JPH0719098B2 - 液体現像ヘツド - Google Patents

液体現像ヘツド

Info

Publication number
JPH0719098B2
JPH0719098B2 JP16524486A JP16524486A JPH0719098B2 JP H0719098 B2 JPH0719098 B2 JP H0719098B2 JP 16524486 A JP16524486 A JP 16524486A JP 16524486 A JP16524486 A JP 16524486A JP H0719098 B2 JPH0719098 B2 JP H0719098B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
developer
groove
developing solution
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16524486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6319687A (ja
Inventor
厚志 八木
政司 浅野
正治 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP16524486A priority Critical patent/JPH0719098B2/ja
Publication of JPS6319687A publication Critical patent/JPS6319687A/ja
Publication of JPH0719098B2 publication Critical patent/JPH0719098B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wet Developing In Electrophotography (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば静電潜像を形成された記録紙に、液体
トナー等の現像液を付着させることにより現像を行なう
液体現像ヘッドに関し、さらに詳しくは、現像液タンク
に接続される現像液供給部と、吸引ポンプに接続される
現像液排出部と、前記現像液供給部と現像液排出部との
間を連通する如く設けられ上面にスリット状開口部を有
する現像溝とを備え、上記スリット状開口部が記録紙に
より覆われることによって生じる現像溝内の負圧によ
り、現像液を上記現像溝内に吸い上げて現像を行なう如
く構成された吸引型の液体現像ヘッドに関する。
[従来の技術] 現像液タンクに接続される現像液供給部と、吸引ポンプ
に接続される現像液排出部と、前記現像液供給部と現像
液排出部との間を連通する如く設けられ上面にスリット
状開口部を有する現像溝とを備え、上記スリット状開口
部が記録紙により覆われることによって生じる現像溝内
の負圧により、現像液を上記現像溝内に吸い上げて現像
を行なう如く構成された吸引型の液体現像ヘッドは、米
国特許第3654659号明細書,特開昭56−12671号公報など
に記載されているように公知である。
第9図および第10図は米国特許第3654659号明細書に記
載されている公知の現像ヘッドを示す図である。なお第
10図は第9図のA−A線矢視断面図である。第9図およ
び第10図において、1はブロック部材、2はスリット状
開口部を有する現像溝、3は現像液供給管、4は現像液
排出管、5は現像液タンク、6は吸引ポンプである。現
像溝2はブロック部材1の上面に、現像ヘッド長手方向
に沿って均一な断面積を有する細長い形状の開口部を、
複数本(本例では3本)形成したものである。第10図に
示すように、現像溝2の両端は、それぞれ現像液供給管
3および現像液排出管4に接続されている。
かくして記録時において、現像溝2のスリット状開口部
全域が、現像溝2に対して直交するように移送される記
録紙(不図示)により覆われると吸引ポンプ6の吸引作
用によって各現像溝内が負圧により、現像液が現像液タ
ンク5から吸い上げられて各現像溝2内へ導入され、記
録紙に触れて静電潜像の現像が行なわれるものとなって
いる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記の従来の現像ヘッドにおける現像溝2は、幅数mm、
深さ0.5〜2mm程度の細い溝であり、現像溝2の長さに対
する断面積が非常に小さい。このため現像液流路の流動
抵抗が大きく、十分な現像液流量を通流させ得ないとい
う欠点がある。そこでこの欠点をカバーすべく、現像溝
2を複数本設けているのであるが、本質的に現像液流量
不足を解消するには至らず、現像効率が悪いという欠点
がある。したがって高速現像を行なうと、現像液流量不
足により現像濃度が低いものとなってしまう。また現像
溝2による流路長が長いことから、現像液濃度が現像液
排出管4に近づくに従って漸次低下してしまい、現像ム
ラが発生し易いなどの問題があった。
そこで本発明は、十分大きな流量の現像液を通流させ
得、効率のよい現像を行ない得、高速現像を適確に行な
い得ると共に、記録紙幅方向の現像ムラが殆んどなく、
良好な品質の現像を行ない得る液体現像ヘッドを提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記問題点を解決し目的を達成するために、次
のような手段を講じた。すなわち吸引型の液体現像ヘッ
ドにおいて、現像溝におけるスリット状開口部を、現像
ヘッド本体の長手方向に対して所定角度をもち、かつ現
像ヘッド本体の短手方向に対して複数本並べて設けたも
のとする。
[作用] このような手段を講じたことにより、次のような作用を
呈する。すなわち、現像溝のスリット状開口部が現像ヘ
ッドの長手方向に対して所定角度をもち、かつ短手方向
に複数本並べた状態に設けられているので、現像液流路
の有効断面積が十分大きくなる。しかも各現像溝は、そ
の全長が著しく短かいものとなるので、現像液の供給側
と排出側との現像液濃度に差が生じないものとなる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例の全体的構成を示す図であ
る。第1図において11は現像ヘッドのブロック部材であ
り、このブロック部材11の上面には多数本の現像溝12a
〜12nが一定間隔でしかも現像ヘッド本体の長手方向に
対して所定角度傾斜して設けられている。
第2図は上記現像溝12a〜12nのパターンを示す平面図で
ある。第2図から分るように、各現像溝12a〜12nは、現
像ヘッド本体の長手方向に対して所定角度θ=40°程度
傾斜していると共に、短手方向に対しては複数本の溝が
重なり合う状態に並べて設けられている。
第1図に説明を戻す。ブロック部材11の下側面には、複
数本の現像液供給管13a〜13dと、複数本の現像液排出管
14a〜14dとが対をなすように配設されている。15は現像
液タンク、16は吸引ポンプ、17は現像液分配器、18は現
像液集収器である。上記現像液タンク15は現像液分配器
17を介して前記各現像液供給管13a〜13dに接続されてい
る。そして各現像液排出管14a〜14dは現像液集収器18を
介してポンプ16に接続されている。ポンプ16は現像液タ
ンク15に接続されている。
第3図はブロック部材11の一部を切欠して示す斜視図で
あり、第4図は第3図のB−B線矢視断面図であり、第
5図は第3図のC−C線で切断した状態の斜視図であ
る。第3図〜第5図に示すように、現像溝12a〜12nは例
えば深さ0.3〜2mm、幅0.5〜3mm程度の溝からなり、その
上面が細長いスリット状開口部をなしている。上記溝す
なわちスリット状開口部の角度θは40°(10°〜60°の
範囲が好ましい)程度であり、各一端には現像液供給孔
21a〜が設けてあり、各他端には現像液排出孔22a〜が設
けてある。これらの供給孔21a〜および排出孔22a〜は、
ブロック部材11の内部に現像ヘッド本体長手方向に沿っ
て平行に配設してある現像液供給部23および現像液排出
部24に対してそれぞれ連通している。現像液供給部23は
ブロック部材11の下部に配設されている前記現像液供給
管13a〜13dに連通しており、現像液排出部24は同じく現
像液排出部14a〜14dに連通している。
第6図および第7図は、上記現像ヘッドの製造法を示す
図である。第6図は現像溝12a〜12nの深さと同一の板厚
を有する矩形状板材31に、スリット状開口部に相当する
溝穴32を打抜加工等の手段により形成したスリット板を
示している。
第7図は第6図に示したスリット板を現像ヘッド本体30
に装着して組立てた状態を示す図である。第7図に示す
ように、現像ヘッド本体30は現像液供給部33、現像液排
出部34が形成されるように、外枠ブロック部材35の内部
に中心ブロック部材36を挿入固定したものである。この
本体30の上に第6図示のスリット板を載置し接着等の手
段により接合固定することにより、現像ヘッドとなして
いる。
このような製造法を採用することにより、少ない部品点
数で製作することができ、製作が容易化する。
次にこのように構成された本実施例の作動を説明する。
第4図矢印で示すように、記録紙25が移送されることに
より、記録紙25により現像12a〜12nのスリット状開口部
が覆われると、吸引ポンプ16の吸引作用によって現像溝
内が負圧となり、現像液タンク15内の現像液26が吸い上
げられる。そうするとこの現像液25は分配器17により各
供給管13a〜13dに分配され、ブロック部材11内の現像液
供給部23に流入する。そしてこの現像液供給部23からさ
らに供給孔21a〜を経て各現像溝12a〜内に流入する。か
くして上記現象液が記録紙25に触れることにより、記録
紙上の静電潜像が現像される。現像を終了した現像液は
排出孔22d〜を通って現像液排出部24内へ流入し、さら
に排出管14a〜14dを通ってブロック部材11の外部へ排出
される。排出された現像液は、現像液集収器18により集
められ、吸引ポンプ16により吸引され、現像液タンク15
に戻される。
このように、本実施例によれば記録紙25の現像を行なう
幅全域に亘って、所定の傾斜角度をもった多数の現像溝
12a〜12nが設けられているので、現像液が流れる流路の
有効断面積が飛躍的に増大する。したがって現像効率が
高まり、高速現像を行なう場合にも十分対応できる。ま
た個個の現像溝12a〜12nの長さは従来に比べて著しく短
かいものとなるので、現像溝の供給側と排出側との現像
液濃度に差が生じない。しかも複数本の現像溝が現像ヘ
ッド短手方向つまり記録紙移送方向に重なり合った状態
で、現像ヘッド長手方向つまり記録紙幅方向へ一様に配
設されているので、記録紙幅方向等の現像ムラが生じる
ことがない。
なお本発明は前記一実施例に限定されるものではない。
たとえば現像溝のスリット状開口部のパターンとして
は、第8図(a)〜(e)のようなものであってもよ
い。
同図(a)は、ブロック部材11の長手方向に対して傾斜
角θを15°程度にした現像溝12Aを設けた例である。こ
のように傾斜角θをある程度小さいものにすると、スリ
ット間の面積を減少させ得るので、スリット状開口部の
占める面積が増大する。なお本例ではブロック部材11の
短手方向に対して6本の溝が並んでおり、記録紙上の同
一部分に対して6本の現像溝が作用することになる。
同図(b)は、ブロック材11の短手方向の中心部で「く
の字状」に屈曲した現像溝12Bを設けた例である。この
ように現像溝を屈曲させると、記録紙が現像溝12Bで受
ける幅方向への偏位力が左右でキャンセルされることに
なり、安定した移送および現像が可能となる。
同図(c)は、2ケ所で屈曲した現像溝12Cを設けた例
である。本例によれば同図(b)の作用がさらに強調さ
れたものとなる。
同図(d)は、「Sの字状」に屈曲した現像溝12Dを設
けた例である。本例によれば同図(c)と同様の作用が
期待できると共に、なめらかな曲線を描いているので、
記録紙の移送方向に対する抵抗が少ないものとなる。
同図(e)は同図(d)の「Sの字」の曲率を増大させ
たものである。本例によれば同図(d)よりもスリット
状開口部の占める面積は減少するが、1本の溝による現
像幅が拡がるので、製作が容易となる。
このほか本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施
可能であるのは勿論である。
[発明の効果] 本発明によれば吸引型の液体現像ヘッドにおいて、現像
溝におけるスリット状開口部を、現像ヘッド本体の長手
方向に対して所定角度をもち、かつ現像ヘッド本体の短
手方向に対して複数本並べて設けたものとしたので、十
分大きな流量の現像液を通流させ得、効率のよい現像を
行ない得、高速現像を適確に行ない得ると共に、記録紙
幅方向の現像ムラが殆んどなく良好な品質の現像を行な
い得る液体現像ヘッドを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示す図で、第1図
は全体的構成を示す図、第2図は現像溝のスリット状開
口部パターンを示す平面図、第3図はブロック部材の一
部を切欠して示す斜視図、第4図は第3図のB−B線矢
視断面図、第5図は第3図のC−C線で切断した状態の
斜視図、第6図および第7図は現像ヘッドの製造法を示
す斜視図である。第8図(a)〜(e)は前記実施例の
スリット状開口部パターンの変形例を示す図である。第
9図は従来例の構成を示す斜視図、第10図は第9図のA
−A線矢視断面図である。 11…ブロック部材、12a〜12n…現像溝、13a〜13d…現像
液供給管、14a〜14d…現像液排出管、21a〜…現像液供
給孔、22a〜…現像液排出孔、23…現像液供給部、24…
現像液排出部、25…記録紙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像液タンクに接続される現像液供給部
    と、 吸引ポンプに接続される現像液排出部と、 前記現像液供給部及び現像液排出部を連通するように設
    けられると共に、上面に現像ヘッドの長手方向に対して
    所定角度をもちかつ現像ヘッドの短手方向に対して複数
    本並べて設けられたスリット状開口部を有する現像溝
    と、 を有することを特徴とする液体現像ヘッド。
JP16524486A 1986-07-14 1986-07-14 液体現像ヘツド Expired - Lifetime JPH0719098B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16524486A JPH0719098B2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14 液体現像ヘツド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16524486A JPH0719098B2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14 液体現像ヘツド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6319687A JPS6319687A (ja) 1988-01-27
JPH0719098B2 true JPH0719098B2 (ja) 1995-03-06

Family

ID=15808612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16524486A Expired - Lifetime JPH0719098B2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14 液体現像ヘツド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0719098B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4993386A (en) * 1988-12-29 1991-02-19 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho Operation control system for internal combustion engine
JPH10260584A (ja) * 1997-03-18 1998-09-29 Fujitsu Ltd 液体現像ヘッド、液体現像装置及び像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6319687A (ja) 1988-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6127014A (en) Adhesive roller construction
JP2007510901A5 (ja)
JP3629944B2 (ja) インクジェット印刷装置、印刷ヘッドおよびその製造方法
JPH0719098B2 (ja) 液体現像ヘツド
JPH0511575Y2 (ja)
JP2536538B2 (ja) 折り曲げ線入りプラスチックシ−ト
JPS6049189U (ja) 液体処理剤の添加装置
IE63690B1 (en) Marker sleeve assembly
JP5820660B2 (ja) 搬送装置
JPH08334488A (ja) イオン接触ブリッジ
JP4092069B2 (ja) スロットダイを用いた感光材料用処理装置
JPH05204251A (ja) 液体現像ヘッド
JP2528787Y2 (ja) 現像剤の搬送装置
JPH10246502A (ja) 空気調和機の水平羽根
JPS6120600Y2 (ja)
JP2950006B2 (ja) 感光材料処理装置の搬送方向変換ガイド
JPS6234893Y2 (ja)
JPS6010717Y2 (ja) うずまき状回転接触体
JPS5920295Y2 (ja) 帯状駒付ゲ−ム盤
JPS6315276A (ja) 液体現像ヘツド
JPS60124671U (ja) 基板用ロールコータ
JPH01160443U (ja)
JPH09242324A (ja) 可撓性シート用けがき工具
JPH068604Y2 (ja) 液体現像装置
JPH0623897B2 (ja) スクイ−ズ装置