JP2942696B2 - 光ディスクからのデータ再生システム - Google Patents

光ディスクからのデータ再生システム

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JP2942696B2 JP33335693A JP33335693A JP2942696B2 JP 2942696 B2 JP2942696 B2 JP 2942696B2 JP 33335693 A JP33335693 A JP 33335693A JP 33335693 A JP33335693 A JP 33335693A JP 2942696 B2 JP2942696 B2 JP 2942696B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスク装置等
の光ディスク装置に適用可能な記録データ再生システム
に係り、詳しくは、パーシャルレスポンス特性に基づい
てデータの記録がなされた光ディスクから再生される信
号波形から記録データに対応したデータ信号を生成する
データ再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】外部メモリユニット、例えば、光磁気デ
ィスク装置においては、大容量化を図るため、パーシャ
ルレスポンス最尤復号方式(PRML:Partial Respon
se Maximum Likelihood)によるデータの記録再生が提
案されている。パーシャルレスポンス特性によるデータ
の記録では、符号間干渉を積極的に利用しており、予め
定められた符号間干渉のパターンに従って記録データを
コード化している。そして、最尤復号(MLSE:Maxi
mum likelihood Sequence Estimation)では、複数の信
号値から最も確からしい信号値が得られるように再生信
号を復調している。
【0003】上記パーシャルレスポンス最尤復号方式に
よるデータの記録再生が行なわれる光磁気ディスク装置
の基本的な構成が図22に示される。図22では、デー
タの記録再生に関係のない構成部分は省略されている。
図22において、記録媒体となる光磁気ディスク4がス
ピンドルモータ6によって所定の速度で回転されるよう
になっている。光磁気ディスク4に隣接して、光源とな
るレーザダイオードを含む光磁気ヘッドアッセンブリ3
及び光磁気ディスク4の面に垂直な方向に磁界を生成す
る磁界発生ユニット5が設けられている。データの記録
系は、プリコーダ1及び駆動回路2を有している。プリ
コーダ1は、コントロールユニット(図示せず)から供
給される記録データを所定のパーシャルレスポンス特性
に基づいてコード化する。駆動回路2はプリコーダ1か
らのコードデータに基づいて光磁気ヘッドアセンブリ3
のレーザダイオードを駆動する。レーザダイオードから
のレーザ光による加熱作用と磁界発生ユニット5にて発
生される磁界により、光磁気ディスク4に、上記コード
データに対応した磁化パターンに従って配列された記録
マークが形成される。データの再生系は、PLL(Phas
e Locked Loop )回路7、データ用PLL回路8、遅延
回路9及び最尤データ検出回路10を有している。光磁
気ディスク4には、サーボ用のピット(ウォブルドピッ
ト)が形成されており、データの読出し時において、光
磁気ヘッドアッセンブリ3からは、該サーボ用のピット
でのレーザ反射光に対応した周期的な信号(ウォブルド
ピット信号)が出力されている。PLL回路7は、基準
クロック信号を当該ウォブルドピット信号に位相同期さ
せることにより、クロック信号を生成する。そして、こ
のクロック信号が更に、データ用PLL回路8及び遅延
回路9にて処理されて、最尤データ検出回路10に供給
される。最尤データ検出回路10は、上記クロック信号
に同期して動作し、最尤復号方式に従って、光磁気ヘッ
ドアッセンブリ3からの再生信号波形からデータ記録マ
ークのエッジに対応したデータ信号を再生している。最
尤データ検出回路10では、クロック信号に同期してサ
ンプリングされた信号値に基づいて、最も確からしい信
号値の遷移パスを定め、その遷移パスに基づいて再生す
べき信号値を確定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光磁気ディス
クの感度むら、データ記録時における環境温度変化、光
点制御の変動によって、光磁気ディスクに記録されるマ
ークの大きさ(トラックが延びる方向の長さ)が変動す
る。このように、光磁気ディスクに記録されるマークの
大きさが変動すると、該光磁気ディスクから得られる再
生信号波形が変動する。特に、最尤データ検出回路10
にてデータ記録マークのエッジに対応したデータ信号を
再生しているので、前エッジに対応した再生データ信号
と後エッジに対応した再生データ信号では、マークの大
きさの変動に伴う位相の変化方向が異なる。従って、記
録マークの大きさの変動に影響されずに外部からのクロ
ックを用いて正確なデータ信号を再生することが難し
い。そこで、本発明の課題は、記録マークのエッジに対
応したデータ信号をより正確に再生できるようなデーだ
再生システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1に記載されるように、記録すべ
きデータを所定のパーシャルレスポンス特性に対応した
規則に従って変調された信号を記録した光ディスク記録
媒体からヘッドを介して再生信号を得、その再生信号に
基づいて記録データに対応したデータ信号を生成するデ
ータ再生システムにおいて、上記再生信号に基づいて同
期クロックを生成するクロック生成手段と、上記クロッ
ク生成手段によって生成される同期クロックに同期して
動作し、再生信号のレベルをサンプリングしてそのサン
プリングレベルから最尤復号方式に従ってデータ信号を
生成する信号生成手段とを備え、上記クロック生成手段
は、再生信号の立ち上がり点に基づいて位相同期された
第一の同期クロックを生成する第一のクロック生成手段
と、再生信号の立ち下がり点に基づいて位相同期された
第二の同期クロックを生成する第二のクロック生成手段
とを有し、上記信号生成手段は、第一のクロック生成手
段からの第一の同期クロックに同期して再生信号のレベ
ルをサンプリングし、そのサンプリングレベルから最尤
復号方式に従って再生信号の前エッジに対応した第一の
データ信号を生成する第一の最尤データ検出手段と、第
二のクロック生成手段からの第二の同期クロックに同期
して再生信号のレベルをサンプリングし、そのサンプリ
ングレベルから最尤復号方式に従って再生信号の後エッ
ジに対応した第二のデータ信号を生成する第二の最尤デ
ータ検出手段と、上記第一及び第二の最尤データ検出手
段からの第一及び第二のデータ信号を合成して出力すべ
きデータ信号を生成する信号合成手段とを有するように
構成される。また、上記課題を解決するため、本発明
は、請求項6に記載されるように、記録すべきデータを
所定のパーシャルレスポンス特性に対応した規則に従っ
て変調された信号を記録した光ディスク記録媒体からヘ
ッドを介して再生信号を得、その再生信号に基づいて記
録データに対応したデータ信号を生成するデータ再生シ
ステムにおいて、上記再生信号に基づいて同期クロック
を生成するクロック生成手段と、上記クロック生成手段
によって生成される同期クロックに同期して動作し、再
生信号のレベルをサンプリングしてそのサンプリングレ
ベルから最尤復号 方式に従ってデータ信号を生成する信
号生成手段とを備え、上記クロック生成手段は、再生信
号の立ち上がり点に基づいて位相同期された第一の同期
クロックを生成する第一のクロック生成手段と、再生信
号の立ち下がり点に基づいて位相同期された第二の同期
クロックを生成する第二のクロック生成手段と、該第一
の同期クロックと該第二の同期クロックとを合成して合
成クロックを出力するクロック合成手段とを有し、上記
信号生成手段は、クロック合成手段からの合成クロック
に同期して再生信号のレベルをサンプリングするサンプ
リング手段と、サンプリング手段からのサンプリングレ
ベルから最尤複合方式に従って再生信号の立ち上がりに
対応した前エッジデータ信号を生成する第一の手段と、
サンプリング手段からのサンプリングレベルから最尤複
合方式に従って再生信号の立ち下がりに対応した後エッ
ジデータ信号を生成する第二の手段と、上記前エッジデ
ータ信号と後エッジデータ信号を合成して出力すべきデ
ータ信号を合成するデータ合成手段とを有するように構
成される。
【0006】
【作用】記録時の環境温度の変動、記録媒体の感度のむ
ら等により、記録媒体に記録されるデータの状態が変動
すると、再生信号波形が変動する。第一及び第二の同期
クロック及びレベル信号は再生信号波形に基づいて生成
されるため、再生信号波形の変動に基づいた第一及び第
二の同期クロックとレベル信号の相対的なずれは小さ
い。従って、上記第一及び第二の同期クロックに基づい
て該レベル信号から生成されるデータ信号は、正しく記
録媒体に記録されたデータに正しく対応する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。実施例に係る光磁気ディスク装置は、図22に示
すものと同様の記録/再生機構(光磁気ヘッドアッセン
ブリ3、光磁気ディスク4、磁界発生ユニット5、スピ
ンドルモータ)、及び記録系(プリコーダ1、駆動回
路2)を有している。光磁気ヘッドアッセンブリ3から
出力される再生信号に基づいて信号データを生成する再
生系の構成は、図1に示すようになっている。
【0008】図1に示す再生系は、同期クロックを生成
するための第一の系とデータ信号を生成するための第二
の系とによって構成されている。まず、第一の系は、セ
ンタレベル二値化回路21、エッジ検出回路22、第一
のPLL回路23、第二のPLL回路24及び反転回路
28を有する。センタレベル二値化回路21は、再生信
号波形(1)の振幅の中点に対応した基準レベル
(LC )を用いて、該再生信号波形を二値化している。
エッジ検出回路22は、センタレベル二値化回路21か
ら供給される二値化信号(2)の立ち上がり及び立ち下
がりを検出し、該立ち上がりに対応した前エッジ検出信
号(3)及び該立ち下がりに対応した後エッジ検出信号
(4)を出力する。そして、第一のPLL回路23は前
エッジ検出信号(3)に基づいて前エッジ同期クロック
(5)を生成し、第二のPLL回路24は後エッジ検出
信号(4)に基づいて後エッジ同期クロック(6)を生
成する。そして、反転回路35が後エッジ同期クロック
(6)を反転して同期クロック(10)を生成する。
【0009】上記各信号(1)〜(6)の状態が図2に
示される。センタレベル二値化回路21から出力される
二値化信号(2)は、再生信号波形が基準レベル
(LC )以上のときハイレベルとなる。そして、前エッ
ジ同期クロック(5)の位相が二値化信号(2)の立ち
上がり点に基づいて同期され、後エッジ同期クロック
(6)の位相が二値化信号(2)の立ち下がり点に基づ
いて同期される。
【0010】上記のように生成された前エッジ同期クロ
ック(5)、第二の同期クロック(6)及び反転回路2
8から出力される同期クロック(10)がデータ信号を
生成するための第二の系に供給される。第二の系は、第
一の最尤データ検出回路25a、第二の最尤データ検出
回路25b、オア回路26、及びデータ弁別回路27を
有している。第一の最尤データ検出回路25aは、第一
のPLL回路23からの前エッジ同期クロック(5)に
同期して動作し、最尤復号方式に従って、再生信号波形
(1)の前エッジに対応した前エッジデータ信号(7)
を生成する。第二の最尤データ検出回路25bは、第二
のPLL回路24からの後エッジ同期クロック(6)に
同期して動作し、最尤復号方式に従って、再生信号波形
(1)の後エッジに対応した後エッジデータ信号(8)
を生成する。オア回路23は、第一の最尤データ検出回
路25aから出力される前エッジデータ信号(7)及び
第二の最尤データ検出回路25bから出力される後エッ
ジデータ信号(8)の論理和をとり、それらの合成信号
(9)を出力する。データ弁別回路27は、同期クロッ
ク(10)に基づいてオア回路26からの合成信号
(9)のデータ弁別を行う。そして、このデータ弁別回
路27からの出力信号が再生データ信号(11)として
復調ユニット(図示せず)に供給される。復調ユニット
は、同期信号(10)に同期して動作し、再生データ信
号(11)から記録データを復調する。
【0011】ところで、記録系においては、記録データ
(ビット列)を1/7変調し、それによって得られた1
/7変調データをプリコーダ1がパーシャルレスポンス
クラス1の特性に対応するように〔1/(1+D)〕mo
d2変調している。そして、〔1/(1+D)〕mod2によ
って得られたデータに基づいて駆動回路2がレーザダイ
オードを駆動している。上記各データの状態は、例え
ば、図5(1),(2),(3),(4)に示される。
この図から明らかなように、1/7変調データ(2)
は、記録信号(レーザ駆動信号)(4)のエッジに対応
したビットが“1”になっている。即ち、上記再生系で
は、第一及び第二の最尤データ検出回路25a,25b
が再生信号波形のエッジ(前エッジ、後エッジ)に対応
したデータ信号を生成する。この生成されるデータ信号
は1/7変調データに対応している。
【0012】上述した各最尤データ検出回路25a,2
5bでは、入力信号から確からしいデータを検出したと
きに、その検出データに至る最も確からしいデータ遷移
パスを確定し、そのパス上のデータを再生すべき記録信
号データとして確定する。記録信号データ“+1”と
“0”の間においては、“1”から“1”へのデータ遷
移パス,“0”から“0”へのデータ遷移パス,“1”
から“0”へのデータ遷移パス及び“0”から“1”へ
のデータ遷移パスがとり得る。“1”から“1”へのデ
ータ遷移パスは、図5(6)で示すように、(1+D)
変換で得られた信号の“+2”に対応し、このデータ遷
移の状態を+merge (プラスマージ)と定義する。
“0”から“0”へのデータ遷移パスは、上記(1+
D)変換で得られた信号の“−2”に対応し、このデー
タ遷移の状態を−merge (マイマスマージ)と定義す
る。また、“0”から“1”および“1”から“0”へ
の遷移パスは上記(1+D)変換で得られた信号の
“0”に対応し、これらのデータ遷移のいずれかである
が確定していない状態をno merge(ノーマージ)と定
義する。
【0013】上述したような第一及び第二の最尤データ
検出回路25a,25bは、例えば、図3に示すように
構成されている。図3において、各最尤データ検出回路
25a,25bは、同期クロック(5),(6)に同期
して、再生信号(アナログ信号)をディジタル信号に変
換するA/D変換器250、第一の加算器251、第
の比較器252、第一の符号反転器253、第二の加算
器254、Δメモリ255、第二の比較器256、第二
の符号反転器257、スイッチ回路SW1 及び第三の加
算器258を有している。この最尤データ検出回路25
a,25bは更に、メモリ制御器259、データメモリ
260、比較器261、レジスタ262、(1+D)mo
d2変換器263、出力レジスタ264及びエッジ検出回
路265を有している。
【0014】第一の加算器251はA/D変換器250
からの入力データy(ノイズを含んだ再生信号に対応)
と後述する基準値Δとを加算して、加算値Z(=y+
Δ)を出力する。第一の比較器252は、加算値ZがZ
>1,Z<−1及び−1≦Z≦1のいずれの範囲にある
かを判別し、Z>1のとき“1”,Z<−1のとき
“−1”,及び−1≦Z≦1のとき“0”を出力する。
第一の符号反転器253は、第一の比較器252からの
出力値の符号を反転してデータaを出力する。即ち、第
一の比較器252からの出力値が“+1”のときには、
第一の符号反転器253から“−1”のデータa(a=
−1)が出力され、第一の比較器252からの出力値が
“−1”のときには、第一の符号反転器253から“+
1”のデータa(a=+1)が出力される。また、第一
の比較器252からの出力値が“0”のときには、第一
の符号反転器253から“0”のデータa(a=0)が
出力される。第二の加算器254はA/D変換器250
からの入力データyと上記データaを加算して加算値y
+aを出力する。スイッチ回路SW1 は、第二の符号反
転回路257に接続された端子(1)と第二の加算器2
54に接続された端子(2)とを有し、端子(1)又は
端子(2)がデータaの状態に応じて選択される。デー
タaが“0”でないとき(a=+1またはa=−1)端
子(2)が選択され、第二の加算器254からの加算値
y+aが基準値Δとしてスイッチ回路SW1 を介してΔ
メモリ255に格納される(Δ=y+a)。一方、デー
タaが“0”のとき端子(1)が選択され、Δメモリ2
55からの基準値Δの符号を反転する第二の符号反転器
257からの出力値−Δが新たな基準値としてスイッチ
回路SW1 を介してΔメモリ255に格納される(Δ=
−Δ)。第二の比較器256は、Δメモリ255から供
給される基準値Δの符号SGN(Δ)が正であるか負で
あるかを判別する。基準値Δの符号SGN(Δ)が正の
とき第2の比較器256は判別信号“+1”を出力し、
基準値Δの符号SGN(Δ)が負のとき第二の比較器2
56は判別信号“−1”を出力する。第三の加算器25
8は、第一の比較器252からの判別信号(0,±1)
と第二の比較器256からの判別信号(±1)とを加算
してその加算値(0,±1,±2)をメモリ制御器25
9に供給する。
【0015】第二の比較器256からの判別信号(+1
又は−1)がデータメモリ260に書込まれる。そし
て、メモリ制御器259は、加算値(0,±1,±2)
を制御信号として入力し、表1に示すアルゴリズムに従
ってデータメモリ260を制御する。
【0016】
【表1】
【0017】データメモリ260に書込まれた各データ
(+1又は−1”)は比較器261にて基準値“0”と
比較され、“+1”が“1”に“−1”が“0”に夫々
変換される。この比較器261にて得られた2値データ
はレジスタ262にセットされ、そのセットデータがレ
ジスタ262から(1+D)mod2変換器263に供給さ
れる。そして、(1+D)mod2変換器263は入力デー
タに対して(1+D)mod2変換を行ない、元の1/7変
調されたデータが得られる。1/7変調されたデータは
出力レジスタ264にセットされる。出力レジスタ26
4にセットされた1/7変調データは、エッジ検出回路
265に供給され、エッジ検出回路265は、レジスタ
262にセットされるデータの状態に基づいて1/7変
調データにおける再生信号のエッジに対応したビット
“1”を検出する。即ち、第一の最尤データ検出回路2
5aにおけるエッジ検出回路265からは、再生信号の
前エッジに対応したビット“1”が前エッジ同期クロッ
ク(5)に同期して前エッジデータ信号として出力さ
れ、第二の最尤データ検出回路25bにおけるエッジ検
出回路265からは、再生信号の後エッジに対応したビ
ット“1”が後エッジ同期クロック(6)に同期して後
エッジデータ信号として出力される。
【0018】上記のように構成された各最尤データ検出
回路25a,25bは、図4に示すフローチャートに従
って動作する。各最尤データ検出回路25a,25bの
動作を図6(10)〜(18)に示す例を参照して説明
する。 A/D変換器250からの入力データyk が、図6(1
0)に示すように、 k yk k yk 1 −1.98 8 −0.1 2 −2.05 9 +1.9 3 0.1 10 +2.0 4 +1.95 11 +2.1 5 +1.85 12 +0.1 6 −0.1 13 −1.9 7 −2.1 と変化する。この入力データyk は図5(6)に示す再
生データのサンプリング値であり、ノイズ成分を含んで
いる。
【0019】例えば、k=2において、入力データyk
=−2.05が入力すると(S100)、第一の加算器
251がΔメモリ255からのk=1で得られた基準値
Δ=−0.98と入力データyk =−2.05とを加算
してその加算値Z=−3.03(=−0.98−2.0
5)を出力する(S101)。ここで、この加算値Zは
−1より小さいのでデータ遷移の状態が−merge である
と判定され(S102,S103)、第一の比較器25
2から判定結果“−1”が出力される。その結果、“+
1”のデータaが符号反転器253から第二の加算器5
4に供給される(S110)。また、Δメモリ255か
らの基準値Δ(=−0.98)が負であるので、第二の
比較器256から判定結果“−1”が出力される(S1
11)。上記“+1”のデータaによりスイッチ回路S
1 は端子(2)を選択しており、第二の加算器254
での加算値y+a(=−2.05+1=−1.05)が
Δメモリ255に格納される(S113)。そして、メ
モリ制御器259は、第三の加算器258から制御信号
“−2”を入力しており、データメモリ260のポイン
タPを“0”にリセットする(S114)(表1参
照)。そして、データメモリ260内のデータがai
i-1 となるようシフトされると共に、第二の比較器2
56から出力される判定結果“−1”(SGN(Δ))
がデータメモリ260のa0 (p=0に対応)に書込ま
れる(S105)。
【0020】次に、k=3において、入力データyk
0.1が入力すると(S100)、第一の加算器251
がΔメモリ255からのk=2で得られた基準値Δ=−
1.05と入力データyk =0.1を加算してその加算
値Z=−0.95(−1.05+0.1)を出力する
(S101)。ここで、この加算値Zは−1≦Z≦1の
範囲にあるので、データ遷移の状態がno mergeであると
判定され(S102,S103)、第一の比較器252
から判定結果“0”が出力される。その結果、“0”の
データaが符号反転器253から出力され、このデータ
a(“0”)によってスイッチ回路SW1 が端子(2)
から端子(1)に切換えられる。このとき、第二の比較
器256からは、Δメモリ255内の基準値Δ=−1.
05に基づいた判定結果“−1”(SGN(Δ))が出
力されている。従って、メモリ制御器259は、第三の
加算器258から制御信号“−1”を入力しており、デ
ータメモリ260のポインタPをP+1にインクリメン
トする(S104)(表1参照)。そして、Δメモリ2
55に格納された基準値Δ=−1.05の符号が第二の
符号反転器57によって反転され、新たな基準値Δ=
1.05がΔメモリ255に格納される(S104)。
この新たな基準値Δ=1.05はΔメモリ255から第
二の比較器256に供給され、第二の比較器256は判
定結果“+1”を出力する。その後、データメモリ26
0内のデータがai →ai-1 となるようにシフトされ、
第二の比較器256から出力される判定結果“+1”
(SGN(Δ))がデータメモリ260のa0 に書込ま
れる(S105)。
【0021】更に、k=4において、入力データyk
+1.95が入力すると(S100)、第一の加算器2
51がΔメモリ255からのk=3で得られた基準値Δ
=1.05と入力データyk =1.95を加算してその
加算値Z=3.0(=1.05+1.95)を出力する
(S101)。
【0022】ここで、この加算値Zは1より大きいの
で、データ遷移の状態が+merge であると判定され(S
102)、第一の比較器252から判定結果“+1”が
出力される。その結果、“−1”のデータaが符号反転
器253から第二の加算器254に供給される(S12
0)。また、Δメモリ255からの基準値Δ(=1.0
5)が正であるので、第二の比較器256から判定結果
“−1”(SGN(Δ))が出力される(S121)。
上記“−1”のデータaによりスイッチ回路SW1 は端
子(1)から端子(2)に切換わり、第二の加算器25
4での加算値y+a(=+1.95−1=0.95)が
Δメモリ255に格納される(S123)。そして、メ
モリ制御器259は、第三の加算器258から制御信号
“+2”を入力しており、データメモリ260のポイン
タP(=1)が“0”にリセットされる(S114)
(表1参照)。そして、データメモリ260内のデータ
がai→ai-1 となるようにシフトされると共に、第二
の比較器256から出力される判定結果“+1”(SG
N(Δ))がデータメモリ260のa0 (P=0に対
応)に書込まれる(S105)。
【0023】上記のような処理が繰り返し行なわれる。
その処理の過程で、ポインタPが“0”にリセットされ
るごとにデータメモリ260の内容が確定する。上述し
たように、no merge状態である場合には、ポインタPが
インクリメントされると共に、基準値Δの符号に対応し
た“+1”又は“−1”が順次データメモリ260に書
込まれる。その後、+merge の状態で基準値Δが正又は
−merge の状態で基準値Δが負になると、no merge状態
にてデータメモリ260に格納されたデータ及び、その
後の+merge 又は− merge状態でデータメモリに格納さ
れたデータが確定する。一方、no merge状態の後におい
て、+merge の状態で基準値Δが負又は− mergeの状態
で基準値Δが正になるなど、本来、受け入れられない状
態(disagree) になると、no mergeの状態でデータメモ
リ260に格納されたデータa0〜aP (Pはポインタ
Pの値)の補数が演算され(S112,S122),デ
ータメモリ260内のデータa0 〜aP がその補数に書
換えられる。その後、ポインタPが“0”にリセットさ
れて(S113,S123)データメモリ260の内容
が確定する。
【0024】上記の処理は、no mergeの状態では、デー
タ遷移パスが確定していないことに基づいている。即
ち、+ mergeの状態になるか又は− mergeの状態になる
かに応じてそのno merge状態でのデータ遷移パスが0→
1又は1→0に確定される。このようにして、最も確か
らしい遷移パスが確定する。
【0025】データメモリ260には、上述したよう
に、“+1”又は“−1”が格納される。各データ
(“+1”又は“−1”)が比較器261によって基準
値“0”と比較されることによって“1”又は“0”に
変換され、その比較器261の出力データ(図6(1
7)参照)はレジスタ262に格納される。このレジス
タ262内に格納されたデータ列は、図5(8)に示す
データ遷移パスに対応している。その後、(1+D)mo
d2変換器263がレジスタ262内のデータを(1+
D)mod2に従って変換し、その変換データが出力レジス
タ264に格納される(図6(18)参照)。この(1
+D)mod2変換にて得られるデータは、元の1/7変調
されたデータ(図5(2)参照)に対応している。
【0026】上記のような再生系では、図7に示すよう
に、第一の最尤データ検出回路25aから前エッジ同期
クロック(5)に同期して再生信号の前エッジに対応し
た前エッジデータ信号(7)が出力され、第二の最尤デ
ータ検出回路25bから後エッジ同期クロック(6)に
同期して再生信号の後エッジに対応した後エッジデータ
信号(8)が出力される。そして、オア回路26から出
力されるそれらの合成データ(9)が同期クロック(1
0)によってデータ弁別され、上述した1/7変調デー
タに対応した再生データ信号(11)が得られる。
【0027】上記実施例において、光磁気ディスク4上
に形成される各記録マークの大きさ(トラックの周方向
の大きさ)がデータ記録時の種々の条件によって変動し
ても、隣接する記録マークの前エッジ間の距離、及び後
エッジ間の距離はほぼ一定である。従って、記録マーク
の大きさが変動しても、記録マークの配列に対応した波
形となる再生信号の前エッジに同期するようにした前エ
ッジ同期クロック(5)及び再生信号の後エッジに同期
するようにした後エッジ同期クロック(6)が安定な状
態に維持される。また、上記前エッジ同期クロック
(5)及び後エッジ同期クロック(6)は、再生信号波
形(1)に基づいて生成されている。従って、記録マー
クの大きさの変動によって再生信号波形(1)が変動し
ても、再生信号波形(1)と各同期クロック(5),
(6)の相対的な位相関係は変動しない。その結果、前
エッジ再生データ信号(7)は常に記録マークの前エッ
ジに正しく同期し、後エッジ再生データ信号(8)は常
に記録マークの後エッジに正しく同期する。すなわち、
これらを合成した再生データ信号(1/7変調データ)
もまた、正しく再生信号波形(1)に対応したものとな
る。
【0028】なお、データ弁別回路27で用いられるク
ロック(10)は特願平5−96164で提案されるよ
うな、クロック(5)、クロック(6)の位相ズレ中点
に同期したクロックを反転させたものでもよい。図8は
再生系の他の構成例を示し、図10はそのタイミングチ
ャートを示す。図8において、センタレベル二値化回路
21、エッジ検出回路22、第一のPLL回路23及び
第二のPLL回路24が、図1に示すものと同様に設け
られ、センタレベル二値化回路21から出力される二値
化信号の立ち上がりに対応した前エッジ信号(2)に同
期する前エッジ同期クロック(4)及び該二値化信号の
立ち下がりに対応した後エッジ信号(3)に同期する後
エッジ同期クロック(5)が夫々第一のPLL回路21
及び第二のPLL回路24から出力される。
【0029】この再生系は、更に、最尤データ検出回路
50、クロック切換え回路51、フリップフロップ回路
52及びオア回路53を有している。クロック切換え回
路51は、フリップフロップ回路52からの出力信号Q
(切換信号)の状態に応じた前エッジ同期クロック
(4)及び後エッジ同期クロック(5)の切換えにより
合成クロック(9)を出力する。最尤データ検出回路5
0は、切換え回路51からの合成クロック(9)に同期
して動作し、最尤復合処理により、再生信号波形(1)
の立ち上がりに対応した前エッジデータ(6)及び再生
信号波形(1)の立ち下がりに対応した後エッジデータ
(7)を検出する。フリップフロップ回路52は、最尤
データ検出回路50からの前エッジデータ(6)により
プリセットされ(ハイレベル)、その後エッジデータ
(7)よりクリアされる(ローレベル)。従って、フリ
ップフロップ回路52からの出力信号Q(切換え信号)
は、前エッジデータ(6)が出力されてから後エッジデ
ータ(7)が出力されるまでの間セットされた状態(ハ
イレベル)であり、また後エッジデータ(7)が出力さ
れてから次の前エッジデータ(6)が出力されるまでの
間クリアされた状態(ローレベル)である。そして、ク
ロック切換え回路51は、フリップフロップ回路52か
らの出力信号Q(切換え信号)がセットされた状態(ハ
イレベル)のときに後エッジ同期クロック(5)を選択
し、その出力信号Q(切換え信号)がクリアされた状態
(ローレベル)のときに前エッジ同期クロック(4)を
選択する。即ち、前エッジデータ(6)が最尤データ検
出回路50から出力された直後に、前エッジ同期クロッ
ク(4)から後エッジ同期クロック(5)に切換えら
れ、また後エッジデータ(7)の出力の直後に、後エッ
ジ同期クロック(5)から前エッジ同期(4)に切換え
られる。
【0030】上述したような切換動作を行なうクロック
切換え回路51は、例えば、図9に示すように構成され
る。図9において、オア回路61、インバータ62、D
型フリップフロップ回路63、アンド回路64,65及
びオア回路66が設けられている。前エッジ同期クロッ
ク(4)と後エッジ同期クロック(5)とがオア回路6
1に入力し、このオア回路61の出力信号がインバータ
62に入力している。従って、インバータ62からは前
エッジ同期クロック(4)と後エッジ同期クロック
(5)との位相差に対応したパルス信号(11)が出力
される。インバータ62からのパルス信号がD型フリッ
プフロップ回路63のクロック(CLK)端子に入力
し、前述したフリップフロップ回路52からの切換え信
号(8)がD型フリップフロップ回路63のデータ入力
端子(D)に入力している。D型フリップフロップ63
の出力信号Q(12)と後エッジ同期クロック(5)が
アンド回路64に入力し、D型フリップフロップ63の
反転出力信号
【0031】
【外1】
【0032】(13)と前エッジ同期クロック(4)が
アンド回路65に入力している。そして、各アンド回路
64,65からの出力信号(14),(15)がオア回
路66に入力し、このオア回路66から合成クロック信
号(9)が出力される。上記各信号(1)〜(15)の
状態が図10及び図11に示される。
【0033】上記のようなクロック切換回路51では、
クロック切換信号(8)(フリップフロップ回路52の
出力信号)がインバータ62からのパルス信号(11)
に同期して作動するD型フリップフロップ63によって
遅延されて得られる信号Qがアンド回路64に入力し、
その反転信号
【0034】
【外2】
【0035】がアンド回路65に入力する。その結果、
クロック切換信号(8)がハイレベルとなると、前エッ
ジ同期クロック(4)がアンド回路65によってマスク
され、後エッジ同期クロック(5)がアンド回路64、
オア回路66を介して合成クロック信号(9)として出
力される。一方、クロック切換信号(8)がローレベル
となると、後エッジ同期クロック(5)がアンド回路6
4によってマスクされ、前エッジ同期クロック(4)が
アンド回路65、オア回路66を介して合成クロック信
号(9)として出力される。
【0036】上記のようにして得られた合成クロック信
号(9)に同期して作動する最尤データ検出回路50か
ら出力される前エッジデータ(6)及び後エッジデータ
(7)がオア回路53によって合成され、再生データ
(10)が得られる。上記最尤データ検出回路50は、
例えば、図12に示すように構成される。
【0037】図12において、最尤データ検出回路50
は、アナログ信号である再生信号(1)を上記合成クロ
ック信号(9)に同期してデジタルデータに変換するA
/D変換器13を有すると共に、マージ(Merge)
判定ユニット141、中心値演算ユニット142、基準
値演算ユニット143及びマージ(Merge)検出ユ
ニット144を有している。マージ判定ユニット141
は、A/D変換器13からの出力データyk と後述する
基準値演算ユニット143からの基準値Δk とを用いて
当該入力データyk に対するマージ判定を行い、その判
定値Mk を出力する。
【0038】このマージ判定ユニット141は、図13
に示すフローに従った処理を行う。すなわち、新たな入
力データyk と基準値Δk とを用いてZk (=yk −Δ
k )を演算し、その値に応じて+merge,−mer
ge,no mergeを判定する。+merge(Z
k >1)のとき判定値Mk =(mk1,mk2)=01
を出力し、−merge(Zk <−1)のとき判定値M
k =10を出力し、更に、no merge(−1
k 1)のとき判定値Mk =00を出力する。このマー
ジ判定ユニット141での処理は、図4におけるステッ
プS100〜S103に対応する。上記のような処理を
実現するため、マージ判定ユニット141は、例えば、
図17に示すように減算器1411(Zk =yk
Δk )、第一の比較器1412(Zk <−1)及び第二
の比較器1413(Zk >1)にて構成される。
【0039】中心値演算ユニット142は、図14に示
すフローに従って処理を行う。すなわち、新たな入力信
号yk が与えられると、マージ判定ユニット141で得
られたZk 値に応じた中心値データCkdを演算する。Z
k >2の場合、中心値データCkdが、 Ckd=yk −2 に従って演算され、−2k 2の場合、中心値デー
タCkdが、 Ckd=Ck-1ave に従って演算され、また、Zk <−2の場合、中心値デ
ータCkdが、 Ckd=yk +2 に従って演算されるZk >2の場合とは、確実に入力デ
ータyk が+mergeの状態であるので、その入力デ
ータyk から理想的な振幅値“2”を減ずることによ
り、中心値データCkdを求めている(図5(6)参
照)。Zk <−2の場合とは、確実に入力yk が−me
rgeの状態であるので、その入力データyk から理想
的な負の振幅値“−2”を減ずることにより、中心値デ
ータCkdを求めている。また−2k 2の場合と
は、確実に+merge又は−mergeと判定できな
い場合(no mergeを含む)であるので、後述す
るように演算された前回の中心値Ck-1aveを中心値デー
タCkdとして用いる。上記のように演算された中心値デ
ータCkdと前回得られている中心値Ck-1aveを用いて、
中心値Ckaveが、 Ckave=[(n−1)Ck-1ave+Ckd]/n に従って、演算される。このように演算される中心値C
kaveは、n個の中心値データCkdの平均値に相当する。
中心値Ckaveを連ねた曲線は図21に示す再生信号の中
k を表わす。
【0040】上記のような処理を実現するため、中心値
演算ユニット142は、例えば、図19に示すように構
成される。図19において、中心値演算ユニット142
は、Zk <−2を判定する第一の比較器1421、Zk
>2を判定する第二の比較器1422、定数出力回路1
423(Rk )、加算器1424、マルチプレクサ14
25、減算器1426、除算器1427、加算器142
8、乗算器1429及び定数値nがセットされるレジス
タ1430を有している。第一の比較器1421からの
k <−2の判定結果l1 と第二の比較器1422から
のZk >2の判定結果l 2 に応じて定数出力回路142
3が定数Rk 例えば8ビットデータ)を出力する。こ
の定数Rk は、−2(l1 =0、l2 =1)又は2(l
1 =1、l2 =0)である。加算器1424は入力デー
タyk と定数Rk (−2又は2)を加算する。マルチプ
レクサ1425は第一及び第二の比較器1421,14
22からの判定結果Lk =(l1 ,l2 )に応じて加算
器1424からの加算結果yk +Rk 又は加算器142
8にて前回演算された中心値Ck-1aveのいずれかを中心
値データCkdとして選択する。該判定結果Lk
(l1 ,l2 )が(0,0)のときに前回演算された中
心値Ck-1aveが選択される。減算器1426はマルチプ
レクサ1425からの中心値データCkdから前回演算さ
れた中心値Ck-1aveを減算する。除算器1427は減算
器1426からの演算結果Ckd−Ck-1aveをレジスタ1
430にセットされた定数値nにて除し、演算値([C
kd−Ck-1ave]/n)を出力する。加算器1428は除
算器1427からの演算値([Ckd−Ck-1ave]/n)
及び前回演算された中心値Ck-1aveを加算して今回の中
心値Ckavekave=Ck-1ave+[Ckd−Ck-1ave]/n を出力する。乗算器1429は加算器1428からの中
心値Ckaveを2倍して2Ckaveを出力する。この2倍の
中心値2Ckaveは基準値演算ユニット143にて用いら
れる。
【0041】基準値演算ユニット143は、例えば、図
15に示すフローに従って処理を行う。即ち、マージ判
定ユニット141からの判定値Mk に応じた基準値Δ
k+1 を出力する。判定値Mk =01(Zk >1:+me
rge)の場合、基準値Δk+1=2Ckave−yk 1が
出力される。判定値Mk =10(Zk <−1:−mer
ge)の場合、基準値Δk+1 =2Ckave−yk −1が出
力される。また、判定値Mk =00の場合(−1
1:no merge)の場合、基準値Δk+1 =2C
kave−Δk が出力される。これらの基準値Δk+1 は、図
4の処理にて得られる基準値(Δk+1 =yk −1)、
(Δk+1 =yk +1)及び(Δk+1 =−Δk )を中心値
kaveで補正したものである。
【0042】上記のような処理を実現するため、基準値
演算ユニット143は、例えば、図18に示すように構
成される即ち、基準値演算ユニット143は、定数出力
回路1431、加算器1432、マルチプレクサ143
3及び減算器1434にて構成されている。定数出力回
路1431は、判定値Mk に応じた定数Qk 例えば
ビットデータ)を出力する。判定値Mk =01(+me
rge)の場合、定数Qk =−1が出力され、判定値M
k =10(−merge)の場合、定数Qk =1が出力
され、更に、判定値Mk =00(no merge)の
場合、定数Qk=0が出力される。加算器1432は、
入力データyk と定数出力回路1431からの定数Qk
を加算してその加算値yk +Qk を出力する。マルチプ
レクサ1433は、マージ判定器141からの判定値M
k に従って加算器1432からの加算値yk +Qk 又は
減算器1434からの前回演算された基準値Δk のいず
れかを選択する。即ち、Mk =01及び10のとき、加
算器1432からの加算値yk +Qk が選択され、判定
値Mk =00のとき、前回演算された基準値Δk が選択
される。減算器1434は、中心値演算ユニット142
からの2Ckaveからマルチプレクサ1433にて選択さ
れた値Wk (yk +Qk 又はΔk )を減算して前述した
次回の基準値Δk+1 を出力する。
【0043】マージ検出ユニット144は、マージ判定
ユニット141からの判定値Mk に基づいて入力データ
k の−mergeから+mergeへの変化及び+m
ergeから−mergeへの変化を検出する。マージ
検出ユニット144の具体的な処理は、図16に示すフ
ローに従って行われる。当該処理において、変数Ak
(ak1,ak2)≠(0,0)(1,1)が定義され、M
k =00(no merge)及びMk =Ak (+me
rge又は−mergeで変化なし)の場合、前回の変
数Ak を変化させない(Ak =Ak+1 )。またMk ≠A
k (+mergeから−mergeへの変化又は−me
rgeから+mergeへの変化)の場合、変数Ak+1
は前回の判定値Mk に設定される(Ak+1 =Mk )そし
て、前エッジデータdefk が、
【0044】
【数1】
【0045】に従って演算され、後エッジデータder
k が、
【0046】
【数2】
【0047】に従って演算される。前エッジデータde
k は入力データyk の−mergeから+merge
への変化がある場合にdefk =1となり、それ以外の
場合にはdefk =0となる。また、後エッジデータd
erk は入力データyk の+mergeから−merg
eへの変化がある場合にderk =1となり、それ以外
の場合には、derk =0となる。
【0048】上記のような処理を実現するために、マー
ジ検出ユニット144は、例えば、図20に示すように
構成される。即ち、マージ検出ユニット144は、判定
値Mk とAk+1 とからak+11
【0049】
【数3】
【0050】に従って演算する第一の演算器1441、
k+12
【0051】
【数4】
【0052】に従って演算する第二の演算器1442、
前エッジデータdefk
【0053】
【数5】
【0054】に従って演算する第三の演算回路144
及び後エッジデータderk
【0055】
【数6】
【0056】に従って演算する第四の演算回路144
を有している。上記のような構造の最尤データ検出回路
50では、前エッジ同期クロック(4)にて同期してサ
ンプリングされたデータyk に基づいてマージ検出ユニ
ット144の第三の演算回路1443からdefk =1
となる前エッジデータ(6)が出力され、後エッジ同期
クロック(5)に同期してサンプリングされたデータy
k に基づいてマージ検出ユニット144の第四の演算回
路1444からderk=1となる後エッジデータ
(7)が出力される。
【0057】上記実施例によれば、再生信号の立ち上が
りに対応した前エッジ同期クロックと再生信号の立ち下
がりに対応した後エッジ同期クロックとを切換えて得ら
れる合成クロック信号に同期して最尤データ検出回路5
0が前エッジデータdefk及び後エッジデータder
k の双方を検出している。即ち、前エッジデータ検出を
行なうときは、再生信号の前エッジに同期したクロック
(前エッジ同期クロック)を用い、後エッジデータ検出
を行なうときは、再生信号の後エッジに同期したクロッ
ク(後エッジ同期クロック)を用いるようにクロックの
切換えが行なわれる。従って、図1に示すような前記実
施例のように、エッジデータ検出用の最尤データ検出回
路25aと後エッジデータ検出用の最尤データ検出回路
25bとを別々に設ける必要がなく、再生系の回路規模
を小さくすることができる。
【0058】また、図9に示したクロックの切換回路5
1によれば、前エッジデータ及び後エッジデータが出力
された直後に状態が判定するクロック切換え信号を遅延
させた信号
【0059】
【外3】
【0060】により前エッジ同期クロック及び後エッジ
同期クロックの出力制御を行なっているので、前エッジ
同期クロックに対して後エッジ同期クロックの位相が進
んでいてもまた遅れていても適切なタイミングで同期ク
ロックの切換えができる。
【0061】
【発明の効果】以上、説明してきたように、本発明によ
れば、パーシャルレスポンス特性に基づいてデータの記
録がなされた記録媒体から、その記録されたデータに対
応したデータ信号を生成する際に、再生信号波形の立ち
上がり及び立ち下がりに基づいて第一及び第二の同期信
号を生成し、その第一及び第二の同期信号を用いて該デ
ータ信号を生成するため、記録するデータを表す記録マ
ークの大きさが変動しても、データ信号を正確に生成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】同期クロックの生成を示すタイミングチャート
である。
【図3】図1に示す最尤データ検出回路の構成例を示す
ブロック図である。
【図4】図3に示す最尤データ検出回路の動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】記録系及び再生系での信号処理を示すタイミン
グチャート(その1)である。
【図6】再生系での信号処理を示すタイミングチャート
(その2)である。
【図7】再生データの生成を示すタイミングチャートで
ある。
【図8】本発明の第二の実施例を示すブロック図であ
る。
【図9】図8に示すクロック切換え回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図10】再生データの生成を示すタイミングチャート
である。
【図11】合成クロック信号の生成を示すタイミングチ
ャートである。
【図12】図8に示す最尤データ検出回路の構成を示す
ブロック図である。
【図13】図12に示すマージ判定ユニットでの処理を
示すフローチャートである。
【図14】図12に示す中心値演算ユニットでの処理を
示すフローチャートである。
【図15】図12に示す基準値演算ユニットでの処理を
示すフローチャートである。
【図16】図12に示すマージ検出ユニットでの処理を
示すフローチャートである。
【図17】図12に示すマージ判定ユニットの構成を示
すブロック図である。
【図18】図12に示す基準値演算ユニットの構成を示
すブロック図である。
【図19】図12に示す中心値演算ユニットの構成を示
すブロック図である。
【図20】図12に示すマージ検出ユニットの構成を示
すブロック図である。
【図21】記録系及び再生系での信号処理を示すタイミ
ングチャートである。
【図22】従来の光磁気ディスク装置の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 プリコーダ 2 駆動回路 3 光磁気ヘッドアッセンブリ 4 光磁気ディスク 5 磁界発生ユニット 6 スピンドルモータ 10 最尤データ検出回路 21 センタレベル二値化回路 22 エッジ検出回路 23 第一のPLL回路 24 第二のPLL回路 25a 第一の最尤データ検出回路 25b 第二の最尤データ検出回路 26 オア回路 27 データ弁別回路 28 反転回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/10,20/14 G11B 20/18

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録すべきデータを所定のパーシャルレス
    ポンス特性に対応した規則に従って変調された信号を記
    録した光ディスク記録媒体からヘッドを介して再生信号
    を得、その再生信号に基づいて記録データに対応したデ
    ータ信号を生成するデータ再生システムにおいて、 上記再生信号に基づいて同期クロックを生成するクロッ
    ク生成手段と、 上記クロック生成手段によって生成される同期クロック
    に同期して動作し、再生信号のレベルをサンプリングし
    てそのサンプリングレベルから最尤復号方式に従ってデ
    ータ信号を生成する信号生成手段とを備え、 上記クロック生成手段は、再生信号の立ち上がり点に基
    づいて位相同期された第一の同期クロックを生成する第
    一のクロック生成手段と、再生信号の立ち下がり点に基
    づいて位相同期された第二の同期クロックを生成する第
    二のクロック生成手段とを有し、 上記信号生成手段は、第一のクロック生成手段からの第
    一の同期クロックに同期して再生信号のレベルをサンプ
    リングし、そのサンプリングレベルから最尤復号方式に
    従って再生信号の前エッジに対応した第一のデータ信号
    を生成する第一の最尤データ検出手段と、第二のクロッ
    ク生成手段からの第二の同期クロックに同期して再生信
    号のレベルをサンプリングし、そのサンプリングレベル
    から最尤復号方式に従って再生信号の後エッジに対応し
    た第二のデータ信号を生成する第二の最尤データ検出手
    段と、上記第一及び第二の最尤データ検出手段からの第
    一及び第二のデータ信号を合成して出力すべきデータ信
    号を生成する信号合成手段とを有するようにしたデータ
    再生システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ再生システムにおい
    て、 上記信号合成手段は、上記第一のデータ信号及び第二の
    データ信号の論理和信号を生成する論理和合成手段と、
    論理和合成手段からの論理和信号を所定の同期クロック
    に基づいてデータ弁別するデータ弁別手段とを有するよ
    うにしたデータ再生システム。
  3. 【請求項3】請求項2記載のデータ再生システムにおい
    て、 上記データ弁別手段は、データ弁別に用いる同期クロッ
    クを上記第一及び第二 の同期クロックの少なくともいず
    れか一方に基づいて生成する弁別クロック生成手段を有
    するようにしたデータ再生システム。
  4. 【請求項4】請求項3記載のデータ再生システムにおい
    て、 上記弁別クロック生成手段は、第一又は第二の同期クロ
    ックのいずれかを反転する反転回路を有するようにした
    データ再生システム。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載のデータ
    再生システムにおいて、 上記クロック生成手段は、再生信号の振幅の実質的に中
    央となるレベルを基準として二値化信号を生成する二値
    化信号生成手段と、二値化信号生成手段からの二値化信
    号のエッジを検出するエッジ検出手段とを有し、上記第
    一のクロック生成手段及び上記第二のクロック生成手段
    は、エッジ検出手段で検出されたエッジに同期した第一
    及び第二の同期クロックを生成するようにしたデータ再
    生システム。
  6. 【請求項6】記録すべきデータを所定のパーシャルレス
    ポンス特性に対応した規則に従って変調された信号を記
    録した光ディスク記録媒体からヘッドを介して再生信号
    を得、その再生信号に基づいて記録データに対応したデ
    ータ信号を生成するデータ再生システムにおいて、 上記再生信号に基づいて同期クロックを生成するクロッ
    ク生成手段と、 上記クロック生成手段によって生成される同期クロック
    に同期して動作し、再生信号のレベルをサンプリングし
    てそのサンプリングレベルから最尤復号方式に従ってデ
    ータ信号を生成する信号生成手段とを備え、 上記クロック生成手段は、再生信号の立ち上がり点に基
    づいて位相同期された第一の同期クロックを生成する第
    一のクロック生成手段と、再生信号の立ち下がり点に基
    づいて位相同期された第二の同期クロックを生成する第
    二のクロック生成手段と、該第一の同期クロックと該第
    二の同期クロックとを合成して合成クロックを出力する
    クロック合成手段とを有し、 上記信号生成手段は、クロック合成手段からの合成クロ
    ックに同期して再生信号のレベルをサンプリングするサ
    ンプリング手段と、サンプリング手段からのサンプリン
    グレベルから最尤複合方式に従って再生信号の立ち上が
    りに対応した前 エッジデータ信号を生成する第一の手段
    と、サンプリング手段からのサンプリングレベルから最
    尤複合方式に従って再生信号の立ち下がりに対応した後
    エッジデータ信号を生成する第二の手段と、上記前エッ
    ジデータ信号と後エッジデータ信号を合成して出力すべ
    きデータ信号を合成するデータ合成手段とを有するデー
    タ再生システム。
  7. 【請求項7】請求項6記載のデータ再生システムにおい
    て、 上記クロック合成手段は、上記信号生成手段における第
    一の手段から前エッジデータ信号が出力された直後に第
    一の同期クロックから第二の同期クロックに切換え、上
    記信号生成手段における第二の手段から後エッジデータ
    信号が出力された直後に第二の同期クロックから第一の
    同期クロックに切換えるクロック切換え手段を有するデ
    ータ再生システム。
  8. 【請求項8】請求項7記載のデータ再生システムにおい
    て、 クロック切換え手段は、前エッジデータ信号の出力時か
    ら後エッジデータ信号の出力時までは第一の状態を保持
    し、後エッジデータ信号の出力時から前エッジデータ信
    号の出力時までは第二の状態を保持する切換信号を生成
    する切換信号生成手段と、切換信号生成手段からの切換
    信号を遅延させる遅延手段と、遅延された切換信号が第
    一の状態であるときに、第二の同期クロックを出力し、
    該遅延された切換信号が第二の状態であるときに、第一
    の同期クロックを出力する出力制御手段とを有するデー
    タ再生システム。
  9. 【請求項9】請求項6乃至8のいずれかに記載のデータ
    再生システムにおいて、 上記クロック生成手段は、再生信号の振幅の実質的に中
    央となるレベルを基準として二値化信号を生成する二値
    化信号生成手段と、二値化信号生成手段からの二値化信
    号のエッジを検出するエッジ検出手段とを有し、上記第
    一のクロック生成手段及び上記第二のクロック生成手段
    は、エッジ検出手段で検出されたエッジに同期した第一
    及び第二の同期クロックを生成するようにしたデータ再
    生システム。
  10. 【請求項10】請求項1乃至9のいずれかに記載のデー
    タ再生システムにおいて、光ディスク記録媒体は、光磁
    気ディスクであるデータ再生システム。
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