JPH10104957A - 湿式画像形成装置の転写ベルトクリーニング装置 - Google Patents
湿式画像形成装置の転写ベルトクリーニング装置Info
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- JPH10104957A JPH10104957A JP8255703A JP25570396A JPH10104957A JP H10104957 A JPH10104957 A JP H10104957A JP 8255703 A JP8255703 A JP 8255703A JP 25570396 A JP25570396 A JP 25570396A JP H10104957 A JPH10104957 A JP H10104957A
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Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 現像液の混色や周辺への現像液の流れ落ちを
防止する。 【解決手段】 略垂直面内に配列された転写ベルト11
に沿って複数の感光体2を配列し、転写ベルト11によ
り記録紙Sを吸着状態で搬送する過程で画像を形成する
湿式画像形成装置において、感光体2のそれぞれの下方
位置に、液体を吸収する材料により形成されて転写ベル
ト11に接離自在に支持されたクリーニングローラ18
配設した。これにより、転写ベルト11を流れ落ちる現
像液をクリーニングローラを18により吸収し、また、
転写ベルト11により下段の転写位置から上段の転写位
置に運ばれる現像液を、上段の感光体2の下方に位置す
るクリーニングローラ18により吸収することで、現像
液の混色や周辺への現像液の流れ落ちを防止する。
防止する。 【解決手段】 略垂直面内に配列された転写ベルト11
に沿って複数の感光体2を配列し、転写ベルト11によ
り記録紙Sを吸着状態で搬送する過程で画像を形成する
湿式画像形成装置において、感光体2のそれぞれの下方
位置に、液体を吸収する材料により形成されて転写ベル
ト11に接離自在に支持されたクリーニングローラ18
配設した。これにより、転写ベルト11を流れ落ちる現
像液をクリーニングローラを18により吸収し、また、
転写ベルト11により下段の転写位置から上段の転写位
置に運ばれる現像液を、上段の感光体2の下方に位置す
るクリーニングローラ18により吸収することで、現像
液の混色や周辺への現像液の流れ落ちを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿式画像形成装置
の転写ベルトクリーニング装置に関する。
の転写ベルトクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置には、感光
体と転写器との間に設けた転写ベルトにより記録紙を吸
着して搬送し、その搬送過程で感光体に形成したトナー
画像を記録紙に転写するようにしたものがある。このよ
うな画像形成装置では、感光体上のトナーが転写ベルト
に付着すると記録紙の裏面が汚れてしまうので、転写ベ
ルトをクリーニングすることが行われている。
体と転写器との間に設けた転写ベルトにより記録紙を吸
着して搬送し、その搬送過程で感光体に形成したトナー
画像を記録紙に転写するようにしたものがある。このよ
うな画像形成装置では、感光体上のトナーが転写ベルト
に付着すると記録紙の裏面が汚れてしまうので、転写ベ
ルトをクリーニングすることが行われている。
【0003】例えば、特開平1−319076号公報に
記載されているように、転写ベルトを間にして金属の導
体によるクリーニングローラと対向電極ローラとを対向
配置し、現像剤の帯電極性と反対極性の直流バイアス電
圧と交流電圧とを重畳してクリーニングローラに印加す
ることにより、転写ベルトに付着する残留トナーをクリ
ーニングローラで吸引するようにした提案がある。
記載されているように、転写ベルトを間にして金属の導
体によるクリーニングローラと対向電極ローラとを対向
配置し、現像剤の帯電極性と反対極性の直流バイアス電
圧と交流電圧とを重畳してクリーニングローラに印加す
ることにより、転写ベルトに付着する残留トナーをクリ
ーニングローラで吸引するようにした提案がある。
【0004】また、特開平7−36290号公報に記載
されているように、転写ベルトを間にして感光体とバイ
アスが印加される給電部材(転写器)とを対向配置し、
トナー像転写後に感光体上の残存トナーを除去して回収
するクリーナと、転写ベルトの担持面に付着するトナー
をバイアス電圧と同極性に帯電させるトナー帯電ブラシ
とを具備し、感光体と給電部材との間に記録紙が存在し
ないときに、給電部材にバイアス電圧を印加して転写ベ
ルト上のトナーを感光体側に移転させるようにした提案
がある。
されているように、転写ベルトを間にして感光体とバイ
アスが印加される給電部材(転写器)とを対向配置し、
トナー像転写後に感光体上の残存トナーを除去して回収
するクリーナと、転写ベルトの担持面に付着するトナー
をバイアス電圧と同極性に帯電させるトナー帯電ブラシ
とを具備し、感光体と給電部材との間に記録紙が存在し
ないときに、給電部材にバイアス電圧を印加して転写ベ
ルト上のトナーを感光体側に移転させるようにした提案
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平1−31907
6号公報、特開平7−36290号公報に記載された提
案は乾式画像形成装置においては有効であるが、湿式画
像形成装置には適しない。すなわち、液体現像剤は転写
ベルトに対する物理的な吸着力が乾式トナーよりも強い
ので、バイアス印加のみによりトナーを除去することは
困難で、物理的摩擦により払拭する必要がある。
6号公報、特開平7−36290号公報に記載された提
案は乾式画像形成装置においては有効であるが、湿式画
像形成装置には適しない。すなわち、液体現像剤は転写
ベルトに対する物理的な吸着力が乾式トナーよりも強い
ので、バイアス印加のみによりトナーを除去することは
困難で、物理的摩擦により払拭する必要がある。
【0006】特に、転写ベルトを略垂直に配置し、この
転写ベルトに沿って感光体と現像器と転写器とをそれぞ
れ複数組配列し、転写ベルトにより記録紙を搬送する過
程で画像を形成するフルカラーの湿式画像形成装置で
は、現像液が転写ベルトを伝って流れ落ちるので、上段
の現像器で用いる現像液が転写ベルトから下段の感光体
に付着し、さらにその感光体に対応する現像器に混入す
ることがある。また、記録紙や転写ベルトには余分に現
像液が付着することがあるので、転写ベルトにより用紙
を上方に搬送して各色の画像を転写する場合には、記録
紙や転写ベルトに付着した現像液が上段の感光体を介し
て上段の現像器に混入することがある。何れの場合も現
像液が混色する。
転写ベルトに沿って感光体と現像器と転写器とをそれぞ
れ複数組配列し、転写ベルトにより記録紙を搬送する過
程で画像を形成するフルカラーの湿式画像形成装置で
は、現像液が転写ベルトを伝って流れ落ちるので、上段
の現像器で用いる現像液が転写ベルトから下段の感光体
に付着し、さらにその感光体に対応する現像器に混入す
ることがある。また、記録紙や転写ベルトには余分に現
像液が付着することがあるので、転写ベルトにより用紙
を上方に搬送して各色の画像を転写する場合には、記録
紙や転写ベルトに付着した現像液が上段の感光体を介し
て上段の現像器に混入することがある。何れの場合も現
像液が混色する。
【0007】その様子をさらに詳しく考察すると、画像
が転写されているときには、転写ベルトの記録紙と感光
体とは互いに接触して回転する。この状態では、両者の
ニップ部で現像液が表面張力によりメニスカス状に溜っ
ているものと考えられる。このメニスカス状の現像液は
記録紙又は感光体の何れかに付着していくので、過剰に
溜って流れ落ちることはない。また、過剰に溜って流れ
落ちることがないように、感光体に付着する現像液の液
量を現像器側で制御している。しかし、ジャム発生等に
より感光体と転写ベルトとを停止させた場合には、感光
体と転写ベルトとのニップに現像液がメニスカス状に溜
ったままになり、そのニップ部に感光体、記録紙、転写
ベルト等の表面に付着していた現像液が徐々に流れ込む
と、やがてニップ部では現像液が表面張力の限界を越
え、転写位置からの現像液の垂れが発生する。さらに、
ジャム処理等に際して感光体から転写ベルトを離反させ
た場合には、それまで感光体と転写ベルトとのニップ部
に表面張力によりメニスカス状に溜っていた現像液は、
表面張力を失い一気に流れ落ちる。すなわち、感光体及
び転写ベルトが緊急停止した場合や、感光体から転写ベ
ルトを離間させた場合には、現像液の流れ落ちが活発で
ある。
が転写されているときには、転写ベルトの記録紙と感光
体とは互いに接触して回転する。この状態では、両者の
ニップ部で現像液が表面張力によりメニスカス状に溜っ
ているものと考えられる。このメニスカス状の現像液は
記録紙又は感光体の何れかに付着していくので、過剰に
溜って流れ落ちることはない。また、過剰に溜って流れ
落ちることがないように、感光体に付着する現像液の液
量を現像器側で制御している。しかし、ジャム発生等に
より感光体と転写ベルトとを停止させた場合には、感光
体と転写ベルトとのニップに現像液がメニスカス状に溜
ったままになり、そのニップ部に感光体、記録紙、転写
ベルト等の表面に付着していた現像液が徐々に流れ込む
と、やがてニップ部では現像液が表面張力の限界を越
え、転写位置からの現像液の垂れが発生する。さらに、
ジャム処理等に際して感光体から転写ベルトを離反させ
た場合には、それまで感光体と転写ベルトとのニップ部
に表面張力によりメニスカス状に溜っていた現像液は、
表面張力を失い一気に流れ落ちる。すなわち、感光体及
び転写ベルトが緊急停止した場合や、感光体から転写ベ
ルトを離間させた場合には、現像液の流れ落ちが活発で
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
略垂直面内に配列された転写ベルトに沿って複数の感光
体を配列し、前記転写ベルトにより記録紙を吸着状態で
搬送する過程で画像を形成する湿式画像形成装置におい
て、前記感光体のそれぞれの下方位置に、液体を吸収す
る材料により形成されて前記転写ベルトに接離自在に支
持されたクリーニングローラを配設した。したがって、
クリーニングローラは転写ベルトを伝って流れ落ちる現
像液を吸収するとともに、転写ベルトとともに上方に移
動する現像液を吸収する。
略垂直面内に配列された転写ベルトに沿って複数の感光
体を配列し、前記転写ベルトにより記録紙を吸着状態で
搬送する過程で画像を形成する湿式画像形成装置におい
て、前記感光体のそれぞれの下方位置に、液体を吸収す
る材料により形成されて前記転写ベルトに接離自在に支
持されたクリーニングローラを配設した。したがって、
クリーニングローラは転写ベルトを伝って流れ落ちる現
像液を吸収するとともに、転写ベルトとともに上方に移
動する現像液を吸収する。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、クリーニングローラは、転写ベルトの移動
方向に沿って回転自在に支持されているとともに、回転
速度が変更可能な正逆自在の駆動部に連結されている。
したがって、クリーニングローラの回転方向と回転速度
とを選択することにより、最適なクリーニング条件が選
択される。
明において、クリーニングローラは、転写ベルトの移動
方向に沿って回転自在に支持されているとともに、回転
速度が変更可能な正逆自在の駆動部に連結されている。
したがって、クリーニングローラの回転方向と回転速度
とを選択することにより、最適なクリーニング条件が選
択される。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、転写ベルトを感光体に接離させるベルト変
位駆動部をさらに具備し、このベルト変位駆動部により
転写ベルトを感光体から離反させたときにクリーニング
ローラを前記転写ベルトに接触させるようにした。した
がって、ジャム処理等に際して転写ベルトを感光体から
離反したときに、それまで感光体と転写ベルトとのニッ
プ部に溜っていた現像液は表面張力を失い流れ落ちる
が、その現像液は速やかにクリーニングローラにより吸
収される。
明において、転写ベルトを感光体に接離させるベルト変
位駆動部をさらに具備し、このベルト変位駆動部により
転写ベルトを感光体から離反させたときにクリーニング
ローラを前記転写ベルトに接触させるようにした。した
がって、ジャム処理等に際して転写ベルトを感光体から
離反したときに、それまで感光体と転写ベルトとのニッ
プ部に溜っていた現像液は表面張力を失い流れ落ちる
が、その現像液は速やかにクリーニングローラにより吸
収される。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、クリーニングローラを絞る絞り機構をさら
に具備する。したがって、クリーニングローラが吸収し
た現像液は絞り機構により絞り出される。
明において、クリーニングローラを絞る絞り機構をさら
に具備する。したがって、クリーニングローラが吸収し
た現像液は絞り機構により絞り出される。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、クリーニングローラにクリーニング液を供
給するクリーニング液供給部をさらに具備する。したが
って、転写ベルトに固着したトナー等の汚物は、供給さ
れたクリーニング液により溶解されクリーニングローラ
により払拭される。
明において、クリーニングローラにクリーニング液を供
給するクリーニング液供給部をさらに具備する。したが
って、転写ベルトに固着したトナー等の汚物は、供給さ
れたクリーニング液により溶解されクリーニングローラ
により払拭される。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何
れか一記載の発明において、画像形成時にはクリーニン
グローラを転写ベルトから離反させ、異常発生時に感光
体と前記転写ベルトとが緊急停止したときに前記転写ベ
ルトに前記クリーニングローラを接触させるようにし
た。したがって、ジャム発生等により感光体と転写ベル
トとを停止させた場合には、感光体と転写ベルトとのニ
ップに現像液がメニスカス状に溜ったままになり、その
部分に余分の現像液が入り込むと、ニップ部の現像液は
表面張力を失い流れ落ちるが、この場合でも転写ベルト
に接触するクリーニングローラが流れ落ちる現像液を速
やかに払拭する。
れか一記載の発明において、画像形成時にはクリーニン
グローラを転写ベルトから離反させ、異常発生時に感光
体と前記転写ベルトとが緊急停止したときに前記転写ベ
ルトに前記クリーニングローラを接触させるようにし
た。したがって、ジャム発生等により感光体と転写ベル
トとを停止させた場合には、感光体と転写ベルトとのニ
ップに現像液がメニスカス状に溜ったままになり、その
部分に余分の現像液が入り込むと、ニップ部の現像液は
表面張力を失い流れ落ちるが、この場合でも転写ベルト
に接触するクリーニングローラが流れ落ちる現像液を速
やかに払拭する。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項1ないし5
記載の発明において、電源投入時又は緊急停止状態から
復帰したときにイニシャライズ動作としてクリーニング
ローラを転写ベルトに接触させるようにした。したがっ
て、イニシャライズの度に転写ベルトがクリーニングロ
ーラによりクリーニングされる。
記載の発明において、電源投入時又は緊急停止状態から
復帰したときにイニシャライズ動作としてクリーニング
ローラを転写ベルトに接触させるようにした。したがっ
て、イニシャライズの度に転写ベルトがクリーニングロ
ーラによりクリーニングされる。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項4及び5記
載の発明において、クリーニングローラにクリーニング
液を供給するクリーニング液供給部と、クリーニングロ
ーラを絞る絞り機構とを併用するようにした。したがっ
て、クリーニングローラにクリーニング液を含ませた後
にクリーニングローラを絞る使い方をすることが可能と
なる。これにより、クリーニングローラに付着するトナ
ー等の異物を洗い流すことが可能となる。
載の発明において、クリーニングローラにクリーニング
液を供給するクリーニング液供給部と、クリーニングロ
ーラを絞る絞り機構とを併用するようにした。したがっ
て、クリーニングローラにクリーニング液を含ませた後
にクリーニングローラを絞る使い方をすることが可能と
なる。これにより、クリーニングローラに付着するトナ
ー等の異物を洗い流すことが可能となる。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項1ないし5
の何れか一記載の発明において、画像形成中に、クリー
ニングローラを転写ベルトの周速度と等速であってその
転写ベルトの移動方向に等しい順方向に駆動するように
した。したがって、記録紙に転写された画像を擦ること
なく現像液中のトナー粒子をクリーニングローラによっ
て記録紙側に押え、他方では記録紙から剥離し易い余分
な現像液のみをクリーニングローラにより吸収すること
が可能となる。
の何れか一記載の発明において、画像形成中に、クリー
ニングローラを転写ベルトの周速度と等速であってその
転写ベルトの移動方向に等しい順方向に駆動するように
した。したがって、記録紙に転写された画像を擦ること
なく現像液中のトナー粒子をクリーニングローラによっ
て記録紙側に押え、他方では記録紙から剥離し易い余分
な現像液のみをクリーニングローラにより吸収すること
が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図1
及び図2に基づいて説明する。まず、ブラック、マゼン
タ、イエロー、シアンの画像を形成する複数の画像形成
ユニット1が設けられている。これらの画像形成ユニッ
ト1では、感光体2を回転させる過程で、帯電器3によ
り感光体2の外周面を帯電させ、その帯電部分に露光器
(図示せず)からレーザー光4を照射することにより静
電潜像を形成し、この静電潜像を現像器5により現像
し、感光体2上の現像画像を転写器6により記録紙Sに
転写する。そして、感光体2を除電器7により除電する
とともに、感光体2の表面に付着する残存トナーをクリ
ーニングブレード8により払拭する。
及び図2に基づいて説明する。まず、ブラック、マゼン
タ、イエロー、シアンの画像を形成する複数の画像形成
ユニット1が設けられている。これらの画像形成ユニッ
ト1では、感光体2を回転させる過程で、帯電器3によ
り感光体2の外周面を帯電させ、その帯電部分に露光器
(図示せず)からレーザー光4を照射することにより静
電潜像を形成し、この静電潜像を現像器5により現像
し、感光体2上の現像画像を転写器6により記録紙Sに
転写する。そして、感光体2を除電器7により除電する
とともに、感光体2の表面に付着する残存トナーをクリ
ーニングブレード8により払拭する。
【0018】このような画像形成ユニット1は、駆動ロ
ーラ9と従動ローラ10とに巻回されたエンドレスの転
写ベルト11の回転方向に沿って配列されている。転写
ベルト11の下端は給紙通路12により給紙装置13に
接続され、転写ベルト11の上端は排紙通路14により
排紙部15に接続されている。また、駆動ローラ9に対
向する分離チャージャ16と排紙通路14との間には、
記録紙Sに転写された画像を定着する定着ローラ17が
設けられている。そして、各感光体2のそれぞれの下方
位置にはクリーニングローラ18が配設されている。
ーラ9と従動ローラ10とに巻回されたエンドレスの転
写ベルト11の回転方向に沿って配列されている。転写
ベルト11の下端は給紙通路12により給紙装置13に
接続され、転写ベルト11の上端は排紙通路14により
排紙部15に接続されている。また、駆動ローラ9に対
向する分離チャージャ16と排紙通路14との間には、
記録紙Sに転写された画像を定着する定着ローラ17が
設けられている。そして、各感光体2のそれぞれの下方
位置にはクリーニングローラ18が配設されている。
【0019】これらのクリーニングローラ18は、正逆
回転自在で回転速度を変更することができる駆動部(D
Cサーボモータ、ステッピングモータ等)に連結され、
図2に矢印をもって示すように時計方向と反時計方向と
に選択的に駆動することができるとともに、転写ベルト
11と直交する水平方向の任意位置に移動自在に設けら
れている。また、クリーニングローラ18は、例えばア
ルミニウム等の金属製の素管19と、その外周に嵌合さ
れた液体吸収部材20とよりなる。この液体吸収部材2
0は、スポンジ等の発泡材である。
回転自在で回転速度を変更することができる駆動部(D
Cサーボモータ、ステッピングモータ等)に連結され、
図2に矢印をもって示すように時計方向と反時計方向と
に選択的に駆動することができるとともに、転写ベルト
11と直交する水平方向の任意位置に移動自在に設けら
れている。また、クリーニングローラ18は、例えばア
ルミニウム等の金属製の素管19と、その外周に嵌合さ
れた液体吸収部材20とよりなる。この液体吸収部材2
0は、スポンジ等の発泡材である。
【0020】このような構成において、現像、転写時に
は現像器5から現像液が感光体2の外周に供給され、そ
の現像液が転写ベルト11上の転写紙Sに付着する。こ
の場合、余分な現像液は転写ベルト11を伝って流れ落
ちるが、転写ベルト11にクリーニングローラ18を接
触させることにより払拭することができる。これによ
り、上段の転写位置で残存した現像液が下段の転写位置
の現像器5に混入することが防止される。また、本実施
の形態では、記録紙Sを順次上方の転写位置に搬送して
画像を重ねるので、余分の現像液は記録紙Sや転写ベル
ト11に付着して上方の転写位置に向かうことになる
が、その上に配置されたクリーニングローラ18によっ
て払拭することができる。これにより、下段の転写位置
で残存した現像液が上段の転写位置の現像器5に混入す
ることを防止することができる。
は現像器5から現像液が感光体2の外周に供給され、そ
の現像液が転写ベルト11上の転写紙Sに付着する。こ
の場合、余分な現像液は転写ベルト11を伝って流れ落
ちるが、転写ベルト11にクリーニングローラ18を接
触させることにより払拭することができる。これによ
り、上段の転写位置で残存した現像液が下段の転写位置
の現像器5に混入することが防止される。また、本実施
の形態では、記録紙Sを順次上方の転写位置に搬送して
画像を重ねるので、余分の現像液は記録紙Sや転写ベル
ト11に付着して上方の転写位置に向かうことになる
が、その上に配置されたクリーニングローラ18によっ
て払拭することができる。これにより、下段の転写位置
で残存した現像液が上段の転写位置の現像器5に混入す
ることを防止することができる。
【0021】また、クリーニングローラ18は、回転方
向と回転速度とを選択することにより、最適なクリーニ
ング条件を選択することができる。例えば、流れ落ちる
現像液を吸収する場合には、図2においてクリーニング
ローラ18を時計方向に回転させ、流れ落ちる現像液を
下方からすくうように払拭する方が望ましい。この場
合、現像液の量によってクリーニングローラ18の回転
速度を決定すればよい。或いは、転写ベルト11に付着
するトナー等の汚れを重点的に除去する場合には、上方
に移動する転写ベルト11に対してクリーニングローラ
18を図2において反時計方向に駆動することにより、
転写ベルト11上の汚れを効果的に除去することができ
る。この場合も、汚れの度合いによってクリーニングロ
ーラ18の回転速度を変更することができる。
向と回転速度とを選択することにより、最適なクリーニ
ング条件を選択することができる。例えば、流れ落ちる
現像液を吸収する場合には、図2においてクリーニング
ローラ18を時計方向に回転させ、流れ落ちる現像液を
下方からすくうように払拭する方が望ましい。この場
合、現像液の量によってクリーニングローラ18の回転
速度を決定すればよい。或いは、転写ベルト11に付着
するトナー等の汚れを重点的に除去する場合には、上方
に移動する転写ベルト11に対してクリーニングローラ
18を図2において反時計方向に駆動することにより、
転写ベルト11上の汚れを効果的に除去することができ
る。この場合も、汚れの度合いによってクリーニングロ
ーラ18の回転速度を変更することができる。
【0022】次に、本発明の実施の第二の形態を図3を
参照して説明する。本実施の形態及びこれに続く他の実
施の形態において、前実施の形態と同一部分は同一符号
を用い説明も省略する。本実施の形態では、転写ベルト
11を感光体2に接離させるベルト変位駆動部(図示せ
ず)をさらに具備している。図3において、Aは転写ベ
ルト11を感光体2に接触させて現像及び転写をする位
置、Bはジャム処理等に際して転写ベルト11を感光体
2から離反させる位置である。
参照して説明する。本実施の形態及びこれに続く他の実
施の形態において、前実施の形態と同一部分は同一符号
を用い説明も省略する。本実施の形態では、転写ベルト
11を感光体2に接離させるベルト変位駆動部(図示せ
ず)をさらに具備している。図3において、Aは転写ベ
ルト11を感光体2に接触させて現像及び転写をする位
置、Bはジャム処理等に際して転写ベルト11を感光体
2から離反させる位置である。
【0023】転写ベルト11を感光体2に接離させるベ
ルト変位駆動部は、例えば、図1において、駆動ローラ
9と従動ローラ10との両端を回転自在に支承するフレ
ームを、ソレノイド等の駆動源により駆動ローラ9の軸
を中心に回動させるような構造である。また、クリーニ
ングローラ18は、通常、転写ベルト11がA又はBの
何れの位置に位置していてもその転写ベルト11から離
反する位置aに位置するが、転写ベルト11がA又はB
の何れの位置に位置しても転写ベルト11に接触するよ
うに移動自在に支持されている。
ルト変位駆動部は、例えば、図1において、駆動ローラ
9と従動ローラ10との両端を回転自在に支承するフレ
ームを、ソレノイド等の駆動源により駆動ローラ9の軸
を中心に回動させるような構造である。また、クリーニ
ングローラ18は、通常、転写ベルト11がA又はBの
何れの位置に位置していてもその転写ベルト11から離
反する位置aに位置するが、転写ベルト11がA又はB
の何れの位置に位置しても転写ベルト11に接触するよ
うに移動自在に支持されている。
【0024】このような構成において、現像、転写時
は、転写ベルト11を感光体2に接触する位置Aに移動
し、クリーニングローラ18を転写ベルト11から離反
する位置aに移動する。この状態では、転写ベルト11
が感光体2に接触するため、そのニップ部に現像液がメ
ニスカス状に溜る。この状態で、ジャム処理等のために
転写ベルト11を感光体2から離反する位置Bに移動す
ると、それまで感光体2と転写ベルト11とのニップ部
に溜っていた現像液は表面張力を失い流れ落ちるが、ク
リーニングローラ18を位置cに移動させて転写ベルト
11に接触させることにより、流れ落ちる現像液を速や
かにクリーニングローラ18により吸収することができ
る。これにより、ある転写位置で供給された現像液が下
段の転写位置の現像液に混色することがない。
は、転写ベルト11を感光体2に接触する位置Aに移動
し、クリーニングローラ18を転写ベルト11から離反
する位置aに移動する。この状態では、転写ベルト11
が感光体2に接触するため、そのニップ部に現像液がメ
ニスカス状に溜る。この状態で、ジャム処理等のために
転写ベルト11を感光体2から離反する位置Bに移動す
ると、それまで感光体2と転写ベルト11とのニップ部
に溜っていた現像液は表面張力を失い流れ落ちるが、ク
リーニングローラ18を位置cに移動させて転写ベルト
11に接触させることにより、流れ落ちる現像液を速や
かにクリーニングローラ18により吸収することができ
る。これにより、ある転写位置で供給された現像液が下
段の転写位置の現像液に混色することがない。
【0025】次に、本発明の実施の第三の形態を図4を
参照して説明する。本実施の形態は、クリーニングロー
ラ18の液体吸収部材20を絞る絞り機構21をさらに
具備する。この絞り機構21は、クリーニングローラ1
8の液体吸収部材20を押圧して変形させる絞りローラ
22と、この絞りローラ22の下部外周を覆い液体吸収
部材20から流れ落ちる現像液を受ける回収容器23と
よりなり、この回収容器23は排液タンク(図示せず)
に接続されている。
参照して説明する。本実施の形態は、クリーニングロー
ラ18の液体吸収部材20を絞る絞り機構21をさらに
具備する。この絞り機構21は、クリーニングローラ1
8の液体吸収部材20を押圧して変形させる絞りローラ
22と、この絞りローラ22の下部外周を覆い液体吸収
部材20から流れ落ちる現像液を受ける回収容器23と
よりなり、この回収容器23は排液タンク(図示せず)
に接続されている。
【0026】なお、絞りローラ22とクリーニングロー
ラ18との関係は、常時接触させても選択的に接触させ
るようにしてもよい。選択的に接触させる場合には、絞
りローラ22を移動させてもよいし、絞りローラ22を
定位置に設け、これにクリーニングローラ18を接近さ
せるようにしてもよい。
ラ18との関係は、常時接触させても選択的に接触させ
るようにしてもよい。選択的に接触させる場合には、絞
りローラ22を移動させてもよいし、絞りローラ22を
定位置に設け、これにクリーニングローラ18を接近さ
せるようにしてもよい。
【0027】このような構成において、液体吸収部材2
0が絞りローラ22により絞られるため、転写ベルト1
1からクリーニングローラ18により吸収した現像液を
絞り出すことができる。これにより、クリーニングロー
ラ18の現像液回収性能を常に維持することができる。
0が絞りローラ22により絞られるため、転写ベルト1
1からクリーニングローラ18により吸収した現像液を
絞り出すことができる。これにより、クリーニングロー
ラ18の現像液回収性能を常に維持することができる。
【0028】さらに、本発明の実施の第四の形態を図5
を参照して説明する。図5に示すように、クリーニング
ローラ18の素管19は中空形状であるが、駆動力を受
ける軸24と一体に回転するように十字状に交叉するピ
ン25により複数箇所で軸24に結合されている。この
素管19には、その内周面から外周面に貫通する複数の
通孔26が形成されている。そして、素管19の内部に
クリーニング液を供給するクリーニング液供給部27が
設けられている。このクリーニング液供給部27は、液
供給タンク(図示せず)と、ポンプ(図示せず)等を介
して液供給タンクに接続されたパイプ28とよりなり、
このパイプ28の先端は素管19の端部の開口面から内
部に挿入されている。なお、素管19の両端には、供給
されたクリーニング液が両端からこぼれないように半径
の内側に突出するフランジ状の液洩れ防止ガード29が
形成されている。なお、クリーニング液としては、現像
液の基液となるアイソパーL等の溶媒を用いているが、
これに限られるものではない。
を参照して説明する。図5に示すように、クリーニング
ローラ18の素管19は中空形状であるが、駆動力を受
ける軸24と一体に回転するように十字状に交叉するピ
ン25により複数箇所で軸24に結合されている。この
素管19には、その内周面から外周面に貫通する複数の
通孔26が形成されている。そして、素管19の内部に
クリーニング液を供給するクリーニング液供給部27が
設けられている。このクリーニング液供給部27は、液
供給タンク(図示せず)と、ポンプ(図示せず)等を介
して液供給タンクに接続されたパイプ28とよりなり、
このパイプ28の先端は素管19の端部の開口面から内
部に挿入されている。なお、素管19の両端には、供給
されたクリーニング液が両端からこぼれないように半径
の内側に突出するフランジ状の液洩れ防止ガード29が
形成されている。なお、クリーニング液としては、現像
液の基液となるアイソパーL等の溶媒を用いているが、
これに限られるものではない。
【0029】このような構成において、転写ベルト11
に付着した現像液が乾燥すると、溶媒が蒸発しトナーが
固化する。このような場合には、クリーニング液供給部
27によりクリーニングローラ18の内方にクリーニン
グ液を補給し、そのクリーニングローラ18を転写ベル
ト11に接触させて回転する。これにより、クリーニン
グローラ18の内方に供給されたクリーニング液が通孔
26から放射状に放出されて液体吸収部材20に浸透す
るので、転写ベルト11上のトナー等の汚物は、クリー
ニング液により溶かされ速やかに払拭される。この場
合、転写ベルト11が移動中であれば、その転写ベルト
11に抵抗を与える方向にクリーニングローラ18を回
転させることにより、洗浄効果を高めることができる。
に付着した現像液が乾燥すると、溶媒が蒸発しトナーが
固化する。このような場合には、クリーニング液供給部
27によりクリーニングローラ18の内方にクリーニン
グ液を補給し、そのクリーニングローラ18を転写ベル
ト11に接触させて回転する。これにより、クリーニン
グローラ18の内方に供給されたクリーニング液が通孔
26から放射状に放出されて液体吸収部材20に浸透す
るので、転写ベルト11上のトナー等の汚物は、クリー
ニング液により溶かされ速やかに払拭される。この場
合、転写ベルト11が移動中であれば、その転写ベルト
11に抵抗を与える方向にクリーニングローラ18を回
転させることにより、洗浄効果を高めることができる。
【0030】次に、図3を参照し、本発明の実施の第五
の形態について説明する。本実施の形態は、前述したよ
うに、画像形成時には転写ベルト11を感光体2に接触
する位置Aに移動させ、クリーニングローラ18を転写
ベルト11から離反する位置aに移動させ、異常発生時
に感光体2と転写ベルト11とが緊急停止したときにク
リーニングローラ18を位置bに移動させて転写ベルト
11に接触させるようにした。
の形態について説明する。本実施の形態は、前述したよ
うに、画像形成時には転写ベルト11を感光体2に接触
する位置Aに移動させ、クリーニングローラ18を転写
ベルト11から離反する位置aに移動させ、異常発生時
に感光体2と転写ベルト11とが緊急停止したときにク
リーニングローラ18を位置bに移動させて転写ベルト
11に接触させるようにした。
【0031】このような構成において、ジャム発生等に
より感光体2と転写ベルト11とを停止させた場合に
は、感光体2と転写ベルト11とのニップに現像液がメ
ニスカス状に溜ったままになり、その部分に余分の現像
液が入り込むと、ニップ部の現像液は表面張力を失い流
れ落ちるが、感光体2及び転写ベルト11の停止時にク
リーニングローラ18が転写ベルト11に接触するた
め、下方に流れ始めた現像液を速やかに払拭することが
できる。
より感光体2と転写ベルト11とを停止させた場合に
は、感光体2と転写ベルト11とのニップに現像液がメ
ニスカス状に溜ったままになり、その部分に余分の現像
液が入り込むと、ニップ部の現像液は表面張力を失い流
れ落ちるが、感光体2及び転写ベルト11の停止時にク
リーニングローラ18が転写ベルト11に接触するた
め、下方に流れ始めた現像液を速やかに払拭することが
できる。
【0032】次に、本発明の実施の第六の形態について
説明する。本実施の形態では、電源投入時又は緊急停止
状態から復帰したときにイニシャライズ動作として、ク
リーニングローラ18を転写ベルト11に接触させるよ
うにした。
説明する。本実施の形態では、電源投入時又は緊急停止
状態から復帰したときにイニシャライズ動作として、ク
リーニングローラ18を転写ベルト11に接触させるよ
うにした。
【0033】このような構成において、イニシャライズ
の度に転写ベルト11をクリーニングローラ18により
クリーニングすることができる。したがって、印刷開始
に際して転写ベルト11の汚れに起因する記録紙Sの汚
れを防止することができる。
の度に転写ベルト11をクリーニングローラ18により
クリーニングすることができる。したがって、印刷開始
に際して転写ベルト11の汚れに起因する記録紙Sの汚
れを防止することができる。
【0034】次に、図4及び図5を参照し本発明の実施
の第七の形態について説明する。本実施の形態では、ク
リーニングローラ18にクリーニング液を供給するクリ
ーニング液供給部27と、クリーニングローラ18を絞
る絞り機構21とを併用するようにした。
の第七の形態について説明する。本実施の形態では、ク
リーニングローラ18にクリーニング液を供給するクリ
ーニング液供給部27と、クリーニングローラ18を絞
る絞り機構21とを併用するようにした。
【0035】このような構成において、クリーニング液
供給部27によってクリーニングローラ18にクリーニ
ング液を含ませた後に、絞り機構21によってクリーニ
ングローラ18を絞る使い方をすることが可能となる。
このような使い方をすることにより、クリーニングロー
ラ18に付着するトナー等の異物を洗い流すことがで
き、クリーニングローラ18のクリーニング性能を長期
間に渡り良好に維持することができる。
供給部27によってクリーニングローラ18にクリーニ
ング液を含ませた後に、絞り機構21によってクリーニ
ングローラ18を絞る使い方をすることが可能となる。
このような使い方をすることにより、クリーニングロー
ラ18に付着するトナー等の異物を洗い流すことがで
き、クリーニングローラ18のクリーニング性能を長期
間に渡り良好に維持することができる。
【0036】さらに、図1、図2を参照し本発明の実施
の第八の形態について説明する。本実施の形態では、画
像形成中、転写ベルト11は記録紙Sを上方に搬送する
方向に回転し、感光体2は時計方向に回転するので、ク
リーニングローラ18を転写ベルト11の周速度と等速
であってその転写ベルト11の移動方向に等しい順方向
(図では時計方向)に駆動するようにした。
の第八の形態について説明する。本実施の形態では、画
像形成中、転写ベルト11は記録紙Sを上方に搬送する
方向に回転し、感光体2は時計方向に回転するので、ク
リーニングローラ18を転写ベルト11の周速度と等速
であってその転写ベルト11の移動方向に等しい順方向
(図では時計方向)に駆動するようにした。
【0037】このような構成において、記録紙Sに転写
された画像を擦ることなく現像液中のトナー粒子をクリ
ーニングローラ18によって記録紙S側に押えることが
できる。他方では、記録紙Sから剥離し易い余分な現像
液のみをクリーニングローラ18により吸収することが
できる。クリーニングローラ18により転写紙Sに押え
られた現像液中のトナー粒子は転写紙Sから剥離しにく
くなり、次段の転写位置で転写バイアスを与えられるの
でその位置での感光体2に逆転写されることはない。し
たがって、現像液の混色を確実に防止することができ
る。この場合、クリーニングローラ18は転写ベルト1
1の周速度と等速であってその転写ベルト11の移動方
向に等しい順方向に回転するので、記録紙S上の転写画
像が擦られることはない。
された画像を擦ることなく現像液中のトナー粒子をクリ
ーニングローラ18によって記録紙S側に押えることが
できる。他方では、記録紙Sから剥離し易い余分な現像
液のみをクリーニングローラ18により吸収することが
できる。クリーニングローラ18により転写紙Sに押え
られた現像液中のトナー粒子は転写紙Sから剥離しにく
くなり、次段の転写位置で転写バイアスを与えられるの
でその位置での感光体2に逆転写されることはない。し
たがって、現像液の混色を確実に防止することができ
る。この場合、クリーニングローラ18は転写ベルト1
1の周速度と等速であってその転写ベルト11の移動方
向に等しい順方向に回転するので、記録紙S上の転写画
像が擦られることはない。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、略垂直面内に配
列された転写ベルトに沿って複数の感光体を配列し、前
記転写ベルトにより記録紙を吸着状態で搬送する過程で
画像を形成する湿式画像形成装置において、前記感光体
のそれぞれの下方位置に、液体を吸収する材料により形
成されて前記転写ベルトに接離自在に支持されたクリー
ニングローラを配設したので、転写ベルトを流れ落ちる
現像液をクリーニングローラにより吸収することがで
き、また、転写ベルトにより下段の転写位置から上段の
転写位置に運ばれる現像液を、上段の感光体の下方に位
置するクリーニングローラにより吸収することができ
る。これにより、現像液の混色や周辺への現像液の流れ
落ちを防止することができる。
列された転写ベルトに沿って複数の感光体を配列し、前
記転写ベルトにより記録紙を吸着状態で搬送する過程で
画像を形成する湿式画像形成装置において、前記感光体
のそれぞれの下方位置に、液体を吸収する材料により形
成されて前記転写ベルトに接離自在に支持されたクリー
ニングローラを配設したので、転写ベルトを流れ落ちる
現像液をクリーニングローラにより吸収することがで
き、また、転写ベルトにより下段の転写位置から上段の
転写位置に運ばれる現像液を、上段の感光体の下方に位
置するクリーニングローラにより吸収することができ
る。これにより、現像液の混色や周辺への現像液の流れ
落ちを防止することができる。
【0039】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、クリーニングローラは、転写ベルトの移動
方向に沿って回転自在に支持されているとともに、回転
速度が変更可能な正逆自在の駆動部に連結されているの
で、クリーニングローラの回転方向と回転速度とを選択
することにより、最適なクリーニング条件を選択するこ
とができる。
明において、クリーニングローラは、転写ベルトの移動
方向に沿って回転自在に支持されているとともに、回転
速度が変更可能な正逆自在の駆動部に連結されているの
で、クリーニングローラの回転方向と回転速度とを選択
することにより、最適なクリーニング条件を選択するこ
とができる。
【0040】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、転写ベルトを感光体に接離させるベルト変
位駆動部をさらに具備し、このベルト変位駆動部により
転写ベルトを感光体から離反させたときにクリーニング
ローラを前記転写ベルトに接触させるようにしたので、
ジャム処理等に際して転写ベルトを感光体から離反した
ときに、それまで感光体と転写ベルトとのニップ部に溜
っていた現像液は表面張力を失い流れ落ちるが、その現
像液を速やかにクリーニングローラにより吸収すること
ができる。
明において、転写ベルトを感光体に接離させるベルト変
位駆動部をさらに具備し、このベルト変位駆動部により
転写ベルトを感光体から離反させたときにクリーニング
ローラを前記転写ベルトに接触させるようにしたので、
ジャム処理等に際して転写ベルトを感光体から離反した
ときに、それまで感光体と転写ベルトとのニップ部に溜
っていた現像液は表面張力を失い流れ落ちるが、その現
像液を速やかにクリーニングローラにより吸収すること
ができる。
【0041】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、クリーニングローラを絞る絞り機構をさら
に具備するので、クリーニングローラが吸収した現像液
を絞り機構により絞り出すことができる。これにより、
クリーニングローラの現像液回収性能を常に維持するこ
とができる。
明において、クリーニングローラを絞る絞り機構をさら
に具備するので、クリーニングローラが吸収した現像液
を絞り機構により絞り出すことができる。これにより、
クリーニングローラの現像液回収性能を常に維持するこ
とができる。
【0042】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、クリーニングローラにクリーニング液を供
給するクリーニング液供給部をさらに具備するので、転
写ベルトに固着したトナー等の汚物を、供給されたクリ
ーニング液により溶解しながらクリーニングローラによ
り効果的に払拭することができる。
明において、クリーニングローラにクリーニング液を供
給するクリーニング液供給部をさらに具備するので、転
写ベルトに固着したトナー等の汚物を、供給されたクリ
ーニング液により溶解しながらクリーニングローラによ
り効果的に払拭することができる。
【0043】請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何
れか一記載の発明において、画像形成時にはクリーニン
グローラを転写ベルトから離反させ、異常発生時に感光
体と前記転写ベルトとが緊急停止したときに前記転写ベ
ルトに前記クリーニングローラを接触させるようにした
ので、ジャム発生等により感光体と転写ベルトとを停止
させた場合には、感光体と転写ベルトとのニップに現像
液がメニスカス状に溜ったままになり、その部分に余分
の現像液が入り込むと、ニップ部の現像液は表面張力を
失い流れ落ちるが、この場合でも転写ベルトに接触する
クリーニングローラが流れ落ちる現像剤を速やかに払拭
することができる。
れか一記載の発明において、画像形成時にはクリーニン
グローラを転写ベルトから離反させ、異常発生時に感光
体と前記転写ベルトとが緊急停止したときに前記転写ベ
ルトに前記クリーニングローラを接触させるようにした
ので、ジャム発生等により感光体と転写ベルトとを停止
させた場合には、感光体と転写ベルトとのニップに現像
液がメニスカス状に溜ったままになり、その部分に余分
の現像液が入り込むと、ニップ部の現像液は表面張力を
失い流れ落ちるが、この場合でも転写ベルトに接触する
クリーニングローラが流れ落ちる現像剤を速やかに払拭
することができる。
【0044】請求項7記載の発明は、請求項1ないし5
記載の発明において、電源投入時又は緊急停止状態から
復帰したときにイニシャライズ動作としてクリーニング
ローラを転写ベルトに接触させるようにしたので、イニ
シャライズの度に転写ベルトをクリーニングローラによ
りクリーニングすることができ、これにより、印刷開始
に際し、常に転写ベルトの汚れに起因する記録紙の汚れ
を防止することができる。
記載の発明において、電源投入時又は緊急停止状態から
復帰したときにイニシャライズ動作としてクリーニング
ローラを転写ベルトに接触させるようにしたので、イニ
シャライズの度に転写ベルトをクリーニングローラによ
りクリーニングすることができ、これにより、印刷開始
に際し、常に転写ベルトの汚れに起因する記録紙の汚れ
を防止することができる。
【0045】請求項8記載の発明は、請求項4及び5記
載の発明において、クリーニングローラにクリーニング
液を供給するクリーニング液供給部と、クリーニングロ
ーラを絞る絞り機構とを併用するようにしたので、クリ
ーニングローラにクリーニング液を含ませた後にクリー
ニングローラを絞る使い方をすることができる。このよ
うにすることにより、クリーニングローラに付着するト
ナー等の異物を洗い流すことができ、したがって、クリ
ーニングローラのクリーニング性能を長期間に渡り良好
に維持することができる。
載の発明において、クリーニングローラにクリーニング
液を供給するクリーニング液供給部と、クリーニングロ
ーラを絞る絞り機構とを併用するようにしたので、クリ
ーニングローラにクリーニング液を含ませた後にクリー
ニングローラを絞る使い方をすることができる。このよ
うにすることにより、クリーニングローラに付着するト
ナー等の異物を洗い流すことができ、したがって、クリ
ーニングローラのクリーニング性能を長期間に渡り良好
に維持することができる。
【0046】請求項9記載の発明は、請求項1ないし5
の何れか一記載の発明において、画像形成中に、クリー
ニングローラを転写ベルトの周速度と等速であってその
転写ベルトの移動方向に等しい順方向に駆動するように
したので、記録紙に転写された画像を擦ることなく現像
液中のトナー粒子をクリーニングローラによって記録紙
側に押えて次段の転写位置での感光体への逆転写を防止
することができ、他方では、記録紙から剥離し易い余分
な現像液のみをクリーニングローラにより吸収すること
ができる。これにより、現像液の混色を効果的に防止す
ることができる。
の何れか一記載の発明において、画像形成中に、クリー
ニングローラを転写ベルトの周速度と等速であってその
転写ベルトの移動方向に等しい順方向に駆動するように
したので、記録紙に転写された画像を擦ることなく現像
液中のトナー粒子をクリーニングローラによって記録紙
側に押えて次段の転写位置での感光体への逆転写を防止
することができ、他方では、記録紙から剥離し易い余分
な現像液のみをクリーニングローラにより吸収すること
ができる。これにより、現像液の混色を効果的に防止す
ることができる。
【図1】本発明の実施の第一の形態を示す縦断正面図で
ある。
ある。
【図2】画像形成ユニットの縦断正面図である。
【図3】本発明の実施の第二の形態を示す画像形成ユニ
ットの縦断正面図である。
ットの縦断正面図である。
【図4】本発明の実施の第三の形態を示す絞り機構の縦
断正面図である。
断正面図である。
【図5】本発明の実施の第四の形態を示すクリーニング
液供給部の斜視図である。
液供給部の斜視図である。
2 感光体 11 転写ベルト 18 クリーニングローラ 21 絞り機構 27 クリーニング液供給部 S 記録紙
Claims (9)
- 【請求項1】 略垂直面内に配列された転写ベルトに沿
って複数の感光体を配列し、前記転写ベルトにより記録
紙を吸着状態で搬送する過程で画像を形成する湿式画像
形成装置において、前記感光体のそれぞれの下方位置
に、液体を吸収する材料により形成されて前記転写ベル
トに接離自在に支持されたクリーニングローラを配設し
たことを特徴とする湿式画像形成装置の転写ベルトクリ
ーニング装置。 - 【請求項2】 クリーニングローラは、転写ベルトの移
動方向に沿って回転自在に支持されているとともに、回
転速度が変更可能な正逆自在の駆動部に連結されている
ことを特徴とする請求項1記載の湿式画像形成装置の転
写ベルトクリーニング装置。 - 【請求項3】 転写ベルトを感光体に接離させるベルト
変位駆動部をさらに具備し、このベルト変位駆動部によ
り転写ベルトを感光体から離反させたときにクリーニン
グローラを前記転写ベルトに接触させるようにしたこと
を特徴とする請求項1記載の湿式画像形成装置の転写ベ
ルトクリーニング装置。 - 【請求項4】 クリーニングローラを絞る絞り機構をさ
らに具備することを特徴とする請求項1記載の湿式画像
形成装置の転写ベルトクリーニング装置。 - 【請求項5】 クリーニングローラにクリーニング液を
供給するクリーニング液供給部をさらに具備することを
特徴とする請求項1記載の湿式画像形成装置の転写ベル
トクリーニング装置。 - 【請求項6】 画像形成時にはクリーニングローラを転
写ベルトから離反させ、異常発生時に感光体と前記転写
ベルトとが緊急停止したときに前記転写ベルトに前記ク
リーニングローラを接触させるようにしたことを特徴と
する請求項1ないし5の何れか一記載の湿式画像形成装
置の転写ベルトクリーニング装置。 - 【請求項7】 電源投入時又は緊急停止状態から復帰し
たときにイニシャライズ動作としてクリーニングローラ
を転写ベルトに接触させるようにしたことを特徴とする
請求項1ないし5の何れか一記載の湿式画像形成装置の
転写ベルトクリーニング装置。 - 【請求項8】 クリーニングローラにクリーニング液を
供給するクリーニング液供給部と、クリーニングローラ
を絞る絞り機構とを併用するようにしたことを特徴とす
る請求項4及び5記載の湿式画像形成装置の転写ベルト
クリーニング装置。 - 【請求項9】 画像形成中に、クリーニングローラを転
写ベルトの周速度と等速であってその転写ベルトの移動
方向に等しい順方向に駆動するようにしたことを特徴と
する請求項1ないし5の何れか一記載の湿式画像形成装
置の転写ベルトクリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8255703A JPH10104957A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 湿式画像形成装置の転写ベルトクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8255703A JPH10104957A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 湿式画像形成装置の転写ベルトクリーニング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10104957A true JPH10104957A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17282467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8255703A Pending JPH10104957A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 湿式画像形成装置の転写ベルトクリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10104957A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100381577B1 (ko) * | 1999-06-16 | 2003-04-26 | 삼성전자주식회사 | 습식 전자사진방식 인쇄기의 감광벨트 클리닝장치 및 이 클리닝장치를 가지는 인쇄기 |
US7904014B2 (en) | 2007-07-13 | 2011-03-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Waste toner collecting device and image forming apparatus provided with the same |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP8255703A patent/JPH10104957A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100381577B1 (ko) * | 1999-06-16 | 2003-04-26 | 삼성전자주식회사 | 습식 전자사진방식 인쇄기의 감광벨트 클리닝장치 및 이 클리닝장치를 가지는 인쇄기 |
US7904014B2 (en) | 2007-07-13 | 2011-03-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Waste toner collecting device and image forming apparatus provided with the same |
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