
の所定の位相に対応する第3の時刻における補間値を、
線形補間で算出する。
間値算出部は、第1の時刻および第2の時刻に連続して
サンプリングされた2つの値から、第2のクロック信号
の所定の位相に対応する第3の時刻における補間値を、
線形補間で算出する。
【0026】請求項2に記載の再生方法においては、連
続してサンプリングされた2つの値から、その2つの値
がサンプリングされた第1の時刻および第2の時刻と、
第2のクロック信号の所定の位相に対応する第3の時刻
の関係に対応して、第3の時刻における補間値を、線形
補間で算出する。
続してサンプリングされた2つの値から、その2つの値
がサンプリングされた第1の時刻および第2の時刻と、
第2のクロック信号の所定の位相に対応する第3の時刻
の関係に対応して、第3の時刻における補間値を、線形
補間で算出する。
【0027】請求項3に記載の再生装置においては、ク
ロック信号生成部は、前回算出した第2のクロック信号
の値と、第1の定数との和を算出し、その和が第2の定
数以下である場合は、その和を第2のクロック信号の値
とし、その和が第2の定数より大きい場合は、その和か
ら第2の定数を減算した値を第2のクロック信号の値と
する。
ロック信号生成部は、前回算出した第2のクロック信号
の値と、第1の定数との和を算出し、その和が第2の定
数以下である場合は、その和を第2のクロック信号の値
とし、その和が第2の定数より大きい場合は、その和か
ら第2の定数を減算した値を第2のクロック信号の値と
する。
【0028】請求項4に記載の再生方法においては、前
回算出した第2のクロック信号の値と、第1の定数との
和を算出し、その和が第2の定数以下である場合は、そ
の和を第2のクロック信号の値とし、その和が第2の定
数より大きい場合は、その和から第2の定数を減算した
値を第2のクロック信号の値とする。
回算出した第2のクロック信号の値と、第1の定数との
和を算出し、その和が第2の定数以下である場合は、そ
の和を第2のクロック信号の値とし、その和が第2の定
数より大きい場合は、その和から第2の定数を減算した
値を第2のクロック信号の値とする。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の再生装置の一実
施例の構成例を示している。
施例の構成例を示している。
【0030】読み取り装置1は、コンパクトディスクな
どの光ディスク111にレーザ光を照射し、光ディスク
111で反射したレーザ光(戻り光)を受光し、受光し
た戻り光の光量に対応する電気信号(再生信号)をA/
Dコンバータ2に出力するようになされている。
どの光ディスク111にレーザ光を照射し、光ディスク
111で反射したレーザ光(戻り光)を受光し、受光し
た戻り光の光量に対応する電気信号(再生信号)をA/
Dコンバータ2に出力するようになされている。
【0031】A/Dコンバータ2は、読み取り装置1よ
り供給された再生信号から、システムクロック(第1の
クロック信号)に同期してサンプリングした値(所定の
ビット数のデジタル値)を補間回路3(補間値算出部)
に出力するようになされている。
り供給された再生信号から、システムクロック(第1の
クロック信号)に同期してサンプリングした値(所定の
ビット数のデジタル値)を補間回路3(補間値算出部)
に出力するようになされている。
【0032】補間回路3は、システムクロックで動作
し、PLLクロック位相信号発生器7(クロック信号生
成部)よりシステムクロックに同期して供給されたPL
Lクロック位相信号(第2のクロック信号)の値に応じ
て、PLLクロック位相信号の位相がゼロであるときの
再生信号の値(補間値)を、A/Dコンバータ2より供
給されたサンプリング値から線形補間で算出し、その補
間値(所定のビット数のデジタル値)を2値化回路4お
よび位相誤差検出回路5(位相誤差算出部)に出力する
ようになされている。
し、PLLクロック位相信号発生器7(クロック信号生
成部)よりシステムクロックに同期して供給されたPL
Lクロック位相信号(第2のクロック信号)の値に応じ
て、PLLクロック位相信号の位相がゼロであるときの
再生信号の値(補間値)を、A/Dコンバータ2より供
給されたサンプリング値から線形補間で算出し、その補
間値(所定のビット数のデジタル値)を2値化回路4お
よび位相誤差検出回路5(位相誤差算出部)に出力する
ようになされている。
【0033】2値化回路4は、システムクロックで動作
し、補間回路3より供給された再生信号の補間値を2値
化し(「0」または「1」に変換し)、その2値化後の
データを後段の再生回路(図示せず)に出力するように
なされている。
し、補間回路3より供給された再生信号の補間値を2値
化し(「0」または「1」に変換し)、その2値化後の
データを後段の再生回路(図示せず)に出力するように
なされている。
【0034】位相誤差検出回路5は、システムクロック
で動作し、補間回路3より供給された補間値の、正から
負、あるいは、負から正への変化(ゼロクロス)を検出
し、そのゼロクロスの時刻に応じて位相誤差信号をルー
プフィルタ6に出力するようになされている。
で動作し、補間回路3より供給された補間値の、正から
負、あるいは、負から正への変化(ゼロクロス)を検出
し、そのゼロクロスの時刻に応じて位相誤差信号をルー
プフィルタ6に出力するようになされている。
【0035】ループフィルタ6は、システムクロックで
動作し、位相誤差検出回路5より供給された位相誤差信
号の高周波成分を抑制した後、PLLクロック位相信号
発生器7に出力するようになされている。
動作し、位相誤差検出回路5より供給された位相誤差信
号の高周波成分を抑制した後、PLLクロック位相信号
発生器7に出力するようになされている。
【0036】PLLクロック位相信号発生器7は、シス
テムクロックで動作し、ループフィルタ6より供給され
た位相誤差信号(高周波成分を抑制したもの)に対応し
て、鋸波であるPLLクロック位相信号を生成し、その
PLLクロック位相信号を補間回路3に供給するように
なされている。
テムクロックで動作し、ループフィルタ6より供給され
た位相誤差信号(高周波成分を抑制したもの)に対応し
て、鋸波であるPLLクロック位相信号を生成し、その
PLLクロック位相信号を補間回路3に供給するように
なされている。
【0037】図2は、補間回路3の一構成例を示してい
る。遅延素子21は、A/Dコンバータ2により時刻t
iにサンプリングされたサンプリング値Siを、次のシス
テムクロックまで保持し、次のシステムクロックで乗算
器22に出力するようになされている。
る。遅延素子21は、A/Dコンバータ2により時刻t
iにサンプリングされたサンプリング値Siを、次のシス
テムクロックまで保持し、次のシステムクロックで乗算
器22に出力するようになされている。
【0038】乗算器22は、ゼロクロス検出回路28か
らイネーブル信号が供給されたとき、遅延素子21より
供給された、時刻ti-1(時刻tiから1システムクロッ
ク前の時刻)のサンプリング値Si-1と、PLLクロッ
ク位相信号発生器7より供給されたPLLクロック位相
信号の値Piの積(Si-1×Pi)を算出し、その積を加
算器23に出力するようになされている。
らイネーブル信号が供給されたとき、遅延素子21より
供給された、時刻ti-1(時刻tiから1システムクロッ
ク前の時刻)のサンプリング値Si-1と、PLLクロッ
ク位相信号発生器7より供給されたPLLクロック位相
信号の値Piの積(Si-1×Pi)を算出し、その積を加
算器23に出力するようになされている。
【0039】加算器(減算器)24は、PLLクロック
位相信号発生器7より供給されたPLLクロック位相信
号の値Piと定数A(第1の定数)(後述)の差(A−
Pi)を計算し、その計算結果を乗算器25に出力する
ようになされている。
位相信号発生器7より供給されたPLLクロック位相信
号の値Piと定数A(第1の定数)(後述)の差(A−
Pi)を計算し、その計算結果を乗算器25に出力する
ようになされている。
【0040】乗算器25は、ゼロクロス検出回路28か
らイネーブル信号が供給されたとき、A/Dコンバータ
22により時刻tiにサンプリングされたサンプリング
値Siと、加算器24より供給された値(A−Pi)の積
(Si×(A−Pi))を算出し、その積を加算器23に
出力するようになされている。
らイネーブル信号が供給されたとき、A/Dコンバータ
22により時刻tiにサンプリングされたサンプリング
値Siと、加算器24より供給された値(A−Pi)の積
(Si×(A−Pi))を算出し、その積を加算器23に
出力するようになされている。
【0041】加算器23は、乗算器22より供給された
値(Si-1×Pi)と、乗算器25より供給された値(S
i×(A−Pi))の和(Si-1×Pi+Si×(A−
Pi))を計算し、その計算結果をラッチ回路26に出
力するようになされている。
値(Si-1×Pi)と、乗算器25より供給された値(S
i×(A−Pi))の和(Si-1×Pi+Si×(A−
Pi))を計算し、その計算結果をラッチ回路26に出
力するようになされている。
【0042】遅延素子27は、PLLクロック位相信号
発生器7より供給された、時刻tiにおけるPLLクロ
ック位相信号Pの値Piを、次のシステムクロックまで
保持し、次のシステムクロックでゼロクロス検出回路2
8に出力するようになされている。
発生器7より供給された、時刻tiにおけるPLLクロ
ック位相信号Pの値Piを、次のシステムクロックまで
保持し、次のシステムクロックでゼロクロス検出回路2
8に出力するようになされている。
【0043】ゼロクロス検出回路28は、遅延素子27
より供給された、時刻ti-1のPLLクロック位相信号
Pの値Pi-1と、PLLクロック位相信号発生器7より
供給された、時刻tiにおけるPLLクロック位相信号
Pの値Piの差(Pi−Pi-1)を計算し、この差が負で
あるか否かを判断し、負であると判断した場合、PLL
クロック位相信号にゼロクロスが発生した(PLLクロ
ック位相信号Pの位相が、時刻ti-1乃至時刻tiの間で
一旦ゼロになった)と判断し、乗算器22,25および
ラッチ回路26にイネーブル信号を出力するようになさ
れている。
より供給された、時刻ti-1のPLLクロック位相信号
Pの値Pi-1と、PLLクロック位相信号発生器7より
供給された、時刻tiにおけるPLLクロック位相信号
Pの値Piの差(Pi−Pi-1)を計算し、この差が負で
あるか否かを判断し、負であると判断した場合、PLL
クロック位相信号にゼロクロスが発生した(PLLクロ
ック位相信号Pの位相が、時刻ti-1乃至時刻tiの間で
一旦ゼロになった)と判断し、乗算器22,25および
ラッチ回路26にイネーブル信号を出力するようになさ
れている。
【0044】ラッチ回路26は、記憶素子を内蔵し、ゼ
ロクロス検出回路28によりイネーブル信号が供給され
たとき、その記憶素子が記憶している値を、加算器23
より供給された値で更新するとともに、記憶素子に記憶
されている値を再生信号の補間値Liとして、2値化回
路4および位相誤差検出回路5に出力するようになされ
ている。
ロクロス検出回路28によりイネーブル信号が供給され
たとき、その記憶素子が記憶している値を、加算器23
より供給された値で更新するとともに、記憶素子に記憶
されている値を再生信号の補間値Liとして、2値化回
路4および位相誤差検出回路5に出力するようになされ
ている。
【0045】図3は、位相誤差検出回路5の一構成例を
示している。遅延素子41は、補間回路3より供給され
た補間値Liを、1システムクロックの期間だけ保持
し、次のシステムクロックで位相誤差算出回路42およ
びゼロクロス検出回路43に出力するようになされてい
る。
示している。遅延素子41は、補間回路3より供給され
た補間値Liを、1システムクロックの期間だけ保持
し、次のシステムクロックで位相誤差算出回路42およ
びゼロクロス検出回路43に出力するようになされてい
る。
【0046】ゼロクロス検出回路43は、遅延素子41
より供給された1システムクロック前の補間値L
i-1と、補間回路3より供給された補間値Liから、再生
信号の補間値にゼロクロスが発生したか否かを判断する
ようになされている。
より供給された1システムクロック前の補間値L
i-1と、補間回路3より供給された補間値Liから、再生
信号の補間値にゼロクロスが発生したか否かを判断する
ようになされている。
【0047】ゼロクロス検出回路43は、Li-1が正で
あり、かつ、Liが負であるか否かを判断し、Li-1が正
であり、かつ、Liが負であると判断した場合、補間値
に立ち下がりのゼロクロスが発生したと判断し、それに
対応する信号を位相誤差算出回路42に供給するととも
に、Li-1が負であり、かつ、Liが正であるか否かを判
断し、Li-1が負であり、かつ、Liが正である場合、補
間値に立ち上がりのゼロクロスが発生したと判断し、そ
れに対応する信号を位相誤差算出回路42に供給するよ
うになされている。
あり、かつ、Liが負であるか否かを判断し、Li-1が正
であり、かつ、Liが負であると判断した場合、補間値
に立ち下がりのゼロクロスが発生したと判断し、それに
対応する信号を位相誤差算出回路42に供給するととも
に、Li-1が負であり、かつ、Liが正であるか否かを判
断し、Li-1が負であり、かつ、Liが正である場合、補
間値に立ち上がりのゼロクロスが発生したと判断し、そ
れに対応する信号を位相誤差算出回路42に供給するよ
うになされている。
【0048】位相誤差算出回路42は、ゼロクロス検出
回路43より供給される信号に応じて、遅延素子41よ
り供給された1システムクロック前の補間値Li-1と、
補間回路3より供給された補間値Liから、位相誤差信
号を算出し、ループフィルタ6に出力するようになされ
ている。
回路43より供給される信号に応じて、遅延素子41よ
り供給された1システムクロック前の補間値Li-1と、
補間回路3より供給された補間値Liから、位相誤差信
号を算出し、ループフィルタ6に出力するようになされ
ている。
【0049】位相誤差算出回路42は、立ち上がりのゼ
ロクロスに対応する信号が供給された場合、補間値L
i-1と補間値Liの和(Li-1+Li)を計算し、その和を
位相誤差信号として、ループフィルタ6に出力するよう
になされている。
ロクロスに対応する信号が供給された場合、補間値L
i-1と補間値Liの和(Li-1+Li)を計算し、その和を
位相誤差信号として、ループフィルタ6に出力するよう
になされている。
【0050】位相誤差算出回路42は、立ち下がりのゼ
ロクロスに対応する信号が供給された場合、補間値L
i-1と補間値Liの和に−1を乗じた値(−(Li-1+
Li))を計算し、その値を位相誤差信号として、ルー
プフィルタ6に出力するようになされている。
ロクロスに対応する信号が供給された場合、補間値L
i-1と補間値Liの和に−1を乗じた値(−(Li-1+
Li))を計算し、その値を位相誤差信号として、ルー
プフィルタ6に出力するようになされている。
【0051】図4は、PLLクロック位相信号発生器7
の一構成例を示している。位相レジスタ上限値算出回路
61は、システムクロックに従って動作し、ループフィ
ルタ6を介して供給された位相誤差信号の値に応じて、
PLLクロック位相レジスタ67に保持される値の上限
値X(第2の定数)を算出し、その上限値Xを加算器
(減算器)62および比較器63に出力するようになさ
れている。
の一構成例を示している。位相レジスタ上限値算出回路
61は、システムクロックに従って動作し、ループフィ
ルタ6を介して供給された位相誤差信号の値に応じて、
PLLクロック位相レジスタ67に保持される値の上限
値X(第2の定数)を算出し、その上限値Xを加算器
(減算器)62および比較器63に出力するようになさ
れている。
【0052】定数発生回路64は、所定の定数Aを発生
し、その信号を加算器65および補間回路3に出力する
ようになされている。
し、その信号を加算器65および補間回路3に出力する
ようになされている。
【0053】加算器65は、定数発生回路64より供給
された定数Aと、PLLクロック位相レジスタ67より
供給されたPLLクロック位相信号Piの和(Pi+A)
を計算し、その計算結果を加算器62、比較器63、お
よび、切替回路66に出力するようになされている。
された定数Aと、PLLクロック位相レジスタ67より
供給されたPLLクロック位相信号Piの和(Pi+A)
を計算し、その計算結果を加算器62、比較器63、お
よび、切替回路66に出力するようになされている。
【0054】加算器62は、加算器65より供給された
値(Pi+A)と、位相レジスタ上限値算出回路61よ
り供給された上限値Xの差(Pi+A−X)を計算し、
その計算結果を切替回路66に出力するようになされて
いる。
値(Pi+A)と、位相レジスタ上限値算出回路61よ
り供給された上限値Xの差(Pi+A−X)を計算し、
その計算結果を切替回路66に出力するようになされて
いる。
【0055】比較器63は、加算器65より供給された
値(Pi+A)と、位相レジスタ上限値算出回路61よ
り供給された上限値Xの差(Pi+A−X)を計算する
ようになされている。
値(Pi+A)と、位相レジスタ上限値算出回路61よ
り供給された上限値Xの差(Pi+A−X)を計算する
ようになされている。
【0056】比較器63はまた、計算された値(Pi+
A−X)が正であるか否かを判断し、計算された値(P
i+A−X)が正であると判断した場合(即ち、(Pi+
A)>Xである場合)、第1の制御信号を切替回路66
に供給する。一方、計算された値(Pi+A−X)がゼ
ロ以下であると判断した場合(即ち、(Pi+A)≦X
である場合)、第2の制御信号を切替回路66に供給す
るようになされている。
A−X)が正であるか否かを判断し、計算された値(P
i+A−X)が正であると判断した場合(即ち、(Pi+
A)>Xである場合)、第1の制御信号を切替回路66
に供給する。一方、計算された値(Pi+A−X)がゼ
ロ以下であると判断した場合(即ち、(Pi+A)≦X
である場合)、第2の制御信号を切替回路66に供給す
るようになされている。
【0057】切替回路66は、第1の制御信号が供給さ
れた場合(即ち、(Pi+A)>Xである場合)、加算
器62より供給された値(Pi+A−X)をPLLクロ
ック位相レジスタ67に出力し、第2の制御信号が供給
された場合(即ち、(Pi+A)≦Xである場合)、加
算器65より供給された値(Pi+A)をPLLクロッ
ク位相レジスタ67に出力するようになされている。
れた場合(即ち、(Pi+A)>Xである場合)、加算
器62より供給された値(Pi+A−X)をPLLクロ
ック位相レジスタ67に出力し、第2の制御信号が供給
された場合(即ち、(Pi+A)≦Xである場合)、加
算器65より供給された値(Pi+A)をPLLクロッ
ク位相レジスタ67に出力するようになされている。
【0058】PLLクロック位相レジスタ67は、シス
テムクロックに従って動作し、切替回路66より供給さ
れた値((Pi+A)または(Pi+A−X))を、内蔵
する記憶素子で記憶し、その値をPLLクロック位相信
号の値Piとして、加算器65および補間回路3に出力
するようになされている。
テムクロックに従って動作し、切替回路66より供給さ
れた値((Pi+A)または(Pi+A−X))を、内蔵
する記憶素子で記憶し、その値をPLLクロック位相信
号の値Piとして、加算器65および補間回路3に出力
するようになされている。
【0059】以上のように、このPLLクロック位相信
号発生器7は、システムクロックに従って動作し、PL
Lクロック位相信号Piの値を、1システムクロック毎
に定数Aだけ増加していき、増加した値(Pi+A)が
上限値Xを超える場合、その増加した値(Pi+A)か
ら上限値Xを減算する(Pi+A−X)。
号発生器7は、システムクロックに従って動作し、PL
Lクロック位相信号Piの値を、1システムクロック毎
に定数Aだけ増加していき、増加した値(Pi+A)が
上限値Xを超える場合、その増加した値(Pi+A)か
ら上限値Xを減算する(Pi+A−X)。
【0060】このようにして、図5に示すように、PL
Lクロック位相信号発生器7は、最大振幅がXであり、
傾きがA/Δt(Δtはシステムクロックの周期)であ
る鋸波のPLLクロック位相信号Pの、各システムクロ
ックにおける値Piを算出する。
Lクロック位相信号発生器7は、最大振幅がXであり、
傾きがA/Δt(Δtはシステムクロックの周期)であ
る鋸波のPLLクロック位相信号Pの、各システムクロ
ックにおける値Piを算出する。
【0061】次に、本実施例におけるPLL動作につい
て説明する。
て説明する。
【0062】最初に、位相誤差検出回路5において、ゼ
ロクロス検出回路43は、1システムクロック前の再生
信号の補間値Li-1と、補間値Liを受け取り、Li-1が
負であり、かつ、Liが正であるか否かを判断し、Li-1
が負であり、かつ、Liが正である場合、補間値に立ち
上がりのゼロクロスが発生したと判断し、それに対応す
る信号を位相誤差算出回路42に供給する。
ロクロス検出回路43は、1システムクロック前の再生
信号の補間値Li-1と、補間値Liを受け取り、Li-1が
負であり、かつ、Liが正であるか否かを判断し、Li-1
が負であり、かつ、Liが正である場合、補間値に立ち
上がりのゼロクロスが発生したと判断し、それに対応す
る信号を位相誤差算出回路42に供給する。
【0063】立ち上がりのゼロクロスに対応する信号が
供給されると、位相誤差算出回路42は、1システムク
ロック前の補間値Li-1と補間値Liの和(Li-1+Li)
を計算し、その和を位相誤差信号として、ループフィル
タ6に出力する。
供給されると、位相誤差算出回路42は、1システムク
ロック前の補間値Li-1と補間値Liの和(Li-1+Li)
を計算し、その和を位相誤差信号として、ループフィル
タ6に出力する。
【0064】図6(a)は、立ち上がりのゼロクロスが
検出されたときの補間値Li-1,Liの値と位相誤差信号
Δθの値の関係を示している。補間値Liの絶対値が、
補間値Li-1の絶対値より大きい場合、Δθの値は、正
となる。これに対して、補間値Liの絶対値が、補間値
Li-1の絶対値より小さい場合、Δθの値は、負とな
る。
検出されたときの補間値Li-1,Liの値と位相誤差信号
Δθの値の関係を示している。補間値Liの絶対値が、
補間値Li-1の絶対値より大きい場合、Δθの値は、正
となる。これに対して、補間値Liの絶対値が、補間値
Li-1の絶対値より小さい場合、Δθの値は、負とな
る。
【0065】一方、ゼロクロス検出回路43は、Li-1
が正であり、かつ、Liが負であるか否かを判断し、L
i-1が正であり、かつ、Liが負であると判断した場合、
補間値に立ち下がりのゼロクロスが発生したと判断し、
それに対応する信号を位相誤差算出回路42に供給す
る。
が正であり、かつ、Liが負であるか否かを判断し、L
i-1が正であり、かつ、Liが負であると判断した場合、
補間値に立ち下がりのゼロクロスが発生したと判断し、
それに対応する信号を位相誤差算出回路42に供給す
る。
【0066】立ち下がりのゼロクロスに対応する信号が
供給されると、位相誤差算出回路42は、1システムク
ロック前の補間値Li-1と補間値Liの和に−1を乗じた
値(−(Li-1+Li))を計算し、その値を位相誤差信
号として、ループフィルタ6に出力する。
供給されると、位相誤差算出回路42は、1システムク
ロック前の補間値Li-1と補間値Liの和に−1を乗じた
値(−(Li-1+Li))を計算し、その値を位相誤差信
号として、ループフィルタ6に出力する。
【0067】図6(b)は、立ち下がりのゼロクロスが
検出されたときの補間値Li-1,Liの値と位相誤差信号
Δθの値の関係を示している。補間値Liの絶対値が、
補間値Li-1の絶対値より大きい場合、Δθの値は、正
となる。一方、補間値Liの絶対値が、補間値Li-1の絶
対値より小さい場合、Δθの値は、負となる。
検出されたときの補間値Li-1,Liの値と位相誤差信号
Δθの値の関係を示している。補間値Liの絶対値が、
補間値Li-1の絶対値より大きい場合、Δθの値は、正
となる。一方、補間値Liの絶対値が、補間値Li-1の絶
対値より小さい場合、Δθの値は、負となる。
【0068】なお、補間値Li-1および補間値Liが同符
号である場合、ゼロクロスは発生していないので、ゼロ
クロス検出回路43は、位相度誤差算出回路42に、特
に何も出力しない。そして、位相誤差算出回路42は、
ゼロクロス検出回路43によりゼロクロスに対応する信
号が供給されなかった場合、位相誤差信号として、ゼロ
をループフィルタ6に出力する。
号である場合、ゼロクロスは発生していないので、ゼロ
クロス検出回路43は、位相度誤差算出回路42に、特
に何も出力しない。そして、位相誤差算出回路42は、
ゼロクロス検出回路43によりゼロクロスに対応する信
号が供給されなかった場合、位相誤差信号として、ゼロ
をループフィルタ6に出力する。
【0069】図6に示すように、立ち上がりのゼロクロ
スおよび立ち下がりのゼロクロスのいずれの場合におい
ても、時刻ti-1の補間値Li-1と時刻tiの補間値Liで
線形補間した値Lが0になる時刻が、時刻ti-1と時刻
tiの中点より小さい場合、ループフィルタ6に正の位
相誤差信号が供給され、値Lが0になる時刻が、時刻t
i-1と時刻tiの中点より大きい場合、ループフィルタ6
に負の位相誤差信号が供給される。
スおよび立ち下がりのゼロクロスのいずれの場合におい
ても、時刻ti-1の補間値Li-1と時刻tiの補間値Liで
線形補間した値Lが0になる時刻が、時刻ti-1と時刻
tiの中点より小さい場合、ループフィルタ6に正の位
相誤差信号が供給され、値Lが0になる時刻が、時刻t
i-1と時刻tiの中点より大きい場合、ループフィルタ6
に負の位相誤差信号が供給される。
【0070】なお、位相誤差検出回路5には、PLLク
ロック位相信号発生器7により生成されたPLLクロッ
ク位相信号は直接供給されないが、PLLクロック位相
信号にゼロクロスが発生しないときは、位相誤差検出回
路5に供給される再生信号の補間値が更新されないの
で、位相誤差検出回路5は、位相誤差信号としてゼロを
ループフィルタに出力することになり、間接的に、PL
Lクロック位相信号を反映するように動作している。
ロック位相信号発生器7により生成されたPLLクロッ
ク位相信号は直接供給されないが、PLLクロック位相
信号にゼロクロスが発生しないときは、位相誤差検出回
路5に供給される再生信号の補間値が更新されないの
で、位相誤差検出回路5は、位相誤差信号としてゼロを
ループフィルタに出力することになり、間接的に、PL
Lクロック位相信号を反映するように動作している。
【0071】次に、ループフィルタ6は、位相誤差信号
の高周波成分を抑制し、PLLクロック位相信号発生器
7に出力する。このようにして、ループフィルタ6は、
PLLにおいて高域で位相が大きく遅れて正帰還がかか
らないようにするとともに、再生信号に含まれている符
号間干渉の成分や雑音を低減させている。
の高周波成分を抑制し、PLLクロック位相信号発生器
7に出力する。このようにして、ループフィルタ6は、
PLLにおいて高域で位相が大きく遅れて正帰還がかか
らないようにするとともに、再生信号に含まれている符
号間干渉の成分や雑音を低減させている。
【0072】そして、PLLクロック位相信号発生器7
において、位相レジスタ上限値算出回路61は、ループ
フィルタ6を介して供給された位相誤差信号の値に応じ
て、PLLクロック位相レジスタ67に保持される値の
上限値Xを算出し、その上限値Xを加算器(減算器)6
2および比較器63に出力する。
において、位相レジスタ上限値算出回路61は、ループ
フィルタ6を介して供給された位相誤差信号の値に応じ
て、PLLクロック位相レジスタ67に保持される値の
上限値Xを算出し、その上限値Xを加算器(減算器)6
2および比較器63に出力する。
【0073】比較器63は、加算器65より供給された
値(Pi+A)と、位相レジスタ上限値算出回路61よ
り供給された上限値Xとの差(Pi+A−X)を計算
し、値(Pi+A−X)が正であるか否かを判断し、値
(Pi+A−X)が正であると判断した場合(即ち、
(Pi+A)>Xである場合)、切替回路66を制御
し、加算器62により算出された値(Pi+A−X)を
PLLクロック位相レジスタ67に記憶させる。
値(Pi+A)と、位相レジスタ上限値算出回路61よ
り供給された上限値Xとの差(Pi+A−X)を計算
し、値(Pi+A−X)が正であるか否かを判断し、値
(Pi+A−X)が正であると判断した場合(即ち、
(Pi+A)>Xである場合)、切替回路66を制御
し、加算器62により算出された値(Pi+A−X)を
PLLクロック位相レジスタ67に記憶させる。
【0074】一方、計算された値(Pi+A−X)がゼ
ロ以下であると判断した場合(即ち、(Pi+A)≦X
である場合)、比較器63は、切替回路66を制御し、
加算器65により算出された値(Pi+A)をPLLク
ロック位相レジスタ67に記憶させる。
ロ以下であると判断した場合(即ち、(Pi+A)≦X
である場合)、比較器63は、切替回路66を制御し、
加算器65により算出された値(Pi+A)をPLLク
ロック位相レジスタ67に記憶させる。
【0075】PLLクロック位相レジスタ67は、切替
回路66からの値を、内蔵する記憶素子において保持す
るとともに、その値をPLLクロック位相信号の値Pi
として補間回路3に出力する。
回路66からの値を、内蔵する記憶素子において保持す
るとともに、その値をPLLクロック位相信号の値Pi
として補間回路3に出力する。
【0076】このようにして、PLLクロック位相信号
発生器7は、図5に示すような鋸波であるPLLクロッ
ク位相信号Pの、各システムクロックにおける値Piを
算出し、補間回路3に出力する。そして、PLLクロッ
ク位相信号発生器7は、上限値Xを位相誤差信号に応じ
て調整することにより、仮想的な鋸波であるPLLクロ
ック位相信号Pの周波数を調整している。
発生器7は、図5に示すような鋸波であるPLLクロッ
ク位相信号Pの、各システムクロックにおける値Piを
算出し、補間回路3に出力する。そして、PLLクロッ
ク位相信号発生器7は、上限値Xを位相誤差信号に応じ
て調整することにより、仮想的な鋸波であるPLLクロ
ック位相信号Pの周波数を調整している。
【0077】次に、補間回路3は、時刻ti-1(第1の
時刻)および時刻ti(第2の時刻)における、2つの
連続するPLLクロック位相信号の値Pi-1,Piから、
仮想的なPLLクロック位相信号Pの位相がゼロである
(仮想的なPLLクロック位相信号の値が0である)
(ゼロクロスが発生した)時刻(第3の時刻)を算出
し、ゼロクロスが発生した時刻における再生信号の値
を、A/Dコンバータ2からのサンプル値Si-1,Siか
ら線形補間で算出する。
時刻)および時刻ti(第2の時刻)における、2つの
連続するPLLクロック位相信号の値Pi-1,Piから、
仮想的なPLLクロック位相信号Pの位相がゼロである
(仮想的なPLLクロック位相信号の値が0である)
(ゼロクロスが発生した)時刻(第3の時刻)を算出
し、ゼロクロスが発生した時刻における再生信号の値
を、A/Dコンバータ2からのサンプル値Si-1,Siか
ら線形補間で算出する。
【0078】仮想的なPLLクロック位相信号Pにゼロ
クロスが発生した時刻をtzとすると、図7に示すよう
に、PLLクロック位相信号P(鋸波)の傾きが一定で
あるので、(ti−tz)と(tz−ti-1)の比((ti
−tz):(tz−ti-1))と、Piと(A−Pi)の比
(Pi:(A−Pi))は同一である。
クロスが発生した時刻をtzとすると、図7に示すよう
に、PLLクロック位相信号P(鋸波)の傾きが一定で
あるので、(ti−tz)と(tz−ti-1)の比((ti
−tz):(tz−ti-1))と、Piと(A−Pi)の比
(Pi:(A−Pi))は同一である。
【0079】また、サンプリング値Si-1,Siから補間
値Li’を線形補間で算出するので、(ti−tz)と
(tz−ti-1)の比((ti−tz):(tz−ti-1))
と、(Si−Li’)と(Li’−Si-1)の比((Si−
Li’):(Li’−Si-1))は同一である。
値Li’を線形補間で算出するので、(ti−tz)と
(tz−ti-1)の比((ti−tz):(tz−ti-1))
と、(Si−Li’)と(Li’−Si-1)の比((Si−
Li’):(Li’−Si-1))は同一である。
【0080】従って、(Si−Li’)と(Li’−
Si-1)の比((Si−Li’):(Li’−Si-1))
と、Piと(A−Pi)の比(Pi:(A−Pi))は、同
一であり、次式で表すことができる。 (Si−Li’)/(Li’−Si-1)=Pi/(A−Pi)
Si-1)の比((Si−Li’):(Li’−Si-1))
と、Piと(A−Pi)の比(Pi:(A−Pi))は、同
一であり、次式で表すことができる。 (Si−Li’)/(Li’−Si-1)=Pi/(A−Pi)
【0081】この式を書き直すと、再生信号の補間値L
i’は、次のようになる。 Li’=(Si-1×Pi+Si×(A−Pi))/A
i’は、次のようになる。 Li’=(Si-1×Pi+Si×(A−Pi))/A
【0082】補間回路3においては、この式の分子(S
i-1×Pi+Si×(A−Pi))を、遅延素子21、乗算
器22、加算器23,24、および、乗算器25で算出
する。
i-1×Pi+Si×(A−Pi))を、遅延素子21、乗算
器22、加算器23,24、および、乗算器25で算出
する。
【0083】まず、ゼロクロス検出回路28は、1シス
テムクロック前(時刻ti-1)のPLLクロック位相信
号Pi-1と、時刻tiにおけるPLLクロック位相信号P
iの差(Pi−Pi-1)を計算し、この差が負であるか否
かを判断し、負であると判断した場合、PLLクロック
位相信号にゼロクロスが発生したと判断し、乗算器2
2,25およびラッチ回路26にイネーブル信号を出力
する。
テムクロック前(時刻ti-1)のPLLクロック位相信
号Pi-1と、時刻tiにおけるPLLクロック位相信号P
iの差(Pi−Pi-1)を計算し、この差が負であるか否
かを判断し、負であると判断した場合、PLLクロック
位相信号にゼロクロスが発生したと判断し、乗算器2
2,25およびラッチ回路26にイネーブル信号を出力
する。
【0084】ゼロクロス検出回路28からイネーブル信
号が供給されると、乗算器22は、遅延素子21より供
給されたサンプリング値Si-1と、PLLクロック位相
信号の値Piの積(Si-1×Pi)を算出し、その積を加
算器23に出力し、乗算器25は、A/Dコンバータ2
2より供給されたサンプリング値Siと、加算器24よ
り供給された値(A−Pi)の積(Si×(A−Pi))
を算出し、その積を加算器23に出力する。
号が供給されると、乗算器22は、遅延素子21より供
給されたサンプリング値Si-1と、PLLクロック位相
信号の値Piの積(Si-1×Pi)を算出し、その積を加
算器23に出力し、乗算器25は、A/Dコンバータ2
2より供給されたサンプリング値Siと、加算器24よ
り供給された値(A−Pi)の積(Si×(A−Pi))
を算出し、その積を加算器23に出力する。
【0085】加算器23は、乗算器22より供給された
値(Si-1×Pi)と、乗算器23より供給された値(S
i×(A−Pi))の和(Si-1×Pi+Si×(A−
Pi))を計算し、その計算結果をラッチ回路26に出
力する。
値(Si-1×Pi)と、乗算器23より供給された値(S
i×(A−Pi))の和(Si-1×Pi+Si×(A−
Pi))を計算し、その計算結果をラッチ回路26に出
力する。
【0086】そして、ラッチ回路26は、加算器23よ
り供給された値で、内蔵する記憶素子に保持している値
を更新し、その値を補間値Liとして、2値化回路4お
よび位相誤差検出回路5に出力する。
り供給された値で、内蔵する記憶素子に保持している値
を更新し、その値を補間値Liとして、2値化回路4お
よび位相誤差検出回路5に出力する。
【0087】図8は、ラッチ回路26より出力される補
間値Liの一例を示している。時刻tiにおいてPLLク
ロック位相信号発生器7から供給されたPLLクロック
位相信号Pの値Pi(図中の×印)と時刻ti-1に供給さ
れた値Pi-1に応じて、時刻ti -1乃至時刻tiにおいて
PLLクロック位相信号Pにゼロクロスが発生した場
合、補間回路3は、補間値を更新し、時刻ti-1乃至時
刻tiにおいてPLLクロック位相信号Pにゼロクロス
が発生しなかった場合は、補間値を更新しない。
間値Liの一例を示している。時刻tiにおいてPLLク
ロック位相信号発生器7から供給されたPLLクロック
位相信号Pの値Pi(図中の×印)と時刻ti-1に供給さ
れた値Pi-1に応じて、時刻ti -1乃至時刻tiにおいて
PLLクロック位相信号Pにゼロクロスが発生した場
合、補間回路3は、補間値を更新し、時刻ti-1乃至時
刻tiにおいてPLLクロック位相信号Pにゼロクロス
が発生しなかった場合は、補間値を更新しない。
【0088】このように、補間回路3は、値(Si-1×
Pi+Si×(A−Pi))を補間値Li(Li=(Si-1×
Pi+Si×(A−Pi)))として算出し、後段の2値
化回路4および位相誤差検出回路5に出力する。そし
て、2値化回路4は、定数Aに対応するビット数だけ補
間値Liをビットシフトさせることにより、本来の補間
値Li’(=Li/A)を算出し、その値に対して2値化
処理を行うようにしている。
Pi+Si×(A−Pi))を補間値Li(Li=(Si-1×
Pi+Si×(A−Pi)))として算出し、後段の2値
化回路4および位相誤差検出回路5に出力する。そし
て、2値化回路4は、定数Aに対応するビット数だけ補
間値Liをビットシフトさせることにより、本来の補間
値Li’(=Li/A)を算出し、その値に対して2値化
処理を行うようにしている。
【0089】このようにすることにより、定数Aの割算
を行う演算回路を設ける必要がなくなり、コストを低減
することができる。
を行う演算回路を設ける必要がなくなり、コストを低減
することができる。
【0090】なお、PLLクロック位相信号にゼロクロ
スが発生しなかったと判断した場合、ゼロクロス検出回
路28は、乗算器22,25およびラッチ回路26にイ
ネーブル信号を出力しないので、ラッチ回路26は、1
クロック前の補間値をそのまま出力する。2値化回路4
は、ゼロクロス検出回路28からのイネーブル信号に同
期して処理を行うので、ラッチ回路26が1クロック前
の補間値をそのまま出力しても(即ち、2クロックの
間、同じ値を出力しても)、同じ補間値を2度処理する
ことはない。
スが発生しなかったと判断した場合、ゼロクロス検出回
路28は、乗算器22,25およびラッチ回路26にイ
ネーブル信号を出力しないので、ラッチ回路26は、1
クロック前の補間値をそのまま出力する。2値化回路4
は、ゼロクロス検出回路28からのイネーブル信号に同
期して処理を行うので、ラッチ回路26が1クロック前
の補間値をそのまま出力しても(即ち、2クロックの
間、同じ値を出力しても)、同じ補間値を2度処理する
ことはない。
【0091】以上のようにして、本実施例においては、
位相誤差検出回路5は、再生信号の補間値のゼロクロス
の、システムクロックの中点からのずれ(位相誤差)を
検出し、PLLクロック位相信号発生器7は、そのずれ
に対応して、仮想的なPLLクロック位相信号Pの周波
数を調整することで、補間値を算出するタイミング(P
の位相がゼロであるとき)を調整して、再生信号の補間
値のゼロクロスを、システムクロックの中点に近づけ
る。
位相誤差検出回路5は、再生信号の補間値のゼロクロス
の、システムクロックの中点からのずれ(位相誤差)を
検出し、PLLクロック位相信号発生器7は、そのずれ
に対応して、仮想的なPLLクロック位相信号Pの周波
数を調整することで、補間値を算出するタイミング(P
の位相がゼロであるとき)を調整して、再生信号の補間
値のゼロクロスを、システムクロックの中点に近づけ
る。
【0092】このように再生信号の補間値のゼロクロス
をシステムクロックの中点に近づけることにより、符号
間干渉や雑音などに起因して再生信号の補間値のゼロク
ロスが多少ずれていても、2値化回路4により正確に2
値化処理を行うことができる。
をシステムクロックの中点に近づけることにより、符号
間干渉や雑音などに起因して再生信号の補間値のゼロク
ロスが多少ずれていても、2値化回路4により正確に2
値化処理を行うことができる。
【0093】なお、上記実施例においては、補間回路3
などのPLLを構成する各回路は、すべて、システムク
ロックに同期して動作するので、高速な処理を行う場合
においても、システムクロックより高いクロック周波数
で動作する回路を必要とせず、安価で装置を実現するこ
とができる。
などのPLLを構成する各回路は、すべて、システムク
ロックに同期して動作するので、高速な処理を行う場合
においても、システムクロックより高いクロック周波数
で動作する回路を必要とせず、安価で装置を実現するこ
とができる。
【0094】次に、本発明の再生装置の他の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0095】この実施例は、上述の実施例の補間回路3
およびPLLクロック位相信号発生器7の構成を変更し
たものであるので、補間回路3およびPLLクロック位
相信号発生器7だけの説明を行い、他の構成要素の説明
は省略する。
およびPLLクロック位相信号発生器7の構成を変更し
たものであるので、補間回路3およびPLLクロック位
相信号発生器7だけの説明を行い、他の構成要素の説明
は省略する。
【0096】図9は、本実施例のPLLクロック位相信
号発生器7の一構成例を示している。このPLLクロッ
ク位相信号発生器7においては、遅延素子68は、比較
器63からの出力を1システムクロックの期間だけ保持
した後、その値をイネーブル信号として補間回路3およ
び2値化回路4に出力するようになされている(時刻t
i-1乃至時刻tiにおいてPLLクロック位相信号Pにゼ
ロクロスが発生した場合、比較器63が、時刻tiにお
いてPi+Aを演算すると、その値が上限値Xを超える
ので、比較器63の出力を上述の実施例におけるイネー
ブル信号として利用することができる)。
号発生器7の一構成例を示している。このPLLクロッ
ク位相信号発生器7においては、遅延素子68は、比較
器63からの出力を1システムクロックの期間だけ保持
した後、その値をイネーブル信号として補間回路3およ
び2値化回路4に出力するようになされている(時刻t
i-1乃至時刻tiにおいてPLLクロック位相信号Pにゼ
ロクロスが発生した場合、比較器63が、時刻tiにお
いてPi+Aを演算すると、その値が上限値Xを超える
ので、比較器63の出力を上述の実施例におけるイネー
ブル信号として利用することができる)。
【0097】なお、PLLクロック位相信号発生器7の
他の構成要素は、上述の実施例と同様であるので、その
説明を省略する。
他の構成要素は、上述の実施例と同様であるので、その
説明を省略する。
【0098】図10は、本実施例の補間回路3の一構成
例を示している。この補間回路3においては、上述の実
施例の補間回路3の遅延素子27およびゼロクロス検出
回路28により生成していたイネーブル信号の代わり
に、PLLクロック位相信号発生器7より供給されたイ
ネーブル信号を利用することにより、上述の実施例の遅
延素子27およびゼロクロス検出回路28を不要として
いる。
例を示している。この補間回路3においては、上述の実
施例の補間回路3の遅延素子27およびゼロクロス検出
回路28により生成していたイネーブル信号の代わり
に、PLLクロック位相信号発生器7より供給されたイ
ネーブル信号を利用することにより、上述の実施例の遅
延素子27およびゼロクロス検出回路28を不要として
いる。
【0099】なお、補間回路3の他の構成要素は、上述
の実施例と同様であるので、その説明を省略する。
の実施例と同様であるので、その説明を省略する。
【0100】このようにすることにより、PLLクロッ
ク位相信号発生器7に遅延素子68が必要となるが、補
間回路3の遅延素子27およびゼロクロス検出回路28
を設ける必要がなくなるので、装置の部品数が少なくな
るとともに、回路を簡単にすることができる。
ク位相信号発生器7に遅延素子68が必要となるが、補
間回路3の遅延素子27およびゼロクロス検出回路28
を設ける必要がなくなるので、装置の部品数が少なくな
るとともに、回路を簡単にすることができる。
【0101】なお、上記実施例の位相誤差検出回路5
は、補間値のゼロクロスの時刻として線形補間で得られ
る値を利用しているが、より高次の補間を利用して得ら
れるゼロクロスの時刻を利用してもよい。
は、補間値のゼロクロスの時刻として線形補間で得られ
る値を利用しているが、より高次の補間を利用して得ら
れるゼロクロスの時刻を利用してもよい。
【0102】
【発明の効果】以上のごとく、請求項1に記載の再生装
置および請求項2に記載の再生方法によれば、連続して
サンプリングされた2つの値から、その2つの値がサン
プリングされた第1の時刻および第2の時刻と、第2の
クロック信号の所定の位相に対応する第3の時刻の関係
に対応して、第3の時刻における補間値を、線形補間で
算出するようにしたので、システムクロックより高いク
ロック周波数で動作する回路を必要とせずにデジタルP
LLを実現することができる。
置および請求項2に記載の再生方法によれば、連続して
サンプリングされた2つの値から、その2つの値がサン
プリングされた第1の時刻および第2の時刻と、第2の
クロック信号の所定の位相に対応する第3の時刻の関係
に対応して、第3の時刻における補間値を、線形補間で
算出するようにしたので、システムクロックより高いク
ロック周波数で動作する回路を必要とせずにデジタルP
LLを実現することができる。
【0103】請求項3に記載の再生装置および請求項4
に記載の再生方法によれば、前回算出した第2のクロッ
ク信号の値と、第1の定数との和を算出し、その和が第
2の定数以下である場合は、その和を第2のクロック信
号の値とし、その和が第2の定数より大きい場合は、そ
の和から第2の定数を減算した値を第2のクロック信号
の値とするようにしたので、PLLにおいて発振される
仮想的なアナログのクロック信号をシステムクロックに
同期した信号で表現することができる。また、第1の定
数を所定の値(2のべき乗)に設定することにより、補
正回路における除算回路を不要にすることができる。
に記載の再生方法によれば、前回算出した第2のクロッ
ク信号の値と、第1の定数との和を算出し、その和が第
2の定数以下である場合は、その和を第2のクロック信
号の値とし、その和が第2の定数より大きい場合は、そ
の和から第2の定数を減算した値を第2のクロック信号
の値とするようにしたので、PLLにおいて発振される
仮想的なアナログのクロック信号をシステムクロックに
同期した信号で表現することができる。また、第1の定
数を所定の値(2のべき乗)に設定することにより、補
正回路における除算回路を不要にすることができる。
【図1】本発明の再生装置の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図1の補間回路3の構成例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】図1の位相誤差検出回路5の構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】図1のPLLクロック位相信号発生器7の構成
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図5】PLLクロック位相信号Pの一例を示す図であ
る。
る。
【図6】再生信号の補間値Li-1,Liと位相誤差Δθの
関係を例を示す図である。
関係を例を示す図である。
【図7】再生信号の補間値の算出について説明する図で
ある。
ある。
【図8】再生信号の一例を示す図である。
【図9】本発明の他の実施例のPLLクロック位相信号
発生器7の構成例を示すブロック図である。
発生器7の構成例を示すブロック図である。
【図10】本発明の他の実施例の補間回路3の構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図11】従来の再生装置の一構成例を示すブロック図
である。
である。
【図12】デジタルPLL回路の一構成例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
1 読み取り装置, 2 A/Dコンバータ, 3 補
間回路, 4 2値化回路, 5 位相誤差検出回路,
6 ループフィルタ, 7 PLLクロック位相信号
発生器, 21 遅延素子, 22 乗算器, 23,
24 加算器,25 乗算器, 26 ラッチ回路,
27 遅延素子, 28 ゼロクロス検出回路, 41
遅延素子, 42 位相誤差算出回路, 43 ゼロ
クロス検出回路, 61 位相レジスタ上限値算出回
路, 62 加算器, 63 比較器, 64 定数発
生回路, 65 加算器, 66 切替回路, 67
PLLクロック位相レジスタ
間回路, 4 2値化回路, 5 位相誤差検出回路,
6 ループフィルタ, 7 PLLクロック位相信号
発生器, 21 遅延素子, 22 乗算器, 23,
24 加算器,25 乗算器, 26 ラッチ回路,
27 遅延素子, 28 ゼロクロス検出回路, 41
遅延素子, 42 位相誤差算出回路, 43 ゼロ
クロス検出回路, 61 位相レジスタ上限値算出回
路, 62 加算器, 63 比較器, 64 定数発
生回路, 65 加算器, 66 切替回路, 67
PLLクロック位相レジスタ
Claims (4)
- 【請求項1】 所定の信号を第1のクロック信号に同期
してサンプリングして生成された値から、第2のクロッ
ク信号の所定の位相における、前記所定の信号の補間値
を算出する補間値算出部と、 前記補間値の位相誤差を算出する位相誤差算出部と、 前記位相誤差に応じてクロック周波数を調整しながら前
記第2のクロック信号を生成するクロック信号生成部と
を備える再生装置において、 前記補間値算出部は、第1の時刻および第2の時刻に連
続してサンプリングされた2つの値から、前記第2のク
ロック信号の前記所定の位相に対応する第3の時刻にお
ける前記補間値を、線形補間で算出することを特徴とす
る再生装置。 - 【請求項2】 所定の信号を第1のクロック信号に同期
してサンプリングして生成された値から、第2のクロッ
ク信号の所定の位相における、前記所定の信号の補間値
を算出し、 前記補間値の位相誤差を算出し、 前記位相誤差に応じてクロック周波数を調整しながら前
記第2のクロック信号を生成する再生方法において、 連続してサンプリングされた2つの値から、その2つの
値がサンプリングされた第1の時刻および第2の時刻
と、第2のクロック信号の前記所定の位相に対応する第
3の時刻の関係に対応して、前記第3の時刻における前
記補間値を、線形補間で算出することを特徴とする再生
方法。 - 【請求項3】 所定の信号を第1のクロック信号に同期
してサンプリングして生成された値から、第2のクロッ
ク信号の所定の位相における、前記所定の信号の補間値
を算出する補間値算出部と、 前記補間値の位相誤差を算出する位相誤差算出部と、 前記第1のクロック信号に同期して、前記位相誤差に応
じてクロック周波数を調整しながら前記第2のクロック
信号を生成するクロック信号生成部とを備える再生装置
において、 前記クロック信号生成部は、前回算出した前記第2のク
ロック信号の値と、第1の定数との和を算出し、その和
が第2の定数以下である場合は、その和を前記第2のク
ロック信号の値とし、その和が前記第2の定数より大き
い場合は、その和から前記第2の定数を減算した値を前
記第2のクロック信号の値とすることを特徴とする再生
装置。 - 【請求項4】 所定の信号を第1のクロック信号に同期
してサンプリングして生成された値から、第2のクロッ
ク信号の所定の位相における、前記所定の信号の補間値
を算出し、 前記補間値の位相誤差を算出し、 前記第1のクロック信号に同期して、前記位相誤差に応
じてクロック周波数を調整しながら前記第2のクロック
信号を生成する再生方法において、 前回算出した前記第2のクロック信号の値と、第1の定
数との和を算出し、その和が第2の定数以下である場合
は、その和を前記第2のクロック信号の値とし、その和
が前記第2の定数より大きい場合は、その和から前記第
2の定数を減算した値を前記第2のクロック信号の値と
することを特徴とする再生方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8184428A JPH1027435A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 再生装置および方法 |
US08/887,519 US5848047A (en) | 1996-07-15 | 1997-07-03 | Playback apparatus and playback method |
KR1019970032561A KR100447913B1 (ko) | 1996-07-15 | 1997-07-14 | 재생장치및재생방법 |
EP97112036A EP0820061A3 (en) | 1996-07-15 | 1997-07-15 | Playback apparatus and playback method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8184428A JPH1027435A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 再生装置および方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1027435A true JPH1027435A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16152986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8184428A Withdrawn JPH1027435A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 再生装置および方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5848047A (ja) |
EP (1) | EP0820061A3 (ja) |
JP (1) | JPH1027435A (ja) |
KR (1) | KR100447913B1 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6104682A (en) * | 1998-07-23 | 2000-08-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Disk apparatus having a data reproducing system using a digital PLL |
JP2001084708A (ja) * | 1999-09-10 | 2001-03-30 | Victor Co Of Japan Ltd | ディジタル信号再生装置 |
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