JP2528787Y2 - 現像剤の搬送装置 - Google Patents

現像剤の搬送装置

Info

Publication number
JP2528787Y2
JP2528787Y2 JP1990020985U JP2098590U JP2528787Y2 JP 2528787 Y2 JP2528787 Y2 JP 2528787Y2 JP 1990020985 U JP1990020985 U JP 1990020985U JP 2098590 U JP2098590 U JP 2098590U JP 2528787 Y2 JP2528787 Y2 JP 2528787Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
spiral
transport
conveying
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1990020985U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03112762U (ja
Inventor
盾 日下部
Original Assignee
三田工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三田工業株式会社 filed Critical 三田工業株式会社
Priority to JP1990020985U priority Critical patent/JP2528787Y2/ja
Publication of JPH03112762U publication Critical patent/JPH03112762U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2528787Y2 publication Critical patent/JP2528787Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電子写真複写機およびプリンタ等の画像形成
装置に使用される現像剤の搬送装置に関するものであ
り、さらに詳しく述べると、現像剤を垂直方向に落下さ
せ、この落下した現像剤を水平方向に搬送するような形
態の現像剤の搬送装置の改良に関するものである。
(従来技術) 従来、電子写真複写機では例えば、補給した現像剤を
現像器に供給したり、クリーニング後の現像剤を現像器
に循環させる必要があり、このために様々な形態の現像
剤の搬送装置が提案されている。この種の搬送装置にお
いては、構成が容易であるという点を考慮して、例えば
特開昭62−214785号の第3図に示されるように、現像剤
を開口22を通して垂直方向に落下させ、この落下した現
像剤を搬送スパイラル17により水平搬送通路7a内を水平
方向に搬送するような形態の搬送装置が提案されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記した現像剤の搬送装置によれば、開口
を通して補給された現像剤が搬送スパイラルに付着して
目詰まりを起こし、水平搬送通路内に現像剤が滞留して
しまうことがあった。
本考案は上記した問題点を考慮してなされたものであ
り、その目的とするところは搬送スパイラルに現像剤の
目詰まりを起こすことを未然に防止する現像剤の搬送装
置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の現像剤の搬送装置によれば、現像剤を落下し
て供給するための開口と、この開口を通して補給された
現像剤を水平方向に搬送するための搬送スパイラルを有
する水平搬送通路とを備える現像剤の搬送装置であっ
て、 弾性を有し、前記水平搬送通路の側壁面に固定される
固定部と、この固定部に連続して形成され前記開口と対
向する搬送スパイラルのスパイラル羽根の回転軌跡の鉛
直下方領域内に位置する現像剤堆積部と、前記開口と対
向する搬送スパイラルの一部に当接する掻き取り部とを
備える現像剤滞留防止部材を、搬送スパイラルの搬送方
向と略直交するように設けたことを特徴とするものであ
る。
(作用) 本考案の現像剤の搬送装置によれば、搬送スパイラル
に現像剤滞留防止部材の掻き取り部が当接しているため
に、搬送スパイラルに付着した現像剤は掻き取り部によ
り掻き落とされて現像剤滞留防止部材の現像剤堆積部に
堆積する。このとき現像剤堆積部に堆積した現像剤は、
現像剤堆積部が搬送スパイラルの搬送方向と略直交し、
スパイラル羽根の回転軌跡の鉛直下方領域内に位置して
いるために、搬送スパイラルにより水平方向に搬送され
る。
(実施例) 本考案の現像剤の搬送装置の実施例を第1図乃至第6
図に基づいて説明する。
第1図は本考案の現像剤の搬送装置の第1の実施例を
示す一部を切り欠いた斜視図、第2図は第1図の要部の
平面図、第3図は第1の実施例の作用を説明するための
第2図のIII−III断面図、第4図は本考案の現像剤の搬
送装置の第2の実施例を示す断面図、第5図は本考案の
現像剤の搬送装置の第3の実施例を示す断面図、第6図
は本考案の現像剤の搬送装置の第4の実施例を示す一部
を切り欠いた斜視図である。
図中1は現像剤を鉛直方向に搬送するための鉛直搬送
通路であり、この下端部には現像剤を落下して供給する
ための開口2が形成され、この開口2にはこの開口2を
通して補給された現像剤を水平方向に搬送するための水
平搬送通路としての搬送管3が接続されている。この搬
送管3の内部には、外周面に螺旋状のスパイラル羽根4
を有する搬送スパイラル5が回転可能(回転方向は図
中、反時計回りの方向)に軸支されている。
ここで搬送スパイラル5への現像剤の目詰まりを防止
するための弾性を有する薄板状の現像剤滞留防止部材6
が、開口2に対向する搬送スパイラル5のスパイラル羽
根4の鉛直下方を跨ぎ、他端が搬送管3の右側壁32側ま
で延出してスパイラル羽根4に当接するように、その一
端が搬送管3の左側壁31上部に固定されている。
さらに詳しく説明すると、現像剤滞留防止部材6は、
搬送管3に固定されている固定部7と、この固定部7に
連続して形成され開口2と対向する搬送スパイラル5の
スパイラル羽根4の回転軌跡の鉛直下方領域内に位置す
る現像剤堆積部8と、この現像堆積部8に連続して屈曲
形成され開口2と対向する搬送スパイラル5のスパイラ
ル軸の側面に当接する掻き取り部9を備えるものであ
る。このとき掻き取り部9はスパイラル羽根4に当接す
るようにしてもよい。
引き続いて、本実施例の現像剤の搬送装置の作用につ
いて第3図(a)、第3図(b)、第3図(c)および
第3図(d)に従って説明する。
搬送管3内に補給された現像剤を搬送するために搬送
スパイラル5が回転駆動されると、第3図(a)に示す
ように、搬送スパイラル5のスパイラル軸の側面に現像
剤滞留防止部材6の掻き取り部9が当接しているため
に、搬送スパイラル5に付着した現像剤(T)は掻き取
り部9により掻き落とされ、第3図(a)および第3図
(b)にT1で示すように現像剤滞留防止部材6の現像剤
堆積部8に堆積する。
次いで、第3図(c)に示すように、現像剤堆積部8
に堆積した現像剤(T1)は、現像剤堆積部8が搬送スパ
イラル5のスパイラル羽根4の鉛直下方領域内に位置す
るために、スパイラル羽根4により掻き上げられて紙面
奥方向に搬送される。
このことにより、搬送管3内に補給された現像剤
(T)は搬送スパイラル5に目詰まりを起こすことなく
(第3図(d)参照)、水平方向に完全且つ確実に搬送
される。
上記した第1の実施例において、現像剤滞留防止部材
6の現像剤堆積部8はスパイラル羽根4の回転軌跡の鉛
直下方領域内に位置するように設定されていたが、第4
図に示すように、スパイラル軸に当接するように設定し
てもよく、このように設定することにより現像剤堆積部
8も掻き取り作用が発生し、現像剤の掻き取り力が向上
する。
なお第1の実施例においては、現像剤滞留防止部材6
は一端側のみを固定部7としていたが、これに限らず、
例えば第5図に示すように、現像剤滞留防止部材6の両
端を固定部7として搬送管3内の搬送スパイラル5のス
パイラル羽根4の下方を橋渡すように取付るようにして
もよい。
また、第1の実施例において、第6図に示すように、
現像剤滞留防止部材6を開口2と同一形状より若干大き
く形成したときには、開口2対応する搬送管3の現像剤
補給領域は搬送スパイラル5と現像剤滞留防止部材6に
より被覆されており、補給された現像剤は、搬送スパイ
ラル5と現像剤滞留防止部材6に堆積されることにな
る。このため開口2から補給された現像剤が直接、搬送
管3の内壁面に落下することが防止される。
このことにより、搬送管3内に現像剤が堆積すること
をも防止可能となり、搬送管3内の現像剤の滞留を防止
するという効果がさらに顕著になる。上記実施例におい
て鉛直搬送通路1が存在しない構成であっても、現像剤
を垂直方向に落下させ、この落下した現像剤を水平方向
に搬送するような形態の現像剤の搬送装置であれば、適
用可能であり、また画像形成装置のいかなる箇所にも適
用することが可能である。
(効果) 本考案の現像剤の搬送装置によれば、搬送スパイラル
に現像剤滞留防止部材の掻き取り部が当接しているため
に、搬送スパイラルに付着した現像剤は掻き取り部によ
り掻き落とされて現像剤滞留防止部材の現像剤堆積部に
堆積する。このことにより、搬送スパイラルに現像剤が
目詰まりを起こすことが防止できる。
さらに、現像剤堆積部に堆積した現像剤は、現像剤堆
積部が搬送スパイラルの搬送方向と略直交し、スパイラ
ル羽根の回転軌跡の鉛直下方領域内に位置しているため
に、搬送スパイラルにより確実に水平方向に搬送するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の現像剤の搬送装置の第1の実施例を示
す一部を切り欠いた斜視図、第2図は第1図の要部の平
面図、第3図は第1の実施例の作用を説明するための第
2図のIII−III断面図、第4図は本考案の現像剤の搬送
装置の第2の実施例を示す断面図、第5図は本考案の現
像剤の搬送装置の第3の実施例を示す断面図、第6図は
本考案の現像剤の搬送装置の第4の実施例を示す一部を
切り欠いた斜視図である。 2……開口、3……搬送管(水平搬送通路)、4……ス
パイラル羽根、5……搬送スパイラル、6……現像剤滞
留防止部材、7……固定部、8……現像剤堆積部、9…
…掻き取り部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像剤を落下して供給するための開口と、
    この開口を通して補給された現像剤を水平方向に搬送す
    るための搬送スパイラルを有する水平搬送通路とを備え
    る現像剤の搬送装置であって、 弾性を有し、前記水平搬送通路の側壁面に固定される固
    定部と、この固定部に連続して形成され前記開口と対向
    する搬送スパイラルのスパイラル羽根の回転軌跡の鉛直
    下方領域内に位置する現像剤堆積部と、前記開口と対向
    する搬送スパイラルの一部に当接する掻き取り部とを備
    える現像剤滞留防止部材を、搬送スパイラルの搬送方向
    と略直交するように設けたことを特徴とする現像剤の搬
    送装置。
JP1990020985U 1990-02-28 1990-02-28 現像剤の搬送装置 Expired - Fee Related JP2528787Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990020985U JP2528787Y2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 現像剤の搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990020985U JP2528787Y2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 現像剤の搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03112762U JPH03112762U (ja) 1991-11-18
JP2528787Y2 true JP2528787Y2 (ja) 1997-03-12

Family

ID=31524063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990020985U Expired - Fee Related JP2528787Y2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 現像剤の搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2528787Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6132182B2 (ja) * 2012-12-18 2017-05-24 株式会社リコー 廃トナー搬送装置及びこれを用いた画像形成装置
JP5945528B2 (ja) * 2013-11-07 2016-07-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナー搬送装置及び画像形成装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62288873A (ja) * 1986-06-09 1987-12-15 Canon Inc 現像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03112762U (ja) 1991-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007286371A (ja) 現像剤搬送装置及び画像形成装置
JP3636217B2 (ja) 現像装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2528787Y2 (ja) 現像剤の搬送装置
JP3554208B2 (ja) 現像剤供給装置
JP2002072805A (ja) 画像形成装置およびプロセスユニット
US4075977A (en) Mixing hopper for magnetic brush developing apparatus
JPH0582583B2 (ja)
JP2016118744A5 (ja) 現像剤搬送装置、現像装置及び画像形成装置
US5937252A (en) Trickle port between two augers in a developer housing
JP2630673B2 (ja) 画像形成機構のトナー回収装置
JPS63213877A (ja) 静電潜像現像装置
JP3267421B2 (ja) 画像形成装置
JP2530607Y2 (ja) 現像装置
JPH0335266A (ja) 現像装置
JPH0546036Y2 (ja)
JP4012642B2 (ja) 画像形成装置
JPS60249172A (ja) トナ−供給装置
JPS6159469A (ja) 電子写真複写機のクリ−ニング装置
JPH04355481A (ja) トナー吸引装置
JPH0546038Y2 (ja)
JPS6095566A (ja) 現像装置
JP2007163933A (ja) 現像装置および画像形成装置
JPH082682Y2 (ja) 現像剤補給装置
JPH0142108Y2 (ja)
JPH1048927A (ja) 現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees