JPH10260584A - 液体現像ヘッド、液体現像装置及び像形成装置 - Google Patents

液体現像ヘッド、液体現像装置及び像形成装置

Info

Publication number
JPH10260584A
JPH10260584A JP9065122A JP6512297A JPH10260584A JP H10260584 A JPH10260584 A JP H10260584A JP 9065122 A JP9065122 A JP 9065122A JP 6512297 A JP6512297 A JP 6512297A JP H10260584 A JPH10260584 A JP H10260584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
roller
developer
liquid developing
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9065122A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Nio
淳 丹尾
Kunihiko Sato
邦彦 佐藤
Toshihiro Yugawa
俊浩 湯川
Hiroyuki Inoue
博之 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP9065122A priority Critical patent/JPH10260584A/ja
Priority to DE69713270T priority patent/DE69713270T2/de
Priority to EP97307399A priority patent/EP0866383B1/en
Priority to US08/942,554 priority patent/US5899606A/en
Publication of JPH10260584A publication Critical patent/JPH10260584A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/10Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer
    • G03G15/104Preparing, mixing, transporting or dispensing developer

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Wet Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は液体現像装置を備えた像形成装置に
関し、小型化を可能とすることを課題とする。 【解決手段】 感光体ドラム21と、液体現像装置22
と、中間転写装置23と、定着装置24等を有する。液
体現像装置22Yは、液体現像ヘッド22Y−1と、イ
エローの現像液が貯留してある現像液タンク22Y−2
と、現像液タンク22Y−2と液体現像ヘッド22Y−
1とを連結しているフレキシブルなホース22Y−3と
よりなる。液体現像ヘッド22Y−1,22M−1,2
2C−1,22Bk−1が、斜め向き又は横向きの姿勢
で、感光体ドラム21の周面に対向して並んでいる。現
像液タンク22Y−2、22M−2、22C−2、22
Bk−2は、カラー電子写真式プリンタ20の底に近い
場所に横に並んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体現像装置に係
り、特に感光体ドラムを備えた電子写真式プリンタに適
用される液体現像装置に関する。感光体ドラムを備えた
電子写真式プリンタに適用される現像装置は、粉体のト
ナーを使用する乾式の現像装置と現像液を使用する液体
現像装置とに大別される。粉体のトナーの粒径は5〜1
0μmであるのに比べて、現像液中のトナーの粒径は
0.1〜3μmと小さい。よって、液体現像装置を使用
すると、乾式の現像装置を使用した場合に比べて、高解
像度印刷が可能である。また、液体現像装置を使用する
と、乾式の現像装置を使用した場合に比べて、トナーの
色再現性が高く、液体現像装置は高画質の印刷に適して
いる。
【0002】また、電子写真式プリンタは小型であるこ
とが望まれており、このためには、液体現像装置として
は、設置位置及び設置姿勢の自由度が高いことが必要で
ある。
【0003】
【従来の技術】従来の液体現像装置10は、図11に示
すように、現像液11を貯留したタンク12の上部に、
現像液を感光体ドラム13の表面に供給する現像ローラ
14と感光体ドラム13の表面に付着している現像液を
取り除くスクイーズローラ15とを並べて配した構成で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の液体現像装置1
0は、現像液11が漏れ出ないようにするために、感光
体ドラム13に対する配設位置は、大略、感光体ドラム
13の下側の位置に限られていた。即ち、従来の液体現
像装置10の設置位置及び設置姿勢の自由度は低かっ
た。
【0005】このため、カラー印刷が可能な電子写真式
プリンタは、例えば特開平5−273851号公報に記
載されているように、イエロー(Y)の液体現像装置、
マゼンタ(M)の液体現像装置、シアン(C)の液体現
像装置、黒(Bk)の液体現像装置が感光体ドラムの下
側の位置に並んで設けてあり、液体現像装置移動機構に
よってこの各液体現像装置がシフトして順次に感光体ド
ラムの真下の位置に到る構成となっている。これによ
り、電子写真式プリンタを小型にすることが困難となっ
ていた。
【0006】そこで、本発明は、上記課題を解決した液
体現像ヘッド、液体現像装置及び像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、像担
持体の表面に対して現像ギャップ及びスクイーズギャッ
プをあかして対向して配設され、現像液によって現像を
行う液体現像ヘッドにおいて、ハウジングと、該ハウジ
ングに支持されており、該像担持体に対向している部分
が該像担持体の表面の移動方向と同じ方向に移動するよ
うに回転して、現像液を上記現像ギャップに供給する現
像ローラと、該ハウジングに支持されており、該像担持
体の表面の移動方向上上記の現像ローラより下流側に配
設してあり、該像担持体に対向している部分が像担持体
の表面の移動方向と逆方向に移動するように回転して、
上記スクイーズギャップの個所で該像担持体の表面に付
着している現像液を取り除くスクイーズローラと、該ハ
ウジングの内部に形成してあり、吐出口が該像担持体の
表面の移動方向上上記現像ギャップより上流側の部位に
位置しており、外部から現像液が供給される現像液供給
路と、該ハウジングの内部に形成してあり、外部から吸
引力を作用され、余剰の現像液を強制的に回収する現像
液回収路とよりなる構成としたものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、現
像液回収路は、現像ローラとスクイーズローラとの間に
開口している回収口を有する構成としたものである。請
求項3の発明は、請求項1において、現像液回収路は、
現像ローラ及びスクイーズローラの長手方向上該現像ロ
ーラ及びスクイーズローラの両側より外側の部位に開口
している側方回収口を有する構成としたものである。
【0009】請求項4の発明は、請求項1において、現
像液回収路は、その始端に、上記現像ローラ及びスクイ
ーズローラの長手方向上両側の軸受の部位に形成してあ
る余剰現像液溜め部を有する構成としたものである。請
求項5の発明は、請求項1において、現像液回収路は、
現像ローラとスクイーズローラとの間に開口している回
収口を有し、且つ、現像ローラ及びスクイーズローラの
長手方向上該現像ローラ及びスクイーズローラの両側よ
り外側の部位に開口している側方回収口を有し、且つ、
その始端に、上記現像ローラ及びスクイーズローラの長
手方向上両側の軸受の部位に形成してある余剰現像液溜
め部を有する構成としたものである。
【0010】請求項6の発明は、請求項1において、現
像液供給路は、途中に、バッファ部屋を有する構成とし
たものである。請求項7の発明は、請求項1において、
現像ローラに当接したブレードとスクイーズローラに当
接したブレードとを更に有し、且つ、上記ハウジング
は、上記現像液供給路と現像液回収路とを連通するバイ
パス路を更に有し、上記現像ローラに当接したブレード
は、開口を有する構成であり、上記バイパス路を横切っ
ている構成としたものである。
【0011】請求項8の発明は、請求項1乃至請求項7
のうちいずれか一項記載の液体現像ヘッドと、現像液タ
ンクと、該現像液タンク内の現像液を上記液体現像ヘッ
ドに送り出す供給ポンプと、上記現像現像ヘッド内の余
剰の現像液を上記現像液タンク内に戻す吸引ポンプと、
該供給ポンプ及び吸引ポンプと上記液体現像ヘッドとを
連通するフレキシブルなホースと、該供給ポンプ及び吸
引ポンプの動作を制御する制御手段とを更に有し、該制
御手段は、動作開始時には、吸引ポンプが動作してから
少し遅れて供給ポンプが動作を開始し、動作停止時に
は、供給ポンプの動作が停止してから少し遅れて吸引ポ
ンプが動作を停止するように制御する構成としたもので
ある。
【0012】請求項9の発明は、ドラム形状の像担持体
と、請求項8記載の現像装置とよりなり、該現像装置を
構成する請求項1乃至請求項7のうちいずれか一項記載
の液体現像ヘッドが該像担持体の周囲に沿って並んで複
数配された構成としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例になるカ
ラー電子写真式プリンタ20を示す。像形成装置として
のカラー電子写真式プリンタ20は、現像装置として液
体現像装置が組み込まれた構成である。カラー電子写真
式プリンタ20は、像担持体としての感光体ドラム21
と、液体現像装置22と、中間転写装置23と、定着装
置24等を有する。
【0014】感光体ドラム21は、カラー電子写真式プ
リンタ20の略中央に設けてあり、時計方向に回転す
る。液体現像装置22は、イエロー(Y)の液体現像装
置22Yと、マゼンタ(M)の液体現像装置22Mと、
シアン(C)の液体現像装置22Cと、黒(Bk)の液
体現像装置22Bkとよりなる。液体現像装置22Y
は、大略、液体現像ヘッド22Y−1と、イエローの現
像液が貯留してある現像液タンク22Y−2と、現像液
タンク22Y−2と液体現像ヘッド22Y−1とを連結
しているフレキシブルなホース22Y−3とよりなる。
液体現像装置22M、22C、22Bkは、夫々、液体
現像ヘッド22M−1,22C−1,22Bk−1と、
マゼンタの現像液が貯留してある現像液タンク22M−
2,シアンの現像液が貯留してある現像液タンク22C
−2,黒の現像液が貯留してある現像液タンク22Bk
−2と、フレキシブルなホース22M−3,22C−
3,22Bk−3とよりなる。
【0015】液体現像ヘッドは、感光体ドラム21の周
面に近接して、感光体ドラム21の回転方向に、液体現
像ヘッド22Y−1,22M−1,22C−1,22B
k−1の順に密に並んでいる。液体現像ヘッド22Y−
1は斜め下向きの姿勢、液体現像ヘッド22M−1は横
向きの姿勢、液体現像ヘッド22C−1は斜め上向きの
姿勢、液体現像ヘッド22Bk−1は略上向きの姿勢で
ある。このように液体現像ヘッドの設置位置及び設置姿
勢の自由度が高くなっている理由は後述する。
【0016】現像液タンク22Y−2、22M−2、2
2C−2、22Bk−2は、カラー電子写真式プリンタ
20の底に近い場所(感光体ドラム21と関連性の薄い
場所)に横に並んでいる。上記のように、液体現像装置
22が液体現像ヘッドと現像液タンクとに分離された構
造であり、全部の液体現像ヘッドが感光体ドラム21の
周囲に並んでいる構成であるため、カラー電子写真式プ
リンタ20は従来のカラー電子写真式プリンタに比べて
小型となっている。
【0017】中間転写装置23は、一次転写ローラ30
と、ベルト状の中間転写体31と、二次転写ローラ32
と、バックアップローラ33とよりなる。ベルト状の中
間転写体31は一次転写ローラ30と二次転写ローラ3
2との間に掛けてある。一次転写ローラ30は、感光体
ドラム21の回転方向上、液体現像ヘッド22Bk−1
の直ぐ下流側の位置に配されており、中間転写体31を
感光体ドラム21の周面に押し付ける。
【0018】定着装置24は、用紙の搬送方向上、中間
転写装置23より下流側に位置しており、ヒートローラ
40と、バックアップローラ41とよりなる。感光体ド
ラム21の周囲には、一次転写ローラ30と液体現像ヘ
ッド22Y−1との間に、一次転写ローラ30から感光
体ドラム21の回転方向上順に、クリーニング装置50
(クリーニングローラ51とクリーニングブレード52
とからなる)、除電器53、帯電器54、レーザ走査装
置55が並んでいる。レーザ走査装置55は、画像情報
発生装置56からの画像情報に応じて動作する。
【0019】カラー電子写真式プリンタ20は、大略以
下の5段階を1つのサイクルとして動作する。各段階毎
に、感光体ドラム21が1回転し、中間転写装置23、
除電器53、帯電器54が動作する。 第1の段階:画像情報発生装置56がイエローの画像情
報を出力し、イエローの液体現像装置22Yが動作す
る。感光体ドラム21にイエローの画像の潜像が形成さ
れ、液体現像装置22Yを経て、潜像が現像されて、感
光体ドラム21にイエローの画像が表れる。感光体ドラ
ム21のイエローの画像が、中間転写装置23のベルト
状の中間転写体31に転写される。
【0020】第2の段階:画像情報発生装置56がマゼ
ンタの画像情報を出力し、マゼンタの液体現像装置22
Mが動作する。感光体ドラム21にマゼンタの画像の潜
像が形成され、液体現像装置22Mを経て、潜像が現像
されて、感光体ドラム21にマゼンタの画像が表れる。
感光体ドラム21のマゼンタの画像が、既にイエローの
画像が転写されている中間転写体31に重ねて転写され
る。
【0021】第3の段階:画像情報発生装置56がシア
ンの画像情報を出力し、シアンの液体現像装置22Cが
動作する。感光体ドラム21にシアンの画像の潜像が形
成され、液体現像装置22Cを経て、潜像が現像され
て、感光体ドラム21にシアンの画像が表れる。感光体
ドラム21のシアンの画像が、既にイエローの画像とマ
ゼンタの画像が転写されている中間転写体31に重ねて
転写される。
【0022】第4の段階:画像情報発生装置56が黒の
画像情報を出力し、黒の液体現像装置22Bkが動作す
る。感光体ドラム21に黒の画像の潜像が形成され、液
体現像装置22Bkを経て、潜像が現像されて、感光体
ドラム21に黒の画像が表れる。感光体ドラム21の黒
の画像が、既にイエローの画像とマゼンタの画像とシア
ンの画像とが転写されている中間転写体31に重ねて転
写される。
【0023】第5の段階:用紙カセット60から用紙6
1が送り出され、用紙61が略S字状の所定のパス62
に沿って搬送される。バックアップローラ33によって
中間転写体61に押しつけられつつ搬送される過程で、
中間転写体61上の画像が用紙61に転写される。用紙
61に転写された画像は、用紙61が定着装置24を通
過する過程で用紙61上に定着され、用紙61へのカラ
ー印刷が完了する。カラー印刷された用紙61は、フェ
イスダウンの向きでカラー電子写真式プリンタ20の上
部のスタッカ57上に送り出される。
【0024】次に、イエロー(Y)の液体現像装置22
Yについて説明する。図2は液体現像装置22Yを示
す。液体現像装置22YはA3サイズの用紙に対応でき
る大きさを有する。図示の便宜上、図2は液体現像装置
22Yを長さを短くして表している。これは、他の図に
ついても同じである。液体現像装置22Yは、大略、液
体現像ヘッド22Y−1と、現像液タンク22Y−2
と、ホース22Y−3とを有する。
【0025】液体現像ヘッド22Y−1は、図3に併せ
て示すように、大略、ハウジング70と、現像ローラ7
1と、スクイーズローラ72とを有する。図3は、図2
中、III-III 線を含む垂直面で切断した断面図である。
図2及び図3中、X1,X2は幅方向、Y1,Y2は奥
行き方向、Z1,Z2は高さ方向である。ハウジング7
0には、前面側に、現像ローラ収容部70aと、スクイ
ーズローラ収容部70bが形成してある。現像ローラ収
容部70aは、高さ方向上中央よりZ1側に位置し、凹
状をなし、X1,X2方向に長い。スクイーズローラ収
容部70bは、高さ方向上中央よりZ2側に位置し、凹
状をなし、X1,X2方向に長い。ハウジング70に
は、ウレタン樹脂製のブレード73、74、75、76
が、現像ローラ収容部70a及びスクイーズローラ収容
部70b内に突き出た状態で固定してある。
【0026】また、ハウジング70の内部には、現像液
供給路70cと余剰現像液回収路70dとがハウジング
70を奥行き方向に貫通して形成してある。現像液供給
路70cは、ハウジング70の背面の供給口70c−1
から開始し、Y2方向に延びており、現像ローラ収容部
70aのうち上寄りの位置の口70c−2に到り、続い
て偏平の空間85が続き、その終端は吐出口86であ
る。現像液供給路70cは、密閉された構造を有する。
【0027】偏平空間85は、現像ローラ71の周面の
うち上記感光体ドラム21の回転方向上上流側寄りの周
面部分と現像ローラ収容部70aの内壁面のうちハウジ
ング70の前面寄りの部分との間の隙間である。吐出口
86は、偏平空間85の端であり、図2に示すように、
液体現像ヘッド22Y−1の前面から見たときに、現像
ローラ71の周面のうち上記感光体ドラム21の回転方
向上上流側の周面部分とハウジング70との間に形成さ
れており、X1,X2方向に長い形状を有する。この吐
出口86は、現像ローラ71の周面とハウジング70の
前側端との間に形成してあり、感光体ドラム21の回転
方向上、後述する現像ギャップ88より上流側に位置し
ている。
【0028】また、現像液供給路70cは、その途中の
部位に、高さがa、奥行きがbであり、X1,X2方向
に長いバッファ部屋70c−3を有する。供給口70c
−1には、プラグ77が固定してある。余剰現像液回収
路70dは、ハウジング70の前面側のうち、現像ロー
ラ収容部70aとスクイーズローラ収容部70bとの間
(ブレード74、75の間)の回収口70d−1から開
始し、Y1方向に延びており、ハウジング70の背面の
口70d−2で終わる。余剰現像液回収路70dは、密
閉された構造を有する。口70d−2にはプラグ78が
固定してある。
【0029】現像ローラ71及びスクイーズローラ72
は、夫々直径が12mmであり、アルミニウム製であ
り、両端に細い軸71a,71b,72a,72bを有
する。現像ローラ71及びスクイーズローラ72は、夫
々軸71a,71b,72a,72bを軸受ブロック7
9、80に回転可能に支持されている。軸受ブロック7
9、80がハウジング70の前面の両側の凹部70eに
嵌合している。現像ローラ71は、現像ローラ収容部7
0a内に収まっている。スクイーズローラ72は、スク
イーズローラ収容部70b内に収まっている。現像ロー
ラ71にはブレード73、74が当たっている。スクイ
ーズローラ72にはブレード75、76が当たってい
る。
【0030】現像ローラ71とスクイーズローラ72の
間に、X1,X2方向に長い現像液溜め部81が形成さ
れている。また、ハウジング70のX1側の側面にモー
タ82、83が設けてあり、現像ローラ71とスクイー
ズローラ72とが独立に回転される。また、プラグ77
にフレキシブルのホース22Y−3aが接続してあり、
プラグ78にフレキシブルのホース22Y−3bが接続
してある。
【0031】上記構成の液体現像ヘッド22Y−1は、
図3に示すように、感光体ドラム21に対向している。
ギャップコロ(図示せず)によって、現像ローラ71と
感光体ドラム21とに現像ギャップ88が形成されてお
り、スクイーズローラ72と感光体ドラム21との間に
スクイーズギャップ89が形成されている。現像ギャッ
プ88の寸法g1は50〜500μmであり、スクイー
ズギャップ89の寸法g2は50〜100μmである。
図示の便宜上、液体現像ヘッド22Y−1の姿勢は水平
としてある。
【0032】図2に示すように、現像液タンク22Y−
2には、イエローの現像液90が貯留してある。現像液
タンク22Y−2に関連して、現像液タンク22Y−2
内のイエローの現像液90を送り出す供給ポンプ91
と、液体現像ヘッド22Y−1内の余剰の現像液を吸引
して現像液タンク22Y−2内に強制的に戻す吸引ポン
プ92とが設けてある。供給ポンプ91に上記のホース
22Y−3aの他端が接続してあり、吸引ポンプ92に
上記のホース22Y−3bの他端が接続してある。イエ
ローの現像液90は、例えばエクソン化学製アイソパー
(Isopar L) がキャリア液であり、トナー濃度が1〜1
0wt% のものである。
【0033】また、モータ82、83に関して駆動回路
100、101が、ポンプ91、92に関して駆動回路
102、103が設けてある。また、感光体ドラム21
を回転させるモータ105に関して駆動回路106が設
けてある。駆動回路100、101、102、103、
106は、制御手段としての制御回路107によって制
御される。制御回路107は動作の開始の順序等を制御
する。
【0034】次に、上記構成の液体現像装置22Yの動
作について説明する。カラー印刷の前記の第1の段階の
開始時、動作中、終了時に分けて説明する。 動作中: 制御回路107によって各駆動回路10
0、101、102、103、106が全て動作状態と
なっている。図4及び図5(A),(B),(C)に示
すように、感光体ドラム21はモータ105によって時
計方向に周速度v1で回転しており、現像ローラ71は
モータ82によって反時計方向に、感光体ドラム21に
対する周速比が1〜5の周速度v2で回転しており、ス
クイーズローラ72はモータ83によって時計方向に、
感光体ドラム21に対する周速比が1〜5の周速度v3
で回転している。
【0035】現像ローラ71は、感光体ドラム21に対
向している部分が感光体ドラム21の表面の移動方向と
同じ方向に移動するように回転する。スクイーズローラ
72は、感光体ドラム21に対向している部分が感光体
ドラム21の表面の移動方向と逆方向に移動するように
回転する。また、スクイーズローラ72は、感光体ドラ
ム21の表面の移動方向上現像ローラ71より下流側に
配設してある。
【0036】また、図5(E)に示すように、供給ポン
プ91が駆動されており、図5(D)に示すように、吸
引ポンプ92が駆動されている。供給ポンプ91によっ
て現像液タンク22Y−2内のイエローの現像液90
が、図4に矢印110で示すように、ホース22Y−3
aを通して、液体現像ヘッド22Y−1のハウジング7
0の現像液供給路70c内に継続的に供給されている。
例えば、感光体ドラム21のサイズがA3であり、速度
が180mm/secである場合には、イエローの現像
液90は、吐出口86から、即ち、現像ローラ71の上
流側から毎分約1〜10リットル(これが現像に必要な
量である)の割合で吐出される。吐出したイエローの現
像液90は、感光体ドラム21によって、及び、反時計
方向に回転している現像ローラ71によって搬送され、
現像ギャップ88にその全長(感光体ドラム21の長さ
に相当する)に亘って均一に供給される。これによっ
て、感光体ドラム21の潜像が現像される。
【0037】感光体ドラム21の表面のうち現像ギャッ
プ88を通過した部分に付着している余剰のイエローの
現像液は、スクイーズギャップ89の個所で、時計方向
に回転しているスクイーズローラ72によって掻き取ら
れ、現像液溜め部81に戻される。現像液溜め部81に
戻された余剰のイエローの現像液は、駆動し続けている
吸引ポンプ92によって、矢印111で示すように、回
収口70d−1から余剰現像液回収路70dを通して吸
引されて強制的に回収される。
【0038】上記のように、吐出口86から吐出したイ
エローの現像液90は、全て、感光体ドラム21及び現
像ローラ71によって現像ギャップ88に搬送され、吐
出口86から吐出したイエローの現像液90の一部が液
体現像ヘッド22Y−1外に漏れ出ることは起きない。
感光体ドラム21の表面のうち現像ギャップ88を通過
した部分に付着している余剰のイエローの現像液は、ス
クイーズローラ72によって現像液溜め部81に戻さ
れ、余剰のイエローの現像液が液体現像ヘッド22Y−
1外に漏れ出ることは起きない。現像液溜め部81に戻
された余剰のイエローの現像液は吸引ポンプ92によっ
て吸引されて強制的に回収され、現像液溜め部81に戻
された余剰のイエローの現像液が液体現像ヘッド22Y
−1外に漏れ出ることは起きない。よって、液体現像ヘ
ッド22Y−1は横向きの姿勢であるけれども、イエロ
ーの現像液が液体現像ヘッド22Y−1の外部に漏れ出
ることは起きない。
【0039】なお、現像ローラ71の表面はブレード7
3、74によってクリーニングさされている。スクイー
ズローラ72の表面はブレード75、76によって、ク
リーニングさされている。また、現像ローラ71に付着
したイエローの現像液は、ブレード74によって掻き取
られて、現像液溜め部81に戻される。スクイーズロー
ラ72に付着したイエローの現像液は、ブレード75に
よって掻き取られて、現像液溜め部81に戻される。ブ
レード73は、口70c−2から偏平空間85内に出た
イエローの現像液が現像ローラ71の裏側に回り込むこ
とを制限している。
【0040】また、供給ポンプ91によって現像液供給
路70c内に給送されたイエローの現像液90は、バッ
ファ部屋70c−3内に入り、そこから送り出されて吐
出口86に向かう。よって、振動等の影響によって現像
液供給路70c内に送り込まれたイエローの現像液の流
量が変動した場合であっても、この流量の変動はバッフ
ァ部屋70c−3でもって吸収され、吐出口86からの
イエローの現像液の吐出量は一定となっている。即ち、
吐出口86からのイエローの現像液の吐出量が一時的に
でも多くなり過ぎることが起きないようになっている。
これによって、吐出口86から吐出したイエローの現像
液が液体現像ヘッド22Y−1の外部に洩れだすことが
更に起きないようになっている。
【0041】動作開始時: 制御回路107が動作開
始の順序を制御する。制御回路107によって各駆動回
路100、101、106が全て動作され、図5
(A),(B),(C)に示すように、感光体ドラム2
1、現像ローラ71及びスクイーズローラ72が同時に
回転を開始する。また、制御回路107によって、先に
駆動回路103が動作され、これに少し遅れて駆動回路
102が動作され、図5(D),(E)に示すように、
吸引ポンプ92が感光体ドラム21、現像ローラ71及
びスクイーズローラ72の回転と同時に動作を開始し、
これから時間T1遅れて、供給ポンプ91が始動する。
よって、イエローの現像液の供給は、感光体ドラム2
1、現像ローラ71及びスクイーズローラ72が回転し
ており、且つ、吸引ポンプ92が動作している状態で開
始される。これによって、吐出口86から吐出したイエ
ローの現像液は速やかに現像ギャップ88に向かい、吐
出口86から吐出したイエローの現像液が液体現像ヘッ
ド22Y−1の外部に洩れだすことは起きない。
【0042】動作終了時:制御回路107が動作停止
の順序を制御する。制御回路107によって、図5
(A)乃至(E)に示すように、供給ポンプ91が最初
に動作を停止し、これから時間T2遅れて、吸引ポンプ
92が動作を停止し、感光体ドラム21、現像ローラ7
1及びスクイーズローラ72の回転が停止する。よっ
て、液体現像ヘッド22Y−1は、吐出口86からのイ
エローの現像液の吐出が停止し、現像液溜め部81に戻
された余剰のイエローの現像液が吸引ポンプ92によっ
て吸引されて強制的に回収されてイエローの現像液が液
体現像ヘッド22Y−1の前面側から回収された状態で
動作を終了する。よって、動作を終了した後に、イエロ
ーの現像液が液体現像ヘッド22Y−1から外部に洩れ
だすことが起きない。
【0043】図1中、他の液体現像ヘッド22M−1,
22C−1,22Bk−1及び液体現像装置22M、2
2C、22Bkは、上記の液体現像ヘッド22Y−1及
び液体現像装置22Yと同じ構造であり、これらと同じ
く動作する。次に、本発明の別の実施例になる液体現像
ヘッド22Y−1Aについて、図6乃至図10を参照し
て説明する。
【0044】液体現像ヘッド22Y−1Aは、図2及び
図3の液体現像ヘッド22Y−1に、余剰現像液回収口
を追加して設けた構成であり、図6乃至図10中、図2
及び図3に示す構成部分と同じ構成部分には同じ符号を
付し、その説明は省略する。図6、図7及び図10に示
すように、軸受ブロック79Aにはその前面に2つのX
1,X2方向に長いスリット状の側方回収口120、1
21が形成してある。側方回収口120、121は、軸
受ブロック79A内部の通路123及びハウジング70
A内の通路124を経て、ハウジング70Aの上面のプ
ラグ125と連通してある。プラグ123には、フレキ
シブルのホース150が連結してあり、ホース150の
端は吸引ポンプ92に連結してある。
【0045】また、図7、図8及び図10に示すよう
に、軸受ブロック79Aの内部には、上側の軸受け部1
26に沿ってこの下側に余剰現像液溜め部127が形成
してある。下側の軸受け部128にも、これに沿ってこ
の下側に余剰現像液溜め部129が形成してある。余剰
現像液溜め部127は、軸受ブロック79A内部の通路
130及びハウジング70A内の通路131を経て、ハ
ウジング70Aの上面のプラグ132と連通してある。
余剰現像液溜め部129は、軸受ブロック79A内部の
通路133及びハウジング70A内の通路134を経
て、上記の通路131と連通している。プラグ132に
は、フレキシブルのホース150が連結してあり、ホー
ス150の端は吸引ポンプ92に連結してある。
【0046】また、別の軸受ブロック80Aも上記の軸
受ブロック79Aと同じ構造であり、側方回収口14
0、141、余剰現像液溜め部142、144、及び通
路が形成してある。また、ハウジング70Aの上面に、
上記側方回収口140、141と連通したプラグ14
5、及び、余剰現像液溜め部142、144と連通した
プラグ146が設けてある。各プラグ145、146に
はフレキシブルのホースが連結してあり、ホースの端は
吸引ポンプ92に連結してある。
【0047】上記構成の液体現像ヘッド22Y−1Aに
おいて、万一、吐出口86から吐出した現像液の一部及
び現像液溜め部81内の現像液の一部が、液体現像ヘッ
ド22Y−1AのX1,X2方向上の端からX1,X2
方向上外側に洩れ出た場合であっても、この洩れ出た現
像液は、側方回収口120、121、140、141か
ら吸引されて強制的に回収される。
【0048】また、万一、現像液が現像ローラ71及び
スクイーズローラ72の両端の細い軸71a,71b,
72a,72bを伝わって移動する場合であっても、現
像液は、途中で、余剰現像液溜め部127、129、1
42、144に入り、吸引されて強制的に回収される。
よって、細い軸71a,71b,72a,72bを伝わ
る現像液が、軸受ブロック79A、80Aを通り抜けて
液体現像ヘッド22Y−1Aの外側まで洩れ出すことは
起きない。
【0049】なお、現像液が軸71a,71b,72
a,72bに伝わらないように、軸71a,71b,7
2a,72bには、根元の部分に溝155が形成してあ
り、且つ、溝155から外側の部分に螺旋状の溝156
が所定の向きで形成してある。螺旋状の溝156はロー
ラ71、72が回転しているときに、軸71a,71
b,72a,72bに沿ってしみだした現像液に中央向
きの力を付与する。
【0050】次に、液体現像ヘッド22Y−1Aのハウ
ジング70Aの内部の構造について、特に、図9を参照
して説明する。現像ローラ71に当たっているブレード
160は、多数の開口161を有する。ハウジング70
Aの内部には、バイパス路163が、Z1方向に延びて
形成してあり、バッファ部屋70c−3の出口162と
回収口70d−1(余剰現像液回収路70d)が連通し
ている。穴あきのブレード160は、バイパス路163
を横切っている。穴あきのブレード160は、絞りとし
て且つ過剰な現像液をバイパス路163に導くように機
能する。
【0051】これによって、バッファ部屋70c−3よ
り出た現像液の大部分は吐出口86から吐出されるけれ
ども、現像液の一部は、穴あきのブレード160を通
り、バイパス路163に入り、バイパス路163を通っ
てバイパスされて余剰現像液回収路70dに到る。よっ
て、吐出口86から吐出される現像液の流量が過剰とな
ることが抑制される。よって、現像液が液体現像ヘッド
22Y−1A外に洩れだすことが更に確実に制限されて
いる。
【0052】また、現像液溜め部81内には、ブロック
165が設けてある。ブロック165は回収口70d−
1を狭くするために設けてある。回収口70d−1が狭
くなっていることにより、吸引力が強くなり、現像液溜
め部81内の現像液は効率良く回収される。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ハウジング内に、外部から現像液が供給される
現像液供給路と、外部から吸引力を作用され余剰の現像
液を強制的に回収する現像液回収路形成してある構成で
あるため、どのような姿勢にしても、現像液がハウジン
グの外に洩れだすことを効果的に制限することが出来
る。よって、配置及び姿勢の自由度を高めることが出来
る。
【0054】請求項2の発明によれば、現像液回収路
は、現像ローラとスクイーズローラとの間に開口してい
る回収口を有する構成であるため、現像ローラとスクイ
ーズローラとの間に溜まった余剰現像液を強制的に回収
することが出来る。請求項3の発明によれば、現像液回
収路は、現像ローラ及びスクイーズローラの長手方向上
現像ローラ及びスクイーズローラの両側の部位に開口し
ている側方回収口を有する構成であるため、現像ローラ
及びスクイーズローラの側方に洩れだそうとする現像液
を途中で強制的に回収することが出来る。
【0055】請求項4の発明によれば、現像液回収路
は、その始端に、現像ローラ及びスクイーズローラの長
手方向上両側の軸受の部位に形成してある余剰現像液溜
め部を有する構成としたため、現像ローラ及びスクイー
ズローラの軸を伝わって外に洩れだそうとする現像液を
途中で強制的に回収することが出来る。請求項5の発明
によれば、現像ローラとスクイーズローラとの間に溜ま
った余剰現像液、現像ローラ及びスクイーズローラの側
方に洩れだそうとする現像液、及び現像ローラ及びスク
イーズローラの軸を伝わって外に洩れだそうとする現像
液を全て強制的に回収することが出来る。
【0056】請求項6の発明によれば、現像液供給路
は、途中に、バッファ部屋を有する構成であるため、振
動等の影響によって現像液供給路内に送り込まれた現像
液の流量が変動した場合であっても、この流量の変動は
バッファ部屋でもって吸収することが出来、よって、吐
出口からの現像液の吐出量が一定となって一時的にでも
多くなり過ぎることが起きないようにすることが出来
る。よって、現像液が液体現像ヘッドの外部に洩れだす
ことが更に起きないように出来る。
【0057】請求項7の発明によれば、現像ローラに当
接したブレードとスクイーズローラに当接したブレード
とを更に有し、且つ、ハウジングは、現像液供給路と現
像液回収路とを連通するバイパス路を更に有し、現像ロ
ーラに当接したブレードは、開口を有する構成であり、
バイパス路を横切っている構成としたため、現像液の流
量が過剰となった場合には過剰分の現像液がバイパス路
に回り込み、吐出口から吐出される現像液の流量が過剰
となることを抑制出来、よって、現像液が液体現像ヘッ
ド外に洩れだすことが更に確実に制限出来る。
【0058】請求項8の発明によれば、供給ポンプ及び
吸引ポンプと液体現像ヘッドとをフレキシブルなホース
でつないでいるため、液体現像ヘッドを供給ポンプ及び
吸引ポンプとは独立に自由に配置することが出来る。ま
た、制御手段によって、動作開始時には、吸引ポンプが
動作してから少し遅れて供給ポンプが動作を開始し、動
作停止時には、供給ポンプの動作が停止してから少し遅
れて吸引ポンプが動作を停止するように制御する構成と
したため、動作開始時にも動作停止時にも、現像液が液
体現像ヘッド外に洩れだすことを確実に制限出来る。
【0059】請求項9の発明によれば、複数の液体現像
ヘッドがドラム形状の像担持体の周囲に配された構成で
あるため、複数の液体現像ヘッドが水平に並んだ従来の
像形成装置に比べて、像形成装置を小型に構成出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のカラー電子写真式プリンタ
を示す図である。
【図2】本発明の一実施例になる液体現像装置を示す図
である。
【図3】本発明の一実施例になる液体現像ヘッドを示す
図である。
【図4】液体現像ヘッドの現像動作中の動作を示す図で
ある。
【図5】液体現像装置の動作のタイムチャートである。
【図6】本発明の別の実施例になる液体現像ヘッドを示
す図である。
【図7】図6中、VII-VII 線を含む垂直面で断面した縦
断正面図である。
【図8】図6中、VIII-VIII 線を含む垂直面で断面した
縦断正面図である。
【図9】図6中、IX-IX 線を含む垂直面で断面した縦断
正面図である。
【図10】図6中、X-X 線を含む垂直面で断面した縦断
正面図である。
【図11】従来の液体現像装置を示す図である。
【符号の説明】
20 カラー電子写真式プリンタ 21 感光体ドラム 22 液体現像装置 22Y イエロー(Y)の液体現像装置 22M マゼンタ(M)の液体現像装置 22C シアン(C)の液体現像装置 22Bk 黒(Bk)の液体現像装置 22Y−1,22M−1,22C−1,22Bk−1
液体現像ヘッド 22Y−2,22M−2,22C−2,22Bk−2
現像液タンク 22Y−3,22Y−3a,22Y−3b,22M−
3,22C−3,22Bk−3 フレキシブルなホース 23 中間転写装置 24 定着装置 55 レーザ走査装置 56 画像情報発生装置 70,70A ハウジング 70a 現像ローラ収容部 70b スクイーズローラ収容部 70c 現像液供給路 70c−1 供給口 70c−2 口 70c−3 バッファ部屋 70d 余剰現像液回収路 70d−1 回収口 70d−2 口 71 現像ローラ 72 スクイーズローラ 79,79A,80,80A 軸受ブロック 82、83 モータ 85 偏平空間 86 吐出口 88 現像ギャップ 89 スクイーズギャップ 90 イエローの現像液 91 供給ポンプ 92 吸引ポンプ 107 制御回路 120,121,140,141 スリット状の側方回
収口 127,128,142,143 余剰現像液溜め部 160 穴あきブレード 161 開口 163 バイパス路 165 ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯川 俊浩 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 井上 博之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体の表面に対して現像ギャップ及
    びスクイーズギャップをあかして対向して配設され、現
    像液によって現像を行う液体現像ヘッドにおいて、 ハウジングと、 該ハウジングに支持されており、該像担持体に対向して
    いる部分が該像担持体の表面の移動方向と同じ方向に移
    動するように回転して、現像液を上記現像ギャップに供
    給する現像ローラと、 該ハウジングに支持されており、該像担持体の表面の移
    動方向上上記の現像ローラより下流側に配設してあり、
    該像担持体に対向している部分が像担持体の表面の移動
    方向と逆方向に移動するように回転して、上記スクイー
    ズギャップの個所で該像担持体の表面に余剰に付着して
    いる現像液を取り除くスクイーズローラと、 該ハウジングの内部に形成してあり、吐出口が上記像担
    持体の表面の移動方向上上記現像ギャップより上流側の
    部位に位置しており、外部から現像液が供給される現像
    液供給路と、 該ハウジングの内部に形成してあり、外部から吸引力を
    作用され、余剰の現像液を強制的に回収する現像液回収
    路とよりなる構成としたことを特徴とする液体現像ヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 該現像液回収路は、現像ローラとスクイ
    ーズローラとの間に開口している回収口を有する構成と
    したことを特徴とするの請求項1記載の液体現像ヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】 該現像液回収路は、現像ローラ及びスク
    イーズローラの長手方向上該現像ローラ及びスクイーズ
    ローラの両側より外側の部位に開口している側方回収口
    を有する構成としたことを特徴とするの請求項1記載の
    液体現像ヘッド。
  4. 【請求項4】 該現像液回収路は、その始端に、上記現
    像ローラ及びスクイーズローラの長手方向上両側の軸受
    の部位に形成してある余剰現像液溜め部を有する構成と
    したことを特徴とするの請求項1記載の液体現像ヘッ
    ド。
  5. 【請求項5】 該現像液回収路は、現像ローラとスクイ
    ーズローラとの間に開口している回収口を有し、且つ、
    現像ローラ及びスクイーズローラの長手方向上該現像ロ
    ーラ及びスクイーズローラの両側より外側の部位に開口
    している側方回収口を有し、且つ、その始端に、上記現
    像ローラ及びスクイーズローラの長手方向上両側の軸受
    の部位に形成してある余剰現像液溜め部を有する構成と
    したことを特徴とするの請求項1記載の液体現像ヘッ
    ド。
  6. 【請求項6】 該現像液供給路は、途中に、バッファ部
    屋を有する構成としたことを特徴とするの請求項1記載
    の液体現像ヘッド。
  7. 【請求項7】 現像ローラに当接したブレードとスクイ
    ーズローラに当接したブレードとを更に有し、 且つ、上記ハウジングは、上記現像液供給路と現像液回
    収路とを連通するバイパス路を更に有し、 上記現像ローラに当接したブレードは、開口を有する構
    成であり、上記バイパス路を横切っている構成としたこ
    とを特徴とするの請求項1記載の液体現像ヘッド。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のうちいずれか一
    項記載の液体現像ヘッドと、 現像液タンクと、 該現像液タンク内の現像液を上記液体現像ヘッドに送り
    出す供給ポンプと、 上記現像現像ヘッド内の余剰の現像液を上記現像液タン
    ク内に戻す吸引ポンプと、 該供給ポンプ及び吸引ポンプと上記液体現像ヘッドとを
    連通するフレキシブルなホースと、 該供給ポンプ及び吸引ポンプの動作を制御する制御手段
    とを更に有し、 該制御手段は、動作開始時には、吸引ポンプが動作して
    から少し遅れて供給ポンプが動作を開始し、動作停止時
    には、供給ポンプの動作が停止してから少し遅れて吸引
    ポンプが動作を停止するように制御する構成としたこと
    を特徴とする現像装置。
  9. 【請求項9】 ドラム形状の像担持体と、 請求項8記載の現像装置とよりなり、 該現像装置を構成する請求項1乃至請求項7のうちいず
    れか一項記載の液体現像ヘッドが該像担持体の周囲に沿
    って並んで複数配された構成としたことを特徴とする構
    成の像形成装置。
JP9065122A 1997-03-18 1997-03-18 液体現像ヘッド、液体現像装置及び像形成装置 Pending JPH10260584A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9065122A JPH10260584A (ja) 1997-03-18 1997-03-18 液体現像ヘッド、液体現像装置及び像形成装置
DE69713270T DE69713270T2 (de) 1997-03-18 1997-09-23 Entwicklungskopf für Flüssigentwickler, Flüssigentwicklungseinheit und Bilderzeugungsvorrichtung
EP97307399A EP0866383B1 (en) 1997-03-18 1997-09-23 Liquid developing head, liquid developing unit and image forming apparatus
US08/942,554 US5899606A (en) 1997-03-18 1997-10-01 Liquid developing head liquid developing unit and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9065122A JPH10260584A (ja) 1997-03-18 1997-03-18 液体現像ヘッド、液体現像装置及び像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10260584A true JPH10260584A (ja) 1998-09-29

Family

ID=13277766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9065122A Pending JPH10260584A (ja) 1997-03-18 1997-03-18 液体現像ヘッド、液体現像装置及び像形成装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5899606A (ja)
EP (1) EP0866383B1 (ja)
JP (1) JPH10260584A (ja)
DE (1) DE69713270T2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6097917A (en) * 1998-05-13 2000-08-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Developer removing apparatus of liquid printer
JP2009116032A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2011170148A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Kyocera Mita Corp 現像装置およびそれを備えた画像形成装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000112246A (ja) * 1998-09-30 2000-04-21 Toshiba Corp 画像形成装置
US6336021B1 (en) * 1999-03-26 2002-01-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Electrophotographic apparatus including a plurality of developing agent image forming units and a method of forming an electrophotographic image
KR100453035B1 (ko) * 2001-09-27 2004-10-15 삼성전자주식회사 습식 전자사진방식 인쇄기의 정전 전사방법
TWI337136B (en) * 2008-04-02 2011-02-11 Primax Electronics Ltd Printing device
US8437664B2 (en) * 2011-01-28 2013-05-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Development apparatus and printer

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3256855A (en) * 1962-04-02 1966-06-21 Australia Res Lab Machine for applying liquids
US4127082A (en) * 1975-09-26 1978-11-28 Sharp Kabushiki Kaisha Wiper roller for drying a wet sheet in a copying machine
US4648704A (en) * 1985-11-29 1987-03-10 Eastman Kodak Company Method and apparatus for applying liquid toner to a recording member
JPH0719098B2 (ja) * 1986-07-14 1995-03-06 オリンパス光学工業株式会社 液体現像ヘツド
JPS6363880A (ja) * 1986-09-02 1988-03-22 日本板硝子株式会社 引違い式防音窓
JPH01235977A (ja) * 1988-03-16 1989-09-20 Nec Corp 湿式現像装置
US5078088A (en) * 1989-10-11 1992-01-07 Olympus Optical Co., Ltd. Roller type liquid developing apparatus
US5153659A (en) * 1990-11-14 1992-10-06 Colorep, Inc. Multicolor electrophotographic development system with detachable liquid developing devices rotatably mounted
JPH05313499A (ja) * 1992-05-06 1993-11-26 Olympus Optical Co Ltd 湿式現像装置
JPH05289527A (ja) * 1992-04-08 1993-11-05 Ricoh Co Ltd 湿式画像形成装置
JPH05289525A (ja) * 1992-04-08 1993-11-05 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH05303285A (ja) * 1992-04-24 1993-11-16 Ricoh Co Ltd スリット現像装置
US5396316A (en) * 1993-10-20 1995-03-07 Hewlett-Packard Company User-replaceable liquid toner cartridge with integral pump and valve mechanisms
JPH07301996A (ja) * 1994-05-09 1995-11-14 Ricoh Co Ltd 湿式現像装置
US5519474A (en) * 1994-05-24 1996-05-21 Hewlett Packard Company Pneumatic delivery system for liquid toner hard copy apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6097917A (en) * 1998-05-13 2000-08-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Developer removing apparatus of liquid printer
JP2009116032A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2011170148A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Kyocera Mita Corp 現像装置およびそれを備えた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE69713270T2 (de) 2002-09-26
EP0866383B1 (en) 2002-06-12
EP0866383A1 (en) 1998-09-23
DE69713270D1 (de) 2002-07-18
US5899606A (en) 1999-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0802458A2 (en) Toner collector and image forming unit having a toner collector
US6236825B1 (en) Image forming apparatus including liquid-type developing device
JPH10260584A (ja) 液体現像ヘッド、液体現像装置及び像形成装置
KR100561416B1 (ko) 습식 현상장치
KR100307604B1 (ko) 기록장치
JPS61124977A (ja) 湿式電子写真複写機
JP2002503830A (ja) 逆プレート現像液を除去するための装置および方法
JP3920705B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
US5999778A (en) Developing device of wet type printer
JP3324388B2 (ja) 画像形成装置
KR100331311B1 (ko) 습식인쇄기용현상액제거장치
JP3935129B2 (ja) 画像形成装置
JP2003345204A (ja) 液体画像形成装置
US6711370B2 (en) Liquid electrophotographic image forming apparatus
JPH10161420A (ja) 回転式現像装置
JPH08179632A (ja) 湿式画像形成装置
JPH0815994A (ja) 画像形成装置におけるクリーニング装置、及び、画像形成装置
JP2000194197A (ja) 電子写真装置および液体現像剤供給装置
JP2003287989A (ja) カラー画像形成装置
JP3735140B2 (ja) 画像形成装置
JPH10104957A (ja) 湿式画像形成装置の転写ベルトクリーニング装置
KR100503483B1 (ko) 습식 전자사진방식 프린터의 현상유닛
JP3448821B2 (ja) 画像形成装置
JPH0558192B2 (ja)
JPH10177304A (ja) 湿式画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050728

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050913